スタッフレビュー一覧
店頭スタッフが様々な商品をご紹介
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
Jomo Audio
Nautilus(Universal Fit)
¥126500 税込
海底のように深く、余韻のあるサウンド
スチームパンクデザインのおしゃれなイヤホンが登場しました。 金メッキが施された真鍮ボディで、片側約13gと少し重さはありますが、装着感は快適で、違和感なく音楽を楽しめます。 音質は、真鍮らしい明るさと豊かな余韻を持つ、臨場感のある厚みのあるサウンドが特徴です。高域は整っていて刺さりがなく、細かい音が把握しやすい印象です。ボーカルは近すぎず、適度にリバーブがかかった適度な距離感で、立体感を演出しています。中域は独特で、楽曲によっては横への広がりも感じられ、音楽に没入できる感覚が得られます。中低域から低域にかけては、厚みとパワフルさを備え、真鍮特有の丸みのある輪郭が心地よいです。 全体的な解像度については、ボーカルから高域にかけて明瞭感があり、低域は粒立ちが良いというよりは、近くで量感をもって鳴り響くタイプで、把握しやすい音質です。特に推しポイントは、艶のあるリバーブ感で、平面的ではなく立体的な余韻の響き方が楽しめる点です。 ケーブルは最近よく見られるスリーブタイプで、硬すぎず、取り回しやすい柔らかさがあるのも魅力です。 試聴環境:Hiby Music R6ProⅡ 試聴楽曲:ロビン, HOYO-MIX & Chevy「翼の生えた希望」、常闇トワ「Antares」
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
ELETECH
Aristotle
Versa(2Pin & MMCX) to 4.4mm
¥121000 税込
理路整然でいながら迫力と繊細さを持つケーブル
明るい銅色と分岐・プラグ部のレッドカラーがベストマッチしたデザインの本機。 音色は銅のイメージ通りウォーム寄りで、鮮やかさと甘くなり過ぎない程よい艶感があります。帯域バランスはやや中低域寄りで、安定感のある低音を鳴らしてくれます。全体の明瞭度も向上しますが「解像度が非常に高い」というよりかは「暴れていた音を整理整頓するのが非常に上手い」ように感じました。特に低域において、締めるべきところは締め、広がるべきところは広がる絶妙なバランスで表現してくれるのが素晴らしいです。また、やや硬めの音質でボーカルやヴァイオリンが埋もれずに粒立ち良く描写されます。 ケーブルの取り回しについては、太さの割に取り回しが良く、まとめやすいです。コネクタに採用されている「Versa」ですが、ナットのようにねじで付け外しができ、工具不要で使いやすいのが魅力です。 最後に、これはあくまで個人的な感想ですが、このケーブルは特にハイブリッド型イヤホンに対して本領を発揮する印象を受けました。他のダイナミック型やBA型でも試してみましたが、ハイブリッド型が一番調律が上手く感じられました。お持ちのイヤホンでぜひ試してみてください。 試聴環境: Nostalgia Audio Camelot、Hiby Music R6 ProⅡ 試聴楽曲: Monet「空白地図」、HOYO-MIX「独り芝居」
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
DUNU-TOPSOUND
DTC480
¥13090 税込
堅牢なデザイン堅牢なサウンド
試聴環境:DAP「Galaxy S21」、イヤホン「EMPIRE EARS Legend X」 DTCシリーズの新しいモデルが発売されました。 近未来的なデザインの「DTC 500」と武骨で堅牢なデザインの「DTC 480」、どちらも異なる外観の魅力があります。 音質について、高域にかけてのスッキリ感と音の伸びは「DTC 500」に軍配が上がりますが、ボーカルがやや近めで低域の厚みは「DTC 480」の方が優れています。 音色はややクール寄りでドライ、若干硬質なサウンドとなっています。使用していたイヤホンが「Legend X」なのも相まって、低域のアタック感を持ちながらも声は聴きやすく、平面的ではありますが見通しの良い表現ができるようになりました。高中低の音の分離をしっかりとしたい方にお勧めしたいスティック型DACです。 使用時の取り回しですが、サイズが43mm×22mmとMONO消しゴムくらいの大きさのため、比較的コンパクトでポケットに入れた際や収納時もかなり楽に使用できました。
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
M23 【FIO-M23-B】
¥125400 税込
ボーカル曲聴くなら、これ!
以前にM11 Plus LTD Aluminum Alloy(以下M11 Plus)を使用していた時期があり、今回のM23が後継にあたるということで気になっておりました。 音質に関して、それぞれのモードで聴いてみました。 【Pure Musicモードでの試聴時】 実際のサウンドはM11 Plusに近い音色で、クールさと艶のある明るさが合わさった音になっています。特に中域〜高域にかけての解像度がかなり向上しており、表現方法がより繊細で隈なく聴き取りやすく、M11 Plusに感じていた荒っぽさが無くなっています。個人的に女性ボーカルを多く聴くので、そういったニーズにより応えたDAPだと感じました。低域に関しては、以前と比べてやや控えめになったように感じており、量感が欲しい方は残念かもしれませんが、解像度と見通しの良さは向上しました。 【Androidモードでの試聴時】 音色は変わらずですが、シャキっとした音が全体的に緩くなったように聴こえます。これは単純に解像度が落ちたからかもしれませんが、逆に輪郭を暈したりとマイルドさを求める方にはこのモードがオススメです。普段はYouTube Musicを使用しており、M11 Plusの時と同じ程度に動作していました。 【Desktopモードでの試聴時】 Pure MusicモードとAndroidモード時と色合いの変化はあまり感じられませんが、使用前に比べて安定感のある音になり、レンジが広がって細く物足りなかった描写に厚みが増しました。聴き応えのある表現ができるようになります。レンジが広がった分、空間描写力もやや上がり、電源を変えた際に生じる特有の音の明瞭感も出て、よりクリーンに見通し良く音楽を楽しむことができます。同社のM15S(DC給電モード)との比較では、全体的な明瞭感や能率の良さは、若干M15Sの方が上ですが、ボーカルメインや生っぽい描写を好む方にはM23がオススメです。 操作感に関しては、Android特有の敏感なタッチ感はありますが、FIIOのDAP全体で言えるところですので、特に使いづらい点はありませんでした。個人的に改善された点として、アナログ端子の差込口が上部に配置されたことが挙げられます。これにより、Astell&KernのDAPのような使い心地で、スマホスタンドなどに置きながら試聴する際に便利です。 試聴環境:EMPIRE EARS Legend X,EFFECT AUDIO Ares S/8wire 試聴楽曲:星街すいせい『StellarStellar/THE FIRST TAKE』
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
CTM
CE320
SMOKE
¥52800 税込
ステージモニターに最適!
かなりマイルドな味付けの聴き疲れしにくいモニターイヤホンという立ち位置です。 パッと聴いた瞬間はモコモコ感のある低域が印象深いものの、長く聴くと分かりますが実際のサウンドバランスは“かまぼこタイプ”で、中〜低域の表現力が高いです。 音色はドライで、定位は手前にあるボーカルを中心に豊かなで量感のある低域が優しく包み込んで配置しており、音の遠さは感じず、捉えやすいサウンドです。リスニングで使用する際は、迫力がありながらも圧迫感がないため、長時間でも聴ける良さがあります。 また、本体が片耳約5gと軽量なので重さの面で装着疲れしにくく、イヤーピースが合えばしっかり固定ができます。 縦の奥行きがタイトで横の広がりがあるサウンドなので、装着のしやすさと軽量さを考慮すると、動けるステージモニターをお求めの方には特にオススメです。 試聴環境:Galaxy S21
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
aune audio
AR5000
¥46900 税込
整った定位とボーカルが秀逸
シルバーカラーのシンプルで無骨な外観から、「どんな音なのだろう?」と興味がそそられます。 まずは装着感に関して、ハウジングの大きさやデザインから受ける印象とは裏腹に、おおよそ350g前後と軽量です。さらに、軽量でありながらも側圧は程よいと感じました。イヤーパッドのカバー「EarProfit」を付ける際にはL70のサイズがおすすめです。 また、リケーブルに関しては、3.5mm両出しとなっているものの、他社製品のケーブルの相性によっては挿さりがキツく感じられる場合があります。なので、リケーブルの際は思いっきり挿すのではなく、ゆっくり挿して行うことをオススメします。 そして、音質についてはやや中域が前にくる、全体的に透明度の高いサウンドです。ボーカルから高域にかけては、開放型ヘッドホンの中でも比較的あっさり目な位置づけだと感じます。中低域はキックやアタックが心地よく響いており、低域は量感で押し切るのではなく、澄んで見通しよく鳴らしてくれています。 音の立ち位置は近めで聴き取りやすいところにあり、特に女性ボーカルが前に来てくれます。音の近さ故に迫力があったり、パワフルに聴こえる部分もありますが、先述の通り量感で押し切る感じではないので、厚ぼったくはならずリズムよく聴ける楽しさがあります。 音が整っていて聴き取りやすく、透明度のある奥行きを感じたい……でもある程度はパワフルさが欲しい! そんな方におすすめしたいヘッドホンです。 試聴環境:Hiby R6 proⅡ
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
TANCHJIM
ONE
3.5mm(マイク無し)
¥5490 税込
音と見た目でスマートに聴けるイヤホン
コンパクトな外見でいろんな服装でも使え、2pin仕様と汎用性の高いリケーブルに対応している点が魅力のイヤホン。DSP(TYPE-C)やマイク付きモデルが別であり、今回はマイクなしでのレビューになります。 ボーカル〜ベース・ドラムにかけての描写が特徴的で柔らかくもしっかりと出ており、ギターやトランペットの音は刺さらず丸みがあるので、子音がきつくなく非常に聴きやすい印象です。 また、男性ボーカルは聴いた時の表現が良く、立ち位置が近くやや暖色な空気感のサウンドなので、生っぽさやつややかさがある男性ボーカルが聴ける醍醐味があります。 個人的にハードロックやメタルなどはスピード感が欲しいと感じたので、ジャズやバラードといった楽曲のボーカルものが一番よく映えました。 しつこくなく癖のないサウンドで素直に奏でてくれる上に、前述した音に刺さりのない丸みがあるため、ハードロックやメタルの楽曲を長時間聴いていても疲れない強みもあります。 再生環境:Galaxy S21
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
beyerdynamic
DT 770 PRO
250 Ohm
¥27280 税込
重心低めのモニターサウンド
試聴環境:SPL Phonitor x DT 770 PROには、様々な環境で再生するのに適した32Ω / 80Ω / 250Ωのインピーダンスの3つがあり、今回は250Ωのモデルでの音質評価となります。 beyerdynamicならではの中高音域~高音域にかけてスッキリとした描写が見られ、ややバックの楽器演奏が前に来ており、中音域は少し俯瞰しているようなサウンドバランスです。特に低音域に関しては輪郭が緩く、量感も多いのでドラムやベースをメインに聴き込む方にオススメです。 色合いに関してはややウォームらしさはありますが、大きな癖はなくモニターならではの聞き取りやすい空気感で、満遍なく鳴らしてくれています。 同社の開放型モデルであるDT 990 PROと比較すると、見通しの良さや全体的な解像度はやや劣りますが、その分距離感が近く低音域の表現がしっかりあるので、フォーカスをしっかり捉えたヘッドホンだと思います。
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
EFFECT AUDIO
Gaea(Universal Fit)
¥170000 税込
エモい男性ボーカルと秀でた音像表現
EFFECT AUDIOのコラボ系イヤホンといえば、カスタムIEMの『Merlin』や『GENESIS J』が思い浮かびます。 『Merlin』は音の線が細く艶っぽくスッキリした明瞭感があり、対して『GENESIS J』は分厚い歯応えの良い音と全体の解像度の高さが見られました。 こちらのコラボモデル『Gaea』は、上記2機種の中間的な立ち位置のサウンドで程よい厚みを持ちながら、前に来る中低域と透きとおった表現が非常に得意で、満遍なく丁寧に鳴らしてくれます。 また以前には無かった均整のある表情が見られ、やや中高域が引っ込み思案なところがございますが、空間の広いオールマイティなイヤホンです。 個人的には歌ものを中心とした音楽がオススメで、男性ボーカルが非常に心地よく聴けますね。 試聴環境:M11 PLUS ESS
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
BTR7
¥32274 税込
安定感とパワーのあるレシーバー
BTR7は据え置きアンプクラスにも搭載されている『THX AAAアンプテクノロジー』を採用しているため、同ブランドのBTR5とはまた違ったサウンドを演出してくれます。 音質は一言で表現すると「ウォームな空気感と腰の添えたダイナミックなサウンド」で、実がしっかりとした低域を持ちつつ、ボーカルから高域にかけては明瞭度が高いFiiOらしく鳴らしてくれます。 Bluetooth接続時、明瞭度は高く感じ、USB接続時ではナチュラルさがより高く感じられました。 クール寄りの空気感でさっぱりとしたサウンドの中にやや艶があるBTR5と比較すれば、前述の暖かい空気感と艶感があり、腰を添えた分の音の安定感があり、余裕の持ったサウンドを奏でてくれます。 その為、駆動力が必要な機器を鳴らしたい方や迫力のあるサウンドが好みの方はBTR7。厚みがあったり濃いタイプのイヤホンをお持ちの方、迫力よりもスッキリとしたサウンドで聴きたい方はBTR5。と言ったところでしょうか。 操作に関して、右側面の電源ボタン長押しでメニュー画面を開くことができ、電源ボタン下のボタンでメニューの決定や再生/停止が可能で、ボリュームボタンでメニューの項目選択ができます。 また電源ボタンをメニュー画面になった後も押し続けることで、電源OFFとなります。初期のペアリングは電源起動後に、再生/停止ボタン長押しで機器との接続が出来ます。 試聴環境:Galaxy S21
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
NEUMANN
NDH 30
¥97020 税込
余韻を感じるフラットサウンド
NDH 30はミキシングやマスタリング向きで、説明にもありますが特に昨今の『VRやゲームなどの没入型コンテンツのバイノーラルミックス作成』に対して、非常によく作りこまれているモニターヘッドホンです。 同ブランドの密閉型モデルのNDH 20にも感じましたが、通常のモニターヘッドホンには無いリバーブ感があり、これはゲームのBGMや環境音といった楽曲の調整に対して、大きなメリットになると思います。 NDH 20では艶のある質感やボーカルラインが前に来て、バックの楽器がやや後退するような描写がありましたが、NDH 30の場合は、開放されることで艶っぽさが乾いた質感となり、音抜けがよく高い解像度が出せるようになりました。 その結果ボーカルラインと楽器の区分けが上手くなり、より音を把握しやすくなっています。 装着感となりますがNDH 20に感じた側圧(しめつけ)が、一新されたヘッドパッドによって和らぎ長時間での使用もしやすくなりました。また緩くなったわけではなく固定力はしっかりしており、付けた際の重さもやや軽くなってより負担が軽減されました。 試聴環境:ADI2-DAC FS
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
FAudio
Mezzo 【FA-2514】
¥257220 税込
FAudioの革新的なモデル
日本限定100台の限定モデルであるMezzoは、厚みを持たせながらも非常に見通しのよい中低~低域を奏でてくれており、同ブランドの名機と名高いMajorと似ている部分です。 アルミニウム筐体のMajorの時と比べ、より解像度高く描写をしてくれます。奥行きをしっかり表現しながら、中域~高域にかけては芯ががっしりとしたキツさの無い程よい分離感と定位感に長けており、全体を通してハリのあるサウンドです。 3段階のスイッチにより、サウンドを変更できます。聴く前は高中低に分かれているものと思いましたが、聴いてみると従来のような各帯域に強弱がつくようなものではなく、元のバランスを維持しつつ明瞭度を与えたり、よりタイトなサウンドに切り替えたりと今までにない変化を楽しむことができます。そのため、ジャンルに区別なく楽しませてくれます。 装着感は他社のUniqueMelodyに近く、ケーブルの取り回しは同ブランドのDarkSkyのように、太さはありますがしなやかなものになっています。 限定モデルとなっているのが惜しい製品ですので、機会があれば是非お試し&ご検討ください。 試聴環境:M11 PLUS ESS
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
SHANLING
MG600 ブルー
¥76545 税込
自然体で厚み豊かな蒼きイヤホン
試聴環境:FiiO M11PLUS LTD SHANLINGよりMG600が登場しました! MG600は以前登場した同社のME800とはまたキャラ付けが変わったモデルで、まとまっていて程よい抜け感を持ちつつ豊かな低域があり、中~高域にかけてはやや芯のあるきらびやさを表現してくれております。 付属の交換プラグを付けることで、2.5mm&4.4mmバランスでの使用も可能ですが、ややピーキーな躍動感と立体感が生まれるため、丸みのある豊かな低域が欲しい方は3.5mmアンバランス接続がオススメです。 本体の軽さからは想像のつかないような厚みと迫力のあるサウンドです。個人的に感じたところですが、ジャズ系の音楽に対してフォーカスを振り切ってるところがあるので、イヤホンを複数持っていて、ジャズ特化型が欲しい方や、ジャズに絞った音楽しか聴かない方にオススメです。 装着感は本体が小さいため、耳への収まりは良いですが、ケーブルがやや重めなので、大きめのイヤーピースで固定してあげたりすると良いでしょう。
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
Noble Audio
Kublai KHAN 【NOB-KUBLAIKHAN】
¥361143 税込
KHANの更なる一面
試聴環境:M11 PLUS ESS KHANに骨伝導ドライバーが搭載されグレードアップして登場しました! Kublai KHANはより安定感のあるサウンドとなり、 骨伝導特有のリアスピーカーのようなやや後ろからくる 低域の表現と存在感が魅力の一つです。 KHANと比較すると 以前のような伸びきった高域や解像度は落ち着き、 全体的にバランスの取れたサウンドとなりましたが、 楽曲によって生じた高域の刺さる描写や歪みがなくなり、 聴きやすく見通しのよいものになっています。 低域に関しても以前より量感があり、 ダイナミックと骨伝導の両基の組み合わせにより、 分離感がしっかりし曇りのない澄んだ音が魅力です。 音の空気感ですがクールさの中に艶のある質感がKHANにはあり、 Kublai KHANは色合いがやや暗くなり温かみのある描写もカバーできるようになりました。 個人的にはライブサウンドを聴く方に勧めたいイヤホンで、 生っぽさと整えた定位がアナログ感で聴きたい方や デジタル味あるサウンドで聴きたい方にも推したいですね。 装着感に関しては骨伝導ドライバーが追加されたことによって、 大きくなりやや圧迫感はあるものの収まりは非常によく、 ケーブルの取り回しもKHANは硬めでしたがしなやかになっているので快適かと思います。
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
HIFIMAN
RE2000Pro
¥151200 税込
ナチュラルで広大なサウンド
前モデルRE2000の後継となるRE2000PROが登場しました。 RE2000と比べて、安定した空間表現ができ、持ち前の美しく艶のある高域はそのままに、タイトながら存在感のある低域を鳴らしてくれます。 個人的に注目したのは中~高域にかけて表現力で、無骨な見た目からは想像できない広さがあり、その中で聴き疲れのないナチュラルで艶感あるボーカルサウンドを聴くことができます。 低域は引き締まっていますが、非常に見通しがよく圧迫感のないサウンドを奏でてくれます。しっとりとした楽曲やオーケストラ楽曲を聴かれる方におすすめのイヤホンとなっています。
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
THIEAUDIO
Elixir
¥23202 税込
滑らかで響くナチュラルサウンド
THIEAUDIOより、DD1基のシンプル構成のイヤホンが登場です。 まず手にとって思ったのは、軽量な本体と大人なデザインです。見た目から想像して上品なサウンドを奏でてくれるタイプだと伺えましたが、実際に聴くとElixirは上品過ぎないナチュラルな質感と、描き分けが上手い表現をしてくれます。また程よい残響感も感じつつ、ダイナミックらしい厚みのある音を奏でてくれます。 Legacy4と比べると線がやや太めで厚みがあり、すっきり感よりも濃密な音を味わいたい方に勧めたいです。 弦楽器や金管楽器の高めのキーの細かさや響きはLegacy4が光るところがあり、距離感がより近く艶のある描写をしてくれる点ではElixirの良さが目立ちます。ボーカルラインに関しても、生っぽい描写で距離を前に持ってきてくれるのがElixir。解像度が高くリバーブや楽器と共にフラットな距離感で鳴らしてくれるのが、Legacy4といった形です。 BA搭載のLegacyシリーズとは、また異なったタイプなので既にお持ちの方でも、楽しめるサウンドとなっています。 耳への収まりは非常によく、本体も軽量の為重さでズレるということもないです。ケーブルはしなやかで取り回しは良好でタッチノイズも、全くないわけはありませんが気にならない程度です。 試聴環境:FiiO M11 PLUS LTD
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
Westone Audio
MACH 70 【WA-M70】
¥203976 税込
ナチュラルに広がるベースサウンド
MACH 70はシリーズの中では、特徴的なサウンドで腰が低めの重心を持ちながら、安定感のしっかりした表現をしてくれます。 シリーズの中では高域にややエッジがあり、比較的元気めなサウンドです。そのため迫力もカバーしてくれる懐の良さがあり、今までのWやProXといったシリーズにはなかった艶とクール感を持ち合わせつつリファレンス兼リスニングもできるモデルです。 個人的な比較となりますが、解像度の高さや帯域バランスの良さ臨場感はMACH 80。自然な迫力や立ち位置の近さはMACH70となり、キャラクターは近いですが、しっかりした描写のハリのある迫力はMACH 50となります。 MACHシリーズ通してですが、ProXシリーズと比べてギチッとはまるような装着感があり、MACHシリーズの”音導管を通るサウンドを逃がさない”ような着け心地は今までのWestone Audioとの違いを感じます。 試聴環境:Galaxy S21
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
Westone Audio
MACH 80 【WA-M80】
¥259600 税込
最上のリファレンスサウンド
MACHシリーズの最上位機種となるMACH 80は、艶とクールさのある臨場感とダイナミックな迫力ながら嫌味にならない透明度があります。満遍なくフラットな描写が得意ではありますが、個人的に着目したのは中~高域にかけてのナチュラルで癖のない伸びで、自分のスマホで聴いたときに刺さりなく表現してくれていたのは驚きでした。 人気の高いモデルであった同社のW80と比較しますと、MACH 80は厚みがしっかりとあり、その分音像が整えられています。対してW80は音の線がやや細く透き通った解像度があり、どちらも甲乙つけがたいものがあります。 同時発売されたMACH 70との比較では、音色の傾向は一緒ではありますが重心が低音に寄っていて、ベースやドラムといった楽曲メインで聴く方に勧めたいバランスとなっています。こちらに関してはグレードアップというよりは、得意分野が違うリファレンスイヤホンといったところです。 MACHシリーズ通してですが、ProXシリーズと比べてギチッとはまるような装着感があり、MACHシリーズの”音導管を通るサウンドを逃がさない”ような着け心地は今までのWestone Audioとの違いを感じます。 試聴環境:Galaxy S21
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
Cayin
MT-35MK2 PLUS Bluetoothエディション
ブラック
¥189750 税込
真空管アンプの新たな可能性
数々の真空管アンプを生み出してきたCayinより、Bluetooth接続対応型の真空管プリメインアンプ、「 MT-35MK2 PLUS Bluetoothエディション」が登場しました。据置のプリメインアンプにワイヤレス接続をして聴ける、他にあまりない魅力がありますね。 今回はBluetoothでのデジタル接続時(内部DAC使用時)と 外部DACを使用したLINE入力のアナログ接続時での組み合わせで評価します。 まずBluetooth接続時、低域は輪郭の丸みと膨らみのあるサウンドで、真空管らしい艶のある空気感を演出してくれます。高域は繊細さと凛とした余韻を楽しめます。ボーカルの帯域は三極管モードにすることで距離感がより近く艶やかになり、ウルトラリニアモードにすると全体的に透明感が増し臨場感が味わえます。 遅延は、全くないという訳ではないですが、そこまで気にならないレベルでした。 LINE入力での接続時は、DACにEARMEN 「Tradutto」を使用しました。低域の質感がやや硬めになり膨らみが控えめで解像度が上がるようになりました。高域が澄んだ事により、横にかけての広がりが上手くなったように思えます。ボーカルは三極管モードでも透明度が高く、ウルトラリニアモードではより広々とした描写にしてくれます。 ワイヤレス接続でも使える面白さをもつ真空管プリメインアンプなので、お持ちのスマホで気軽に試してみてはいかがでしょうか。 試聴環境:DAP:Galaxy S21 DAC:EARMEN Tradutto ヘッドホン:ULTRASONE Signature MASTER
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
水月雨 (MOONDROP)
MOONRIVER2
¥27900 税込
音も見た目も超インパクト!
数々の人気イヤホンを生み出した水月雨(MOONDROP)よりスティック型アンプが登場しました! 試聴環境:Galaxy S21 本体とケーブル共に目を引く奇抜なデザインですが、音にもその奇抜さが見受けられ、3.5mmと4.4mm共にクール系のカッチリと硬派なサウンドになっています。 空間の描写ですが狭すぎず広すぎないタイプで、近めの距離感で鳴らしてくれております。 その為、同社の製品だとBlessing2と言った重心がやや低めのイヤホンかVARIATIONSなどの厚みのある低域がありつつ広がるモデルと組み合わせると聴きやすいかと思いますね!
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
Unique Melody
MEST indigo
¥319000 税込
超スペシャルなMEST!!
国内限定60台の限定モデルが登場です! スタビライズド・フルーツ・ウッドのフェイスプレートが非常に美しいイヤホン! 「MEST MKII」と比較したところ、全体的な聴きやすさはMKIIの方が良く豊かな低域の描写が見えます。 対してindigoは、音の明瞭度が向上し奥ゆかしさや音の輪郭をハッキリとさせた表現となっており、従来のUniqueMelodyらしさが見られるサウンドですね! また、「MAVERICKII」のようにキレがいいサウンドではないですが、厚みがしっかりとあり聴き応えも持たせながら、クールで解像度もあるのでオススメです! 個人的に推しのポイントですが、2.5mmバランス接続時の艶のある空間表現が非常に良く、やや近めにボーカルや楽器が迫りつつもスッキリ抜けていくサウンドが「MEST MKII」にはない魅力ではないでしょうか!
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
AUDEZE
LCD-X 2021
¥187000 税込
新たなX登場
あのLCD-Xが新たに改良されバージョンアップして帰ってきました! 以前と比べてイヤーパッドが進化し、遮音性が向上しただけでなく装着感や緩めで甘かった音の描写がしっかりと表現されるようになりました! 音質ですが、若干ウォームな色合いでフラットな曲調で近くで満遍なく鳴らしてくれております! 以前は縦の広がりが目立っておりましたが、横の広がりもカバー出来るようになっており肉厚な音の線ながらスッと聴き取れるサウンドとなっております。同メーカーの「LCD-XC」と比べると、XCの方がややドライな色合いで高域〜中域にかけての表現が僅かですが前に来て粒立つコシのある表現で、Xの方は全体的に空いて繋がりの良くしっとりと癖の少ないマイルドな表現といったところでしょうか。 試聴環境:TEAC UD-505
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
Pioneer DJ
HDJ-CX
¥18700 税込
この軽量さでこの奥行き!?
PioneerDJのプロ向けDJヘッドホンの登場です! 従来のXシリーズの物と比べると芯の太さは薄めですが、その分奥行きが聴き取りやすい距離感となっております! 中低域寄りではありますが、スッキリしており音の繋がりの良い表現をしてくれております。 量で表すのではなく、数や明瞭度で表すような低域と刺さりのない聴き取りやすい中域と嫌味のないスッキリとした高域がオススメポイントです! 装着感は軽めで側圧も弱すぎないくらいの丁度良さです! 試聴環境:FiiO M11PLUS LTD
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
SONY
NW-WM1ZM2
¥396000 税込
魅惑すぎる表現力!!
遂にあのWM1A&1Zの後継に当たる機種が満を時して登場です! WM1Zの後継となる本機種は、以前よりもさらに純度が上がった無酸素銅のボディを持ち、一回り大きく35gほど増量しましたが、実際に持ってみると重心が広い範囲で置かれているのか、負担にならない重さに感じます。 音質に関して基本的な音の方向性や色合いは以前の1Zと大きく変化はございませんが、S/Nが向上してくもりなく透き通った表現力ができるようになっています。 個人的に驚いた点が空気感の表現です。ライブやステージの反響音やリバーブの際に生じる空気の振動感が、非常に細かく鳴らしてくれています。ハイエンドプレイヤーでもなかなか丁寧に描写してくれる機種は数少ないので、是非聴いてほしいポイントです! アンバランス接続では中心に向かっての表現力が高いですが、バランス接続ですと全体的な分離感や描き分けが上手くなり、より繊細な音が奏でられます。 操作感は非常にスムーズで、30分程操作した中ではもたつきは感じられませんでした。 また、同メーカーのA100やZX507といった一般的なAndroid搭載のプレイヤーの再生時間が10時間前後なのですが、この機種は最大約40時間ほど再生できるということです。ここまで再生時間が長くできたのかと感嘆しました(笑) あくまで個人的に感じたところですが、前と比べて3.5mmや4.4mmの挿し心地がスムーズになったように思え、4.4mm再生時のリレー音も以前と比べて控えめになっておりました。 WM1Aや1Zから買い替えの方々も、納得いただける仕上がりとなっておりますので是非ご検討ください!
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
M11Plus ESS 【FIO-M11PLES-B】
¥88000 税込
帰ってきたM11 PLUS!!
「M11 PLUS」のESS社DACチップ搭載モデル! 今回は自分が愛用している通常のM11PLUS LTDとの比較をさせて頂こうかと思います。 まずボディの「M11 PLUS LTD」からの変更点はボリュームタッチパネルがカーボンになっている点で、グリップ感がとても良くなっており、細かな音量の上げ下げがしやすいです! 音質ですが、「M11 PLUS LTD」ESSの方が繊細でハッキリとした描写が出来るようになっており、LTDの旭化成チップ使用した方が、迫力のある表現です。 ジャンル的には、どちらも元々クール寄りなドライな空気感があるのでオールラウンダーではありますが、強いて言うのであればESSモデルの方がクラシック系やEDM系、LTDモデルの方がポップス系やロック系に相性が良いかと思いました! また、解像度に関してはESSの方がしっかりと描写してくれているので、細かな音を聴きやすい立ち位置で聴きたい場合はこちらをおすすめしたいです。個人的にはどちらも甲乙付け難い良さがありますね! 2台持ちもありでは!? 【試聴環境】 イヤホン:EMPIRE EARS LegendX 楽曲: Hakos Baelz『Play Dice!』 ホロライブファンタジー『いんたらくとふぁんたじあ』