スタッフレビュー詳細
フラッグシップモデル並みの高音質を持ち歩く
NW-ZX500シリーズの後継機、NW-ZX707のレビューです。
先ず、見た目から分かる大きな違いが、そのディスプレイの大きさ。
NW-ZX500シリーズは3.6インチディスプレイでしたが、NW-ZX707は大きくサイズアップし、5.0インチ。フラッグシップモデルのWM1シリーズと同等サイズです。
プレイヤー本体のサイズは全体的に大きくなりましたが、実機に触れていると重量は軽く感じられました。また、厚みは大きく変化していないので、ジーンズの前ポケットに入れても快適に持ち歩くことが出来ました。
サウンドに関しては、強い透明感と、臨場感、そして左右上下に広がりがある、まさに「ウォークマン」のサウンド。特にボーカルの存在感が独特で、それが力強い低音と調和して、専用機ならではの満足度の高い音楽体験を味わえます。
フラッグシップモデルで培われた技術が惜しみなくつぎ込まれていますね。WM1シリーズと比較するとスケールの大きさや、微細な音の再現性には少々差がありますが、それでも十分すぎるほどのサウンドクオリティです。
特に、私自身が感動したのは、動画コンテンツを見た時です。NW-ZX707をインターネット接続して、YoutubeからTK from 凛として時雨 『first death』のライブ映像を視聴しました。(空間の広がりが特に感じられた4.4mm接続がオススメです。)
映像の感動は音楽で真価を発揮しますが、はっきり自覚できるぐらい引き込まれました。音楽専用機でMV、PVを楽しむことが新しい趣味になりそうです。
もちろん、音を楽しむ事も素晴らしいのですが、そのクオリティを映像と一緒に味わうことが出来るなら、楽しみが何倍も膨らむでしょう。是非ご体験ください。
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
SONY
NW-ZX707 C
¥94918 税込
まさに“良いプレイヤー”
・表現が丁寧で情報量が豊富なサウンド ・聴き取りやすく高解像度のボーカル ・持ち運びの負担が少ない重量とサイズ感 上記の中に気になるものがあった方、必見(必聴)です! ソニーのフラグシップモデルである「NW-WM1AM2」を彷彿とさせるデザインはスタイリッシュでクールな印象です。黒の筐体に金色のイヤホンジャックのフレーム部分と背部にある「WALKMAN」のロゴが非常に良く映えています。 しっかりと所有欲を満たしてくれるデザインは、個人的にプレイヤーを選ぶうえで重要なポイントだと思います。 「NW-ZX707」を語るうえで欠かせないのが、持ち運びに適した軽さです。この高級感、重厚感のある外観とは裏腹に、持ち運びしやすい軽さとサイズ感です。家でも出先でも音楽を楽しみたい方、毎日の相棒として利用される方には非常にうれしいポイントですね。 音については、まるで雲一つない青空のように鮮明なサウンドが印象的でした。音の緩急がハッキリしており、分離感も良く、表現が非常に丁寧です。「NW-ZX507」と比較すると、一音一音の表現の細かさと、中域の量感、解像度の高さが増していると感じました。 低域に関しては余韻の広がりや響きが良く、解像度の高い音です。音圧は強い部類ではなく強すぎない聴きごたえのある音を感じつつも、スッキリと聴ける楽しいサウンドです。 中域に関しては、圧倒的な臨場感と歪みのない芯の通ったボーカルが特徴的です。ボーカルの距離はかなり近く感じました。息遣いやリップ音の表現も丁寧で、リアリティのあるサウンドを楽しめます。分離感の高さのおかげで言葉の一つ一つが聴き取りやすかったです。 高域に関しては他の帯域とバランスをとりつつ、しっかりと細かい部分まで表現されていました。刺さる箇所は一切なく、スッキリとしたまっすぐなサウンド傾向です。 4.4mm接続では、音の広がりや分離感の良さ、解像度の高さがより際立つ印象です。全体の印象としては情報量が豊富でノイズや歪みがなく、高解像度で満足度の高い音を味わえる、弱点の見当たらないサウンドだと感じました。 上記のような音の良さ、利便性に優れている点や、私のレビューではご紹介しきれていない機能も盛りだくさんで、とても“良いプレイヤー”だと思います。プレイヤーをお求めの方、少しでも「NW-ZX707」が気になっている方はぜひ一度お試しください!
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シャモ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
SONY
NW-ZX707 C
¥94918 税込
確実な進化を感じさせる確かなサウンド!
【外観・サイズについて】 マットな手触りに、長方形に少し角ばったデザインが特徴的で、金色のジャック部分と背面のウォークマンロゴが良いアクセントカラーになっており高級感があります。 重量は約227gで、前モデルZX-507より63gほど増加していますが、手の接地部分が増え、本体のエッジ部分によりしっかりとしたグリップ感が得られもちやすく、重くなった印象は少なかったです。 【機能について】 今作では、前モデルNW-ZX507にはなかった、PCM音源を11.2MHz相当のDSD信号に変換する「DSDリマスタリングエンジン」を搭載、さらに「DSEE Ultimate」は標準搭載のミュージックアプリだけでなく、その他の音楽サービスにも対応し機能面においても進化しています。 【音について】 様々な音楽ジャンルをバランス良く鳴らしてくれるという音の長所はそのままに、深く太いしっかりとした低音がこの機種の音の特徴だと思いました。 J-POPなどを聴いた際に明るく見渡しの良い音に最初は「お?中高域重視の音質かな」と思っていましたが、そのあとにEDMを流したところ、深く沈みこむ低音にしばらく聴き惚れていました。 けっして全体の重心が低音に寄っているわけではなく、曲の中にあるそれぞれの音をきちんとくみ取り、低音から高音までの高いコントラストの表現が、繊細なディテールも逃さず描く、本格派のリスニングライクな音を生み出しているようにおもいます。 【まとめ】 前作に比べると全体的に大きくなりましたが、その分再生時間が向上していたり、近年ではスタンダードになりつつあるAndroid搭載機という点においてもタッチパネルの大型化により、操作しやすくなったことで全体の使用感においても非常に好感触でした! エントリーモデルからさらなる音質をお求めの方や、ハイエンドには手が出せないけど本格的な音が欲しい。そんな時はぜひこちらのNW-ZX707をご検討くださいませ。
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ひろ
@e☆イヤホン 秋葉原店
SONY
NW-ZX707 C
¥94918 税込
高音質×軽量×スタイリッシュ×ストリーミング×スタミナ×拡張性。現代の音楽プレイヤーとして素晴らしい完成度
持ち運び用の音楽再生機器を選んでいるお客様が眉をしかめるポイントのひとつは大きさと重さです。 オーディオ製品はでかいトランスやらコンデンサ、劣化や損失に繋がる素材の排除を主に高品位=重い素材を使って高音質を目指していました。当然質は良くなるのですが大型化や重量化をしてしまうので、そのバランスを取るのがメーカーの腕の見せどころと言えますが、このNW-ZX707はそのバランスが素晴らしいです。 肝となる音質を先にお話しすると、とにかくクリア。一切の濁りが無い繊細な音です。 音の立ち上がりは息を飲むほど速く正確。音の端を捉えることでより音楽のリアリティは増し、楽曲の空気感にも寄与してくれます。高解像度という言葉がふさわしい音楽プレイヤーだと感じました。 音の抜け感や残響の心地よさも秀逸で、「4 Impromptus Op.90 II.Allegro」のようにスピード感が強い音楽は高い解像度が無いと間延びしたような、それこそ演奏が正確に分からくなってしまいますが、一音一音がしっかりと輪郭を持っているので、それらが幾重にも重なった時の感動が凄まじいです。 EDMやトランス、メロコアなどの電子音楽を聴いてみてもその解像度の高さを、音の重なりやエフェクトの切れ目で存分に実感できるので、聴き馴染んだ曲ですら新しい発見があることでしょう。 低域の量感は少し控えめに感じましたが、高い拡張性を持つという点にも触れさせていただきます。 本機は上位モデルであるNW-WM1AM2等にも搭載されている音質変更機能を複数採用しているのでユーザーの好みで音に調整をかけることができます。 例えば4倍近い出力になることで、ダイナミックレンジが担保されやすいバランス再生でも、低域の沈み込みはわりとアッサリと抜けていくので、重低音の地面を揺らす程のあのエネルギッシュさが好きな方は、ノーマル状態からEQなどの各音質調整機能を利用していただければ満足いくようになると思いますし、PCM→DSDにするだけでも大分低域の質感が掴みやすくなるので細かい調整も効きます。 さらにはOSにandroid12を搭載しているので再生ソフトや、エフェクトアプリ、サービスも好きに選択できるので高いユーザビリティがあります。 画面が大きくなり操作しやすくなりながらiPhone 11 Pro Maxを常用している私が小さいと感じる程度に収まったデザインも素晴らしい。 画面が6インチ程の人気スマホですら多くは重量200g程度ですし、厚みもスマホに近いことからスマホショルダーとの組み合わせも考えられる点も好感を持てます。 BluetoothコーデックはLDACに対応し、360 Reality Audioも利用dでき、動画コンテンツ利用も視野に入ったスペック。 内蔵マイクで、音声アシストにも対応しています。 前モデルであるNW-ZX507からサイズが横に広がってしまったとはいえ、厚みが薄くなり再生時間向上や、電機能率の最適化もされています。 音質含めた各種全てが平均以上の、まさに令和時代の音楽再生の申し子のような製品ですのでオススメです。
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
SONY
NW-ZX707 C
¥94918 税込
優れたポータビリティと音質を
SONYのミドルクラスDAP、NW-ZX707の紹介です。 【見た目】 前作ZX507と比べ、外径。厚み共にやや大きくなっています。 手のひらで握れるくらいの大きさなので、携帯性は問題ないくらいのサイズ感。長方形のやや角ばった筐体で、3.5、4.4mmジャックそれぞれが金のパーツで覆われており高級感を醸し出しています。 【音】 まず聴いてみてわかるのは低域の厚みと迫力に長けたサウンドということです。ベースのうねりやバスドラのアタック感をうまく捉え、楽曲を下支えする迫力の表現に一役買っています。 上記の通り低域の迫力はありますが、決して低域が支配的なサウンドではありません。全体的に解像度感がありつつナチュラルな帯域バランスで、綺麗にまとまっています。 また、SONYお馴染みのバランス(4.4mm)とアンバランス(3.5mm)を搭載しており、バランスは左右の分離感と音場の広さを感じる広がりのあるサウンドで、アンバランスは自然でまっすぐ鳴ってくれる実直なサウンドを楽しむことができます。 パワーとまとまりのある綺麗さを両立したサウンドで、楽曲の魅力を十二分に引き出してくれます。いつものリスニング体験を1つ上に押し上げたい方にオススメしたいDAPです。是非。
このスタッフの他のレビュー
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はまちゃん@PR部のリーダー
@e☆イヤホン
SONY
【SixTONESプロモーションモデル】NW-A300シリーズ
A306/32GB BC ブラック
¥52000 税込
最小クラスで最高クラス
コンパクトで高音質なウォークマンの人気シリーズです。 有線接続では3.5mmのみで、4.4mmジャックや2.5mmジャックは搭載されていませんが、ポイントはこの有線接続。3.5mm4極でグラウンド分離されています。これは、WM1M2やZX707と共通のグラウンド分離を施したジャックです。 グラウンド分離をすることで、音の見通しが良くなり、空間が広がったような感覚を味わえ、低音もくっきりと感じることが出来ます。 そして、有線接続する際オススメのイヤホンは「IER-Z1R」です。空間の広がり、特に上下の広がりに関しては、サイズからは想像出来ないクオリティの高さです。 また、A300シリーズは高音質ワイヤレスコーデックのLDACにも対応しています。やはりオススメの組み合わせとしては、同ブランドの「WH-1000XM5」です。ワイヤレスにもかかわらず、圧倒的な高音質を保つ組み合わせです。 今現在「WH-1000XM5」またはLDAC対応のワイヤレスイヤホン、ヘッドホンをお持ちのお客様には是非一度試していただきたいプレイヤーですね。
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はまちゃん@PR部のリーダー
@e☆イヤホン
NUARL
NEXT1L
ブラックエボニー
¥29700 税込
ボーカルが熱い!クリアに聴ける!
傾向としてはややドライで、シャキッとしているのかなと感じました。 重たいサウンドではなく、軽快でシャープです。 全体的に明瞭感が高く、明るい印象のサウンドです。 手数の多いドラムや、ギターの楽曲と組み合わせると実感しやすいです。 ボーカルの輪郭がはっきりしていて、フレッシュな感じがします。 高い声の男性ボーカルとの相性、女性ボーカルとの相性がいいですね。 同じように、ドラムのスネア、ハイハット、バスドラムの高音部分がカチッとしていて、スピード感もありつつ、聴きやすさを両立していると思います。 サウンド全体の距離感がそこそこあって、ワイヤレスイヤホンにしては広い部類かと感じました。 広大なスケール、というよりは、ライブハウスくらいの空間をイメージしました。 クリアさ重視、ボーカルメインのシャープなサウンドをお探しならコレです!
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はまちゃん@PR部のリーダー
@e☆イヤホン
SONY
【SixTONES 出演CM】LinkBuds S【WF-LS900N】【~4/10まで!新生活応援キャンペーン】
ブラック
¥24000 税込
コンパクトなデザイン、強力なノイズキャンセリングと、外音取り込みを搭載したLinkBuds S
装着してみると出っ張りが少なく、本体が軽いことに驚きます。かなり遮音性は高いです、快適な装着感と高い遮音性が両立しています。フィット感はいいけど、圧迫感が少ないところが素晴らしいですね。 実は、出っ張りがすくない事で、自分自身の側に重心が近くなっています。それによって、イヤホン本体が耳から落下してしまうのを防ぐといった工夫もされています。 サウンドについてです。際立って感じた部分は、ボーカルのクリアさ、特に女性ボーカルとの相性の良さにはかなりグッときました。単に中高音重視のイヤホンという印象では無くて、低音の重さ、深さもしっかりと感じ取れました。 傾向としてはややドンシャリにあるのかもしれないです。非常にエネルギッシュで、エモーショナルな気持ちにさせてくれました。感情が突き動かされるのは、ボーカルの存在感がスポットライトに照らされているようにフォーカスされているからかなと思います。ボーカルの存在を強く感じたいお客様は必聴です! 声が聞き取りやすいので、音声コンテンツ、映像コンテンツとの相性も良く、普段使いにもちょうどいいバランスです。 軽量で装着ストレスが少なく、ずっと装着していられる、フットワークの軽いワイヤレスイヤホンでした。強力なノイズキャンセリングと自然な外音取り込みを軽やかにご利用ください。
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はまちゃん@PR部のリーダー
@e☆イヤホン
SONY
WH-1000XM5【~4/10まで!新生活応援キャンペーン】
ブラック
¥54000 税込
大ヒットモデルWH-1000XM4から、さらに進化したノイズキャンセリングヘッドホン。
サウンドの第一印象は癖が無く、メリハリがはっきりしている感じでした。解像度もとても高く、ドラムの細かいハイハットや、楽曲の背景に仕込まれているような細かなディティールも感じ取りやすいです。 また、音の広がり、空間の広さを感じやすいかと思います。音が立体的で、音楽だけでなく、映画、動画、ゲームとの相性もいい感じです。 音のニュアンスとしては非常にモダンで、今っぽいように思います。特に、最新のヒットソングとの相性が抜群に良いように感じました。全体的にスピーディな印象もあり、低音の量感も深さもちょうどいい。 WH-1000XM4と比較すると、より低音が濃く、滑らかに感じます。注目して聴いていただけると面白そうです。中高域にしても分離感も強く、明瞭な印象です。 ノイズキャンセリング性能に関してはかなり、優秀です。もうこれ以上の快適な静寂はあるのか?と、最新のSONYの技術力に打ちのめされます。 また、外音取り込みの自然さと、切り替えの早さ、使いやすさにも驚かされます。特に、装着者の声に反応して外音を取りこむモードが起動する「スピーク・トゥ・チャット」は一度は体験しておくべき! もともとのWH-1000XM4のユーザー様にも是非お聴き比べいただきたい逸品ですね! 試聴楽曲 ・Forgotten - Korn ・阿修羅ちゃん - Ado ・Beautiful World - 宇多田ヒカル 等