スタッフレビュー詳細
小さいけれど機能と音に妥協なし
使用環境
Galaxy Z flip 4
試聴楽曲
BTS Butter
Harry Styles As It Was
吉岡聖恵 凸凹
【装着感】
元々歴代のGalaxy Budsシリーズも小さくて軽量の製品が多かったですが、さらに小型になり耳の小さい方でも装着しやすくなりました。
実際に着けてみても数字で表されている以上に軽く、2~3時間着けたままでも痛みや疲れといったものは感じませんでした。
また前モデル(Galaxy Buds Pro)はノズル部分が特殊な形状をしていましたが、こちらは形状が一般的な円形になりました。
私自身は特に装着感に問題はないので純正品を使っていますが、ワイヤレスイヤホン向けの傘の高さが抑えられた製品であれば付け替えることができそうです。
より装着感を高めたり音質を調節したりするという面でもこの変更は非常に嬉しいポイントです。
【バッテリー】
ノイズキャンセリングオン・ボリューム50~60%でおよそ1時間使用して20%消費しました。
10時間以上再生できるような製品と比較すると少し物足りない印象もありますが、本体がより小型化されていることを考えると健闘していると思います。
また充電ケースはスマートフォン経由でのワイヤレス充電にも対応しています。
モバイルバッテリーやUSBケーブルがなくても充電ができるので、こちらをうまく使ってカバーしていけそうです。
【ノイズキャンセリングと外音取り込み】
ノイズキャンセリングはかなり強力で、地下鉄やトンネルの中での走行音もほとんど気になりません。
ノイキャン特有の圧迫感も非常に少なく、風の音も由来のノイズも入ってこないのであらゆる場面で快適に使うことができています。
外音取り込みモードも違和感なく周囲の音を取り込んでくれるので、日常生活で使いやすいものになっています。
また周囲の音に合わせての最適化や左右で取り込む音量の調節もアプリから行うことができ、より使用環境に応じて細かく調節することもできます。
さらにアプリから設定できる「音声検出」という機能が非常に優れています。
こちらはイヤホンを装着している人の声を検知すると外音取り込みモードに切り替わるというものですが、
切り替わりに要する時間が非常に短く、同時に音量も自動的に下げてくれるという優れものです!
似たような機能を持つ製品はありますが、実用性という部分では最も優れているなと感じました。
【音質】
前モデルから引き続き今回も音質面ではAKGが手掛けています。
全体的にクールでカッチリとした音で低域のぼわつきは少なく、中高域もクリアで解像度高めです。
開封直後はサ行の刺さりがやや気になりましたが、5~6時間使うと刺さりは収まってきてちょうどいい具合になりました。
イコライザは標準を含めて6種類とやや少なめですが、変化がはっきりと分かるチューニングです。
また音場も完全ワイヤレスイヤホンの中では広く、特に縦の方向への広がり方はかなり優れている印象です。
ボーカルが複数人いるグループやコーラスが入っているような曲を聴くと、解像度の高さも相まって音に包まれる感覚を味わうことができます。
個人的にはプロモーションにも関わっているBTSの曲にかなり相性が良く感じたので、試聴する際には試してみてほしいです!
【まとめ】
スマートフォンメーカーらしく機能満載ではありますが、24bitの音源をロスレスで聴くことでできるなど音質面にもこだわりの強い製品です。
またLE Audioへの対応が予定されるなど、今後の機能強化にも期待が持てます。
これまでのGalaxy Budsシリーズを使っていた方ほど進化に驚くと思うので、ぜひ店頭でお試しください!!
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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イヴ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Galaxy
GalaxyBuds2Pro
ボラパープル
¥34100 税込
コンパクトでキレッキレのサウンド!
まず聴いてみての第一印象は中高域のキレが凄い!でした。 楽曲にもよりますが、個人的にサ行タ行の発音やハイハットがやや刺さる印象でした。中高域が伸びているのでボーカルはハキハキ聞き取りやすく、低域は角が取れたような丸い優しい印象です。音の粒が細かくはっきりしていて、スタジオのど真中で聴いているような生々しさが感じられるくらい全体的に音が近いです。 Galaxyデバイスで体験できる360オーディオでは、頭の動きに合わせてサウンドの方向が変わるのでより臨場感ある音楽体験を楽しめます! 装着感はGalaxy Buds Proと比べて約15%小型化され、非常に軽い着け心地です。耳にすっぽりと収まる感じがお気に入りポイントです。 ノイズキャンセリングはしっかりめにかかってくれます。ノイズキャンセリング特有の圧迫感はそこまでなく、しっかりと音楽に没入できます。 試してみて、お、すごい。と思った機能が、音声検出機能です。ノイズキャンセリングモードにしている状態から話し始めると、自動的に周囲の音を拾ってくれて、イヤホンを外さなくてもすぐに会話ができてしまうのです。あったらすごく便利な機能でずっとイヤホンを着けたまま過ごしちゃいそうです。 音質グッド、使いやすさグッドなGalaxy Buds2 Pro 是非一度手に取ってみて下さい! 試聴楽曲:Stay Gold/BTS, HERO/Vaundy
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けんさん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Galaxy
GalaxyBuds2Pro
グラファイト
¥34100 税込
小さめ、軽量なのに機能もりもり!メリハリサウンドが魅力のすごいヤツ!
試聴環境:Galaxy S22 Ultra 試聴楽曲:星野 源 / 喜劇 Tokimeki Records / Invitations(feat.Froya、宮脇翔平) Dax Riders / So Nice 歴代Galaxyシリーズを使い倒してまもなく12年の私、けんさんです! ちなみに現在Galaxy Buds Proを使用しておりますので、比較を交えながらレビューしていきたいと思います! まず音質面で言うと全体的に歯切れが良くなった印象です! 特に高域は時々鋭さを感じるぐらいのキレがあり、今までのGalaxy Budsシリーズにはなかった音作りだと感じました。 中低域に関しても全体的に粒立ちが良く、高域の鋭さとあいまってややクールなまとまりとなっております! 広さはそこまで広くないですが、近い音は近く、遠い音もしっかり聴き取りやすく奥行きを感じられるメリハリのある音質です。 Galaxy Buds Proと比較すると正当進化プラスαといったところでしょうか。 元々ややクールで粒立ちも良かったですが、更に音と個性に磨きがかかっています。 特に音の裏に隠れて聴こえづらかった音も、分離感が向上してしっかりと表現してくれています。 そういった裏の音など含めて、中々ワイヤレスで表現をしづらい部分までしっかりと表現をしてくれています。 強いていうなら高域がキレすぎて人によっては刺さると感じるであろう所がマイナスポイント…! ただもちろん歴代のBudsシリーズ同様にアプリ内プリセットでのイコライジングも対応しております。 そこで高域を抑えたり、あえて強調したりもできますのである程度は調整がききますのでご安心を。 更に機能面でもちゃんと進化を遂げております! 特にノイキャン! ノイズの制御力の向上もそうですが、個人的にそれ以上に進化を感じたのは圧倒的に風切り音が入りにくくなりました! Galaxy Buds Proの時は外で使用する際、ノイキャン使用時でもボソボソと風切り音が入ってしまったりする瞬間がありましたが、Galaxy Buds2 Proでは今のところ感じません。 こういう細かいですが、音楽を楽しむ上での重要な部分のアップデートもしてくれるあたりはさすがの一言。 ちなみに余談ですが現在購入して使用中した感じ、Galaxy Buds Proから小さいストレスを取り除いた使用感なので控えめに言って最高です。 イコライザーも私は『ダイナミック』で低音も高音もあえてバキバキにしています。笑 Galaxyユーザーであれば圧倒的におすすめなのは言うまでもないですが、軽量でフィット感もいいのでTWSのフィット感にお悩みの人や、メリハリのあるサウンドが好きな方は是非一度お試しください!
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
Galaxy
GalaxyBuds2Pro
ボラパープル
¥34100 税込
高性能、キレのあるサウンド
・明るめの曲をよく聴かれる ・音質はもちろん、機能面にもしっかりとこだわりたい ・Galaxyスマホユーザー そんな方々におすすめなのが「Galaxy Buds2 Pro」です! シンプルで上品なデザインのイヤホン本体と充電ケースは、肌触りの良いマットな質感となっており、指紋などの汚れが付きにくく、普段使いしやすい印象です。 装着感については耳へのおさまりが良く、負担がかかりにくい快適な着け心地だと感じました。 機能については、ノイズキャンセリングの精度が高く、空調などの環境音はほとんど入りませんでした。近くの人の声は、かなり離れたところで演説している程度にしか聞こえなくなりました。 また、外音取り込みの性能も非常に高く、自分がイヤホンを着けていることを忘れるほど周りの声や環境音がはっきりと聞こえました。 音に関しては、中高域の伸びが良く、メリハリのある解像度の高いサウンドです。高域にはキレがあり、全体のサウンドを引き締めている印象でした。煌びやかでありつつも刺さることはなく、気持ち良く聴くことが出来ました。中域は解像度が高く、程よい距離感で聴き疲れしにくいと感じました。低域は弾むように響くため過度な重みがなく、ほかの帯域とのバランスが良いと感じました。 音質も機能も非常に優れており、初めてのワイヤレスイヤホンにも、新しく買い替えを検討されている方にもおすすめの製品です。是非一度お試しください! 【試聴楽曲】 Linkin Park / One More Light L'Arc〜en〜Ciel / Vivid Colors milet / Again and Again
このスタッフの他のレビュー
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なっかー
@e☆イヤホン 秋葉原店
final
A6000
¥58260 税込
音を聴き込みたくなるイヤホン
【音質】 全体的にバランスの良い落ち着いた音で、暗闇から音がスッと湧き上がるような立体的な聴こえ方が特徴です。1つ1つの音の輪郭がはっきりと聴こえるのも印象に残りました。今回試聴した曲では、特にギターの音が際立って気持ちよく聴こえました。アップテンポな曲をノリよく楽しむよりも、テンポがゆったりとした曲や音数が少ない曲をじっくり味わうような聴き方におすすめです。 【A5000との比較】 A5000の方が全体的にやや明るい音で、特にボーカルの繊細な表現を得意とする印象です。一方で、中低域がやや太い鳴り方をしている分、楽器の音や空気感の表現はA6000の方が得意という印象を抱きました。価格差はありますが、上位・下位機種というすみ分けではなく、音の好みやよく聴く音楽のジャンルで選ぶ方が良さそうです。また付属のイヤーピースは異なりますが、筐体がほぼ同じなため、装着感や遮音性に大きな差は感じませんでした。 【その他】 A5000やA8000を初めて聴いた時にも感じたことですが、これまでと異なる評価法を基に設計されているためか、1回の試聴では音の特徴を掴みにくいと感じました。店頭でご試聴の際は、できれば時間を少し空けて複数回試してみてください! 【試聴環境】 WM1ZM2 【試聴楽曲】 Alex G「Runner」 Calvin Harris「Summer」 Fontaines D.C「Starburster」 いきものがかり「誰か」
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なっかー
@e☆イヤホン 秋葉原店
Nostalgia Audio
NA12(Universal Fit)
¥396000 税込
独特の浮遊感と豊かなボーカル
中高域の解像度の高さと独特の浮遊感が特徴的です。低域はBAドライバーのみが担当しています。タイトで締まった鳴り方ではなく、やや膨らみのある広がりのある鳴り方です。ダイナミックドライバーのような迫力のある低音ではありませんが、量感そのものは比較的多く感じました。 中域はBAドライバーに加えて骨伝導ドライバーが担当しています。多ドライバーらしい解像度の高さに加えて、骨伝導ドライバーを組み合わせることで独特の浮遊感や音の揺らぎを兼ね備えています。音数が多い曲だと少々聴き疲れする印象でしたが、ボーカルやギター、キーボードなどの音の表現には長けています。 高域もBAと静電の異なる種類のドライバーが担当しています。低域や中域と比べるとやや線が細くあまり目立つ印象ではありませんが、プロフェッショナルシリーズの下位モデルと比べるとより一音一音がはっきりと聴こえ、音が刺さるような印象も少なく、丁寧な表現が光ります。 今回試聴した中では特に1980年代にリリースされた楽曲との相性が良く感じました。また、テンポのゆったりした楽曲でボーカルをじっくり味わうような聴き方に適している印象です。曲やジャンルとの相性によって感じ方が大きく異なりそうなので、ご試聴の際は色々な楽曲でぜひお試しください。 試聴環境 WM1ZM2 試聴して相性が良かった楽曲 - TOTO 「Rosanna」 - 竹内まりや 「プラスチック・ラブ」 - Harry Styles 「As It Was」
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なっかー
@e☆イヤホン 秋葉原店
須山補聴器
MH335DW EX
¥237600 税込
ロングセラーモデルに新しい仲間が加わりました!
【音質】 解像度の高さと音の分離に長けている部分が特徴です。全体的に硬めでややドライな音色ですが、個人的には高域の刺さりはあまり感じませんでした。1つ1つの音ははっきりと分かれていますが、上下方向にはそれほど広がらず、横に広い印象です。 低域はBAドライバーのみのイヤホンとして見ると量感が多いですが、ダブルウーファーという言葉からイメージされるほどではありませんでした。解像度が非常に高く締まった音の鳴り方で、特に打ち込みの音源のキックは非常に気持ち良く感じられました。 中高域はボーカルにかかる帯域が若干強く、それより上の部分はややおとなしい印象です。全体的に控えめで「MH334」シリーズほど主張は強くありませんが、耳元近くで鳴っているのでボーカルの近さや息づかいなども感じやすくなっています。 【MH335DWとの比較】 ドライバー構成は同じで、ケーブルも現行品の場合は同じ013が付属しています。変更点としては、内部部品に最新のものを使用してのネットワーク調節、アコースティックフィルターの見直しや再調節になります。情報だけ見るとそれほど変更は多くないように見えますが、比較してみると音質の違いは大きく感じました。 低域を比較すると、「MH335DW」は全体的に音が近く押し出しの強い鳴り方が特徴的でしたが、「MH335DW EX」では量感こそ控えめに感じるものの、より深い帯域から音が沸き上がっているような印象を持ちました。中高域も「MH335DW」では丸くこもったような感触を持った部分が、「MH335DW EX」ではより鮮明にはっきりと聴こえるようになりました。 楽曲全体を俯瞰して聴きたい方には「MH335DW EX」が、反対にベースやドラムの音を乗りよく聴きたい方には「MH335DW」がそれぞれおすすめです。 【まとめ】 淡々とした鳴り方なのでノリよく音楽を楽しむという目的には不向きな印象ですが、楽曲を分析的に楽しみたい方や音数の多い曲を聴く方にはおすすめです。「MH335DW」シリーズは合わせて4製品ありますが、各モデル毎に音質も異なっているので、試聴の際はぜひ比較しながらお試しください。 【試聴環境】 WM1ZM2 【試聴楽曲】 Tyla 『Water』 Bleachers 『Modern Girl』 NewJeans 『Attention (250 Remix)』
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なっかー
@e☆イヤホン 秋葉原店
LETSHUOER
Cadenza 12
¥318000 税込
心地よい音色のハイエンドモデル
S12 PROなどが人気のLETSHUOERから、待望のハイエンドモデルが登場しました。 【デザイン・装着感】 筐体にはチタンを採用しており、鏡面仕上げで素材の性質上、傷はつきやすいですが、加工が難しい金属を丁寧に仕上げているため、所有欲を満たす仕上がりです。金属筐体のため、それなりの重量があり、ノズル部も太いため、装着感には個人差が出やすいです。しかし、個人的には耳をすっぽりと覆う形状が比較的快適です。店舗でお試しの際はイヤーピースの変更も可能ですので、ぜひお申し付けください。 【音質】 解像度が高く、全体的に丸みを帯びた音が印象的です。1音1音がはっきり分かれるタイプではないものの、音同士の距離感が掴みやすいです。派手さはそれほど強くありませんが、じっくり聴き込むほどに楽曲の良さが際立ちます。低域の量感が多く、膨らみのある鳴り方で、包まれるような音が好みの方には心地よく感じられるでしょう。中高域は明るく、真っ直ぐ伸びる金属筐体らしい音色で、高域が刺さるような印象はあまりありません。 また、Sonion社とKnowles社の部品を組み合わせた合計11基のドライバーは、音の重なりや干渉が非常に少なく、自然な聴こえ方をします。特に、ピアノやギターが含まれるテンポのゆっくりした曲ではその真価を発揮します。 【まとめ】 元々きめ細かな中高域やまとまりの良さが特徴的なブランドですが、Cadenza 12ではそれをさらに突き詰めた印象です。落ち着いた曲調の楽曲をじっくり聴き込みたいという方は、ぜひ一度お試しください! 試聴環境:WM1ZM2 試聴楽曲:いきものがかり『誰か』、Beyoncé『JOLENE』、Yaeji『With A Hammer』