スタッフ詳細
ケイティケイティ
X(Twitter)@e☆イヤホン
e☆イヤホン WEB本店店長のケイティです!
深い低域が大好物です!
愛機:FiiO 「BTR5」(Bluetoothレシーバー)
WESTONE 「UM PRO30」(有線イヤホン)
AAW 「AXH」(有線オーダーメイド)
SHURE 「SRH1540」(ヘッドホン)
Galaxy「Galaxy Buds Pro」(完全ワイヤレスイヤホン)
Razer 「Barracuda X」(ゲーミングヘッドセット)
好きなアーティスト
:クリープハイプ/[ALEXANDROS]/女王蜂/BiM/SIRUPなどなど
スタッフレビュー
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Westone Audio
MACH 30 【WA-M30】
¥81400 税込
マイルドで広めのモニターサウンド
老舗イヤモニブランド、Westone Audioから一挙に発売されたMACHシリーズは全8種類、それぞれ10から80の型番が与えられ、10の位の数字が搭載されているドライバー数を表しています。ちなみに「MACH」と書いて「マッハ」と読むそうです。 こちらの「MACH 30」はその名の通り3つのBAドライバーで構成されています。 まず、外観は今までのWestone Audioのどのシリーズとも全く違い、楕円形だった本体形状は、三角形に近くなりました。 装着してみると、今まで触ってきたイヤホンの中で一番フィットしたことに驚きました。個人差はあるかと思いますが、個人的ナンバーワンです。耳が浅めで奥まで入るイヤホンが中々見つからない方はMACHシリーズをぜひお試しください。 サウンドは柔らかめで耳当たりがやさしく、なおかつ輪郭がはっきりしていて音像を取りやすいと感じました。音場はイヤホンの中では広めな部類だと思います。音域ごとのバランスは中域が若干前に出ているようなイメージで、メロディラインがしっかりと入ってきます。 全体的に癖は少ないですが、その特徴から柔らかいサウンドが合うアコースティック系の音源、広い音場が活かせるライブ音源やクラシックなどピッタリだと感じました。 長時間の装着、モニタリングが必要とされる制作現場やライブ現場にもピッタリなサウンドだと思います。
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Anker
Soundcore Frames
Cafe
¥19990 税込
ずっとつけていたい、いつでもBGMを
ポイント ・日常でつけていられる自然なデザイン ・スッキリ聴きやすいサウンド ・メガネのフレーム部分と”つる”部分が分離するので、今後の拡張性に期待! 「Soundcore Frames」は充電器を始めとした家電製品で人気のAnkerから登場した「音の出るメガネ」です。 いつ使うのか? いつでも使えるのがこの製品の魅力です。普通のイヤホンやヘッドホンだと、「音を聴いている感」が出てしまい、会社などで常時付けているのには抵抗がある場合があるかも知れません。しかし、この「Soundcore Frames」はメガネ(サングラス)という日常的に違和感なく装着できる形状で、常時装着するハードルをグンと下げてくれています。 さらに、この製品がメガネ型であることで良いところは、ガッツリいい音を聴きたいと思ったらこのメガネをしたままイヤホンを着けられるところです。メガネ型なので、これを着けていても耳が空きます。そこにイヤホンをするわけです。周りから見たらメガネをかけてイヤホンをしているようにしか見えませんし、ながら聴きから遮音してがっつり聴きたい気分に変わった際に取り外しせずにサッと切り替えられます。スマート。 ここまでは、今まであったようなオーディオグラスに共通するメリットですが、それらと「soundcore Frames」が違う点は、スピーカーが入っている”つる”と、レンズがあるフレームが分離するという点です。今までのオーディオグラスは気分転換にフレームの形を変えたいと思っても、本体丸々購入する必要がありました。ですが、この「Soundcore Frames」の取り外し可能な方式であれば、今後フレームのみを販売することで拡張性が生まれるのです。Anker、フレームだけ販売してください。お願いします。 また、私が感動したのが付属のケースです。折りたたみ時は厚さ1cmもないくらい薄い板のような形状なのですが、メガネをしっかり収納できる厚みのある三角柱型に変形します。写真を添付していますので是非ご覧いただきたいのですが、このデザインセンスに脱帽しました。 音はスッキリめで、人の声の部分を聴き取りやすいので、ポッドキャストやラジオを流し聴きするのに最適です。また、耳に刺さる痛い部分も控えめになっているので、長時間聴いても聴き疲れなさそうです。 音漏れはというと、音の指向性を調節されているためか、大音量でなければ気になるほど漏れませんでした。雑踏の中では中音量、事務所やカフェなどの静かな場所では小音量でお楽しみください。 個人的にもかなり欲しい製品でした。今後の拡張性に期待しつつ、購入を検討中です。 デスクワークのお供に超オススメです。
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SONY
LinkBuds S【WF-LS900N】
エクリュ
¥23347 税込
常時付けていたい、聴きたい音にいつでもスイッチ
SONYの最新の技術がギュッと詰まった軽量コンパクトな完全ワイヤレスイヤホン「Linkbuds S」は、自然で強力な外音取り込みとノイズキャンセリングを使い分け、軽量で疲れにくい装着性と安定性が常時装着を可能にします。同じくSONYの大人気イヤホン、「WF-1000XM4」、「LinkBuds」のいいとこどりをしたようなイヤホンです! まずは外観からチェックしていきます。パッと見の形状は「WF-1000XM4」にそっくりですが比べてみると「WF-1000XM4」よりもずっと小さいです。 塗装の感じはマットでさらさらとしていて何度も撫でたくなる癖になる触り心地です。汚れも付きにくそうですし、ベタベタしにくそうです。色味はパステル系の淡い3色展開で、ファッションにも合わせやすいです。 装着してみると、「WF-1000XM4」譲りのバチコンとはまるしっかりとした装着感でありつつも、本体サイズが小さくなっているためか圧迫感は少なく非常に良い付け心地でした。片側4.8gとかなり軽量なこともあり、長時間つけていても疲れにくそうです。 続いてノイズキャンセリングを試してみました。何度も引き合いに出してしまいますが、「WF-1000XM4」と遜色なくて驚きました。ノイズキャンセリング特有の圧迫感が少なく、かつしっかりと低音から高音のノイズまでかき消してくれています。ノイズキャンセリング機能だけをみると、どちらを買っても満足できそうです。 次は「LinkBuds S」の目玉でもある外音取り込みを試してみました。これがめちゃくちゃ自然で、月並みな表現ですが、自分の耳で直接聞いているのかと思うほどです。アプリで音量の変更もできるので、聴きたい音量に設定できるのもグッド。音楽を再生していても、音楽を小音量にすれば会話も自然に出来ます。ラジオやYoutubeを聴きながらの家事や作業にも良さそうです。 最後に音質を試してみました。SONYっぽさが結構出てて、音域ごとのバランスは「WF-1000XM4」ともにていますが、「WF-1000XM4」はもう少しマイルドで滑らかな感じ、「LinkBuds S」ははきはきと元気な感じで若干性格の違う兄弟のような関係性に感じます。ハイレゾワイヤレスの転送が可能なLDACにも対応しているので、ハイレゾ音源をハイクオリティで再現も出来ますし、SONYお得意の「DSEE Extream」でハイレゾでない音源もハイレゾ級に再現してくれます。クオリティそのものは「WF-1000XM4」に匹敵するところまできていると思うので、あとはお好みの問題だと思います。 マイルドで滑らかな最上級のサウンドとノイズキャンセリングをお求めな方は「WF-1000XM4」 とにかく軽量で圧迫感の無い装着感、自然な外の音も聴きたい方は「LinkBuds」 強力なノイズキャンセリングも圧迫感のない装着感も、自然な外の音も全部欲しい、私のような欲しがりさんは「LinkBuds S」がおすすめです
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SONY
WH-1000XM5
ブラック
¥49881 税込
正直、これ以上の進化は諦めてました
進化ポイント! ・更に進化するノイズキャンセリング ・クリアでくっきりとしたサウンド ・より再現性の高い低音 大人気のSONY製ノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM4」に遂に後継機の「WH-1000XM5」が登場しました! このレビューでは、「WH-1000XM4」と「WH-1000XM5」の比較を軸にレビューしていきます。 「WH-1000XM4」(以下M4)では、高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1とBluetoothオーディオSoCが協力し合って処理をしていましたが、「WH-1000XM5」(以下M5)では高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1と、「WF-1000XM4」でも採用されていたBluetoothオーディオSoCと高音質ノイズキャンセリングプロセッサーを1つのチップに統合した「統合プロセッサーV1」を組み合わせることにより、より高度な処理が行えるようになりました 見た目はどこが違うか、というより全く別の形状になっていて驚きました。今までの1000Xシリーズは細かな変更はあれど、先代機種を踏襲したデザインになっていました。ですが今回のM5はすべてが違うといっても過言ではありません。 まず使用感にも影響する部分で、サイズ調整部分が大きく変更されました。先代は「カチカチッ」と段階的に調整するタイプだったのに比べ、今作は無段階にシームレスに調整可能になりました。また、その形状も平べったい長方形のような形状から、細い円柱のような形状になりました。 ハウジングの質感はM4はつるっとしているのに比べ、M5はマットでさらさらとしています。 イヤーパッドの質感も変わりました。M4のイヤーパッドは表面が合成皮革のようなものでしたが、M5はパリッとしつつも柔らかく、形状記憶のように形の戻る不思議な質感です。肌あたりも優しく、すりすりしたくなるようなあまり触れたことのない感覚です。こちらもソフトフィットレザーという合成皮革の一種だそうです。 また、M4にはユーザーがヘッドホンを今装着しているかどうかを判断するセンサーがイヤーパッドの内側に見えていましたが、M5では装着検知の機能は保ちつつ、センサーが見えなくなっています。ほとんど見えない部分とはいえ、こういった箇所の見かけの配慮は嬉しいですね。 そして細かい点ですが、スイーベル(ハウジングを90ど折りたたむ)向きがM4とM5で逆になっています。首にかけるとわかりやすいですが、M4はハウジングが上向きに、M5はイヤーパッドが上向きになります。 着け心地にも変化があります。ヘッドバンドが細くなっているので、頭に痛みが出ないか不安でしたが、まったく無用の心配でした。3時間ほど使用していても全く不快感がなく、快適に使用できました。M4と比べてたった4gの違いですが、重さの負担もより少なくなっているように感じます。 イヤーパッドが当たる部分は、おおわれている感覚はありつつも、押し付けられているという感覚をあまり感じませんでした。側圧がゆるくて落ちそう、ということも全くないので新たに採用されたこのイヤーパッドの質感が成せるものなのでしょうか。 いよいよ使用感です。まずはノイズキャンセリングから試していきます。私やe☆イヤホンスタッフの多くは、1000Xシリーズが出るたびに「前作も良かったのにこれ以上何がよくなるんだ」と口々にこぼし、試聴し、感動してきました。今回も例にもれず。 M4を聴いたときに「こんなに自然でしっかりノイズを消してくれるヘッドホンはかつてなかった」と口にした記憶がありますが、M5を聴いた後にM4を聴くと違和感があるかのように思ってしまうほど、M5はより自然で、より高性能に感じます。 外音取り込み取り込みに関してはM4と比べて、M5のほうが外音の輪郭もよりはっきりとしつつ、耳障りにならないよう絶妙な調節をされているような印象です。元のM4がとてもいいので違いとしてはこのくらいのものですが、単体としてみると非常に精度の高いものだと感じます。ほぼ肉耳(肉眼的な)で聴いているのと大差なく、自然に聴きとれるのでヘッドホンを付けているのを忘れそうです。 後述する音質のレビュー時に感じたことですが、純粋にドライバーの特性の差が出ているような印象です。 右手をハウジングに添えるだけで再生を止めて外音取り込みができる「クイックアテンションモード」や、声を発するだけで再生を止めて外音取り込みができる「スピークトゥチャット」の機能もそれぞれ試してみました。同じ機能なので変わらないだろう、と踏んでいたのですがこれがびっくり! 体感ですが、反応速度がどちらもM5のほうが早くなっているように感じました。M4は、触れて(声を出して)からワンテンポあって起動、というイメージで、M5は触れた(声を出した)瞬間にシームレスに起動するイメージです。これによってとっさに話しかけられた際などの対応力が向上すると思います。細かなことですが、既存の機能でもしっかりと進化を感じられました。 最後にいよいよ音質の比較です。まず、Maroon5 /Sugarで比較してみました。 イントロのスラップベースやドラムのサウンドではっきりと違いが判ります。「WH-1000XM4」が柔らかくゆったりと表現しているのに対して、「WH-1000XM5」は明瞭でスピード感のある表現をします。ボーカルがはいってくると、各楽器ごと、ボーカルの距離感や定位感、空間の広さの表現などにおいて「WH-1000XM5」の方が、よりくっきりはっきりしている印象です。また、特に低音の表現がM5のほうが優れているように感じました。より深くより芯の強い低音で、楽曲全体をパワフルに感じさせてくれます。「WH-1000XM4」も、もともとクオリティの高いヘッドホンなのでどちらがよい、というよりも好みの範疇かもしれませんが、個人的には「WH-1000XM5」の方が好みです。 続いて、360 Reality Audioの YOASOBI / 夜に駆ける を試聴してみました。冒頭から、M5のほうが全体の音が厚いように感じました。M4では、少し軽く感じてしまうような場面でも下支えがしっかりとしていて重厚感がありつつ、360 Reality Audio特有の立体感、空間の広さを感じられます。 総評として音域ごとのバランスとしては大きくは変わらず、それぞれの表現力がしっかりと向上している、という印象です。キャラクター的にはM4が柔らかくしっとりめ、M5はクリアで明るくアタック感のある音に感じました。定位感、距離感、音のつながり、情報量も更に向上し、よりクオリティの高いサウンドになっているのではないでしょうか 機能性、装着感、音質、全てが変わっています。これがよく感じるかは好みにもよると思いますが、個人的には大好物です。是非e☆イヤホンでお試しください。 試聴プレイヤー:Galaxy Note20 Ultra 試聴楽曲:YOASOBI / 夜に駆ける :Maroon5 /Sugar
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SENNHEISER
MOMENTUM True Wireless 3
ブラック
¥39930 税込
IE 600の音が好きなら完全ワイヤレスイヤホンはこれ!
・クールで粒立ちのいい音 ・高いカスタマイズ性 ・きっちりハマるフィット感 大人気のSENNHEISER 「MOMENTUM True Wireless」シリーズも遂に第3弾となりました。 ケースは今までのモデルと同じようなファブリックの質感で、しっかりとした高級感があります。 ケースのフタを開け閉めした際も、ヒンジがしっかりとしていて安心感があり、マグネットでしっかりと閉まってくれるので勝手に開いてしまう心配もなさそうです。 本体のデザインが今までの2モデルと違います。今までのモデルはタッチパッドのある表面部分のみがメタリック系のシルバーでしたが、「MOMENTUM True Wireless 3」はより広い範囲がメタリック調になっていて、タッチパッド部分から本体までの流れがシームレスなデザインに感じます。 また、耳の中でイヤホンを保持してくれるイヤーフィンが追加されたことによって、今まで以上に装着した際のフィット感が高くなっているように感じます。 ノイズキャンセリングは必要十分で、しっかりと空調などの音をかき消してくれます。音楽再生時は同僚のタイピング音もほとんど聞こえません。 外音取り込みも自然で、最大音量こそそこまで大きくないですが、会計時などの普段使いには十分使いやすいレベルだと思います。 試聴してまず驚いたのが、そのサウンドクオリティの高さです。音ひとつひとつの粒立ちがよく、まとまりがありつつも細かい音まで届けてくれます。同ブランドの「IE 600」と似た傾向でややクールめなキャラクターで、残響感もしっかりと表現してくれています。帯域バランスは概ねフラットに聴こえますが、低音がしっかりと深くまで出ているので全体的に厚みがあります。 また、アプリによりサウンドの変更や、タッチパッド操作時の動作の変更、自分がいる場所によってサウンド設定を呼び出せる「Sound Zone」など高いカスタマイズ性もあります。 ガジェット的な楽しみもありつつ、SENNHEISERのサウンドも楽しめる本機は全てのオーディオファンに一度お試しいただきたいです。 試聴プレイヤー:Galaxy Note20 Ultra 試聴楽曲:billie eilish / bad guy :Maroon5 /Sugar
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Noble Audio
FALCON ANC【NOB-FALCONANC-B】
¥16500 税込
満を持してノイキャン搭載!
おすすめポイント ・張りのあるハツラツとしたサウンド! ・高級オーディオメーカーのなせる高解像なサウンド! ・自然で優しめなノイズキャンセリング! 「FALCON ANC」は、高級なイヤホンメーカーNoble Audio史上初のノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。 Noble Audioはこれまで、4種の完全ワイヤレスイヤホンを発売し、その音質や装着感の良さなどからどれも絶大な人気を誇っています。そんなブランドから満を持して登場したノイズキャンセリング対応イヤホンとあって期待が高まります。 同社の今までの完全ワイヤレスイヤホンで採用されていたイヤモニのような形状とは打って変わって、Airpodsのようないわゆる「うどん型」になりました。耳に入る部分自体は小さいので、装着しても圧迫感が少なかったです。 耳の中で固定するパーツ、イヤーフックの着けはずしが可能なので、お好みで運動時だけつけるといったこともできます。 ノイズキャンセリングは優しく自然なかかり方で、聴き疲れや音源への影響を考慮されているんだなぁと感じました。他社のノイズキャンセリングが強力といわれているものと比べると控えめですが、必要十分なレベルだと思います。 外音取り込みの自然さに驚かされました。一般的な他のイヤホンだと、外音取り込みをした際にビニールのカサカサする音などが気になったりするものもあるのですが、「FALCON ANC」では全く気になりませんでした。 音楽で試聴をしてみると、Noble Audioらしい張りのあるハッキリとしたサウンドで音の形が手に取るようにわかるような印象です。楽器や帯域ごとにしっかりと分離していて元気なキャラクターだと思います。音の余韻がしっかり残る感じがするので、生音系の楽曲にもばっちりあうと思います。 ノイキャンほしいけど強すぎるのは苦手、ノイキャン付きでもいい音がいいそんな方におすすめです。 試聴プレイヤー:Galaxy Note20 Ultra 試聴楽曲:billie eilish / bad guy :Maroon5 /Sugar
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intime
脂 (KOTTERI)
¥15000 税込
嘘みたいな本当の話、ベース好きによるベース好きのためのイヤホン
おすすめポイント ・とにかく低音!!!かと思いきや中高域もしっかり綺麗! ・ベースラインをしっかり感じられる ・低音の厚みによるライブ感! e☆イヤホンのほとんどYouTuberこと「はまちゃん」が、intimeのイヤホン組み立てイベント「ASSYミーティング」にてチューニングを施した「脂 (KOTTERI)」がまさかの発売。嘘みたいな本当の話。 サウンドに関して、はまちゃんは「低音特化」振り切ったチューニングと謳っていますのでベース好き的には超絶気になっていました。 実際に聴いてみると、確かにベースがブリッブリででっかいベースアンプで鳴らしてる時のあの感じに近いものを体感できます。ただ低音が強いのではなく、意外にもバスドラムなどのビート部分は比較的控えめになっているので飽和せず、中高域の輪郭は保たれています。 チューニングのベースとなっている煌/轟のポテンシャルのおかげか、中高域の伸びやかさは健在で、太い低音の土台の上に安定して中高域が乗ってきているようなイメージをしました。楽曲全体に厚みが出て、ライブハウスやクラブのような会場の生音を聴いてるかのようなライブ感は必聴です。 低音好き、というよりまさしく「ベース」好きや、ライブ感を楽しみたい方におすすめしたい1本に仕上がっていると思います。 試聴環境:Galaxy Note 20 Ultra :FiiO BTR5 試聴楽曲:billie eilish / bad guy :Maroon5 /Sugar
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Astell&Kern
AK UW100 Black 【IRV-AK-UW100-BLK】
¥35980 税込
いい意味で完全ワイヤレスイヤホンらしくないサウンド
おすすめポイント ・大人気の高級オーディオメーカー「Astell&Kern」の珠玉のサウンド ・機能よりもとにかく音にこだわりたい方におすすめ! ・サウンドに全振りかと思いきや、アンビエントサウンドも優秀! 「Astell&Kern」といえば、オーディオ好きなら誰もが一度は聴いたことのある名前でしょう。高級なデジタルオーディオプレイヤーを中心に、イヤホンやヘッドホンなど数多くのオーディオ製品を手掛けてきました。 そんな「Astell&Kern」が初めて世に送り出す完全ワイヤレスイヤホンがこの「AK UW100」です。期待が高まります。 まずは外観から。ケースは丁度私の手のひらに収まるくらいのコンパクトさで、蓋のヒンジ部分もしっかりとしています。上部には同ブランドのプレイヤーに見られるような幾何学的なデザインが施されており、高級感があります。底面にはラバー素材が使われていて、滑り止めの役割を果たしてくれそうです。 本体のサイズは完全ワイヤレスイヤホンの中では中くらいで、イヤモニのような形状をしています。こちらにもケース上面と同じような意匠が施されていて、統一感があります。 装着感はタイトなので、しっかりとイヤーピースのサイズを吟味して試聴することをおすすめします。サイズがあっているかどうかで装着感がかなり変わりました。ちなみに、私は左側がSサイズ、右側はMサイズがぴったりでした。 サイズをしっかりと調整して装着すると、非常に高い遮音感を得られました。アクティブノイズキャンセリング機能がないことが気にならない程の遮音性なので、そこが気になっている方にも一度試してみてほしいです。 音楽試聴前にアンビエントサウンドを試してみると、これがかなり優秀でした。一般的なアンビエントサウンドは紙やビニールがこすれるような音や金属音等が刺さるように聞こえることがありますが、このイヤホンは聴こえ方がマイルドで、そういった音がほとんど気になりませんでした。 さて、肝心のサウンドは「Astell&Kern」らしい、ドライではきはきとした高解像なサウンドだと感じました。帯域ごとのバランスはおおむねフラットに感じます。個人的にいつも気にしている低域の深さもしっかりと表現できていると思います。 また、イヤーピースをAZLA「SednaEarfit Crystal for TWS」に変更してみると、音場が若干広がり、マイルドになったように感じました。生音系の楽曲や、ライブ音源だとこちらの方が映えそうです。 ジャンルは問わないですが、ヘビーなサウンドよりも上品できらびやかなサウンドがお好きな方、「Astell&Kern」らしいサウンドがお好きな方には特にドンピシャでハマるイヤホンだと思います。 試聴環境:Galaxy Note 20 Ultra 試聴楽曲:billie eilish / bad guy :Maroon5 /Sugar
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SONY
NW-WM1ZM2
¥388800 税込
進化しているのはAndroid OSを搭載したことだけじゃない
多くの方がこの発表を待ちわびていたことでしょう。 ついに「NW-WM1」シリーズの後継機が登場しました。 まず外観から 1AM2、1ZM2ともに質感は前作と似ていて高級感があります。サイズの数値を見ると若干大きくなっているのですが、実際に持ってみるとスリムでスタイリッシュになったように感じました。 操作感はさっくさくでストレスフリーです。Androidユーザーの自分としては慣れ親しんだUIで、かつスピーディに動作するのでかなり心地よく扱えました。 音質に関して まずは1AM2から。 前作1Aの厚みと柔らかさのある傾向は踏襲しつつ、更に明瞭でかつ空間表現力が向上している印象です。 今回試聴したMaroon5 /Sugarでは、冒頭のノイズ交じりのシンセのサウンドに、今まで気付かなかったところまでノイズが効果音として使われているのに気づけたり、 ベースの細かいタッチの差を感じられたりと感動の連続でした。 まとまりがありつつも各楽器の輪郭が手に取るように伝わってくる感覚がありました。 また、billie eilish / bad guyでは、サブベースが目の前で鳴っているかのような圧を感じつつ、ボーカルやフィンガースナップのサウンドが埋もれずスッと抜けてきます。 続いて1ZM2です。 1AM2と同じ曲を同じ順番で聴いたのですが、Maroon5 /Sugarの1音目からまるで別物のサウンドで思わず再生を止めてしまいました。 音量やそのほかのサウンドの設定を確認し、同じ設定であることを確認して改めて試聴するとやはり全くの別物でした。 1AM2もポータブルプレイヤーとして十分以上のサウンドクオリティであると感じたのですが、1ZM2はさらにその上を行くイメージです。 さらに明瞭で広く、艶やかで生々しい響きです。 1AM2よりも、アコースティック系の音源との相性が非常によさそうです。 ストリーミングサービスに対応するなど機能を時代に合わせるだけでなく、サウンドクオリティもしっかりと向上している生まれ変わったフラッグシップウォークマンを是非お手に取ってみてください。 試聴イヤホン:WESTONE UM PRO30【Redesign model】 試聴楽曲:billie eilish / bad guy :Maroon5 /Sugar
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Razer
Kraken V3 Pro
¥28600 税込
ガチゲーマーだけじゃない、映画ファンにもおすすめ
おすすめポイント ・音源の低域にあわせて振動する臨場感 ・PC,PlayStation4,5,Nintendo Switchで使用できる低遅延ワイヤレス この「Kraken V3 Pro」は、大人気ゲーミングデバイスブランドRazerから発売した、振動により新感覚のゲーム・映像体験をもたらす、低遅延ワイヤレス対応ヘッドセットです。同社の「Kraken V3 Hypersense」とは、ワイヤレスで使用できるかどうかの点が異なります。 私はFPSやTPSなどの競技系のタイトルはあまりプレイしないので、今回はホライズンなどの一人プレイやモンハンなどの協力系のゲームプレイ、映画を見る際などに焦点を当てて試聴してみました。 まず装着してみると、スペックにある372g という数字を疑ってしまうほどに重さを感じなかったことに驚きました。手で持ってみると、確かにヘッドホンらしいずっしりとした重さを感じますが、装着すると不思議と感じにくいです。イヤーパッドやヘッドバンドが顔や頭に触れる面積が広く、且つ適度な柔らかさと反発性を持っているので、重さが分散されて感じにくくなっているのでしょう。これなら、映画の1本や2本、数時間のゲームプレイでも快適に過ごせそうです。 さて、サウンドにも触れてみましょう。有線接続でアクション映画を鑑賞してみます。通常の状態では、すっきりとした聴きやすいサウンドで、人の声を非常に聴き取りやすい調整になっているように感じました。爆音の中での会話シーンも逃さず聴き取れるのでアクションを楽しみつつストーリーにもしっかり没頭できます。この人の声の聴きやすさは、ボイスチャット時にも有益に働くことでしょう。 注目の「RAZER™ HYPERSENSE」も試してみます。こちらは3段階の調整ができます。最小ではかなりソフトな振動で、振動しているというより低音を強調しているようなイメージでした。最大にすると4DXの映画館にいるような大迫力の体験ができました。振動にも方向性を持たせているので、全体が飽和することなく定位感を担保できています。 競技タイトルなどでは、最小にして足音を聴こえやすくする補助としても使えそうです。また、映画鑑賞やアクションRPGのプレイ時は最大にして大迫力で世界観に没入することをおすすめします。 ゲーミングヘッドセットというと競技でがちがちに戦う人向けというイメージが有りますが、この「Kraken V3 Pro」はライトなゲームユーザーや映画ファンにもおすすめできるアイテムです。