スタッフレビュー詳細
デザインも音もこだわりたいならコレ!
私は同ブランドの下位モデルである「LSIV」を使用しているのですが、LSVIはかなりのレベルアップを感じました。
聴き比べて特に違いを感じたのはボーカルの解像度。より彩が良く、艶やかなボーカルを楽しめるようになっています。
全体のバランスは良いですが、やや中域の量感が多めに感じました。柔らかいサウンドですがほどほどの分離感があり、音数の多いメロディもごちゃつきは感じませんでした。上に書いた通り特にボーカルの表現が素晴らしく、価格を忘れるほどでした。
次に量感を感じるのは低域。特にベースラインが整っています。ザラっとシャープなベースではなくウォームなベースの音が好きな方におすすめです。キックは丸く音圧はほどほどです。濃さは感じますが音圧が強すぎない分くどくなく、聴き疲れがありません。
高域は無駄がなくスッと抜ける印象を受けました。ややさくっとしており、中低域の表現力を邪魔せず丁寧に支えています。
同価格帯の中でも音場が広い印象を受けました。厚みがありのびのびと余裕の感じるサウンドです。各音域の繋がりが丁寧かつクセが少ないので音源を選ばず、かなり使いやすいモデルだと感じます。
幅広いジャンルの音楽がお好みの方は是非ご検討ください!
※画像はLark Studioの制作例です
量感イメージ
この商品に対する
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このスタッフの他のレビュー
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
須山補聴器
FitEar MH335ht
¥204600 税込
いつもの曲がもっと楽しくなる!
MH335htはモニターらしい正確さと、リスニングらしい表現力の両方を兼ね備えたサウンドだと感じました。中低域メインで楽しく音楽を聴きたい方におすすめです。 各音域の繋がりは、かなり滑らかでまとまった印象です。MH335DWの強みである低域はこちらのモデルでも目立ち、全体的なバランスでいうと「低域 > ボーカル&メロディー > 高域」といった量感です。ボーカルとメロディーの距離感が近く、MH335DWに比べてメロディーを感じやすくなっていると思います。 MH335DWのぎゅっと詰まったこってり感が少しほぐれて、ふわっと音に包まれるような感覚になりました。音が深いところからぐっと湧いてきて、ふわっと広がり頭の上から降りてくるような不思議な体験。濃いサウンドが好きだけど程よい抜けがほしい、メロディもしっかり楽しみたいという方はぜひお試しください。 ※画像は須山補聴器カスタムIEM完成品例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
VISION EARS
ELYSIUM
¥371250 税込
くっきり広い伸び伸びサウンド!
こってりメリハリサウンドでおなじみのVISION EARS。そのフラッグシップモデルということで初めて聴くときは身構えてしまいましたが、一聴しただけで脳内にパーーーッと青空と草原が広がるような爽やかなサウンドです。 静電ドライバーを搭載しており、他メーカーの静電ドライバーと比較すると伸びやかで明瞭な高域だと感じました。全体のバランス感としては若干中高域寄りですが、低域の解像度や表現力はさすがVISION EARS。曲によっては低域のこってりさもしっかりと味わえます。 爽やかかつ聴きごたえのあるサウンドをお求めの方に試していただきたいモデルです。
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Unique Melody
MACBETH Custom (カスタムIEM)
¥94900 税込
繊細な中高域が魅力的!
MACBETHはLowにダイナミック、Mid/HighにBAをそれぞれ一基ずつ配置したシンプルな構成。 低域はダイナミックらしいしっかりとした音圧や過度なアタック感はあまりなく、少し控えめです。中高域を引き立たせてくれるくらいの量感なので疲れにくく、心地よくリスニング出来ます。 中高域は透き通り、音楽を再生した途端に目の前がパっと明るくなる感覚に。細かなシンバルやブレスの表現はBA一基から奏でられているとは思えない繊細さ。 ロックなど激しめの音源よりは女性ボーカルPOPSや少しゆったりとした音源にオススメです。 UniqueMelodyはデザインオプションやカラーも豊富ですので、初めてのカスタムIEMとしてもオススメなモデルです。 ※写真はUnique Melody カスタムIEM完成品の例です
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
qdc
Hybrid Fusion-C
¥139700 税込
大好きな音楽に潜り込みたいあなたに!
ハイブリッドらしいやや派手なサウンドですが癖は少なく、楽しくリスニングできるモデルです。qdcの中ではこってりめのキャラクターに感じました。 特に中域の解像度や定位が素晴らしく、ボーカルとコーラス、メロディが色々な位置から流れ込んできます。音楽を俯瞰的に見ている感覚になるモニター機とは違い、自分が音楽の中に潜り込んでいるような感覚に。 中域のつややかさ、派手さが目立ちますが、注目してみると高域の余裕に驚きます。しっかりと高いところまで伸び良く鳴らしており、かなり天井が高い印象です。 低域はベースよりもキック、アタック感が目立ちます。ハリがありタイトなキックがqdcらしいきらびやかな高域や、つややかな中域にこってり感をプラスしています。ダイナミックらしい押し出しはしっかりと感じますが、程よく圧が抜けていくのでくどさがありません。レスポンスもいいのでスピード感のある曲にもピッタリです。 こってりノリよいサウンドを聴きたいけど、長時間使用するので聴き疲れはしたくない......! という方におすすめです。 ※画像はqdcカスタムIEM完成品例です