スタッフレビュー詳細
重低音重視の日本モデル
低域のハリ感・量感、空間の広さを重視した「Sound
Japan Tuning」モデルです。
一聴した瞬間にベースラインの唸り方が特徴的だと感じました。まるで生音のような滑らかさと重心の低いサウンドで、楽曲の下支えをしっかりしています。ボーカルも柔らかくつややかで、少し距離感はありますが聴きやすく、一歩引いた位置から鳴らすので分かりやすいです。高域も伸びやかで、天井のないような綺麗な伸び方をします。全体的に女性ボーカル向きな印象を受けます。実際に結束バンド「星座になれたら」で試聴しましたが、ピッタリだと感じました。
筐体は同じくNUARL「OverTure」と同じ形を採用しており、二回りほど縮小しているようです。全てが金属だったOverTureとは違い、内側は樹脂で成形されているので軽くて良い装着感です。長時間の試聴でも問題ないのではないでしょうか。
女性ボーカル物や低域の滑らかさを求める方にオススメです。ぜひご試聴ください。
試聴環境:AK100MKII→Sound
Japan Tuning Edition
試聴楽曲:日向電工「ブリキノダンス」
ネイサン・エヴァンズ「WellerMan」
スティーヴ・アオキ「Azukita」
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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SU
@e☆イヤホン 名古屋大須店
NUARL
Sound:A JAPAN Tuning Edition
¥19800 税込
ベースのリズムとボーカルのハーモニーにうっとり……バンドサウンドにうってつけの一本!
金属を含む筐体ですが、装着感は軽く長時間のリスニングでも安心! ケーブルは少し太めですが、取り回しに不自由は感じられませんでした。 同時に発売された「GLOBAL Tuning Edition」のボーカルのクリアさはそのままに、ブーミーな低音がガラッと印象を変えています。低音の量感が厚いイヤホンはボーカルが埋もれがちですが、商品紹介にもあるHDSSの恩恵を受けてなのか、しっかりとキャラクターが立っていると感じます。低音域を楽しむためにイヤーピースのサイズ調整は必須でしたが、ばっちり合うイヤーピースが見つかった瞬間にベースラインの変化が感じられ、ライブ会場のような臨場感が楽しめました。また、男性ボーカルでは低音域の温もりを、女性ボーカルでは高音域の伸びやかさを味わうことができるので、聴くボーカルによって印象を変えるイヤホンなのもすごく面白いと感じます! 特にバンドサウンド好きには超絶おすすめ! ハマる人は絶対にハマるイヤホンだと思います。ぜひ店頭にてご一聴くださいませ! 【試聴環境】 iPhone 13 FIIO KA17(記載インピーダンスよりも少しパワーが必要に感じました。) 【試聴楽曲】 「ボタン」 PENGUIN RESEARCH 「Crow Song」 Girls Dead Monster 「碧青グラデーション (feat.優莉)」 Vivid Lila
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たごちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
NUARL
Sound:A JAPAN Tuning Edition
¥19800 税込
高い解像度と低音の迫力が癖になる!
NUARLから、高解像度で低音の迫力が魅力的な「Sound:A JAPAN Tuning Edition」が登場しました。 まず音に関しては、低音の量が多く、なめらかで迫力があり、少しウェットな雰囲気です。中高域は高音域と同じく少し控えめで、中低域の量感が多く、男性ボーカルを聴くと声がしっかり目立ち、映えます。他にも、ゆったりとしたバラード曲やジャズ、ゲームサウンドなどとも相性が良いです。 見た目に関しては、全体的に黒でまとめられたシックな外観で、低音のなめらかさを象徴するような曲線的な形が特徴的です。一般的なイヤホンの形とは少し違いますが、筐体自体がそこまで大きくなく、奥まで耳に入れられるような形になっているため、物理的な遮音性も高いと感じました。 低音のなめらかさや高音の透明感があり、癖はありますが、それが魅力的に思えるほど相性が良い楽曲とのハマり具合は抜群です。バラードやバンドサウンドなど、ゆったりした曲を聴く方には特にオススメできるイヤホンです! 【試聴環境】 iPhone 11 Pro 【試聴楽曲】 「大人」/ 東京事変 「輪舞曲」/ EVO+ 「Feel Good Inc.」/ Gorillaz
このスタッフの他のレビュー
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
日本ディックス
Scyne α01
¥132000 税込
伸びやかさ・艶やかさ・聴きやすさ
全体的に伸び感があり、あっさりとしていて聴きやすいながらも音楽を楽しめる日本ディックスの「Scyne α01」です。 日本ディックスといえば、金属コア入りイヤーピース「COREIR」シリーズや、確かなビルドクオリティで様々なイヤホンに使われているPentaconnプラグなどで有名なメーカーです。その日本ディックスからのイヤホンが満を持して登場します。 全体的に艶感がありつつも、くどくならない絶妙なラインのサウンドが特徴的です。特にボーカル帯が聴き取りやすく、ブレスの1つ1つまで丁寧に、あでやかに表現します。楽器も低域のレスポンスや高域のキレもバランスよく持ち合わせており、「聴きやすい、いい音」という印象を抱きました。 装着感も小ぶりでイヤーフィンのような形状をした部分が耳にしっかりとフィットするので違和感を感じさせません。軽量なので長時間の使用でも問題なさそうです。 伸びやかであっさりとしながらも艶やかさも持ち合わせる万能ハイエンドイヤホン「Scyne α01」、様々なジャンルの音源を聴く方にオススメです。 試聴環境:iPhone 13 Pro → UP5 → 「Scyne α01」 試聴楽曲:日向電工「ブリキノダンス」、ネイサン・エヴァンズ「Wellerman」、スティーヴ・アオキ「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
水月雨 (MOONDROP)
Starfield 2
¥19800 税込
碧空に煌めく星のヒカリ
煌びやかで透き通った高域とつややかな中域で、ボーカルメインの曲を楽しめるようになった「Starfield 2」です。 夜空を彷彿とさせる深い美しい“蒼”をベースに、月と流れる星の軌跡をモチーフにしたフェイスプレートは非常にクオリティが高く、これだけで「このイヤホンを買ってよかった」と思わせてくれるほどの綺麗な造形です。また、金属でできたハウジングは小ぶりで耐久性と装着感の良さを両立しています。 パーツを装着していない状態で試聴してみると、その音は一言でいうとやはり「MOONDROPらしい音」と言えます。抽象的すぎるので細かく表現すると、透き通った伸びのある高域とつややかな中域、しっかりと支えてくれる低域がバランスよく音楽を表現しています。空間の表現も適度に広く、閉塞感はありません。また、軽快でレスポンスも良く歯切れのいいサウンドでもあります。 さらに、「低音がもう少し欲しいな」と感じる方には低音増強パーツが2種類付属しています。このベントの大きさを調整するゴムパーツをつけることにより、低音の抜け感が抑えられ量感が味わえます。 綺麗にボーカルメインの曲を聴きたい方やMOONDROPの音が好みという方にオススメです。 再生環境:iPhone13Pro→Ifi-audio Neo iDSD BL→Starfield 2 試聴楽曲:サカナクション「さよならはエモーション」 Mili「world.execute(me);」 Steve Aoki, Daddy Yankee, Play-N-Skillz & Elvis Crespo 「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
Shokz
OpenFit Air
White
¥19880 税込
使いやすくなったOpenFit
軽量化と音質の向上でさらに使いやすくなった「OpenFit Air」です。 外見上の特徴といえば、やはり肉抜きされたイヤーフック部分ではないでしょうか。前作ではスタビライザーを意識したかのように重量物が配置されていましたが、今回はそれが無くなり軽量化されました。しかし、素材自体が少し硬くなったのとRが変わった影響で、しっかりとしたホールド感があります。装着感もさらさらとしたシリコン素材で軽くなっており、長時間の使用がさらにしやすくなりました。 サウンドは低域とボーカルが少し前に出てきますが、優秀なサウンドだと感じます。ながら聴きイヤホンは特性上低域が少し抜けがちな場面が多いですが、「OpenFit Air」は前作譲りの迫力がありつつもバランス良く楽しく聴けるサウンドに仕上がっています。中音域も艶やかに綺麗に出ているので、どんなジャンルでも使えるのではないでしょうか。 防水や急速充電も兼ね備えており、軽量化で装着感も向上した「OpenFit Air」は、長時間の使用や付け心地にこだわる方におすすめです。ぜひご試聴ください。 試聴環境: Galaxy S24 Ultra → OpenFit Air 試聴楽曲: 日向電工「ブリキノダンス」 ネイサン・エヴァンズ「WellerMan」 スティーヴ・アオキ「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
EFFECT AUDIO
e☆ros s
2pin 3.5mm 3極 ストレート
¥48400 税込
記念コラボのアップグレードケーブル
17周年特別モデルとして「e☆イヤホン」と「Effect Audio」がタッグを組んで制作した限定モデル「e☆ros S」です。 通常の「Eros S」は、低域のアタック感と量感に優れ、解像度の高さが特徴的でした。それに対して今作では、ボーカル域の強調を目的に新しい銀メッキ銅線を使用しています。実際に聴いてみると、ボーカル域の透明感や全体の見通しの良さが確かに向上している印象を受けました。粒立ちが良く、細かいところを上手く表現しながらも力強さを両立しており、バランスの良さを感じます。 外見はノーマルモデルのグレー1色から、ホワイトとネイビーの2色に変更されています。8Wireの太さながらも被膜がしなやかで、ある程度取り回しも良さそうです。また、「Effect Audio」の「ConX」も搭載しており、さまざまなイヤホンに対応します。 音・取り回し・汎用性の3拍子揃った日本限定モデル「e☆ros S」。少しお値段は張りますが、これが一本あれば音楽を聴く楽しみも倍増するでしょう。ぜひお試しください。 試聴環境:AK100MK2 → e☆ros S → SUPERIOR 試聴楽曲:yama「Slash」、SOUL'd OUT「Sweet Grrl パイセン」、スティーヴ・アオキ「Azukita」