スタッフレビュー詳細
美しいデザインと迫力のある音!付属のイヤーピースで更に化けます!
EARMIND (イヤーマインド)「Argent」は、音の良さだけではなくデザイン性にも力を入れた、今までにない方向性のワイヤレスイヤホンだと感じました。
【外観・使用感】
見た目がとても華やかで印象的です。純度高めのブリタニアシルバーを使用しているそうで、アクセサリーとしてのこだわりやデザイン性に力を入れているのが分かります。驚くべきは本体の重量でした。装飾が施されているにも関わらず、装着感が比較的軽めで、圧迫感や長時間の装着での疲れを感じることはありませんでした。
【機能】
ボタン・センサー操作、ノイズキャンセリング等はなく、「通話機能」のみです。今回はマイク性能に関して店頭で実際の声を録音してみました。すると環境音を多少拾いますが許容範囲のレベルで、店内のスピーカーの真下で録音した所、話している内容をしっかり聴き取れる性能でした。
【音質】
全体的に低音の量が多く、迫力と低音の深みの両方を持ち合わせたような音でした。付属のイヤーピースが「スタンダード型」「ダブルフランジ型」「低反発性ウレタン」の3種類あり、それぞれ装着した際の音の変化がわかりやすく、とても相性が良かったので以下に分けてレビューしていきます。
〈①スタンダード型〉
ベースパートの方が前に出てくるように感じました。低音は点より面で聴こえる印象で、シンセや金物など高域は低音に埋もれずしっかり聴こえました。ボーカルの位置は近くも遠くもなく程よい距離でした。低域・高域のパートのメリハリがしっかりしている曲と合いました。
特にEDM系のジャンルとの相性が良かったです。
〈②ダブルフランジ型〉
中高域が伸びやかで聴き取りやすく、低域がタイトに響く印象でした。金物楽器やギターが聴き取りやすいのは勿論ですが、特にボーカルが近くなりました。中高域が前に出てきた分前後の空間表現が豊かになり、定位感が非常に聴きやすくなったように感じました。邦楽ROCK、アニソン、ボカロ系の曲と相性が良かったです。
〈③低反発性ウレタン〉
全体的に音が明るい印象に変化しました。低音ははっきりとし、中高域は歯切れよく聴こえました。低域はふくよかなのですが、低域に偏りすぎることなく全帯域のバランスが整う印象でした。バンド構成の曲で、特にROCK系のジャンルと相性が良かったです。
【まとめ】
基本的には低音好きの方、ROCKもしくはEDM系がお好きな方にお勧めできる音だと感じました。デザインもオシャレなので、アクセサリーとしての用途も兼ねるのではないかと思います。
付属のイヤーピースの種類が多く相性も良いので、低音重視に限らず色々なジャンルにも合わせることが可能です。デザイン性と音質の幅広さも兼ね備えた、まさにワイヤレスのハイエンドらしい、大変魅力的な製品だと感じました。
〈試聴環境〉
iPhone14(ios16.5.1):AAC接続
再生アプリ:アップルミュージック
【試聴楽曲】
・浮遊/ヒバナ
・Heaven and Hell/DUSTCELL
・足りない/DUSTCELL
・summertime/cinnamons,evening cinema
・春擬き/やなぎなぎ
・君という神話/やなぎなぎ
・恋のメガラバ/マキシマム ザ ホルモン
・HALF/女王蜂
量感イメージ
この商品に対する
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おってぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
水月雨 (MOONDROP)
夢回 – Golden Ages
¥13770 税込
音良し!見た目良し!コスパ良し!音の分離感◎‼
同ブランドが昨年リリースしたSPACE TRAVELに次いで、個人的に楽しみにしていた今回の機種は、音質もコストパフォーマンスも期待以上のクオリティでした! そこでSPACE TRAVELとの比較も織り交ぜながらレビューしていきます。 【外観・使用感】 何といってもまずはポップな配色とデザインが印象的です。ケースのテープレコーダーのようなデザインは非常に目を引く印象で、ドライバー構成が文字で表記されているなど、メカニカルなデザインがとても魅力的です。イヤホン本体の形状・大きさは、SPACE TRAVELと比べて目視で同じでしたが、耳に入る部分のサイズ感は標準的で、スティック部分がやや細くゆとりがあり、女性を含む幅広いユーザーにフィットしやすいと思います。 【機能】 <ノイズキャンセリング>:同じ価格帯のイヤホンの中ではキャンセリング性能が高いと感じました。店内スピーカーから数メートル離れると、BGMはほとんど聞こえなくなりました。エントリークラスからの乗り換えを考えている方々にとって、非常に魅力的な選択肢です。 <外音取込み>:取り込む音の音量はやや大きめでした。遠くの環境音のほうが近くの音よりも自然に聞こえました。外の音をしっかりと拾いたい方にはおすすめです。 <マイク性能>:声の収録品質は標準的なワイヤレスイヤホンと同等です。声を拾う音量が大きめなので、しっかりと収録できて安心感があります。収録時の周囲音のキャンセリングも強く、外に出ても環境音が気にならない程度でした。意識的に低い声で話してみると、時々声が環境音の周波数帯と被って低減されることがありました。対面での会話のような話し方をすると、このイヤホンのマイク性能を最大限に活かせるでしょう。 【音質】 基本的な帯域バランスが良く、特に中高域に比べて低域の存在感がありました。SPACE TRAVELと比べて全体的に音の太さが増しているようです。最も印象的だったのは音の分離感です。エントリークラスの価格帯とは思えないほど、各楽器の聴き分けが容易でした。「ガヴリールドロップキック」の間奏での女性ボーカルが非常に聴き取りやすかったです。音場はやや広く、各パートの位置が明確に分かり、楽器間の距離感が理解しやすいです。特にギターとボーカルの存在感が際立っており、FUZZのような歪みからクリーンサウンドまで、音の細部までクリアに聴けました。 【まとめ】 このイヤホンは見た目が特徴的で、ファッションアイテムとしても素晴らしいですし、音質も価格以上の価値があると感じました。特に、各パートの位置分けが明確で、音の分析力も高いため、ボーカルパートが多い楽曲や均等に配分された楽器のPOPSに最適です。楽器も声も均等に聴きたい方には、ぜひおすすめしたいです。 【試聴環境】 iPhone 14(iOS 17.4.1):AAC接続 再生アプリ:Amazon Music 【試聴楽曲】 ・「命の容量」/ユアネス ・「夜永唄」/神はサイコロを振らない ・「夜永唄 - THE FIRST TAKE」/神はサイコロを振らない ・「月光浴」/ヨルシカ ・「ガヴリールドロップキック」/ガヴリール・ヴィーネ・サターニャ・ラフィエル ・「ここで生きてる」/Mary&jon-YAKITORY ・「革命デュアリズム」/水樹奈々 ・「Heaven and Hell」/DUSTCELL
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おってぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
SENNHEISER
MOMENTUM True Wireless 4
ブラックグラファイト
¥49940 税込
曲の相性を選ばないバランスの良い音!進化したノイズキャンセリング!
前モデル「MOMENTUM True Wireless3」と比べて音の傾向は一新し、ノイズキャンセリング・マイク性能など機能面も向上した、まさに進化を遂げたハイエンドワイヤレスイヤホンだと感じました。 【外観・使用感】 形状・大きさは「MOMENTUM True Wireless3」と一緒でした。色合いの変更・イヤーピースの網目が細かくなったなど細かな変更点はありますが、基本的には一緒なので、前モデル同様フィット感も良かったです。前モデルからの買い替えの方でも、変更点が少ないのは買い替えの時に安心かと思います。サイズも標準的なので、男女共に使用できそうでした。 【機能】 ノイズキャンセリング・外音取り込み・マイクの性能の向上が非常に印象的でした。 ・ノイズキャンセリング 音楽停止時でも、店頭のBGMがほとんど気にならない程しっかり強かったです。1m程離れた距離から別スタッフに話しかけてもらったのですが、ほとんど聞こえない程強かったです。地下鉄などの大きな環境音でも安心して使用出来そうです。 ・外音取り込み 自然な聴こえ方でした。耳元で指を鳴らしたり、自分で声を発しても違和感はなく、イヤホンをしていない時の状態に近いような感覚でした。店頭の出入り口付近で試したのですが、車の音を極端に拾う事もなく性能の向上を感じます。 ・マイク性能 録音した声の音量はやや大きめで、周囲に埋もれずしっかり聴き取れました。「MOMENTUM True Wireless3」の時と比べて、環境音のキャンセリング性能が向上したようです。雨天の交通量の多い道路沿いで録音してみましたが、店内で録音した音源と大きな差が出ない程でした。 【音質】 非常にナチュラルな鳴り方で、各帯域のバランスが良い音です。低音が若干ハッキリと鳴っている印象ですが、概ねフラット傾向な音でした。「MOMENTUM True Wireless3」と比べると、高域の協調が減り、音の繋ぎ目が滑らかになったため、優しい響きになったような聴こえ方です。 加えて分離感も程よいので、個人的にはキャラソン・アニソンのような楽器の種類・歌パートの種類が多い曲の方が合うと感じました。色々なパートを細かく聴き分けでき、楽しく聴けます。 【まとめ】 今までのゼンハイザーのワイヤレスイヤホンらしい綺麗な高域や程よい低域の存在感を残しつつ、全体のチューニングのバランスはフラットに近づけたような音でした。加えてノイズキャンセリング・外音取り込み・マイク性能も非常に向上しており、まさに進化したフラグシップモデルなのではないでしょうか。 個人的には、アニメソング・キャラソングのような、ボーカルパートや左右にパン振りされている楽器が多い楽曲のほうが、より良さを感じられる印象でした。また、クラシック・バラードのような伸びやかな曲調とも相性が良いでしょう。 普段使いにも、じっくり音楽を聴きたい際にも最適で、一つ持っておきたいイヤホンではないでしょうか。 【試聴環境】 iPhone14(ios16.5.1):AAC接続 再生アプリ:Spotify 【試聴楽曲】 ・ガヴリールドロップキック/ガヴリール・ヴィーネ・サターニャ・ラフィエル ・ノーポイッ!/Petit Rabbit's ・切り傷/sajou no hana ・愛の歌/川崎 鷹也 ・DROP/美波 ・「私の最後の日」/ユアネス ・Sincerely/TRUE
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おってぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Hi-Unit
HSE-A5000PN-F (ピエール中野モデル/有線ピヤホン4)
¥6380 税込
有線イヤホンデビューするならコレ!迫力があるのに聴き疲れしにくい絶妙な音のバランス!!
「有線ピヤホン4(HSE-A5000PN-F)」は、今までのピヤホンシリーズとは異なる新しい聴き心地を体感できるイヤホンだと感じました。音の迫力と聴き馴染みの良さのバランスがよく取れているイヤホンです。 以下、「初代有線ピヤホン(HSE-A1000PN)」「有線ピヤホン2(HSE-A2000PN)」と比較しながらレビューします。 【外観・使用感・性能】 形状は、初代有線ピヤホンとほとんど一緒です。今までのシリーズ同様、癖のない円形の為、私の耳でも奥までしっかりフィットしました。小型で軽めなので圧迫感もほとんどなく、女性から男性まで色々な方にオススメできます。また、リモコンマイクもついているので通話が可能なため、普段使いにも便利な仕様です。 【音質・シリーズ比較】 「中低域の迫力」と「繊細で伸びやかな高域」を両立させた音が印象的でした。若干ドンシャリな傾向ですが、「低音がうるさくて疲れる」・「高域が耳に刺さる」という事はなく、楽器や声の位置関係が自然で聴きやすく、かえって聴き疲れをしにくいバランスの良い音だと感じました。 ここからは、これまでのシリーズと比較してみます。 まず初代有線ピヤホンはドンシャリ傾向で、輪郭のはっきりとした中高域が特徴的でした。今回もドンシャリという点では似た傾向ですが、有線ピヤホン4の高域は優しく伸びやかな響きでした。音場が広いため空間表現に長けており、楽器の聴こえてくる位置の聴き分けはとてもしやすかったです。 音をはっきり近い位置で聴きたい場合は初代有線ピヤホンで、ライブ映像の視聴や楽器のパートを聴き分けたい時は有線ピヤホン4が向いていると思います。 次に、有線ピヤホン2は低音の量が多い音が特徴的で、音の偏りが少ない有線ピヤホン4と比べると対極的な音作りといえます。EDMのようなジャンルで低音の迫力を最重視する場合は有線ピヤホン2、J-POP・ROCKのように曲のテンポ・ジャンルの幅広さを重視する場合は有線ピヤホン4が聴きやすいのではないでしょうか。 【まとめ】 歴代シリーズごとに各特色がある中で、今回の有線ピヤホン4はオールラウンダーなイヤホンだと感じました。基本リスニング用途ですが、軽いモニタリングとしても使えるような音の聴き分けのしやすさで、ボーカルの性別を問わずロックからバラードまで幅広く使える万能さがあります。低価格帯のイヤホンでお悩みの方は是非こちらも検討してみてください! 〈試聴環境〉 再生端末:iPhone14 再生アプリ:アップルミュージック 〈試聴楽曲〉 ・僕らが愚かだなんて誰が言った/DIALOGUE+ ・ダイアローグ+インビテーション!/DIALOGUE+ ・はっちゃけダイアローグ+クリスマス(宮原颯希ver.)/DIALOGUE+ ・ここで生きてる/めありー&jon-YAKITORY ・カロン/ねごと ・abnormalize/凛として時雨
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おってぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
audio-technica
ATH-TWX7
アッシュブラック
¥23400 税込
まるでハイエンド機種!ワンランク上のミドルクラスイヤホン
ATH-TWX7はTWX9の廉価モデルに当たりますが、上位モデルとも引けを取らないバランスの優れた製品でした! 【外観・使用感】 見た目や形状はTWX9とほとんど同じで、耳の奥に行くにつれて細くなるこの形状は、耳の小さい方でもフィットしやすいかと思います。細かい違いとしてはタッチセンサーの丸い部分が凹凸になっており、装着中本体が見えない状態であってもタッチする場所が分かりやすいので、操作性が向上したと感じました。 【機能】 「ノイズキャンセリングの程良さ」と「通話音声のクリアさ」が特徴的だと感じました。 まず、ノイズキャンセリングについては申し分のない強度でした。営業中、店内のBGMが流れているスピーカーの近くでも、小音量で音楽を流していれば気にならない程度で、様々な環境に合わせて使用できる程よい強度や快適さだと言えます。何より、装着時耳に上手くはまった瞬間に周囲の雑音がカットされるので、それだけでも十分にノイズキャンセルによる変化をよく感じられる製品だと思いました。 次に「通話音声のクリアさ」についてです。ボイスメモで録音をしてみると、声が非常に聞き取りやすかったです。あえて声の音量を上下させながら話してみましたが、音割れ・途切れ・雑音が入ることもなく、クリアな音声でした。イヤホンのマイクの指向性の都合上、周囲の環境音はある程度拾いますが、声が埋もれる心配はなさそうです。 価格帯の近い約20種類の商品と比較してみても、「環境音に声が埋もれないかどうか」・「話す内容が聞き取りやすいか」という観点で、比較機種の中でも特にレベルが高いと感じました。 【音質】 音質は低音がやや多めで、深く落ち着いたウォーム系サウンドだと感じました。私は普段低音が強いと聴き疲れを感じやすいのですが、このイヤホンでは量感がしっかりしているものの聴きやすい印象です。中高音も優しくのびやかなので、バラードやゆったりとした楽曲との相性が特によく感じました。 TWX9と比較してみると、TWX9の方が少し迫力のあるはっきりとした音の印象で、TWX7の方が優しく包み込むような綺麗な音に感じました。 【まとめ】 男性ボーカルのアップテンポなバンドサウンドをノリノリで聴くのであればTWX9、女性ボーカルや声の高い男性ボーカルのバラードを楽しむのであればTWX7の方がより向いてると感じました。 また、音質と機能を合わせたコストパフォーマンスを求める方には、是非一度TWX7をお試し頂く事をオススメします! 〈試聴環境〉 iPhone14(ios16.5.1):AAC接続 再生アプリ:アップルミュージック 【試聴楽曲】 〈歌入り楽曲〉 ・月光浴/ヨルシカ ・憂一乗/ヨルシカ ・春愁/Mrs.GREEN APPLE ・「私の最後の日」/ユアネス ・クロノスタシス/きのこ帝国 〈インスト曲〉 ・夏陰、ピアノを弾く/ヨルシカ ・森の教会/ヨルシカ