スタッフレビュー詳細
まさにオールラウンダーなハイエンドワイヤレスイヤホン‼
WF-1000XM5は、高い機能性と邦楽のジャンルによくマッチしたオールラウンダーな音質を兼ね備えた、まさに実用的なハイエンドイヤホンだと感じました。
まず初めに見て感じたのは、「WF-1000XM4」に比べて小さくなったということです。メーカー公式によると、片耳あたり5.9gと前作よりも約20%も軽くなっているそうです。以前より小ぶりなので、より無理のない装着感と通勤通学などの移動時間などでも疲れにくい自然な着け心地です。
機能については、外音取り込みとノイズキャンセリングがより自然でしっかりしたものになったと感じました。外音取り込み時は、イヤホンを外した時と付けた時で、ほとんど違和感がないほど自然で驚きました。
私は冷房・換気扇・PC・その他機械類の起動音が合わさって常時なっている環境でノイズキャンセルを試しましたが、それらが全く気にならない程しっかり機能していました。遠くからキーボードの打鍵音や時々人の声が聞こえる場所でしたが、意識しなければ気にならない程でした。
音質に関しては、低音から中低音にかけてが少し多い傾向に感じました。しかし極端に出過ぎていることはなく、色々なジャンルでも聴きやすいようなバランスのとれた音でした。WF-1000XM4より音がスッキリとして抜けが良くなり、各パートをよりはっきりと聴けるように進化したと思います。
そんな色々なジャンルに対応できるようなこのイヤホンの音は、特に邦楽におけるポップス、王道邦ロックからバラードまで幅広く網羅できるのではないでしょうか。また、音質だけではなく機能面も充実しているので、是非皆様も一度ご試聴いただければと思います。
【使用機器】
iPhone12(ios16.3.1)
【試聴楽曲】
49/51(feat.nemoi)/ユアネス
夏霞 - From THE FIRST TAKE/あたらよ
怪獣の腕の中/きのこ帝国
花一匁/ずっと真夜中でいいのに
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
-
チバ
@e☆イヤホン 名古屋大須店
SONY
WF-1000XM5
プラチナシルバー
¥37620 税込
SONYの奇跡の血量を受け継ぐ完全ワイヤレスイヤホン
音質と機能面の両方を兼ね備えた完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方に、是非検討してもらいたい製品です。 【音の第一印象】 個人的には前モデルのWF-1000XM4よりもLinkbuds Sの音の傾向に近い印象を受けました。WF-1000XM4の特徴だった全帯域をバランスよく鳴らしつつ、ボーカルが一歩前に出ていた音から、低音をよりしっかり鳴らしながらも中高域やボーカルの邪魔にならないような、芯のしっかりとした音になったと感じました。また、中高域部分はさらにきらびやかさが加わり、より女性ボーカルに合う音だとも思いました。 さらに、音の粒がそれぞれハッキリしているため、音場がやや広い空間のどこで鳴っているかが分かりやすく、聴いていてとても楽しい気分になります。 【外観】 筐体が小さいので、装着感が格段に良い印象です。やや筐体が大きめで耳に収まらず断念した方もいたWF-1000MX4に対して、WF-1000XM5はLinkbuds Sのように耳の小さな方でもフィットしやすい形状とサイズ感になったため、装着時に違和感がほとんどありません。また、筐体の重量がWF-1000XM4より約1.4g軽いので装着時に負担が少なく、長時間の音楽や動画鑑賞にピッタリです。 【総評】 Androidを使用している方や、音質と機能面の両方を兼ね備えた完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方に特におすすめだと思いました。 ノイズキャンセリングはWF-1000XM4より圧迫感が少なく、周りの音をより自然に低減してくれます。また、外音取り込みはLinkbuds Sと同じように、着けていてもしっかり周囲の音を聞ける上、アプリの設定でボイスフォーカスを使用すると、音楽を聴きながらでも会話を楽しめます。 さらに、コーデックはSBC、 AAC、 LDACに加えてLC3(LE Audio)にも対応しているため、音質や機能面にしっかりとこだわれます。 【使用環境】 ・Google Pixel 7 pro 【試聴音源】 ・Look up to the sky / 緋田美琴(THE IDOLM@STER SHINY COLORSより) ・フェアリー・ガール / 七草にちか(THE IDOLM@STER SHINY COLORSより) ・Shiny Stories / 櫻木真乃、七草にちか、斑鳩ルカ(THE IDOLM@STER SHINY COLORSより)
-
かんちゃん
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
SONY
WF-1000XM5
ブラック
¥37620 税込
サイズはコンパクトに 音はハイエンドに
音も見た目も前モデルからまるっと変化を遂げた、SONYの「WF-1000XM5」を試聴しました。前モデルである「WF-1000XM4」と比較しながら、気になった箇所を中心にまとめていきたいと思います。 まず手に取る前に、一目見ただけでも分かるほど本体と充電ケースのサイズ感がかなりコンパクトになりました。前モデルでは筐体の大きさでお悩みだった方も、装着感は大きく変化しているポイントなのでぜひ実際に体感していただきたいです! また、特徴的だったマットな質感はツルっと光沢感のある見た目に変貌し、幅広いファッションにマッチするようになったのではないでしょうか。 続いて音質について。こちらもかなり前モデルと変わっています。全体的に解像度がグッと増しているなか、低域の存在感が以前より強まり、音のバランス自体に変化を感じました。また、音場も広くなって中高音の定位感がレベルアップしている気が……! そして忘れずお伝えしたいのが、ノイズキャンセリング機能の向上です。耳への収まりが良くなったことで密着感が上がり、装着した瞬間に周りの騒音の世界からスッと隔離してくれるような感覚。遮音性が高くなっていますが、使っていてしんどくならない程度の自然なノイズキャンセリングです。 加えてタッチ操作の反応がかなり進化しています。個人的にSONY製品は操作性の良いイメージがありましたが、予想以上のレスポンスの良さでした。 ブラッシュアップされたSONYサウンドで、より幅広い楽曲を楽しめると思います。ぜひお気に入りの音楽を店頭でご試聴くださいませ。 【試聴環境】 iPhone11 【試聴楽曲】 青いシネマ/日食なつこ 彷徨う日々とファンファーレ/KANA-BOON What's up?Pop!/Capchii Attention/チャーリー・プース
-
ちっくん
@e☆イヤホン
SONY
WF-1000XM5
ブラック
¥37620 税込
『常に時代の先をゆく、SONYの技術の結晶』
完全ワイヤレスイヤホン戦国時代に圧倒的な存在感を示しているWF-1000Xシリーズ。全局面でアップデートされてます! 前モデルの「WF-1000XM4」よりイヤホンと充電ケースともに小型・軽量化が図られています。この恩恵は大きく、イヤホンを装着した時に感じる圧迫感が軽減されたことで快適になり、耳の収まりも改善されました。 初代1000Xシリーズから培われてきたノイズキャンセリングは、効きが更に強くなりました! 装着した瞬間、静寂の中に包み込まれます。耳を圧迫しない自然なノイズキャンセリングはSONYの強みです。 前モデルより進化したポイントが多く、全て紹介したいところですが、スペックや進化ポイント以外で気付いた点を紹介します。それは...... タッチ操作部のレスポンス・操作性がさらに向上していたところです! 操作時のもたつきが全くなく、気持ちいいほどスムーズに反応してくれます。試聴の際はタッチ操作の反応にも注目してみてください。 音質に関しては今までの1000Xシリーズの音の傾向とは違い、バランスに優れクセがなくスッキリしていて聴きやすいサウンドに変化していました。音のベースが整っているので、イコライザーのカスタマイズやイヤーピースを交換して楽しむのも面白いなと感じました。 仕事からプライベートまでマルチに活躍する、究極の完全ワイヤレスイヤホンです! 装着感で諦めていた方、耳が小さくて困っていた女性にもぜひ、試していただきたいです。SONYだからできる最先端の技術を体験してください! 個人的にも欲しいです(笑) 【試聴環境】 ・XPERIA1 Ⅳ 【試聴楽曲】 ・Won't Back Down / NBA YoungBoy, Bailey Zimmerman, Dermot Kennedy ・Ride Wit Us / AK-69 ・Kill This Love / BLACKPINK
-
ナキ
@e☆イヤホン 名古屋大須店
SONY
WF-1000XM5
ブラック
¥37620 税込
音質と、機能と、その全て。
前モデルであるWF-1000X M4では迫力と臨場感に定評がありましたが、後継モデルにあたるWF-1000X M5は「迫力+解像度が演出する没入感」がとても印象的で、昨今の流行を汲み取ったかのような、迫力と繊細な表現の両立を叶える音作りに感じました。 質量のある低音とブランドらしい中央一歩奥に座すボーカル、聴者を中心に構築されるサウンドステージの表現は継承しつつもより音粒ひとつひとつの輪郭が鮮明になり、帯域毎の描き分けと分解能が圧倒的に向上しています。 全帯域を通して音が嵩張るような感じがなく、それでいて、大きなひとつのまとまりである「音楽・楽曲」として楽しませてくれるので流石の一言ですね。 アクティブノイズキャンセリング性能に関しては前身モデルの頃よりその強力さに定評がありましたが、オンにした瞬間の深海に沈むかのような閉塞感が随分と軽減され、その感覚がかなり苦手な私でも違和感なく使用できました。 中でも低い周波数帯域に対して強力なノイズキャンセリング性能を発揮し、車両の通行する音や、街の雑踏、地下鉄車内など……非常に日常的かつ実用的なシーンの中で、音楽に没頭できるだけの感覚を与えてくれます。 機械的なノイズや、若い女性の話し声など、比較的高い周波数帯のアンビエントノイズに対しては自然な低減に留まっているように感じましたが、それも音楽を流せば全く気にならないほどでした。 ハイレゾ再生・片耳使用・マルチポイント・ワイヤレス充電を始め、利便性が求められる現代で活躍間違いなしの機能もしっかり搭載。自社の歴史すら堂々塗り替えようかといわんばかりの進化を遂げた、次世代の逸機です。
このスタッフの他のレビュー
-
おってぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Hi-Unit
Hi-Unit002-pnk【~4/30まで!会員限定!お得なクーポン発行中!】(ピエール中野モデル/ピッドホン2)
¥34380 税込
本体は軽量、サウンド迫力!ピッドホン2
“ピッドホン2”こと「Hi-Unit002-pnk」は、外出先でも高音質な音楽で没入感を味わいたい方にも適した、持ち運びしやすいハイエンドワイヤレスヘッドホンだと感じました。前作の「AVIOT WA-Z1PNK」との比較も交えながらレビューします。 始めに手に取って感じたのは、本体の軽量さです。その軽さには非常に驚きました。前作「WA-Z1PNK」の金属を使った造りから、一気に軽量化が成されています。メーカー公式情報がないため数値ではお伝えできませんが、一般的なオーバーイヤーワイヤレスヘッドホンの中では、かなり軽い部類に入るのではないでしょうか。ちなみに実際に重さを測ってみると、りんご1個分より軽いほどの重量でした。 また、ハウジングは前作の「半開放型」から音漏れの心配が少ない「密閉型」へと変わったので、公共交通機関などの静かな場所での利用にも適しています。 デザインは無地黒色のサテン調塗装、文字入れはハウジングのロゴのみという構成で非常にシンプルです。ファッション用途として、様々な服装に合わせやすいのではないでしょうか。 「機能・音質」についてはノイズキャンセリングなどの機能がない分、音質に力を注いでいる印象でした。特に、リズム楽器の聴き取りやすさが特徴的だと感じました。生ドラムの金物類の音の輪郭や、各太鼓類の絶妙な位置関係が丁寧に表現されており、他の楽器に埋もれることなく心地よく聴き取れました。 加えて、電子系のリズムパートや、効果音などの迫力や奥行き感もありました。打ち込みが含まれるようなJPOPだと特に相性が良く、没入感を感じられるのではないでしょうか。 音の傾向は、前作と比べると低音が強くなったように感じます。中高域が埋もれない程度に低音が前に押し出されているので、全体のバランスを崩さずに迫力感を味わえました。 さらに、付属のケーブルで有線接続をすることで音全体の広がりと厚みが増し、様々な楽器パートの音をはっきりと聴きながら音楽を楽しめました。可能な環境であれば是非、有線接続で聴いていただきたいです。 このように、前作「AVIOT WA-Z1PNK」からデザインを一新した今作の「Hi-Unit002-pnk」は音質の面でも進化しており、より迫力感のある音楽を楽しめるヘッドホンになったと思います。 個人的には打ち込み音の入ったJPOPや、邦ロックを聴く時、ドラムパートに注目して聴きたい方におすすめしたいと感じました。下記に【試聴楽曲】を記載しておりますので、ご参考になれば幸いです! 【使用機器】 iPhone14(ios16.5.1) 【試聴楽曲】 unravel(n-buna from ヨルシカ Remix)-Exhibition edit/TK from 凛として時雨 Avid(feat.mizuki)/SawanoHiroyuki[nZk] B∀LK(feat.suis from ヨルシカ)/SawanoHiroyuki[nZk] asphyxia/Cö shu Nie
-
おってぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
水月雨 (MOONDROP)
夢回 – Golden Ages
¥13770 税込
音良し!見た目良し!コスパ良し!音の分離感◎‼
同ブランドが昨年リリースしたSPACE TRAVELに次いで、個人的に楽しみにしていた今回の機種は、音質もコストパフォーマンスも期待以上のクオリティでした! そこでSPACE TRAVELとの比較も織り交ぜながらレビューしていきます。 【外観・使用感】 何といってもまずはポップな配色とデザインが印象的です。ケースのテープレコーダーのようなデザインは非常に目を引く印象で、ドライバー構成が文字で表記されているなど、メカニカルなデザインがとても魅力的です。イヤホン本体の形状・大きさは、SPACE TRAVELと比べて目視で同じでしたが、耳に入る部分のサイズ感は標準的で、スティック部分がやや細くゆとりがあり、女性を含む幅広いユーザーにフィットしやすいと思います。 【機能】 <ノイズキャンセリング>:同じ価格帯のイヤホンの中ではキャンセリング性能が高いと感じました。店内スピーカーから数メートル離れると、BGMはほとんど聞こえなくなりました。エントリークラスからの乗り換えを考えている方々にとって、非常に魅力的な選択肢です。 <外音取込み>:取り込む音の音量はやや大きめでした。遠くの環境音のほうが近くの音よりも自然に聞こえました。外の音をしっかりと拾いたい方にはおすすめです。 <マイク性能>:声の収録品質は標準的なワイヤレスイヤホンと同等です。声を拾う音量が大きめなので、しっかりと収録できて安心感があります。収録時の周囲音のキャンセリングも強く、外に出ても環境音が気にならない程度でした。意識的に低い声で話してみると、時々声が環境音の周波数帯と被って低減されることがありました。対面での会話のような話し方をすると、このイヤホンのマイク性能を最大限に活かせるでしょう。 【音質】 基本的な帯域バランスが良く、特に中高域に比べて低域の存在感がありました。SPACE TRAVELと比べて全体的に音の太さが増しているようです。最も印象的だったのは音の分離感です。エントリークラスの価格帯とは思えないほど、各楽器の聴き分けが容易でした。「ガヴリールドロップキック」の間奏での女性ボーカルが非常に聴き取りやすかったです。音場はやや広く、各パートの位置が明確に分かり、楽器間の距離感が理解しやすいです。特にギターとボーカルの存在感が際立っており、FUZZのような歪みからクリーンサウンドまで、音の細部までクリアに聴けました。 【まとめ】 このイヤホンは見た目が特徴的で、ファッションアイテムとしても素晴らしいですし、音質も価格以上の価値があると感じました。特に、各パートの位置分けが明確で、音の分析力も高いため、ボーカルパートが多い楽曲や均等に配分された楽器のPOPSに最適です。楽器も声も均等に聴きたい方には、ぜひおすすめしたいです。 【試聴環境】 iPhone 14(iOS 17.4.1):AAC接続 再生アプリ:Amazon Music 【試聴楽曲】 ・「命の容量」/ユアネス ・「夜永唄」/神はサイコロを振らない ・「夜永唄 - THE FIRST TAKE」/神はサイコロを振らない ・「月光浴」/ヨルシカ ・「ガヴリールドロップキック」/ガヴリール・ヴィーネ・サターニャ・ラフィエル ・「ここで生きてる」/Mary&jon-YAKITORY ・「革命デュアリズム」/水樹奈々 ・「Heaven and Hell」/DUSTCELL
-
おってぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
SENNHEISER
MOMENTUM True Wireless 4
ブラックグラファイト
¥49940 税込
曲の相性を選ばないバランスの良い音!進化したノイズキャンセリング!
前モデル「MOMENTUM True Wireless3」と比べて音の傾向は一新し、ノイズキャンセリング・マイク性能など機能面も向上した、まさに進化を遂げたハイエンドワイヤレスイヤホンだと感じました。 【外観・使用感】 形状・大きさは「MOMENTUM True Wireless3」と一緒でした。色合いの変更・イヤーピースの網目が細かくなったなど細かな変更点はありますが、基本的には一緒なので、前モデル同様フィット感も良かったです。前モデルからの買い替えの方でも、変更点が少ないのは買い替えの時に安心かと思います。サイズも標準的なので、男女共に使用できそうでした。 【機能】 ノイズキャンセリング・外音取り込み・マイクの性能の向上が非常に印象的でした。 ・ノイズキャンセリング 音楽停止時でも、店頭のBGMがほとんど気にならない程しっかり強かったです。1m程離れた距離から別スタッフに話しかけてもらったのですが、ほとんど聞こえない程強かったです。地下鉄などの大きな環境音でも安心して使用出来そうです。 ・外音取り込み 自然な聴こえ方でした。耳元で指を鳴らしたり、自分で声を発しても違和感はなく、イヤホンをしていない時の状態に近いような感覚でした。店頭の出入り口付近で試したのですが、車の音を極端に拾う事もなく性能の向上を感じます。 ・マイク性能 録音した声の音量はやや大きめで、周囲に埋もれずしっかり聴き取れました。「MOMENTUM True Wireless3」の時と比べて、環境音のキャンセリング性能が向上したようです。雨天の交通量の多い道路沿いで録音してみましたが、店内で録音した音源と大きな差が出ない程でした。 【音質】 非常にナチュラルな鳴り方で、各帯域のバランスが良い音です。低音が若干ハッキリと鳴っている印象ですが、概ねフラット傾向な音でした。「MOMENTUM True Wireless3」と比べると、高域の協調が減り、音の繋ぎ目が滑らかになったため、優しい響きになったような聴こえ方です。 加えて分離感も程よいので、個人的にはキャラソン・アニソンのような楽器の種類・歌パートの種類が多い曲の方が合うと感じました。色々なパートを細かく聴き分けでき、楽しく聴けます。 【まとめ】 今までのゼンハイザーのワイヤレスイヤホンらしい綺麗な高域や程よい低域の存在感を残しつつ、全体のチューニングのバランスはフラットに近づけたような音でした。加えてノイズキャンセリング・外音取り込み・マイク性能も非常に向上しており、まさに進化したフラグシップモデルなのではないでしょうか。 個人的には、アニメソング・キャラソングのような、ボーカルパートや左右にパン振りされている楽器が多い楽曲のほうが、より良さを感じられる印象でした。また、クラシック・バラードのような伸びやかな曲調とも相性が良いでしょう。 普段使いにも、じっくり音楽を聴きたい際にも最適で、一つ持っておきたいイヤホンではないでしょうか。 【試聴環境】 iPhone14(ios16.5.1):AAC接続 再生アプリ:Spotify 【試聴楽曲】 ・ガヴリールドロップキック/ガヴリール・ヴィーネ・サターニャ・ラフィエル ・ノーポイッ!/Petit Rabbit's ・切り傷/sajou no hana ・愛の歌/川崎 鷹也 ・DROP/美波 ・「私の最後の日」/ユアネス ・Sincerely/TRUE
-
おってぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
EARMIND
Argent
Square
¥90000 税込
美しいデザインと迫力のある音!付属のイヤーピースで更に化けます!
EARMIND (イヤーマインド)「Argent」は、音の良さだけではなくデザイン性にも力を入れた、今までにない方向性のワイヤレスイヤホンだと感じました。 【外観・使用感】 見た目がとても華やかで印象的です。純度高めのブリタニアシルバーを使用しているそうで、アクセサリーとしてのこだわりやデザイン性に力を入れているのが分かります。驚くべきは本体の重量でした。装飾が施されているにも関わらず、装着感が比較的軽めで、圧迫感や長時間の装着での疲れを感じることはありませんでした。 【機能】 ボタン・センサー操作、ノイズキャンセリング等はなく、「通話機能」のみです。今回はマイク性能に関して店頭で実際の声を録音してみました。すると環境音を多少拾いますが許容範囲のレベルで、店内のスピーカーの真下で録音した所、話している内容をしっかり聴き取れる性能でした。 【音質】 全体的に低音の量が多く、迫力と低音の深みの両方を持ち合わせたような音でした。付属のイヤーピースが「スタンダード型」「ダブルフランジ型」「低反発性ウレタン」の3種類あり、それぞれ装着した際の音の変化がわかりやすく、とても相性が良かったので以下に分けてレビューしていきます。 〈①スタンダード型〉 ベースパートの方が前に出てくるように感じました。低音は点より面で聴こえる印象で、シンセや金物など高域は低音に埋もれずしっかり聴こえました。ボーカルの位置は近くも遠くもなく程よい距離でした。低域・高域のパートのメリハリがしっかりしている曲と合いました。 特にEDM系のジャンルとの相性が良かったです。 〈②ダブルフランジ型〉 中高域が伸びやかで聴き取りやすく、低域がタイトに響く印象でした。金物楽器やギターが聴き取りやすいのは勿論ですが、特にボーカルが近くなりました。中高域が前に出てきた分前後の空間表現が豊かになり、定位感が非常に聴きやすくなったように感じました。邦楽ROCK、アニソン、ボカロ系の曲と相性が良かったです。 〈③低反発性ウレタン〉 全体的に音が明るい印象に変化しました。低音ははっきりとし、中高域は歯切れよく聴こえました。低域はふくよかなのですが、低域に偏りすぎることなく全帯域のバランスが整う印象でした。バンド構成の曲で、特にROCK系のジャンルと相性が良かったです。 【まとめ】 基本的には低音好きの方、ROCKもしくはEDM系がお好きな方にお勧めできる音だと感じました。デザインもオシャレなので、アクセサリーとしての用途も兼ねるのではないかと思います。 付属のイヤーピースの種類が多く相性も良いので、低音重視に限らず色々なジャンルにも合わせることが可能です。デザイン性と音質の幅広さも兼ね備えた、まさにワイヤレスのハイエンドらしい、大変魅力的な製品だと感じました。 〈試聴環境〉 iPhone14(ios16.5.1):AAC接続 再生アプリ:アップルミュージック 【試聴楽曲】 ・浮遊/ヒバナ ・Heaven and Hell/DUSTCELL ・足りない/DUSTCELL ・summertime/cinnamons,evening cinema ・春擬き/やなぎなぎ ・君という神話/やなぎなぎ ・恋のメガラバ/マキシマム ザ ホルモン ・HALF/女王蜂