スタッフレビュー詳細
初めてのイヤホン?これ試してみて!
FIIOからエントリークラスの有線イヤホンが登場しました。こちらのカラーバリエーションはブラック・シルバーの2色で、どちらも価格以上の高級感を感じさせるルックスです。フェイスプレートがメタリックで、今回私が手に取ったブラックは、角度によっては反射した色との融合がとても美しく見えます。
また、この「JD1」3.5mm端子に加えてType-C端子も展開されており、再生環境がType-C端子しかないという方でも試しやすい製品となっております。
音質に関しては、まず歌モノを聴いてみると、ボーカルが近い距離で歌ってくれているかのように感じます。ただ、それに負けじと背後の楽器たちも存在感を見せてくれます。全体的にクリアですが、シーンによってどの楽器も主役になれるような存在感とバランスの良さもあります。
また、定位感の良さから、個人的には音楽鑑賞だけでなくゲーム用途でも使えるイヤホンだとも感じました。マイクコントローラー付属なのもゲームに使えると思った理由の1つですね。手元で気軽に音量調節できる部分は、リモートワークでも使えるかもしれません。汎用性が高くて素晴らしいです。
普段音楽も聴いてゲームもするけど、どんなイヤホンがいいか分からないといった方、初めて有線イヤホンを持ってみたい方、そしてしっかりとボーカルを聴きたい方におすすめです!
【試聴環境】
iPhone 15 Pro Max
【試聴楽曲】
「[A]ddiction / EVO+」
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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いずねえ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
iBasso Audio
DC07PRO
Black
¥33660 税込
直感的に、合わせやすく。
iBasso Audio「DC04PRO」の後継機が、より使いやすい形になって登場しました! 「DC07PRO」は「DC04PRO」と比べてメタリックで、ディスプレイ・マルチファンクションボリュームダイヤルがついたことで近代的なルックスにデザインが一新されました。 音量操作がボタンからボリュームダイヤルに変わったことで、個人的には直感的な操作ができ、音量やその他の情報が視覚的にわかりやすくなったことで操作性が向上したように感じます。 音質面に関しては、前作はウォームな印象が強かったが、今作はウォームさが抑えられていてバランスが良く、長く心地よく音楽を聴けるようになりました。 音場は近い部分から遠い部分まで絶妙に再現されており、特に4.4mmのバランス接続で聴くと、広がりがより感じられました。また、DACチップも前作の2基から4基に増加したことにより、繊細な音の表現や明瞭度も向上したように感じます。前作よりも再生機器や楽曲を選ばず、組み合わせの幅が広がったと感じました。 聴き疲れを少なくして、長く音楽を楽しみたい方に一番おすすめしたいスティックDACです! ぜひ、一度聴いてみてはいかがでしょうか。 【試聴環境】 MacBook Air 【試聴楽曲】 「Nectar / nqrse」 「ヨンジュウナナ / りぶ」
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いずねえ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
SIMGOT
EM10
¥81000 税込
いつだって夢見心地になれちゃう。
DD1基+BA8基+PZT1基のドライバー乗せまくりのハイパーイヤホンが「SIMGOT」から登場! 筐体はシルバー×ブラックの非対称的なデザインがクールですが、ケーブルはシルバー×ゴールドのメタリックカラーの組み合わせ。見た目からも金属的な輝かしい響きを連想させてくれます。ニュートラルなカラーの組み合わせなので、どの再生機器やリケーブルとも相性が良さそうです。 私が試聴して一目惚れならぬ、一聴き惚れした今回の「EM10」の音質はとにかくスピード感があり、優しくはじけていく高音域が最大の特徴だと思います。しつこさや鋭さを感じさせず、耳に刺さらず心地よく、ドームのような広い空間の中で音が煌めいています。低音域は控えめですが、分離感が高いために存在をはっきりと感じられるので、全体的な調和の役目を担ってくれているように感じました。特にエレクトロニックな曲やボカロ、アイドル系のキラキラした音楽においては音楽の星間飛行を最高に楽しめる1本だと思います! 煌めきのあるサウンドはファンタジーやSFのような映画鑑賞、シミュレーションやロールプレイングなどのゲームにだって活躍しちゃいそう。選択肢が多くどのシーンでも使えそうな夢が広がるイヤホンですね。 ぜひ様々なシーンでお試しください! 【試聴環境】 iPhone 15 Pro Max 【試聴楽曲】 「エンジョイ / めいちゃん」 「星の器( feat.Rapbit) / 魂音泉」
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いずねえ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
TANGZU
WAN'ER S.G STUDIO EDITION
WHITE
¥4560 税込
あなたならどちらを選びますか?
今回私がご紹介するイヤホン「WAN'ER S.G STUDIO EDITION 」は、ホワイト×ブロンズの組み合わせで優しくて可憐な色合いのものと、ブラック×ゴールドの組み合わせでクールでかっこいい色合いの2種類のラインナップです。中華風のデザインが施された素敵なイラストのパッケージは、本体を見る前に衝動買いしてしまいそうな魅力があります。イヤホン本体のパッケージも対照的なデザインで、どちらを選ぶか悩んでしまいますね。 高音域は音の粒が自身に向かって降り注ぐイメージで、低音域は力強くパワフルに響いています。音の勢いが強いため、人によってはドラムのシンバル音やDJのスクラッチ音が若干刺さると感じるかもしれません。ですが、バランスが良いチューニングとなっているので、どんなジャンルを聴いても楽しめます。個人的には、特にハキハキとした明るめの楽曲との相性が非常に良いと感じました。 可愛いホワイトもかっこいいブラックも、どちらを選んでもファッションの一部として楽しめそうですね。明るい楽曲がお好きな方や、いつでも気分を上げていきたい方にはおすすめのイヤホンです。 【試聴環境】 iPhone 15 Pro Max 【試聴楽曲】 「スターブラックゲイザー / ChroNoiR」 「Salsa Tequila / Anders Nilsen」
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いずねえ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Marshall
Minor IV
¥19980 税込
こだわり抜いたかっこよさ。日常にクールさを。
いつ見てもかっこいいMarshallの「Minor」シリーズが、さらにかっこよくなって登場しました。一目見ただけではデザインは変わっていないように思えますが、「Minor Ⅲ」と比べるとイヤホン本体の充電端子が落ち着いた金色から明るい金色に。またフィルター部分も黒色から金色に変わっており、さり気ない部分にも素敵な変化が見られます。カラーバリエーションも過去には何色か展開されていましたが、今回は黒一色のみの発売となっており、いかにかっこよさにこだわっているかが伝わってきます……! 音質については、しぼりたてのワインのように新鮮で若々しくも切れ味の良い音から、熟成され重厚感と深みが増した印象へと変化したように感じます。具体的には「Minor Ⅲ」はスネアドラムの最初のアタック感とギターのカッティング音が耳に最初に飛び込んできて、後ろのベースやバスドラムは力強い存在感を放つ派手な音作りだと感じていました。今作は中高音~高音の余分な鋭さが抑えられ、全体的に音のバランスが柔らかく整ったことで、より多くの楽曲にマッチするようになったと思います。簡潔に表現すると、個性はそのままに色気のある大人に成長した印象です。 機能面での嬉しい進化としてはバッテリーが挙げられます。急速充電で約15分で連続再生時間が約1.5時間から約3時間と倍になりました。イヤホンの充電が切れても充電ケースに入れて15分待てば、またしばらく充電を気にせずに外出を楽しんだり、作業を進めることができるのは嬉しいポイントですね! ロックやパンクなどの楽曲を普段聴いている方にはもちろんですが、ファッションとサウンドに+αのかっこよさを求めている方には、まさにぴったりのワイヤレスイヤホンだと感じました! 【試聴環境】 iPhone 15 Pro Max 【試聴楽曲】 「VVS / nqrse × ローレン・イロアス」 「シャンティ(SHANTI) / Gero」