スタッフレビュー一覧
店頭スタッフが様々な商品をご紹介
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
iBasso Audio
DX320 Edition X
¥306900 税込
アニバーサリーなDX320!!
試聴環境:Technics/TZ700 試聴楽曲:Daftpunk/GetLucky 他 「DX100」の発売10周年とiBasso16周年を記念したアニバーサリーモデル、 DX320 Edition Xの紹介です。 内部の構成はDX320と同じですが、筐体にゴルフクラブやロケットにも使用されるリキッドメタル合金を採用していて硬度、耐久性が高くなっています。 すごく丈夫です。 【見た目】 リキッドメタル合金を採用した流線形のデザインで、通常モデル(DX320)よりも手にになじみやすい形をしています。 素材の影響で筐体の重量は増えていて、手に持った感じはずっしりと重みを感じます。高級感。 この所有欲を満たされる重さ、良いですね…… 前面(画面側)と背面は通常モデルと変わらず、洗練された見た目です。 【サウンド】 全体的に歯切れよく、非常にクリアなサウンドです。 タイト過ぎず、柔らか過ぎず、ちょうど良い塩梅の高解像度サウンドです。 ギターのカッティングや倍音の表現に優れています。 低音は前に出過ぎず、しっかり下の方で支えてくれている印象。 聴きやすくバランスの良い鳴らし方です。 【DX320と比較して】 内部構成が同じなので、音の系統は同じですが、 やや低音のノリがブーミーなのと高域のハリやタイトさが増したように感じました。 音の一音一音がとらえやすくなっていて、より繊細に楽曲を楽しめる一機です。 高級感溢れるリキッドメタルを採用したアニバーサリーなDX320! 是非通常モデルと比較してお試しください。
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みくぺ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
BQEYZ
Topaz
グレー (3.5mmプラグ)
¥12000 税込
じんわり身体にしみこむ気品のあるサウンド
シックで上品なデザインはTOPAZ(トパーズ)という名前にピッタリで、ヴァイオレット、グレーと共に落ち着いたカラーリングで色んな服装と合わせられそうです! カラーリングのほかに、入力プラグ を2.5mm/3.5mm/4.4mm の3製品からお選び頂く事が可能で自身の環境に合わせて購入できます!今すぐバランス化で聴きたい!!という方にもすぐ対応できるのがうれしいですね! そしてメインの音質についてです! 一聴したときに温かみがあって柔らかく、身体にじんわーりと馴染んでいく低域がゆったりと広がっていくように感じました。粒立ちは大きめで空気をたっぷり含んでいるようなバスドラムの響きが空間いっぱいに響いていきます。 一音一音が落ち着いていて空間にゆとりのあるサウンドで全体の音をまとまりよく鳴らしてくれる印象で、広がりがしっかり感じられつつ音の残響音もパシッと伝わるのでライブ映像やオーケストラなどを聴いてみると壮大で実際にホールに来たような感覚を体験できます。 最初はゆったりめなサウンドなのでバンドサウンドは置いてけぼりになっちゃうかな?と思いましたが聴きごたえバッチリでむしろ相性が良い!!余韻ある響きがライブに行きたくなります!! ゆとりのある空間に繊細に響く高域は明瞭度が高く、煌めきながらスッキリとした響き方です。 金属音やピアノサウンドなどは艶感も感じつつ流れるようにスムースに鳴らしてくれるので全体的に聴き疲れがしにいです。 そしてピックアップしたいところは自然で楽曲やどんなシーンでも聴きとりやすい声です。 絶妙な近さで様々な声質のボーカルにも合わせれる万能さで息遣いも生々しいです。全体的にサウンドステージが広いので楽曲だけでなくASMR系と聴いてもナチュラルにきけて楽しいなと感じました! 日常的に使いやすくゆったりとリラックスしたいときに使用したいイヤホンです♡
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つじ
@e☆イヤホン仙台駅前店
THIEAUDIO
Wraith
¥70490 税込
クリアかつナチュラルなサウンド!
中国のオーディオメーカーTHIEAUDIOより平面磁界駆動、開放型のヘッドホン「Wraith」をご紹介! 重量感のありそうなルックスですが、装着感は軽快でイヤーパッドも厚いためとてもリラックスしてリスニングできます! 側圧は程よくしっかりと頭にフィットします。 サウンドはモニターライクでナチュラルな印象です! 全体的に見通しがよくクリアなサウンドが魅力的です。 低域は輪郭を保ち、最近の音楽では欠かせないサブベースなどの超重低域も聴き取れます。 低域が多いという印象はなく、聴き疲れのしないリラックスして聴けるサウンドだと感じました! 中高域から高域へかけての伸びも良く、くっきりとクリアなサウンドです。 特に定位感が素晴らしく楽器同士の位置関係が濁りなく把握できます。 モニターサウンドが好きな方、音楽制作で使ってみたい方、長時間リラックスしてリスニングを楽しみたい方におすすめです!
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けんさん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Galaxy
GalaxyBuds2Pro
グラファイト
¥34100 税込
小さめ、軽量なのに機能もりもり!メリハリサウンドが魅力のすごいヤツ!
試聴環境:Galaxy S22 Ultra 試聴楽曲:星野 源 / 喜劇 Tokimeki Records / Invitations(feat.Froya、宮脇翔平) Dax Riders / So Nice 歴代Galaxyシリーズを使い倒してまもなく12年の私、けんさんです! ちなみに現在Galaxy Buds Proを使用しておりますので、比較を交えながらレビューしていきたいと思います! まず音質面で言うと全体的に歯切れが良くなった印象です! 特に高域は時々鋭さを感じるぐらいのキレがあり、今までのGalaxy Budsシリーズにはなかった音作りだと感じました。 中低域に関しても全体的に粒立ちが良く、高域の鋭さとあいまってややクールなまとまりとなっております! 広さはそこまで広くないですが、近い音は近く、遠い音もしっかり聴き取りやすく奥行きを感じられるメリハリのある音質です。 Galaxy Buds Proと比較すると正当進化プラスαといったところでしょうか。 元々ややクールで粒立ちも良かったですが、更に音と個性に磨きがかかっています。 特に音の裏に隠れて聴こえづらかった音も、分離感が向上してしっかりと表現してくれています。 そういった裏の音など含めて、中々ワイヤレスで表現をしづらい部分までしっかりと表現をしてくれています。 強いていうなら高域がキレすぎて人によっては刺さると感じるであろう所がマイナスポイント…! ただもちろん歴代のBudsシリーズ同様にアプリ内プリセットでのイコライジングも対応しております。 そこで高域を抑えたり、あえて強調したりもできますのである程度は調整がききますのでご安心を。 更に機能面でもちゃんと進化を遂げております! 特にノイキャン! ノイズの制御力の向上もそうですが、個人的にそれ以上に進化を感じたのは圧倒的に風切り音が入りにくくなりました! Galaxy Buds Proの時は外で使用する際、ノイキャン使用時でもボソボソと風切り音が入ってしまったりする瞬間がありましたが、Galaxy Buds2 Proでは今のところ感じません。 こういう細かいですが、音楽を楽しむ上での重要な部分のアップデートもしてくれるあたりはさすがの一言。 ちなみに余談ですが現在購入して使用中した感じ、Galaxy Buds Proから小さいストレスを取り除いた使用感なので控えめに言って最高です。 イコライザーも私は『ダイナミック』で低音も高音もあえてバキバキにしています。笑 Galaxyユーザーであれば圧倒的におすすめなのは言うまでもないですが、軽量でフィット感もいいのでTWSのフィット感にお悩みの人や、メリハリのあるサウンドが好きな方は是非一度お試しください!
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shazy
@e☆イヤホン 秋葉原店
EFFECT AUDIO
Cleopatra II (ConX Basic to TermX Basic)
¥154000 税込
繊細、滑らかな表現
以前のモデルよりは若干ドライな印象を受けます 銀線からは想像できない滑らかで柔らかいサウンド。 角を丸くマイルドにしてくれます。 かつ高域の伸びやは維持しつつもやさしい音色にしてくれるので 歌モノのバラードや、クラシックなどにあわせてあげるとマッチしそうです。 見た目もさることながら落ち着いた上品な雰囲気のケーブルで Octaモデルになると、密度が高くさらに艶やか、 より解像度が明瞭になりそして空気感の再現も確かな印象です。 中音域の伸びも良好で、さらにボーカルの響きが美しくなります。 気になる取り回しですが4芯、8芯ともにタッチノイズは少なくしなやかなケーブルです。 そしてConX、TermXの端子は便利の一言 あまり環境に左右されず選択肢に入り音質へのデメリットも感じさせません
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KJ
@e☆イヤホン
RAPTGO
Leaf D01
¥18670 税込
葉っぱから高音質
葉っぱのような形状に、機械的なシルバーのデザインが僕好みのこちらのイヤホン! アルミニウムボディで見た目通り非常に丈夫ですが、意外と軽いんです。装着感もGood! 付属のケーブルはナイロン編組で仕上げ。色合いが筐体のデザインとマッチしていて素敵です。 かっこよさの中に可愛さもある不思議なデザインが魅力的ですねぇ。 音質は非常にクリアでバランスの取れた器用なサウンド。音の広がりが心地よく、キレも抜群! リズミカルなサウンドで実力を発揮できると感じました! 価格以上のクオリティ!おススメです!!
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ゆっか
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
AAW
A3H+ Lux Edition (Universal Fit)
¥32890 税込
スイッチ切り替えでお気に入りのサウンドに!
重厚感のあるラグジュアリーさがとてもお洒落なこちらのイヤホン。 フェイスプレートは付属のピンで簡単に取り外すことができます。 中にディスクリートスイッチがあってNormalモード、Vocalモード、Vocal+モード、BASSモードの4つのサウンドに切り替え可能で、様々な音質を楽しむことが出来ます。 また、別売りのフェイスプレートもあり、そちらはゴールドのカラーでより高級感あふれるデザインとなっています。 Normalモードはパキっとした高域が印象的で、アタック感がありさわやかな高音が目立ちます。全体の音はややウォーム寄りで、音像が近く鮮明さが特徴的。タイトな低域と高域のバランスがよく、ほどよい分離感で全体が締まった音質です。 Vocalモードに切り替えると、その名の通りボーカルがクリアになり、立体的なサウンドになりました。Vocal+モードではさらに中低域にフォーカスされたサウンドとなっていて、Vocalモードに比べると中低域に深みが増しました。 BASSモードは一気に重低音に厚みが増し、迫力抜群のサウンドに変化します。主張が強くなかった低域が本領発揮して、ドッシリとしているのが特徴的です。ロックやEDMなど低音を重視したい楽曲などに向いたサウンドです。 スイッチの切り替えでこんなにサウンドが変わるのはA3H+ Lux Editionの強みではないでしょうか。楽曲や気分によって音質を変えることができるのも面白い部分ですね。ぜひお気に入りのサウンドを見つけてくださいね! 試聴環境 iPhone13 試聴楽曲 Blackbird/The Beatles Only Time/Enya 造花が笑う/ACIDMAN
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よしけい
@e☆イヤホン 秋葉原店
Astell&Kern
A&ultima SP3000
Silver
¥575980 税込
空間を自在に操る魔術師
Astell&Kern(以下AK)、音楽プレイヤー(DAP)を語るうえで外すことは出来ないメーカーですが、 さらに今後DAPを語るうえで外すことができなくなるであろう機種、それがSP3000です。 このレビューでは、 1.音質 2.おすすめ機能 3.UI周り この3つに焦点を当てて紹介していきます。 ・音質 フラグシップを冠するにふさわしい解像度や空間表現等を持ち合わせていることは前提として、 解像度重視の粒立ちの良い音、というよりは空気感をとことん追求し、音に包まれるような、 イヤホン、ヘッドホンを着けていることを忘れるようなすっと抜ける自然な表現に重きを置いた音作りという印象を受けました。 この雰囲気はアンバランス下での試聴の際に顕著に見受けられ、バランスでの試聴の際はより細かい表現力に富んだ音へと変化します。 バランス接続の恩恵であるS/N比の向上で空間表現の正確さにより磨きがかかり、常套句ではありますが、本当にそこにアーティストやオーケストラがいるのではないかと思うほどです。 サブベースの振動に近いレベルの低域の表現、ティンパニーなどの打楽器が発する音の躍動感等生々しさがビリビリと伝わってくるくらい音を浴びることができます。 ・クロスフィード機能による空間演出 こちら個人的一押しポイントです! 様々なジャンルの楽曲を試しに流してみましたが変な歪みや違和感は一切見られなかったです。 長時間の試聴の快適性の確保はもちろん、普通の音源にライブ感やホールで鳴っているような感じをプラスするようなちょっとした遊びも可能とし、 SP3000が得意とする空間表現を多分に活かした機能だと感じました。細かい設定も出来るので自室のスピーカー環境の再現といったことも出来てしまうのではないでしょうか。 就寝前、クロスフィード機能をONにした状態でウイスキー片手にアンビエントを聴く……その時間は間違いなく至高の時間となる事でしょう。 ・UI周り 既存AK製品から少し画面変化がありました。 下にホームボタンやバックボタンが追加され他社のAndroidDAPのようによりスマートフォンの画面に近くなったといえばいいでしょうか。 UI周りで個人的にいいなと思ったのは、ボタンの1つにストリーミングサービスへのアクセスボタンがあることです。 以前までのAKのUIですとApple MusicやAmazon Musicなどのストリーミングサービスを開こうと思った時、メニュー→サービスと2段階の動作が必要でしたが、 ストリーミングサービスへのショートカットが新設されたことにより、ワンタッチでストリーミングサービスの場所へアクセスが可能となっています。 最近はストリーミングサービスは音楽を聴く上で欠かせない物の1つになりつつあるので、 頻繁に使うであろう機能へのショートカットというのは地味ではありますがかなり重要なことであり、長い年月使えば使うほどこのボタンのありがたさを感じるのではないかと思います。 ・まとめ Astell&Kernがすべてを持って作り上げた集大成ともいえるプレイヤー。 それぞれの視聴環境に寄り添ってくれる機能も充実しており、まさに一生を添い遂げる相棒として頼もしい機種となっているのではないでしょうか。 音とは何か。音楽とは何か。 その答えの1つがここにはある。 試聴環境 イヤホン DUNU EST112(3.5mm、4.4mm) ヘッドホン NEUMANN NDH30(3.5mm) 主な試聴音源 光田康典 CHRONO CROSS ~時の傷痕~ fox capture plan Butterfly Effect Snail’s House Pixel Galaxy Sound Horizon 愛という名の咎 ベートヴェン 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55《英雄》: 第1楽章 Nhato Logos
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わか
@e☆イヤホン
Astell&Kern
A&ultima SP3000
Silver
¥575980 税込
王者再臨
「Astell&Kern A&ultima SP3000」は、まさに次世代フラッグシップモデルの名にふさわしいDAPです。 まずは見た目から。Astell&KernのDAPはどれも見た目の美しさが特徴的ですが、SP3000は金属部分の美しさが特に際立っていました。 筐体はやや横幅が広めで、ずっしりとした重みを感じました。持ちづらいとは感じませんでしたが、選曲等の操作をする際には両手で操作するサイズ感でした。 肝心の出音は、まさに「完璧」といった印象でした。 「力強さ」「繊細さ」「生々しさ」「音源の空気感」の全てを持ち合わせていて、あら捜しをすることが無粋だと感じてしまいました。 どの帯域においても素晴らしい音を奏でてくれますが、どちらかというとやや高音域のきらめきの美しさが特徴的だと感じました。 2022年10月時点でe☆イヤホンで取り扱っているDAPの中でもTOP5に入る高額製品ではありますが、SP3000の奏でる音はその値段に見合っていると断言できるものでした。 試聴環境 Astell&Kern A&ultima SP3000→AAW ASH(カスタムIEM) 試聴楽曲 いぎなり東北産 - 服を着て、恋したい Avicii - Without You
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
GRADO
GS3000x
GS3000x(6.3mm標準プラグ)
¥333300 税込
ダイレクトな中低域と少し硬質で抜けが良い中~高域が魅力。
ロックやジャズ、ポップスなどを聴かれる方、低域に密度のあるアタック感と中~高域に広がりや抜けの良さの求める方にオススメです。 ドライバーには第4世代である大型の「X ドライバー」、ハウジングはココボロ材に囲んだメタルチャンバーで構成されています。GRADOでは、木材や金属など異種素材を組み合わせたヘッドホンを手掛けてきましたが、金属素材をドライバーの前側に持ってくるのは初めてではないでしょうか。その作りはサウンドにも反映されているように感じられました。 【音質】 全域を見渡せる音場の広さがありつつ、密閉型を思わせるような密度感やハリのある中音域のアタック感が中央に明瞭に定位するのが印象的でした。中音域は十分な情報量や艶を感じさせますが、抜けも良いからか少しあっさりめに聴こえます。高域は広がりがあり、鮮やかに分離し外に抜けていく印象です。 スピード感のある曲では中低域のノリの良さが際立ち、ライブ感のある表現に没入感を感じました。静かな曲では細やかな表現が心地よく、ほどけるようにキレイに減衰していくさまに美しさを感じました。適度な低域の量感と中域の生々しさがありつつ、音抜けの良さがサラッとした聴き心地に繋がっています。 【HD 800Sとの比較】 GS3000Xは、中低域が定位も近く密閉型を思わせるダイレクトな鳴り方でHD 800Sとは対照的に感じました。深い低域や中高域の量感や音場の広さは比較的HD 800Sに近い印象でしたが、GS3000Xの方が、中音域はやや主張が控えめであっさりとしていて、高域はやや硬質でハッキリとした分離感を感じました。 GS3000Xは、開放型でありながら中低域のダイレクトな質感と中高域の広がりがありつつ分離の良い表現を持つ、他にはない個性を持ったヘッドホンだと思います。 試聴環境 HDV 820、QPM 試聴曲 リモ(花守ゆみり)「夢の蕾」 TRI4TH「Black Crows」 南壽あさ子「On My Way」 岸田教団&THE明星ロケッツ「天鏡のアルデラミン」 etc…
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Astrotec
AM850MK2
¥22000 税込
3つのサウンドが楽しめる抜けのよいイヤホン!
Astrotecから、1DD搭載のイヤホン「AM850MK2」の紹介です。 新開発の10mmダイナミックドライバーを搭載した金属筐体のイヤホンとなっております。 【見た目】 黒いメタリックなボディは、軽量で強度の高い航空グレードアルミを採用している重厚感のある作りです。 一般的なレジン筐体と比べるとやや重めではありますが、 耳に沿うような形になっているのとそこまで重さは感じないので、 長時間つけていても問題なさそうです。 【サウンド】 3つのフィルターにより音を変えることのできる仕様となっています。 それぞれのレビューをお届けします。 ・Neutral(ブラック):バランスの取れたニュートラルサウンド 全体的に締まりが良く、抜けの良いサウンドです。 音場はそこまで広くありませんが、まとまりのある聴きやすいサウンド。 ハイハットやパーカッションなどの金物は、弾けるような雰囲気で気持ちよく鳴っています。 低音はややタイト目で自然な鳴らし方です。過不足なく鳴っていて、かつ聴き疲れのしないバランスの良いサウンドです。 ・Tide(グレー):低音レスポンスが向上。 全体的に柔らかい聴きごたえになり、温かみのある印象に。低音の量感がぐっと増しますが、変わらず聴きやすい鳴らし方です。Neutralフィルタで弾けるように鳴っていた金物も落ち着いたサウンドになり、結構聴きやすくなります。音のピークが一段階後ろに下がったような感じです。 ・Air(ゴールド): 高音パフォーマンスが向上。 見通しの良いサウンドになります。音場がぐっと広がり、さらに抜けの良い雰囲気です。音の粒が細やかになり、中高域の成分をより引き出してくれています。低域はNeutralフィルタよりもさらにタイトになり、軽快で小気味よいサウンドになります。 個人的には低音レスポンスが向上するTide(グレー)が好きでした。柔らかく聴きやすいのがグッドです。 装着感もさることながら、3つのフィルターでサウンドを変えることのできる痒い所に手が届く仕様となっております。 気分や好みによってサウンドを変えたい!という方に是非お勧めです。 さらにイヤピやリケーブルで化けそう。。お試しくださいませ。
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
JBL
TUNE FLEX
ホワイト
¥11880 税込
おしゃれで利便性抜群!日常生活の新たな相棒
・一台で何役もできる利便性抜群の製品 ・デザイン性も良く、耳だけでなく目でも楽しめる ・音だけでなく機能にもこだわりたい方にピッタリの製品 上記の中に気になるもの、当てはまるものがあった方に是非おすすめしたいのが、JBL「TUNE FLEX」です! 内部構造が見えるコンパクトな充電ケースが目を惹くこちらの製品。ケースだけでなく、イヤホン本体もスケルトンデザインとなっております!ガジェット好きにはたまりませんね......!おしゃれでカッコいいだけでなく、指紋などの汚れなども目立ちにくくなっています。 装着感も抜群で、耳にピタッと吸い付くようなフィット感で簡単にズレたり落下することはありませんでした。しばらく装着していても耳への負担や疲労感はなく、長時間の使用はもちろん、エクササイズなどでも使いやすいと感じました。 機能に関しては実際に私が体験した3つの機能に注目して、それぞれご紹介いたします。 ・アクティブノイズキャンセリング機能 精度が高く、真上で動いている空調の音や近くの人の声は、なにも流していない無音の状態で「遠くで走っている電車の音」程度にしか聞こえなくなりました。そこに音楽を流すと音楽以外の音は全くと言って良いほど聞こえず、音楽に没入したいときや電車などでの使用に最適だと感じました。 ・トークスルー機能 装着したままでも会話ができるよう、人の声が聴きとりやすくなるこちらの機能。近くの人の声だけでなく、少し離れている人の声もしっかりと聞こえました。空調などの環境音も聞こえましたが、人の声のほうが距離が近く聞こえる印象でした。 ・アンビエントアウェア機能 トークスルー機能よりも遠くの環境音など、広い範囲の音が聞こえる感覚でした。外で運動する際や、ながら聴きをする際はアンビエントアウェア機能が一番適している印象です。 音に関しては全体的に距離が近く、元気で明るいサウンド傾向です。煌びやかできれいな高域は全体に明るいイメージを色づけています。中域は、ボーカルが一歩前に出ている印象で聴きごたえと解像度の高さが特徴的でした。低域はあまり主張することのないおとなしい印象でしたが決して弱いわけではなく、高域やボーカルを際立たせるように一歩引きつつもしっかりと鳴っている感覚です。 付属の2種類のイヤーチップの付け替えにより、「ながら聴き」ができる軽い装着感の「オープン型」と、遮音性が高く音楽に集中できる「密閉型」の2ウェイ仕様や、一方のイヤホンをケースに収納している状態でも片側のイヤホン単体で使用できる「デュアルコネクト」機能も搭載しており、用途やシーンによってお好きなスタイルで使用できる、自由度の高いおすすめの製品です!是非お試しください! 【試聴楽曲】 Linkin Park / One More Light L'Arc〜en〜Ciel / Vivid Colors milet / Again and Again
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せめちゃん
@e☆イヤホン
FiR Audio
Neon 4
¥350000 税込
低音重視の最高級
FiR AUDIOのFrontierシリーズから、低音が特に目立つモデル「Neon 4」を紹介します! まずフェイスプレートの高級感が目を引きます。サファイヤガラスのフェイスプレートはFrontierシリーズの特徴の一つで、中に見えるカーボンファイバーは男心をくすぐるポイントだと思います。 Frontierシリーズ中でもNeon 4は、フェイスプレートの下地が白に近いグレーになっていて、その上にカーボンが重なっているので、まるで大理石のような配色になっています。 筐体はアルミの削り出しでできた厚みのある金属筐体ですが、手に持っても特に重く感じることはありません。 装着してみると、厚みは目立ちますがフィット感は良く、ぐりぐりと耳の奥まで入ってくるような形状ではないので、多くの人の耳にも合うように思いました。 音質に関しましては低音の広がりを一番に感じます。 アタック感が強く感じられて、深くからなる低音もあり、ロックやメタルなどの激しいサウンドとの相性がかなりいいように思いました。 ボーカルは前に押し出され、低音の迫力に負けずに聴こえる位置で鳴っているのが分かります。高音も天井の高いサウンドステージの広さを生かした抜け感があり、低音の量感豊富な楽曲でも、バランスが崩れることはほとんどありませんでした。 Neon4の音色は激しい曲だけでなく、ゆったりとした楽曲などにも相性がいいように思うので、見た目の高級感だけでなく、音もリッチで厚みのあるイヤホンだと感じました。 是非お試しください! 【試聴楽曲】 Samm Henshaw/Church(feat.EARTHGANG) Crossfaith/Gimme Danger(teat.ralph)
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せめちゃん
@e☆イヤホン
Softears
Volume
¥36000 税込
どんなジャンルでもお任せあれ!
モニターとしても使えて全帯域が楽しい、万能サウンドのハイブリッド型イヤホン「Volume」を紹介します。 一見して目に止まるのはやはり緑色の筐体です。透明で中に搭載されたドライバーが見えるグリーンのシェルに、艶消しでサラっとした感触のフェイスプレートは、シンプルなデザインでありつつ、しっかりと高級感があります。筐体に金属があしらわれていますが、色のおかげか男性っぽさに偏ってないところがいいですね。 サウンドに関しては、ダイナミックドライバーの量感豊富な低音と、ダイナミックドライバーに負けない圧で鳴るBAドライバーの中高音が特徴的に感じました。少し太く丸めな音になっていて、厚みと一体感のある音色です。 低音はボーカルを隠したり全体がぼやけるような感じも無く、バランスよく聴こえます。しっかりと芯のある低音は聴き疲れにくく、アニソンやJAZZ、EDMなどジャンルを選ばず楽しく聴けると思います。 高音の方は輪郭のはっきりした音色で、低音の迫力に負けないクリアさを感じました。女性ボーカルとの相性も良く感じます。 全体のバランスが綺麗に整っているので、どなたにもおすすめできるイヤホンなのではないでしょうか。 低音好きにも高音好きにも、「この価格帯のイヤホンが気になっていて、どの帯域も捨てがたい」という方にも、一度試していただきたいイヤホンです! 【試聴楽曲】 Unprocessed/Mint VulfPeck/Back Poket
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
Anker
Soundcore Space Q45
ブラック
¥14990 税込
お出かけの相棒!遮音性の高いヘッドホン
・外出時に使用するヘッドホンをお探しの方 ・機能にもしっかりとこだわりたい方 ・お求めやすいヘッドホンをお探しの方 そんな方々におすすめなのがAnker 「Soundcore Space Q45」です! シンプルなデザインと指紋などの汚れが目立ちにくいマットな質感、持ち運びしやすい軽さで、通勤通学など普段使いに最適な印象です。 機能に関しては、高い性能のノイズキャンセリングと自然な外音取り込みが特徴的です。ノイズキャンセリングは、周囲の騒音レベルに応じてノイズキャンセリングの強さを自動で調節してくれます。この機能によりノイズキャンセリングが過度に強くならず、深い没入感で音楽を楽しむことができます。また、外音取り込みモードに切り替えると、周囲の音が自然にはっきりと聞こえるため、ヘッドホンをしたままでも店内や電車のアナウンスなどを聴くことができます。 装着感に関しては、ヘッドバンド部分にクッションがないため、個人的には頭に沿うように少しきつめに装着すると、若干ですが負担と違和感を感じました。私と同じように感じた方は、頭とヘッドバンド部分に少し余裕ができる程度に緩めに装着すると、負担や違和感が軽減されると思います。緩めに装着するとズレや落下の不安がありますが、少し緩くつけてもある程度強さのある側圧により、激しく動いたりしなければズレることはありませんでした。側圧に関しては締めつけるというよりも耳にピタッとくっつくような感覚で耳が痛くなるほどの負担や強さは感じませんでした。 音質に関しては、癖のないフラットな音質と高い表現力が印象的でした。低域には臨場感や迫力を感じつつも、決してくどさはなく過度な重さも感じませんでした。中域は繊細で明瞭なサウンドで、特に人の声がはっきりと聴こえる印象でした。高域は、刺さらず丸くなりすぎず適度な硬さで綺麗に鳴っており、長く聴いていたくなる音の表現です。 全体的に音の距離が近すぎず遠すぎず適度な距離感で音の見通しが良く、細かい音までしっかりと表現してくれるため、幅広いジャンルの音楽と相性がいいと感じました。ちょっとしたお買い物や通勤通学など、外出時の相棒としておすすめのヘッドホンです。ぜひお試しください! 【試聴楽曲】 Linkin Park / One More Light L'Arc〜en〜Ciel / Vivid Colors milet / Again and Again
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あさやん
@e☆イヤホン 秋葉原店
THIEAUDIO
Wraith
¥70490 税込
コスパ良し!一日中付けていたいサウンドと装着感
ハイエンドIEMで大人気のTHIEAUDIOから、平面磁界駆動の開放型ヘッドホン "Wraith" が登場しました。 まず、目を引くのはそのデザインでしょう。大ぶりなサイズのイヤーパッドが付いておりますが筐体自体は非常に薄型で、公称約460gという重量ながら手に取った際は軽く感じました。 イヤーパッド自体も非常に柔らかな素材で構成されており、側圧はある程度強めですがパッドが柔らかいおかげで装着感は良好な印象です。ヘッドバンドにより頭にかかる負荷も分散されている為、長時間装着していても負担は少なそうです。 続いて、試聴した感想に移ってまいります。粒立ちの良い高域の表現は耳に刺さる事が無く、聴き疲れせず長時間聴いていられるサウンドというのが個人的な第一印象です。 しっかりとした音場の中で、中~高域はレスポンス良く、自然な鳴り方をしています。特に中~中高域の定位が良く、生音の音源はもちろんですが、EDMなどの電子音楽との相性も良さそうです。 立ち上がりのいいサウンドの下地を適切なボリュームの低域が担っている印象があり、その上で、より楽曲に厚みを持たせる中低域の押し出しがこのヘッドホンの特徴ではないかと思います。 それでいて、分厚いサブベースに対して中域が埋もれずに輪郭をもって近くで響いてくれます。 力強い低域表現をしっかりと享受でき、同時に解像度の高いギター・ピアノのサウンドや女性ボーカルも聴き分けができる分離感があるため、楽曲を分析的に聴きたい方にもおすすめです。 個人的には、ある程度しっかりとした出力のある据え置き機AMPで聴くとより真価を発揮できるような印象がありました。 e☆イヤホンでは据え置き機との組み合わせでもご試聴いただけます。是非一度お試しください。 【試聴環境】 Astell&Kern KANN ALPHA 【試聴楽曲】 相対性理論 「チャイナアドバイス」 coldrain 「Six Feet Under」 23.exe 「Telo-Telo」 他
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
Anker
Soundcore Space A40
ブラック
¥12990 税込
80、90年代の音楽を聴かれる方へ!
・普段80、90年代の音楽を聴かれる ・遮音性の高いイヤホンをお求めの方 ・レコードプレーヤーのような柔らかいサウンドがお好み そんな方々におすすめなのがAnker「Soundcore Space A40」です! ポケットにもすっぽりと入ってしまうほどコンパクトで軽量な充電ケースは、持ち運びしやすく普段使いしやすい印象です。 装着感については耳へのおさまりが非常に良く、フィット感が抜群で重さや負担はほとんど感じませんでした。 音に関しては、まるでレコードプレーヤーで音楽を聴いているかのような、やわらかく暖かみのあるサウンドが印象的でした。耳の中で優しく広がっていく感覚で「Oasis」や「安全地帯」の楽曲を聴いた際の臨場感や暖かさは、どこか懐かしさを覚えます。 中低域のハリや響きが良く、男性ボーカルやジャズ、ロックとの相性が非常に良いと感じました。中低域が前に出ている傾向はありつつも、他の帯域も絶妙な強さでしっかりと出ており、全体のバランスが上手く取れている聴きごたえのあるサウンドだと感じました。 機能に関してはノイズキャンセリングの性能の高さが印象的でした。通常モードでもイヤホン本体のフィット感によりある程度高い遮音性を得られていたのですが、ノイズキャンセリングモードにすると通常モードの際に聞こえていた周囲の環境音などがピタッと聞こえなくなりました。この高いノイズキャンセリング機能により、更に音楽に没入することができました。 アナログチックなサウンドや高いノイズキャンセリング性能、持ち運びしやすいサイズ感など魅力的なポイントが満載の製品です。是非お試しください! 【試聴楽曲】 安全地帯 / ワインレッドの心 Oasis/ Supersonic エルヴィス・プレスリー/ Jailhouse Rock
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せめちゃん
@e☆イヤホン
qdc
TIGER 【QDC-TIGER-S】
¥222750 税込
名前に負けない個性!
デザインの評価が高いqdcから、見た目のインパクトが強い「TIGER」を紹介します! 気になる特徴のチタンメタルシェルは、想像よりも軽く、フェイスプレートの隙間から覗く金色のプレートが斬新でカッコいいです。普段あまり見かけない構造で、目立つこと必至です。 装着してみると少しひんやりとして、奥までググっと突っ込むような感覚よりも、少しだけ手前で止まるような感じです。金属のシェルですが、個人的に圧迫感はなく装着感もいいように思いました。 音質としては全体的にバランスのいい弱ドンシャリなイメージで、音は硬めのように感じます。 低音はタイトですが、深くから鳴るような感覚があります。量感もありつつ、速いテンポでもしっかり付いてくるので、EDMやボーカロイドのような電子音楽などには向いていると思います。 高音は静電ドライバーが片側2基搭載されているおかげか、解像度が高めで鋭く鳴ります。シンバルなどの刻みがはっきり聴こえて、高音はかなり得意な印象を受けました。 3.5mmのアンバランス接続でも十分な分離感ですが、端子が切替可能なケーブルなので、より分離感のいい2.5mmや4.4mmのバランス接続に簡単に切り替えることができます。 その日の気分や曲に合わせて端子を変えることもできるので、新しい気持ちで好きな楽曲を楽しめる。そんなワクワク感のある楽しいイヤホンだと思います。 是非お試しください! 【試聴楽曲】 Unprocessed/Rain SHOW-GO/Otonashi
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すずき
@e☆イヤホン
EFFECT AUDIO
Cleopatra II (ConX Basic to TermX Basic)
¥154000 税込
『見晴らしよくメリハリある高解像度サウンド』
EFFECT AUDIOを代表する純銀ケーブルCleopatra(以下、先代)が、Cleopatra IIになって帰ってきました。 先代から、デザイン・サウンドの両面に変化がありました。わずかにサウンドキャラクターが変わったので、純粋な乗り換えには注意が必要かもしれません。 プラグ-分岐部-コネクターに至るまで、銀ケーブルらしい雰囲気で統一されています。重量がありそうな見た目ですが、実際は非常に軽く、使用時のストレスはありませんでした。軽くとも剛性をしっかりと感じられ、高級感のある仕上がりです。プラグにTermX(3.5mm、2.5mm、4.4mm)、コネクターにConX(2Pin、MMCX)を標準搭載し、使用するイヤホン,プレーヤー,アンプに合わせ、プラグやコネクターを変更できる高い汎用性を持ちます。 肝心のサウンドですが、先代がナチュラルバランスだとすれば、Cleopatra IIはもっと楽しく聴ける、開放的でパワフルなサウンドという印象を持ちました。純銀線らしい高域の伸び、透明感、スッキリさなどの共通する特徴は持ちつつ、先代ではやや平面的だった音が拡張され、高域と低域の伸び沈みが改善されています。男女ともにボーカルは明瞭、繊細ながら厚みも感じる音で、非常に聴き応えがあります。音場の広がりや空間表現も豊かになり、リスニングライクな音へシフトしました。特に、ギターなどの弦楽器やシンバルなどの“高域のディテールを求められる音”と相性がよく、リアルで生々しい音を再現しています。持ち前のパワフルさで、バラード,ロック,アコースティック楽曲を聴くのがより楽しくなりました。 弱点としては、高域が伸びて元気になった結果、楽曲や合わせるイヤホンによっては粗さや刺さりが出てきそうで、録音品質の良し悪しも如実に表れます。先代の音バランスでイヤホンを合わせていた場合は、音傾向が変わってしまうかもしれません。全体的にパワーアップしていますが、先代のバランスを好む人も一定数いそうな印象です。 純銀線の特徴を伸ばしつつ、銅線的なふくよかな温かみも感じる魅惑的なサウンドでした。高域を伸ばしつつ空間を広げたい方、純粋に銀線サウンドが好きな方におすすめしたいです。 再生環境:Shanling UP5,Vision Ears VE6x2 試聴楽曲:HOME(古川本舗),ルパン・ザ・ファイヤー(SEAMO),君はロックを聴かない(あいみょん)
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すずき
@e☆イヤホン
EFFECT AUDIO
Cleopatra II Octa (ConX Basic to TermX Basic)
¥220000 税込
『良バランスでオールマイティな純銀ケーブル』
本レビューは、Cleopatra II 4Wireとの比較が主旨となります。 Cleopatra II Octaは、Cleopatra IIを8ワイヤーで再構成したモデルです。プラグ,分岐,コネクター等、各パーツの意匠は共通で、純粋に芯数のみが2倍になりました。8芯になっても取り回しの良さは健在で、4Wire同様にプラグにTermX(3.5mm、2.5mm、4.4mm)、コネクターにConX(2Pin、MMCX)を標準搭載しています。使用するイヤホン,プレーヤー,アンプに合わせ、プラグやコネクターを変更できる高い汎用性は嬉しいポイントですね。 サウンドですが、大元の音傾向はCleopatra IIをそのまま引き継いでいます。また、引継ぎながらも各音域の弱みを綺麗に改善しているため、純粋な上位モデルと言って差し支えない音質差を感じました。アップグレード感が非常に分かりやすいです。ざっくり良くなった点をまとめると「滑らかさ」「音の厚み」「空間の広がり、音場感」が挙げられると思います。 元々明瞭なボーカルは、より肉厚な出音になり、表現力やリアリティが増しました。バックのサウンドや各音域の繋がりがスムーズになることで、表面をコンディショナーで整えたような滑らかな音が広がります。高域のディテールに優れ、シンバルやギターなど(他弦楽器含む)の生々しさも引き継がれています。定位の良さは大きく変わらずですが、全体の粗さが抑えられたことによって、密度の伴った音場の広がり・空間的な表現に、頭一つ抜けるくらいの向上を感じられました。 楽曲選ばず、どんなジャンルでも楽しめますが“特に相性の良いイヤホンの音”はありそうです。近年のマルチドライバー型によく見られ好まれる、定位に優れたウォーム寄りで高解像度なモデルによくマッチする印象です。イヤホンのキャラクターを綺麗に引き立ててくれます。全体的に解像度高く繊細で柔らかい中高域に、角が丸く自然な中低域と、銀線の特徴に温かみを追加したようなアナログサウンドがOctaの特徴と言えそうです。 Cleopatra IIで感じられた弱点は克服していますが、強いて挙げるならば、価格の割にキャラクターが弱い点かなと思います。銀線にイメージされる艶感もほどほどに抑えられています。一聴して分かる聴き心地の良さと、そこから更に聴き込むことで、じっくり良さが伝わってくるモデルだと感じました。 再生環境:Shanling UP5,Vision Ears VE6x2 試聴楽曲:HOME(古川本舗),ルパン・ザ・ファイヤー(SEAMO),君はロックを聴かない(あいみょん)
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ライト
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
FF3
Black
¥16940 税込
超万能インナーイヤー型
色んな楽しみ方ができるインナーイヤー型イヤホン! ステンレススチール製筐体のため、一般的なプラスチック製筐体よりも持った感触には重みがありました。ステンレススチール独特の光沢や形が美しいです!まさに高級感のあるデザインだと感じました。 一般的にインナーイヤー型と呼ばれる形状のイヤホンのため、耳を完全にふさがない形状です。その為、かなり快適なつけ心地です! 付属品に音質調整をするために三種類のスポンジカバーがついておりますが、装着感自体はどれも似たような感覚でした。インナーイヤー型は、スポンジカバーがなくても耳に装着できますが、筐体がステンレススチールのため、スポンジカバーなしの状態で耳に入れると、ひんやりしました。くすぐったく感じたので、スポンジカバーありで耳に入れることをおすすめします。 せっかくなので、音質調整可能な三種類のスポンジカバーで聴き比べしていきたいと思います。 〇バランス重視スポンジカバー 全部が丁度いい!低音の存在感は強めですが、中高音の邪魔にはならず、低音から高音まで同じ距離感で聴こえます。低音は柔らかく厚みがありますが、中高音は輪郭がはっきりしており、コントラストがとっても気持ちいいです。 〇高域重視スポンジカバー バランス重視よりも低音の迫力が弱まり、全体的に見通しがよくなりました。低音に比べ、女性ボーカルをはじめとする中高域が一歩前に近づいた印象です。ただ低音も一歩うしろでなっているため、迫力が損なわれることなく楽しい音です! 〇低音重視スポンジカバー バランス重視よりも低音の広がり、厚みがアップしました!低音の存在感が強くなっておりますが、中高域は埋もれないので、違和感なくパワフルな音を楽しめます。 密閉感が強いカナル型が苦手な方には是非お試しいただきたいイヤホンです。また、紹介したスポンジカバーだけでなく、交換用のプラグもあり、これ一本で4.4mmバランス接続も楽しめちゃう、コスパもよく万能なインナーイヤー型イヤホンです!音質はどの楽曲にも合わせやすく、色んなジャンルを聴く方におススメです。 【試聴環境】 試聴プレイヤー:iPhone12mini 試聴楽曲:ダーリンダンス/かいりきベア マロウブルー/idolish7
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KJ
@e☆イヤホン
VIOLECTRIC
CHRONOS
¥36300 税込
スマートフォンに特化したパワフルポータブルDAC
スマートフォンでも良い音で聴きたい!という方にオススメな、手軽に高音質が得られるポータブルDACのご紹介。 プレーヤーを持ってない方や、身軽に出かけたいそこのあなたに必見。僕自身、常に持ち歩くスマートフォンで音楽を聴くことが多いので、これはまさに欲しかったアイテム! せっかく良いヘッドホンやイヤホンで聴いていても、スマートフォンではどうしてもパワー不足…。 しかし!この「CHRONOS」はこのコンパクトな見た目では想像できないパワーを与えてくれるんです! しかもスマートフォン本来の使用用途の邪魔をしないよう、消費電力をとことん抑えたありがたい配慮で、まさにスマートフォン向け。 また、本体はコンパクトで非常に軽く、持ち運びにストレスは感じません。 そしてそして、うれしいアダプターが3つ付属。 ・Lightning to USB-C ・Micro-USB to USB-C ・USB-C to USB-C 至れり尽くせりです☆ デザインはシンプルですが、音源で変わる色の変化がきれいでかわいいです。 実際に使用してみましたが、音に彩りと迫力をプラスしてくれるシンプルに楽しいサウンド。 すべての音域をくっきりと伸びやかにしてくれる印象で、スマートフォンでここまで聴けたらすごく満足です! 面倒な設定のいらない、様々なスマートフォンに対応した「CHRONOS」で、あなたのスマートフォンでも良い音を!
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
EFFECT AUDIO
Gaea(Universal Fit)
¥170000 税込
エモい男性ボーカルと秀でた音像表現
EFFECT AUDIOのコラボ系イヤホンといえば、カスタムIEMの『Merlin』や『GENESIS J』が思い浮かびます。 『Merlin』は音の線が細く艶っぽくスッキリした明瞭感があり、対して『GENESIS J』は分厚い歯応えの良い音と全体の解像度の高さが見られました。 こちらのコラボモデル『Gaea』は、上記2機種の中間的な立ち位置のサウンドで程よい厚みを持ちながら、前に来る中低域と透きとおった表現が非常に得意で、満遍なく丁寧に鳴らしてくれます。 また以前には無かった均整のある表情が見られ、やや中高域が引っ込み思案なところがございますが、空間の広いオールマイティなイヤホンです。 個人的には歌ものを中心とした音楽がオススメで、男性ボーカルが非常に心地よく聴けますね。 試聴環境:M11 PLUS ESS
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かやちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Hi-Unit
Hi-Unit001-pnk (ピエール中野モデル/有線ピヤホン3)
¥41800 税込
クラウドファンディングで1億円達成!?話題の有線イヤホン!
凛として時雨の「ピエール中野」さん監修の有線イヤホン「有線ピヤホン3」です! 以前から大人気だったピヤホンシリーズの後継機に当たります。 蓋を開けてみると低域と中高域のバランスが良い完成度の高い一本だと感じました。様々なジャンルにも使えそうですが、個人的にはノリのいいロック等の楽曲に合わせやすい音作りだと思います。 低域はアタック感のあり、やや音圧も強めになっています。迫力も十分で、低音好きのeイヤホンスタッフを唸らせるほどです。 中高域は分離感がとても良いです。各楽器が良い意味でバラけてくれるので、どの楽器がどのような音を鳴らしているのか、楽曲の隅々まで知ることが出来ます。 試聴に用いた凛として時雨さんの楽曲では、ギターのリフやベースライン、ドラムの各音が明瞭に聴こえ、今までとは違ったように曲を聴くことができました。 音場は狭すぎず広すぎず、程良く横に広がってくれているように感じました。上述の中高域の特徴と相まって、頭の中にライブハウスが浮かび上がってくるような感覚に陥りました。自分専用のライブハウス、とても満足度が高かったです。 ロック好きの方にはたまらない一本だと思います!ワイヤレスイヤホンやエントリークラスの有線イヤホンからステップアップしてみたい方にも是非、手に取って頂きたいイヤホンです。 試聴楽曲 【試聴環境】 試聴プレイヤー:iPhoneX 試聴音源:Amazon music 【試聴楽曲】 Telecastic fake show / 凛として時雨 ミックスナッツ /Official髭男dism
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かなぶん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Noble Audio
FoKus H-ANC
Blue
¥21560 税込
こだわるのは『音』だけじゃない
Noble Audioが手がける完全ワイヤレスイヤホンは音に対しての評価が高く、その中でも『Fokus Pro』は機能面よりも音にとことんこだわり抜いており、ワイヤレスユーザーだけではなく有線ユーザーからも注目されるような製品となりました。 そしてこちらの『Fokus H-ANC』は音への探求は妥協せず、日常的に使いやすく機能面にもこだわりを入れた製品となっております。 評価するにあたり、『Fokus Pro』との違いが気になる方が多いかと思います。 見た目については大きく異なり、シンプルな配色、デザインとなっております。 筐体はカスタムIEMのような形状から少し丸みを帯び、厚みのある形状となりました。装着としては少し大きさは感じるものの安定しており『Fokus Pro』同様かなり深くハマり、付けただけでもかなり遮音されたように感じました。 本製品の最大の特徴ともいえるノイズキャンセリング機能は、強めな装着感と相まって効きはかなり強く感じました。店頭にて試聴しましたが、雑音が全く気にならずに音楽に集中出来ました。 そして肝心な音に関してですが第一印象として、存在感のある低音域がガツンと響き、全体的に重みのある音で聴きごたえがあるなと感じました。さらにその重たい音の中に細かい中高音域が埋もれることなくキラッと華やかに鳴り、『Fokus』シリーズのレベルの高さをあらためて感じました。 『Fokus Pro』と比較をすると、音の情報量、解像度は1歩及ばずという印象でやはり『音』のレベルはどちらも高いですが『Fokus Pro』に軍配が上がります。 ただ、その差を埋めることは出来ないものの、専用アプリで各帯域の聴力を測定しユーザーに合わせたイコライザーを設定することが出来ます。これを使ったあとの音の印象はガラッと変わりました。もちろん聴こえ方によって効力は変化するものではございますが、ガツンと響く低音域は厚みはそのままに滑らかで聴きやすくなり、ボーカルがスムーズに通り好みの音にグッと近づきました。 音だけではなくノイズキャンセリングなどの外音コントロールの切り替えもワンタップでできたり、本体の操作方法もカスタマイズができるため使い心地が良かったです。 個人的な最終的な印象としては、2製品において同じシリーズではあるもののそれぞれの強みが異なるため一概に上位、下位機種というような位置づけではないのではと思います。 音にとことんこだわるなら変わらず『Fokus Pro』 音だけではなく使いやすさも大事にしたい方は本製品といった選び方になるかと思います。 是非お試しくださいませ。
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しばちゃん
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Hi-Unit
Hi-Unit001-pnk (ピエール中野モデル/有線ピヤホン3)
¥41800 税込
箱からスタジアムまでライブに入り浸る。
クラウドファウンディングで大人気だったモデルがついに一般発売! 本体のカラーリングが黒に金ロゴ。高級感があり、シャープに纏まっております。そこにバイブスくんロゴが入っており、キュートさがスパイスになっていますね! また、耳掛け&三日月型の本体が装着感抜群ですし、スリムでスタイリッシュな見た目に貢献しています。 サウンドはパワフル&深く明瞭な低域。疾走感を失わず重厚感あるベースラインは必聴ですね🎧 そして、スッキリと見通しよく粒立ちの良い中域・高域。低域の質感と合わさってこれが本当にいい!力強さを表現しつつも、繊細な部分までブレずに描写されています。本当にバランスが絶妙。 ボーカルは生っぽい。というか、もう『生』 楽器隊ときちんと分離されており、はっきりと前に出つつツヤ感も忘れない。 そして、ライブ音源との相性も抜群! 箱ものからスタジアムでのライブもおまかせあれな一本です! ジャンルはロックはもちろん! ポップス、ブラックミュージックや、ゴリゴリなサウンドも合いますね!! 力強い楽曲と合わせたときに感じたイメージが、『冷静沈着なハードパンチャーでありながら、明るく気さくな紳士。』 え、完璧ですやん。 みなさんもお試しあれー!!
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しばちゃん
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
FOCAL
Clear Mg Professional
¥232650 税込
The Answer
FOCAL Clear Professional の後継機として登場した開放型ハイエンドヘッドホン『Clear Mg Professional』 見た目は今までのFOCALのハイエンドモデル達に似た美しいデザイン。 全体がブラックで統一され、そこに光が当たると暖色系のライトなら金属の縁のラインが少しゴールドに輝き、寒色系のライトだとシルバーに輝き、とても高級感が増します。 また、イヤーパッドとヘッドパッドは上品なワインレッドを少し明るくしたような赤色。これが、さらなる上品な高級感を引き立たせます。 本体は手に持つとなかなかの重さを感じられますが、装着感は悪くないので思った以上に軽く感じがられる方が多いかと思います。 サウンドは正しくプロフェッショナルモデル。ヘッドホンですが、定位感と音場の感覚が少しスピーカーを聴いているかのように感じられました。ちょっとしたモニタースピーカーならClear Mg Professional でも賄えそうなくらいに衝撃。(スピーカーはスピーカーで良さがあるのでほしいんですけどね……) 開放型の中では苦手とされる低域の表現も優秀です。深い部分から描写されており、ブーストしたかのようなベースや人工的な感じは一切なく、しっかりとメリハリを効かせた無理のないサウンド。また低域に感動しつつ、高域も爽快な伸びと抜け感がたまりませんね! 全体的にはとても明瞭でクールですが、どれだけ高解像度に一音一音描写していたとしても分析的にならず、あくまで自然なサウンドに忠実であることが感じられます。 名前からしてプロフェショナル向けのモデルではございますが、リスニングとしても最高峰です。 ヘッドホン沼にハマって抜け出せない方に、FOCAL Clear Professional は一つの究極の "答え"となり得るかもしれません。
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つのっち
@e☆イヤホン仙台駅前店
SHURE
SE846 (第2世代)
クリア
¥112926 税込
音楽に没頭できるモニターイヤホン
第2世代になったSHUREのSE846。 新たなカラーバリエーションと第4のチューニングノズル「エクステンド」が追加されました。外観と音質、どちらも選択肢が増えたのは嬉しいポイントです。 チューニングノズルは、基本のサウンドはそのままにチューニングバランスをカスタマイズできるもので、前モデルでは「バランス」「ウォーム」「ブライト」の3つから好みに合わせて選ぶことができました。 新たに追加されたノズル「エクステンド」を聴いてみると、中高域のディティールに変化を加え、音のアタックにメリハリがついたように感じました。 全体像で言えば、中高域が前に出ることで、サウンドの明瞭感や澄んだ余韻を楽しむことができます。 楽器の音がより近い位置で聴こえるので、楽しく音楽を聴きたい時にはもってこいです。 個人的には、落ち着いた、空気感を大事に聴きたい曲や、生音のシンプルな構成のインスト曲にもとてもおすすめしたいです。 持ち前の低音域の良さはそのままに、繊細な音の強弱や細やかなアクセントまでしっかりと聴こえます。遮音性の高さ、快適な装着感も相まって音に没頭できること間違いなしです。 e☆イヤホン各店で試聴できますので、気になった方はぜひぜひ確かめてみてくださいー。 【視聴環境】 Galaxy S20 - SHANLING UA3 【試聴楽曲】 BiS:テレフォン きのこ帝国:クロノスタシス サカナクション:忘れられないの 上原ひろみ:Spiral
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
Galaxy
GalaxyBuds2Pro
ボラパープル
¥34100 税込
高性能、キレのあるサウンド
・明るめの曲をよく聴かれる ・音質はもちろん、機能面にもしっかりとこだわりたい ・Galaxyスマホユーザー そんな方々におすすめなのが「Galaxy Buds2 Pro」です! シンプルで上品なデザインのイヤホン本体と充電ケースは、肌触りの良いマットな質感となっており、指紋などの汚れが付きにくく、普段使いしやすい印象です。 装着感については耳へのおさまりが良く、負担がかかりにくい快適な着け心地だと感じました。 機能については、ノイズキャンセリングの精度が高く、空調などの環境音はほとんど入りませんでした。近くの人の声は、かなり離れたところで演説している程度にしか聞こえなくなりました。 また、外音取り込みの性能も非常に高く、自分がイヤホンを着けていることを忘れるほど周りの声や環境音がはっきりと聞こえました。 音に関しては、中高域の伸びが良く、メリハリのある解像度の高いサウンドです。高域にはキレがあり、全体のサウンドを引き締めている印象でした。煌びやかでありつつも刺さることはなく、気持ち良く聴くことが出来ました。中域は解像度が高く、程よい距離感で聴き疲れしにくいと感じました。低域は弾むように響くため過度な重みがなく、ほかの帯域とのバランスが良いと感じました。 音質も機能も非常に優れており、初めてのワイヤレスイヤホンにも、新しく買い替えを検討されている方にもおすすめの製品です。是非一度お試しください! 【試聴楽曲】 Linkin Park / One More Light L'Arc〜en〜Ciel / Vivid Colors milet / Again and Again
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
GRADO
GS1000x
GS1000x(6.3mm標準プラグ)
¥210100 税込
木材の美しさと気持ち良いサウンド
マホガニーとイペという木材を組み合わせて使用したモデル。マホガニーは、高級家具や楽器に使われる木材、イペはウッドデッキ等エクステリアに使われる丈夫な木材です。 木目の美しい、暖かみのあるデザインで、大型ドライバーの「Xドライバー」を用いていおり、GRADO製品の中でも大ぶりのヘッドホンです。 【見た目】 木材の切り出しが美しく、クラフト作品としてディスプレイしても良いくらい綺麗な見た目。映えてます。 GRADOならではの網目状のハウジングからはドライバーが伺え、これもまた高級感を醸し出しています。 【装着感】 軽いです。パッドも柔らかく耳を包み込むような大きさで、圧迫感はありません。 長時間音楽に没頭できる、優しい着け心地ですね。 【サウンド】 地はウッドらしいナチュラル系のサウンドかつ、ややシャープでくっきりとした印象です。GRADOらしい抜けの良いサウンドがウッドならではの暖かみと中和され、ちょうどよいバランスになっています。特に高域の伸びる感じの再現や細かいパーカッションの響きなどを捉えるのが得意だと感じました。 低音はそこまで圧のない、でもどっしりと構えてくれている丁度良いバランスです。量感は十分にあるので、EDMやロック系でも気持ちよく鳴らしてくれます。 シャープで抜けの良い、かつ自然な鳴らし方のヘッドホン。開放型でヘッドホンをお探しの方に是非一度聴いてほしい一機です。 試聴環境:EARMAN/Tradutto+iFi-Audio/ZEN CAN 試聴楽曲:Men I Trust/Tailwhip他
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
qdc
Dmagic Solo【QDC-DMAGIC-SOLO】
¥24750 税込
聴きごたえのある1DD、あります。
qdcからダイナミックドライバー1基のシンプル構成なイヤホン「DmagicSolo」の紹介です。同じくDmagicの名を冠する「Dmagic3D」の1DD版といったところでしょうか。3Dの方はダイナミックドライバー3基と珍しい構成だったので、それに比べるとシンプルな構成になりました。 【見た目】 筐体にはブルーの立体感のある塗装と、その上から雷のような模様が金色で施してあります。カッコイイ。雷模様の下部にはqdcの金ロゴ。これもまたいいですね。また、筐体の上部分がなだらかな形になっていて、装着しやすくなっています。素晴らしい。 【サウンド】 抜けの良い、明るく気持ち良いサウンドです。ふくよかで豊かな低域と明るく伸びやかな中高域が特徴的。ただ圧があって、押し出す!といった感じではなく、余裕のある鳴らし方です。 低域はサブベースまでしっかりと捉え、ブーミーな聴きごたえ。同価格帯でもなかなか無いリッチなサウンドです。音場も申し分なく、倍音の表現もしっかりしています。 高域は人によっては刺さる、と感じるかもしれませんが、ギターのバッキングやシンセの伸びる感じなどしっかりと捉えて気持ちよく鳴らしてくれます。(YMOの東風がとても良い感じでした。)個人的ににはこのくらいあったらめっちゃ気持ち良く聴けるなあといった感じ。 1DD でもここまで、しかもこの価格という...…また3.5mmだけでなく2.5mm,4.4mmバランス接続に切り替えができるケーブルが付属。便利! 非常に高コスパで、ノリよく聴けるイヤホンをお探しの方にピッタリの一機だと思います。ぜひお試しください。 試聴環境:iPhoneSE2+BTR7 試聴楽曲:Dinosaur Jr./FeelthePain 他
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かかりちょー
@e☆イヤホン 秋葉原店
qdc
TIGER 【QDC-TIGER-S】
¥222750 税込
爽快感のある音
立体的な虎模様のデザインが目を引くイヤホンです。チタンメタルを使用したハウジングで重そうな印象を受けますが非常に軽量な筐体です。 気になる音質ですが非常にバランスの良いサウンドです。低域はタイトながら厚みがしっかりあります。深みのある表現はやや苦手な印象があり、アコースティック系よりEDMなどの電子的なサウンドと特に相性がよさそうです。 ボーカル帯域はクリアかつハリがありとても気持ち良く聴けます。距離感も適切な為、疲れることもなさそうです。 高域の表現はさらりとしていて金属筐体らしい質感と響きだと思いました。キツさの無い繊細な表現で伸びていきます。残響がスパっと切れるのでやや物足りなさを感じます。ただ、スピーディーに聴きたい方にはぴったりだと思います。 総じて疾走感のある音で楽しく聴けるイヤホンです。 解像度が高く輪郭もハッキリしているので粗さも感じず滑らかに聴けます。ぜひお試しください。
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あさやん
@e☆イヤホン 秋葉原店
GRANPRO
GP-0050 V1
¥4980 税込
エントリープライスで多用途に使えるモニターヘッドホン
中域を軸にバランスのとられた鳴り方をするエントリーモニターだと感じました。 公称235gという軽さながら低域には十分な量感があり、中域~中高域は特に解像度が高く伸び感があるため、DJ用から楽曲制作、歌の録音まで幅広くお使いいただけるモデルだと思います。 もちろんリスニング用途としてもお使いいただけます。 ポップスや歌モノなど明るい楽曲に特に相性が良く、さらりと鳴らしてくれるタイプだと感じました。 重低音を軸にしたEDMやHIPHOP等の楽曲で聴いた時には、聴き心地を損なわない絶妙な量感の低域を感じられるため、長時間の制作・リスニングでも聞き疲れしなさそうです。 初めてのモニターヘッドホンとして、また普段使いのリスニング用として使い勝手の良いヘッドホン。是非一度ご試聴ください。 【試聴環境】 Astell&Kern KANN ALPHA 【試聴楽曲】 Adam Jensen 「The Hunter」 Jin Dogg 「Tom Cruise」 JP THE WAVY & Bankroll Got It 「I'm on it (feat. lil Keed)」
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
KIMBER KABLE
AXIOS-CU AH-D9200用標準プラグ/金メッキ仕様
1.2m
¥85140 税込
明るさを抑え、腰を据えたサウンドへ変化させる。
高域の分離感は綺麗に出しつつピーキーさや過度な明るさは抑え、中低域にハリのある表現と少し量感を足したような変化を求める方にオススメです。 太めなケーブルですが、柔軟性があるため硬くてケースにしまうのに苦労することは無さそうです。作りも非常に丁寧で、編み込みの連続性の美しさに貫禄を感じます。文句なしの高級感です。 【音の変わる傾向】 全体的に音のまとまりが良くなり音像にドッシリとした存在感が出るので、低域のアタックによりインパクトを感じます。同時に定位や解像度も向上しているため荒々しい印象にはならず、質感の描き分けに丁寧さもあります。 中音域は情報量が増し、より芯のある表現に変化しました。ボーカルはブライト過ぎずやや落ち着いたトーンでしっとりと艶やかに感じられます。 高域は大人しくなったように感じましたが、量感はそこまで変わらず前に張り出してくる感覚が無くなったことで奥行きのある表現に変わりました。ピーキーに感じる歪みが減少するものの鮮やかさは失われず、分離の良さにはさらに磨きがかかっています。 【Meze Audio LIRICでの印象】 全体的に情報量が増え、音場により広がりを感じるようになりました。 低域はアタックの強さが感じられるようになり、定位もより明確になった印象です。密度感が適度で音のこもりや不要な響きは感じさせません。中音域は情報量が増えた分、より細かいニュアンスが見えやすくなりました。厚みが増し、熱量のある表現に感じられます。高域は横の広がりが増えて外に抜けていくような感覚が強くなり、開放感が増しました。分離感にも向上を感じましたが、煌びやかさは少し大人しくなり聴きやすくなった印象です。
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
AKG
K812-Y3
¥154220 税込
澄んだ空間表現に浮き上がる美音系サウンド
小編成のクラシックやPOP、女性ボーカルなど高域まできれいに表現しつつ聴きやすいサウンドを好まれる方にオススメです。またイヤーパッドが深く耳とパッドの間に空間が広めにとれるので、比較的良好な装着感を持っています。 【音質】 帯域バランスは低域がややスッキリめに感じますが、全体的に聴くと中域から高域が見えやすいちょうど良い量感です。質感は細部をクッキリと表現しつつ、輪郭には絶妙な丸さがあるので耳につくようなピーキーな印象にはなっていません。音に余計なベールを感じさせず、非常に臨場感ある鮮やかなイメージで高い解像度を持ちながら心地よく聴きやすい印象になっています。 またスッキリとしている音のイメージはあるのですが、実際に詰まっている音の情報量は確かなもので音源の細かなニュアンスまで繊細に表現する豊かさがあります。特にボーカルの息遣いや抑揚などの精密な表現力はぜひ聴いていただきたいです。 【HD 800Sとの比較】 HD800SとK812-Y3では、どちらも低域がスッキリとしていて中高域の定位が明瞭なイメージは似ている印象があります。 大きな違いは音場の広さと低域の質感や定位の仕方に感じられました。 HD 800Sでは、音が縦横どちらにも広がりがあり低域の量感がありつつもそれが外に向かって抜けていくので、中域~高域の表現をマスキングせずまんべんなく聴くことができます。 K812-Y3では、HD 800Sほどではありませんが音場の広がりがありつつ、音の立ち上がりがハッキリしているので定位がより明瞭に感じます。情報量があっても音が混じり合わずに個々それぞれを聴き分けらます。
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e☆イヤホンスタッフ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Bose
QuietComfort Earbuds II
Triple Black
¥39600 税込
進化が止まりません……
ノイズキャンセリング機能が高いイヤホンをお探しの方、必見・必聴です。 ノイズキャンセリング技術と重厚な低音域の表現力で高い評価を得ていたQuietComfort Earbudsの二代目となる完全ワイヤレスイヤホンです。 様々な点で変化を感じる本製品ですが、まずは外観の変化に驚きました。前モデルより本体、ケースともにスタイリッシュな形状になっており、前モデルでは装着した時の存在感やケースの大きさを感じましたが、こちらのEarbuds IIではコンパクトに なっていて耳に付けた時のフィット感も良好でした。 実際に付けてみると全モデルよりノイズキャンセリングのパワーアップが感じられ、個人的には特有の圧迫感も軽くなり、より自然な効き具合になったように感じました。 本体付属品につきましても、前モデルではフックとイヤーピースが一体化していたので中々自分好みのイヤーピースに付け替える事は難しかったのですが、Earbuds IIでは完全に分離しているためケースとの相性にもよりますが、付け替えて自分好みの装着感、音質を追求する事が出来るようになりました。そし私が何より驚いたのは音質の変化です。 「BOSE」=低音 といったイメージを想像する方は少なくないと思います。実際に低音域が活躍するロック、映画音楽 オーケストラなどのジャンルに合うと個人的には思っていたのですが、Earbuds IIを聴いてその感覚は一変しました。 前モデルと比べると、低音域の存在感は落ち着き、中高音域の解像度が上がった印象で、音の粒立ちも分かりやすく感じより音楽に没頭できると思います! 全モデルは音質の傾向で言うと、大きなコンサートホールで音楽を聴いているような音の広がりを感じるサウンドに感じてましたが、こちらは広い音の広がりも感じつつ解像度が高くなったのか、細かで繊細な音も鳴らしてくれるサウンドに変わったと思います。 アプリを使う事によってモードの切り替えもできるので、集中して音楽を聴きたいときはクワイエット、周りの音を拾いたいときはアウェア……など 自分好みにカスタマイズするのもアリですね。 低音域が落ち着いたとはいえ存在感としてはしっかりとあるので音楽のジャンルはロックが相性いいと思います。他のイヤホンの低音域と比べると少し音の伸びが感じられ余韻を感じやすいサウンドに感じたのでオーケストラのコントラバス・チューバなどの低音域の土台となる楽器が心地よく聴けると思います。今お使いのイヤホンで音の厚みやもう少し音に迫力が欲しい方にはぴったりのイヤホンだと思います!
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
SHURE
SE215 Special Edition パープル 【SE215SPE-PL-A】
¥12728 税込
名機と呼ばれるのには訳がある
Shure(シュアー)往年の名機「SE215 SPE」に、ファン投票で人気の高かったパープルが新色として仲間入りしました! クリアやブルーはありましたが、パープルもまた毛並みが違ってとても良い感じです。スケルトンで中が見えるのもいいですね~! 音質はシングルダイナミック型らしいまとまりの良さと、声やドラム等の鳴りものの音の取りやすさはさすがの一言です。 普段使いはもちろんですが、アーティストがライブでよく使っているのを見かけるだけあり、ガイドやクリックなどは非常に取りやすいです。 フィット感も良いので、集中したい時にも良いですね。 かくいう私も215のホワイトをワイヤレス化して使っていますが、飽きの来ないデザイン、程よい密閉間、耳が疲れにくいシュアーな音質が大変気に入り、長年愛用しています。 ちなみに私はイヤーピースをSpinFit CP100+に変更して使っていますが、低音抜けもなく、相性抜群で大変満足しています。(ここはあくまで好みがあると思いますが) 音や装着感、ルックスも良く、ワイヤレス化などもできる往年の名機、この価格帯ではもちろん最強だと思います。 是非店頭で試聴してみてください!
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
AUDEZE
LCD-XC 2021
¥198000 税込
丁寧に描く音像と透明感に優れる。
どの帯域も強調しないニュートラルな音傾向と、正確な定位を持つ密閉の平面駆動型ヘッドホンです。特に適度な距離感を持ってきれいに減衰していく高域が聴き分けられるのは密閉型とは思えないほど澄んだ空間表現に感じました。 前モデルの2021ではない「LCD-XC」よりも音の立ち上がりが早くなり、音数の多い曲の聴き分けにもより対応できるようになった印象です。高域表現も鮮やかさを感じる帯域まで良く伸びるようになりましたが、歪みが少なくきれいに減衰していきます。細かい音まで繊細に表現し、音の重なりを正確にレイヤー分けできる優れた定位を持っています。 見通しに優れた音質はモニターとしてその威力を発揮しますが、リスニングとしても心地良いものでした。全体のイメージはスッキリと透明感に優れていますが、音に硬さを感じたり余韻が極端に少ないような印象はなく、なめらかで自然な表現に感じました。 【HD 800Sとの比較】 LCD-XCは、開放型のHD 800Sほどでありませんが広がりがあり、横方向に広さを感じました。 全体的な質感に関して、HD 800Sでは定位に少し距離や広がりがあるものの音場そのものが広く音同士が重ならない印象でした。 LCD-XCでは、音場自体は比較して狭めですが、音像定位がより明確なので聴き分けがしやすい印象でした。特に低域表現は量感や反響は抑えつつ弾力を持たせた聴き心地の良さがあり、高域表現はよりハッキリとした鮮やかさと耳触りの良いなめらかさが特徴に感じました。
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わっちゃい
@e☆イヤホン仙台駅前店
Bose
QuietComfort Earbuds II
Triple Black
¥39600 税込
ピカイチなノイキャン!
アクティブノイズキャンセル機能が搭載されているBoseのQuietComfort EarBuds Ⅱですは、個人的にピカイチなノイキャンだと思います! 元々アクティブノイズキャンセリングはBOSEの特徴でもありますが、今回はその効果がさらに高いところがポイント! そしてさらに驚くのがパーソナライズ機能! イヤホンを装着した時に耳の内部の音響を測定してくれてその結果を基に音とノイキャンの両方をユーザーに合わせてカスタマイズしてくれるんです! ちなみにこちらはプレーヤーと接続していない状態でも電源がOFFになったりしないのでノイキャン搭載耳栓としても使えそう!使い方も無限大! 試聴機材 : iPhone 8 試聴曲 : ミライプリズム / ここなつ : Reject Yourself / Killswitch Engage : You & Me / 田村ゆかり
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
Ferrum Audio
OOR 【FER-OOR-B】
¥396000 税込
ヘッドホンの個性を活かし、詳細な表現力を与える。
音楽をより詳細に聴き込みたい方にオススメです。どこかを強調するのではなく全帯域をニュートラルに描き、意識を回せばどの帯域も手に取るように把握できます。 1番印象的だったのは、全帯域の音が明瞭に詳細に把握できるのに、何か特定の癖や強調感をほとんど感じなかったことです。ヘッドホンの個性を明確に反映させる非常に優秀なヘッドホンアンプです。 【音質】 音像がボヤけず自然な定位感を持っています。低域は丁寧ながら伸びやかさも感じる鳴らし方。ボーカルなどの中域は強調こそ感じませんが、なめらかで薄く艶が乗った上品な質感です。高域は情報量が豊かなのにブライト過ぎない印象。細かな響きの粒感とまとまりの塩梅が絶妙です。 【HD 800Sでの印象】 全体的に音像がハッキリとします。余韻など情報量は削らず立ち上がりが明確になる印象です。帯域バランスはそこまで変わらず、音場は左右と奥行き共に広がりが出ました。定位が明確になるので少し距離感がある低域の把握がしやすく、中域は艶があり高域までの繋がりがスムーズで伸びやかです。高域は派手すぎない鮮やかさがあります。 XLRバランス接続でも聴いてみました。 アンバランスと比較すると、真ん中に寄っていた定位に少し距離ができて、さらに横に広がった印象。厚みが少し減って全体にまんべんなく音が広がった事で、音の詳細がより客観的に捉えやすくなりました。 【HYPSOS × OOR × HD 800S】 同Ferrum Audioの高品質DCパワーサプライHYPSOSと合わせてみました。 奥行きの広がり、わずかに低域の量感や芯の厚みが出てきました。聴き込めば聴き込むほど、より腰を据えた堂々とした鳴りに浸れます。激しい曲はその勢いを活かし存分にダイナミックに鳴らしますし、静かな曲はその通りリラックスした鳴りに変わります。音源に対して癖がなく素直です。決して荒々しさはなく、またその機器の音色に染める事なく音源のそのままを描き出しています。それなのにまた同じ曲を聴きたくなるのは、やはり分析的に詳細にも聴ける楽しさがあるからだと思います。 音にこだわるなら、これを聴かないのは非常にもったいないです。機会があればぜひ聴いてみてください。