スタッフレビュー一覧
店頭スタッフが様々な商品をご紹介
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
須山補聴器
FitEar MH335ht
¥204600 税込
いつもの曲がもっと楽しくなる!
MH335htはモニターらしい正確さと、リスニングらしい表現力の両方を兼ね備えたサウンドだと感じました。中低域メインで楽しく音楽を聴きたい方におすすめです。 各音域の繋がりは、かなり滑らかでまとまった印象です。MH335DWの強みである低域はこちらのモデルでも目立ち、全体的なバランスでいうと「低域 > ボーカル&メロディー > 高域」といった量感です。ボーカルとメロディーの距離感が近く、MH335DWに比べてメロディーを感じやすくなっていると思います。 MH335DWのぎゅっと詰まったこってり感が少しほぐれて、ふわっと音に包まれるような感覚になりました。音が深いところからぐっと湧いてきて、ふわっと広がり頭の上から降りてくるような不思議な体験。濃いサウンドが好きだけど程よい抜けがほしい、メロディもしっかり楽しみたいという方はぜひお試しください。 ※画像は須山補聴器カスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
VISION EARS
ELYSIUM
¥435000 税込
くっきり広い伸び伸びサウンド!
こってりメリハリサウンドでおなじみのVISION EARS。そのフラッグシップモデルということで初めて聴くときは身構えてしまいましたが、一聴しただけで脳内にパーーーッと青空と草原が広がるような爽やかなサウンドです。 静電ドライバーを搭載しており、他メーカーの静電ドライバーと比較すると伸びやかで明瞭な高域だと感じました。全体のバランス感としては若干中高域寄りですが、低域の解像度や表現力はさすがVISION EARS。曲によっては低域のこってりさもしっかりと味わえます。 爽やかかつ聴きごたえのあるサウンドをお求めの方に試していただきたいモデルです。
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Unique Melody
MACBETH Custom (カスタムIEM)
¥89000 税込
繊細な中高域が魅力的!
MACBETHはLowにダイナミック、Mid/HighにBAをそれぞれ一基ずつ配置したシンプルな構成。 低域はダイナミックらしいしっかりとした音圧や過度なアタック感はあまりなく、少し控えめです。中高域を引き立たせてくれるくらいの量感なので疲れにくく、心地よくリスニング出来ます。 中高域は透き通り、音楽を再生した途端に目の前がパっと明るくなる感覚に。細かなシンバルやブレスの表現はBA一基から奏でられているとは思えない繊細さ。 ロックなど激しめの音源よりは女性ボーカルPOPSや少しゆったりとした音源にオススメです。 UniqueMelodyはデザインオプションやカラーも豊富ですので、初めてのカスタムIEMとしてもオススメなモデルです。 ※写真はUnique Melody カスタムIEM完成品の例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
qdc
Hybrid Fusion-C
¥139700 税込
大好きな音楽に潜り込みたいあなたに!
ハイブリッドらしいやや派手なサウンドですが癖は少なく、楽しくリスニングできるモデルです。qdcの中ではこってりめのキャラクターに感じました。 特に中域の解像度や定位が素晴らしく、ボーカルとコーラス、メロディが色々な位置から流れ込んできます。音楽を俯瞰的に見ている感覚になるモニター機とは違い、自分が音楽の中に潜り込んでいるような感覚に。 中域のつややかさ、派手さが目立ちますが、注目してみると高域の余裕に驚きます。しっかりと高いところまで伸び良く鳴らしており、かなり天井が高い印象です。 低域はベースよりもキック、アタック感が目立ちます。ハリがありタイトなキックがqdcらしいきらびやかな高域や、つややかな中域にこってり感をプラスしています。ダイナミックらしい押し出しはしっかりと感じますが、程よく圧が抜けていくのでくどさがありません。レスポンスもいいのでスピード感のある曲にもピッタリです。 こってりノリよいサウンドを聴きたいけど、長時間使用するので聴き疲れはしたくない......! という方におすすめです。 ※画像はqdcカスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
須山補聴器
FitEar 224
¥137500 税込
低域も高域もしっかり欲しい方に!
ピュアなボーカルを彩る、タイトで押し出しがしっかりとした低域と、きらびやかな高域が楽しい一本です。 全体的にツヤとハリがあり、どの音域も楽しめるバランスの良さに聴きごたえがプラスされています。 中高域はやや硬め。分離感がありキラキラとした印象ですが、シンバルなどの高域部分は少しさらっと抜けていきます。これによって存在感ときらびやかさは確かに感じるものの、刺さる一歩手前のところで消えていく絶妙なサウンドです。 低域はタイトでがっつり音圧を感じられます。ハリもあり聴きごたえ抜群ですが雑さはなく、ドンッとバスドラが鳴った時の空気の振動まで表現できていると思います。ベースの存在感もしっかり感じますが少し丸みがあり、ザラッとした質感ではなくややウェットに感じました。 ボーカルにはかなりツヤがありピュアな印象。透明感があふれ、弾けるようなサウンドです。かなり耳元に近い位置で鳴っておりとてもリアル。低域、高域ともに個性があるサウンドですが、その中でもピカピカ輝いてしっかりと楽しめます。 疾走感があり音数の多い楽曲でも潰れることなく、細かな部分までしっかりと楽しめます。定位もよく、迫力があるのでゲーミング用途としても使いやすいと思います。整ったバランスと聴きごたえが欲しい方におすすめです。 ※写真はFitEarカスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Lime Ears
Model X
¥220000 税込
使いやすいこってりサウンド!
ダウン、アップ共に聴きごたえ抜群のサウンドです。Lime earsらしい大人しさをもちながら、音が近く聴きごたえもしっかり感じられます。 ドンシャリっぽいイヤホンが好きだけど、それだけじゃヤダ……! という方、いらっしゃるのでは? そのお悩みは「Model X」が解決してくれるかもしれません! 【ダウン】 パンチはありますが 冷静に落ち着いて鳴らす印象です。低域はベースよりキックがやや目立ち気味。楽曲の雰囲気を壊さない、だけどしっかり聴きごたえも感じる楽しいサウンドです。 ボーカルはやわらかく、うるうるとしているように感じました。高域は存在感をしっかり感じますが少しほぐれており、シンバルは目が細かくさらさらとした質感です。 タイトなキックとうるっとしたボーカル、目の細かい高域がノーマル時のキャラクターだと思います。ドンッと圧を感じたあと、ふわっと広がって溶けていくサウンド。ジャンルを問わず楽しくリスニングしたい方におすすめです。 【アップ】 ノーマル時に比べ、音に重さを感じます。実が詰まって立体感が増し、聴きごたえがかなり上がりました。 先ほどのふんわり穏やかだった高域は、キラッと華やかに。シャリ付きはありませんが中〜高域部分は特に存在感を感じやすくなりました。低域はベースもキックもしっかり。ドンと深く沈み込む低域が楽曲にノリの良さを彩ります。 ボーカルの表現力はそのまま、高低域にどしっとした甘さをプラスしたサウンドです。個人的にはEDMやHIPHOPとの相性がかなりお気に入り。ドンシャリっぽいサウンドが好きだけどやや温かみも欲しい方におすすめです。 ※画像はLime earsカスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
CUSTOM ART
FIBAE™ 5
¥187000 税込
こういうキャラクター待ってた‼
FIBAE 5は芯のあるボーカル、ずっしりと重いキック、勢いのある高域が特徴的なサウンドです。 シンプルでややモニターライクな落ち着いたモデルが多いCustom Artから、まさかの超個性派モデルが登場してびっくりしています……! パッと聴くと高域の強調が強く感じますが、細やかな部分の表現はかなり丁寧。金管楽器のハリやシンバルが空気を伝わってざらざらと抜けていく表現のリアルさに驚きます。キラキラともシャリシャリとも違う華やかさと鋭さは、FIBAE 5ならではだと感じました。 迫力のある低域はずっしりと重く、ライブ会場でウーファーの前にいるような感覚に。 面でしっかりと鳴らしている、ダイナミックドライバならではの圧をたっぷり楽しめます。 そんな個性あふれる高低域が目立つので、中域はやや大人しく感じますが、派手な中でこそ丁寧でシンプルなボーカルが全体のテンションを整えている印象です。 脳が揺れる低域と勢いのある高域がぎゅっと詰まった、ボーカルを彩る他にはない個性派サウンド。3種のドライバーを採用していますが各ドライバーの温度感に差はなく、きちんとまとまっています。 分離がよくレスポンスも速いので、スピード感のある曲をがっつりノリよく聴きたい方におすすめです。
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Ultimate Ears
UE LIVE
¥418000 税込
ライブの臨場感や迫力を楽しむならこれ!
さすがプロからも愛されるブランドUltimate Earsのフラッグシップモデル。ステージモニターにも使われるモデルだけあり、高解像度かつ必要な音をしっかりと粒立ち良く鳴らします。 臨場感あふれるこってりな低域ながら、雑味やイヤな存在感は感じられません。広いサウンドホールと圧巻の迫力はまさにライブ音源にぴったり。 モニターらしい分析的なサウンドとリスニングらしい音楽を楽しめる要素のどちらも兼ね備えた、プレミアムなサウンドだと感じました。
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Jomo Audio
308 Spyder
¥165000 税込
Jomoらしい派手サウンド
306 Supraのハリはそのままで、高域に少し硬さが出ました。 高域やボーカルが人によっては少し刺さりを感じるかもしれませんが、音が丸みを帯びているので比較的しんどさは感じませんでした。 一音一音の余韻が少なく、スッと音が消えていくあっさりさと華やかさを兼ねそろえています。 もちろん全体的に明瞭感が上がっているのですが、キックが他モデルに比べると感じやすく、特に低域の解像度がグンとあがったように感じます。 他の2機種は優しめなサウンドでしたが、こちらは少し派手な分、今までのJomo Audioらしさが少し感じられました。 派手で聴きごたえがあるけど、引き際がサラッと優しいのであっさり聴ける不思議なサウンドです。 ※画像はJomo AudioカスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
AAW
ASH
¥176000 税込
どの音域もしっかり鳴らす!
ASHはこってりさを感じる、聴きごたえのあるサウンドです。 やや硬さを持った高域はキラキラと輝き、芯のある低域がぐっと楽曲の印象を引き締める。その中で表現力豊かなメロデイやボーカルを楽しめる、そんなキャラクターに感じました。 どこかの音域が突出して強く! というよりは全体的に近く、強い印象です。とはいえ各音域の距離感はしっかりと確保されており、音数の多い楽曲でもそれぞれのパートをしっかりと楽しめました。 濃いサウンドではありますが雑味はなく、細かい表現も上手だと感じました。メインのボーカルだけでなく、コーラスやメロディ、ベースなど、楽曲を構成する要素を隅々まで楽しみたい方に特におすすめです。 ※画像はAAWカスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
FAudio
HARMONY
¥166700 税込
優等生タイプ!
クリアな中高域に深い低域。 聴いていてとても心地が良く、ディープだけどしつこくない低音がクセになります。 フラットという訳ではありませんが各音域のバランスがとても綺麗。ロックにもPOPSにも対応してくれる優等生に感じました。 HARMONYにちなんでアカペラグループの音源でも試聴したのですが、各パートの色を表現しつつ、まとまりのある音を出してくれました。特にベースは喉の震えを感じ取れるくらい生々しく、グっっっっと音楽の世界に没頭させてくれます。 カスタムIEMをお悩みの方にも、すでにカスタムIEMをお持ちの方にも満足いただける子だと感じました。 ※画像はFAudioカスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Ultimate Ears
UE18+Pro
¥286000 税込
余計なことはしない真面目なモニターサウンド!
定位が良く心地の良い低域のアタック感からステージモニターにおすすめです。 シンプルなモニターサウンドですが、音に実が詰まっており聴きごたえもあるので、リスニング用途としても楽しくお使いいただけると思います。音楽鑑賞用にもお仕事用にも使いやすい1本です。 モニターらしい真面目なサウンドなので、余韻やどこかの音域を強調するような表現力はありませんが、音楽を分析する上で必要なところをしっかりこなす解像度の高さはさすが老舗UE。 音に角がなく、音圧もほどほどなので疲れにくい印象。全体的にやや距離を感じ、ステージ上で演奏されている音楽を客席で聴いているような感覚です。 音楽鑑賞用にもお仕事用にも、自分の中の“基準”として1本あると嬉しいモデルだと思います。 ※写真はUltimate EarsカスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
CUSTOM ART
FIBAE™ 7 Unlimited
¥215000 税込
リアルなドラムにキュン!
FIBAE™ 7 Unlimitedは透明度が高いくっきりキレイ系サウンド。 立ち上がりが良く分離がいいのでスピード感のある楽曲や音数の多い楽曲でも音が潰れることはありませんでした。 高域の伸びがとてもきれいで煌びやか。とはいえ角が立ったキラキラ系とまではいかず、刺さるギリギリ手前を鳴らしている印象です。低域はアタックもベースもしっかりと存在を感じ、明瞭感がありみずみずしいボーカルは聴きごたえ抜群です。 個人的なお気に入りポイントはドラムの表現力! シャーンと余韻を残して消えるシンバル、パンッとはじけるスネア、締まったバスドラがとてもリアルです。 全体のメロディを壊すことなくしっかりとドラムサウンドを楽しめます。特にドラムを重視してリスニングしている方にぜひお試しいただきたいです。 ※写真はCustom ArtカスタムIEMの完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
FAudio
SCALE
¥77000 税込
ノリよく楽しめる!
FAudioのエントリーモデルである『SCALE』 フルレンジ8mmダイナミック型ドライバー1基+フルレンジBAドライバー1基のハイブリッド構成です。 中低域がメインで、ボーカルものの音源にすごく合う印象。低域が中域の邪魔をしない程度の主張をしてくれるのでノリの良さがすごく楽しい子です。 少し高域が遠いようにも感じますが抜けが気持ちよく、ハイブリッド型によくある高音の刺さりを気にせず楽しめます。情報量の多い曲もこなしてくれているように感じました。 今のイヤホンからのステップアップとしてカスタムIEMをお考えの方、SCALEからカスタムIEM生活を始めませんか。 ※写真はFAudioカスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
EMPIRE EARS
ODIN
¥600000 税込
空間表現がとにかく凄い!
EMPIRE EARSらしい深く沈み込む低域と静電ドライバの爽やかでシルキーな高域のバランスが絶妙です。 低域は量感が多く全体のバランスとしてもこってりとしていますが、他の音域と半歩離れたところで鳴っている感覚です。それにより繊細な中高域を邪魔せず、細かなシンバルの震えや金物のハリもしっかりと聴くことができます。 個人的にはボーカルが特にお気に入りポイント。一音一音の繋がりがなめらかで、ぎゅっとしつつ程よく広がるジューシーさに感動しました。
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Flipears
AISHA
¥90200 税込
どんな音源にも合わせやすい!
モニターライクのシンプルにまとまった優等生タイプのサウンドです。全体のバランスがいいので各音域を満遍なく楽しめます。 スマホ直差しでも鳴らしやすく、カジュアルな普段使いにもおすすめです。 音圧がそこまで強くなく、程よい距離感でリスニングできるので、モニターとして使用する際にも疲れを感じにくいと思います。 表現力豊か!というよりは音楽を俯瞰的に見て分析できるようなサウンドなので、激しい音楽をノリよく聴きたい!という方にはやや物足りないかもしれません。 どの音域もクセが少なく、的確に鳴らす真面目さを感じます。 整ったフラットサウンドなのでどんな音源にも合わせやすいと思います。比較的お手頃に、使いやすいシンプルなサウンドをお求めの方はぜひ。
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
須山補聴器
FitEar ROOM
¥68200 税込
初めてだからこそFitEar!
数多くのアーティストがステージ用のイヤモニとして使用しているFitEar。 そう聞くとやや敷居が高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、FitEar ROOMは比較的ライトな装着感とその音質から、普段使いにもおすすめのモデルです。 音質は一言で言うと「ボーカルしっかりのこってりサウンド」。量感がボーカル>=低域>高域で、リスニング用途にぴったりの楽しいサウンドです。 高域は硬い部分の強調が少なくスッと抜けていき、刺さりは感じにくいと思います。低域はベースラインが滑らかで、ザラッとした質感よりは少しまろやかさを感じます。 アタック感がしっかりめなので、曲によっては少し目立ちすぎるかもしれません。ボーカルの解像度はさすがFitEar。この生々しさはエントリーモデルではなかなか味わえないと思います。 装着感について、こちらのモデルでは「ミドルレッグシェルデザイン」を採用しています。簡単に説明するとカナル(耳の穴に入る部分)がやや短めに制作されるため、装着時の圧迫感が強すぎません。きつすぎるのは怖いなという方におすすめです。 しっとりとした質感とリアルなボーカルをエントリーの価格帯でお探しの方はぜひご検討ください。
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Jomo Audio
306 Supra
¥132000 税込
新たなる万能機の登場!
304 Boxsterに比べ全体の解像度がぐっとあがり、音にハリがでました。表現力豊かというよりは、メーカーが謳っているようにモニターらしい、より正確に音を聴きとれる機種だと思います。おとなしい優等生タイプです。 高域は分離がよく一音一音聴きやすく、低域は芯を捉えています。どちらも音の粒立ちがよく硬さを感じますが、強調が少ない分ゆったりとリスニングできます。全体のバランスとしては若干ボーカル<メロディ。低域と高域がふわっとボーカルを包み込んでるイメージです。 低域の量感は感じるもののアタック感は控えめで、こちらのモデルもベースラインがきれいに楽しめます。モニターにおすすめなモデルですが、もちろんリスニング用としても使える万能機です。個人的に3機種の中で一番好きでした。
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Lime Ears
Ψ (psi)
¥176000 税込
みずみずしいボーカルが推し!
3BAらしいシンプルで整ったサウンドバランスに、静かでクールな印象を受けました。こちらのモデルの一推しポイントはボーカル。Limeearsらしい、解像度が高くみずみずしいボーカルがこの価格で楽しめるだなんて……! デフォルト状態ではボーカル近めのバランス型。優等生タイプであると感じました。そんな中、やや硬さをもった高域がこのモデルのクールさを作っています。刺さる少し手前で余韻を持ったままスッと抜けるのがとても気持ちいいです。デフォルトでは低域の存在感は大きく感じず、キックもベースも程よく楽しめます。 一方、ブーストは静かだったサウンドが一気に変化。みずみずしいボーカルはそのままに、程よく締まった低域がこってりとした聴きごたえをプラスします。ガッツリ低域モデル! とまではいきませんが、全体のバランスや丁寧さを崩さない程度に低域のキャラクターがぐっと前に出てくるような印象です。全体的に音に広がりが増し、低域も高域も鳴らし方に余裕が出たように感じました。 シンプルであっさりとしたサウンドがお好みの方はデフォルト、聴きごたえもしっかり欲しい方はブーストでのご注文をおすすめします。 ※画像はLimeearsカスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Jomo Audio
304 Boxster
¥95700 税込
ボーカルをしっかり楽しみたい方に!
ブランドコンセプトを「スポーツカー」とした新生Jomo Audio のエントリーモデルです。 サウンドバランスとしては中〜低域が目立ったいわゆる「かまぼこ型サウンド」。10万円以下のかまぼこサウンドイヤホンはどうしても低域がボヤつきやすい傾向になるんですが、304 Boxterは全体的に明瞭度が高く細かいデティールまでしっかりと聴き取れます。 量感的に低域に耳がいきがちですが、一音一音の輪郭がしっかりしており分離がいいことから、中〜高域がお好きな方にもおすすめできる機種です。 キックはそこまで強くないので勢いのあるドンシャリというよりは深みのあるベースラインを楽しめるイヤホンだと思います。シンバルはふわっと軽い印象。硬さがない分刺さりが気にならず、より音楽に集中できます。 同価格帯の他モデルと比べても中域の解像度が高く聞き取りやすいので、音楽以外にも「声」に特化した音源(朗読音源やドラマCD等)にもぴったりだと思います。 自動車用塗料メーカーとの共同開発で生まれたSigneture Designは必見。鮮やかな発色と上品な光沢は他ブランドでは味わえないデザインです。
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
カナルワークス
CW-L32GRV
¥159500 税込
パワフル!だけど聴きやすい!!
圧が強く、ぐっっっと締まった低域が魅力的なモデルです。 パワフルですが低域の量感が多い訳ではなく、全体のバランスはかなり整っていると思います。 高域は分離がよく無駄な余韻がないのでシンバルの鳴りがスッキリしていてとても気持ちいいです。カナルワークスらしい中域のクリアさ、近さもあり、低域に埋もれることなくボーカルを楽しむことができます。 音場はほどほどですが、分離の良さからロック、メタルなど激しい曲でも各パートの音をじっくり聴きこむことが出来ます。 アタック感や締まりのあるしっかりとした低域が欲しいけど低域だけに偏ったチューニングはちょっと……という方にオススメです。 ※画像はカナルワークス カスタムIEMの完成品の例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
カナルワークス
CW-L77
¥239800 税込
夢見心地のリスニング体験をあなたに
クリアなボーカルと中低域寄りのサウンドはまさにロックやPOPSのリスニングに最適です。 高域に4基のBAドライバーを搭載していますが高域のキツさはなく、程よい量感。刺さりもなくとても聴き心地が良いと思います。 中高域の解像度は流石カナルワークス。特におすすめしたいのはピアノが入ったJAZZやPOPSです。 すぐそこで演奏をしているかのような生々しさは、まさに夢見心地のリスニング体験ができます。 全体的に見ると低域の量感が少し多いように感じますが、いやらしさはなく、他の音域を邪魔しているようには感じませんでした。ボーカルを楽しみつつ、低域の厚みや迫力を心地よく楽しむことができます。 パワフルさと繊細さを兼ね備えたモデルなので、ライブ音源など迫力や臨場感、生々しさを求めている方に特におすすめです。 ※画像はカナルワークス カスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
AAW
A3H+
¥52000 税込
低音よりの心地よいサウンド
A3H+はやや低域寄りでノリの良いサウンドです。エントリーモデルのイヤホンとして懸念される音がぼやけるような感覚はなく、しっかりとフォーカスをとらえたサウンドは十分すぎるクオリティであると思います。 中域の解像度が高く、メロディやギターの定位もしっかりと感じられます。特にボーカルの表現が得意であり、歌ものとの相性は抜群です。高域は量感こそ控えめですが丸く伸び伸びと鳴ります。 そしてAAWの魅力はなんといってもデザイン!フェイスプレートはもちろんシェルの先端であるカナル部分までカラー選択できるので、しっかりとデザインにこだわれます。 ※画像はAAWカスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
64 AUDIO
N8
¥324900 税込
低域にメロメロ!!
伝説のベーシストとの共同開発して生まれたN8。タイトな低域が特徴的であり、深い所までしっかりと鳴らしてくれます。適度なアタック感も楽しく、病みつきになります。 中域がかなり近い位置にあるのでボーカルやギターのリスニングがとても楽しいです。分離も良いので一音一音をしっかりと聴きこむことができます。高域は程よい広がりをもっており、量感はそこまでありませんがしっかりめの低域、中域とのバランスがとても良いです。 金管楽器などの独特なビリビリした音の表現は少し抑えめ。個人的にはロックやエレクトロニカ系との相性が良いように感じました。バランスが良くボワつきのないしっかりとしたサウンドなので、リスニングだけでなく、ドラマーやベーシストのステージモニターとしてもお使い頂けると思います。 ※写真は64 AudioカスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Flipears
ARTHA (Universal Fit)
¥257400 税込
シンプルさも個性も捨てたくない!そんな方に
ノーマル状態のARTHAは全体的なバランスがよく、クセがかなり少ないタイプです。低域はベースよりもキックが目立つ印象です。やや強めのアタック感が気持ちよく、楽しくリスニングできます。 中域はややウェット。特に潤いのあるボーカルが楽曲をより楽しませてくれます。ノーマル状態での高域はやや印象が薄く感じました。芯のある低域にflipearsらしいどっしりさをやや感じますが、使いやすいシンプルなサウンドであると感じました。 1のスイッチをオンにすることでベースが膨らみ、シンプルなサウンドから深みの感じる音質に変化します。音場も横に広がり、暖かい低域に音に包まれているような感覚を受けました。 2のスイッチをオンにすると、ノーマル状態では控えめであった高域のピークがぐっと高くなります。スネアのアタック感や余韻、ギターのジャキっとしたざらつきなどより繊細な表現を感じました。 確かに細やかな表現はしっかりと感じられましたが、どちらもスイッチをオンにすることでイヤな強調をされたり、全体のバランスが偏ったようなサウンドには変化しませんでした。 ノーマル状態がかなり整っているので、スイッチを動かすことでやや彩が加わり、より楽しいリスニングへと導いてくれます。 いろんなジャンルを聴くので基本的にはシンプルなサウンドが好きだけど、たまにはちょっと冒険もしたい...…!という方におすすめです。 ※画像はflipearsカスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
CUSTOM ART
Go ONE
¥60500 税込
シンプル、でもそれだけじゃない
シンプルかつ、ややモニター寄りな傾向のチューニングが得意なCustom Art。そんなブランドの1DDモデルということで、こちらのGo ONEもかなりシンプル、かつまとまりのあるサウンドです。しかしその中にも感じる迫力と聴きごたえ。まさにこのブランドでしか出せない1DDの魅力が詰まったモデルだと思います。 全体のバランスとしては中低域がしっかりのややピラミッドタイプ。シンバルなど金物は控えめで、すーっと流れるようです。きらきらとした高域好きにはやや物足りないかもしれません。 その分やはり際立つのはボーカルと低域。特に低域はもっちりとしており、ダイナミックドライバーらしい聴きごたえを感じます。どっしりと座ったベースと、疲れないくらいの心地よい音圧のキックがとても気持ちいいです。そこにしっとりとした質感のボーカルが加わり、全体を甘くまとめます。 音に包まれている感覚、というよりはやや俯瞰的に音楽を楽しめる機種だと思います。まとまりの良いシンプルなサウンドをお求めの方におすすめです。 ※画像はCustom Artの完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
AAW
Mockingbird
¥308000 税込
カスタムIEMでこの高域が!?
Mocking Birdは他のカスタムIEMでは味わえない暖かみを感じるイヤホンです。 全体的に音がまろやかで、ゆったりとした音源におすすめ。 コーンと伸び良い高域はやや丸みを帯びており、木製筐体のイヤホンを彷彿させます。 しっとりとした空気感を持っており、個人的にはジャズとの相性がとても良いと感じました。 全体のバランスは低域>=中域>高域で、ややどっしり気味。聴きごたえ抜群!とまではいきませんが、少し重めのサウンドです。 ボーカルの近さと表現力が得意なAAWらしく、こちらのモデルも潤いのあるボーカルを楽しめます。 低域はキックよりふくよかなベースラインの印象が強いです。 ダイナミックドライバらしい押し出しも感じますが、中高域に配置しているBAの繊細さを壊さない程度で、嫌なアタック感はありません。 高域は上に書いたように、まろやかで角が取れており、Mocking Birdが他に無いサウンドだと感じる一番のポイントです。 一聴すると甘く聴きやすいのですが、しっかりと上まで伸び伸びと鳴らすので、電子音など、高く硬い音が含まれた楽曲と合わせると、ガラッとキャラクターが変わります。 ただ、キャラクターの変化をしっかりと感じ取るには、ある程度の出力が必要だと感じました。 よりMocking Birdの色んな面を楽しみたい場合は、出力の安定したDAP等に接続しての使用をおすすめします。 音場が横にも縦にも広く、伸び伸びとした余裕を感じるサウンド。 ややどっしりだけど、聴き続けてもくどくない、そんなイヤホンをお探しの方は是非一度お試しください。 ※写真はAAWのカスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
AAW
ATH (Universal fit)
¥66000 税込
4つの音を楽しめてこの価格ってアリじゃない!?
ATHは様々なドライバの扱いが得意なAAWと正確さを求めた音つくりを行うCustom Artのタッグで生まれた最先端設計。この価格でしっかりとキャラクターの違う4種のサウンドが楽しめるだなんて…本当にいいの…?というのが一番の感想です。 まずはどちらのスイッチもOFFにした状態「Ref(Nomal)」で試聴しました。抑揚や余韻は控えめでまとまりのある落ち着いたサウンド。ボーカル、メロディはややウェットで、低域と高域はさらっとした質感です。高域はふわっと優しく全体を彩り、音圧も控えめなので全体的に聴いていて、その名の通り全体をバランスよく、真面目に鳴らす印象を受けました。 次は1をONにして「Bass」に。 Refに比べるとベースラインがしっかりと芯を捉えています。濃くなった分メロディがやや埋もれているものの、中低域も太くなることで音楽全体の聴きごたえがかなり上がり、満足感たっぷりです。 2をONにして「Classic」にすると、Refに比べ音場がぐっと横に広がり、一気に表現力が増しました。Refでは控えめだったシンバルや金管楽器など、金物の輪郭がピシっと整いハリのあるサウンドに。個人的にはこのClassicで女性ボーカルの音源を聴くのが一番楽しかったです。 最後に両方ONにして「Live」にしたところ、BassとClassicそれぞれの特徴である太く芯のあるサウンドと見通しよく包み込むサウンドが合わさり、まさにライブ会場で聴いているかのような生々しさ。全体的に音に丸みがあるので臨場感を求めている方にはやや物足りないかもしれませんが、ライブ音源に入っている拍手や歓声も聴き疲れなくリスニングできたのは個人的に好印象でした。 柔らかく丸みのあるシンプルなサウンドから、様々なキャラクターに変化するATH。 いろんな音源を、それぞれしっかり楽しみたい方におすすめです!
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Lark Studio
LSVI
¥110000 税込
デザインも音もこだわりたいならコレ!
私は同ブランドの下位モデルである「LSIV」を使用しているのですが、LSVIはかなりのレベルアップを感じました。 聴き比べて特に違いを感じたのはボーカルの解像度。より彩が良く、艶やかなボーカルを楽しめるようになっています。 全体のバランスは良いですが、やや中域の量感が多めに感じました。柔らかいサウンドですがほどほどの分離感があり、音数の多いメロディもごちゃつきは感じませんでした。上に書いた通り特にボーカルの表現が素晴らしく、価格を忘れるほどでした。 次に量感を感じるのは低域。特にベースラインが整っています。ザラっとシャープなベースではなくウォームなベースの音が好きな方におすすめです。キックは丸く音圧はほどほどです。濃さは感じますが音圧が強すぎない分くどくなく、聴き疲れがありません。 高域は無駄がなくスッと抜ける印象を受けました。ややさくっとしており、中低域の表現力を邪魔せず丁寧に支えています。 同価格帯の中でも音場が広い印象を受けました。厚みがありのびのびと余裕の感じるサウンドです。各音域の繋がりが丁寧かつクセが少ないので音源を選ばず、かなり使いやすいモデルだと感じます。 幅広いジャンルの音楽がお好みの方は是非ご検討ください! ※画像はLark Studioの制作例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Campfire Audio
Supermoon
¥209800 税込
ソフトでまとまりの良いおしとやかなサウンド!
Supermoonは高解像度で伸びよく広い、上品なサウンドだと感じました。 細やかな高域、艶のある中域、芯のある低域が絶妙なバランスでまとまっています。 特にわたしが驚いたのは高域です。 煌びやかさは確かに感じるものの鋭さがなく、しゃきっとしているのに硬すぎない、絶妙な高域はこの機種ならでは。 低域は主張が激しくないものの、芯がありしっかりと存在感があります。 注目して聴いてみるとCampfire Audioらしい濃さも確かに感じ、楽曲によっては主張が強いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。 各音域の繋がりはかなり滑らかで、どこかの音域だけ突出していて気になる…!といったことは感じませんでした。 少し中域がほかの音域に比べ一歩後ろにいるようにも感じられますが、繊細なメロディや甘いベースラインの彩りが豊かで、とても楽しくリスニングできます。 「この音域をしっかりと聴きたい!」という方よりはまとまり良く音楽を聴きたい方のほうがお好きかもしれません。 Supermoonは全体的に耳あたりが優しく、おしとやかなサウンドです。 濃いサウンドのEquinoxとも、きらきらと華やかなSolsticeの両機種とも違う良さがあります。 機会があればぜひ3機種を聴き比べていただきたい…!
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Unique Melody
MAVERICK III (カスタムIEM)
¥215200 税込
爽やかだけど聴きごたえも抜群!
ボーカルが近く音が広い、Unique Melodyらしいキャラクターのサウンドです。 中~高域は瑞々しく透明感が溢れ、それを程よく支える低域は量感こそやや控えめなものの、しっかりと深みがあります。 初代Maverickの濃い中域と、MaverickⅡの深みのある低域と煌びやかな高域を合わせて、全体的に音の分離感を整えたような印象を感じました。 全体的に爽やかで煌びやかなイメージですが、解像度が高く音の粒感も大きめなので聴きごたえがあり、いわゆるすっきり系イヤホンとはまた違った印象です。 ジャンル問わず使いやすいサウンドなので、くっきり綺麗系がお好きな方はぜひ!
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Jomo Audio
S100 Cappuccino
¥55000 税込
クリーミーで甘いサウンドの中に確かに感じる濃さ。 まさにカプチーノ!
全体的に1DDらしいまとまりのあるサウンドですが、 やはり中低域の太さが目立ちます。いやなボヤつきはなく、丁寧な音の分離が心地よいです。 高域は全体を見るとやや量感が少ないものの、聴きこむと金物の硬さの表現や繊細さに驚きます。 低域のアタック感は確かに感じますが、中高域の邪魔はしない程度で、 こってりさを感じつつしっかりと音楽を楽しめます。 個人的にはキックの強弱よりもベースラインが目立っているように感じました。 とはいえEDMなど押し出しの強い低域が特徴的な楽曲を聴くと やはりダイナミックらしい強さを感じます。 全体的に曲調によってキャラクターがしっかり変わるように感じました。いろんな曲を楽しく聴きたい方におすすめです。