スタッフレビュー一覧
店頭スタッフが様々な商品をご紹介
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
DUNU-TOPSOUND
VULKAN【DK-X6】
¥60470 税込
表現力豊かなクリアサウンド
まず、なんといってもルックスがイイ。綺麗な筐体、蛇紋岩をイメージした、もくめがね模様のフェイスプレートと、精密機械加工により作成されたアルミニウム合金製シェルはフィット感も良く、個人的に好きなデザインです。 筐体とマッチした配色のケーブルも、そのハンサムさを更に引き立ててくれています。(もちろん音も) デュアル8mm同軸ドライバーの効果か、低域の表現が得意な印象で、決して量感は多くないですが、太いというより、余すとこ無く綺麗に鳴る、という方が良いかと感じました。良い意味でダイナミックドライバっぽくないというか。 頑張ってブースト気味に鳴らすような出し方は一切せず、極低域~中低域にかかることまでも、余裕をもって鳴らしてくれている、そんな印象でした。 中高域に関しても、もちろんドライバ数の多さもありますが、音の解像度が高く、低位も抜群で聴いていて気持ち良い。 激しい音では決してなく、各情報に対して余計な着色をしないというか、やや広めなルームサイズで、一つ一つを丁寧に鳴らしてくれていて、抜け良く落ち着いたサウンドにうっとりしました。鳴り物やキックの抜けの良さも好印象です。 変にシャリつくような痛い帯域も無いので、ジャンルの苦手なく鳴ってくれます。 とりわけ、生音、ライブ音源や、ベースサウンド等にも存分に力を発揮してそうかと。 DUNUの本気度が伝わってくる本製品、是非店頭でご試聴ください!
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KJ
@e☆イヤホン
ikko
ITM02
¥8900 税込
白くて小柄な頼れる相棒
とにかく小っちゃい持ち運びに最適なポータブルDACのご紹介! 着脱可能なType-Cポートで、LightningケーブルとType-Cケーブルを使い分けることができてとても便利。 小さくスマートなので付けていても邪魔になりにくく、とにかく軽いので持ち運びでも負担が少なく、非常にありがたいです! 見た目は高級感の中に可愛らしさがあるデザインでマットな仕上がりで個人的には好みです。 音質は、ノイズがかなり軽減されすごくクリアな印象です! 深みのある低域と存在感が上がったボーカルに、伸びやかな楽器の音色が、非常に気持ちの良いバランスでGOODです! ボディは小さいですが、パワーあふれるコスパ最高な仕上がりで、初めてのポータブルDACにも非常におすすめです!!
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シャモ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
NEUMANN
NDH 30
¥97020 税込
「摩擦音」の繊細なディティールも描き出すノイマンの開放型ヘッドホン!
まずこの機種を手に持った時、思っていた重量よりも軽くて驚きました。全体がメタリックカラーの為、ずっしりとした質感を想像していましたが本体の重量は370gとミドル~ハイの開放型のヘッドホンの中では軽い部類です。装着時の重量は長時間使用する際の疲れなどに影響するのでこういった点は非常にありがたいですね。 イヤーパッドは蒸れを感じにくいファブリック素材のイヤーパッドが採用されており、耳周りの当たりも気持ちいいです。側圧が少し強めに感じられますが、イヤーパッドの柔らかさで緩和されいい具合です。 音質に関して、低域の量感やヌケ感などの良い部分がたくさんありますが、個人的に気に入った部分としては「声のかすれ」がめちゃくちゃ好みでした! 「歯擦音(しさつおん)」と呼ばれるさしすせその音が良く聴こえるモニター系のヘッドホン派、個人的に苦手で今まで避けていたことが多かったですが、このNDH 30は高域の伸びの良さと、刺ささりそうな部分の抜け感が程よく「声のかすれ」具合を綺麗に表現してくれています! 深い低域や、とにかく解像感の高さなどを求める方には物足りない部分などあるかもしれませんが、声の息づかいや生っぽさを求める方に非常におすすめです! 【試聴環境】 ifi-audio ZEN DAC 【試聴楽曲】 菅原 圭 「ミラ」 Justin Bieber「Peaches」
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e☆イヤホンスタッフ
@e☆イヤホン 秋葉原店
SONY
IER-Z1R
¥214107 税込
コンサートホールにいるかのような臨場感をあなたへ
2DD,1BAのハイブリット構成のイヤホンです。ダイナミックドライバーが低域に使われるハイブリッドイヤホンが多い中、この筐体には低域と超高域の1基づつにダイナミックドライバーが採用されています。 初めて聴いた時に一番最初に浮かんだ言葉は『艶やか』でした。角が立ったデジタルチックな高域と言うよりは優しく包み込んでくれるような丸い高域が特徴的だと思いました。ハイハットや、アコギのカッティングなどの細かな音に対するレスポンスも非常に高く、レコーディングスタジオで聴いているような分離感があります。また、空間表現にも長けていると思いました。本体のがっしりとした重量感とは裏腹に、繊細で粒立ちの良い上品な音作りだと感じました。 また、4.4mmのバランスケーブルが付属しています。バランス接続で聴いてみると、低域がグッと持ち上がり、ボーカルの息遣いや空気感がより鮮明に聴こえるようになったと個人的には実感しました。サステイン(音が途切れるまでの余韻)も分かりやすくなり、ライブ音源やクラシックなどとの相性がより良くなりました。 その為、POPSやROCKを聴くときはアンバランス接続、ライブ音源やクラシックはバランス接続などで使い分けるといいかもしれません。 上品で艶のある音を探している方、オススメです。 試聴環境 Sony NW-WM1AM2 試聴音源 スターダスト☆レビュー 今夜だけきっと Ado 世界のつづき MISIA everything
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イヴ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Galaxy
GalaxyBuds2Pro
ボラパープル
¥34100 税込
コンパクトでキレッキレのサウンド!
まず聴いてみての第一印象は中高域のキレが凄い!でした。 楽曲にもよりますが、個人的にサ行タ行の発音やハイハットがやや刺さる印象でした。中高域が伸びているのでボーカルはハキハキ聞き取りやすく、低域は角が取れたような丸い優しい印象です。音の粒が細かくはっきりしていて、スタジオのど真中で聴いているような生々しさが感じられるくらい全体的に音が近いです。 Galaxyデバイスで体験できる360オーディオでは、頭の動きに合わせてサウンドの方向が変わるのでより臨場感ある音楽体験を楽しめます! 装着感はGalaxy Buds Proと比べて約15%小型化され、非常に軽い着け心地です。耳にすっぽりと収まる感じがお気に入りポイントです。 ノイズキャンセリングはしっかりめにかかってくれます。ノイズキャンセリング特有の圧迫感はそこまでなく、しっかりと音楽に没入できます。 試してみて、お、すごい。と思った機能が、音声検出機能です。ノイズキャンセリングモードにしている状態から話し始めると、自動的に周囲の音を拾ってくれて、イヤホンを外さなくてもすぐに会話ができてしまうのです。あったらすごく便利な機能でずっとイヤホンを着けたまま過ごしちゃいそうです。 音質グッド、使いやすさグッドなGalaxy Buds2 Pro 是非一度手に取ってみて下さい! 試聴楽曲:Stay Gold/BTS, HERO/Vaundy
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
DUNU-TOPSOUND
VULKAN【DK-X6】
¥60470 税込
色々な曲を聴きたくなる透明感が高い丁寧な表現力
ロック、POPやアコースティック系など様々なジャンルに合いますが、音の響きがスッキリとしているので濃厚な情報量を求めるよりもあっさりとした聴き心地を求める方に向いていそうです。 【音質】 低域表現の制動の効いた表現と透明感が高い生々しいボーカル、細やかで比較的情報量が多く抜けの良い高域が、全体的に聴くとスッキリとした印象にまとめられています。定位も正確で高い分解能を持っていますが、ある程度の沈み込みもありロックなど聴いてもパンチを感じます。音の立ち上がりが明確なので、ドラムなどのリズム隊が見えやすい印象もあります。 また最初の印象では高域の細かい描写と中音域の生々しさが特に意識され、印象のメイン要素になっていると感じました。ですが聴けば聴くほど量感は控えめながら低域の締まりの良い丁寧な質感が心地よく感じました。生音を聴いてもキレの良さはありつつ音の芯が痩せず、最低限の厚みを持っていると感じました。 ダイナミックとBA型のハイブリッド機ですが、高解像で音のつながりが良くピーキーさも感じさせない部分に完成度の高さを感じました。音数の多い楽曲では情報量が少なく感じる所はありましたが、基本的にはバランス良くニュートラルな傾向なので色々な曲で聴いてみたいイヤホンです。
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
iBasso Audio
DX320 Edition X
¥306900 税込
アニバーサリーなDX320!!
試聴環境:Technics/TZ700 試聴楽曲:Daftpunk/GetLucky 他 「DX100」の発売10周年とiBasso16周年を記念したアニバーサリーモデル、 DX320 Edition Xの紹介です。 内部の構成はDX320と同じですが、筐体にゴルフクラブやロケットにも使用されるリキッドメタル合金を採用していて硬度、耐久性が高くなっています。 すごく丈夫です。 【見た目】 リキッドメタル合金を採用した流線形のデザインで、通常モデル(DX320)よりも手にになじみやすい形をしています。 素材の影響で筐体の重量は増えていて、手に持った感じはずっしりと重みを感じます。高級感。 この所有欲を満たされる重さ、良いですね…… 前面(画面側)と背面は通常モデルと変わらず、洗練された見た目です。 【サウンド】 全体的に歯切れよく、非常にクリアなサウンドです。 タイト過ぎず、柔らか過ぎず、ちょうど良い塩梅の高解像度サウンドです。 ギターのカッティングや倍音の表現に優れています。 低音は前に出過ぎず、しっかり下の方で支えてくれている印象。 聴きやすくバランスの良い鳴らし方です。 【DX320と比較して】 内部構成が同じなので、音の系統は同じですが、 やや低音のノリがブーミーなのと高域のハリやタイトさが増したように感じました。 音の一音一音がとらえやすくなっていて、より繊細に楽曲を楽しめる一機です。 高級感溢れるリキッドメタルを採用したアニバーサリーなDX320! 是非通常モデルと比較してお試しください。
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つじ
@e☆イヤホン仙台駅前店
THIEAUDIO
Wraith
¥70490 税込
クリアかつナチュラルなサウンド!
中国のオーディオメーカーTHIEAUDIOより平面磁界駆動、開放型のヘッドホン「Wraith」をご紹介! 重量感のありそうなルックスですが、装着感は軽快でイヤーパッドも厚いためとてもリラックスしてリスニングできます! 側圧は程よくしっかりと頭にフィットします。 サウンドはモニターライクでナチュラルな印象です! 全体的に見通しがよくクリアなサウンドが魅力的です。 低域は輪郭を保ち、最近の音楽では欠かせないサブベースなどの超重低域も聴き取れます。 低域が多いという印象はなく、聴き疲れのしないリラックスして聴けるサウンドだと感じました! 中高域から高域へかけての伸びも良く、くっきりとクリアなサウンドです。 特に定位感が素晴らしく楽器同士の位置関係が濁りなく把握できます。 モニターサウンドが好きな方、音楽制作で使ってみたい方、長時間リラックスしてリスニングを楽しみたい方におすすめです!
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shazy
@e☆イヤホン 秋葉原店
EFFECT AUDIO
Cleopatra II (ConX Basic to TermX Basic)
¥154000 税込
繊細、滑らかな表現
以前のモデルよりは若干ドライな印象を受けます 銀線からは想像できない滑らかで柔らかいサウンド。 角を丸くマイルドにしてくれます。 かつ高域の伸びやは維持しつつもやさしい音色にしてくれるので 歌モノのバラードや、クラシックなどにあわせてあげるとマッチしそうです。 見た目もさることながら落ち着いた上品な雰囲気のケーブルで Octaモデルになると、密度が高くさらに艶やか、 より解像度が明瞭になりそして空気感の再現も確かな印象です。 中音域の伸びも良好で、さらにボーカルの響きが美しくなります。 気になる取り回しですが4芯、8芯ともにタッチノイズは少なくしなやかなケーブルです。 そしてConX、TermXの端子は便利の一言 あまり環境に左右されず選択肢に入り音質へのデメリットも感じさせません
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KJ
@e☆イヤホン
RAPTGO
Leaf D01
¥18670 税込
葉っぱから高音質
葉っぱのような形状に、機械的なシルバーのデザインが僕好みのこちらのイヤホン! アルミニウムボディで見た目通り非常に丈夫ですが、意外と軽いんです。装着感もGood! 付属のケーブルはナイロン編組で仕上げ。色合いが筐体のデザインとマッチしていて素敵です。 かっこよさの中に可愛さもある不思議なデザインが魅力的ですねぇ。 音質は非常にクリアでバランスの取れた器用なサウンド。音の広がりが心地よく、キレも抜群! リズミカルなサウンドで実力を発揮できると感じました! 価格以上のクオリティ!おススメです!!
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よしけい
@e☆イヤホン 秋葉原店
Astell&Kern
A&ultima SP3000
Silver
¥575980 税込
空間を自在に操る魔術師
Astell&Kern(以下AK)、音楽プレイヤー(DAP)を語るうえで外すことは出来ないメーカーですが、 さらに今後DAPを語るうえで外すことができなくなるであろう機種、それがSP3000です。 このレビューでは、 1.音質 2.おすすめ機能 3.UI周り この3つに焦点を当てて紹介していきます。 ・音質 フラグシップを冠するにふさわしい解像度や空間表現等を持ち合わせていることは前提として、 解像度重視の粒立ちの良い音、というよりは空気感をとことん追求し、音に包まれるような、 イヤホン、ヘッドホンを着けていることを忘れるようなすっと抜ける自然な表現に重きを置いた音作りという印象を受けました。 この雰囲気はアンバランス下での試聴の際に顕著に見受けられ、バランスでの試聴の際はより細かい表現力に富んだ音へと変化します。 バランス接続の恩恵であるS/N比の向上で空間表現の正確さにより磨きがかかり、常套句ではありますが、本当にそこにアーティストやオーケストラがいるのではないかと思うほどです。 サブベースの振動に近いレベルの低域の表現、ティンパニーなどの打楽器が発する音の躍動感等生々しさがビリビリと伝わってくるくらい音を浴びることができます。 ・クロスフィード機能による空間演出 こちら個人的一押しポイントです! 様々なジャンルの楽曲を試しに流してみましたが変な歪みや違和感は一切見られなかったです。 長時間の試聴の快適性の確保はもちろん、普通の音源にライブ感やホールで鳴っているような感じをプラスするようなちょっとした遊びも可能とし、 SP3000が得意とする空間表現を多分に活かした機能だと感じました。細かい設定も出来るので自室のスピーカー環境の再現といったことも出来てしまうのではないでしょうか。 就寝前、クロスフィード機能をONにした状態でウイスキー片手にアンビエントを聴く……その時間は間違いなく至高の時間となる事でしょう。 ・UI周り 既存AK製品から少し画面変化がありました。 下にホームボタンやバックボタンが追加され他社のAndroidDAPのようによりスマートフォンの画面に近くなったといえばいいでしょうか。 UI周りで個人的にいいなと思ったのは、ボタンの1つにストリーミングサービスへのアクセスボタンがあることです。 以前までのAKのUIですとApple MusicやAmazon Musicなどのストリーミングサービスを開こうと思った時、メニュー→サービスと2段階の動作が必要でしたが、 ストリーミングサービスへのショートカットが新設されたことにより、ワンタッチでストリーミングサービスの場所へアクセスが可能となっています。 最近はストリーミングサービスは音楽を聴く上で欠かせない物の1つになりつつあるので、 頻繁に使うであろう機能へのショートカットというのは地味ではありますがかなり重要なことであり、長い年月使えば使うほどこのボタンのありがたさを感じるのではないかと思います。 ・まとめ Astell&Kernがすべてを持って作り上げた集大成ともいえるプレイヤー。 それぞれの視聴環境に寄り添ってくれる機能も充実しており、まさに一生を添い遂げる相棒として頼もしい機種となっているのではないでしょうか。 音とは何か。音楽とは何か。 その答えの1つがここにはある。 試聴環境 イヤホン DUNU EST112(3.5mm、4.4mm) ヘッドホン NEUMANN NDH30(3.5mm) 主な試聴音源 光田康典 CHRONO CROSS ~時の傷痕~ fox capture plan Butterfly Effect Snail’s House Pixel Galaxy Sound Horizon 愛という名の咎 ベートヴェン 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55《英雄》: 第1楽章 Nhato Logos
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わか
@e☆イヤホン
Astell&Kern
A&ultima SP3000
Silver
¥575980 税込
王者再臨
「Astell&Kern A&ultima SP3000」は、まさに次世代フラッグシップモデルの名にふさわしいDAPです。 まずは見た目から。Astell&KernのDAPはどれも見た目の美しさが特徴的ですが、SP3000は金属部分の美しさが特に際立っていました。 筐体はやや横幅が広めで、ずっしりとした重みを感じました。持ちづらいとは感じませんでしたが、選曲等の操作をする際には両手で操作するサイズ感でした。 肝心の出音は、まさに「完璧」といった印象でした。 「力強さ」「繊細さ」「生々しさ」「音源の空気感」の全てを持ち合わせていて、あら捜しをすることが無粋だと感じてしまいました。 どの帯域においても素晴らしい音を奏でてくれますが、どちらかというとやや高音域のきらめきの美しさが特徴的だと感じました。 2022年10月時点でe☆イヤホンで取り扱っているDAPの中でもTOP5に入る高額製品ではありますが、SP3000の奏でる音はその値段に見合っていると断言できるものでした。 試聴環境 Astell&Kern A&ultima SP3000→AAW ASH(カスタムIEM) 試聴楽曲 いぎなり東北産 - 服を着て、恋したい Avicii - Without You
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
GRADO
GS3000x
GS3000x(6.3mm標準プラグ)
¥333300 税込
ダイレクトな中低域と少し硬質で抜けが良い中~高域が魅力。
ロックやジャズ、ポップスなどを聴かれる方、低域に密度のあるアタック感と中~高域に広がりや抜けの良さの求める方にオススメです。 ドライバーには第4世代である大型の「X ドライバー」、ハウジングはココボロ材に囲んだメタルチャンバーで構成されています。GRADOでは、木材や金属など異種素材を組み合わせたヘッドホンを手掛けてきましたが、金属素材をドライバーの前側に持ってくるのは初めてではないでしょうか。その作りはサウンドにも反映されているように感じられました。 【音質】 全域を見渡せる音場の広さがありつつ、密閉型を思わせるような密度感やハリのある中音域のアタック感が中央に明瞭に定位するのが印象的でした。中音域は十分な情報量や艶を感じさせますが、抜けも良いからか少しあっさりめに聴こえます。高域は広がりがあり、鮮やかに分離し外に抜けていく印象です。 スピード感のある曲では中低域のノリの良さが際立ち、ライブ感のある表現に没入感を感じました。静かな曲では細やかな表現が心地よく、ほどけるようにキレイに減衰していくさまに美しさを感じました。適度な低域の量感と中域の生々しさがありつつ、音抜けの良さがサラッとした聴き心地に繋がっています。 【HD 800Sとの比較】 GS3000Xは、中低域が定位も近く密閉型を思わせるダイレクトな鳴り方でHD 800Sとは対照的に感じました。深い低域や中高域の量感や音場の広さは比較的HD 800Sに近い印象でしたが、GS3000Xの方が、中音域はやや主張が控えめであっさりとしていて、高域はやや硬質でハッキリとした分離感を感じました。 GS3000Xは、開放型でありながら中低域のダイレクトな質感と中高域の広がりがありつつ分離の良い表現を持つ、他にはない個性を持ったヘッドホンだと思います。 試聴環境 HDV 820、QPM 試聴曲 リモ(花守ゆみり)「夢の蕾」 TRI4TH「Black Crows」 南壽あさ子「On My Way」 岸田教団&THE明星ロケッツ「天鏡のアルデラミン」 etc…
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Astrotec
AM850MK2
¥22000 税込
3つのサウンドが楽しめる抜けのよいイヤホン!
Astrotecから、1DD搭載のイヤホン「AM850MK2」の紹介です。 新開発の10mmダイナミックドライバーを搭載した金属筐体のイヤホンとなっております。 【見た目】 黒いメタリックなボディは、軽量で強度の高い航空グレードアルミを採用している重厚感のある作りです。 一般的なレジン筐体と比べるとやや重めではありますが、 耳に沿うような形になっているのとそこまで重さは感じないので、 長時間つけていても問題なさそうです。 【サウンド】 3つのフィルターにより音を変えることのできる仕様となっています。 それぞれのレビューをお届けします。 ・Neutral(ブラック):バランスの取れたニュートラルサウンド 全体的に締まりが良く、抜けの良いサウンドです。 音場はそこまで広くありませんが、まとまりのある聴きやすいサウンド。 ハイハットやパーカッションなどの金物は、弾けるような雰囲気で気持ちよく鳴っています。 低音はややタイト目で自然な鳴らし方です。過不足なく鳴っていて、かつ聴き疲れのしないバランスの良いサウンドです。 ・Tide(グレー):低音レスポンスが向上。 全体的に柔らかい聴きごたえになり、温かみのある印象に。低音の量感がぐっと増しますが、変わらず聴きやすい鳴らし方です。Neutralフィルタで弾けるように鳴っていた金物も落ち着いたサウンドになり、結構聴きやすくなります。音のピークが一段階後ろに下がったような感じです。 ・Air(ゴールド): 高音パフォーマンスが向上。 見通しの良いサウンドになります。音場がぐっと広がり、さらに抜けの良い雰囲気です。音の粒が細やかになり、中高域の成分をより引き出してくれています。低域はNeutralフィルタよりもさらにタイトになり、軽快で小気味よいサウンドになります。 個人的には低音レスポンスが向上するTide(グレー)が好きでした。柔らかく聴きやすいのがグッドです。 装着感もさることながら、3つのフィルターでサウンドを変えることのできる痒い所に手が届く仕様となっております。 気分や好みによってサウンドを変えたい!という方に是非お勧めです。 さらにイヤピやリケーブルで化けそう。。お試しくださいませ。
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せめちゃん
@e☆イヤホン
FiR Audio
Neon 4
¥350000 税込
低音重視の最高級
FiR AUDIOのFrontierシリーズから、低音が特に目立つモデル「Neon 4」を紹介します! まずフェイスプレートの高級感が目を引きます。サファイヤガラスのフェイスプレートはFrontierシリーズの特徴の一つで、中に見えるカーボンファイバーは男心をくすぐるポイントだと思います。 Frontierシリーズ中でもNeon 4は、フェイスプレートの下地が白に近いグレーになっていて、その上にカーボンが重なっているので、まるで大理石のような配色になっています。 筐体はアルミの削り出しでできた厚みのある金属筐体ですが、手に持っても特に重く感じることはありません。 装着してみると、厚みは目立ちますがフィット感は良く、ぐりぐりと耳の奥まで入ってくるような形状ではないので、多くの人の耳にも合うように思いました。 音質に関しましては低音の広がりを一番に感じます。 アタック感が強く感じられて、深くからなる低音もあり、ロックやメタルなどの激しいサウンドとの相性がかなりいいように思いました。 ボーカルは前に押し出され、低音の迫力に負けずに聴こえる位置で鳴っているのが分かります。高音も天井の高いサウンドステージの広さを生かした抜け感があり、低音の量感豊富な楽曲でも、バランスが崩れることはほとんどありませんでした。 Neon4の音色は激しい曲だけでなく、ゆったりとした楽曲などにも相性がいいように思うので、見た目の高級感だけでなく、音もリッチで厚みのあるイヤホンだと感じました。 是非お試しください! 【試聴楽曲】 Samm Henshaw/Church(feat.EARTHGANG) Crossfaith/Gimme Danger(teat.ralph)
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せめちゃん
@e☆イヤホン
qdc
Dmagic Solo【QDC-DMAGIC-SOLO】
¥24750 税込
深い海のような心地よい低音
一聴して分かるのは空間的に広がる深い低音です。 青い海に雷が落ちたような激しい見た目とは裏腹に、アップテンポなEDMやメタルなどの激しめな曲よりも、アコースティックのような落ち着いた楽曲にかなり向いています。 音場も少し広めで深く響くような低音は、聴き疲れにくく、穏やかな曲調に包み込まれるようなイメージが浮かびます。 低音の量感の多さは特に目立つ部分ですが、低音だけでなく高音もハッキリと出ていて、全体的なバランスはドンシャリ傾向にあります。 高音部分のハイハットなどは曲によって刺さりそうな印象を受けますが、低音に比べ高音の方が解像度が高いので、空気感の際現に優れているように感じました。 さらにこの価格帯のイヤホンでケーブルの接続端子を変更出来るというのも、かなり魅力的なポイントだと思います。同じ曲を何回も聴くという方は、味変としてかなり面白いイヤホンなのではないでしょうか。 アコースティックなどゆったりした音楽を聴く方に、特におすすめしたいイヤホンです。是非一度お試しください。 【試聴楽曲】 Eric Clapton/Change the World John Mayer/Slow Dancing In a Burning Ro
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
Anker
Soundcore Space Q45
ブラック
¥14990 税込
お出かけの相棒!遮音性の高いヘッドホン
・外出時に使用するヘッドホンをお探しの方 ・機能にもしっかりとこだわりたい方 ・お求めやすいヘッドホンをお探しの方 そんな方々におすすめなのがAnker 「Soundcore Space Q45」です! シンプルなデザインと指紋などの汚れが目立ちにくいマットな質感、持ち運びしやすい軽さで、通勤通学など普段使いに最適な印象です。 機能に関しては、高い性能のノイズキャンセリングと自然な外音取り込みが特徴的です。ノイズキャンセリングは、周囲の騒音レベルに応じてノイズキャンセリングの強さを自動で調節してくれます。この機能によりノイズキャンセリングが過度に強くならず、深い没入感で音楽を楽しむことができます。また、外音取り込みモードに切り替えると、周囲の音が自然にはっきりと聞こえるため、ヘッドホンをしたままでも店内や電車のアナウンスなどを聴くことができます。 装着感に関しては、ヘッドバンド部分にクッションがないため、個人的には頭に沿うように少しきつめに装着すると、若干ですが負担と違和感を感じました。私と同じように感じた方は、頭とヘッドバンド部分に少し余裕ができる程度に緩めに装着すると、負担や違和感が軽減されると思います。緩めに装着するとズレや落下の不安がありますが、少し緩くつけてもある程度強さのある側圧により、激しく動いたりしなければズレることはありませんでした。側圧に関しては締めつけるというよりも耳にピタッとくっつくような感覚で耳が痛くなるほどの負担や強さは感じませんでした。 音質に関しては、癖のないフラットな音質と高い表現力が印象的でした。低域には臨場感や迫力を感じつつも、決してくどさはなく過度な重さも感じませんでした。中域は繊細で明瞭なサウンドで、特に人の声がはっきりと聴こえる印象でした。高域は、刺さらず丸くなりすぎず適度な硬さで綺麗に鳴っており、長く聴いていたくなる音の表現です。 全体的に音の距離が近すぎず遠すぎず適度な距離感で音の見通しが良く、細かい音までしっかりと表現してくれるため、幅広いジャンルの音楽と相性がいいと感じました。ちょっとしたお買い物や通勤通学など、外出時の相棒としておすすめのヘッドホンです。ぜひお試しください! 【試聴楽曲】 Linkin Park / One More Light L'Arc〜en〜Ciel / Vivid Colors milet / Again and Again
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
Anker
Soundcore Space A40
ブラック
¥12990 税込
80、90年代の音楽を聴かれる方へ!
・普段80、90年代の音楽を聴かれる ・遮音性の高いイヤホンをお求めの方 ・レコードプレーヤーのような柔らかいサウンドがお好み そんな方々におすすめなのがAnker「Soundcore Space A40」です! ポケットにもすっぽりと入ってしまうほどコンパクトで軽量な充電ケースは、持ち運びしやすく普段使いしやすい印象です。 装着感については耳へのおさまりが非常に良く、フィット感が抜群で重さや負担はほとんど感じませんでした。 音に関しては、まるでレコードプレーヤーで音楽を聴いているかのような、やわらかく暖かみのあるサウンドが印象的でした。耳の中で優しく広がっていく感覚で「Oasis」や「安全地帯」の楽曲を聴いた際の臨場感や暖かさは、どこか懐かしさを覚えます。 中低域のハリや響きが良く、男性ボーカルやジャズ、ロックとの相性が非常に良いと感じました。中低域が前に出ている傾向はありつつも、他の帯域も絶妙な強さでしっかりと出ており、全体のバランスが上手く取れている聴きごたえのあるサウンドだと感じました。 機能に関してはノイズキャンセリングの性能の高さが印象的でした。通常モードでもイヤホン本体のフィット感によりある程度高い遮音性を得られていたのですが、ノイズキャンセリングモードにすると通常モードの際に聞こえていた周囲の環境音などがピタッと聞こえなくなりました。この高いノイズキャンセリング機能により、更に音楽に没入することができました。 アナログチックなサウンドや高いノイズキャンセリング性能、持ち運びしやすいサイズ感など魅力的なポイントが満載の製品です。是非お試しください! 【試聴楽曲】 安全地帯 / ワインレッドの心 Oasis/ Supersonic エルヴィス・プレスリー/ Jailhouse Rock
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すずき
@e☆イヤホン
EFFECT AUDIO
Cleopatra II (ConX Basic to TermX Basic)
¥154000 税込
『見晴らしよくメリハリある高解像度サウンド』
EFFECT AUDIOを代表する純銀ケーブルCleopatra(以下、先代)が、Cleopatra IIになって帰ってきました。 先代から、デザイン・サウンドの両面に変化がありました。わずかにサウンドキャラクターが変わったので、純粋な乗り換えには注意が必要かもしれません。 プラグ-分岐部-コネクターに至るまで、銀ケーブルらしい雰囲気で統一されています。重量がありそうな見た目ですが、実際は非常に軽く、使用時のストレスはありませんでした。軽くとも剛性をしっかりと感じられ、高級感のある仕上がりです。プラグにTermX(3.5mm、2.5mm、4.4mm)、コネクターにConX(2Pin、MMCX)を標準搭載し、使用するイヤホン,プレーヤー,アンプに合わせ、プラグやコネクターを変更できる高い汎用性を持ちます。 肝心のサウンドですが、先代がナチュラルバランスだとすれば、Cleopatra IIはもっと楽しく聴ける、開放的でパワフルなサウンドという印象を持ちました。純銀線らしい高域の伸び、透明感、スッキリさなどの共通する特徴は持ちつつ、先代ではやや平面的だった音が拡張され、高域と低域の伸び沈みが改善されています。男女ともにボーカルは明瞭、繊細ながら厚みも感じる音で、非常に聴き応えがあります。音場の広がりや空間表現も豊かになり、リスニングライクな音へシフトしました。特に、ギターなどの弦楽器やシンバルなどの“高域のディテールを求められる音”と相性がよく、リアルで生々しい音を再現しています。持ち前のパワフルさで、バラード,ロック,アコースティック楽曲を聴くのがより楽しくなりました。 弱点としては、高域が伸びて元気になった結果、楽曲や合わせるイヤホンによっては粗さや刺さりが出てきそうで、録音品質の良し悪しも如実に表れます。先代の音バランスでイヤホンを合わせていた場合は、音傾向が変わってしまうかもしれません。全体的にパワーアップしていますが、先代のバランスを好む人も一定数いそうな印象です。 純銀線の特徴を伸ばしつつ、銅線的なふくよかな温かみも感じる魅惑的なサウンドでした。高域を伸ばしつつ空間を広げたい方、純粋に銀線サウンドが好きな方におすすめしたいです。 再生環境:Shanling UP5,Vision Ears VE6x2 試聴楽曲:HOME(古川本舗),ルパン・ザ・ファイヤー(SEAMO),君はロックを聴かない(あいみょん)
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すずき
@e☆イヤホン
EFFECT AUDIO
Cleopatra II Octa (ConX Basic to TermX Basic)
¥220000 税込
『良バランスでオールマイティな純銀ケーブル』
本レビューは、Cleopatra II 4Wireとの比較が主旨となります。 Cleopatra II Octaは、Cleopatra IIを8ワイヤーで再構成したモデルです。プラグ,分岐,コネクター等、各パーツの意匠は共通で、純粋に芯数のみが2倍になりました。8芯になっても取り回しの良さは健在で、4Wire同様にプラグにTermX(3.5mm、2.5mm、4.4mm)、コネクターにConX(2Pin、MMCX)を標準搭載しています。使用するイヤホン,プレーヤー,アンプに合わせ、プラグやコネクターを変更できる高い汎用性は嬉しいポイントですね。 サウンドですが、大元の音傾向はCleopatra IIをそのまま引き継いでいます。また、引継ぎながらも各音域の弱みを綺麗に改善しているため、純粋な上位モデルと言って差し支えない音質差を感じました。アップグレード感が非常に分かりやすいです。ざっくり良くなった点をまとめると「滑らかさ」「音の厚み」「空間の広がり、音場感」が挙げられると思います。 元々明瞭なボーカルは、より肉厚な出音になり、表現力やリアリティが増しました。バックのサウンドや各音域の繋がりがスムーズになることで、表面をコンディショナーで整えたような滑らかな音が広がります。高域のディテールに優れ、シンバルやギターなど(他弦楽器含む)の生々しさも引き継がれています。定位の良さは大きく変わらずですが、全体の粗さが抑えられたことによって、密度の伴った音場の広がり・空間的な表現に、頭一つ抜けるくらいの向上を感じられました。 楽曲選ばず、どんなジャンルでも楽しめますが“特に相性の良いイヤホンの音”はありそうです。近年のマルチドライバー型によく見られ好まれる、定位に優れたウォーム寄りで高解像度なモデルによくマッチする印象です。イヤホンのキャラクターを綺麗に引き立ててくれます。全体的に解像度高く繊細で柔らかい中高域に、角が丸く自然な中低域と、銀線の特徴に温かみを追加したようなアナログサウンドがOctaの特徴と言えそうです。 Cleopatra IIで感じられた弱点は克服していますが、強いて挙げるならば、価格の割にキャラクターが弱い点かなと思います。銀線にイメージされる艶感もほどほどに抑えられています。一聴して分かる聴き心地の良さと、そこから更に聴き込むことで、じっくり良さが伝わってくるモデルだと感じました。 再生環境:Shanling UP5,Vision Ears VE6x2 試聴楽曲:HOME(古川本舗),ルパン・ザ・ファイヤー(SEAMO),君はロックを聴かない(あいみょん)
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
EFFECT AUDIO
Gaea(Universal Fit)
¥170000 税込
エモい男性ボーカルと秀でた音像表現
EFFECT AUDIOのコラボ系イヤホンといえば、カスタムIEMの『Merlin』や『GENESIS J』が思い浮かびます。 『Merlin』は音の線が細く艶っぽくスッキリした明瞭感があり、対して『GENESIS J』は分厚い歯応えの良い音と全体の解像度の高さが見られました。 こちらのコラボモデル『Gaea』は、上記2機種の中間的な立ち位置のサウンドで程よい厚みを持ちながら、前に来る中低域と透きとおった表現が非常に得意で、満遍なく丁寧に鳴らしてくれます。 また以前には無かった均整のある表情が見られ、やや中高域が引っ込み思案なところがございますが、空間の広いオールマイティなイヤホンです。 個人的には歌ものを中心とした音楽がオススメで、男性ボーカルが非常に心地よく聴けますね。 試聴環境:M11 PLUS ESS
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あさやん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Beat Audio
Cyclone 8-wire
2pin 4.4mm 5極 ストレート
¥211800 税込
楽曲の細やかなニュアンスも拾い上げ、見通しを向上させる
初めて手に取ったとき、8芯のケーブルながらに非常に取り回しが良く、普段使いでもタッチノイズなどはほとんど気にならなさそうだという印象がありました。 銅導体のケーブルには随所に目を引くきらめきが見て取れ、近くに寄ってみるとOCCで構成された二本のフラットなリボンが、二重螺旋状に導体を囲っているのが分かります。 他のケーブルとは一線を画す存在感があり、それでいてプラグやコネクタにあしらわれたゴールドも主張が激しすぎず上品な色合いをしており、さながらラグジュアリーブランドのアイテムかのような落ち着いた高級感が漂っています。 続いて、試聴した感想に移ります。 楽器の表現は分離感と歯切れのよいものだと感じました。それらに裏打ちされ、シルキーなボーカル表現が柔らかな輪郭をもって浮き彫りになっています。 銅線の中に薄い銀と銅の合金でできたコアが埋め込まれており、そのおかげか中域~高域の細かな表現も拾えるようになったような印象があります。 非常にノイズレスで、まるで風のない水面にレスポンスの良い音楽という波紋が生まれては消えているかのような感覚になりました。 低域がタイトに表現される分、特に粒立ちの良いウォームな高域表現が際立ち聴き心地の良いサウンドになっていると感じました。 どんなジャンルの楽曲でも筐体の持ち味をより引き出してくれるタイプのケーブルだと感じましたが、 特に生音の用いられる音源や、オーケストラなど音の広がりを重視する楽曲において真価を発揮するという印象です。 是非一度ご試聴ください。 【試聴環境】 Astell&Kern KANN ALPHA Moondrop S8 【試聴楽曲】 名取さな 「モンダイナイトリッパー!」 長谷川白紙 「怖いところ」 Valentino Khan 「everybodysgonnawannnadancewithme (feat. Sophia Black)」 Jazztronik 「SAMURAI - 侍」
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つのっち
@e☆イヤホン仙台駅前店
SHURE
SE846 (第2世代)【5/16まで!期間限定セール!】
クリア
¥99297 税込
音楽に没頭できるモニターイヤホン
第2世代になったSHUREのSE846。 新たなカラーバリエーションと第4のチューニングノズル「エクステンド」が追加されました。外観と音質、どちらも選択肢が増えたのは嬉しいポイントです。 チューニングノズルは、基本のサウンドはそのままにチューニングバランスをカスタマイズできるもので、前モデルでは「バランス」「ウォーム」「ブライト」の3つから好みに合わせて選ぶことができました。 新たに追加されたノズル「エクステンド」を聴いてみると、中高域のディティールに変化を加え、音のアタックにメリハリがついたように感じました。 全体像で言えば、中高域が前に出ることで、サウンドの明瞭感や澄んだ余韻を楽しむことができます。 楽器の音がより近い位置で聴こえるので、楽しく音楽を聴きたい時にはもってこいです。 個人的には、落ち着いた、空気感を大事に聴きたい曲や、生音のシンプルな構成のインスト曲にもとてもおすすめしたいです。 持ち前の低音域の良さはそのままに、繊細な音の強弱や細やかなアクセントまでしっかりと聴こえます。遮音性の高さ、快適な装着感も相まって音に没頭できること間違いなしです。 e☆イヤホン各店で試聴できますので、気になった方はぜひぜひ確かめてみてくださいー。 【視聴環境】 Galaxy S20 - SHANLING UA3 【試聴楽曲】 BiS:テレフォン きのこ帝国:クロノスタシス サカナクション:忘れられないの 上原ひろみ:Spiral
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
GRADO
GS1000x
GS1000x(6.3mm標準プラグ)
¥210100 税込
木材の美しさと気持ち良いサウンド
マホガニーとイペという木材を組み合わせて使用したモデル。マホガニーは、高級家具や楽器に使われる木材、イペはウッドデッキ等エクステリアに使われる丈夫な木材です。 木目の美しい、暖かみのあるデザインで、大型ドライバーの「Xドライバー」を用いていおり、GRADO製品の中でも大ぶりのヘッドホンです。 【見た目】 木材の切り出しが美しく、クラフト作品としてディスプレイしても良いくらい綺麗な見た目。映えてます。 GRADOならではの網目状のハウジングからはドライバーが伺え、これもまた高級感を醸し出しています。 【装着感】 軽いです。パッドも柔らかく耳を包み込むような大きさで、圧迫感はありません。 長時間音楽に没頭できる、優しい着け心地ですね。 【サウンド】 地はウッドらしいナチュラル系のサウンドかつ、ややシャープでくっきりとした印象です。GRADOらしい抜けの良いサウンドがウッドならではの暖かみと中和され、ちょうどよいバランスになっています。特に高域の伸びる感じの再現や細かいパーカッションの響きなどを捉えるのが得意だと感じました。 低音はそこまで圧のない、でもどっしりと構えてくれている丁度良いバランスです。量感は十分にあるので、EDMやロック系でも気持ちよく鳴らしてくれます。 シャープで抜けの良い、かつ自然な鳴らし方のヘッドホン。開放型でヘッドホンをお探しの方に是非一度聴いてほしい一機です。 試聴環境:EARMAN/Tradutto+iFi-Audio/ZEN CAN 試聴楽曲:Men I Trust/Tailwhip他
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
HIFIMAN
EF400
¥85800 税込
生々しいボーカルと柔らかい低域表現が魅力。
USB入力のみのシンプルなDAC搭載ヘッドホンアンプです。ボーカルメインで聴きたい方やアコースティック系のサウンドを好まれる方にオススメです。 ドッシリと量感のある低域となめらかで生々しい中域の表現力が魅力です。中域が近めで他の帯域は広がって聴こえるので、ボーカルやピアノなどをメインに楽しむことができます。 HIFIMANのヘッドホンはほとんどが駆動が難しい平面駆動型のドライバーを採用していますが、EF400はそのようなヘッドホンも余裕を持って駆動できるパワーを持っています。 同メーカーのANANDAと合わせて聴いた印象では、近めに定位しつつ柔らかくリアルな中域表現をメインに、適度な低域の押し出し感と少し控えめながら煌びやかな高域が心地よく聴けます。広がりもあって聴き疲れする印象ではありませんが、低域から中域にかけての情報量が豊かです。聴く曲によっては迫力が出ますし、ゆったりした曲もじんわりとした響きが出てきます。 また、バランス接続も4.4mm/XLR4Pinと2種類対応しているため拡張性もあります。 最近では透明感の高いクール傾向な商品が多いので、ちょっと違った傾向を探している方にもぜひ聴いていただきたい商品です!
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あさやん
@e☆イヤホン 秋葉原店
GRANPRO
GP-0050 V1
¥4980 税込
エントリープライスで多用途に使えるモニターヘッドホン
中域を軸にバランスのとられた鳴り方をするエントリーモニターだと感じました。 公称235gという軽さながら低域には十分な量感があり、中域~中高域は特に解像度が高く伸び感があるため、DJ用から楽曲制作、歌の録音まで幅広くお使いいただけるモデルだと思います。 もちろんリスニング用途としてもお使いいただけます。 ポップスや歌モノなど明るい楽曲に特に相性が良く、さらりと鳴らしてくれるタイプだと感じました。 重低音を軸にしたEDMやHIPHOP等の楽曲で聴いた時には、聴き心地を損なわない絶妙な量感の低域を感じられるため、長時間の制作・リスニングでも聞き疲れしなさそうです。 初めてのモニターヘッドホンとして、また普段使いのリスニング用として使い勝手の良いヘッドホン。是非一度ご試聴ください。 【試聴環境】 Astell&Kern KANN ALPHA 【試聴楽曲】 Adam Jensen 「The Hunter」 Jin Dogg 「Tom Cruise」 JP THE WAVY & Bankroll Got It 「I'm on it (feat. lil Keed)」
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
KIMBER KABLE
AXIOS-CU AH-D9200用標準プラグ/金メッキ仕様
1.2m
¥85140 税込
明るさを抑え、腰を据えたサウンドへ変化させる。
高域の分離感は綺麗に出しつつピーキーさや過度な明るさは抑え、中低域にハリのある表現と少し量感を足したような変化を求める方にオススメです。 太めなケーブルですが、柔軟性があるため硬くてケースにしまうのに苦労することは無さそうです。作りも非常に丁寧で、編み込みの連続性の美しさに貫禄を感じます。文句なしの高級感です。 【音の変わる傾向】 全体的に音のまとまりが良くなり音像にドッシリとした存在感が出るので、低域のアタックによりインパクトを感じます。同時に定位や解像度も向上しているため荒々しい印象にはならず、質感の描き分けに丁寧さもあります。 中音域は情報量が増し、より芯のある表現に変化しました。ボーカルはブライト過ぎずやや落ち着いたトーンでしっとりと艶やかに感じられます。 高域は大人しくなったように感じましたが、量感はそこまで変わらず前に張り出してくる感覚が無くなったことで奥行きのある表現に変わりました。ピーキーに感じる歪みが減少するものの鮮やかさは失われず、分離の良さにはさらに磨きがかかっています。 【Meze Audio LIRICでの印象】 全体的に情報量が増え、音場により広がりを感じるようになりました。 低域はアタックの強さが感じられるようになり、定位もより明確になった印象です。密度感が適度で音のこもりや不要な響きは感じさせません。中音域は情報量が増えた分、より細かいニュアンスが見えやすくなりました。厚みが増し、熱量のある表現に感じられます。高域は横の広がりが増えて外に抜けていくような感覚が強くなり、開放感が増しました。分離感にも向上を感じましたが、煌びやかさは少し大人しくなり聴きやすくなった印象です。
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
HIFIMAN
HE1000 V2
¥330000 税込
広めの音場と空気の押し出し感が生音に合う。
クラシックやアコースティック系を聴かれる方にオススメです。音場の広さや全体の解像度、インパクトや響きを自在に表現するコントロールされた低域が音楽を生々しく表現します。 【装着感】 ややしっかりめの側圧ですが、イヤーパッドの当たりが広く適度な柔らかさがあるので窮屈には感じませんでした。頭頂部のバンドも広さがあり、装着による疲れを軽減してくれます。 【音質】 特に印象的なのは低域表現です。低域の分離しすぎない適度なまとまりのある表現がアタックに密度を持ったインパクトと生々しい実在感を与えてくれます。とはいえ音場の広さや広がりの良さもあるので、重々しさを感じたりや聴き疲れるほどではないと思います。やや低域が主張しますが、中域から高域にかけてキレイに伸びます。高域の細かい描写も繊細かつ煌びやかに表現します。全体的な帯域バランスはそこまでドンシャリというわけではないのですが、低域の密度感と高域の細かなニュアンスの印象が強く、下から上まで伸び伸びと鳴っているように感じました。 【HD 800Sとの比較】 音場の広さに関してはHD 800Sに軍配が上がりますが、よりダイレクトな聴き心地というとHE1000 V2がより好ましく感じました。 一番に違いを感じた部分は低域の強さと広がり方です。HD 800Sも量感はそれなりに出ていますが外方向へ広がるように定位するのでそこまで強くは感じませんでした。HE1000 V2では、中央にまとまって定位するので比較すると強めに感じます。 中域に関してはHD 800Sの方がほんの少しだけ情報量が多く感じました。高域に関してはHE1000 V2はよりハッキリとしていて、HD 800Sは外に抜けていくようなスッキリとした表現です。 より豊かな情報量と音楽をよりダイレクトに楽しむのであればHE1000 V2がオススメです。
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
audio-technica
ATH-AWAS
¥176000 税込
柔らかい響きと明瞭なボーカル表現が魅力。
ボーカルやピアノなど中域表現を生々しく心地よく聴きたい方にオススメです! 低域は量感たっぷりな響きが印象的で、中域は芯があり情報量が豊かでリアルな表現です。高域は少し控えめでやや丸みがあり聴きやすい表現です。 【装着感】 オーディオテクニカにこれまで採用されていたウイングサポートがATH-AWASでは非搭載になっており、既存モデルとは装着感が異なっています。自分の場合は普通につけると耳の下辺りにすき間ができて音が抜けてしまっていたので、バンド調整を長めにしてから短くしていくと上手くスイートスポットを見つけられました。人によっては、これでもすき間ができてしまいそうなので、購入前に確認することをオススメします。 【音質】 中域が少し近めに定位しつつ鮮やかに表現されるのが印象的でした。特にボーカル表現は他の帯域よりも明瞭にピントが合っていて細かいニュアンスまで余すことなく再現している印象です。低域は量感が多めですが、少し離れて定位しているので中域に被ることはなく、適度な広がりを持って自然に減衰していきます。高域の刺激成分も控えめやアタック感もそこまで強くないので、音が押してくるような感覚は少なくゆったりと音楽を楽しめます。 【HD 800Sとの比較】 HD 800Sとの比較では、音場の広さや開放感のある抜けの良さに開放型と密閉型の構造上の違いがハッキリと感じられます。ATH-AWASの方が低域の量感や空間表現に密閉型らしい印象を感じますが、ハウジング内である程度の広がりは感じられますし、音がこもったような表現にはなっていません。 HD 800Sが中高域の明瞭さと広い音場表現を透明感高く表現するヘッドホンに対して、ATH-AWASは中域表現の豊かな情報量を鮮やかに描写しつつゆったりと響く低域が印象的なヘッドホンだと感じました。
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
SHURE
SE215 Special Edition パープル 【SE215SPE-PL-A】
¥11187 税込
名機と呼ばれるのには訳がある
Shure(シュアー)往年の名機「SE215 SPE」に、ファン投票で人気の高かったパープルが新色として仲間入りしました! クリアやブルーはありましたが、パープルもまた毛並みが違ってとても良い感じです。スケルトンで中が見えるのもいいですね~! 音質はシングルダイナミック型らしいまとまりの良さと、声やドラム等の鳴りものの音の取りやすさはさすがの一言です。 普段使いはもちろんですが、アーティストがライブでよく使っているのを見かけるだけあり、ガイドやクリックなどは非常に取りやすいです。 フィット感も良いので、集中したい時にも良いですね。 かくいう私も215のホワイトをワイヤレス化して使っていますが、飽きの来ないデザイン、程よい密閉間、耳が疲れにくいシュアーな音質が大変気に入り、長年愛用しています。 ちなみに私はイヤーピースをSpinFit CP100+に変更して使っていますが、低音抜けもなく、相性抜群で大変満足しています。(ここはあくまで好みがあると思いますが) 音や装着感、ルックスも良く、ワイヤレス化などもできる往年の名機、この価格帯ではもちろん最強だと思います。 是非店頭で試聴してみてください!
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
AUDEZE
LCD-XC 2021
¥198000 税込
丁寧に描く音像と透明感に優れる。
どの帯域も強調しないニュートラルな音傾向と、正確な定位を持つ密閉の平面駆動型ヘッドホンです。特に適度な距離感を持ってきれいに減衰していく高域が聴き分けられるのは密閉型とは思えないほど澄んだ空間表現に感じました。 前モデルの2021ではない「LCD-XC」よりも音の立ち上がりが早くなり、音数の多い曲の聴き分けにもより対応できるようになった印象です。高域表現も鮮やかさを感じる帯域まで良く伸びるようになりましたが、歪みが少なくきれいに減衰していきます。細かい音まで繊細に表現し、音の重なりを正確にレイヤー分けできる優れた定位を持っています。 見通しに優れた音質はモニターとしてその威力を発揮しますが、リスニングとしても心地良いものでした。全体のイメージはスッキリと透明感に優れていますが、音に硬さを感じたり余韻が極端に少ないような印象はなく、なめらかで自然な表現に感じました。 【HD 800Sとの比較】 LCD-XCは、開放型のHD 800Sほどでありませんが広がりがあり、横方向に広さを感じました。 全体的な質感に関して、HD 800Sでは定位に少し距離や広がりがあるものの音場そのものが広く音同士が重ならない印象でした。 LCD-XCでは、音場自体は比較して狭めですが、音像定位がより明確なので聴き分けがしやすい印象でした。特に低域表現は量感や反響は抑えつつ弾力を持たせた聴き心地の良さがあり、高域表現はよりハッキリとした鮮やかさと耳触りの良いなめらかさが特徴に感じました。
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わっちゃい
@e☆イヤホン仙台駅前店
Bose
QuietComfort Earbuds II
Triple Black
¥39600 税込
ピカイチなノイキャン!
アクティブノイズキャンセル機能が搭載されているBoseのQuietComfort EarBuds Ⅱですは、個人的にピカイチなノイキャンだと思います! 元々アクティブノイズキャンセリングはBOSEの特徴でもありますが、今回はその効果がさらに高いところがポイント! そしてさらに驚くのがパーソナライズ機能! イヤホンを装着した時に耳の内部の音響を測定してくれてその結果を基に音とノイキャンの両方をユーザーに合わせてカスタマイズしてくれるんです! ちなみにこちらはプレーヤーと接続していない状態でも電源がOFFになったりしないのでノイキャン搭載耳栓としても使えそう!使い方も無限大! 試聴機材 : iPhone 8 試聴曲 : ミライプリズム / ここなつ : Reject Yourself / Killswitch Engage : You & Me / 田村ゆかり
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
Ferrum Audio
OOR 【FER-OOR-B】
¥396000 税込
ヘッドホンの個性を活かし、詳細な表現力を与える。
音楽をより詳細に聴き込みたい方にオススメです。どこかを強調するのではなく全帯域をニュートラルに描き、意識を回せばどの帯域も手に取るように把握できます。 1番印象的だったのは、全帯域の音が明瞭に詳細に把握できるのに、何か特定の癖や強調感をほとんど感じなかったことです。ヘッドホンの個性を明確に反映させる非常に優秀なヘッドホンアンプです。 【音質】 音像がボヤけず自然な定位感を持っています。低域は丁寧ながら伸びやかさも感じる鳴らし方。ボーカルなどの中域は強調こそ感じませんが、なめらかで薄く艶が乗った上品な質感です。高域は情報量が豊かなのにブライト過ぎない印象。細かな響きの粒感とまとまりの塩梅が絶妙です。 【HD 800Sでの印象】 全体的に音像がハッキリとします。余韻など情報量は削らず立ち上がりが明確になる印象です。帯域バランスはそこまで変わらず、音場は左右と奥行き共に広がりが出ました。定位が明確になるので少し距離感がある低域の把握がしやすく、中域は艶があり高域までの繋がりがスムーズで伸びやかです。高域は派手すぎない鮮やかさがあります。 XLRバランス接続でも聴いてみました。 アンバランスと比較すると、真ん中に寄っていた定位に少し距離ができて、さらに横に広がった印象。厚みが少し減って全体にまんべんなく音が広がった事で、音の詳細がより客観的に捉えやすくなりました。 【HYPSOS × OOR × HD 800S】 同Ferrum Audioの高品質DCパワーサプライHYPSOSと合わせてみました。 奥行きの広がり、わずかに低域の量感や芯の厚みが出てきました。聴き込めば聴き込むほど、より腰を据えた堂々とした鳴りに浸れます。激しい曲はその勢いを活かし存分にダイナミックに鳴らしますし、静かな曲はその通りリラックスした鳴りに変わります。音源に対して癖がなく素直です。決して荒々しさはなく、またその機器の音色に染める事なく音源のそのままを描き出しています。それなのにまた同じ曲を聴きたくなるのは、やはり分析的に詳細にも聴ける楽しさがあるからだと思います。 音にこだわるなら、これを聴かないのは非常にもったいないです。機会があればぜひ聴いてみてください。
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きょろ
@e☆イヤホン仙台駅前店
須山補聴器
FitEar MH334
¥184800 税込
安心安定のイヤモニ定番機
数多くのアーティストも使用する334シリーズのMH334。長い間多くの方に愛されてきた理由は一聴すると納得されると思います。 音域的には低域の量が多く土台がしっかりと支えられている印象です。 中高域も細かく表現されており、低域の量に音負けする印象はありません。 どの音域も解像度が高く、定位がしっかりとしているので埋もれずに聴こえるのだと思います。 またボーカルが1歩前に出ており、その後ろや周りで楽器等が鳴り響いているという印象です。 リスニングとしても楽しめますが、解像度や定位、音の粒立ちの良さがあるのでモニターとしての使用で334の真価が発揮されるでしょう。 楽曲については刺さる音等はないので、幅広く対応しています。 アーティストが表現したい音を聴きたい方にオススメの定番イヤーモニターです。 ○試聴環境 NW-ZX300→MH334 ○試聴楽曲 YOASOBI:群青 アンコール ハルカ 幾田りら:スパークル TRICERATOPS:マトリクスガール GRAPEVINE:目覚ましはいつも鳴りやまない 米津玄師:アイネクライネ 秦基博:Girl
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ナキ
@e☆イヤホン 名古屋大須店
Defunc
TRUE AUDIO
White
¥9980 税込
開放型ヘッドホンのような聴き心地!?
まず ひと聴きで驚いたのが、開放型ヘッドホンのような聴き心地です。 …何を言っているか わからないかもしれませんが 即ち「飽和未満の、広い音場を思わせる鳴り」なのです。 特に、シンフォニックオーケストラ楽曲を聴いたときに 外気を巧く取り込んだ、おおきく おおきく包み込まれるような音作りだと感じました。 専用アプリケーションとの併用で、昨今人気のイコライザー (特定の周波数帯を増幅させたり・減少させることで 自分好みの音質を作ることができる)機能は勿論のこと タッチコントロールの動作設定も お好みで変更できちゃいます。 やさしい装着感と軽量な筐体で、何も考えずに サッと装着できるのも◎ 遮音性に長けた製品ではないかもしれませんが、手軽に着脱できることと 比較的 再生機器の種類を選ばず元気よく出力してくれるので 「気軽に、かつ 目一杯音楽を楽しむ」のに持って来いの一機です。
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
Brise Audio
YATONO-DC-21
1.5m
¥100000 税込
さらに洗練された表現を求める方に。
「HYPSOS」は、スイッチング電源とリニア電源のハイブリッド構成を採用した音響機器用高性能DCパワーサプライです。5~30Vを可変して、DCプラグを採用した様々な機器との接続を可能にしているほか、細かな電圧調整を行うことで音質の変更ができるというユニークな商品です。 HYPOSは特別な設定をせずともダイナミックレンジの向上やより広い音場、生々しい臨場感を与えてくれますが、HYPSOSと機器間の接続ケーブルをBrise Audio「YATONO-DC」に変えると、表現にさらなる変化を与えます。 メーカー純正品の「DC JACK Powering Cord」では上記の変化のほか、ヴァイオリンなど音程のなめらかな推移をつながり良く若干の温かみを持った表現に感じました。音と音の間に空間の余裕が感じられるので、流動的な表現がありつつも音同士が被らない見通しの良さを合わせ持ちます。 YATONO-DCに変えると、そこからさらに音を鮮やかに彩るように変化しました。奥行きの表現が広がってより詳細にレイヤー分けされるようになり、細かいニュアンスがより見えやすくなります。音の一つ一つの表現が意識せずとも浮き上がってくるような印象です。音の立ち上がりがハッキリとしたクール寄りな表現になっていますが、硬さのある音ではなくなめらかな表現や余韻はそのままに、より澄んだ空気感になったように感じました。 まとめると、音楽的な聴き心地の良さを残しつつ、よりダイレクトなライブ感が感じられるようになりました。HYPSOSを使用される方には、ぜひ一度試していただきたい商品です。 試聴環境 ①HYPSOS → DC JACK Powering Cord→ RME「ADI-2 DAC FS」→ HD 800S、Clear MG PRO ②HYPSOS → DC JACK Powering Cord→FiiO「M17」→ HD 800S、Clear MG PRO ③HYPSOS → YATONO-DC → RME「ADI-2 DAC FS」→ HD 800S、Clear MG PRO ④HYPSOS → YATONO-DC →FiiO「M17」→ HD 800S、Clear MG PRO
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
Brise Audio
YATONO-DC-25
1.5m
¥90000 税込
さらに洗練された表現を求める方に。
「HYPSOS」は、スイッチング電源とリニア電源のハイブリッド構成を採用した音響機器用高性能DCパワーサプライです。5~30Vを可変して、DCプラグを採用した様々な機器との接続を可能にしているほか、細かな電圧調整を行うことで音質の変更ができるというユニークな商品です。 HYPOSは特別な設定をせずともダイナミックレンジの向上やより広い音場、生々しい臨場感を与えてくれますが、HYPSOSと機器間の接続ケーブルをBrise Audio「YATONO-DC」に変えると、表現にさらなる変化を与えます。 メーカー純正品の「DC JACK Powering Cord」では上記の変化のほか、ヴァイオリンなど音程のなめらかな推移をつながり良く若干の温かみを持った表現に感じました。音と音の間に空間の余裕が感じられるので、流動的な表現がありつつも音同士が被らない見通しの良さを合わせ持ちます。 YATONO-DCに変えると、そこからさらに音を鮮やかに彩るように変化しました。奥行きの表現が広がってより詳細にレイヤー分けされるようになり、細かいニュアンスがより見えやすくなります。音の一つ一つの表現が意識せずとも浮き上がってくるような印象です。音の立ち上がりがハッキリとしたクール寄りな表現になっていますが、硬さのある音ではなくなめらかな表現や余韻はそのままに、より澄んだ空気感になったように感じました。 まとめると、音楽的な聴き心地の良さを残しつつ、よりダイレクトなライブ感が感じられるようになりました。HYPSOSを使用される方には、ぜひ一度試していただきたい商品です。 試聴環境 ①HYPSOS → DC JACK Powering Cord→ RME「ADI-2 DAC FS」→ HD 800S、Clear MG PRO ②HYPSOS → DC JACK Powering Cord→FiiO「M17」→ HD 800S、Clear MG PRO ③HYPSOS → YATONO-DC → RME「ADI-2 DAC FS」→ HD 800S、Clear MG PRO ④HYPSOS → YATONO-DC →FiiO「M17」→ HD 800S、Clear MG PRO
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
EarFun
EarFun Air S
¥7000 税込
エントリークラスでは目を見張る優秀さ!
EarFunの「EarFun Air S」は、まさに「コスパ最強のイヤホン」といっても過言ではないのでしょうか。 ノイズキャンセリングは近年珍しくなくなってきましたが、。ここ価格帯でノイキャン搭載、というモデルはまだ多くないので、正直驚きました。 しかもしっかり聞いてくれるので、お手ごろな価格でお探しの方にはもってこいの製品ですね。 大口径10mmドライバーを搭載していて、音もまとまりが良く、フラット傾向で聴きやすいです。 声の聴きとりやすさも良いので、音楽、通話、あらゆるニーズに応えてくれそうです。特に低音とボーカルが色気があってよいな~と感じました。最初は高音がシャキッと出るので、エージング後により良くなるのでは、とも感じました。 そのうえ、連続再生時間もケース込みで30時間(イヤホン単体ではnc onで5時間、offで6時間)、急速充電にも対応(10分の充電で最大120分再生)、ワイヤレスチャージも対応コーデックもaptX, AAC, SBCに対応と、結構至れり尽くせり。 コスパも良いオールラウンダーな製品。是非e☆イヤホン各店の店頭でご試聴ください!
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
Jabra
Elite 5【~5/31まで!期間限定セール!】
Gold Beige
¥14364 税込
どこをとっても優等生(エリート)な相棒
かつてElite 85tの大ヒットが記憶に新しいJabraから、Eliteシリーズの最新作「Elite 5」が登場。 新Eliteシリーズとでも言いますか、85t以降は見た目も刷新されて、スッキリとした印象になりました。 この形がなんと言っても耳へのおさまりがすこぶる良い!軽量&コンパクトなので着けているのを忘れちゃいそうですね。 ノイズキャンセリングや外音取り込みも嫌な圧迫感は一切なく、ナチュラルに効いてくれるので、通勤通学などにもってこいではないでしょうか。 全体的にフラット傾向ですが、ボーカルはやや前気味に、ベースやキックなどは唸るほどならず、非常に心地よく聴かせてくれます。 穴の無い優等生なサウンドで疲れにくく、個人的にドンツボでした。ナチュラルでずっと聴いていたいサウンドです。 さらに、専用のアプリで音調も可能。お好みのサウンドに仕上げることが出来ちゃいます。 他にも、防水防塵性能(IP55)や、マイク性能(6個のマイク搭載)、コーデックもaptXに対応してるなど、盛りだくさん。 このクラスでは唯一無二、まずは是非店頭でご試聴ください!
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
Acoustune
Monitor RS ONE
Graphite
¥11680 税込
ステージモニターの新定番
Acoustune新ラインナップ、Monitorシリーズの第一弾「RS ONE」!Acoustuneは音の良さからファンも多く、何よりメカニカルな見た目もかっこいいですよね。 今作はそんな見た目も新たに、丸みを帯びたとてもすっきりしたボディと、黒くて綺麗なケーブル、さすがの一言。プラグがストレートタイプなのもGood♪ そして、モニターは長時間着けることが多いので、何よりこの軽さ(長く着けていても疲れにくい)と、ボディがポリカーボネート性で頑丈(パーツも細かく別れていないので壊れにくい)なのは嬉しいポイントですね。 さて、気になる音質ですが、新開発の「ミリンクス EL ドライバー」、これがお値段以上に優秀で、各音の鳴りが想像以上に良く、特にベースやキックなど、ボトムがしっかり太く鳴ってくれて、思わずニヤけてしまいそう。低音好きにはたまらないですね。 中高域はやや固めながらも、決して嫌ではない、むしろ心地よい硬さで、ハットやボーカル、ピアノもクリアに聞こええました。 リスニングはもちろんですが、これならライブ使用時などでも、ご自身の声や、楽器の音、特にハットなどのカウントやクリック音等も聴き取りやすいのではないでしょうか。 ステージモニターというと、この価格帯では、SHUREのSE215やSENNHEISERのIE 100 PROなどと比較されそうですが、それらと比べても遜色のないクオリティではないでしょうか。 ぜひ試してみてください。