こんなに低音出るのに高音もキレイに伸びちゃうの⁉

「薄めでとっても柔らかいし、さらさらで耳なじみも良さそう！」というのが第一印象でした。実際その印象通りで、とても心地のいい装着感が快適。圧迫感はなく、医療グレードのシリコンを使用しているので、長時間着けていても痛みやかゆみは出にくいと思います。 音を出してみると、他にない音の変化にとてもびっくりしました。優しい装着感からは想像できなかった、力強い低音と伸びの良いキラキラした高音が特徴的です。 低音は“量が増える”というよりも深くから“グッと押し出しが強くなる”ようなイメージ。高音は嫌な印象のない、硬くドライに伸びるようなイメージです。真ん中のボーカルなどの音は引っ込んでいるのではなく、低音・高音が1歩前近くに来て鳴るため、相対的に後ろにいるように感じるという気がします。 それからイヤホンへの装着について、BAROQUEは他の有線イヤホンに対応したイヤーピースよりも、やや背が低くなっています。私の場合、イヤホンノズルの奥まで差し込むとフィット感がイマイチになってしまい、逆にノズルに対して浅めに装着したときが自然でしっくりくるフィット感でした。 写真の左がいつもつけてるイヤーピースで、右がBAROQUEです。よく見てみると、BAROQUEをつけている右のほうが、ノズル部分がよく見えます。いまいちフィットしないなと思ったら、ノズルへのさしこみ具合を調整してみると良いかもしれません！ 試聴環境：iPhone 11 Pro 　　　　　Reecho SG-01 OVA 試聴楽曲：(G)I-DLE / Queencard 　　　　　Om My Own / サマンサ・バーク 　　　　　嵐の中で輝いて / 米倉千尋

高い表現力と解像度、絶妙なバランスが楽しすぎる！

“「EA-HF1」をベースに進化”という言葉がぴったりな「EA-HF1＋」！ 締まりのある低音は、グッと深い底から鳴るようなイメージです。ぼやけることはなく、どっしりと重く迫力のある音なのに他の音を全く邪魔しません。「質の高い低音とはこのことか……！」と思わせてくれます。 ボーカルは「EA-HF1」よりも見通しがよくなり、とても聴きやすくなりました。近いというよりは、何にも邪魔されずに伸び伸びと響くような印象です。 高域は硬く少し鋭さもありますが、キンキンせず刺さりそうで刺さらないギリギリに感じました。また、レスポンスが良く、もったりすることなくキリっとしていて疾走感があります。 バランスとしては低域がメインで、次に高音という感じ。はじけるような元気さを持っていて、「音楽を楽しい気持ちで聴きたい・アガりたい！」という方にもってこいです。 特にポップスやバンド、EDM、メタルなどの重めの音まで楽しむ曲と相性が良いです！　付属のイヤーピース2種類でまた音の印象も変わるので、ぜひ付け替えしてみてください！ 試聴楽曲：(G)I-DLE / Queencard On My Own / サマンサ・バーク 嵐の中で輝いて / 米倉千尋

ながら聴きに最適すぎるのでは……⁉

まず抜群の装着感に感動しました！　ふんわり軽い装着感なのに、強く首を振ってもブレない安定感。よく動き回るスポーツや家事中でもズレにくい上に、長時間の使用でも疲れにくそうです！ 気になる音質については、全体的にバランスのとれたくっきりとした音だと感じました。低音もスカスカにならず、心地良くしっかりと鳴らしてくれる上、高音のキラキラ感もしっかりとあります！ 声がかなり聴きやすく、楽曲のボーカルはもちろん、ニュースや配信などの話し声も「いまなんて言ったかな？」となることはありませんでした。 気になる音漏れについては、同じ音量で設定したときに他の製品と比べて、音量が出るように感じます。普段、ながら聴きの際には50％くらいの音量をお勧めしていますが、ARC IIについては30％くらいの音量がおすすめ。ながら聴きや電車内での使用だと、「気持ち小さいかな……」くらいがちょうどいいかもしれません。 さらに、接続の安定性もかなり優秀でした。これは使用環境に左右される部分だと思いますが、秋葉原店のフロア対角の端から端への移動、扉1枚はさむだけでは途切れませんでした。 アプリでは、TOP画面で本体L/Rとケースのそれぞれのバッテリー残量を「％」で表記してくれます。さらに、イコライザーはデフォルトのフラットを含め5つのプリセットがあり、細かく自分流のカスタムも可能！　操作についてもさまざまな設定が可能で、操作のすべてをオフにすることもできます。 操作は「基本端末でする」、「誤操作がこわいから反応しないようにしたい」などが選べます。その他の操作や確認もできるので、ダウンロードしておけばより便利になること間違いなしです。 試聴環境：iPhone 11 Pro 試聴楽曲：POP / NAYEON 　　　　　ハコワレサマー / KEYTALK 　　　　　Om My Own / サマンサ・バーク

まとまりのある柔らかなサウンド

遠すぎず近すぎずの、心地の良い距離感で鳴ってくれます。名前のとおり優しい・柔らかいという言葉がぴったりなイヤホンです。 高音域は角が立たず刺さりもないため、刺さるような高音が苦手な方も聴きやすいのではないかなと思います。ボーカルやギターなどの中音域も他の音と同じ距離感。他より近いまたは遠いという印象はなく、男性女性問わずボーカルは心地の良い鳴り方に感じました。 重すぎず軽すぎない低音は他の音とケンカをすることなく、優しく包み込むように支えてくれます。どこかの帯域の主張やクセはそれほどなく、あっさりとしていてどの楽曲も聴き疲れしにくいです。 環境音系のASMRなどが特に相性が良く、ほっとする心地よさ。ややドライでやわらかな印象で、リラックスタイムで特に活躍してくれそうです！ 試聴環境：iPhone 11 Pro 試聴楽曲：君とサマー / KEYTALK MISAMO / Do not touch Om My Own / サマンサ・バーク Unlucky Morpheus / Welcome to Valhalla