スタッフレビュー詳細
ハイクオリティな万能機!
繊細でハリのある中高音と安定した厚みのある低音が非常に良くマッチしたサウンド、距離感の近さと臨場感の高さ、オシャレなハウジングの塗装、リケーブル可能など、魅力たっぷりな「Cadenza」をご紹介いたします!
【音質】
試聴した第一印象としては「これは『買い』かもしれない」でした。
オールマイティにどんな楽曲も殺すことなく、「Cadenza」の良い部分をプラスして彩り豊かに奏でてくれる感じがしました!
ボーカルが近くでスッキリ聴こえつつ、ブレス(息継ぎ)の音や歯擦音まで捉える繊細なサウンドはどのジャンルでもボーカリストの表現を隅々まで聴き逃しません。他にもヴァイオリンやトランペットなどを際立たせ、楽曲の華やかさを後押ししてくれます。
低音域では優しく厚みのある低音が主張しすぎず、かつ安心感のあるベースラインを形作っています。
全体的に音の鳴っている位置が近く、特にバッキングギターとリードギターが左右に振られたバンド楽曲では真横からギターの音で包まれているような感覚を覚えました。
【外装・機能】
一番の特徴はこの価格帯では珍しく「リケーブル可能」であることです!
2pinのリケーブル機構を採用しており、気分や用途に合わせてケーブルに変えることによって音質を変化させられます!
ハウジングはカスタムデザインになっており、流体感のあるデザインと細かなラメが高級感を醸し出しています。
【総評】
どんなジャンルでも持ち味の繊細さを活かせる上に、リケーブルによる進化の余地を残している「Cadenza」。これから有線イヤホンに手を出す方にはもちろん、既にオーディオ沼にハマっている方はサブ機としておすすめです。是非一度手に取ってみてください!
【試聴環境】
Galaxy S21 / Amazon Music Unlimited
【試聴楽曲】
結束バンド「光の中へ」
岡部 啓一「イニシエノウタ/贖罪」(NieR:Automata Original Soundtrack)
Earth, Wind & Fire「In the Stone」
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
-
マルフォイ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Kiwi Ears
Cadenza
Green
¥5720 税込
シンプルにコスパ良すぎ⁉
波紋のようなデザインが美麗なイヤホン。中高域の鳴りも美麗です。 刺さりが少なく丸みのある柔らか系サウンドで、中高域の量感が多いです。距離が近く、空間が広いサウンドではありませんが、伸びが良く余韻もしっかりと感じ取れました。 続いての魅力は、ボーカルの表現力です。中高域の量感と距離の近さが相まって、ボーカルを存分に楽しめます。目の前で歌ってくれてるようなイメージです。 低域についてはどちらかというと控えめです。アタック感よりも、後ろから支えてくれるタイプに感じました。控えめではありつつも距離感が近いこともあり、物足りなさは感じませんでした。 全体を通してしっかりと表現を感じつつも、心地よく聴けるイヤホンだと思います。初めての有線イヤホンをお探しの方や、ボーカル向けイヤホンをお探しの方におすすめしたいです。 試聴楽曲 結束バンド/光の中へ ずっと真夜中でいいのに。/ミラーチューン Oasis/Supersonic imase/NIGHT DANCER
-
KJ
@e☆イヤホン
Kiwi Ears
Cadenza
Green
¥5720 税込
価格とのギャップに驚きました‼
何ですかこのカッコ良いデザインは! フェイスプレートの模様とカラーリングに惹かれ、気づいたら手に取っていました。 ブラックな筐体に独特な模様が非常に映え、落ち着いた印象の中にも溢れ出る個性が高級感を漂わせオシャレです。カラーによって模様が違うのも素敵なこだわりですね。 実際に手に取ってみると本当に質感も良く、安っぽさは全くありません! このデザインでこの価格は正直驚きを隠せません…… カラー違いで複数買うのもありかもと思わせてくれます。(涙) そして気になる音質は、キレのあるクリアなサウンド傾向だと感じました! 低音は瞬発力のある、それでいて存在感のある印象。ボーカルは繊細で、表現力豊かな伸びやかなサウンドが味わえます。 ロックサウンドを聴くのに相性が良く、演奏の臨場感のある生々しい表現力が最高でした! 落ち着いたサウンドはもちろん、テンポの速い楽曲でも丁寧に、はっきりと鳴らし切ってくれる印象です。 初めてのリケーブルイヤホンや、サブ機をお探しの方に大変おすすめなオシャレイヤホンです‼
このスタッフの他のレビュー
-
しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
HeartField
Blanc
¥44000 税込
たくさんのこだわりの詰まった白い(Blanc)イヤホン!
手作業で成型された「ドイツ製の樹脂筐体」や「8芯の銀メッキ銅線」など、細部までこだわり抜かれた「HeartField Blanc(ブラン)」をご紹介します! 【音質】 芯の通った低音から、タイトで響きの少ない中低音〜中音までは楽曲全体の基礎を固め、その上に細かく粒立ちの良い中高音〜高音が控えめに主張しています。全体的にドライかつ解像度が高く、各楽器、特に金物系の音色の再現度は目を見張るものがあります。5BA/3Wayながら、各帯域の繋がりがかなり良く、多ドラ特有の情報量過多な感覚はほとんど感じられませんでした。 【外装】 セミカスタムの樹脂筐体はドイツ製の高品質樹脂を使用しており、かなり軽量かつ収まりの良い大きさなので、装着感が良く遮音性も高いです。白色の樹脂の中には金色のグリッターが入っており、主張しすぎないながらもおしゃれなデザイン性を兼ね備えています。ケーブルは8芯の銀メッキ銅線を使用しており、細めのケーブルながら硬めで断線の心配は少なそうです。 【まとめ】 全体を通して細部までこだわりを感じられる作りで、ドライな音色がお好きな方、粒立ちの良いサウンドがお好きな方に特にオススメです! 【試聴環境・楽曲】 Galaxy S21 / FiiO BTR7(LDAC接続) 結束バンド「光の中へ」 DIALOGUE+「プライベイト」 Earth, Wind & Fire「In the Stone」
-
しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
AZLA
SednaEarfit XELASTEC II Standard イヤーピース
MLサイズ2ペア
¥3465 税込
あの大人気イヤーピースが新しくなって帰ってきたよ!
「どうしても耳にジャストフィットしない」 「食事中も快適にイヤホンを使用したい」 という方に是非オススメ! 前作からパワーアップして返ってきた「SednaEarfit XELASTEC II」のご紹介です! 【装着感】 着け心地がとても良く、長時間の使用でも問題なく使えそうです! 素材感としては少し弾力があり、表面は特有の「ぺたっ」とくっつく感覚がありますが、実際に装着してみるとほとんど負担がありませんでした。 また、体温によって軟化して耳の形にぴったりと合う素材「TPE(サーマル・プラスティック・エラストマー)」のおかげか、頭を動かしたり、口を動かしたりしても装着感や遮音性が損なわれません。 【音質】 低音が太くなり圧力が増し、ボーカルのキレが良くなる印象です。そのため、ベースやドラムなどの皮物のアタック感が若干損なわれてしまい縦ノリの楽曲にはやや不向きかもしれません。ですが、楽曲全体のテンション感をしっかりと高められます。 【機能性】 前述した「TPE」の特性により、ウレタンフォームのイヤーピース並みの遮音性を得られます。さらに一度安定すると耳の形にピッタリと合うので、運動中や食事中など場面を選ばずに使える印象です。 また前作からの変更点として、フィルターが追加された点が大きいです。フィルターのないイヤホンでも安心して装着できます。 快適さ、遮音性、実用面において悪いところが見つからない「SednaEarfit XELASTEC II」是非お試しください! 【試聴イヤホン】 WF-1000XM5 × SednaEarfit XELASTEC II MLサイズ
-
しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
水月雨 (MOONDROP)
梅 - MAY
¥11070 税込
Type-C直刺しでも良い音が聴きたい!
【音質】 1DD+平面駆動のハイブリッド構成らしく、どっしりとした厚みの低音域と歯切れが良くレスポンスの速い高音域が特徴的です。 全体的な距離感はかなり近めで、特にボーカルは息遣いが感じられるほど間近に聴こえました。定位感と解像度ともに非常に高水準で、ライブを最前列で聴いていると錯覚を覚えるほどでした。皮物系の打楽器のアタック感が心地よく、煌びやかさと勢いの良さをプラスしてくれます。 同社の「Aria 2」と比べると、「梅-MAY」の方がよりハイテンションかつパワフルで楽曲との一体感の得られる感覚で、「Aria 2」の方が落ち着いて一歩引いた位置から楽曲全体を俯瞰しているような感覚です。 【外装・機能】 冒頭でも触れたようにType-C接続のイヤホンですので、DACやAMPといった外部機器に頼らずとも良い状態の音に触れることができます。 ケーブル部にはリモコンマイクが搭載されており、イヤホン単体で音量の操作や通話も可能です! また、CIEM 2pinのリケーブルに対応しているので、別途ケーブルを用意することでDACやAMPを使用できるうえ、バランス接続に対応もできます! 個人的に気に入っているポイントは、可愛らしいフェイスプレートの模様です! クローバーと梅の花のモチーフのパターンの中に「MOONDROP」「MAY」と左右それぞれに刻印があります。 「あれもこれも……」と機材を揃えなくても本領を発揮できることに加えて、リケーブルによる改善の余地を残している面で将来性もある「水月雨(MOONDROP) 梅-MAY」。是非お手に取ってみてください! 【試聴環境】 Galaxy S21 / Amazon Music Unlimited 結束バンド「光の中へ」 岡部 啓一「イニシエノウタ/贖罪」(NieR:Automata Original Soundtrack) Earth, Wind & Fire「In the Stone」
-
しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Noble Audio
FALCON MAX
¥37566 税込
「音質ファースト」の新境地!
Qualcomm製SoC「QCC5171」× MEMSドライバー × LDAC & aptX Adaptive両対応 = “前代未聞の音質ファースト設計⁉” 【音質】 全体的にバランス良くまとまっており、高音再生用で採用されたMEMSドライバーの繊細で癖のない伸びやかな中高音~高音域が印象的です。特に金物やボーカルの子音やブレスの音が生々しく聴こえます。 低音域は丸みを帯びたサウンドで、他の帯域を邪魔しないながらも主張してくれる感覚です。 また、中高音域以上のレスポンスがかなり速く、ライブ音源に入っている観客の手拍子の音がダマにならずにひとつひとつがパラパラの状態で聴こえてきます。解像度も高く、それぞれの楽器の音色を曇りなく感じられます。 【外装・機能】 ノイズキャンセリング機能は負担を感じないながらも、かなり強力に騒音を低減できており、特に空調や車の走行音などの低い音のノイズに関しては全くと言っていいほど感じませんでした。 また、外音取り込みもとても優秀で、実際の耳とほとんど変わりない音質で聴けるうえ、外音取り込み機能特有の「シャカシャカ感」が全くありませんでした。 さらに、付属のイヤーピースはフォームタイプ(低反発のスポンジのような素材)で、遮音性を底上げしています。 Bluetoothの対応コーデックは「SBC・AAC・aptX・aptX Adaptive・LDAC・LC3」とあらゆる機種で使用できます。さらには通話用の高音質コーデックであるaptX Voice、マルチポイント接続機能、低遅延モードなど様々な場面で隙のない仕様です。 【まとめ】 バランス良く繊細なサウンドがお好きな方や、音質とノイズキャンセリングなどの機能性を両立させた完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方、複数のデバイスで高音質を実現したい方におすすめです! 【試聴楽曲】 Official髭男dism「UNIVERSE(Live)」 Cory Wong & Dirty Loops「Follow The Light」 結束バンド「光の中へ」