スタッフレビュー詳細
空間表現がとにかく凄い!
EMPIRE EARSらしい深く沈み込む低域と静電ドライバの爽やかでシルキーな高域のバランスが絶妙です。
低域は量感が多く全体のバランスとしてもこってりとしていますが、他の音域と半歩離れたところで鳴っている感覚です。それにより繊細な中高域を邪魔せず、細かなシンバルの震えや金物のハリもしっかりと聴くことができます。
個人的にはボーカルが特にお気に入りポイント。一音一音の繋がりがなめらかで、ぎゅっとしつつ程よく広がるジューシーさに感動しました。
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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もい
@e☆イヤホン 秋葉原店
EMPIRE EARS
ODIN
¥600000 税込
ヘッドホン?いいえ、イヤホンです。
名前に恥じぬ音の鳴りで情報量、表現力、音場感どれをとっても圧巻です。その中でも表現力が頭一つ抜けていて、余韻の表現は凄すぎて聴いている時にニヤついてしまうほどのものでした。 今まで聴いていた曲の知らない部分が垣間見えて、何曲も聴いてしまう程、楽しくなるイヤホンです。現状、カスタムのゴールと言っても過言ではないかと思います。
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すずき
@e☆イヤホン
EMPIRE EARS
ODIN
¥600000 税込
圧倒的なスケール感、高解像度で鮮烈な高域
マルチドライバー構成を得意とする、アメリカのIEMメーカーEMPIRE EARSから、トリプルハイブリッド・7Way11ドライバーという、弩級のフラッグシップモデルが登場しました。 一聴して、圧倒的なスケール感と表現力に長けた、臨場感のあるサウンドが広がります。 カナル型イヤホンですが、開放型を思わせるサウンドステージで、窮屈さや閉塞感は一切ありません。 2つのダイナミックドライバーが担当するサブウーファーは、安定した出力と低歪で濁りない低音を鳴らしています。 2DDでも量感にくどさはなく、ほどよい厚みとパンチのある低音が、音全体にしっかりとした土台を作っている印象です。 7Wayと細かく帯域分けされてるおかげか、中音域のBAドライバーとの繋がりがスムーズで、一体となった自然で充実した中低音の聴き心地の良さは、長時間のリスニングでも疲れず楽しめそうです。 また、特筆すべき点は高音域の解像度にあります。 前へ前へと、自然な伸びと共に主張する高音ですが、刺さらない程度の丸みを持ちつつ、透明感や粒立ちの良さを両立しています。ESドライバー4基が繰り出す、絶妙にチューニングされた高音は、非常に鮮烈で純粋(ピュア)な印象を与えます。上記の特徴から、ボーカルやギターなどの高音成分を、特に気持ちよく再生してくれます。 マルチドライバーを思わせない、全音域のまとまりの良さは、楽曲をディテール豊かに再現します。特徴的なクセがなく、基本どんな楽曲にも合いますが、ROCKやアコースティック系とは、特に相性がいいと感じました。 北欧神話の主神「ODIN」の名に恥じない、圧巻のサウンドをお楽しみください。 再生機器:Shanling UP5 試聴楽曲:波に名前をつけること、僕らの呼吸に終わりがあること。(キタニタツヤ),IMAWANOKIWA(いよわ),カワキヲアメク(美波)
このスタッフの他のレビュー
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
須山補聴器
FitEar MH335ht
¥204600 税込
いつもの曲がもっと楽しくなる!
MH335htはモニターらしい正確さと、リスニングらしい表現力の両方を兼ね備えたサウンドだと感じました。中低域メインで楽しく音楽を聴きたい方におすすめです。 各音域の繋がりは、かなり滑らかでまとまった印象です。MH335DWの強みである低域はこちらのモデルでも目立ち、全体的なバランスでいうと「低域 > ボーカル&メロディー > 高域」といった量感です。ボーカルとメロディーの距離感が近く、MH335DWに比べてメロディーを感じやすくなっていると思います。 MH335DWのぎゅっと詰まったこってり感が少しほぐれて、ふわっと音に包まれるような感覚になりました。音が深いところからぐっと湧いてきて、ふわっと広がり頭の上から降りてくるような不思議な体験。濃いサウンドが好きだけど程よい抜けがほしい、メロディもしっかり楽しみたいという方はぜひお試しください。 ※画像は須山補聴器カスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
VISION EARS
ELYSIUM
¥435000 税込
くっきり広い伸び伸びサウンド!
こってりメリハリサウンドでおなじみのVISION EARS。そのフラッグシップモデルということで初めて聴くときは身構えてしまいましたが、一聴しただけで脳内にパーーーッと青空と草原が広がるような爽やかなサウンドです。 静電ドライバーを搭載しており、他メーカーの静電ドライバーと比較すると伸びやかで明瞭な高域だと感じました。全体のバランス感としては若干中高域寄りですが、低域の解像度や表現力はさすがVISION EARS。曲によっては低域のこってりさもしっかりと味わえます。 爽やかかつ聴きごたえのあるサウンドをお求めの方に試していただきたいモデルです。
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Unique Melody
MACBETH Custom (カスタムIEM)
¥89000 税込
繊細な中高域が魅力的!
MACBETHはLowにダイナミック、Mid/HighにBAをそれぞれ一基ずつ配置したシンプルな構成。 低域はダイナミックらしいしっかりとした音圧や過度なアタック感はあまりなく、少し控えめです。中高域を引き立たせてくれるくらいの量感なので疲れにくく、心地よくリスニング出来ます。 中高域は透き通り、音楽を再生した途端に目の前がパっと明るくなる感覚に。細かなシンバルやブレスの表現はBA一基から奏でられているとは思えない繊細さ。 ロックなど激しめの音源よりは女性ボーカルPOPSや少しゆったりとした音源にオススメです。 UniqueMelodyはデザインオプションやカラーも豊富ですので、初めてのカスタムIEMとしてもオススメなモデルです。 ※写真はUnique Melody カスタムIEM完成品の例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
qdc
Hybrid Fusion-C
¥139700 税込
大好きな音楽に潜り込みたいあなたに!
ハイブリッドらしいやや派手なサウンドですが癖は少なく、楽しくリスニングできるモデルです。qdcの中ではこってりめのキャラクターに感じました。 特に中域の解像度や定位が素晴らしく、ボーカルとコーラス、メロディが色々な位置から流れ込んできます。音楽を俯瞰的に見ている感覚になるモニター機とは違い、自分が音楽の中に潜り込んでいるような感覚に。 中域のつややかさ、派手さが目立ちますが、注目してみると高域の余裕に驚きます。しっかりと高いところまで伸び良く鳴らしており、かなり天井が高い印象です。 低域はベースよりもキック、アタック感が目立ちます。ハリがありタイトなキックがqdcらしいきらびやかな高域や、つややかな中域にこってり感をプラスしています。ダイナミックらしい押し出しはしっかりと感じますが、程よく圧が抜けていくのでくどさがありません。レスポンスもいいのでスピード感のある曲にもピッタリです。 こってりノリよいサウンドを聴きたいけど、長時間使用するので聴き疲れはしたくない......! という方におすすめです。 ※画像はqdcカスタムIEM完成品例です