スタッフレビュー詳細
価格と性能が釣り合わない!(いい意味で)
8BAというスペックのイヤホンとしては、かなりコストの抑えられた製品です。すると実際のパフォーマンスが気になるところですが、結論は「コスパ最強」の一本です。
まず一聴した瞬間に感じた音圧は、複数のドライバーを搭載したハイエンド機に感じる衝撃と遜色なく、情報のぎっしりつまった音の波が、前方から押し寄せてくるかのようです。
音は自然なトーンバランスで突出しすぎた帯域はなく、素直なリスニングができます。
やや低音よりの中音域が少し厚めになっているため、サウンド全体に力強さや勇壮さが演出され、オーケストラなどエピックな楽曲には一層の聴き応えを得られます。
ボーカルへのフォーカス感もよく、中低音のグっとした押し出しによって男性ボーカルの存在感はより強調されます。
目を惹く美しいフェイスプレートと、サウンドを最大限に引き立てるシルバーのケーブル。この外観に加え、音質とスペックと、総合的にコストを大きく超えたパフォーマンスを魅せてくれる一本です。
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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なおティー
@e☆イヤホン
Kiwi Ears
Orchestra Lite
Green
¥36300 税込
全ての音を間近で感じられる体験
Kiwi Ears「Orchestra Lite」は、音の広がりを間近で感じたいという方におすすめのイヤホンです。ボーカルを中心に楽器やシンセ音などが、手前から左右へ押し寄せる濃密なサウンドが特徴です。 外観は透明度が高いクリアなシェルと、彩度強めのマーブル模様を施したフェイスプレートのコントラストが魅力的です。フェイスプレート中央にあるKiwi Earsのロゴは、アメリカンレトロ調のテイストが漂うオシャレなデザインで、個人的に激押しポイント。 音質に関してはボーカルを中心に、全帯域が手前側に押し出された密度の濃いサウンドが特徴的です。 音の空間は、各帯域を前後の奥行きで棲み分けるというよりかは、左右に広く音場を取って鳴らしている感覚です。そのため「全体の音が手前側で鳴る」という密度の濃い空間表現でありながらも、楽器やボーカルなどの音を一つひとつ明確に分けて聴けました。 明瞭さと迫力の両方を持ち合わせたサウンドなので、楽器の多いオーケストラから、様々なシンセ音を重ねたハイテンポな電子音楽などを聴く方におすすめです。
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
Kiwi Ears
Orchestra Lite
Green
¥36300 税込
オーケストラのような配置で鳴らすイヤホン
BA8基という物量ながら楽器とボーカルの分離感に優れている「Orchestra Lite」です。 マーブル模様のフェイスプレートはブルーとグリーンの二色から選べます。クリアで透明度の高いシェルは、近年の中国製イヤホンの高い品質を象徴しているかのようです。 音は少しウォーム気味で量感は多め。楽器とボーカルの分離感が高く、全体的に明るい印象です。音場表現は少し独特で、ボーカルが独立している周辺で楽器が鳴っています。確かに「Orchestra」と名づけられるのも納得です。 このイヤホンの真骨頂が発揮されるのは、やはり楽器が多い楽曲です。しっかりと楽器の一体感を感じつつ、適度な分離感によって聞き分けも可能です。 ボーカルを聴きたい方と楽器を聴きたい方、どちらにもオススメできる「Orchestra Lite」。イヤホンを初めて買う方にもいいのではないでしょうか。 再生環境:iPhone13pro→ifi Audio NeoIDSD BL→Orchestra Lite 試聴楽曲:KOTOKO Aiobahn「INTERNET YAMERO」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)
このスタッフの他のレビュー
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イッチー
@e☆イヤホン 秋葉原店
Bose
QuietComfort Ultra Earbuds
Black
¥39600 税込
オーディオ体験は次のステージへ!
Boseの大人気シリーズ「QuietComfort Earbuds」が革新的な空間オーディオを実現し、「QuietComfort Ultra Earbuds」へ進化を遂げました! 先行の「QuietComfort Earbuds II」と重量や形状はほぼ同じで、どんな耳にもフィットするよう設計されており、交換可能なイヤーチップとスタビリティバンドによってさらに快適で安定性のある装着感を得られます。 音質は癖がなくクリアで高い解像感に、弾力のある低音によってグルーブ感の演出された多様なジャンルに対応できるサウンドパフォーマンスです。 また、専用のアプリで音質の調整も可能です。イコライザの操作は低音、中音、高音をそれぞれ増減できる形となっており、非常にわかりやすく直感的に好みの音質に調整できます。 「QuietComfort Ultra Earbuds」の目玉ともいえる、新たに追加された機能の「Bose イマーシブオーディオ(空間オーディオ)」は音楽や動画などのコンテンツを最大限楽しめるほどの、極上の音響体験が可能です。 「AirPods Pro」の空間オーディオに比べ、音と音の前後や左右の位置表現が巧く、ライブの映像や音源ではリアルで息を呑むような臨場感が得られます。また、最高クラスのノイズキャンセリングも健在で、人の声も最大限減衰させ見事な静寂を作り出します。 快適で閉塞感のない装着感とこのノイズキャンセリングは実に相性がよく、音楽や勉強に集中したり、静寂だけを得て休息に集中するなど、あらゆるシーンでアクションの成果に貢献してくれるでしょう。 日々の生活の質をあげるマストアイテムです‼
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イッチー
@e☆イヤホン 秋葉原店
NUARL
mini3 EARBUDS【なくなり次第終了!PodString TWEプレゼントキャンペーン!】
オーロラホワイト
¥14256 税込
コンパクトでかわいいドンシャリ!
欲しい機能はしっかり備わったうえ、コンパクトで使いやすく、ファッション性にも優れた3色のカラーバリエーションが魅力の製品です。 オーロラホワイトがかわいい…… いきなり個人的な推しポイントになりますが、オーロラホワイトは涼しげなグラデーションが美しく、耳元映えを演出しながら、ハウジング全体がツルツルとしていて、さらに装着感の良さをもたらしてくれている印象があります。 もちろんブラックゴールドもシックで高級感があり、ローズゴールドは「大人かわいい」印象です。いずれのカラーも魅力があり購入時には迷いそうですね。 【ノイズキャンセリング/外音取り込みについて】 装着感が良いので、遮音性は確保されていますが、ノイズキャンセリングをONにすると、より細かいノイズがカットされ、一層音楽に没入できます。 外音取り込みについては「自然」というよりも、ややノイジーな「サー」っとした聞こえ方ですが、咄嗟の会話などには便利に利用できます。 【音質について】 弱ドンシャリ傾向です。しっかりと低音のおいしい部分に焦点を合わされており、迫力と聴き応えが得られます。高域につれ「キラッ」とした音が耳に入り、解像感や粒立ちの良さも引き立ちます。 オールインワンなNUARL「mini3 EARBUDS」。ぜひお試しください!
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イッチー
@e☆イヤホン 秋葉原店
水月雨 (MOONDROP)
Little White
¥13500 税込
「ワイヤレス化」の新たな選択肢
「aptX Adaptive」に対応したネックバンド型Bluetoothケーブルです。2pinタイプのコネクタを採用したイヤホンを、簡単にワイヤレス化できます。 有線イヤホンをワイヤレス化する方法はいくつかあり、ネックバンド型を選択する理由には、なくしにくさや、首にかけたまま着脱できる手軽さなどが挙げられます。 本製品のボディはしっかりとした形状をしていますが思いのほか軽く、さらに首の後ろにくるバンド部分はゴムの素材になっているので、装着におけるストレスは非常に少ないと感じました。ネックバンド型のメリットを最大限活かせるポイントでしょう。 さらに、音質面では先述した通りaptX Adaptiveに対応しているため、対応端末では高音質、低遅延で音楽もゲームも動画も楽しめます。 ネックバンド型Bluetoothケーブルの他製品は黒が基調なものが多い中、本製品は白や銀が基調になっているので、合わせるイヤホンとの色相性で選んでみてもいいかもしれませんね。 今回の試聴では同メーカーの水月雨「KATO」を使用しました。やはりシルバーの筐体のKATOとは見た目の相性が良く、音質もイヤホンの良さを損なわず、安定したリスニングができました。 ぜひご検討ください!
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イッチー
@e☆イヤホン 秋葉原店
HUAWEI
FreeBuds 5
セラミックホワイト
¥19620 税込
「水滴」はピッタリフィットデザイン!
「全面曲線の水滴をイメージしたデザイン」ということで、その個性的な形状は、どんな装着感をもたらしてくれるのか気になります。 このデザインは“ファッショナブルなデザインのため”という意図もありますが、イヤーピースのない「インナーイヤー型」の装着性を最大限向上させるために、非常に計算された形状でした。 滑らかな曲線がピッタリと、耳道と耳たぶにフィットして安定感を生み出してくれます。全体が丸みを帯びたデザインなので、ストレスになりにくく気持ちの良い装着感が癖になりそうです。 音質はクリアで、楽曲の細部まで綺麗に聴かせてくれます。「軽やかに、エレガンスを纏う」という製品のキャッチコピーがありますが、前方からパンチを打たれるような低音とドライブ感あるサウンドがロックでかっこよく、上品さだけでないギャップも好印象です。 インナーイヤー型のイヤホンとして、ひとつの新しい答えとなる「水滴デザイン」、ぜひ試してみてください!