スタッフレビュー一覧
店頭スタッフが様々な商品をご紹介
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
FIIO
M15s 【FIO-M15S-B】
¥164351 税込
ポータブルと据え置きの「二刀流」
・音の表現やジャンルに苦手を感じないサウンド ・静寂の表現力と高い解像度 ・迫力と繊細さの共存 上記の中に気になるものがあった方にオススメのDAP、それが「M15s」です! 外観は前モデル「M15」と同じように、上部のボリュームノブが特徴的なデザインです。背面のカッティングのような模様がより高級感を演出し、洗練された印象を受けます。手に取ると若干重みを感じますが、所有欲が満たされる良い具合の重厚感だと思います。 サイズはやや大きめですが、サイドの丸みで手にフィットしやすく、タイトなズボンや小さなポケットでなければ充分持ち運び可能なサイズだと思います。 特徴的なボリュームノブは、滑らかで緩すぎない回し心地で、カバンやポケットに入れている際にも勝手にボリュームが変わってしまうこともなさそうな印象です。また、ディスプレイは綺麗で、操作性はスムーズかつレスポンスが速く、ストレスを感じる要素が見当たりませんでした。 音質に関しては、まさに圧巻。重心が低く迫力のあるサウンドでありながら、丁寧かつ繊細に1つひとつの音を描き出しているため、迫力と情報量の両面から聴きごたえを感じられました。 パワフルでどっしりとした低音に過度な音圧はなく、特にベースやキックのアタック感が心地良く感じました。長時間のリスニングや激しい曲調の楽曲でも聴き疲れはしにくい印象です。 高域は芯のあるブレないサウンドで、曲の盛り上がりや女性ボーカルの高いキーが刺さらずに気持ち良く出ています。また、ボーカルは輪郭がハッキリしており解像度が高く、男性女性ともに声が聞きとりやすいと思いました。 豊富な機能と出力端子に加え、この音の表現力は据え置き機と比較しても遜色のないレベルだと思います。どの音楽も器用に表現する、高いポテンシャルを有したポータブル・据え置きの「二刀流DAP」。ぜひ一度お試しください! 【試聴楽曲】 HYDE / HONEY Nirvana / Smells Like Teen Spirit 結束バンド / あのバンド [Alexandros] / 閃光
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KJ
@e☆イヤホン
audio-technica
ATH-SQ1TW2
ジェットブラック
¥9001 税込
多機能でカラバリ豊富な可愛らしい完全ワイヤレスイヤホンのご紹介
丸みを帯びた四角い形のケースで、サイズは非常にコンパクト! 表面はスリップレス塗装で落としにくい安心質感。そしてフタを開けると、こちらも小さいイヤホン本体が斜めに配置されていてオシャレです☆ 機能面での注目ポイントは、2種類の「ながら聴き」です。「散歩・スポーツ・家事・テレワーク」など、周りの音を気にしながら安全に音楽を楽しみたいときに便利な「ヒアスルー機能」と、駅やコンビニなど、急な会話が必要な時にイヤホンを外さずともノンストレスでお話ができる「トークスルー機能」で、どこへ行くにも心強く快適に使用できます。多くのシチュエーションで大活躍です! 音に関して印象的だったのは、繊細な低音とクリアでキレのある楽器の響き。低音に関しては、ただやみくもに押し出すのではなく、上品で優しい鳴り方をしている印象。物足りなさを感じることもなく、不思議な感覚でした。 また、どのジャンルで聴いていても楽器の音がすばらしく、鮮明で心地よくリアルを感じることができるサウンドでした。 機能、音質ともに高クオリティで、価格もお求めやすい完全ワイヤレスイヤホン! 可愛らしいデザインかつカラバリが豊富なので男性女性どちらでも使える、頼れる相棒です‼
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マヨ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
iBasso Audio
DC04PRO
グレー
¥15840 税込
上質な無音が描き出す「そこにある音」
「DC04PRO」は数多くのスティック型DACを生み出してきたiBassoAudioの経験値が凝縮されたUSB-DAC/AMPです。高いデザイン性とビルドクオリティ、そしてこの価格帯でデュアルDAC/デュアルアンプのフルバランス回路構成という贅沢仕様に所有欲を掻き立てられます。 3.5mmと4.4mmバランスジャックの両方を搭載している機種のなかでは平均的な本体サイズで、角が面取りされている上にサラッときめの細かい表面仕上げも伴ってとても手になじみます。本体側面に搭載されたハードウェアボリュームコントロールキーの押し心地もよく、音楽を聴いていない時もずっと触れていたくなります。 音質はほんの少しウォームで余韻はスッキリと歯切れ良く、味付けは少なめ。同じDACチップを採用している同社「DC03PRO」は低域に少し厚みを持たせたチューニングに感じましたが、こちらは比較的フラットな印象。ノイズフロアの低さとデュアルアンプの制動力のおかげか、全体域にわたって輪郭がさらに明確になり、左右に加えて上下方向の定位感が増しているように感じました。この感覚は4.4mmバランス接続時の方が顕著で、同一線上だと他の音に紛れてしまいそうな遠くの小さな音にも僅かな高低差がつくことにより、ディテールの損失が抑えられています。 「うちゅうひこうしのうた / 坂本真綾」では縦横の安定した定位感により、宇宙船内という小さくパーソナルな空間と船外の広大な空間を見事に表現してくれました。また、バックグラウンドノイズをほぼ感じない静寂性により、真っ暗な宇宙空間と星々の輝きのコントラストをより印象深くイメージできました。 シンプルな曲調の楽曲で一音一音をじっくり楽しむもよし、音数の多いハイスピードな楽曲を一音漏らさず存分に味わうもよし。iBassoAudio「DC04PRO」をぜひ一度お試しください。 試聴環境 イヤホン:TANGZU(T Force Audio) ZeTian Wu 試聴楽曲:うちゅうひこうしのうた / 坂本真綾(Apple Music ロスレス) TK from 凛として時雨 / first death(Apple Music ロスレス)
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
SONY
MDR-MV1
¥49728 税込
空間表現の巧さに脱帽!
新境地のクリエイター向け背面開放型ヘッドホン、SONY(ソニー)「MDR-MV1」を詳しく紹介します。 最初に感じたのは、その「軽さ」。スペック表には約223gと書かれていますが、着け心地の良さも相まって、数値以上に軽く感じました。 オーバーイヤーですっぽり収まるのでホールド感も良く、締め付けも強くないので、着けていて疲れにくく、長時間の使用にもしっかり応えてくれそうです。 そして何より、その音の良さに心底驚きました。360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)の恩恵か、上下左右斜め、どこからでも音が聴こえてくる……これは初体験、驚愕のひと言に尽きます。 この音はこの位置で、この音はこれくらいのサイズで、などの立体的な空間表現が絶妙に巧い。一つひとつの音をパーツで点で聴くのではなく、全体の音をセクションごとに適切に棲み分けて鳴らしてくれています。 あくまで主観ですが、例えるならばオーケストラの演奏で一つひとつの楽器にマイクを立てて、それらをサテライトスピーカーで鳴らしているかのような、そんな立体的かつ臨場感たっぷりの音の世界に浸らせてくれます。 全ての音の情報を適切に鳴らしてくれるおかげで音同士の喧嘩がないので、通常の半分くらいの音量でもしっかり音が出ている感じを味わえました。 音表現の巧さからジャンルに縛られることない製品だと感じましたが、中でもライブ音源や生音の表現には目(耳?)を見張るものがあります。また、開放型なのに遮音性が良く、音を流し始めるとスッと外音を遮断できるので、集中したい時にもおすすめです。 ソニーが自信をもって世に送り出す本製品、是非店頭でご試聴ください。
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
SONY
MDR-MV1
¥49728 税込
新次元の表現力を誇るモニターヘッドホン
・音の位置や距離がハッキリと分かる表現力 ・広い音場と高い解像度 ・驚くほど軽く疲れにくい装着感 上記の中に気になるものがあった方にオススメの製品、それが「MDR-MV1」です! 本体はソニーのモニターヘッドホンらしい洗練された外観です。手に取ると思わず「軽い……」と声に出してしまうほど重さがなく、長時間の使用でも負担がかかりにくいのはもちろんのこと、持ち運びにも最適だと思いました。 音質に関しては、音の表現力の高さに感動を覚えました。それぞれの楽器の位置やボーカルの強弱、声の細かい震えなど、細かい部分の表現が丁寧でつい聞き入ってしまいました。超低域や低域の力強さはありつつも全体で見ると、どの帯域もバランスの良いフラットなサウンドだという印象です。 情報量の多い楽曲でも音がケンカしたり混ざることはなく、それぞれが独立した粒立ちの良い音で鳴っており、ひとつの音に集中できるうえに、全体の流れや音の表情が読み取りやすいと感じました。 7、80年代の楽曲を試聴すると、背景にある昔の曲特有のノイズの表現がその曲の一音と化しており、バックグラウンドは静寂で、そこで流れている楽曲の一音に“ノイズ”という表現があるような、新しい感覚を味わいました。 また、ライブ音源は特に圧巻で、観客のざわつきやイントロが流れ出すまでの緊張感がリアルに感じられました。音の緩急や力加減が本当に絶妙な故の、この表現力や完成度なのではないかと思います。 作曲や楽器をやる方にはもちろんのこと、楽曲を選ばずリスニング用として「音楽そのもの」を楽しめる、まさに新次元の、新定番になり得るモニターヘッドホンです。 いまヘッドホンをお探しの方、いい音で音楽を聴きたいと思った方はぜひ一度お試しください! 【試聴楽曲】 HYDE / EVERGREEN<DIST.> LINKIN PARK / One More Light Live「Talking to Myself」 milet / Wake Me Up エルヴィス・プレスリー / ハウンド・ドッグ
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かっしー
@e☆イヤホン 秋葉原店
Astell&Kern
A&ultima SP3000 Copper 【IRV-AK-SP3000-COP】
¥575980 税込
音楽鑑賞の楽しさを再発見できるDAP
A&ultima SP3000 CopperはハウジングにHV96Cu+Agという銅素材が採用されたモデルです。 Astell&KernのフラグシップDAPといえばハウジング素材にステンレススチールを採用したモデルと銅を採用したモデルが同時に発表されるのが通例でした。 既出のSP3000はステンレススチールが採用されているので、SP3000 Copperの登場でようやく2種類のフラグシップモデルがそろいました。 ハウジングに使用する素材によって音が変わるのはオーディオの世界ではよく知られており、銅は音の余韻を表現することに長けていると言われます。 SP3000 Copperも例に漏れず銅特有の音の余韻を抜群に感じることができます。音に包まれるような空気感、表現の巧さはステンレススチールモデルでも十分に体感できますが、SP3000 Copperではより磨きがかかった印象です。 音の余韻、表現力を重視したカッパーモデルか、音の立ち上がり、描写力を重視したステンレススチールモデルか、どちらがいいかではなく、どちらもいいので、両方のモデルを試聴してお選びいただくことを強くおすすめします。 機能面に目を向けてみます。個人的にはデジタルオーディオリマスター(DAR)機能が特に面白いと思いました。いわゆるアップサンプリング機能ですが、PCMかDSDどちらかに変換可能です。 PCMモードでは音像がはっきりとし、一つ一つの音がより細かく聞こえ、DSDモードでは音像が丸みを帯び、音のカドがとれてより滑らかになる印象でした。この機能は純正外の再生アプリ、例えばSpotifyやAppleMusicなどでも有効にできる点がポイント高いです。 DAPは音楽を再生するための役割を持っていますが、ことSP3000に関しては音楽を聴くことの楽しさを改めて教えてくれる役割を持っているかのようです。音楽を聴くという体験を突き詰めた先にSP3000があります。ぜひお試しください。
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KJ
@e☆イヤホン
TO2 AUDIO
Bolt
¥16920 税込
美しいデザインと確かなサウンドが一つに
川の流れのような美しいビジュアルが目を引く「Bolt」。フェイスプレートのデザインは手描きとのことで、こだわりを感じさせてくれるデザイン。配色も含めて個人的に最高に好みです!(涙) 長年の経験を持った設計チームの手によって生み出されたシェルは、人間工学に基づいて設計されており、非常に自然で快適な装着感。圧迫感がなく、耳にピタっと優しくハマってくれる印象です。 そしてなんとこの「Bolt」はスイッチを切り替えることで4種類のサウンドを楽しめる、非常に贅沢なイヤホンなのです! 「ノーマル」「低音」「ボーカル」「ポップ」から選べるサウンドは、オールジャンルで楽しみたい方にもってこい! これ一本で様々なジャンルをハイクオリティで楽しめます。 その曲に合ったサウンドを探すのも楽しみ方の一つですし、同じ曲でも4つの楽しみ方ができるとも言えますね☆ ベースの音質は非常にクリアで、細かな音をしっかりと拾ってくれる印象。爽やかさの中に温かみも感じる心地よいサウンドだと感じました。 この価格でこれだけのクオリティはすごくありがたいです! 見た目も中身もハイレベルな「Bolt」で、最高の音楽ライフをあなたに‼
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チバ
@e☆イヤホン 名古屋大須店
Fender Audio
TOUR
BLACK
¥21890 税込
様々なミュージシャンが愛したサウンドを手軽な存在に
「Fender」といえば名前を知らなくとも、一度は見たことがある特徴的なフォルムのエレクトリック・ギターやエレクトリック・ベース等を製造している、歴史ある楽器メーカーです。そんな多くのミュージシャンが愛したサウンドを手軽に楽しめるようになりました! 【音の第一印象】 「とにかくロックに合う!」それに尽きます。 低域は締まりがあるタイトな音で、特にスネアの音は聴いていて気持ちが良いです。そのうえ音はタイトながら、迫力があります。ボーカルよりも、楽器メーカーらしく楽器の音をしっかりと聴かせてくれる印象でした。 特にエレクトリック・ギターのサウンドは非常に丁寧に聴かせてくれます。Fenderのエレクトリック・ギターらしいドライなサウンドや、艶っぽいサウンドによるギターリフやギターソロを、まるで自分がそのフレーズをライブ会場で奏でているかのような気持ちにさせてくれます。 また、ハイハットやシンバルなどの高音も埋もれることなく、粒立ち良く鳴っていました。 【外観】 Fenderの楽器用ハードケースをモデルとした、シックでオシャレな充電ケースに目を引かれます。蓋を開けると、ラメの入ったキラキラとした筐体が出迎えてくれます。筐体自体は1000人以上の耳型データを基に、3Dプリンターによって筐体を形成しています。また、ステム(※)が長めで装着感がとても良いです。少々激しく頭を振っても落ちにくそうだと思いました。 ※カナル型イヤホンのイヤーピースを装着する小さい円柱部分 【総評】 個人的な話になりますが、僕自身Fenderのエレクトリック・ギターを愛用しているため、Fenderのギターサウンドとの相性に本当にびっくりしました。試聴音源も主にFenderのエレクトリック・ギターが使われている曲をチョイスしましたが、聴いていて非常に楽しかったです。 ステムが完全ワイヤレスイヤホンにしては少し長いことや、音に少々癖があるため、人によっては装着感や音に対して合わないと感じる方もいるかもしれません。ですがFenderのサウンドが好きな方や、ロックが好きな方にはぜひ一度聴いてほしい、おすすめのイヤホンです。 【使用環境】 ・Google Pixel 7 pro 【試聴音源】 ・Cocaine / Eric Clapton ・Little Wing / Jimi Hendrix ・Just / Radiohead ・Rape Me / Nirvana
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わか
@e☆イヤホン
SONY
WF-C700N
ラベンダー
¥16500 税込
くすみカラーがかわちい。
SONY「WF-C700N」はコンパクトなボディに上位機種譲りの機能が詰め込まれた、使いやすさ抜群の完全ワイヤレスイヤホンです! 【オススメポイント】 ・軽量小型で、耳におさまりの良い本体 ・音楽も動画もいい音で楽しめるソニー独自技術「DSEE」搭載 ・低音域から高音域まで音の調和を楽しめるイヤホン まずは見た目から。発売時点で4色のカラーバリエーションがあります。「ラベンダー」や「セージグリーン」はくすみカラーを採用しており、ケース、イヤホン本体ともに丸みを帯びた形状で、全体的にかわいらしさを感じます。一方で「ブラック」や「ホワイト」は丸みがありつつも引き締まった印象で、かわいらしさが苦手な方も手に取りやすいと思います。 装着感も良好で、耳からイヤホンが飛び出して見えず、スマートな印象です。「WF-C700N」には物理ボタンが採用されており、小型なイヤホンでありがちな「耳への装着中にタッチしてしまって誤作動を起こす」ということもありません。硬さやクリック感もちょうど良く、ストレスフリーで操作を行えました。 肝心の音に関しては、クセの少ないバランス型な印象です。若干中低音域寄りに感じますが、音場が広めで透明感もしっかりと感じられました。 低音域に関しては芯があり、弾むような音を楽しめます。タイトというよりは余韻が長めに残る印象で、コンパクトなイヤホン本体とは思えないしっかりとした低音を楽しめます。また、ボーカルは、やや近めな印象です。トゲがなくスッと耳に入ってくるような自然さを感じました。 中低音域寄りと表現しましたが、決して高音域が出ていないというわけではありません。ボーカル同様トゲトゲしさを感じさせず、抜けの良さも好印象でした。 全体を通して、音の繋がりの良さを感じました。迫力や解像度はありつつもパキパキしすぎずに音の調和を楽しめるイヤホンです。 また、ノイズキャンセリング性能に関しては、特定の帯域特化というよりも、全体的に1段階静かにすることを得意としている印象です。エアコンの音、まわりで作業している音どちらもスッと軽減してくれました。 A10000で完全ワイヤレスイヤホンを探している方はもちろんのこと、プレゼントとして渡したら喜ばれること間違いなしなイヤホンです! 試聴環境 iPhone 14 Pro→SONY WF-C700N 試聴楽曲 吉田凜音 - ASH NewJeans - Zero
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ナキ
@e☆イヤホン 名古屋大須店
Whizzer
Kylin HE10
¥26500 税込
濃い味ではないが、大人しさにも留まらない
Whizzer 創立6周年記念モデルということで、過去のKylinシリーズを踏襲しつつ高級感のあるデザイン。筐体は非常に軽く、しっくりくる角度に調整すると抜群の着け心地で長時間のリスニングが苦になりません。 この筐体から繰り出される、底から湧いてくるような、しんとした低音には驚きです。明瞭な左右の分離といやらしくない奥行きの描写が相まって、あぐねるような濃い味ではありませんが、飽くほどの大人しさにも留まりません。七味マヨネーズでいただくスルメのような個性を持ち合わせ、純粋に価格を疑うクオリティです。 また、個人的に印象的だったのは低めの中音の存在感です。この帯域の存在をしっかりと感じられることで、「音楽」の厚みや迫力の演出に一役買っており、どうしても削られがち、引っ込みがちな男性ボーカルなどが半歩前に出てくる新鮮さによって、楽しく聴けました。
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Hulk
@e☆イヤホン 名古屋大須店
水月雨 (MOONDROP)
蘭-LAN
¥6750 税込
新解釈カマボコイヤホン
水月雨(MOONDORP)のエントリー有線イヤホン「蘭-LAN」が登場しました! パッケージは、MOONDORP製品にしてはおとなしめでお淑やかな印象です。 ドライバー構成は1DDで10mm ベリリウムメッキドーム型複合振動板を使用しているとのこと。名称だけだと分かりづらいですが、簡単に言い換えると「SSR/SSP」に使用されたドライバーを「Ariaシリーズ」と同サイズにボアアップしたハイパワーモデル、といった感じです。 ノズル部分に関しては、前述の2機種とは異なる凹凸のある形状になりました。イヤーピースが外れにくくなったのは地味ながらもとても嬉しいポイントです。 音はドライバーの大型化に伴って若干音量が必要になりましたが、スマホ直挿しでも十分鳴らせる範疇ではあります。スマホでも細かいボリューム調整ができると考えれば使いやすいモデルですね。 音質はさっぱりとしたカマボコ系。SSRよりも中低音はふくよかで、Ariaよりも輪郭のハッキリとしたサウンドです。 音は自然体でデザインもシンプルでおしゃれ。ブランドらしさはちゃんと残したボーカル特化イヤホンなので、カマボコ系イヤホンの入門機や、複数ドライバーを搭載したイヤホンのサブ機にもってこいではないでしょうか。 是非一度ご自身の耳でお確かめください! 試聴音源 ・モンダイナイトリッパー! / 名取さな ・レゾンデートル、前線より / 中島由貴
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やまぐ
@e☆イヤホン 秋葉原店
intime
雅 MarkⅡ
Pentaconn Ear
¥27500 税込
全ての音に味がある万能機
前作「雅」の広い音場はそのままに、聴きやすくなった低域や繊細で爽やかな高域を高い技術でまとめ上げ、扱いやすい万能機になったと思います。 シンプルな形状の筐体にはチタン合金の陽極酸化技術が採用されており、それによりチタン本来の耐久性を損なわず色の剥がれや脱落を防ぎます。 音の傾向としては様々な楽曲に合うナチュラルなサウンドですが、全ての帯域でキャラクターが現れており、聴き込む程その存在に気付かせてくれる印象です。 低域ははっきりと主張していますがボヤつかず、他の帯域の縁の下の力持ちとなってくれています。前作より聴き取りやすくなっているため、グルーヴ感が強化されていると感じました。 中域ではナチュラルなサウンドはそのままに解像度が上がり、ボーカルの声や楽器の音がダイレクトに聴こえます。 一番進化したと思われる高域では、繊細かつ丸みのある爽やかなサウンドが楽曲全体を盛り上げてくれています。特に弦楽器の音の揺れ方が心地良く、実際に演奏を聴いているかのような臨場感がありました。 これらの音を広い音場でまとめ上げており、楽器の良いところを最大限活かせる万能機だと感じました。 様々なジャンルの楽曲を気持ち良く聴きたいと思う方におすすめです。
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Hulk
@e☆イヤホン 名古屋大須店
Astell&Kern
AK PA10 【IRV-AK-PA10】
¥80980 税込
古き良きポタアン、最大の武器はその不便さ!?
オーディオ機器の専門特化性が極まる昨今、「DAP」プレイヤーは大型化・高価格化が進む一方で、「DAC」ポタアンはスマホに直挿しできるような小型・低価格の製品が多くなりつつあります。 一昔前に流行ったプレイヤー+ポタアン、例えばAK70にmojoを繋ぐといった使い方をする製品はもはや絶滅危惧種、UMAのような存在となってしまいました。プレイヤー自体の性能が大幅に上がっているのと、アンプを繋ぐこと自体ただでさえ大型で重量級なプレイヤーをさらに大きく、重たくしてしまうだけだからです。 そんな現代のオーディオ市場に、唯一無二のシーラカンスが登場しました。それが「AK PA10」です。 ・A級動作アナログアンプ搭載。 ・接続方法は4.4mm5極バランスこそあれどライン入力のみ。 時代を逆行したかのような超弩級のポータブルアンプですが、この製品を繋ぐ恩恵は多少大きくなっても、重たくなっても繋いだ状態で常用したいと思わせるほどです。 解像度や分離感が上がるといった印象はありませんが、その分厚みの増した濃厚で芳醇な音を楽しめます。 また、ジャンルは選びません。パワフルなので再生するイヤホンやヘッドホンも選ばないことを考えると、一家に一台置いておいてもいい製品なのではないでしょうか! 大きくて重たいことに所有欲を満たされる珠玉の逸品です。ぜひ一度お試しください。 接続機器 AK70MKII→Jet Short Cable→AK PA10→Fender TEN 2 試聴音源 Bad Company / Bad Company かわ世 / 百鬼あやめ
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KJ
@e☆イヤホン
SUPERTFZ
MY LOVE 2022
ブラック
¥6400 税込
カラバリ豊富で素敵な「MY LOVE」
まず、デザイン性の高さとお求めやすい価格のギャップに驚かされましたね。シンプルな筐体デザインに、SUPERTFZお馴染みのロゴがインパクト大! カラバリが豊富で男女問わず使いやすい色合いです! 個人的には安定のブラックが好みです♡ 着け心地に関しては耳の収まりが良く、しっかりフィットして耳も痛くなりにくいです。また、耳掛けタイプのケーブルは柔らかく、取り回しが良好でした! 気になる音質については低音が特にしっかりと出ている印象。ただ雑に出しているわけではなく、キレの良い爽やかな低音がボーカルの存在を引き立ててくれます! 軽やかで迫力のあるサウンドが、男性・女性ボーカルともに器用に鳴らしてくれると感じました。ロック調の楽曲と非常に相性が良いのではないでしょうか! この価格帯でこの完成度は正直驚きです! サブ機を探している方にも非常にオススメなイヤホンです‼
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なおティー
@e☆イヤホン
日本ディックス
COREIR -コレイル- BRASS
M 2ペア Yellow
¥3850 税込
金属コアを内蔵している度肝を抜いたイヤーピース
「COREIR -コレイル- BRASS」は、お使いのイヤホンのサウンド質感が、イヤーピースを付け替えただけとは思えないほど大胆に変化する魔法のようなイヤーピースです。重低音には地響きのような迫力が増し、ボーカル・ギターなどの中高音は輪郭がクッキリします。 感触はシリコン製特有の弾力性と柔らかさがあります。ただし、金属コア周辺に関しては押したり曲げたりは出来ず、少し硬めの印象です。 着け心地に関してはしっかりと奥まで入れやすく、硬さを感じることのない自然な着け心地でした。ただし、自分の耳のサイズと少しでも違うサイズを使用すると、違和感を強く感じるので、サイズ選びはよく吟味した方がよさそうです。 音質については、迫力と明瞭感が大幅に増した印象です。ソニーの「WF-1000XM4」に付けて試聴してみると、ナチュラルでマイルドだったサウンドが、パッキパキの迫力満点のサウンドに様変わりしました。重低音は、実際に耳の中が振動していると思う位には迫力が増した印象です。ボーカルやドラムの音は輪郭がクッキリしてクリアな音に変わり、全体的にメリハリのあるカッコいいサウンドに変化していると感じました。 EDM・ロックなどの激しいサウンドを聴いている方におすすめします。また、着けた時のサウンドの変化が分かりやすい為、「本当にイヤーピースを変えただけで音って変わるの?」と疑問に感じている方への最初のお試しに持ってこいの商品です。
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あさやん
@e☆イヤホン 秋葉原店
beyerdynamic
DT 990 PRO (250 Ohm)
¥22880 税込
個性的な見た目、万能なサウンド。
レトロモダンなデザインが特徴的なモニターヘッドホンです。 250Ωに対して出力感度が96dBと少々駆動力を要求するため、音楽プレイヤーや据え置き機のアンプなどとの組み合わせでその真価を発揮してくれそうです。 サウンドとしては、ビシッと中央に定位するボーカル表現から、シンバルの消えゆく非常に細やかな表現まで微細に捉えてくれる印象です。破裂音などのエッジの効いたサウンドも、個人的には耳への刺さりを感じませんでした。 深く沈む低域と、クリアでグッと伸びる高域が心地よく感じられるのではないでしょうか。近くで響く音、遠くで響く音の描き分けが丁寧に為されているため、目的の音をモニターするのはもちろん、音場が広いため楽曲のすべての音を確かにリスニングしたい方や、ゲーム・映画鑑賞などマルチな用途におすすめできるヘッドホンだと思います。 ぜひ一度お試しください。 【試聴環境】 KANN ALPHA ADI-2/4 Pro SE FiiO K9 【試聴楽曲】 Getter 「Fricken Dope」 lapix & PSYQUI 「Title」 Yunomi 「恋のうた」 他
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かやちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
beyerdynamic
MMX 300 2nd Generation【期間限定セール開催中!】
¥34980 税込
beyerdynamicが誇るハイスペックヘッドセット
一瞬聴いただけでもわかる、さっぱりとしたクリーンで高品質な音。濁りのない音がゲーム体験をより良いものにしてくれます。 FPSでは一音一音が聴きやすく、音を聞き逃すことはなくなりそうです! 音質ももちろん魅力的ですが、定位感が抜群によく数あるヘッドセットの中でもトップクラスにいいと感じました。 音の斜め後ろや上下など、聴き分けが難しい音も簡単に把握できます。実際に「APEX」や「VALORANT」で試しましたが、いつも以上に解像度の高い細かい音と定位感で快適にプレイできました。 ベロア素材のイヤーパッドで肌ざわりがよく、装着していてとても気持ちが良いです。側圧は締め付けすぎず、緩すぎることもない絶妙なラインでまさしく「程良い」と感じました。 マイクの音質はコンデンサーマイクを採用していて、輪郭のくっきりとしたクリアな音でした。単体のマイクに匹敵する音だと思います。 音の良さ、装着感、マイク音質、全て高水準なモデルが欲しい! そんな欲張りゲーマーさんにとってもオススメです! 店頭で試聴できます。ぜひお越しくださいませ。
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KJ
@e☆イヤホン
TKZK(TinHiFi)
OURANOS
¥6990 税込
なんてイヤホンだっ!
まず見た目から! クリアブラックの筐体にフェイスプレートに施された金箔のような模様と、不規則に並んだ立体的な黒いラインが派手すぎず個性的な印象で、まさにかっこいいとしか言いようのないデザイン。高級機と見比べても遜色のないビジュアルです! ケーブルはタッチノイズを抑えた外皮で、筐体のイメージとマッチしたカラーリングもナイス! 実際に聴いてみたところ、際立つボーカルが印象的でした! 表現力が豊かで、鮮明に鳴らしてくれる気持ちの良い伸びやかなサウンド。低域は程よい響きでボーカルを意識したかのようなバランスでしたが、決して物足りなさは感じません。個人的にはアコースティックで聴くのがオススメです! 「この価格帯でもここまで表現できるのか!」と素直に感動できるイヤホンです!
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KJ
@e☆イヤホン
1MORE
EVO EH902
Black
¥19990 税込
高音質で多機能な完全ワイヤレスイヤホン
見た目からあふれ出すデキるやつ感! 程よい光沢のある筐体に、ブロンズのラインが高級感漂う大人なカッコよさで非常に魅力的なデザインです。 ケースも本体も非常にコンパクトで持ち運びにも最適な印象です。 シチュエーションに合わせて切り替えられるノイズキャンセリング機能や、外音取り込み機能、さらにはタッチ操作やマルチポイントなど機能が盛りだくさん! さらに防水性能や最大約28時間の再生時間も兼ね備えた、全く隙のない頼れる完全ワイヤレスイヤホンです。 気になる音質は驚きの一言! 繊細さと力強さをうまく両立させたバランスの良さ。滑らかに広がる低域は音に彩りを与え、盛り上げ上手な印象です。 オールジャンルで、かつハイクオリティで鳴らしてくれると思います! 特にボーカルの臨場感がすばらしく、ロックとの相性は抜群! 申し上げにくいのですが…… 家でも外でもこの1台で満足できるほどの完成度です(涙) 様々なジャンルの音楽を楽しむ方や、仕事や通話にゲームといった日常的に様々な用途で使いたいという方に、非常におすすめの完全ワイヤレスイヤホンです‼
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
beyerdynamic
Xelento 2nd generation
Remote
¥217800 税込
重厚感のある力強さと繊細さの共存
・パンチの効いた重心が低く聴きごたえ抜群のサウンド ・聴けば聴くほど音に惹き込まれる ・音の細かい描写まで丁寧に表現 上記の中に気になるものがあった方にオススメの製品、それがbeyerdynamic (ベイヤーダイナミック)「Xelento 2nd generation」です! 「Xelento 2nd generation」には、4.4mmバランスケーブルが付属する「Remote」と、リモートコントロール付Bluetoothレシーバー(左右一体型ワイヤレスイヤホンのように首にかけて使用)が付属する「Wireless」の2タイプがあります。 「有線でバランス接続も楽しみたい」という方は「Remote」、「有線でもワイヤレスでも楽しみたい」という方は「Wireless」といったように、お好みや使用環境に合わせてお選びいただけます。 イヤホン本体はかなり小さめで、スッポリと耳に収まります。女性や耳の小さな方でも快適にお使いいただける印象です。負担を感じる重さはなく、2〜3時間ほど着けていても疲れや痛みは出なかったので長時間の使用に適していると思います。 付属のイヤーピースのバリエーションが豊富な点もこのイヤホンの魅力です。私は普段シリコンタイプのSサイズを使用していますが、付属のイヤーピースの中ではMサイズのシリコンタイプが高い遮音性が得られ、低域の漏れもないベストなサイズでした。 シリコンタイプとフォームタイプだけでなく、様々なサイズのイヤーピースが付属しているので、どのタイプ・サイズがご自身に合うか一度お試しいただくことをおすすめします。 音質に関しては前述の通り、重心が低く聴きごたえ抜群のサウンドが印象的でした。低域の量感が強く、パンチの効いた音で迫力と臨場感があります。 低域の印象がかなり強く残りますが、決してパワフルなだけのサウンドではありません。細かいビブラートの表現や指を鳴らした際の響き、弦の震えなどの細かい表現も丁寧に表現されています。 聴きごたえのあるサウンドと表現力の高さも相まって、聴けば聴くほどハマっていく魅力的な音がこのイヤホンの真骨頂だと感じました。 以上のサウンド傾向からロックなどの激しい曲とも、アコースティックとも抜群に相性が良いと思います。ジャンル問わず音楽を聴くことが好きな方、迫力のあるサウンドがお好みの方、いつまでも聴いていたくなるサウンドを味わいたい方はぜひ一度お試しください! 【試聴楽曲】 HYDE / DEFEAT L'Arc〜en〜Ciel / ROUTE 666 MIYAVI / Bang! milet / inside you
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
beyerdynamic
Amiron Wireless
Copper
¥129580 税込
快適な装着感と明瞭なサウンド
ドイツの老舗音響機器メーカー、beyerdynamic(ベイヤーダイナミック)より、密閉型ワイヤレスヘッドホン「Amiron Wireless」を紹介します。 「ハイエンド・ヘッドホンなのにワイヤレス?」と思う方もいるかもしれませんが、この製品は、beyerdynamic社が誇る名機、「AMIRON HOME」をベースに開発したというだけあり、その音質は折り紙付き。聴いてもらえればその明瞭なサウンドの虜になるかと思います。 かく言う私もヘッドホンは有線派ですが、この製品には音質、装着感、機能ともに大満足。正直惚れてしまいました。 beyerdynamic独自のテスラテクノロジードライバーのおかげか、全体的に音の見晴らし、抜け、一つひとつの音の粒立ちが良いと感じました。縦横奥行き含め、どの音がどの辺りで鳴っているかなどの空間表現や、パン振り、エフェクトのかかり具合も明瞭で、ヴォーカルや楽器の演奏の再現力もさすがの一言。ギターの手グセやヴォーカルのブレスなども良い塩梅で正確に伝わってきます。 最初に何もセッティングをしないで聴いたときは若干高域が強いかな、と感じましたが、専用のアプリを使用することにより、年齢や聴力、耳の状態を加味して調整してくれるので、その後は驚くほどすっと耳に馴染んでくれました。 このアプリは、ビープ音などのテストをすることにより、どの音が聴こえていて、どの音が聴こえていないかなどを測定して、その人に合わせて音質をパーソナライズしてくれるという優れもの。もちろん簡単にオリジナルに戻すことも出来るので、好みに合わせて切り替えるのも良いですね。 タッチパッドも多機能で、再生停止はもちろん、音量の上げ下げ、早送り巻き戻し、曲のスキップ、戻るなどのオーディオ制御に加え、電話に出たり通話中の音量上げ下げもタッチひとつで簡単に出来ちゃいます。 イヤーパッドにマイクロベロアを、ヘッドバンドには高品質アルカンターラマイクロファイバーを使用しているので触れ心地も抜群なうえに、重量も約400g、装着時の締め付けも軽めなので、長時間のリスニングにも活躍してくれそうです。 密閉型のハイエンド・ワイヤレスヘッドホンでこだわりの製品をお探しの方は、是非一度店頭で試聴してみてください。
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ひろ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Cayin
N7【SPK-A003】
¥272220 税込
1-bit DSD DACなど高い技術レベルが、最高の音質を実現したサブフラッグシップモデル
音の存在感をとにかくクリーンにリラックスしながら楽しみたい方にオススメの逸品。実在感がハンパないです。やりすぎない演出力と、病みつきになる表現力のおかげで、楽曲ジャンルを問わない音質とデザインの両面から考えるとすれば、フラッグシップであるN8iiよりも上かもしれません。 本作のCayin N7はこれまでの芳醇で豊かな音楽を作り出してきた同社の音楽的センスと、技術的ノウハウがしっかりと詰め込まれている素晴らしい完成度の音楽プレイヤーだと思いました。注目を集める新DACはもちろん、その他回路構成や設計のひらめきは同社の製品カテゴリーを越えた集大成と言えるでしょう。 再生時間は約10時間、他サービスも利用できるように独自のカスタマイズを施されたAndroid12とSnapdragon 665に4GbのRAMでストレスフリーな操作性。大画面の液晶と大型の高精度ボリュームはだいぶ扱いやすく、丸みのあるフレームはしっかりと手に馴染みます。背面のポリゴンデザインはこれまでの同社製品には無かった洒落っ気を感じます。 本国では日本以上に「7」という数字を特別な時に使うそうなので、本作のN7は普段の製品とは一味違うのだという表れなのかもしれません。しばらく連続で音楽再生をしていましたが、発熱はほとんど感じられず、付属の専用ケースに入れても背面に廃熱用の隙間がある事からじんわりと熱を感じる程度でしたので、安心して使っていけそうです。 カタログスペックや製品詳細から、フルディスクリート設計でないと到達できないクオリティに技術者が悩み、手間暇をかけた余念のない製品である事が窺えます。 ALL to DSDとあったので最初は、音に丸みがあっていい意味でにじみのある柔らかなサウンドになるから楽曲の相性とかでそうだなと思いながら聴いたのですが、ところがどっこい、厚みと輪郭もしっかりとしたサウンドで余計なノイズ無くオールジャンル聴かせてくれて驚きました。 一聴目が宇多田ヒカルさんのFirst Loveだったのですが、重くしっとりとした空気感とそこに溶けるような宇多田ヒカルさんのボーカルが、高いコントラストで同居した表現に目を見張るならぬ耳を見張りました。思わず「ふふっ」とにやけてしまいます。どちらも際立つというのでしょうか。楽曲を構成しているどれもが際立つという印象。主張があるのに丁寧で優しく感じます。それがそこらじゃ体感できない生々しいサウンドへと昇華されているのです。 フラッグシップの特徴にもあった空間的な奥行きも当然ながらありました。低めのボリュームでも高めのボリュームでもしっかりと感じ取れるのでアンプ部やプレミアムセラミックコンデンサーなどの優秀さが本当に沁みいります。 試聴時に恩恵を特に感じたのは上原ひろみさんのムーヴでした。メンバーたちの演奏が細かいところまで描写されていて、微妙な音色の変化をスムーズに鳴らしてくれたので、新しい表現を発見することができ身震いしました。 手に取れるような近くで弾いてくれているかのようなはっきりとしたディティールがあるのに、演奏全体の熱量も脳裏にはっきりと浮かばせてくれる凄味は卓越した音階表現のおかげでしょうか。絶妙なチューニングだと思います。 複数の要素が絶妙に織り交ぜられた、心地よく音楽に没頭できるプレイヤーでありながらワイヤレス製品各種との接続や、Bluetooth DAC、USB DAC、プリアンプ機能と拡張性も高く、オーディオ製品を向上させると、どんな世界が広がるのかをじっくりと味わえる最高の製品だと思います。
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KJ
@e☆イヤホン
MUZEN
PETA スピーカー
オリーブグリーン
¥3960 税込
薄い! 薄すぎますよ「PETA」さん‼
レトロなデザインで可愛らしいスピーカー。冷蔵庫や電子レンジなど、磁器のあるものに張りつけて使える面白い仕様です。 かなり薄いのでスペースを取らず、そのデザインからどこに貼ってもおしゃれに見えちゃいます! あまりの薄さに心配になるパワーについては、しっかりと考えられております! アンプリファイヤ効果(増幅器)を活用し、金属製のものに張りつけて音楽をかけると、本体の質量を超えたパワーを発揮できます! 低域も増幅されるので、EDMやロックで聴いても楽しめます。本当に音の変化がすごいので試していただきたいです! 貼るのが楽しくなって、どこに貼るのか考えるところからワクワクします☆ もちろんそのコンパクトさから持ち運びにも最適! 広いところで使うときは、その場その場でスピーカーになるものを探すのがまたおつなんですよねぇ。いろんなものがスピーカーに見えてきます☆ コンパクトでレトロ好きにはたまらないシャレオツなワイヤレススピーカー! お求めやすい価格ですので、一人暮らしを始める学生さんや、お料理中に音楽を聴きたいという方にもおすすめです‼
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なおティー
@e☆イヤホン
Artio
CU2
¥48800 税込
重低音に打ちのめされた
Artio(アルティオ)「CU2」はイヤホンでありながらヘッドホンのような重低音を感じられる、低音好きの方におすすめの有線イヤホンです。 外観は、全体的に黒と白のモノクロで統一された上品で落ち着いたデザインです。本体はマットな黒色のアルミニウムでできており、全体的にシンプルなデザインでありながらも高級感があります。 ケーブルには独自開発のスパイラルケーブルを採用しており、独特なスベスベ感があります。試聴中もずっと無意識に触ってしまうほど中毒性のある触り心地でした。 音の傾向としては、以下の2点が特徴です。 ・後ろから押し寄せる分厚く迫力のある重低音 ・輪郭がはっきりとわかる中音域~高音域 重低音に関しては、強力な音圧で突き刺すような迫力というよりかは、圧倒的な音場の広さで覆いこむような迫力があります。例えるならば、後ろから強風が吹いている時に背中をぐっと押し出されるような感覚に似ています。 中音域・高音域は、強力な低域に埋もれずにしっかりと鳴っていました。音自体にクセがなく、距離感も程よい素直なサウンドであるため、幅広い音楽ジャンルに順応できると思います。 ヘッドホンのような迫力のある重低音が好きだけど、持ち運びの負担や装着時にヘアセットが崩れるのがイヤだなと思っている方。もしかすると「CU2」を使うという手もあるかもしれませんよ。
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オギー
@e☆イヤホン 秋葉原店
SHURE
SE846 (第2世代)【5/16まで!期間限定セール!】
クリア
¥99297 税込
初代からの正統進化
往年の名機である初代SE846の魅力といえば、迫力のある低域とリファレンスサウンドです。その第2世代にあたる本機も、しっかりとその特徴を踏襲しています。 音に関しては初代SE846と変わらず、原音に忠実かつ、高い解像度で楽曲を表現しています。 初代SE846から変わった点として、XSサイズのフォームイヤパッドの追加と、ユーザー好みのサウンドにカスタムできるノズルインサートに新しく「エクステンドノズル」が仲間入りしました。 私は初代でブライトノズルを愛用していましたが、楽曲によっては少しパンチが足りないと感じる事がありました。しかし、エクステンドノズルはまさにブライトとバランスの間です。中高域をしっかりとカバーしており、程よいアタック感と臨場感をプラスしてくれます。 総じて初代からの正統進化、痒い所に手が届くサウンドです。私自身、初代SE846をドラムを叩く際のモニターイヤホンとして使っていた事もあり、初代と同様にモニターイヤホンとして、さらに楽曲制作のリファレンスイヤホンとしてもオススメできる一台です。
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KJ
@e☆イヤホン
TANCHJIM
SPACE
¥13500 税込
個性際立つ、超コンパクトなポータブルDAC
近未来なデザインでつい手に取りたくなる素敵なポータブルDAC。シルバーベースな本体に、透明なスカイライトデザインで内部のチップが見える、男心をくすぐるデザインです! 軽量でコンパクトな為、まさに持ち運びに最適。ビジュアルも相まってどこにでも持っていきたくなる相棒です☆ 出力端子は3.5mmステレオと4.4mmバランス端子に対応。ハイゲインとローゲインの調整が可能で、パワーは申し分ないですね。 実際に聴いてみた感想ですが、見た目通りのクリアなサウンド! くっきりハッキリと、音を純粋なものに“ろ過”してくれます。雑味がないため、ボーカルや楽器の音がとにかく際立ちます。 一つ一つの音を丁寧に繊細に鳴らしてくれるので、普段聴こえていなかった音も聞こえてきました! 個人的にはアコースティックで聴くのがおすすめです。 クールなデザインにクリアな音色で、外でも手軽に最高の音楽体験を!
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つのっち
@e☆イヤホン仙台駅前店
SONY
WH-CH720N
BC ブラック
¥16910 税込
一聴して進化を感じられるサウンド
SONY 「WH-CH710N」の後継機「WH-CH720N」の登場です。デザイン、装着感、音質のすべてが洗練された正統進化という印象を受けました。もちろんフラッグシップモデルの「WH-1000XM5」と比べると価格相応の差を感じますが、お値段以上のサウンドを気兼ねなく外に持ち出して音楽を楽しめるという点では、ワイヤレスヘッドホンの購入を検討されている全ての方におすすめできる製品です。 実際に着けてみると、ソニー史上最軽量という謳い文句のとおりとにかく軽いです。首に掛けていても重さを感じないのは嬉しいですね。また、ノイズキャンセリングをONにしていても最長35時間というロングバッテリーとこの軽さが両立されていることにとても魅力を感じます。ノイズキャンセリングは自然な効き方でノイズキャンセリング特有の閉塞感が苦手という方には丁度いい強度だと思います。 音質の方は適度な空間の広さと包み込むような低域が心地良く感じました。全体的に癖の少ないサウンドですが、クリアなボーカルと後ろの方から楽曲全体を支えてくれるような低域が好印象でした。また、高域も刺さることなく表現できています。シンプルな構成の楽曲のほうがより魅力が分かりやすいと思いますが、アコースティックなサウンドからEDMまで幅広く楽しめます。 何といっても最軽量、気軽に外に持ち出して良い音で音楽を楽しみたい方にオススメできるワイヤレスヘッドホンです。初めてのワイヤレスヘッドホンにもピッタリだと思います。ぜひぜひお手に取ってみてください。 【試聴環境】 NW-A306 - WH-CH720N 【試聴楽曲】 ExWHYZ:Seacret Seacret 上原ひろみ、馬場智章&石若駿:N.E.W. チリヌルヲワカ:天邪鬼
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
iBasso Audio
AMP14
ブラック
¥39600 税込
立体的で厚みのある音に浸りたい方に。
より深い低域や生々しいボーカル表現を求める方、音楽により豊かな演出を求める方にオススメのモジュールです。 標準の「AMP11 MK2」に比べ、低域の立体感と響きが増しています。ボーカル表現は濃厚な低域の少し奥に定位しますが、より艶やかにしっとりとなる印象。中高域は輪郭のなめらかさはそこまで変わらず適度な粒立ちがあり、より耳当たりが優しくなっています。 標準の「AMP11 MK2s」では、厚みがありながら膨らみすぎない制動力のある低域にみずみずしいボーカル表現、なめらかな高域が印象的でした。それぞれが明瞭な音像感でバランス良く鳴る印象です。 「AMP14」では、より音の沈み込みが深くインパクトも十分に感じられます。耳を突くような荒々しい表現ではなく絶妙な丸みのある輪郭表現と深い余韻が、音楽をより心地良くドラマチックに演出します。 一聴した時点では低域の主張が強く感じられ、相対的に中〜高域は量感が少なく感じます。全体的に丸みのある柔らかい音ですが、細かな音を潰している感覚はあまり感じませんでした。ボーカルは声色の違いまで感じられる明瞭さがありますし、高域も曇らず清涼感が感じられます。 演出感が強いですが、くり返し聴くたびにスルメのように味が出る癖になる音作りです。オーディオってこういう表現もありだよなって思わせてくれるような楽しい音でした。 合わせる楽曲はどちらかと言うとしっとりと落ち着いた曲や、Madonna「Material Girl」などのちょっと古い曲も良かったです。あとはnano.RIPE「ハナノイロ」などノスタルジーな曲と相性抜群でした。ぜひ一度お試しください 【使用機器】 イヤホン:64audio N8 ケーブル:<楽-Raku 2pin→4.4φ-5極 For IEM> 【楽曲】 Madonna「Material Girl」 nano.RIPE「ハナノイロ」 etc...
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すずき
@e☆イヤホン
EFFECT AUDIO
Code 23 (ConX Basic to TermX Basic)
¥72600 税込
エネルギー満ち溢れる、極太・高解像度サウンド
「Codeシリーズ」に“EFFECT初の単線モデル”が登場し、それが「フラッグシップレベルの銅ケーブル」という、EFFECT AUDIOを知る人にとっては、情報量の多いケーブルかもしれません。 まずお伝えしたいのは、やはり単線ゆえに相応に硬いイヤホンケーブルであることです。EFFECTケーブルの中でもトップクラスの硬さだと思います。ただ、ケーブルの取り回しは素直であり、実際に通勤で使用しても普段使いがむずかしいレベルには感じません。そんなことよりも、多少の扱いづらさを差し引いても使い続けたいサウンドがCode23にはありました。 ずぶとく、厚く、高解像度で、適度なスピード感に広さと、一聴して素性の良いサウンドが眼前に広がり、ボーカルと楽器音(特にギター音)がとにかく映えます。うねりや高音域の自然な伸びは非常に艶めかしく、それでいて刺激はありません。変な癖がないのでどんなジャンルもいけますが、ロック・ボーカル系の楽曲が抜群に合う印象です。 また、特筆すべきは豊かな情報量と高いS/N比です。背景ノイズの少なさゆえ、真っ暗な静寂から音が立ち上がるような感覚と、音響特性がばっちりコントロールされた空間で奏でられたような生々しい描写力と音の鮮度に圧倒される情報量、それらが心地よくミックスされて耳に飛び込んできます。 取り回しを考慮してもお釣りがくるくらいのサウンド体験で、この音が楽しめるなら多少硬くても……と思ってしまうほどの、究められた銅の音をまざまざと見せつけられた気がします。金、銀、銅などさまざまな素材を駆使してきたEFFECT AUDIOだからこその説得力を感じました。 ■試聴機:VE MEISTER,NW-WM1AM2 ■試聴楽曲:花人局(ヨルシカ),Rock on.(ナノ),Rising Hope(LiSA),Hot Meal(Girls Dead Monster),お勉強しといてよ(ずっと真夜中でいいのに。)
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
iBasso Audio
SR3
¥87120 税込
オールジャンルで大活躍
・高い表現力で曲を選ばず楽しめる ・低域から高域まで聴きごたえのあるサウンドがしっかりと広がる ・軽い装着感で長時間の使用でも快適 上記の中に気になるもの、当てはまるものがあった方にオススメの製品、それがiBasso Audio (アイバッソ オーディオ)「SR3」です! 本体はやや大きめですが、その外観からは想像できないほど軽量で驚きました。側圧はきつすぎず程よいホールド感で、ズレにくく安定感のある着け心地です。 音質に関しては、後味のスッキリとした聴きごたえ抜群のサウンドが印象的でした。低域から高域まで芯の通った音で力強く鳴っています。中でもボーカルの高い解像度と臨場感が特徴的です。 低域から高域にかけて控えめだと感じる帯域がなく、全てが力強く個性のあるサウンドですが、音の分離感が良いため散らかったり潰れることがなく、クリアに聴こえました。 また、音場の広いサウンドでありながらも表現力が高く、一つ一つの音がハッキリしているため音が掴みやすく感じました。 以上のサウンド傾向から楽曲を選ばずオールジャンルで活躍できる印象でしたが、強いて言えば情報量の多い楽曲や、激しい曲調の楽曲で「SR3」の高いポテンシャルが発揮されると思います。 様々なジャンルの音楽を聴く方、長時間音楽に浸れるヘッドホンをお求めの方はぜひ一度お試しください! 【試聴楽曲】 HYDE / DEFEAT L'Arc〜en〜Ciel / ROUTE 666 凛として時雨 / I was music milet / inside you
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
JBL
TOUR PRO 2
ブラック
¥27218 税込
ただの飾りではない、利便性抜群のタッチディスプレイ
・世界初、充電ケースにタッチディスプレイを搭載 ・スマートフォンなどの端末を出さずにケースで様々な操作が可能 ・アプリ上から7段階でノイズキャンセリングの調整が可能 上記の中に気になるものがあった方にオススメの製品、それがJBL (ジェービーエル)「TOUR PRO 2」です。 充電ケースに搭載されているディスプレイが特徴的なこちらのイヤホン。このディスプレイで時間や本体とケースのバッテリー残量が一目でわかるのはうれしいポイントです。ただ、それだけではありません! わざわざスマートフォンなどの端末を出さずに音楽の再生・停止や通話への応答はもちろん、イコライザーの切り替えをしたり、ノイズキャンセリングやアンビエントサウンドのオン・オフ、さらには音量調整やアラームの設定もできます! 操作性も良く、このコンパクトな充電ケースでこんなにも多くの操作ができるなんて感激です。ガジェット好きの方や機能性を重視される方にはたまりませんね…… 音質に関しては、クリアで程よくパンチのある音だと感じました。響きが良く聴きごたえのあるサウンドですが、くどさはなく疲れにくい印象です。また、距離が近く鮮明なボーカルは分離感の高さも相まって、力強いベースやキックの音に埋もれることなく、声が聴き取りやすいと感じました。高域に関しては、控えめながら弱すぎず、バランスの取れたサウンドでしっかりと表現されています。 上記の音の印象は、イコライザーを使用することで大きく変化します。今回は個人的にお気に入りだった二つをご紹介します。 「JAZZ」 低域と中域のバランスが良く、一番フラットに近いサウンドです。上品な響きが心地良いマイルドな音だと感じました。朝の通勤時や、カフェでゆっくりしている時にこのモードを使用したいです。 「BASS」 低域と高域がグッと持ち上がり、迫力がさらに増した印象です。まるで音を浴びているかのように重厚なサウンドが味わえるので、ワークアウト時やテンションを上げたい時、激しい曲調の楽曲を聴く際に最適だと感じました。 シーンやお好みに合わせて音だけでなく、ノイズキャンセリングなどの機能も調整できる、利便性抜群のワイヤレスイヤホンです。ぜひ一度お試しください! 【試聴楽曲】 HYDE / DEFEAT L'Arc〜en〜Ciel / ROUTE 666 凛として時雨 / I was music milet / inside you
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わか
@e☆イヤホン
TaoTronics
SoundLiberty1113
ブラック
¥3480 税込
軽いは正義。
TaoTronics「SoundLiberty1113」は、低価格の完全ワイヤレスイヤホンで悩んだらコレ! とオススメできる商品です。 【オススメポイント】 ・非常に軽くてフィット感の良い本体 ・ボーカルの存在感をハッキリと感じられるサウンド 出音に関しては、特定の帯域だけが強調されていることのないバランスの良いサウンドです。その中でも特にボーカルの存在感がハッキリとしています。低音域や高音域が足りないと感じることも無く、全体的には明るめな印象です。 音場はやや狭めな印象で、コンパクトにまとまっていることで音楽全体が見渡しやすく、1つ1つの音の配置の聴き分けもしやすかったです。 オススメポイントにも記載しましたが、軽量な本体は装着感も良好でした。先に発売されている同社の「SOUND LIBERTY 97」と比較すると、耳の中に入れる部分がよりコンパクトで耳の手前に置くようなイメージで装着できるため、耳の小さな方は「SoundLiberty1113」の方がより快適に使用できる印象でした。 その他の好印象なポイントは、低遅延モードの搭載です。YouTubeの動画で遅延を確認しましたが、接続コーデックがSBCでありながら遅延をほとんど感じられないレベルでした。本体の操作のみで専用のアプリを使用せずに低遅延モードのON/OFF切り替えができる点もとてもありがたいです。 ぜひお試しください! 試聴環境 iPhone 14 Pro→TaoTronics SoundLiberty1113 試聴楽曲 吉田凜音 - ASH YOASOBI - Blue
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マルフォイ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Acoustune
SHO-笙-MKII 【HS2000MKII】
¥241668 税込
音楽会場にワープ⁇
「HS2000MX SHO -笙-」が、チャンバーユニット「ACT05」を搭載しMKIIとして登場。果たして、どれほどサウンドに変化があるのでしょうか? まずは本製品を試聴した感想からです。 壮大な空間表現と中高域の表現がとても素晴らしいイヤホンだと感じました。空間表現は広いながらも、全体的にサウンドは近い印象です。 例えるならば、広いホール会場の前方の席で音楽を楽しんでいるイメージです。中高域については、煌びやかで繊細という言葉がピッタリだと思います。 伸びや余韻も良く、女性ボーカルの楽曲を試聴すると、惹きこまれる感覚がありました。また、低域の表現に関してはやや大人しめに感じました。優しく丁寧に中高域をサポートしてくれている印象です。 ここからは前作との比較です。 一番変化を感じた点は、空間の広がりです。縦横に大きく広がっている印象を受けました。個人的にこの変化はすごく大きく感じ取れました。前作よりもホール会場らしさが増し、目を瞑ると楽器隊が目の前にいるかのような感覚をより一層感じ取れました。 さらに、中高域の表現力にも向上が見られます。より煌びやかでキラキラとしたサウンドに変化し、それでいて輪郭がとてもクッキリしています。輪郭がクッキリした影響なのか、全体的に音が近くなっているように感じました。 ホール会場のような感覚を楽しみたい方や、低域より中高域をメインに音楽を楽しみたい方におすすめの製品です。本製品を試聴される方にはぜひ、前作と比較しながら試聴していただきたいです。 試聴楽曲:結束バンド/星座になれたら 宇多田ヒカル/First Love Oasis/wonderwall Vaundy/踊り子 マカロニえんぴつ/ブルーベリー・ナイツ
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あさやん
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
K9 【FIO-K9-B】
¥79750 税込
コスパ良し。机上から明朗快活なサウンドをお届け
オーディオ回路や基板レイアウト等に、同社のハイエンドラインである「K9 Pro ESS」と共通の設計を採用したハイパフォーマンスモデルが登場しました。 一見すると、外見は「K9 Pro ESS」とほとんど差がないように見えます。違いとしてまず挙げられるのがボリュームノブです。煌びやかなゴールドが印象的だった「K9 Pro ESS」に対し、「K9」ではブラック調に仕上げられ、全体にシックな統一感が出ています。 また、入力面にも変化があり、「K9 Pro ESS」では右側面にあったUSB Type-Cポートが「K9」では撤廃されています。フロント部分、アウトプットはPO/PRE/LOという表記に変更されています。 ここからはサウンドについて記述します。 輪郭が少し引きしまっている充分な量感で粒立ちの良い低域表現の上に、見通しの良い中高域の主張が感じられ、とてもクリーンなサウンドという印象です。個人的には耳への刺さりを全く感じませんでした。 中低域の空気感の表現に卓越したものがあり、周囲に音楽が展開されているような臨場感があります。まろやかに描き分けられた楽器隊のひとつひとつの音を追える解像度の高さがあり、音数が多い中でもボーカル帯は埋もれずに、しっかりと細やかに響いていると思います。 明るいサウンド傾向で、かつ立ち上がりも速い印象があります。BPMが速めのロックやEDMはもちろん、クラシックやジャズなどの楽曲を分析的に聴きたい方にもオススメです。 是非一度ご試聴ください。 【試聴環境】 iPhone 13 Pro Max K9 FOCAL CLEAR MG PRO 【試聴楽曲】 9mm Parabellum Bullet 「The Revenge of Surf Queen」 結束バンド 「ギターと孤独と蒼い惑星」 Reol 「煽げや尊し」
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
HAYLOU
Purfree Buds
ブラック
¥16800 税込
日常生活に華やかな音楽を
・音楽をメインで楽しめるながら聴きイヤホン ・ハリのある中高域 ・外の音もしっかり聞こえて安心 上記の中に気になるものがあった方にオススメの製品、それが HAYLOU (ハイロー)「Purfree Buds」です! 耳をふさがずに引っ掛ける形で装着するため、開放的で疲れにくい着け心地です。イヤホン本体は軽量で、負担が少なく安定感もあり長時間でも疲れにくいと感じました。 外の音と音楽の聴こえ方の比率は4:6くらいで、音楽をメインで聴きたいけど外の音もしっかり聞こえないと困るという方に最適だと思います。音楽の聴こえ方は店内のBGMよりもハッキリしており、まるで耳元に小さなスピーカーがついてきているかように音楽を楽しめます。 音質に関しては、ハリのある力強い中高域が特徴的です。楽器の音が良く映える印象で、中でもギターとシンバルの音が魅力的でした。 低域に関しては控えめでありながらも、全体に広く響くようなサウンドです。迫力のあるサウンドではありませんが、決して細くはありません。外の音の聞こえ方や他の帯域に干渉しない、ながら聴きに最適な強さで鳴っています。 中域と高域は芯がはっきりしており、聴きごたえ抜群のサウンドです。刺さる箇所はなく程よい力強さで、外の音に干渉せず音楽を楽しめます。 日常生活に華やかな音楽を添えてくれる、普段使いしやすいイヤホンです。小さなお子様がいらっしゃる方、外でも安心して使えるイヤホンをお求めの方はぜひ一度お試しください! 【試聴楽曲】 HYDE / DEFEAT L'Arc〜en〜Ciel / ROUTE 666 milet / inside you
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マルフォイ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
SENNHEISER
HD 660S2
¥84216 税込
前作を知ってる人も、知らない人も聴いてほしい!
前作「HD660S」のサウンドを継承しつつも、しっかりと強化されたヘッドホン。どのように進化をしたのか、比較しながらレビューしていきたいと思います。 ロゴマークがブロンズに変わり、高級感が増したシックな見た目に。装着感は少し側圧が強くなっているため、前作の装着感がピッタリの方は、少し広げて慣らしてあげると丁度よいかと思います。肌触りは相変わらずサラサラフワフワと良好です。 サウンドで一番変化を感じる部分は、低域の豊かさです。解像度・量感に関しては、共に大きく向上しているため、より一層ブーミーにアタック感を感じられます。前作の段階で開放型とは思えない低域の表現力がありましたが、さらに進化しており感動しました。 他の音域についても、解像度の向上が見られます。例えるならば、少しだけかかっていた靄がスッと晴れたような感じです。よりクッキリとしたサウンドになっており、定位感も増しているように感じます。 全体を通して聴きやすくなった上に、各面で向上が見られますね。前作の良さを消さずにしっかりと継承しています。 開放型らしい音抜けの良さを残し、低域をしっかりと表現するヘッドホン。さすがSENNHEISERのHD600番台シリーズ。ぜひ試聴してみてほしいです。 試聴楽曲:結束バンド/星座になれたら Oasis/wonderwall Vaundy/怪獣の花唄
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
qdc
Anole V3 II-S【QDC-ANOLE-V3II-S】
¥77220 税込
一台で完結できてしまう有能機!
・この一台で4種類のサウンドを味わえる ・重心の低い迫力のあるサウンド ・ロックとの相性抜群! 上記の中に気になるものがあった方にピッタリの製品、それがqdc (キューディーシー)「Anole V3 II-S」です! 鮮やかな青色を基調としたフェイスプレートが印象的なこちらのイヤホン。装着感が抜群に良く、耳の形状に沿ってピタッとフィットするため遮音性も高く、長時間でも快適に音楽に没入できると感じました。 Anole V3 II-Sを語るうえで欠かせないポイントは、二つのスイッチを切り替えることで合計4つのサウンドが楽しめることです。誰でも簡単に切り替えられるので、気軽に4つのイヤホンを使い分けているかのように楽しめます。普段二台のイヤホンを持ち歩いている私にとっては非常に魅力的な機能です……! 音質に関しては4種類のモードのうち、基本となる「Standard Mode」と個人的に一番お気に入りだった「High Sensitivity」の二つをご紹介します。 【Standard Mode】 重心が低く、迫力を感じるウォーム系のサウンドです。低域が深くなりすぎない、絶妙な重たさだと感じました。ある程度の重みを感じたあとに広く響き渡るような感覚で、聴きごたえ抜群の後味がスッキリした音が魅力的です。 音の距離はかなり近い印象です。迫力のあるサウンドと音に包まれるような距離感で、ライブハウスにいるような感覚を味わえます。 上記のサウンド傾向から、8、90年代ロックやダンスミュージックとの相性が抜群だと思います。 【High Sensitivity】 「Standard Mode」と比較して音の緩急がハッキリとした印象です。音に勢いがついたため迫力も増したように感じました。 低域の量感がより厚くなり、ボーカルを前に押し出すような感覚が臨場感のあるサウンドを演出しています。そのため「High Sensitivity」は、激しい曲調の楽曲や情報量の多い曲との相性がいいと思います。 以上が音質のご紹介でした。まだまだ語り尽くせない魅力が満載の製品ですが、最後に一つだけ個人的に嬉しいポイントをご紹介します。 付属のケーブルに3.5mm/2.5mm/4.4mmの切り替えが可能な「3in1プラグ」を採用しており、抜き差しのみで簡単にアンバランス接続とバランス接続の切り替えができます! この一台で4つのサウンドが楽しめるだけでなく接続端子の切り替えもできてしまう、まさに“全て”が詰まった超万能機です! 新しくイヤホンをお求めの方、長く使える相棒をお探しの方、普段ロックを聴かれる方には特におすすめの製品です。ぜひ一度お試しください! 【試聴楽曲】 L'Arc〜en〜Ciel / ROUTE 666,Vivid Colors HYDE / DEFEAT milet / inside you
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KJ
@e☆イヤホン
qdc
Anole V6-S【QDC-ANOLE-V6-S】
¥143550 税込
見た目と中身にギャップ萌え
qdcからチューニングを変えられる美しいイヤホンの登場です。青をベースに赤やオレンジのキラキラとしたデザインに心惹かれます! きれいですねぇ☆ 見た目の派手さとは違い、音は非常にバランスの取れた器用な仕上がり。オールジャンルで聴き心地の良い音を目指したというだけあって、それぞれの音域が主張しすぎず、それでいて丁寧。繊細な音も卒なく鳴らしてくれるなど、まさに全てがハイクオリティ! 特にボーカルの響きが非常にGOOD! さらに合計4種類のチューニングをスイッチで切り替えることが可能。楽曲やお好みに合わせて調整が可能で、これ一台あれば十分といった本当に隙のないイヤホンです! 決してお求めやすい価格ではありませんが、4種類のサウンドが楽しめてオールジャンルに対応できるため、下手にいろいろ買うより……と思わせてくれる一台です! あなたをワンランク上の音楽体験へ連れて行ってくれるはず☆
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
Noble Audio
FoKus Mystique 【NOB-FOKUSMST-B】
¥64780 税込
「音質特化」はダテじゃない!
・音に一切妥協したくない ・重心が低く聴きごたえ抜群のサウンド ・筐体の模様に個性がある 上記の中に気になるものがあった方にオススメの製品、それがNoble Audio (ノーブルオーディオ) 「FoKus Mystique」です! 壮麗な宇宙をモチーフにしたという、見ているだけで引き込まれそうになるデザインが印象的なこちらのイヤホン。この美しい星雲のような模様は一つ一つ微妙に異なっており、文字通り「世界に一つだけのFoKus Mystique」を楽しめます。 「自分だけの」や「世界に一つだけの」といった言葉には心をくすぐられてしまいますよね。 耳へのフィット感が良く、耳にしっかりと壁を作るような着け心地で、ノイズキャンセリングを使わずとも高い遮音性で音楽に没入できます。 音質に関しては重心が低く、安定感のあるサウンドだと感じました。音の重心が低いと、やや音のキレが鈍くなったり、音がやわらかくなるイメージですが、FoKus Mystiqueは音の緩急がハッキリしており、キレのある重厚なサウンドを楽しめます。 低い帯域が音の土台を作り、そこから高域までまっすぐ伸びて行きます。低域の響きが良く、ベースやキックの音が映える印象でした。 高域、中高域も低域の圧に潰れることなく出ています。高い音になるにつれ、音の線は細くなります。ですが、強く表現してほしいところで、しっかりと芯の通った鮮明な音を出してくれる、まさに痒い所に手が届くサウンドです。 また、ボーカルの聴き取りやすさも印象的でした。主張が控えめな部分がほとんどないサウンドの中でも、他の帯域に潰されず、邪魔をすることもなくしっかりと歌詞を拾えました。 各帯域に特徴がありつつも、音が散らからず聴き疲れもしないサウンドで、これが当たり前かのようにいつまでも聴いていられるサウンドです。やはり「音質ファースト設計」は伊達じゃないですね…… 上記のサウンド傾向から、ロックなど激しい曲調の楽曲や情報量の多い楽曲との相性がいいと思います。 音に妥協したくない方、普段使いのイヤホンにこだわりたい方は、完全ワイヤレスイヤホンの音の次元を超越した「FoKus Mystique」をぜひお試しください! 【試聴楽曲】 L'Arc〜en〜Ciel / Vivid Colors HYDE / DEFEAT 凛として時雨 / I was music 玉置浩二 / メロディー
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つのっち
@e☆イヤホン仙台駅前店
FIIO
JD7 Silver 【FIO-IEM-JD7-S】
¥15400 税込
キレのあるギターサウンドにぴったり!
エネルギッシュなバンドサウンドにとてもオススメなイヤホンです。FiiOらしいメリハリのある音が楽しめます。 まず印象的だったのが全体的に1歩前に出るようなまとまりのある音。それでいて中高域の解像感がしっかりとあるため、歪んだギターが心地よく、アクセントのついたキレのあるカッティングも気持ちよく鳴ってくれます。 セミオープン構造が採用されており、適度な抜け感で音が籠らずクリアに聴こえるので、楽器の音を近くに感じながらもボーカルが埋もれていないのも良いです。 低域はタイトな印象で、量感は多くはありませんがバスドラやベースのアタック感を十分に伝えてくれます。やはりリズムの細かい楽曲との相性が抜群だと思います。 バンドサウンドをとにかく楽しく聴きたいそんな方にとてもおすすめできるイヤホンです。ぜひぜひお手に取ってみてください。 【視聴環境】 Galaxy S20 - Atom mini 【試聴楽曲】 BEAT CRUSADERS:TONIGHT,TONIGHT,TONIGHT ポルカドットスティングレイ:テレキャスター・ストライプ ExWHYZ:STAY WITH Me