スタッフレビュー一覧
店頭スタッフが様々な商品をご紹介
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しばちゃん
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
SIMGOT
EA2000
¥43560 税込
マルチプラグで多彩なサウンドを!
同社のEN1000と同じく、マルチプラグの切り替えによる独創的な3つのサウンドを楽しめるイヤホンです。 画像で見てもわかる通りかなり耳にフィットし、装着感はとても高く耳奥まで入れられます。いつもイヤホンは浅めに入れている方は少し違和感があるかもしれません。かなり奥まで入るので、今まで使われているイヤーピースと違うサイズが合う方もいらっしゃるかもしれません。私自身、付属と別売りのイヤーピース共に1サイズ上にするとフィットしました。 プラグは青のC3A035をメインに聴き比べました。基本的に高解像度でスパッとメリハリが効きつつも、耳当たりは少し柔らかく抜けの良いクリアなサウンド。ボーカルとメロディーラインのバランスが良く、そこに少し抑えつつも耳を程よく震わすベースラインが強調され、絶妙なグルーヴ感を楽しめます。艶感と爽快感の両立をもとめるのであれば青のC3A035がいいかと思います。 プラグをグレーのN3A000に変えると、高域が伸びつつ煌びやかなサウンド、全体的にさらにクリアでさっぱりとしています。ボーカルも艶っぽさは損なわず抜け良く楽しめます。 そしてN3A000に近い、バランス接続可能なN4A000に変えると、一気に左右の分離感と解像度が増します。一音一音のディテールを求めつつ、一番爽快感を楽しめるサウンドはこのプラグです。 店頭で試される際は、是非三種類ともお試しくださいね!
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かかりちょー
@e☆イヤホン 秋葉原店
radius
HP-W300
¥93500 税込
クリアで広大なサウンド
radiusとintimeの共同開発モデルの1つで、真鍮の筐体を使用しており少し柔かい音色のイヤホンです。 一聴して空間の広さや解像度、分離感の高さが印象に残りました。低域の量感は控えめながらも深いところからしっかりと表現されていると感じました。今までのドブルべシリーズの豊かで広がる低域から豊かで弾むような低域表現になったと思います。しかし、広がるところはしっかり広がるので低域表現の幅が増えたという印象を受けました。 中域はとても澄んだ音で表現されとても聴き取りやすいと思います。中域に限らずですが音にツヤがあり空間表現も相まって生々しさが演出されています。高音域もそうですが、このクリアな音や繊細さはVSTならではだと思います。 また、空間表現は広々とした空間かつドライな空気感で一層楽曲が際立つ表現になっています。 苦手なジャンルが無く様々な方におすすめなイヤホンです。ぜひお試しください。
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
ASHIDAVOX
ST-90-05
¥6600 税込
レトロモダン!実用性とグッドなビジュアルを兼ね備えたヘッドホン
コンパクトで、どこかレトロさを感じるヘッドホン、AHIDAVOXのST-90-05の紹介です。 【見た目】 業務用の音響メーカーである「アシダ音響」らしく、無骨で、いかにもプロダクト感のある見た目です。好きです。装飾はほぼ無く、コンパクトなハウジングとヘッドバンド、スライダー。無駄を削ぎ落した洗練された見た目です。かわいい。 【音】 いわゆる「ドンシャリ」系のサウンドです。そこまで強調されたような感じではなく、適度に聴きやすいサウンド。深めの低音からギターの弾けるようなカッティングまで、気持ちよく再現してくれています。ある程度の迫力があるので、ドラムやギターが映える楽曲にピッタリ。 中高域は刺さることなく、アコギのストロークやストリングスの細やかな響きもしっかり捉え、抜けよく鳴らしてくれます。強調する感じではなく、バランス感のあるサウンドで楽曲の再現性に長けています。 サイズのコンパクトさと納得の音質でちょっとしたおでかけの時や通勤通学にオススメです。プレゼントにも非常にオススメ。是非。
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ひろ
@e☆イヤホン 秋葉原店
NOBUNAGA Labs
INSPIRE NEOシリーズ
3.5mmステレオミニプラグ
¥28647 税込
グッとくる壮大さときめ細やかさが光る美音系ケーブル
ヘッドホンのリケーブル処女作でも圧倒的な人気を博したNOBUNAGA Labsの二作品目。対応機種が幅広いのも人気に拍車をかけていました。今回も同様に対応機種は多いので、音質をもっと鮮明にしたい方や、バランス再生のためのケーブルを探している方は要チェック。 4N純銀・金メッキ、4N純銀、6N OCCの多芯構造となっていますが、ケーブルの太さはそれほど大型でなく、取り回しを犠牲にしないしなやかさがあります。 装着してケーブルに触れてみましたが、分岐部分が樹脂にて充填されているおかげかタッチノイズも少なく持ち運び時にもストレスなく使えると思いました。ケーブル長は1.8mなのでポケットからですと少し巻く必要はありそうですが、ショルダーバッグからですと首を動かしたりしても長さに余裕があり快適でした。 音の変化はだいぶ劇的です。純正ケーブルではうわずっていた中低域がグッと引き締まり身を任せられるような伸びやかな音になりました。 中低域が少し増えますが、野暮ったさを感じることはありません。音像の丁寧さが向上し、特に煌びやかさを損なわず縦のレンジが広がっています。下から持ち上がってくる滑らかさが迫力を感じさせてくれます。 音粒の細かさも印象的で金物のディティールが好印象。ハイハットであればスティックがぶつかった質感を堪能できるほど緻密で情報量が上がったことも実感できると思います。 音の輪郭をはっきりさせながら空間的な余裕も生んでくれるので歪みのないクリーンな信号をヘッドホンに送ってくれるケーブルとなっています。 試聴環境 再生機 N3Pro iPhone X1SGT ZEN Signature SET ヘッドホン ANANDA T3-01 HA-WM90 LIRIC
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
64 AUDIO
Fourté Blanc 【64A-7266】
¥504900 税込
心地良い余韻、なめらかで美しいサウンド
64 AUDIO (シックスティーフォーオーディオ)「Fourté Blanc」は、柔らかくなめらかな表現と音の余韻が心地良い、臨場感のある音楽体験が味わえるイヤホンです。 真っ白な筐体に、引き込まれるように美しく鮮やかな青緑のフェイスプレートが良く映えるデザインで、視覚からも楽しませてくれます。 装着感は耳へのおさまりが良く、負担や異物感をほとんど感じない快適な着け心地です。このフィット感により、高い遮音性を確保し深い没入感を得られます。 音に関しては、少し暖かみを感じるなめらかな音で、角がなく落ち着いた雰囲気のサウンドです。情報量が豊富で音の緩急がはっきりとしている印象です。どこかの帯域が突出している印象はなく、バランスの良いサウンド傾向です。音の距離は近すぎず、全体の音が見渡しやすいと感じました。 個人的に音の余韻の響きや、上記のサウンド傾向から、激しい曲よりも落ち着いた曲調の楽曲と相性がいいと感じました。 「Fourté Blanc」でしか味わえないサウンドで、普段の音楽鑑賞がもっと楽しくなること間違いなしのオススメの製品です。ぜひお試しください! 【試聴環境】 SHANLING 「M6 Ultra」→64 AUDIO 「Fourté Blanc」 【試聴楽曲】 Linkin Park / One More Light L'Arc〜en〜Ciel / Vivid Colors milet / Again and Again
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ライト
@e☆イヤホン 秋葉原店
e☆イヤホン・ラボ
Iolite(イヤーループ仕様)
MMCX 4.4mm 5極 ストレート
¥30250 税込
好きなイヤホンにあわせるならコレ!
見た目から中身までこだわりつくされているケーブル! 深みのある藍色がとにかく綺麗。それだけでなく、分岐部やプラグ部分の絶妙な光沢具合も合わさった色合いがクールで美しいです。 持った感触は、軽量で芯のあるしなやかさを感じました。耳につけたときにもしなやかさのおかげか、タッチノイズが少なく感じました。 音に関しては、一音一音の輪郭がくっきりとした印象を最初に受けました。中音域から上の伸びも良いです。 しかし、刺さる音がとにかく少なく、アタックは優しいです。ガラスのような透明感とシルクのような優しい柔らかさを見事に両立させた音だなと思いました。音のバランスへの影響は少なく、ガラッと変わる感覚はありませんでしたが、だからこそ、お気に入りのイヤホンに合わせて欲しいケーブルだと感じました。 伸びの良い音が好きな方には特におすすめしたいのですが、自分の今のオーディオ環境に満足している方にも、是非一度聴いて頂きたいです。 【試聴環境】 試聴イヤホン:SHURE SE215 試聴プレイヤー:iPhone12mini+BTR3K 【試聴楽曲】 「未完」 / 嵐 Cosmos (Instrumental)/ PIKASONIC
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
DUNU-TOPSOUND
TALOS
¥31740 税込
2つの顔を持つ、万能系イヤホン!
DUNUから、独自開発の平面駆動ドライバーと超高域に2BAを搭載したハイブリッドイヤホン、TALOSの紹介です。 これまで、ダイナミック、BA、静電型と様々なドライバーを搭載したモデルをリリースしてきたDUNU。今回は独自開発の平面駆動ドライバーとBA2基を搭載した一機となっています。 【見た目】 航空機グレードのアルミニウム合金を採用したボディで、マットな質感です。2PINコネクタの下部にはONと1と書かれたスイッチがあります。後でも触れますが、ハイブリッドモードと平面駆動単体で鳴らすモードに切り替えることができます。スイッチ切替式のイヤホンだとどうしてもサウンドのバリエーションが増えがちですが、2種類だと非常に分かりやすく、シンプルで使いやすいのではないでしょうか。 【音】 スイッチで音を切り替えることができます。「1」と表示してある側に合わせると平面駆動モード、「ON」に合わせると平面駆動+BAモードに切り替わります。例によってそれぞれの音質レビューをしていきます。 ・平面駆動モード 柔らかく聴きやすい音色。自然な広がりと繊細さがあり、やや明るめで聴き取りやすさがあります。縦に広い音場で、低音は深く中高音にかけて柔らかく伸びていく印象。全体を通してフラットなバランスなので、多くのジャンルに対応できます。味付けはそこまでいらないけど、音に深みと余裕が欲しい方にオススメです。 ・平面駆動+BAモード 輪郭がはっきりし、平面駆動ではさらっとなっていた音が一音一音聴き取りやすくなります。2つのBAが超高域にチューニングされている影響からか、サウンドステージが中高域寄りになり、くっきりとした音を楽しむことができます。スネアやベースのアタック感や、ウィスパーボイスの質感、そして中高音の伸びや倍音が見えやすくなり、わかりやすいサウンドに。タイト目なサウンドがお好みの方に、また女性ボーカル等中高域で鳴っている音をしっかりと楽しみたい方にオススメです。 スイッチ切り替え搭載のイヤホンの中でも、違いが分かりやすい2つの音を兼ね備えたイヤホンです。用途によってその違いをお楽しみください。是非。
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
Victor
HA-FX150T
ブラック
¥19800 税込
3つの顔、歪みのないサウンド
「HA‐FX150T」は3つの顔を持つ、歪みの無いなめらかなサウンドが心地良いイヤホンです。 シックなデザインで上品な印象のこちらのイヤホン。イヤホン本体の片側が約4.4g、充電ケースは29.2gと、非常に軽量かつポケットにもスッポリ入ってしまうほどコンパクトで、持ち運びの負担がかからず普段使いしやすい印象です。 このコンパクトな筐体からは想像できないほど機能も充実しています。ノイズキャンセリングは周囲の気になる雑音はしっかりと低減しつつも、耳への圧迫感は感じませんでした。また、外音取り込みの精度も高く、特に人の声をしっかり拾ってくれている印象でした。 音に関しては全体的になめらかな音で、臨場感のある生々しいサウンドです。低域は響きが良く、ボーカルの後ろにドンと構えている印象です。主張が激しい感じではなく、どこか余裕を感じる“上品な迫力”というイメージです。中域に関してはボーカルの距離が近く、他の帯域と比較して前に出ている印象です。高域に関しては、サラッと聴けるさわやかな音と解像度の高さが印象的でした。 「HA‐FX150T」の目玉機能として、ビクタースタジオのエンジニア3名がそれぞれの音作りの個性を盛り込みチューニングを行った、「PROFESSIONAL 1/2/3」の3つのプリセットサウンドモードも搭載しています。個人的にはこのイヤホンの個性を活かしつつ、よりボーカルがクッキリとする「PROFESSIONAL 1」が好みでした。 このコンパクトさでありながら本体のみで最大9時間の連続再生が可能な点など、普段使いに欲しい機能がギュッと詰まっているオススメの製品です。ぜひお試しください! 【試聴楽曲】 Linkin Park / One More Light L'Arc〜en〜Ciel / Vivid Colors milet / Again and Again
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シャモ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
GRADO
GS1000x
GS1000x(6.3mm標準プラグ)
¥210100 税込
GRADOから希少な木材との初の組合せ!
こちらのGRADO 1000Xは、GRADOで初めての「マホガニー材」と「イペ材」を組み合わせた据え置き使用向けのヘッドホンになります。まずその外観と音質に影響を与える木材に関して触れていきたいと思います。 イペとマホガニーは共に木材の中でも非常に硬く、強度の高いものです。さらにマホガニー材は希少かつ高い評価を得ている木材のひとつであり高級家具などに使用されることもあります。 もう一つのイペは希少性という点ではマホガニーに劣るものの、「腐食性、摩耗性、経年劣化」という点において非常に高い耐久性を誇ります。こういった部分は長年使用していく事などを考えると安心感につながりますので、非常に嬉しい部分ですね! 音質に関しても、木材の性質からか全体的に残響感が少なくスッキリとした音に感じられ、低音部分は必要十分であり、中域~高域のぬけの良さと伸びが特徴的でした。 ボーカルに関しては音の厚みがきちんと感じられ、その存在感を失うことなく鼓膜まで届けてくれます。また前述したように音のぬけの良さと伸び、少し硬めに感じる音の雰囲気などが合わさり、ボーカルの息遣いにリアリティを持たせているように思いました。 ギター、jazz、女性ボーカルとの相性が良く、逆に打ちこみやデジタル系の楽曲ではその良さを引き出せていない様にも感じました。 箱から出した音のでは硬さが感じられるかもしれませんが、今後のエージングなどで変化する可能性ありますので、店頭にお越しになられた際にもぜひご試聴いただければと思います!
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
iBasso Audio
DC03PRO
ブルー
¥9900 税込
これは良い……3.5mmオンリーのシンプル高音質DAC
iBassoAudioからDC03がPROの名を冠して帰ってきました。デザインを一新し、サウンド面を含め進化を遂げています。 【見た目、スペック】 これまでのDCシリーズとは異なり、アルミウムのボディにガラスパネルを装着した、クールなデザインです。筐体は軽く10.5g程。さくらんぼや巨峰一粒分の重量です。気にならないぐらい軽いですね。側面にはボタンが追加され、100段階のボリューム調整が可能に。便利。 実際、かなり細かく微調整が効きます。さらにAndroid限定ではありますが、アプリからもっと細かく音量調整ができるとのこと。素晴らしい。 【音】 芯のある低音と自然な広がりが心地よいです。3.5mmアンバランスではありますが、バランス接続に匹敵する臨場感とクリアさがあります。楽曲の厚みを増すパワーとぐっと広がる音場。気持ちよいです。 濃密な低音はバスドラやベースのアタック感を鮮明に描き出し、脳内で響く気持ちよさがあります。テンポの速い曲やリズム隊が際立つ小編成のバンド形態が特に合うと思います。 (例:アコースティックのトリオ、3,4ピースのオルタナ系のロック等) 中高音はごく自然で、決して刺さる事無くさらっと広がり丁度良い塩梅で鳴っています。癖がないので、パーカッションの残響音や弦楽器の倍音がとても綺麗。再現性の高さが伺えます。 真っ直ぐ耳に飛び込んでくる素直な音と、広がりや解像度の高さを持つドングルDAC。スマホと繋げた時の音の変化が分かりやすいのもポイントです。しかもこの値段!すごいぜ。 スマホに有線の変換アダプタだけだとちょっと味気ないという方に、低音好きに是非おススメしたい一機です。 試聴環境:Technics/TZ700,iPhoneSE2 試聴楽曲:竹内まりや/プラスティック・ラブ 他
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かなぶん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Beat Audio
Silversonic MKVI Custom-3.5mm 【BEA-6530】
¥22900 税込
対応機種豊富な万能リケーブル!
beat audioのエントリーモデルとして人気なsilversonicの第六世代に当たるケーブルです。 同シリーズのケーブルからは一新されたメタリックなブルーカラーが目を惹く一本です。デザインだけでなく、取り回しも改良されており、beat audioのブランドの中だけでなく、他社のケーブルと比較しても軽く、取り回しが良いので外出先での使用もしやすいと思います。 また、4.4mmや2.5mmのバランスプラグはもちろん、コネクターの種類もかなり豊富で、AKG製品用MMCXコネクターや、現在は生産終了している名機「MDR-EX1000」用まで幅広く対応しています。 肝心の音質傾向は、芯のしっかり通った爽やかサウンドといった印象で、主張が強いような帯域はなく、全帯域をバランスよくグレードアップしてくれます。 解像感や分離感に長けているので、BA型のイヤホンとの相性が良いかなと感じました。 使う機種やイヤホンを選ばず合わせられるケーブルなので、使っているイヤホンの音色をあまり変えずにグレードアップをしたい方にオススメです。
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ひろ
@e☆イヤホン 秋葉原店
64 AUDIO
Fourté Blanc 【64A-7266】
¥504900 税込
不純物がない透明度の高い純白な音楽体験を
tiaシステムの集大成として複雑な組み立てもいとわず全世界500台限定で作成されたFourtéがついに登場です。ドライバーの構成は以前のtia Fourtéと変わっておらず、新設計オープンダイナミックドライバーと、バランスド・アーマチュアドライバーにTiaドライバー×2を採用しています。 再生を始めると音楽の世界に飛び込んでいく感覚さえありました。音のリニアリティがとにかく素晴らしいです。3.5㎜よりも4.4㎜のケーブル利用時が感じやすいと思います。歌手や奏者が伝えようとしている熱量をしっかりと表現してくれているように感じました。 今まで聴いていた音楽のグラデーションがより彩り豊かになる繊細さです。タッチやブレス、リリースやインと、どれをとっても気持ちよく聴こえます。分解能も高く、低域の沈み込みは深く、ハリも迫力もあります。ギターのディストーションのかっこよさからドラムの躍動感とハイハットの位置感や響きが気持ちよい。振り下ろす姿が脳裏に浮かび上がるようです。オーボエのゆらぎやクリアな抜け感から、サックスの存在感がホールに広がっていくリアルな空気感も圧巻でした。再現度高く奥行きや定位感が抜群です。 また、音の透明度がとにかく高い。不必要な歪みや共振がほとんどないのだと思います。先述の鮮やかさはありながらも、腑に落ちる音という印象です。にじみがないだけで嫌味のない音になりどのパートも綺麗に聴くことができました。ストレートに縦にも横にも伸びるのでいつまでも聴いていたくなるイヤホンですが、楽曲を再定義してくれる新鮮さも持ち合わせています。 64 Audio製品からはじめて二種類のケーブルが付属しました。Fourté Blancのために専用開発した純銀コア線と銀メッキ銅線を撚り合わせた純銀製シールドを採用したShielded Silver-Core Cable 4.4㎜バランスプラグと、 OCC銅線銀メッキのPremium Cable 3.5㎜ プラグです。 ボディはマグネシウムとシリコンが添加されたことで強度、耐食性を確保したT6061アルミニウム合金を使用。専用のホワイトセラミックコーティングもされており長くご愛用できるでしょう。 フェイスプレートはまるで上空から一望した青緑色の珊瑚礁のようなデザインに見えるパティーナ仕上げ銅となっています。純白の優しいイメージをすっと引き締める高級感があります。 64 Audioの持つリスニング時の疲労を軽減する特許技術「apex」機構も内蔵。耳道内空気圧を逃がすことで快適に長時間音楽を楽しめるという触れ込み通りなのか長時間試聴してみたところ、音楽の迫力を犠牲にすることなくリスニングを堪能できました。 限定モデルなので入手できる方が限られてしまうのが本当に悔しいですが、ぜひ聴いてほしい64 Audioの新フラッグシップ機。ぜひご体感ください。 試聴環境 SP3000 試聴楽曲 Paris 本と棺と自動人形 3 交響曲 第22番 ハ長調 K.162:第一楽章:Allegro 紅蓮華 残酷な天使のテーゼ
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ケイティ
@e☆イヤホン
FIIO
FiiO Q7 【FIO-Q7-B】
¥129360 税込
据え置きもポータブルもワイヤレスも、弩級サウンドで
Q7はいつだって音にこだわりたい、パワーが欲しい、そんな方に寄り添ってくれるDACアンプです。 見た目はサイズも含めて同社のDAP、「M17」とそっくりです。見た目だけではなく、仕様もそっくりで、Q7の方がいい点もあります。それはS/N比と再生時間です。プレイヤー機能を廃したおかげで、ノイズが入る要素が減っていたり、電気を食う要素が減っているためでしょうか。 逆にM17から劣っている点と言えば、M17はデュアルDAC、Q7はシングルDACということと、プレイヤーとしての機能があるかどうかです。 Q7はポータブルのDACアンプでは珍しく、ステータス確認や、設定変更のためのディスプレイが用意されています。再生音源のサンプリングレートや、Bluetoothレシーバー使用時のコーデックなどが確認できます。 今回はイヤホンとヘッドホンのどちらも使用して、そっくりなM17と比較して試聴してみました。 まずはイヤホンから2.5mmバランスで試聴しました。底から湧き上がってくるようなパワー、圧倒的な余裕を感じます。 基本的な音質の傾向はM17と似ていて、優等生。1音1音の音像が手に取るように分かり、かつ各音域に癖も少なくまさしくリファレンスサウンドといった感じ。 M17と比較していて特に違いを感じたのは、バランスで聴いた際の広がり感や、左右のセパレート感です。ここはデュアルDACの恩恵かM17に軍配が上がる印象です。 逆にイヤモニのような高感度なイヤホンで聴く際は、Q7の方が背景の白さが際立つ印象を受けました。スペックを見た上で試聴したので若干プラシーボ効果はあるかも知れませんが、S/N比が高いことが影響しているのかもしれません。 またこのQ7のいい所は、イヤモニのような高感度なイヤホンでも、据え置きのハイパワーが必要なヘッドホンでもどちらでも受け入れてくれる器の広さです。 イヤホンではノイズレスで優しく鳴らしつつ、据え置きヘッドホンではパワフルに余裕をもって鳴らしてくれます。 外でも、家でも使えて、据え置きモードもBluetoothレシーバーでも使えて、イヤホンもヘッドホンもどんとこい。もう、これだけあればいいのでは? と思わせてくれます。 据え置きアンプ級の音を外でも楽しみたい、色んなアンプをとっかえひっかえするよりも、一個で集中して楽しみたい、そんな方におすすめです。 試聴環境 プレイヤー Galaxy Z Flip 3(スマホ) 試聴楽曲 Hit Me /Dirty Loops Bad Guy/Billie Eilish
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ムービー
@e☆イヤホン 秋葉原店
64 AUDIO
A18 Tzar
¥539800 税込
弩級の片側18ドライバー
驚きの情報量と一つ一つの音の聴き取りやすさを併せ持つ機種です。 各帯域の情報量が多く、濃密で聴きごたえもあるのですがapexモジュールの働きのおかげなのか聴いていて疲れそうな感じもせず使い続けられそうです。 かっちりとした固めな音の印象で、ギターの弦の響きや鈴の音色などの余韻も非常にクリアで細かな表現もきっちりと出してくれるので今まで聴いていた音源でも新たな感動を味わうことができると思います。 楽曲の細部まで聴き取りたい方には試聴していただく価値ありだと思います。ぜひ店頭でお試しくださいませ。
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マルフォイ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Bowers & Wilkins
Px8
ブラック
¥105930 税込
上品なデザインと高音質を。
音楽を試聴してみた感想は、特に低域の厚みが印象的で、迫力を感じました。高域はクッキリと金物系も綺麗に鳴らされており、よいバランスです。 専用アプリのイコライザーは、高音と低音の強さの調整がそれぞれ真ん中を基準に、プラスマイナス6段階(0.5ずつ調整できるため、実質12段階)の調整が可能です。 私の好みとしてはもう少し低音が弱めが好みだったので、少しずつ落として調整してみました。低音をアプリ内の数字で-3落としたあたりで、高音域の上品な感じが際立ち、私的に好みのサウンドになりました。 さらに、アプリにて装着センサーのON・OFFができます。いわゆる、ヘッドホンを外した際に、自動で再生が停止する機能のことです。好みはわかれますが、これが意外と便利です。センサーの感度も3段階で選べるのですごく好印象でした。 以上を踏まえて、ヘッドホンをご購入された際は、ぜひアプリのダウンロードをオススメしたいです。 試聴環境:Pixel 6Pro 試聴音源:Oasis/Libe Forever MUSE/Plug in beby BUMP OF CHIKEN/ロストマン
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
Astell&Kern
ACRO BE100
Black
¥49480 税込
デザインも良く、ナチュラルで高音質なBluetoothスピーカー
Astell&KernのBluetooth スピーカー「ACRO BE100」 は、音とデザインにとことんこだわった製品です。 Astell&Kern のコンセプトである「光と影」をデザインに落とし込み、まるでオブジェかと思わせるそのルックス、さらには、音質に関しても、どの音域も苦手が無く、ナチュラルでクリアなサウンドを奏でてくれます。 低音が唸るようなスピーカーではなく、粒が立ったようなきめ細やかな音が特徴で、苦手が少なそうなイメージです。あえて特筆するならば、ヴォーカル、ベース、ギター、ピアノ等の再現力が非常に優れてるかな、と感じました。 コーデックもaptX HD、LDAC に対応していて、最大出力も55Wと、 リビングや室内で鳴らすには十分すぎるほどのパワーで聴く人を満足させてくれます。カラーもブラック、ホワイトの2色から選べるので、インテリアに合わせてチョイスすることが出来るのも嬉しいポイントですね。 店頭で是非ご試聴ください。
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がんちゃん
@e☆イヤホン
NOBUNAGA Labs
篝火 極 (Kagaribi-Kiwami) 3.5mmステレオミニ-MMCX
¥49800 税込
最高峰のさらなる高みへ
今回試聴するにあたり、8芯と16芯で聞き比べてみました。 まずは音質に関して、 8芯のSUPREMEシリーズは中・高域の表現が得意で、 その美しい響きに魅了された方も多いのではないでしょうか。 それが16芯になり全体の情報量が増えたことで非常にバランス良い音質になりました。 特に低域・中域の厚みが増しているのと、帯域の間の音が補完され纏まりのある音質に仕上がっています。 絶妙なのは、高解像度と見通しの良さで音がごちゃごちゃしていないところですね。 中域は音がぐっと近づいた印象で、ボーカルがより生々しく聞こえるようになり、 低域の厚みが増したことでアコースティックギターはより重厚感がでるようになります。 8芯だったときのキレのあるタイトな音から、一音一音存在感のある音になりました。 次にケーブルの取り回しですが、 8芯のときと変わらず16芯になっても非常に柔らかく柔軟性があります。 癖がつく気配すら感じられません。 イヤーループやイヤーハンガーはついていませんが、 その柔軟性から耳掛け式のイヤホンでも難なく使用できます。 ですがストレートタイプのイヤホンだと、 やはり16芯と言うこともあり少し重く下に引っ張られる感があります。 イヤホンによってはケーブルクリップなどで固定することをお勧めします。 総じて16芯のケーブルでこの価格、このクオリティは他に類を見ないです。 個人的にも所有したい一本、お勧めです。 試聴環境 イヤホン:XELENTO REMOTE プレイヤー:iPhone12ProMax for BTR3K
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おざき
@e☆イヤホン仙台駅前店
Bowers & Wilkins
Px8
ブラック
¥105930 税込
高級感がたまらない良い音ヘッドホン
まず見た目から、クールでスタイリッシュなデザインに惹かれました。 装着感は見た目の雰囲気より軽く感じる快適さがあります。 音の傾向としては低域どっしりと強め。ですが中高域も聴きやすく、ライブ音源などを聴くと臨場感がすごく気持ちよく聴けます。 ノイズキャンセリングはキツすぎず環境音が気にならなくなる程度なので、強めのノイキャンが苦手な方にはちょうどいいかもしれません。快適に音楽を楽しめます。 室内でも、外出先や乗り物の中でも良い音で快適に音楽を楽しめます! ぜひ店頭にてお試しください☆
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
K7 【FIO-K7-B】
¥34312 税込
これさえあれば...!コンパクトにオーディオ環境パワーアップ!
据え置きアンプを導入したいけど、場所に困る。だけどしっかりパワーも欲しい。そんなお悩みを解決してくれるDACアンプ、K7の紹介です。 【見た目】 FiiOの据え置きDACアンプラインである「Kシリーズ」と同系統の黒いボディです。マットな質感は高級感を醸し出しています。大きさは同シリーズの「K5」とおおよそ同じです。K7の方が若干フロントパネル部分が長めですが、大差はありません。縦置き横置きどちらにも対応していて、環境に合わせて調整できるのもグッドポイント。 スペック面では4.4mmバランス出力搭載、AKMの最新DACチップ「AK4493SEQ」搭載、上位モデルの「K9ProESS」と同じくTHX社製アンプ搭載と、思わずわくわくする内容となっています。 【音】 安定感のある厚めの低音と解像度抜群の中高音が、楽曲を細部までしっかりと描くことで、もっさりとした印象を全く感じません。特に縦の分離感に長けているのが特徴的でした。 6.3mm標準の出力では比較的まっすぐ音が伸びる印象だったので、天井を感じさせず広い空間のある音が好みの人におすすめです。 4.4mm出力では音場の広さと見通しの良さを感じることができました。6.3㎜よりも頭の周囲にステージを作るような聴こえになるため、没入感や迫力を感じやすいです。 総じてスピード感もあり寒色系の音色なので、透き通るような女性ボーカルなど、特に中高音をつぶさに聴きたい方へオススメのDACアンプです。 この価格でこのサウンドと充実のスペックは初めてのDACアンプ導入にも良いですね。ご自宅のオーディオ環境のパワーアップに一役買ってくれる万能な逸品です。是非。 試聴環境:iPhoneSE2をデジタルケーブルで入力 ヘッドホン:T3-01(6.3) イヤホン:CUSTOM ART/Go ONE(3.5,4.4) 試聴楽曲:ヨルシカ/チノカテ 他
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KJ
@e☆イヤホン
SIMGOT
EA2000
¥43560 税込
ジャンルや好みに合わせてチューニングができちゃいます!
3種類のプラグを切り替えて、サウンドを変えられる面白いイヤホンが登場しました! シルバーな筐体は程よい重みと輝きで、非常に高級感があります。正面には細かな模様がえがかれており、目立ちすぎないちょうどいい個性を演出してくれていて素敵です☆ ビジュアルは非常にまとまりのある大人なデザインといった印象でした! そして今回の最大のポイントは、「チューニングモジュールプラグ」という、その名の通りプラグを交換してチューニングができちゃうというところ! 選べるプラグは3種類。 簡単に分けると、 ・クリアで透明感のあるサウンド ・バランスに特化した様々なジャンルをそつなくこなすサウンド ・より強い分離感と解像度で詳細な音まで鳴らしてくれるサウンド といったそれぞれ特性が違うプラグを切り替えて楽しむことができるんですよ! 一つのイヤホンで3種類のサウンドが楽しめるなんてお得すぎます……。 実際に聴いてみて共通して感じたのは、メリハリのあるサウンドでアップテンポな曲と非常に相性が良いということ! 綺麗な伸びと力強い低域が合わさり、心地よい疾走感が耳の中を駆け抜けていきました☆ 完成度が高いですねぇ。 皆さんもこの美しい「EA2000」と一緒に音楽の草原を駆け抜けていきましょう!!
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がんちゃん
@e☆イヤホン
radius
HP-W300
¥93500 税込
日本メーカー2社の共同開発によって生まれた最強のオールラウンダー
radiusのW(ドブルベ)シリーズから初の金属筐体イヤホンが登場しました。これまでのWシリーズは漆器の様なカラーリングと特徴的な見た目で発売から数年経過しても根強い人気のシリーズです。 また、前作(HP-TWF00)に続きオーツェイド社のVST(ピエゾセラミックツイータ)を搭載しています。オーツェイド社のセラミックピエゾツイータは、今やテレビでも紹介され大人気のintime製品に使用されているツイータです。 今回のWシリーズに採用されている第3世代VST2はintimeの雅、翔、碧Ti3 Edition2などに搭載されていて、採用されているイヤホンはどれも金属筐体(雅は半分真鍮)なので、その相性の良さが窺えます。 金属筐体は重そうな見た目ですが、実際はけっこう軽いのでしっかりフィットするイヤーピースを選べば簡単には外れなかったです。この付属のディープマウントイヤーピースが優秀で遮音性が高く装着時の安定感が抜群です。 色によって表面質感が異なるため、どちらも試してみたところ、個人的にはブラック(マット)よりもクリア(光沢)の方がピタッとフィットするので好みでした。サイズごとに単品販売しているので無くしてしまった時にも安心です。 付属のケーブルはシルバーで統一感があって良いですね。柔らかく取り回しが良いNOBUNAGA Labsの錫メッキケーブルを採用しています。音の厚みや定位感など音質にも大きく影響を与えているようです。こちらのケーブルは3.5mmと4.4mmの2本同梱なので、アンバランスとバランスの聴き比べができるオーディオマニアにも嬉しい仕様です。 さて、音質に関してですが、W100が十分完成度の高い仕上がりだったのですが、W300はそこからさらにブラッシュアップした音質になっています。 高域はセラミックピエゾツイータが担当していて、見通しの良い落ち着いた鳴り方で煌びやかでありながら刺さりがない心地の良い柔らかい音質です。 ボーカルは近すぎず遠すぎず、広い音場の中でホールに響き渡るように聴こえます。 低域は広い音場を支える芯と厚みがあり、聴きごたえのある音質になっています。 全体的に見るとWシリーズの中では落ち着いた印象で、倍音成分が豊富で立ち上がりから余韻まで高い表現力があります。余裕のある鳴り方は聴いていて安心感があり心地の良い音です。 派手さがないため聞き込むことでその真価が分かってくるスルメタイプのイヤホンですね。一度その良さに気づくといろんな楽曲で聴きたくなり止まらなくなるやつです。(笑) 興味がある方は一度ゆっくりと目を閉じてご試聴してみてください。 【試聴環境】 FiiO BTR3K 【試聴楽曲】 さよならエレジー/菅田将暉 敗北の少年/+α/あるふぁきゅん。
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わか
@e☆イヤホン
Meze Audio
109 Pro
¥120000 税込
ボーカルに命を吹き込む開放型ヘッドホン
「Meze Audio 109 Pro」はMeze Audio待望のミドルエンドクラスのヘッドホンです。 形状は、「99Classics」と似ていて、木材で作られたハウジングの中心がくりぬかれて網目状のグリルになっており、まさに「99Classics」の開放型バージョンといった印象を受けます。 一方、装着感はやや異なります。装着感の差に最も影響を与えているものがイヤーパッドです。「99Classics」はイヤーパッド素材にPUレザーを採用しておりますが、「109 Pro」はベロア生地が採用されています。また、芯材も異なり、「99Classics」は柔らかな印象ですが、「109 Pro」はやや硬めなものが採用されています。「109 Pro」のほうがややしっかりとした装着感ではありますが、「99Classics」と同様の面積の広い可動式ヘッドバンドが採用されており、装着感はとても良好です。 音の全体的な印象は、開放型とは思えない豊かな低音域と、抜けの良い中高音域のバランスの良いサウンドでした。「99Classics」と比較するとややクールな印象ですが、なめらかで暖かみのある音が楽しめます。 各帯域ごとの印象は、 【低音域】 豊かでありながら、余韻を残し過ぎずに抜けていくため、くどさは感じません。芯がしっかりとありつつも柔らかく広がる低音です。 【中音域】 「109 Pro」で一番注目して欲しいポイントはボーカル表現の美しさです。「ボーカルの生々しい表現」というと、私のイメージではボーカルが近くに配置されていて、ブレスまでクッキリハッキリと聞こえるものというイメージですが、「109 Pro」はその印象とはやや異なります。 ボーカルはどちらかというとやや遠目に感じますが、まるで「そこ」に存在しているような、他の帯域とハッキリと分離されていて、浮き出て聞こえるような不思議な感覚でした。 【高音域】 スッと抜ける心地の良い高音域です。量感はさほど多くなく、まっすぐで聴きやすい音です。 「99Classics」と比較すると、開放型と密閉型という形式上の違い以上に、音作りそのものにキャラクターの違いによる棲み分けがされていて、その日の気分やシチュエーションで使い分けることができると感じました。 なお、ヘッドホン側のコネクタ部分が「99Classics」と比較するとやや太く設計されているため、99Classics用のアップグレードケーブルを使用することもできます。Meze Audio純正のバランスケーブルをご希望の方は是非こちらもご検討ください。(99Classicsでのレビューも掲載してます!) 試聴環境 iPhone 14 Pro→Earstudio ES100→Meze Audio 109 Pro 試聴楽曲 赤い公園 - highway cabriolet 赤い公園 - pray
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
SIMGOT
EN1000
¥23130 税込
高解像度かつ豊かなバリエーションの音を持つイヤホン
金属筐体、ダイナミックドライバー1発。 SIMGOT/EN1000の紹介です。 【見た目】 丸みを帯びたボディで、表面には木の葉のテクスチャがプリントされていて、金属筐体らしい光沢感と高級感があります。耳に沿う形で、良好なフィット感。遮音性をしっかり担保してくれています。 【音】 音の粒が細かく、全体的にシャキッとまとまっている印象です。シンセサイザーやギターのスーッと消え入る部分まで捉えて鳴らしていて、ダイナミックドライバーらしい広範囲を鳴らす余裕と、楽曲のディテールの再現が特徴的です。 ここからは、このイヤホンの特徴でもある交換可能な3種類のチューニングモジュールプラグそれぞれの音をレビューしたいと思います。プラグの交換は非常に簡単で、 ①プラグカバーを回しながら外し ②プラグを引き抜いて●の印に合わせて ③お好みのプラグを装着 ④あとはプラグカバーを戻して交換完了。 楽ちんですね。 ・N3A000(クリア系)(コネクタ内部がグレー) ややタイト目で、輪郭のはっきりした音になります。ギターのアルペジオやストロークの細やかな響き、スネアドラムの抑揚のある表現まで見通しが良くなり、音の細かさをより感じます。低音は必要十分といった感じで控えめながらも仕事をこなしています。女性ボーカルやアコースティック音源、楽曲の細部をしっかり聴きたい方にオススメ。 ・C3A035(バランス系)(コネクタ内部が青色) 各帯域のつなぎが滑らかで、角が取れ、聴きやすい音になります。とっても自然。低音の存在感が増し、元々の金属筐体らしい明るめの中高音と合わさった結果、豊かな解像感と丁度良いバランスを併せ持つサウンドに。様々な楽曲を聴かれる方や、細やかさと低域の量感どちらも欲しい、という方にオススメ。 ・C3A045(ウォーム系)(コネクタ内部が赤色) 中低音~低音にかけてが太くなり、やや低音優位の音になります。上記のコネクタで鳴っていた、歯擦音や若干の刺さりが無くなりマイルドな印象になります。低音の厚みがあるので、ベースのズンズンくる響きやドラムの緩急のあるプレイが分かりやすくなり、グルーブをより感じる事ができます。迫力! というよりは心地よい低音とマイルドな中高音が鳴っている印象で、聴き疲れせずに長時間聴くことができそうです。仕事帰りやリラックスタイムにオススメ。低音大好きマンにもオススメです。 クリアサウンドからウォームな柔らかサウンドまで網羅した、いわば「万能系」のイヤホンだと感じました。その日の気分や楽曲に合わせて、プラグを抜き差ししてチューニングするだけ。高解像度なイヤホンをお探しの方、バリエーション豊かな音を楽しみたい方、オススメです。 試聴環境:iPhone SE2+BTR7 試聴楽曲:スピッツ/「夏の魔物」 TheSunshine underground/「Warning Sign」他
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もい
@e☆イヤホン 秋葉原店
須山補聴器
FitEar Private 333
¥155100 税込
惚れ惚れする美しき高域
高域に2BA、中低域に1BAの少し変わった構成ですが低域がしっかりと存在感がある不思議な感じ。 けれどやはり注目すべきは高域の細やかさ表現力ですね。 キラキラ元気な高域ではなく凛と美しい方の高域で惚れ惚れします。その結果、僕はオーダーしたわけですけども。 試聴機では少し刺さりそうな部分がたったんですが実機になると全体的にまろやかになって聴きやすくなりました。 高域系統お探しの方は是非候補に入れておくべきかと!
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つじ
@e☆イヤホン仙台駅前店
AZLA
ASE-500【にじさんじ葛葉さん/社築さん/甲斐田晴さん紹介 寝ホン】
White
¥1430 税込
優しい付け心地!
ハウジングが柔らかなシリコンで覆われたAZLAの"寝ホン"「ASE-500」をご紹介! 耳へのフィット感が程よく、シリコンによるグリップ感で動いてもズレるといったことが少ないと思います! イヤーピースに快適な付け心地で人気のSednaEarfit MAX Standard、for TWSの2種類が付属しており、耳への負担が少なく長時間の装着でも痛くなりづらいです。 音質はやや中域が盛り上がったかまぼこ傾向で、ボーカルがとても聴き取りやすいです! また、声にフォーカスされているのでセリフの聴き取りなど動画鑑賞での用途にもおすすめです! ケーブルも取り回しが良く、まさに寝ながらの使用にベストなイヤホンです! リラックスして音楽を聴きたい方、寝ながらでもフィット感が良く耳が痛くなりづらいイヤホンをお探しの方におすすめです!!
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ひろ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Astell&Kern
Odyssey【IRV-ODYSSEY】
¥569980 税込
圧倒的な実力が音楽を多層にし、最高の没入感を与えてくれるイヤホン
本製品は、複数のドライバー制御技術に定評のあるEMPIRE EARSと、ポータブルハイレゾオーディオ製品の始祖とも言えるAstell&Kernが共同で「聴覚の仕組み」に再注目し、新しいアプローチを加えた新時代のベーシックモデルとして開発されました。 そのため矛盾するようですが、あっさりさとしつこさがうまく同居しているような印象でした。 しかし、どの音も立ち位置がしっかりとしており高低差も感じられます。普段なら横一列に並ぶような聴こえ方をするような楽曲も、奥行きが出てくれるのでイヤホン特有の平面的な印象を受けなくて驚きました。 ひとつひとつの音が潰されずに役割をちゃんと果たしているようなイメージです。ラウドネスが上がるという印象とは違って弱い音は弱いまま存在感があるので、月並みな言葉で表現すると聴こえなかった音が聞こえますし、質感の違いも聴き比べられます。特に複数のリリースが見やすいなと思いました。 素材の持つ成分をそれ以上にも以下にもせずに自然と広がってくれる中高域は、音を追うのが楽しくなります。反対に低域はウーファーがあるせいか頭の中でずんっと鳴りました。どちらかといえば少しウォームな低域なのですが、あまりくどさを感じない良質な響き方です。『音を聴くだけでは無く感じる』というコンセプトの割には大味ではないことに、浅いイメージを持っていたことが恥ずかしくなりました。 全体的に骨伝導が聴こえをサポートしているおかげか、その他のドライバーが無理に主張してこない余裕のある鳴らし方をしています。そこが他に無い点と言えるでしょう。音色の表現が多彩で分解能も高いことから、音数の多い楽曲の聴きごたえが一回りも二回りも増すと思います。 多種のドライバーを駆動させることから再生環境である上流も選ぶ事になりそうです。SP3000には本製品向けのEQも用意されているのでユーザーはぜひ試してください。 最後に外観と装着感について、特定の波長領域の光を透過しつつ別波長の光を反射するENIGMAというデザインのフェイスプレートが、手に取るたびに違った顔を見せてくれるので所有欲をくすぐります。本体は厚みがありますが私は奥まで入りがっちりと固定されました。大きく外側に出っ張るということも無く遮音性も高かったです。 2ブランドの名に恥じない極限のイヤホンとするために利用された多くの技術(EIVEC MKII,synX,DCA, Anti-Resonance Compound.etc)の集大成をぜひご体感ください。 試聴楽曲 咲かせや咲かせ 白日 Prologue 星屑の街 Lucy Raise your glass brave shine beyod the veil Vivaldi allegro Ashes 歌よ
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つのっち
@e☆イヤホン仙台駅前店
Acoustune
RS THREE Translucido 【RS-THREE-CLR】
¥14668 税込
初めてのモニターイヤホンにおすすめ!
モニターらしいバランスの良い音で原音への忠実さを感じられます。なかでも高域の解像感はこの価格帯では随一ではないでしょうか。適度な距離感を保ちながら、刺さることなく綺麗に聴こえる高域は心地よく、聴き疲れもなさそうです。それでいて、低域の輪郭もくっきりとしているので、物足りなさを感じることなく普段使いでも楽しめるイヤホンだと思います。 程よい分離感で楽器の音がより近くで聴こえるので、特定の楽器の音にアプローチするような聴き方が好きな方や、これまでモニターイヤホンを使った事がない方にもぜひ手に取って頂きたいイヤホンです! 【視聴環境】 Galaxy S20 - SHANLING UA3 【試聴楽曲】 ExWHYZ:Obsession サカナクション:忘れられないの Dream Theater:Erotomania
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
Acoustune
RS THREE Translucido 【RS-THREE-CLR】
¥14668 税込
超低域の表現力、ワンランク上のモニターサウンドを是非!
超低域の迫力と生々しさ、上から下までハッキリとしたモニターライクなサウンド、情報量の多さが魅力のイヤホン、それがAcoustune (アコースチューン)「RS THREE」です! 軽量かつ小型の筐体は耳へのおさまりが非常に良く、異物感や負担を全くと言って良いほど感じません。私は2時間ほど装着していましたが、耳が痛くなることも疲労感もありませんでした。 音に関しては、超低域の迫力と生々しさと圧倒的な情報量の多さが特徴的でした。上から下までハッキリと聴こえる見通しの良いサウンドで、普段聴いている音楽にこんな音があったのかと驚きました。 高域にはしっかりと芯が通っており、力強く煌びやかな音で刺さりすぎず、細くなりすぎず、まさに丁度良い音の強さです。 中域はボーカルがクリアで、他の帯域の音と比較して特に人の声が一歩前に出ている印象でした。ブレスやリップ音などの表現も丁寧で、全体に臨場感をもたらしてくれる上品なサウンド傾向です。 低域に関しては前述の通り迫力とリアリティのある超低域が印象的でした。聴きごたえのある厚みのある音でありながらも、一音一音しっかりと拾える繊細さも感じ取ることができました。 余談ですが、個人的にお気に入りのイヤーピース、Acoustune「AEX70」Mサイズを使用して試聴もしました。Acoustune 「RS THREE」付属のイヤーピース「AET07」Mサイズと比較して超低域が若干落ち着き、高域の煌びやかさが増す印象でした。高域にアクセントをつけたい方や、煌びやかな高域がお好みの方には是非一度お試しいただきたい組み合わせです。 モニターサウンドながら聴きごたえがあり、丁寧な表現で聴き疲れはせず、いつまでも聴いていたくなるおすすめのイヤホンです。情報量が多く、迫力のあるサウンドがお好みの方、長く戦える一台をお探しの方は是非一度お試しください! 【試聴環境】 SHANLING 「M6 Ultra」 → Acoustune「RS THREE」 【イヤーピース】 ・付属「AET07」:Mサイズ ・Acoustune「AEX70」:Mサイズ 【試聴楽曲】 Linkin Park / One More Light L'Arc〜en〜Ciel / Vivid Colors milet / Again and Again
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
Acoustune
RS THREE Translucido 【RS-THREE-CLR】
¥14668 税込
リファレンスモニターイヤホンの最適解
Acoustuneの新ラインナップ、Monitorシリーズ「RS ONE」の発売から早10ヵ月。待望のMonitorシリーズ第二弾「RS THREE」をご紹介します。 その音を聴いて最初に頭に浮かんだのが、ヘッドホン:SONY 「MDR-CD900ST」や、スピーカー:YAMAHA 「NS-10M STUDIO」でした。全ての音を原音に忠実に再現してくれていて、ノイズ、ヴォーカルのブレス、音のパン振り、空間系エフェクトのかかり具合等も判断しやすい優れモノだと感じました。 低域はマイルドですが、しっかりと出ていて物足りなさは決して無く、中域は太く盛るような音では無くナチュラルに鳴ってくれます。高域もRS ONEに比べるとスマートで、硬さが無い。 個人的には非常に好み。 普段使いでも勿論イケますが、特に曲を作っていたり、DTMにハマっている人には、これがリファレンスモニターの最適解じゃないかと感じさせるほどでした。 RS ONEもライブ用モニター寄りなピーキーさが好きで絶賛愛用中ですが、このRS THREEに買い替えよかな?と真剣に検討しています。 筐体も軽くて疲れにくく、ケーブルも着脱可能、そして、RS ONEのケーブルが1.2mだったのに対して、RS THREEは1.8mあるので、ケーブルの長さが足りないなんてことも無く、これは意外と嬉しいポイントではないでしょうか? お求めやすい価格でリファレンスに適したモニターイヤホンをお探しの方には是非おすすめしたい一品。是非e☆イヤホン店頭でご試聴ください。
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わっちゃい
@e☆イヤホン仙台駅前店
Acoustune
RS THREE Translucido 【RS-THREE-CLR】
¥14668 税込
音質のより細かなところを聴かせてくれる!
第1弾モデル《 RS ONE 》はステージ上でのモニタリング用という位置付けのイヤホンですが、第2弾《 RS THREE 》はスタジオモニタリング用イヤホン! スピーカーやヘッドホン等、他の機器と併用する事により、煌びやかな高域の部分や低域の響きなどの楽曲の要素をより細かくチェックする事が出来るイヤホンです! 音質的にはキラキラしているものの刺さりすぎない高域を感じながらも物足りなさを感じさせない低域といった印象でした! かまぼこと言うべきでしょうか、中高域寄りかと思います! 試聴機材 : iPhone 8 試聴曲 : The Next Decade / GACKT : 君色サブリミナル(with senya) / 幽閉サテライト : Voice of the Voiceless / Heaven Shall Burn
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せめちゃん
@e☆イヤホン
AZLA
ASE-500【にじさんじ葛葉さん/社築さん/甲斐田晴さん紹介 寝ホン】
Black
¥1430 税込
最高に気持ちいい寝ホン……
すべてが柔らかい「フル・シリコン構成」で出来た、寝ホンにぴったりなAZLA「ASE-500」を紹介します! ASE-500の特徴はなんといってもサラサラしてモチっとした、シリコンの筐体です。筐体がかなり小さいうえに、医療用のシリコンで出来たイヤホンで肌にも優しく、多くの人の耳にフィットすること間違いなしです! 装着してみるとやはりモチっとした感触があり、まったく硬く感じないので、寝ながらの使用でも痛くなりにくいように思いました。 音に関しましては、人の声にスポットライトが当たっているかのうように目立って聴こえて、配信、動画などの視聴にもってこいなイヤホンになっています! もちろん音楽を聴くのもおすすめで、高音が刺さりにくく、ゆったりと聞けるようなイメージのある音色です。低音も空間的に鳴っている感じでしつこくなく、まさに寝ながら聴けるような音だと感じました。とてもバランスの良いイヤホンだと思います。 寝ながら動画をみたい、ゆったりと過ごしたいといった時におすすめできるイヤホンです。是非一度お試しください!
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ゆーきゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Cleer
ROAM NC White 【CLR-RMNC-W】
White
¥13450 税込
全てが平均以上の完成度、これは安い……!
Cleer製品としては第二弾となる完全ワイヤレスイヤホンの登場です。 ノイズキャンセリング/外音取り込み機能対応、そしてこの価格となかなかの期待度で試聴。今回は各項目ごとにレビューいたします。 【携帯性】 写真もアップしましたが、手のひらにちょこんと乗るサイズかつ、非常に軽いため持ち運びはかなり楽です。ケースの材質もすべすべとしたプラスチック素材なので、ポケットに入れて携帯しやすいです。 【操作性】 左右どちらでも同じ効果というタイプです。1タップで再生/停止、2タップでノイズキャンセリング/外音取り込みの切り替え、長押しでボイスアシスタント起動となっております。電話がかかってきた場合はワンタップで受信できます。ボタンを押したときの音(クリック音)が1タップ時と2タップ時では異なるため、誤操作も起きにくいかと思います。 【NC効果】 AirPods ProやBOSE QC EarBuds2と比較してしまうと効果は見劣りしますが、この価格帯ということを考えればかなり高いクオリティだと感じました。iPhoneで音量半分ほどでの音楽再生時には、ほぼ環境音は気になりませんでした。外音取り込みも申し分ありません。 【音質】 音質バランス的には比較的ウォーム、そして若干低域に寄り気味なフラットという感じでしょうか。個人的にはなんとなくウッド系をイメージしました。ダイナミックドライバーさがしっかり出て良いです。解像度も申し分なく、取り立てつぶれている音などは見当たらず。 【総合】 手軽に持ち運べて、なおかつこのお値段。ノイズキャンセリング性能や音質も非常に満足度が高く値段以上の価値があると感じました。
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
House of Marley
REDEMPTION ANC 2
シグネチャーブラック
¥26980 税込
ナチュラルサウンド & 低音好きな方は是非
見た目の良さだけではなく、環境に配慮した地球に優しい製品を手掛ける、アメリカのオーディオブランド「House of Marley(ハウス・オブ・マーリー)」より、「REDEMPTION ANC 2」を紹介します。 その特徴的な見た目からも気づく方も多いと思いますが、ハウジング部に「竹」を使用しているので、そこが環境への配慮だけでなく、音質にも大きく関係している感じがしました。 さらに、それだけにとどまらず、リサイクルされたREGRIND™シリコン素材も採用しているとのことで、ビジュアル、音が良いだけではなく、環境保全やエコロジーの観点からも優れた製品ですね。 ノイズキャンセリング機能は優しい効き具合で、外音取り込みマイルドで好印象でした。どちらも機械的に効き過ぎるのが苦手、という方にも安心してお使いいただけます。 ペアリング方法も簡単で、ケースから筐体を取り出してスマホで選択するだけ。ここを手こずっちゃうとちょっとしんどいですよね。 音質は、特に中域に暖かみがある自然な鳴り方で、高域は気持ち固めで、非常にクリアなサウンド。歌やストリングス、ピアノなどに強みを発揮してくれそうです。 低域がかなり骨太ですが、キックのアタック感や抜けも良く、ベースラインも変に膨れることもないので、ナチュラルで太い低音が好きの方におすすめしたい製品です。 地球に優しいスティック型完全ワイヤレスイヤホン「REDEMPTION ANC 2」、是非店頭でご試聴ください。
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
Meze Audio
109 Pro
¥120000 税込
見た目も音も美しい開放型ヘッドホン
一つ一つの音の表現が丁寧かつ、いつまでも聴いていたくなる抜けの良い爽やかなサウンドが楽しめる開放型のヘッドホン、それがMeze Audio(メゼオーディオ) 「109 Pro」です! 美しい木のハウジングとオープン型のデザインが独特の高級感を漂わせているこちらのヘッドホン。程よい側圧と優しく耳を包み込んでくれるベロア素材のイヤーパッドにより、長時間の装着でも負担を感じにくい、抜群の装着感となっています。 音に関しては外観から受ける印象と同じく、上品で柔らかく繊細なサウンドです。音の粒が細かく音場が広いため、まるで耳が音に覆われているかのような感覚が印象的でした。高域に関しては、まっすぐ芯の通った綺麗な表現で、アタック感やスピード感を感じやすく、抜けの良い爽やかな音のイメージです。 中域に関しては、ボーカルの息遣いの生々しさが特徴的で、リアリティのあるサウンドを演出していました。低域もしっかりと出ており、パンチ力のある聴きごたえ抜群のサウンドを感じられます。 以上のサウンド傾向から、ライブ音源、ジャズ、アコースティック系の音楽との相性がいいと感じました。ご自宅でゆったりと音楽を聴かれる方や、この美しいデザインにグッときた方には是非一度お試しいただきたい製品です! 【試聴環境】 SHANLING 「M6 Ultra」 → Meze Audio 「109 Pro」 【試聴楽曲】 Linkin Park / One More Light L'Arc~en~Ciel / Vivid Colors milet / Again and Again
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ケイティ
@e☆イヤホン
Bowers & Wilkins
Px8
ブラック
¥105930 税込
B&W好きにはたまらないドライで明瞭なサウンド
Bowers & Wilkins 「Px8」は、老舗オーディオブランドがワイヤレスヘッドホンに求められる機能を搭載しつつ、音質にもこだわり倒した珠玉の逸品。 まず箱を開けてみると頑丈そうで高級感のあるファブリック調のケースが現れます。大事な本体を持ち運ぶ際にもしっかりと守ってくれそうです。 本体に触れてみると、見た目の印象よりも軽く感じました。スペック上は約320gとのことですが、本当にそんなに重いかな? と疑問に思ってしまうほど。 イヤーパッドやヘッドバンドの体に触れる部分には「ナッパ・レザー」といわれる柔らかめの革が使われています。これの肌触りがもう最高で、表面がすべすべとしていて、いつまでも撫でて痛くなりました。THE・高級感。 スマホと接続をしようとペアリングモードにしてみると、Android端末にポップアップが出て簡単に接続できるGoogle fast pairに対応していることが分かりました。いちいちBluetoothの設定画面に行かずに済むのでとても楽ちんです。 装着してみると、やはり重みを感じにくく、先述のレザーのおかげか装着していても蒸れや圧迫感を感じませんでした。 ヘッドバンドの調節も優秀です。ヘッドバンドを一番短い状態にしてから、頭の上にヘッドバンドを載せて、本体を引っ張るように耳の位置に合わせると、何の引っ掛かりも感じずスムーズで、ストレスフリーに調節が完了しました。 ノイズキャンセリングを試してみると、BOSEやAppleのようなガツンと遮断する感じではなく、やさしく自然に遮音してくれました。何も再生していない状態だと、話し声やモノがぶつかるような音は少しだけ音量が下がり、エアコンやPCのファンの音はほぼ消えました。 外音取り込みも自然で、こちらも大げさにザーッと再生する訳ではなく、あくまでも外の音を聞こえやすくする補助のような役割に感じました。 また、外音コントロール変更時のビープ音が、ノイズキャンセリングON時、外音取り込み時、オフ時で異なる音が鳴るので、今何のモードになっているか分かりやすいです。 ヘッドホンを頭に装着すると再生が開始され、外すと止まるよくある機能にうも対応しており、その感度を三段階で調節ができます。外したのに再生が止まらないことがある場合は感度を強めに、逆に外していないのに再生が止まってしまう場合は感度を弱めに、もしくは機能を無効にするなど好みに合わせて設定が可能です。 イコライザーにも対応しており、高音と低音をそれぞれプラスマイナス6段階調整可能。嫌味ないじられ方ではなく、初めからそのチューニングだったかのような自然な変化が楽しめます。 音については、同社のスピーカーシリーズのような明瞭でドライなサウンドに感じました。ジャズ系のブラスバンドなどの生音管楽器の楽曲と相性抜群です。 ワイヤレスヘッドホンの中でも随一の空間表現力の高さを感じます。メインメロディはドセンター耳元で、ハイハットは左頭上の遠め、のように、それぞれがキッチリと役割通りの方向、距離に定位してくれます。 「サカナクション」の楽曲のコーラスのような、左右のパン振りがある様な音は、音の移動が手に取るように分かります。 B&Wのスピーカーのようなサウンドを外でも楽しみたいという方や、ワイヤレスヘッドホンでも妥協せず楽しみたい方にオススメです。 試聴環境 スマホ:Galaxy Note20 Ultra 楽曲:角田健一ビッグバンド/イン・ザ・ムード サカナクション/バッハの旋律を夜に聞いたせいです。
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
aune audio
Flamingo
¥38500 税込
オペアンプ、真空管が切り替え可能な良コスパ機
真空管に興味のある方、デスクに置けるコンパクトなDACアンプをお探しの方にオススメです。 幅約13cm、奥行き約10cm、高さ約3cmと非常にコンパクト。真空管も本体内部に収まっているので、高さも抑えられています。真空管は手を近づけるとしっかり熱を発しているので、上に物を置かないようにした方が良さそうです。 またオペアンプと真空管、7つの切り替え可能なデジタルフィルターなど音に関する多彩な機能を持っています。 【音質】 オペアンプの設定では、中〜高域までを癖なく表現しつつ、中低域のアタックがハッキリと主張する印象です。 音場は奥行きは狭めで横一列に並ぶように広がります。 真空管の設定では、オペアンプに比べ中低域の主張が抑えられます。音場に奥行きが出てきて低域の余韻がより感じられるようになりました。 【オススメジャンル】 オペアンプは、リズム隊やベースがハッキリと聴こえるのでEDMやロックなどの楽曲がオススメです。 真空管では、音場に奥行きがあり全体の印象がスッキリしているのでクラシックやジャズなど生音系に相性が良いと思います。ですが、オペアンプよりも全域が自然に聴こえるのでジャンルの相性はあまり気にしなくて良いかもしれません。 Flamingoは解像度を犠牲にしない範囲で少しウォームな耳当たり良いチューニングです。 柔らかい聴き心地を求める方は、ぜひご検討ください!
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ひろ
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
LC-RE Pro 2022 【FIO-LCREPRO-2022】
¥32581 税込
豊かな音色に広い音場
金銀銅3種類の素材を使用したFiiOのハイグレードケーブル。スイッチングプラグを採用しており、簡単に3.5mm/2.5mm/4.4mmプラグを換装できます。 サウンドバランスはやや中域から高域にかけて伸びていくように感じられました。低域は量感が減ったというよりはタイトに鳴るような印象を受けます。大きくバランスが崩れるわけでは無い為、扱いやすくイヤホンの組み合わせも多彩だと思います。 サウンドバランスよりも空間表現が大きく変化し中央に寄っていた音が綺麗に広がったように感じました。空気感がしっかり描写されるのでコンサートホールの響きなどを堪能されたい人にもオススメできます。抜け感が重視されることで危惧される繊細さの欠如はほとんどなく、むしろ音の立ち上がりと残響のどちらも楽しめます。 編みこみが緩めなおかげか、8芯のケーブルのイメージよりも柔らかく取り回しに優れていると感じました。また前述の通りスイッチングプラグで2.5mm/4.4mmでバランス接続も容易にできる為、再生環境が変わっても対応できます。 音を少しマイルドにしたい方や空間を少し広げたい方におすすめです。ぜひお試しください。
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
KA2
Lightning
¥11550 税込
迫力のオーディオ体験を手軽に便利に。
FiiOのドングルDAC、KA2の紹介です。 4.4mmバランス出力端子を搭載した小ぶりのドングルDACです。 【見た目】 小ぶりな筐体に、4.4mmバランスの出力端子が搭載されています。3.5mm版の「KA1」と比べると厚みが増し、重量もやや増えますが、それでも12.3gと軽量です。 さらっとした金属筐体には音源のグレードによって変化するLEDのインジケーターを搭載。落ち着いたブラックのボディで高級感を感じます。カッコいい。 【サウンド】 4.4mmバランス接続の恩恵もあり、迫力と臨場感に優れたサウンドです。KA1のさらっとした高解像度サウンドと比べると、ぐっと低音が増した骨太サウンドといった感じです。低ノイズでまとまりがあるので、綺麗に迫力のあるサウンドを楽しむことができます。 全体的に迫力があるので、ギターやベースの映えるロックやポップスにピッタリです。さらには小編成のアコースティックサウンドやウッドベースの楽曲に合わせるとじわーっと心地よい低音が広がり、ライブ感が堪能できるのでオススメです。楽曲全体の迫力だけでなく、一音一音にフォーカスして鳴らしてくれる高性能なドングルDACとなっています。 バランス接続を試したいけどなんとなく敷居が高い、、と思っている方にぜひおすすめしたいお手軽4.4mmDACです。持ち運びにも便利ですので、通勤通学のお供にも!
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
KA1
Lightning
¥8800 税込
初めてのドングルDACにおすすめ!
3.5mmアンバランスのみを搭載したシンプルな仕様となっています。 【見た目】 かなり小ぶりで、一般的なステレオミニ変換と大差ない大きさです。DAC内臓部分は金属筐体のしっかりとした作りですが、重さは10gと軽量で持ち運びにも優れています。素晴らしい。 表面にはLEDのインジケーターが搭載されており、オーディオフォーマットとサンプリングレートにより色が変わる仕様となっています。よくある仕様ではありますが、インジケーターが見やすくなっていて非常に便利です。 【サウンド】 全体的に高解像度で、ドライな音質です。特に癖はなくスッキリ目。中低域に少し厚みがあり、楽曲にちょっとした迫力を与えてくれます。 スマホ変換用のケーブルと比べると、音の細かさと定位感が明らかに増しており、DACによる音の向上をしっかりと感じることができます。 音場はそこまで広くはないですが、スッキリとした音質のおかげで詰まった感じがなく、気持ちよくリスニングすることができます。 小ぶりで持ち運びに優れているので、通勤通学のお供に、DAPのサブ機に、初めてのドングルDAC体験にオススメの一機です。1万以下とリーズナブルですし、音にこだわるあの人へのプレゼントにも良いのではないでしょうか。
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KJ
@e☆イヤホン
SANGEAN
WR-303
グラファイトグレー
¥17600 税込
見た目はレトロ、中身はハイテクなラジオも聴けちゃうスピーカー
魅力的すぎるデザインが目を引く、Bluetooth対応のラジオスピーカーが登場しました! 大きさは手のひらに乗るくらいのサイズ、コンパクトで非常に持ち運びしやすいです。 見た目だけだと蓄音機に見えますが、実際はスピーカーとしてもラジオをとしても使える面白製品。気になりすぎて実際に聴いてみました! まず感じたのは、レトロなデザインとはうらはらに操作が非常に簡単! スピーカーとラジオの切り替えが回しをズラすだけで即切り替わり迷わないです。ラジオのチャンネル切り替えも分かりやすくスムーズで、操作は全体的にかなり快適でした! 余談ですが、スピーカーモードの音量調節は本体と端末側で別になっており、大きな音で聴きたい場合は端末側の音量も上げてください。 音質はこの価格帯の他のスピーカーと比べても申し分ないと思います! 低域が丁寧で、周りの音域とのバランスが良く、個人的にはどのジャンルでも満足できました。見た目も相まって、クラシックで聴いてみてほしいです!雰囲気が出て最高です☆ バッテリーはワイヤレススピーカーとしては最大32時間、ラジオでは最大22時間と充分すぎる駆動時間でありがたい! インテリアとしても使えるこちらのラジオスピーカーは置いておくだけでもテンション上がります。プレゼントにも非常におすすめだと思います! 僕だったらうれしすぎて泣きます……! 気になる方はe☆イヤホン店頭でも聴けるので是非お越しください!