スタッフレビュー一覧
店頭スタッフが様々な商品をご紹介
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せめちゃん
@e☆イヤホン
FIIO
BTR13
Black
¥11990 税込
このコンパクトさで4.4mmジャック搭載⁉
FIIOから、かなーーり小さいBluetoothレシーバー「BTR13」を紹介します! 一目見てわかるコンパクトなサイズ感! 手のひらにすっぽりと収まるほど小さいですが、0.96インチのディスプレイを搭載。サイズからは想像できないクオリティの高さを感じられます。 また、小さくて軽い「BTR13」ですが、全体的にマットな質感かつディスプレイの存在もあり、おもちゃのようにチープだと感じることはありません。背面にはクリップもついていて、持ち運びにもかなり便利。カバンにスッと付けられますし、カバン内でも場所を取らないのがグッド! この角がちょっとカクカクとしたデザイン、良いですよね……。正直、この見た目だけでも非常に欲しくなってきます。 そして「BTR13」の注目ポイントといえば、『4.4mmバランスジャック搭載』ということ。これまでの4.4mm搭載Bluetoothレシーバーといえば、サイズが大きくなり、値段も高くなるイメージがありましたが、「BTR13」はこのサイズ感と価格に抑えた、凄い製品です! 他にも多様なBluetoothコーデックに対応していたり、自分好みに音質を調整できる『PEQ』を搭載するなど、様々な機能がコンパクトな筐体に詰め込まれていますが、やはり一番気になるのはサウンド。 Q.「このコンパクトさで4.4mmジャック搭載。機能だけモリモリで音質をおろそかにしてるんじゃないの?」 A.「全然そんなことありません。マジで音も良いです」 サウンドに関してはハッキリとしていて、低音から高音までバランスが取れた音質だと感じました。同シリーズの上位モデル「BTR15」に近いサウンドキャラクターで、そのクオリティをこのサイズ感で実現しているところが「BTR13」の凄いところではないでしょうか。ポケットに入れても、クリップで留めても気にならないサイズ感で、電車に乗っている時やジムでも高音質を持ち運べるのはかなりイイですね。 さらに、高音質コーデックのLDACで聴いてみると、より一層有線接続で聴いているかのようなサウンドに近づきます。音に厚みが出て、繊細な音も聴き取れるように変化しました。高音質コーデックで試聴している間も途切れることはなかったので、有線イヤホンで音質にこだわりつつ、気軽に高音質を持ち運びたい方にピッタリな製品だと思います! コンパクトさと利便性、そしてもちろん高音質も兼ね備えたハイコスパなBluetoothレシーバー「BTR13」。ぜひお試しください! 【試聴環境】 Galaxy Note10+ → 『BTR13』 → iBasso Audio 3T-154 【試聴楽曲】 クジラ夜の街 & 崎山蒼志 「劇情」 Cory Wong 「Gumshü」
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カタガタ
@e☆イヤホン仙台駅前店
LEPIC
nuon 空間音響イヤーピース boost
boost / S size (S 2pair)
¥3132 税込
音楽体験を“boost ‼ ”するイヤーピース
LEPICから新しい音をお届け! 空間音響イヤーピース「nuon(ニューオン)」をご紹介します。製品名の由来は「new + 音」。すごく可愛い名前で、個人的にも気になっていたイヤーピースです! 「nuon」には“boost”と“clear”の2種類があり、“boost”と“clear”の2種類が、2サイズ(各1ペアずつ)セットのパッケージも販売されているので、聴き比べや曲によって使い分けたいという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。 今回は「boost」をご紹介します。まず、サイズはS・M・Lの3サイズ展開です。私は耳の穴がかなり狭めなので、Sサイズを使用して試聴しています。 さらっとした質感のシリコンは、完全新規開発された“イヤーピース専用”シリコンだそうです。傘の部分は触ってみると薄めで柔らかく、耳に優しい感触です! 耳の奥まで無理なく入ってフィット感も抜群。圧迫感もなく、長時間の使用でも快適にお使いいただけます。 実際に装着して音楽を聴いてみると、音のウォーム感が増して空間が広がったように感じました! 低音のアタック感が心地よく底上げされ、耳から体の真ん中まで“ズンズン”と響くような力強さが感じられました。 また、高音域は角が取れて、少しまろやかになった印象です。低音だけでなく、高音の響きも豊かで、これが空間の広さを感じさせるのかと思います。加えて、ボーカルはしっかり前に、そして近くに感じられます! 声を近くに感じながらも、音が頭の中に広がるように響き、思わずいつも以上に音楽に没頭してしまいました。 ただ音楽を聴くだけでなく、まるで耳元が小さなライブハウスになったような感覚を味わえるので、普段の音楽体験に、そんな臨場感をプラスできます! LEPIC独自のさまざまな技術が詰め込まれていて、快適かつ革新的な音楽体験をお楽しみいただけると思います! 「nuon」はe☆イヤホン各実店舗で試聴可能です。お近くの店舗でぜひご試聴ください。お待ちしております! 【試聴環境】 iPhone 15(Apple Music) audio-technica / SQ1TW2 【試聴楽曲】 スイッチ / 梅田サイファー Rodeo13 / 梅田サイファー DLMLU / Stray Kids
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ぴょん
@e☆イヤホン仙台駅前店
radius
Beethoven
ブルーグレー
¥33000 税込
ストレスフリーな着け心地まさに 「運命」
radiusから革新的な骨伝導ワイヤレスイヤホンが登場しました! ケースと本体はどちらもマット加工が施されており、触り心地がとても良いです! さらに、ケースの中央と本体の側面に印字されたロゴがとてもおしゃれです。 本体装着時には筐体から伸びるリングパーツによる抜群の安定感があり、耳から落ちる心配はありません。耳に自然にフィットするため、装着時の負担はなく、ストレスも全く感じませんでした! 音質は、骨伝導イヤホンとは思えないほど高音質で、高域が特に綺麗に響く印象でした。女性ボーカルが特に聴きやすく、ながら聴きにも最適なサウンドです。 さらに、音漏れを最小限に抑える独自技術「リバーサルフェーズアンチリーク」により、音漏れは全くと言って良いほど感じませんでした! 骨伝導イヤホンをお探しの方は必見です。初めての方にもおすすめできる「Beethoven」は店頭でお試しいただけますので、ぜひ体験してみてください! 試聴環境:iPhone 13 試聴イヤホン:「Beethoven」 試聴楽曲:スリーズブーケ / 素顔のピクセル ノクチル / 青とオレンジ めいちゃん / 右肩の蝶 SEKAI NO OWARI / 栞
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どぅーら
@e☆イヤホン 名古屋大須店
AFUL
Cantor
¥132000 税込
薄暗く、柔らかく、鮮明に。
驚異の14BA構成!「AFUL (アフー) Cantor」のご紹介です! 外観は宝石のようなブルーカラーにキラキラのグリッターが施されたフェイスプレート、付属ケーブルはネイビーカラーで統一されており、星が輝く夜空を彷彿とさせます。 装着感は高精度の3Dプリント技術により密閉性が高く、ノズルが耳の奥までしっかりと入ります。私が試した際は、イヤーピースを普段よりも小さいサイズに付け替えるとピッタリ耳に装着できました。 音質は広く深い没入感と明瞭感を兼ね備えています。 高音域はニッケルメッキ真鍮ノズルの効果もあり、伸びが良く、ギターやピアノが複雑に入り組む楽曲「碧いif」では音の輪郭がぼやけず、濃密なサウンドを実現しています。 中音域は高音域に並び主張が強く、ボーカルの息継ぎや抑揚を正確に捉えています。静かな曲調の楽曲「POSE」では、女性ボーカルの表現がより際立ちました。 低音域は内部の音響管を通した弾みのあるバスドラムの押し出しや、柔らかいベースラインが広く深い没入感を作り出しています。スラップを激しく活用した楽曲「97.9hz」では、他の音域に埋もれることなく聴こえました。 筐体にぎゅっと詰め込まれた独自技術が、静けさと激しさの両方を余すことなく表現し、時間を忘れるほど没入できる一本に仕上がっています! 試聴楽曲 トゲナシトゲアリ/碧いif(ポルカドットスティングレイ) POSE(何者Ver)/Suspended 4th 97.9hz
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おつまち
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Astrotec
Lyra Clover
¥32980 税込
インナーイヤーならではの「パワー」と「没入感」を!
【外観・装着感について】 メタリックな外観は、クールで高級感があります。加えて、ハウジング背面にはモチーフであるクローバー柄のフィルターが施されており、非常にチャーミングなデザインも特徴的です。 装着感については、耳かけ型のケーブルを採用しているため、耳から滑落しにくくなっています。また、付属のイヤーパッドを使用することで、より安定した装着感を得ることができました。 【音質について】 一聴してまず、非常に厚みのある低域と中域の迫力に驚きました。「Lyra Clover」はインナーイヤー型イヤホンの中でも円盤型のハウジングを採用しているタイプであり、搭載しているドライバーが15mmと大型になっています。そのため、厚みのある迫力がありながらも、音の空間の広さをダイレクトに感じられました。 対して高域は、少し量感は抑えめですが抜けがよく、爽やかなサウンドです。特に刺さるようには感じませんでした。 また、ボーカルが少し前に出ていることも特徴的で、POPSなどを低音・中域をしっかりと鳴らしながらもボーカル重視で楽しめるイヤホンをお探しの方には、特にオススメできる音作りになっています。 【まとめ】 しっかりとした音の厚みと空間表現の優秀さが、音楽への深い没入に導いてくれるイヤホンです。インナーイヤーの良さを活かした音作りになっているので、普段はカナル型を使用している方にも、ぜひ一度ご試聴いただきたい一本です! 再生環境 SONY NW-ZX707→Astrotec Lyra Clover 試聴楽曲 奥底に眠るルーツ / ずっと真夜中でいいのに。 ソワレ / 星街すいせい
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しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Bowers & Wilkins
Pi6
ストーム・グレー
¥40590 税込
オシャレも音質も諦めない!
耳元のファッションとしてオシャレを演出する4色のカラーバリエーション! 同社のワイヤレスヘッドホン「Px7 S2」と同じ「バイオセルロース製ドライバー」を使用し、その大きさは12mmと、ワイヤレスイヤホンの中ではかなり大きくなっています! 【音質】 ハリのある中低音を中心としたサウンドに、シャキッと引き締まった中高音がトッピングされており、落ち着きがありつつもテンションを下げすぎない音作りになっています。特にアコースティックギターの弦を弾く音やタムタムのアタック音が、間近で聴いているかのような再現度で鳴らされているように感じました。 空間表現については、広すぎず狭すぎず、近すぎず遠すぎず、ちょうどよい塩梅といった印象で、ハードロックを鳴らしてもフルオーケストラを鳴らしても物足りなさを感じることはありませんでした。 同社の「Pi8」と比べると、「Pi6」は重心がやや高めで軽やかに全帯域を鳴らす印象で、「Pi8」は重心が低く沈み込むような没入感と全体的により滑らかに鳴らす印象です。 【外装・機能】 前作の「Pi5S2」からイヤホン本体の形状が変化しており、重心が体側に近づいたことと、イヤーフィンが追加されたことでよりフィットしやすく落ちにくくなりました。また、充電ケースの形状も変更されており、厚みはほとんど同じですが、縦横の幅が減っており、手のひらに収まるサイズ感になっています。 対応コーデックについてもSBC、AACはもちろん、aptX Classic、aptX Adaptiveに対応しており、特にaptX Adaptiveは96kHz/24bitのサンプリングレート/ビット深度まで対応しており、妥協がありません。 ノイズキャンセリングや外音取り込みについては、カジュアルに使う分には十分といった具合です。外音取り込みで軽くコミュニケーションを取ったり、ノイズキャンセリングである程度の騒音を軽減することはできますが、実際の耳で聴く音質と同じような外音取り込みが必要な場合や、一切の騒音を遮断して音楽を楽しみたい場合は他のイヤホンを検討した方が良さそうです。 【まとめ】 音質・デザインどちらも妥協のないワイヤレスイヤホンをお求めの方 「Bowers & Wilkinsのヘッドホンがイヤホンになったら……」と夢想した方 オーケストラからEDMまで幅広いジャンルを聴かれる方 に特にオススメです! 【試聴楽曲】 Earth, Wind & Fire「In the Stone」 Perfume「ポリリズム」 Evan Call「Knife to the Throat」(TVアニメ『葬送のフリーレン』Original Soundtrack)
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たけ
@e☆イヤホン 秋葉原店
ONIX
Alpha XI1
¥18810 税込
【迫力と繊細さの共存】
見た目は黒を基調とした本体に、差し色でゴールドが施されており、ゴージャスな印象です。中央にはOLEDディスプレイが配置されているため、現在のボリュームなども一目で分かり、使い勝手も非常に優れていると感じました。 音質については、音の距離感が全体的に近めで、解像度も高く、音の輪郭をしっかり捉え、細かい音も綺麗に表現されている印象を受けました。低域は量感が増し、中高域は一歩前に出て聴こえるサウンドで、上述した近めの距離感と解像度が相まって、迫力がありながらも繊細さを兼ね備えた、疾走感のあるスッキリとしたサウンドが非常に心地よいです。 また、個人的にはディスプレイのフォントが変えられるなどの遊び心がある点も非常に好感が持て、非常に推したい製品だと感じました。 【試聴環境】 試聴環境:iPhone 13 mini+Alpha XI1+Empire Ears Valkyrie 【試聴楽曲】 ROCK枠:Linkin Park - The Emptiness Machine HipHop枠:MFS - Don't EDM枠:ILLENIUM - Feel Good (with Daya)
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せめちゃん
@e☆イヤホン
Shokz
OpenRun Pro 2 Mini
Black
¥27880 税込
空気伝導で低音感大幅アップ!
骨伝導イヤホンにおいて圧倒的人気を誇るShokzから、「OpenRun Pro 2 Mini」をご紹介します! 一見すると前モデルの「OpenRun Pro Mini」から大きく変わったようには見えませんが、実は内部に大きな進化が施されています。 注目の進化点は空気伝導ドライバーです! 低音用の大型ドライバーを搭載したことにより、低音の質が大幅にアップし、前モデルと比較して音質がかなり向上しています。 音場が広く、圧迫感の少ない音で、ボーカルと伴奏の聞き分けもバッチリです。特に空気伝導ドライバーによる低音が圧倒的に違い、骨伝導イヤホンというよりもスピーカーで聴いているような印象さえあります。今までの「OpenRunシリーズ」で一番低音が効いているのではないでしょうか。スピーカー的な広がりと迫力のある鳴り方から、お家でゆっくり映画鑑賞するのも楽しめそうです! また、出力も向上しているように感じられます。前モデルではランニングやサイクリング中にかき消されていた音も、「OpenRun Pro 2 Mini」ならしっかり耳に届くでしょう。以前の骨伝導主体のサウンドよりも、空気伝導に比重を置いている印象で、耳に直接入ってくる音が大きいため、「聞こえにくいので音量を上げた結果、音漏れしてしまう」といった事態も防げていると感じました。 今まで運動専用の位置づけだった骨伝導イヤホンが、大幅な音質向上により、家でも外でも楽しめそうな「OpenRun Pro 2 Mini」。ぜひお試しください!
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ニコ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Ultimate Ears
UE LIVE
¥418000 税込
長く愛される理由がこのイヤホンにはある‼︎
ステージモニターとして愛用者の多いこのイヤホンは、ライブ会場の臨場感や独特の空間まで感じさせてくれる、アタック感の強いサウンドが特徴です。「Liveを感じたい‼︎」まさにそんな方にオススメです。 まず、このイヤホンの特徴として挙げられるのは、豊かな低域です。ライブ会場のような迫力を感じられる、豊かで美麗なサウンドです。バスドラムの迫力あるサウンドやベースの振動までしっかりと感じられる低域が魅力です‼︎ 「LIVE To-Go」と比較すると、低域は大人しくなり、よりモニターライクな正確性が増しました。また、耳へのフィット感のおかげで、音数が増えたようにも感じます。 中域に関しては、ボーカルが埋もれることなく、ちょうど良い距離感で鳴り、楽器とのバランスが素晴らしいです。アコースティック楽器との相性も非常に良く、弾き語りや会場でのライブ感が驚きのサウンドとして伝わります。「LIVE To-Go」と比較すると、ボーカルが少し近くなり、より迫力を感じさせます。生声感が増し、声の震えまでよりリアルに感じられるのが特徴です。 高域については、量感も十分で、刺さるような音は感じられません。中音域とバランスよくまとまりを感じ、ピアノやシンセサイザーなどの電子音もしっかり表現されています。「LIVE To-Go」ではやや足りなかった高域が、中域と同じレベルの量感に改善され、より電子音が得意になっています。 「LIVE To-Go」と比較すると、総合的にステージモニターにより近づいた印象です。イヤーピースでのカスタマイズ性はなくなりましたが、その分を補って余りある装着感と音の豊かさが特徴で、臨場感や生音感がさらに強化されています。 総じて、カスタムとの相性が非常に良いイヤホンだと感じます。洋楽からJPOP、KPOPまで幅広く対応でき、流行りを追いたい方や、好きなアーティストのライブ会場での生感を感じたい方にオススメです。 試聴環境 iPhone15 PC FIIO BTR7 FIIO K7 MOTU M2 使用楽曲 Lil Nas X 『STAR WALKIN'』 King Gnu 『SPECIALZ』
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えんじ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Meze Audio
ALBA
¥29700 税込
「名門」が唱える「入門機」の定義
心地よい耳触りと、聴き応えのある濃密さを両立させた新たな名機候補。それがこちら、Meze Audioの「ALBA」です。「音にこだわる」ことの良さを時代に合った気軽さで持ち歩けるというのも、ブランドが考える「一台目の定義」として申し分ないと思わされました。 聴いてみると、とにかく角がなく滑らかなサウンドというのがまず飛び込んできた印象です。薄味ではないのに圧力は少ない、「体に沁み渡る音」と言ったところでしょうか。 本機のファーストインプレッションを形作る重要な要素として、空間表現の巧みさが挙げられます。横方向をベースに比較的広く取られている空間を活かしつつ、気持ち上へと抜けていく様が清々しいです。そんな空間に対する情報量にも不足はなく、密度感すら感じられます。それでいて窮屈な感じ、圧迫感はまるでなく、「しつこくない且つジューシー」な聴感でした。中でも楽器隊の広がりが顕著で、クールな音色の消え際の仄かな残響感が儚げです。その特性ゆえ、ミドルテンポ以下の楽曲の立体感を表現するのに非常に長けていると感じました。一方で、ハードロックやヒップホップなどのアタック感や重量感を感じたい方には別の選択肢があるのかもしれません。良い意味で力感なくスマートに鳴らすこの感触をどう捉えるか次第で、チョイスも変わってくると思います。 伸び伸びとした演奏に対してボーカルの距離は一歩近く、存在感は太めです。目前で発せられているような艶やかさ、生々しさは、そこに確かに息づく実在感を伴います。声の出どころは近めに感じますが、こちらも圧迫感はまるでなく、聴き手を吹き抜けていくような気持ちよさを体感できました。左右に広がる演奏に対して、こちらは前後の奥行きを感じるのが対比として面白いです。以上の所感から、本機の中高音域へのこだわりがひしひしと伝わってきます。情報量、スピード感がありつつも、あくまで優しく聴かせ、広々とした表現も聴き手を置き去りにしません。当事者感のある音というのがしっくりきます。前後も左右も共に味わえる空間表現によって、音楽が立体的に立ち上がる様も見事でした。結果としての「音楽体験」のことが非常によく考えられている音作りだと思います。 さて、オーディオファンからビギナー層のお客様まで、個人的に最も問い合わせが多いと感じる低音について触れていませんでしたが、こちらも表現に十分な量があります。あるのに、そのウエイトよりも深みの印象が強く残るのが不思議なところです。ボーカル帯とは対照的に出どころに一定の距離を感じるところがポイントかと思います。質感も他帯域と比較して柔らかく、耳触りの良い仕上がりです。その一歩引いたポジショニングとアプローチは、まさしく上品そのもの。他の音を邪魔せず、飲まず、あくまでも支え、引き立てる佇まいで、協調性のある鳴りという印象でした。全体的に抜けていく空間の感じを低音で上手くパッケージしているとも言えると思います。音楽の造形としての美しさ、その仕上げの部分をこの帯域が担っていると感じました。ただ、やはり低音の存在感を最重要視される方にとっては少し物足りない可能性もあるので、一度聴いて確かめてみることをおすすめします。 分離、定位感についてもまずまずありますが、固執しておらず、楽曲の一体感、グルーヴィーな感触というものが大切にされています。中域が前に出ることで楽曲の最大の旨味であるメロディーラインを主役に置きつつ、定位と空間表現による味付けを絶妙なバランス感覚で描写しているので、インスト楽曲やジャズテイストのものも、聴き方を見つけやすい親切設計になっていると感じました。 以上のように非常に丁寧に楽曲を表現してくれる本機ですが、音の温度感としては寒色寄りで澄み渡っています。優しさは湛えつつも、寄り添い包み込んでくれる暖かい音というのとは少し違います。スピード感を持って音が次々とシャープに駆け抜けていく、けれど置いてはいかれない、そんなギャップが癖になりました。ただ、音に対して明確な好みがある方にとってここは好みが分かれる部分となりそうです。私は凄く好きでした。上品で上質な音楽体験である一方、少し突き放されるような冷たさをはらむ本機で音楽を聴いていると、個人的には何かに憧れる時のような焦がれる感覚を覚えました。 さて、そんな本機のハード面に関しては、装着感がとても軽く、疲れ知らずといった感触でした。長時間の装着にも余裕で耐え得る仕上がりです。付属のキャリングケースもコンパクトながら質感が高く、持ち歩くことそのものに意味を持たせられるクオリティとなっています。それに加えて、USB-C to 3.5mmアダプターが同梱されているのも嬉しいポイントです。純正ケーブルと同じ素材を用いているので、こだわり抜かれたサウンドをスマホで直感的に楽しむことができます。この再生機器を選ばない間口の広さも、本機を選ぶ大きなメリットになっていると思います。ただ一方で、装着感の軽さゆえ、ホールド感や遮音性は僅かに薄く感じられます。ガッチリとした装着感がお好みの方や、静寂による没入感を重視される方には、イヤーピースの交換も選択肢に入ってくるのかなと思います。 以上のことから、音はもちろんビルドや付属品も含めて、音楽へ対するリスペクトが感じられるような一本に思えます。エントリーだからと妥協せず、作り込まれたサウンドから、音楽というものの唯一性、感情的な部分を再認識させられ、聴いていて胸が熱くなりました。「オーディオ体験」そのものに重きを置いているところに、名門メーカーが音の入り口の選択肢として本機に担わせたい思い、期待が感じられるようです。ファンか否かに関わらず、「音楽が好きでよかった!」そう思える「ALBA」の仕上がり、ぜひ一度ご体感ください!
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BAMBI
@e☆イヤホン 秋葉原店
AFUL
Cantor
¥132000 税込
明確に明瞭に届けるサウンド
音の輪郭はハッキリとしていながら、音の繋がりも自然で、カラッとしたパキパキサウンドが好きで、纏まりがあるイヤホンを探している方には特にピッタリのイヤホンだと思います。 装着感については、14基のBAドライバーが搭載されているため厚みはありますが、全体としては大きすぎず、飛び出している感覚はまったくありません。 音に関しては、音の立ち上がりが良く音数の多い楽曲でも抜群に鳴らせます。空気感の強い楽曲では少しドライに感じるかもしれませんが、楽曲との相性次第でしょう。特にアップテンポな楽曲との相性は良いと思います。 高音域 硬めの音なので、少しキツさを感じる方もいるかもしれませんが、歯擦音はあまり気になりません。 中音域 ボーカルやギター、ピアノなどの生音が聴きやすく、臨場感があります。 低音域 とても深くまで沈み込む印象はありませんが、シャープな音作りで鳴っています。 音場 上下よりも左右に若干広いかなと思いますが、抜けが良いので閉塞感はまったくありません。 使用機材 プレイヤー iPhone13 → FIIO BTR7(BT接続) 楽曲 松本孝弘「GO FURTHER」 羊文学「more than words」 Aimer「カタオモイ」
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ちゃんみさ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
SOUL
OPENEAR Compact
ブラック
¥8090 税込
薄さとスタイリッシュを求めるあなた!こちらはいかが?
耳をふさがない完全ワイヤレスイヤホンです。充電ケースが超薄型なので、ポケットに入れてもかさばらないのが魅力的! ブラックとホワイトの2色展開で、ブラックというよりグレーっぽい色味で、クールすぎないお洒落な印象を受けました。 商品名の通り、コンパクトでスリムなケースが特徴で、本体もメタリック調のスタイリッシュなデザインなので、ファッションのアクセントになりそうなのも◎ 音質については、マイルドで高域と低域の凹凸差がないなめらかな音質で、強いて言うなら中高域を鳴らすのが得意です。空間が広く奥行きがあり、没入感もあるので、ボーカルを近くで感じ取れます。また、開放型だからといって低域が届かないということはなく、ベースやバスドラムの音もしっかりと響いてくれます。ただ、複数の楽器が重なりだすと、ハイハットが若干煌びやかに感じるところもあったので、トラックが重なっていないシンプルな構成の曲が好みの方には特にオススメできる製品です。 そして、オープンイヤーといえば、気になる音漏れについてですよね。室外と室内で試してみたところ、室外での使用はある程度音を大きくしても気になりませんでした。ただ、室内ではサウンドバーを中間に設定して聴くと微かに音が漏れていたので、室内で使用する際は音量設定に気をつけて使用すれば問題ないと感じました……! メロディーを楽しむというよりは、人の声やボーカルをメインで楽しみたい方にオススメです。ピアノの音が澄んで煌びやかに聴こえることに加えて、本体も軽く負担は全くと言って良いほど感じないので、寝る前に使用したり、ヒーリングミュージックやASMRでの使用にも向いている印象を受けました。 比較的お求めやすい価格帯で繊細なサウンドを鳴らしてくれるので、オープンイヤーデビューにオススメの一品です◎ ぜひ店頭にてご試聴くださいませ! 試聴環境▼ iPhone 13 Pro 試聴楽曲▼ X JAPAN【Angel】 10-FEET【その向こうへ】 毛皮のマリーズ【ダンデライオン】
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やまぐ
@e☆イヤホン 秋葉原店
AAW
Z06 (Universal Fit)
¥48400 税込
満足度の高い逸品
高い解像度と厚みがありつつも、自然な低域が印象的な一本で、聴く楽曲を選ばない万能な印象です。特に、電子音や打ち込みの音色がレスポンス良く鳴るため、テンポの良い楽曲の音の弾みを楽しみたい方に特におすすめです。 「2DD 4BA」と6つのドライバーが搭載されているため、シェルのサイズは若干大きめですが、装着感は安定しており、ノズルの長さやコネクタ部の位置がよく考えられています。 付属ケーブルには「Null Audio」が採用されており、プラグも4.4mmバランス接続なので、対応する機材をお持ちの方はそのままお楽しみいただけます。 音の傾向としては、どの帯域も解像度が高く、張り出しのある印象です。特にボーカルなどの中域が少し近めに感じられ、よりクリアに聴こえます。低域の量感もしっかりとあり、籠りすぎずタイトになりすぎない、絶妙なバランスで鳴っています。このバランスが非常に良く、様々なジャンルの楽曲で試聴しましたが、どの曲もその良さを損なわず、迫力をもたらしてくれます。 音質はもちろん、装着感や付属品も含めて満足度の高い一本です。ぜひお試しください!
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ざっく
@e☆イヤホン仙台駅前店
Kiwi Ears
Canta
¥15950 税込
『歌う』その名に恥じぬ、鮮明な声を。
Kiwi Earsから、特殊な構成のボーカル特化イヤホン「Canta」のご紹介です! 「歌う」を意味するイタリア語からインスピレーションを受け、ボーカルをより聴きやすくするチューニングが施されています。 構成は「ダイナミック1基 + 平面駆動2基」という珍しい仕様です。Kiwi Earsのドンシャリサウンドを保ちながら、名前に恥じないボーカル域の鮮明さが楽しめます。特に低めの女性ボーカルの楽曲と相性が良く感じました。 平面駆動が複数基搭載されているため、パワーは多少必要ですが、強力なアンプなどと組み合わせることで本領を発揮できると思います。歌モノ全般におススメですが、特に低めの女性ボーカルとの相性が抜群です。 また、イヤピースも3種類付属しており、それぞれ音の違いを感じられるので、付け替えてお好みのサウンドに調整する楽しみもあります。個人的には、全体がクリアになるイヤピースが全体的に明瞭で、聴いていてとても気持ち良かったです。 ぜひ、「Canta」のボーカル域をご堪能ください! 【試聴環境】 Google Pixel Fold + ikko ITB03 【試聴楽曲】 Incarnation / NELKE 花図鑑 / NELKE カレンデュラ / NELKE
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
EFFECT AUDIO
e☆ros s
2pin 3.5mm 3極 ストレート
¥48400 税込
記念コラボのアップグレードケーブル
17周年特別モデルとして「e☆イヤホン」と「Effect Audio」がタッグを組んで制作した限定モデル「e☆ros S」です。 通常の「Eros S」は、低域のアタック感と量感に優れ、解像度の高さが特徴的でした。それに対して今作では、ボーカル域の強調を目的に新しい銀メッキ銅線を使用しています。実際に聴いてみると、ボーカル域の透明感や全体の見通しの良さが確かに向上している印象を受けました。粒立ちが良く、細かいところを上手く表現しながらも力強さを両立しており、バランスの良さを感じます。 外見はノーマルモデルのグレー1色から、ホワイトとネイビーの2色に変更されています。8Wireの太さながらも被膜がしなやかで、ある程度取り回しも良さそうです。また、「Effect Audio」の「ConX」も搭載しており、さまざまなイヤホンに対応します。 音・取り回し・汎用性の3拍子揃った日本限定モデル「e☆ros S」。少しお値段は張りますが、これが一本あれば音楽を聴く楽しみも倍増するでしょう。ぜひお試しください。 試聴環境:AK100MK2 → e☆ros S → SUPERIOR 試聴楽曲:yama「Slash」、SOUL'd OUT「Sweet Grrl パイセン」、スティーヴ・アオキ「Azukita」
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せめちゃん
@e☆イヤホン
Bowers & Wilkins
Pi6
ストーム・グレー
¥40590 税込
高級感と実用性の両立!
ラグジュアリーな雰囲気を持つBowers & Wilkinsの「Piシリーズ」から、「Pi6」をご紹介いたします! 「Pi6」は前モデルの「Pi5」からデザインが一新されました! 前モデルのスリムなケースは胸ポケットにスッと収まる形状で、フォーマルな恰好にも合わせやすいデザインでしたが、「Pi6」ではそのラグジュアリー感を残しつつ、よりカジュアルなデザインへと進化しています。 特に変わった部分は、ハウジングから消えた円形のパーツです。このパーツがなくなったことで耳への収まりが良くなり、飛び出ているような印象を受けずに装着できます。カジュアルに着けたい人でも気軽に手に取りやすいデザインになったことで、個人的には良い変化だと感じました! また、カラーバリエーションも同価格帯のワイヤレスイヤホンの中では豊富で、落ち着いたカラーが多く、さまざまなファッションに合わせやすいのもイイですね。 サウンドは前モデルと比較して、かなり立体的になった印象を受けました。低音には深みと広がりがあり、中高音には伸びがあって、余韻と共に空気感を感じられます。特に中高音が以前より滑らかになったおかげで、激しいメタルサウンドでも一体感を持って聴けました。分離感も良く、楽器の少ない楽曲でも空気感の再現が上手くできていて、どんなジャンルの楽曲でも楽しめます! 基本的にドンシャリの傾向で、特に低音が強調されていますが、ボーカルが近く、低音に負けないクリアさがあるので、全体としてバランスよく聴こえる印象です。前モデルより立体的なサウンドになったことで、音楽だけでなく映画鑑賞でも活躍しそうですね! 特に、 戦闘シーンなどは迫力満点で楽しめると思います! 高級感と使い勝手がさらに良くなった「Pi6」。ぜひお試しください! 【試聴楽曲】 FACT「ape」 LAGHEADS「またね (feat. HIMI)」
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ムービー
@e☆イヤホン 秋葉原店
beyerdynamic
MMX 300 PRO【730670】
¥63800 税込
beyerdynamicの技術を集約したハイエンドヘッドセット
【特徴】 ・PROXシリーズでも採用されている「STELLAR.45 ドライバー」搭載 ・「META-VOICE」カーディオイドコンデンサーマイク ・ドイツ・ハイルブロンの本社施設で製造 ・ヘッドバンド、イヤーパッド、ケーブルが付け外し可能 【音について】 ・全体的に音が聴きやすく、聴き疲れしにくい ・やや音量が取りにくい ・マイクはクリアで落ち着いた音質 【持った/装着してみての印象】 ・本体・付属品ともにがっちりとした作りで安心感がある ・ブームマイクが長く、口元・口の前方までしっかりと届く ・やや重めな重量でも、個人的には長時間付けていても疲れなさそう 【実際に試聴してみて】 beyerdynamicのハイエンドゲーミングヘッドセットで、見た目は「MMX 300 2nd」にそっくりですが、ハウジングの印字が変わっていたことと、ヘッドバンドがマジックテープからボタンに変更されていました。元々のマジックテープでも勝手に外れてしまうことはありませんでしたがボタンになったことで、よりしっかりと装着されているように感じました。また、外そうとした際もボタンの方が外しやすいと感じました。 ゲーミング環境では長時間の使用が多く、各デバイスにとって過酷な状況になりがちですが、全体的にがっしりとした作りで丈夫そうだと感じました。また、高級感もあるため、ゲームユーザーの所有感も満たしてくれると思います。 装着感については、重量は最近の平均的なヘッドセットよりやや重めで、側圧も装着する直前に手でヘッドセットを広げる際にやや強めだと感じましたが、頭に装着するとそれほど気になりませんでした。個人的には、ヘッドバンドの頂点(頭頂部)にある「フォントナーレリセス」という機能が作用しているためだと思います。パッドのクッション性と頭頂部の凹んだ形状が、ヘッドバンドに柔軟性を持たせているのでしょう。 音については厚みのあるサウンドで、高域も刺さらないため、低域に寄ったバランスに感じる方もいるかもしれません。ですが、バランスは整ったヘッドセットだと思います。また、3.5mmのアナログ接続なので、さまざまな機器に接続できます。個人的には音量不足になることはありませんでしたが、もっと音量が欲しい方には、出力の強いアンプが必要になるかもしれません。 さらに、PCゲーマーに大人気のFIIO「K11」に、ヘッドセットのヘッドホン端子を6.3mmに変換して接続してみたところ、音量に余裕が生まれ、ゲーム内の射撃訓練場で聞こえる足音の距離も伸びたように感じました。音の鳴っている方向などは、直接接続した状態でも把握しやすいと感じました。直接接続でも十分に良いヘッドセットですが、好みに合わせてアンプなどに接続することで、さらに力を発揮してくれるでしょう。 気になる方は、店頭でぜひお試しください。
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おってぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Bowers & Wilkins
Pi8
ミッドナイト・ブルー
¥65340 税込
iPhoneでaptX Adaptive接続!?デザインも音もまさにワイヤレス界のフラグシップ‼
音質やデザインの向上はもちろんのこと、特にマイク性能の良さやトランスミッター機能のコーデック向上(aptX Adaptive)など、驚くべき点が多く、まさにワイヤレス界のフラッグシップにふさわしいイヤホンだと感じました。今回ご紹介する「Pi8」は「Pi7S2」などの前回のシリーズの後継機ではなく、新たなフラッグシップモデルとして登場しています。そのため、今回は比較レビューではなく、「Pi8」単体を全く新しいシリーズとして捉え、評価していきます。 【外観・装着感】 高級感のある縁取りと、タッチセンサー表面のつややかなコーティングが印象的でした。カラーバリエーションは、明るいものからシックなものまで豊富なため、カジュアルなファッションだけでなく、落ち着いた服装とも相性が良さそうです。特に「ジェイド・グリーン」は、エレガントな服装や綺麗さを意識したコーディネートにも合いそうだと感じました。幅広い方におすすめできるデザインです。 一見、筐体が厚めに見えますが、実際にはそうではなく、フィット感は自然でやや軽めといった印象でした。耳に触れる箇所が少し凹凸のある形状をしており、表面が滑らかな素材でできていることが、フィット感の秘訣なのではないでしょうか。 【機能】 各機能とも性能が非常に高く、自宅や外出時を問わず、どんな場面でも活躍できそうだと感じました。「トランスミッター機能」については、【音質】の項目で解説しますので、それ以外の機能について言及します。 <ノイズキャンセリング性能> ノイズキャンセリング性能は標準的ながらしっかり備わっている印象でした。特に低音にフォーカスしてキャンセリングが行われており、実際に使ってみると、空調音や細かな環境音がしっかりカットされていました。逆に、話しかけられた際には余計な雑音を取り込まず、声がはっきりと聞こえるため、より安全な状態でノイズキャンセルを使用できると感じました。 <マイク性能> 店内で録音テストを行いましたが、音質、音量、周囲の環境音のカット性能など、いずれも非常に高いレベルでした。自身の声は比較的近くで、はっきりと拾われました。多少低めのトーンで話してみましたが、しっかりと聞き取ることができました。 録音時には店内でBGMが流れており、近くで電話が鳴っていました。さらに、私はスタッフ用の名札に10個ほどアニメキャラの缶バッジを携帯と共に首から下げているため、歩くと頻繁に音が鳴ります。そのような環境下で録音しましたが、環境音はほとんど気にならず、きれいに声を録音することができました。これなら、仕事の通話などでも安心して使用できそうです。 <外音取り込み機能> 機械的な音はほとんどせず、自然な取り込み音でした。耳元で指を鳴らしたり手を叩いてみましたが、過剰な取り込みもなくナチュラルな印象でした。イヤホンをつけたまま話しても閉塞感や違和感はなく、タッチセンサーを長押しして切り替えられるので、コンビニの会計時など日常のちょっとした場面で気軽に使えそうです。 【音質】 <AAC接続時> 初めに「ブルーグラス/美波」を聴いたのですが、曲の始まりのバスドラムやバッキングギターの音が非常にはっきりと鳴っており、有線イヤホンを聴いているかのようでした。 バランスとしてはやや低域が前に出てきますが、ぼやけることなく輪郭がはっきりと捉えられ、激しいベースや低域の響きの余韻まできれいに広がっていく印象でした。個人的には、バッキングギターが埋もれることなく、一弦一弦ピックで弾いている雰囲気が伝わってくるほど心地よかったです。 また、高音域の繊細さにも感動しました。シンバルがシャリついたり耳に刺さることは全くなく、シンバルや高音域系のシンセ・SEなどの聴き心地が良く、アタックの瞬間は存在感があるのに、その後の余韻は丁寧に広がっていくのを感じました。ボーカルについては、近めで明確に聴きたい方には男性ボーカル曲が向いていると感じましたが、曲の美しさやボーカルと各楽器の定位バランスを重視するなら、女性ボーカル曲との相性が良いと感じました。いずれにせよ、バランスの取れた聴きやすい音質だと思います。 <トランスミッター機能使用時(aptX Adaptive接続)> 3.5mm-TypeCのケーブルが付属しており、「iPhone → Lightning to 3.5mm → 付属ケーブル → イヤホンケース」で接続するとトランスミッター機能が動作し、「aptX Adaptive接続」が可能です。 AAC接続時と比べて、音の精密さ、一粒一粒の細やかさやその厚みが向上したように感じました。楽器が鳴っている間や、空白のパート部分にも音の余韻がしっかり残っている印象を受けました。また、特にボーカルについては音の芯や艶やかさ、立体感が増したように聴こえました。トランスミッター機能を使用すれば、端末に左右されることなく、PCやiPhone、Bluetooth非対応端末でも高音質な音楽試聴が可能になるという点は、このイヤホンの大きな強みだと思います。 【まとめ】 どのジャンルでも十分な力を発揮できる、ポテンシャルの高いワイヤレスイヤホンだと感じました。今回はアップテンポ・ローテンポ問わず邦楽POPS(特にバンド楽曲)全般で試聴しましたが、どれも楽器の厚みを感じられ、相性が良いと感じました。ストリングス系のパートの聴こえ方も良かったため、オーケストラ系のゲーム音楽やクラシックにも合いそうです。今後もさまざまなジャンルでじっくり聴いてみたいと思うほどのポテンシャルを持ったイヤホンでした。 また、マイク性能なども優れており、テレワークや仕事用の通話にも十分に活用できる、音楽以外にも応用可能な高性能なワイヤレスイヤホンです。ご来店の際には、ぜひ試聴してみてください。 〈試聴環境〉 iPhone 14 (iOS 17.5.1):AAC接続 再生アプリ:Amazon Music 【主な試聴楽曲】 ・ブルーグラス/美波 ・憂、燦々/ヨルシカ ・忘れてください/ヨルシカ ・give it back/Co shu Nie ・Coffee/Mrs.GREEN APPLE ・UNDEAD/YOASOBI
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おつまち
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Anker
Soundcore K20i
パープル
¥4990 税込
軽い着け心地、重たい低音にびっくり!
【見た目・装着感について】 パステルな色味が可愛らしいパープル、ブルーに加え、スッキリとスタイリッシュなブラック、ホワイトの4色展開で、使用するシーンに合わせて選べるのが嬉しいポイントです。また、K20iはイヤーピースを使用しないインナーイヤー型を採用しており、長時間の使用でも快適に使用できます。実際に装着すると、非常に軽い装着感ながらも耳にしっかりとフィットし、落下する心配は少ないと感じました。 【音質について】 一聴してまず、低音寄りの音作りが特徴的だと感じました。インナーイヤー型のイヤホンは構造上、密閉感が小さく、音抜けがしやすいため低音を強くするのは難しいのですが、K20iは驚くほどアタック感の強い低音を鳴らしてくれます。「重低音」と言っても良いほどヘビーな低音は、インナーイヤー型では中々見受けられません。中高音域から高音域にかけては、徐々に主張が小さくなっていく印象です。ボーカルは近めですが、周囲の楽器との分離感が優れており、十分な音の広がりを感じました。 【機能面について】 K20iはAnker製品の中でも比較的手に取りやすい価格帯でありながら、機能は豊富です。まず、「Soundcore」のアプリに対応しており、イコライザーによる音質調整やタッチ操作のカスタマイズが可能な点は非常に嬉しいポイントです。気分に合わせて低音の強さを調整したり、タッチ操作の割り振りを自分なりにカスタマイズすることで、より便利に使用できます。ご試聴の際は、ぜひアプリも併せて試してみてください! 【まとめ】 カジュアルなインナーイヤー型でも低音を楽しみたい、でも機能性も無視できない……そんな方にオススメの一本です! 再生環境 iPhone 15→ Anker Soundcore K20i 試聴楽曲 イト/ クリープハイプ #あくあ色ぱれっと / 湊あくあ
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せめちゃん
@e☆イヤホン
SONY
WF-C510
ブラック
¥9900 税込
進化したソニーのエントリーモデル!
ソニー史上最少クラスのエントリーモデル「WF-C510」をご紹介します! 「WF-C510」は前モデル「WF-500」から、ケースもイヤホンの筐体も一回り小さくなりました! 形状も変わり、以前の丸っこい楕円形から少し角が感じられるデザインに進化しています。ケースはより持ちやすく、置きやすい形に、筐体は操作ボタンが押しやすく、スリムな形になっていますね。 ケースは以前の楕円形ケースよりも平面が増え、指がかかりやすく、開きやすい形状になっているのが個人的おすすめポイントです! イヤホンの筐体はとにかく軽くて、小さい! 装着感もかなり軽やかに感じます。耳全体にギュッと詰まっている感がなく、閉塞感が少ないです。これだけ軽くコンパクトな筐体なら、通勤や作業中などでも快適ですね。長時間の装着でも違和感なく過ごせるかと思います。 さらに、「WF-C510」には新たに追加された『外音取り込み機能』もあり、電車のアナウンスやレジでのやり取りもそのまま行えます。装着の快適性と外音取り込み機能が相まって、日常に寄り添ったイヤホンの形状と機能になっていると感じます。 音質はまさにソニーらしいバランスの取れたサウンドです。音が丸く、低音がしっかりと楽曲全体を支えているイメージ。低音も深みがあり、ボーカルもクリアで聴きやすく、J-POPからロック、EDMまで、さまざまなジャンルで心地よく聴けるようになっています。エントリーモデルでもソニーらしい音にこだわっていると感じられ、非常に好感が持てます! 「WF-C510」は同シリーズの他イヤホンと比較しても余韻が長めに残ります。臨場感が際立ち、空気感の再現もバッチリなので、ライブ音源や生配信をよく視聴される方には、かなりハマるイヤホンなのではないでしょうか! 前モデルからさらに進化し、より日常使いが便利になった「WF-C510」。ぜひお試しください! 【試聴楽曲】 離婚伝説「本日のおすすめ」 SUSHIBOYS「LOUD」
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かっとぅん
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Anker
Soundcore P30i
ホワイト
¥5990 税込
多機能かつコンパクトで利便性が高く、迫力のある音を出してくれる。
コンパクトで装着感が良く、アプリを使用することでタッチセンサーの操作割り当てを変更したり、イコライザーを設定したりできる多機能さと高い利便性を備えながら、一聴して思わず驚いてしまうほど迫力のある音を出してくれるイヤホン「Soundcore P30i」についてご紹介させていただきます。 筐体と装着感について 「Soundcore P30i」の筐体は非常にコンパクトです。十円玉と比較すると、筐体の大きさが一回り大きい程度となっています。また、上位機種である「Soundcore P40i」と比べると、「Soundcore P30i」はハウジングの棒状の部分が短く、平べったく作られているため、筐体が耳に干渉して装着しづらいということもありません。 機能面について ノイズキャンセリングや外部音取り込み機能が備わっており、ノイズキャンセリングは雑音程度であれば掻き消してくれます。外部音取り込み機能も違和感なく外の音を聞き取れるように感じました。また、ノイズキャンセリングのオンオフの切り替えや曲の再生・停止はイヤホン本体をタッチすることで操作できますが、「soundcore」アプリを使用することで、タッチ操作の割り当てを自由に変更できます。 音質について かなり低域寄りのチューニングだと感じました。「Soundcore P30i」で音楽を聴いた時、最初に驚いたのはキックの存在感です。沈み込むような低域が特徴で、自然とキックやベースに没頭してしまいました。低域重視のチューニングではボーカルなどの中高音が埋もれがちですが、「Soundcore P30i」ではそんなことはありません。ボーカルはキックやベースに埋もれることなく、しっかりと存在感があります。高域も金物の音が耳に刺さらない絶妙なバランスで、とても聞きやすいです。例えば、Two Door Cinema Club の「I Can Talk」では、ベースラインやドラムの存在感が大きいものの、ボーカルやギターなどの楽器の音が一つひとつ埋もれずに聞き取ることができます。また、「機能面について」でも述べた「soundcore」アプリを使用することで、音を自分好みにカスタマイズできるイコライザー機能も利用可能です。個人的には、イコライザーを「エレクトリック」に設定すると、全体的に音の迫力が増すと感じたのでおすすめです。 試聴環境 Google Pixel 7a → Soundcore P30i 試聴楽曲 nora2r「B.B.K.K.B.K.K.」 Two Door Cinema Club 「I Can Talk」 サカナクション「ミュージック」
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よねちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
audio-technica
ATH-S300BT
ベージュ
¥16500 税込
丁度いい距離感と音の密度が癖になります。
丁度いい距離感と音の密度が癖になります。 【音質とスペック】 なんといっても音の濃厚さが丁度いいんです!! 低音の厚みや高音の鳴り方、ボーカルの近さなどが絶妙で、長時間使用しても音疲れしにくい、暖かみのある優しい音です。音場も広すぎず狭すぎずちょうどよく、音はしっかり伸びてくれるので、リラックスして聴けます。 さらに、どの音も埋もれることなく、さまざまな音をしっかりと感じられるので、どんな音楽とも相性が良いと思います!! バッテリーはノイズキャンセルOFF時で連続再生時間が約90時間と長く、長時間使用した後に充電し忘れても安心です。 ノイズキャンセリングだけでなく、ヒアスルー機能も非常に自然な音で、まるでヘッドホンがスッと取れたかのような感覚で、窮屈さを感じずに周りの音が入ってきます。 【見た目】 選べるカラーはブラックとベージュで、人気のブラックはもちろんカッコいいですが、ベージュは少し濃いめのミルクティーのような色味で、季節を問わず存在感を放ちます。ファッションの一部としても馴染みが良いでしょう。 ハウジングの淵にはテラゾー柄と呼ばれる大理石を散りばめたような総柄を使用しており、同じ商品でも柄の表情が異なるため、「自分だけの世界に一つのヘッドホン」と言えます。どんな柄になるかは届いてからのお楽しみですね!
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どろりー
@e☆イヤホン 名古屋大須店
Kiwi Ears
Canta
¥15950 税込
ボーカルが際立つ「歌う」イヤホン
マットで洗練されたクールなビジュアルを持つ有線イヤホン、Kiwi Earsから登場した「Canta」をご紹介します! 名前の由来はイタリア語の「cantare」、日本語に直訳すると「歌う」であり、その名の通りボーカルの近さが特徴的です。 音については、ボーカルが際立つのはもちろんのこと、サウンドがきらめいて聴こえる印象を受けました。インスト楽曲との相性も非常に良く、様々な楽曲を楽しめるイヤホンです。 また、付属する3種のイヤーピース個々で違った印象の音を聴かせてくれるので、そのときどきの気分や楽曲によって付け替えて楽しむことができます。 それぞれの音の印象について、まずクリアホワイトのイヤーピースでは、ズシッとした低音にふわっと抜ける高音が特徴的でした。 次に、赤軸でクリアグレーのイヤーピースでは、全体的に近い距離で音に迫力があり、鼓膜に届くようなサウンドのイメージです。 最後に、ブラックのイヤーピースでは、主張しすぎない低音と、爽やかで明瞭な高音が魅力的でした。 それぞれ異なる特徴がありますが、どれも力強くも心地よいボーカルが際立つ1本だと感じました。 同じくKiwi Earsのアンプ「Allegro」と組み合わせて聴くと、また違った表情が楽しめるのでとてもおすすめです!e☆イヤホン全店の店頭にて、ぜひいろんな組み合わせでお試しくださいませ。 【試聴環境】 iPhone SE2 【試聴楽曲】 girlhouse / cool guy Roberto Cacciapaglia / Wild Side がらくた / 米津玄師
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はるくん
@e☆イヤホン 秋葉原店
SONY
WF-C510
イエロー
¥9900 税込
もっと小さくなってリニューアル!
SONYより「WF-C510」のご紹介です。 WF-C500の後継機である本製品ですが、一番の注目ポイントはその小ささです!前モデルよりもさらに一回り小さくなり、耳への収まりがより良くなりました。軽量化で付けているのを忘れるほど快適です。 サウンド面では、分離感が良く、伸びやかな中高音が特徴的です。特にボーカルの輪郭がはっきりと感じられるため、音楽はもちろん、ASMRなど声にフォーカスしたコンテンツにもおすすめです! また、最近はタッチセンサーの製品が多い中で、本製品では物理ボタンを採用しており、誤操作しにくいのも嬉しいポイントです。 耳が小さい方や、ボーカル(声)を重視する方など、幅広い方におすすめできる製品です。ぜひ店頭でお試しくださいませ!
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しばちゃん
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
PHILIPS
TAE7009
ブラック
¥7980 税込
超優秀なインイヤーモニター!!
PHILIPSが送り出す万能型インイヤーモニター「TAE7009」です! デザインはシンプルで、最近のインイヤーモニターのトレンドに沿ったシルエット。カラーはブラックとブルーの2色展開で、ハウジング部分はどちらも半透明。内部のドライバーが見えるデザインが、モニターイヤホンらしくてカッコいいですね! 本体は非常にコンパクトで、耳が小さめの方にもフィットしやすいサイズ感です。シンプルで耳に収まりやすい形状になっており、驚くほど抜群のフィット感を実感できました。 特に気に入ったのがデザインの統一感です。 ブラックは本体がブラックでゴールドのロゴ、ケーブルは全体がブラックで、分岐、プラグ、コネクタ部分がゴールドで統一されています。ブルーは本体がブルーでシルバーのロゴ、ケーブルはブラック、そして分岐、プラグ、コネクタ部分がシルバー。どちらのカラーも、本体とケーブルが見事に調和しており、手頃な価格ながら所有欲を満たしてくれるデザインです。 音質面を一言で表すなら、「欠点の少ない万能型モニターイヤホン」です。高い解像度を誇り、全体的に音が近めで、一音一音の輪郭がはっきりとしており、左右の分離感も非常に高いため、窮屈さを感じません。特に、奥行きや空間の捉え方が良好で、立体感を損なわずバランスよく感じられるのが魅力的です。 「TAE7009」の私のお気に入りポイントは、低域の存在感です。量感は多くありませんが、しっかりとした重さと質感が感じられます。モニター系のモデルで「中高域は解像度が高く明瞭で、中低域はもう少し存在感が欲しいな」という方には、ぴったりではないでしょうか。 万能型インイヤーモニターとして、モニタリングやリスニングどちらにもおすすめですが、実際にゲーム(FPS)で使用してみても相性抜群でした。ゲームによって求められる音域に多少の差はありますが、どの音域でもTAE7009は苦手な部分が少ないと感じました。 ゲーミングイヤホンとして、メリハリの効いた音を求める方や、立体的な空間表現を求める方、どちらにもバランスよく対応できるサウンドだと思います。 最後に、TAE7009には3.5mm to USB-C変換アダプターが付属しています。この変換アダプターも少し特徴があり、全体的に輪郭が引き立つ傾向があります。また、他の変換アダプターと比べて、ケーブル部分が少し長い点も個人的にGoodです! 「見た目めっちゃええやん?買おっかなー?」と思ったあなた、その判断は正解です。 【試聴環境】 HiBy Music RS8 → TAE7009 スマートフォン + TAE7009付属3.5mm to USB-C変換アダプター → TAE7009 【試聴曲】 California Roll (feat. Stevie Wonder) / Snoop Dogg 魔女(真) / V.W.P GHOST / 星街すいせい Somebody That I Used To Know feat. Kimbra / Gotye
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みくぺ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
qdc
WHITE TIGER II
¥178200 税込
日本の美しき白虎が世界に羽ばたく時が来た。
日本限定で300台生産されたqdc「WHITE TIGER」が、グローバルモデル「WHITE TIGER II」となって登場! まさしく白虎を思い浮かばせるかぎ爪のようなロゴが、ゴールドに生まれ変わりました。ホワイト基調でパール感のあるシェルに、個体によって異なるブラックのマーブル模様が加わり、上品で唯一無二のqdcらしいデザインです。 装着感については、多くのイヤーモニターを手掛けてきた実績のあるメーカーということもあり、片側に6BA+2ESTの合計8ドライバーを搭載しながらも、圧迫感のないぴったりとした装着感に驚かされます。まるでオーダーメイドのような着け心地を実現しています。 それでは、メインのサウンドの魅力についてお伝えします! なんといっても最大の魅力、オススメポイントは「まるで日常そのものを聴いている」かのような耳馴染みの良い、無機質でニュートラルな空気感です。非常に自然な音のつながりで、楽曲の雰囲気にガラリと染まってくれる素直なサウンドです。気が付けば「ずっと聴いてしまっていた」というくらい、聴き込んでしまいます。 高域は、まるで山に湧いている天然水のような清涼感たっぷりの響きが魅力です。音の重なりが非常に綺麗で、音数が多い楽曲でも分離良く鳴らしてくれます。粒立ちは明瞭で耳当たりが良く、特にピアノサウンドや弦楽器との相性が抜群です。アルペジオの透明感ある響きは格別です。 表現力豊かなボーカルは、まるで自分が歌っているかのように喉を中心に響き、喉から縦に頭から足先まで見晴らしよく綺麗に伸びていきます。見晴らしがよく爽やかで素直な歌声は、さまざまなジャンルに合わせやすいと思います! 低域は「WHITE TIGER II」の立体感を表現する重要なポイントです。タイトでハツラツとしたサウンドが、縦にストンと広がり、立体感のある空間を見事に表現してくれます。聴けば聴くほど耳に馴染んでくるサウンドのイヤホンです。 ぜひ、唯一無二の白虎を手にしてみませんか? お近くのe☆イヤホンでご試聴をお待ちしております! 試聴環境:Astell&Kern AK HC4、A&futura SE300 試聴楽曲:MAISONdes「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 星街すいせい「Stellar Stellar」
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せめちゃん
@e☆イヤホン
Meze Audio
ALBA
¥29700 税込
Mezeの新たな輝き
Meze Audioから登場したエントリーモデル「ALBA」をご紹介します! まず、デザインに注目です。上位モデル「ADVAR」から引き継いだこのデザインは、陶器のように滑らかなホワイトカラーと、さらっとした手触りの金属部分が特徴です。コンパクトでありつつも、曲線を多用した印象的なハウジングが高級感を際立たせています。筐体の曲線は見た目だけでなく、安定した装着にも貢献しており、デザインの完成度を感じました。 音質については、全体的にバランスが取れた印象です。特に中高音が際立っており、スネアドラムや女性ボーカルの輪郭を明確に描写しています。刺さらない程度にほんのり鋭い高音がリズムを強調していて、ゆったりした曲やシンプルなリズムの楽曲だと楽しく聴けるサウンドです! 音の質感は引き締まった硬さがあり、激しいバンドサウンドよりも音数が少なめな楽曲や洋楽にマッチします。低音は広がりがあり、左右の広がりを感じさせることで楽曲全体をしっかり支えています。中高音のクリアさがボーカルを近くに感じさせ、このバランスが洋楽との相性の良さを引き出しているように感じました。 さらに、USB-C to 3.5mmアダプターが付属しているので、購入後すぐにスマホなどで「ALBA」を楽しむことができます。Meze Audioのロゴが入ったアダプターが付いてくるのは、初めての高級イヤホンとしても、サブ機としても嬉しいポイントです! 初めての高級イヤホンや初めてのMeze Audio製品として、「最初の光」となれるかもしれない「ALBA」。落ち着いた楽曲を聴く方やリズムを楽しみたい方、ボーカルを主に聴く方におすすめのイヤホンです。ぜひお試しください! 【試聴楽曲】 Farmhouse「kappa」 LAGHEADS「Try(feat. lili vivi lily)」 Imagine Dragons, JID「Enemy (from Arcane: League of Legends)」
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こまめ
@e☆イヤホン 秋葉原店
See audio
Bravery24
¥57900 税込
Bravery 2024モデル登場!
2024年モデルとして登場した「Bravery 24」のご紹介です。タイトな低域、籠らずにまっすぐ通る中域、そしてキレの良いスッキリとした高域が特徴的。メーカーの方がアニメ好きということもあり、傾向としてはアニソンやPOPSなどの最近の楽曲に合わせやすい音になっています。 今回は、「初代Bravery」「Bravery EXCLUSIVE EDITION」と「Bravery 24」の比較してみたところ、サウンドバランスに大きな変更はありませんが、付属ケーブルが今回試した機種とは異なるため、音質に違いを感じました。特に高域のキレの良さと音の広がりがやや向上した印象です。ケーブルは「EXCLUSIVE EDITION」と外観が似ていますが、別のケーブルが使用されているとのことです。 次に外観について、雲母のきめ細かな光沢に加えてラメフレークがあしらわれており、高級感があります。左右の筐体とケーブルがそれぞれ異なる色になっているため、左右の判別も容易です。シェル内部には、RinkoやNekoが所属する架空のイヤホンブランド「GothamProAudio」のイニシャル「G」が刻印されており、細部までこだわり抜かれた製品となっています。装着感に関しても、オーダーメイドイヤホン(カスタムIEM)を本国で取り扱っているメーカーということもあり、付属のイヤーピースで十分なフィット感を得られるかと思います。 また、今回は付属品がかなり充実しており、パッケージに使用されているイラストのアクリルスタンドやマウスマットなども含まれていて、イヤホンだけにとどまらず、付属品でも楽しめます。 これまでの「Bravery」をお持ちの方でも、十分にご満足いただけるかと思います。ぜひお試しください。 【試聴環境】 FIIO M15S 【試聴楽曲】 Orangestar: DAYBREAK FRONTLINE MIMI: What Call This Day? (feat. にんじん)
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もりぞー
@e☆イヤホン 名古屋大須店
SUPERTFZ
DECO.5
¥14800 税込
かわいい見た目でも高い実力!
シンプルな見た目の小柄なスティックDACです。航空グレードのアルミニウム合金製のため、予想以上に全く重さを感じず驚きました。接続して1時間ほど曲を再生し続けてもアンプ本体の発熱はほとんど無かったので、夏の外出中でも安心して使える印象です。 音質としては低域が持ち上がりつつも中高域の見通しが良くなり、ぼやけていた箇所もスッキリと気持ち良く鳴らしてくれます。さらに「4.4mmバランス接続」にも対応しているうえ、2種類のゲイン調整と4種類のフィルターで音質を調整できるので、日によって気分を変えたり、接続する機種を選ばずに使えそうです。 スティックDACに手を出してみたいけどどれを選べば……と迷っている方にもオススメです! ぜひ店頭でお試しください‼ 使用イヤホン:「VR3000 for Gaming」 試聴楽曲: Sparking Revolver / xi サンダーレスキュー! / トライアムトーン
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お嬢
@e☆イヤホン 名古屋大須店
FIIO
FA19
¥180648 税込
スピード感溢れるリスニングイヤホン
BAドライバーが10基も入っているとは思えないほど小ぶりな筐体の「FA19」! 装着してみると耳にすっぽりと収まりました。 音質は、中高域にフォーカスした作りで、全体的に明るめな雰囲気が特徴的です。特に高域の一番高い部分の音のレスポンスの良さと伸びやかさは、聴いていて心地いいです。全体が元気なサウンドというより、低域に関しては重さと柔軟性がしっかりとあるので、リスニング用途として非常に楽しめるイヤホンです。イヤホン上部にあるスイッチをオンにすると、低域の厚みが増して迫力が出ます。逆にオフにすると、低域が締まり、タイトで中高域寄りの音に変化します。 特に感じたのは、女性ボーカルや電子音楽との相性が非常に良く、解像度が非常に高いため、ボーカルをしっかり聴きたい方も、楽曲全体を楽しみたい方も、様々な方向から楽しめるという点です。 スマートフォンにそのまま接続しても楽しめるとは思いますが、個人的にはプレイヤーやAMPなどを通して出力を上げると「FA19」の特徴である高域の細やかさやスピード感や空間表現をより楽しめると感じました。 元気な音で楽しみつつ、解像度は落としたくない!と感じている方にぜひ試していただきたいイヤホンです。スイッチで音の表情がかなり変わるので、そちらもぜひ一度お試しください! 試聴環境:NW-ZX707
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お嬢
@e☆イヤホン 名古屋大須店
intime
碧 NEO
RealBlack
¥6171 税込
メリハリのあるドンシャリサウンド!
『碧 NEO』を初めて耳に装着した時に一番に感じたのは、コンパクトで耳の中に納まり、自然な着け心地です。 音質については、低域に厚みのあるアタック感と、輪郭のはっきりとしたスピード感あふれる音です。個人的に驚いたのは、非常に立体感のある音で、音の色付けは少なく、タイトな音作でありながら余韻を出すところはしっかりと再現されています。特にボーカルメインのポップスなどは楽曲と相性が良く、声の掠れるところまでしっかりと再現してくれます。 非常に満足度の高いクオリティの製品なので、ご自身での普段使い用にも、 お求めやすい価格で「TYPE-C対応」モデルもあり、プレゼント用としてもオススメできるイヤホンです。 試聴環境:iPhone 12
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せめちゃん
@e☆イヤホン
iBasso Audio
3T-154
シルバー
¥24750 税込
圧倒的な存在感と音場の広がり!
iBasso Audioの巨大イヤホン『3T-154』をご紹介します! 真っ先に目に飛び込んでくるのは、シルバーに輝くハウジングと大きな筐体です。 このズッシリとした金属筐体の中には、音を鳴らすためのドライバーがたくさん詰め込まれている……かと思いきや、なんとドライバーは一基のみ! 業界最大級の超大型ドライバーが搭載されていて、見た目も中身も迫力満点のイヤホンです。 次にサウンドについてです。一聴して感じるのは、大型ドライバーと金属筐体が生み出す広大な音場と分離感です。ヘッドホンのように広い音場ながら、音圧をしっかりと感じるサウンドは、他にない楽しさを提供してくれます。 サウンドバランスの特徴は、低音よりも中高音にあります。クリアな中高音が滑らかに出ており、耳に刺さるような鋭い音はありません。また、滑らかさを保ちながらも音圧があり、広い音場でも音の鳴っているポイントを遠く感じさせないのが『3T-154』の魅力です。 特に中音域の太いギターやドラムのサウンドが心地よく響き、ネオソウルやファンクをずっと聴きたくなるような楽しさがあります。この中音域は、激しいロックサウンドの中でも個々の音を際立たせ、聴き分けやすくしてくれるので、音場の広さや分離感も相まって『3T-154』のサウンドに臨場感をプラスしていると感じました。 巨大な筐体とドライバーを持ちながら、スッキリとした出音、広い音場で迫力があり、解像度を保ちながら表現力も兼ね備えた、その意外なバランスが魅力的な『3T-154』。ぜひお試しください! 【試聴楽曲】 Toshiki Soejima「Life is Better(Live)」 Cory Wong「King Bozzi(feat.Sam Greenfield)」 9mm Parabellum Bullet「眠り姫」
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たけ
@e☆イヤホン 秋葉原店
楽彼(LUXURY&PRECISION)
E7 4497 STANDARD
¥598400 税込
まさにラグジュアリーな余韻と雄大さ
深緑を基調とし、背面には艶やかな黒色のパネルが配置されています。ボタンやボリュームノブなどは必要最低限に収められ、全体的にシンプルでありながら、大人の落ち着きを感じさせるデザインに仕上がっています。 音質について驚かされたのは、コンパクトな筐体からは想像もできないほど広大な音場と深い余韻です。特にその余韻は非常に心地よく、高いS/N比が相まって、雄大な表現力の魅力を一層引き立てています。解像度も非常に高く、細かい音のディテールが伝わる明瞭感があり、スッキリとしたサウンドが印象的です。 また、Bluetoothレシーバーモードにも対応しており、本体内部に保存している音源を直接聴いたときの音色と非常に近い再現度に満足度の高い仕上がりと感じました。 解像度が高く、明瞭感のあるスッキリとしたサウンドで、広い音場を感じられるプレイヤーです。 【試聴環境】 試聴環境:「E7 4497 STANDARD」+「Empire Ears Valkyrie」 iPhone 13 mini+「E7 4497 STANDARD」+「Empire Ears Valkyrie」(Bluetoothレシーバーモード使用時) 【試聴楽曲】 ROCK枠:One Ok Rock - "Change" HipHop枠:FUFU - "Loco" EDM枠:ISOKNOCK - "TROUBLE"
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わか
@e☆イヤホン
SONY
WF-C510
ブルー
¥9900 税込
A10000クラス完全ワイヤレスイヤホンの2024年ベストバイ最有力候補
【ポイント】 ・耳の中にすっぽりと入る小さい本体 ・ボーカル周辺の中音域が聞き取りやすいサウンド 「WF-C510」は、2021年の発売以降、常にe☆イヤホンの販売ランキング上位に入っていた「WF-C500(以下C500)」の後継モデルにあたる完全ワイヤレスイヤホンです。 【イヤホン本体が小型化】 C500から大きく変化したポイントは、イヤホン本体の小型化です。C500も完全ワイヤレスイヤホンの中では本体サイズが普通〜小さめの部類に入りますが、本商品はさらに小さくなりました。小型化することで、より耳の中にイヤホンを埋め込むような装着方法が可能となりました。この装着方法により密着感が増し、イヤホン装着時の安定性が向上することで、遮音性も向上しています。本商品にはノイズキャンセリング機能は搭載されておりませんが、十分な遮音性が確保されていると感じました。 【物理ボタン搭載】 本商品にはC500同様に物理ボタンが採用されています。前述のとおり、装着時の密着感が高いため、ボタンを押し込んだ際にイヤホンが耳から外れてしまいそうな不安感はありませんでした。反応速度も速く、使いやすい印象です。 【音の印象】 全体的に音が近めに配置されています。やや低域寄りのかまぼこ形状のバランスで、ボーカルの声をしっかりと届けてくれます。 ・低音域 低音域はしっかりと鳴っている一方で、深い帯域は量感が多過ぎないように抑えられているため、スッキリとした印象を受けました。 ・ボーカル ボーカルは近くに配置されていて存在感があります。一人ひとりの声がハッキリと聴こえてくるため、ボーカルにフォーカスを当てて音楽を楽しみたい方にピッタリな音作りです。 ・高音域 高音域は低音域~中音域と比較するとやや量感は少なめです。輪郭がハッキリとしているため、一つひとつの音を捉えやすく、刺さりが気にならなかった点も好印象でした。 【まとめ】 C500の正統進化といえる「使いやすさ」と「良い音」を両立させた完全ワイヤレスイヤホンです。ぜひお試しください! 【試聴環境】 iPhone 14 Pro→SONY WF-C510 【試聴楽曲】 NewJeans - Babble Gum ねごと - カロン
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いずねえ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
SIMGOT
EM10
¥81000 税込
いつだって夢見心地になれちゃう。
DD1基+BA8基+PZT1基のドライバー乗せまくりのハイパーイヤホンが「SIMGOT」から登場! 筐体はシルバー×ブラックの非対称的なデザインがクールですが、ケーブルはシルバー×ゴールドのメタリックカラーの組み合わせ。見た目からも金属的な輝かしい響きを連想させてくれます。ニュートラルなカラーの組み合わせなので、どの再生機器やリケーブルとも相性が良さそうです。 私が試聴して一目惚れならぬ、一聴き惚れした今回の「EM10」の音質はとにかくスピード感があり、優しくはじけていく高音域が最大の特徴だと思います。しつこさや鋭さを感じさせず、耳に刺さらず心地よく、ドームのような広い空間の中で音が煌めいています。低音域は控えめですが、分離感が高いために存在をはっきりと感じられるので、全体的な調和の役目を担ってくれているように感じました。特にエレクトロニックな曲やボカロ、アイドル系のキラキラした音楽においては音楽の星間飛行を最高に楽しめる1本だと思います! 煌めきのあるサウンドはファンタジーやSFのような映画鑑賞、シミュレーションやロールプレイングなどのゲームにだって活躍しちゃいそう。選択肢が多くどのシーンでも使えそうな夢が広がるイヤホンですね。 ぜひ様々なシーンでお試しください! 【試聴環境】 iPhone 15 Pro Max 【試聴楽曲】 「エンジョイ / めいちゃん」 「星の器( feat.Rapbit) / 魂音泉」
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れ〜やん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Austrian Audio
Full Score one
¥242000 税込
抜群のコンビネーション
同社製ヘッドホン「The Composer」と相性抜群! ハツラツとしたサウンドはインストゥルメンタルと特に相性が良いです。 Austrian Audioらしいインダストリアルな筐体デザインが格好良く、目を引きます。ボリュームノブも大きく操作感が良いため、微調整もスムーズに行えます。4pin XLR OUT部にはスライダー式のカバーが取り付けられており、ホコリ対策もバッチリです。 電源ボタンの隣にあるボタンは、TTTテクノロジーという独自技術をON/OFFするためのものです。TTTテクノロジーは「トゥルー・トランジェント・テクノロジー」の略で、「高精密にトランジェントを再現する技術」と説明されています。実際にONにすると、若干埋もれていたシンバル類の立ち上がりや、タムのタッチがわずかに見やすくなりました。 サウンド全体では、ノイズ感が少なく、見晴らしが非常に良いです。音の立ち上がりも早く、キビキビと動いてくれます。輪郭が硬質でピシッと書き分けられているので、滲みも少なく、高解像度を求めている方には非常におすすめです。 中高域〜高域にやや寄っていますが、「The Composer」との組み合わせでは、刺さるようなきつさはありませんでした。ただし、曲によっては刺さる一歩手前や若干割れているかもと感じることもあり、高域が緩いほうが好みの方は、他のヘッドホンを検討するのも良いでしょう。 中域はスッキリとしていて、ちょうど中央に位置しています。前に出過ぎることも引っ込むこともなく、定位がしっかりしているため、ギターリフが見やすく、自然に聴くことができました。 低域は少し控えめに感じましたが、その分タイトで、ベースラインやバスドラムの細やかなニュアンスを感じ取ることができます。量感や圧よりも、正確な情報を得る方向性です。 総じて完成度が高く、「The Composer」と合わせるとその真価を発揮します。ぜひ一度お試しください!
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かんちゃん
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
HiByMusic
R4
Orange
¥45800 税込
作り込まれた音源ほど、その表現力が感じられる。
【外観・サイズ感】 インパクトのあるビジュアルに一目惚れしてしまう方も多いのではないでしょうか。サイバーパンクをイメージした筐体は、大きな魅力の一つです。 少し厚みがあり、指が届かない部分もありますが、私でも片手で収まるサイズ感です。 【音の印象】 全体的にクリアな音質の中でも、様々な質感の表現力に優れていると感じました。また、音の「強弱と共に体感できる遠近感」が印象的です。サビ前の盛り上がりや、音数の多い楽曲は特にその立体感を楽しめるサウンドだと思います。個人的には、緩急のある電子音やライブ音源などがとても面白く聴けました。 前述の内容からまとまりがないように思われるかもしれませんが、ボーカルが埋もれることなくしっかりと前に出ているため、とても聴きやすいバランスだと感じました。 【機能面・操作性】 上記の試聴環境では何も触らずにデフォルトの状態で聴いていましたが、EQやHiBy Music特有のMSEBを使用することで、より自分好みのサウンドに調節できます。プレイヤーに不慣れな私でも、直感的に様々な操作ができました。 Android 12をベースにしており、ストリーミングアプリにも幅広く対応しているため、普段プレイヤーを使用しない方でも気軽にお使いいただけるモデルだと思います。 動作もスムーズで、サクサク操作できました。また、再生ポイントを変更する際にフェードインで再生される点が、個人的には安心感を与えてくれる嬉しいポイントでした。 【まとめ】 見た目も音もワクワクするような、遊び心満点のプレイヤーです! プレイヤーデビューを検討中の方や、サブ機をお探しの方にも、個人的におすすめしたい一台です。 ぜひ店頭でご試聴くださいませ。
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BAMBI
@e☆イヤホン 秋葉原店
Hi-Unit
Hi-Unit 003-pnk (ピエール中野モデル/有線ピヤホン5)
¥57200 税込
進化を止めないイヤホン
一聴して驚かされるのは、ピエール中野氏の一貫した音作りです。初代から続くドラマーらしいチューニング、つまりタイトなバスドラムや繊細なシンバルの音色をしっかりと残しつつも、解像度、ダイナミクス、そしてバランスのどれを取っても最新作にふさわしいイヤホンとなっています。 高域については、シャープさを持ちながらも、金物系の音のディテールを生々しく再現してくれます。中域では、ボーカルがやや後ろに聴こえるものの、楽器との一体感が非常に良好です。低域に関しては、バスドラムの輪郭が明瞭でリズムを感じやすく、それに絡むベースラインがグルーヴ感を与えてくれます。 さらに、音場の広がりも見逃せません。解像度が高いため見晴らしが良く、閉塞感は一切感じられません。そして、装着感も優れており、小ぶりな筐体が耳にしっかりとフィットします。 このイヤホンは、ロックドラマーらしいタイトなバスドラムや繊細なシンバルを特徴としており、ロックやEDMとの相性が抜群だと感じます。過去一番の「ピヤホン」と言えるでしょう。 使用機材 ・iPhone 13 ・BTR7 使用楽曲 ・Hi-STANDARD 「Big Ol' Clock」「Can I Be Kind To You」
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ムーさん
@e☆イヤホン 名古屋大須店
SUPERTFZ
KING KONG
ブラック
¥3980 税込
有線イヤホンも今こんなに頑張っています。
片耳に2基のダイナミック型スピーカーを搭載し、リケーブル対応、さらに見た目も華やかなラインストーン入り。これでこの価格帯とは信じがたいほど、驚異的なコストパフォーマンスです。 そんな人間の耳に入るほどの「小さなKING KONG」が合計4基のスピーカーから放つ咆哮(音質)は、「迫力のある低音域」というよりも、メリハリがしっかり効いた音。まるでジャングルの中で、風に揺れる草木や鳥のさえずりを聴いているかのように、音全体がスーッと抜けていく自然な音質です。 女性ボーカルも美しく再現され、様々な音楽ジャンルを心地よく楽しめます。ジャングルの中でキングコングの子守唄を堪能してみてはいかがでしょうか。
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かやちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
AZLA
HORIZON II
¥17820 税込
イヤピだけじゃない!進化して帰ってきたAZLAイヤホン!
イヤホンの先端に付けるイヤーピースで名を馳せているAZLAですが、イヤホンもハイクオリティです。以前販売されていた「HORIZON」シリーズが、さらに進化を遂げて帰ってきました! 【装着感や外観】 黒の落ち着いたデザインの筐体に、ワンポイントのレッドが映えていてオシャレです。本体はやや大きめですが、シェイプが耳の形状に合わせやすいので快適に装着できました。 【音】 一聴して、さまざまなジャンルや曲調に合わせられるバランスの良い万能イヤホンだと感じました。低音はややタイトで、パンチがありながら聴きやすい、いわゆる「ちょうどいい」低音です。中高音は明るく、音の輪郭を感じることができます。これもまた伸びやかな心地良い音で、耳に刺さらない絶妙なバランスです。音場はやや広めで、解放感があります。 店頭で試すことができます! 機会がありましたら、ぜひ手に取ってみてください!