スタッフレビュー詳細
全ての音を間近で感じられる体験
Kiwi Ears「Orchestra Lite」は、音の広がりを間近で感じたいという方におすすめのイヤホンです。ボーカルを中心に楽器やシンセ音などが、手前から左右へ押し寄せる濃密なサウンドが特徴です。
外観は透明度が高いクリアなシェルと、彩度強めのマーブル模様を施したフェイスプレートのコントラストが魅力的です。フェイスプレート中央にあるKiwi Earsのロゴは、アメリカンレトロ調のテイストが漂うオシャレなデザインで、個人的に激押しポイント。
音質に関してはボーカルを中心に、全帯域が手前側に押し出された密度の濃いサウンドが特徴的です。
音の空間は、各帯域を前後の奥行きで棲み分けるというよりかは、左右に広く音場を取って鳴らしている感覚です。そのため「全体の音が手前側で鳴る」という密度の濃い空間表現でありながらも、楽器やボーカルなどの音を一つひとつ明確に分けて聴けました。
明瞭さと迫力の両方を持ち合わせたサウンドなので、楽器の多いオーケストラから、様々なシンセ音を重ねたハイテンポな電子音楽などを聴く方におすすめです。
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
Kiwi Ears
Orchestra Lite
Green
¥36300 税込
オーケストラのような配置で鳴らすイヤホン
BA8基という物量ながら楽器とボーカルの分離感に優れている「Orchestra Lite」です。 マーブル模様のフェイスプレートはブルーとグリーンの二色から選べます。クリアで透明度の高いシェルは、近年の中国製イヤホンの高い品質を象徴しているかのようです。 音は少しウォーム気味で量感は多め。楽器とボーカルの分離感が高く、全体的に明るい印象です。音場表現は少し独特で、ボーカルが独立している周辺で楽器が鳴っています。確かに「Orchestra」と名づけられるのも納得です。 このイヤホンの真骨頂が発揮されるのは、やはり楽器が多い楽曲です。しっかりと楽器の一体感を感じつつ、適度な分離感によって聞き分けも可能です。 ボーカルを聴きたい方と楽器を聴きたい方、どちらにもオススメできる「Orchestra Lite」。イヤホンを初めて買う方にもいいのではないでしょうか。 再生環境:iPhone13pro→ifi Audio NeoIDSD BL→Orchestra Lite 試聴楽曲:KOTOKO Aiobahn「INTERNET YAMERO」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)
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イッチー
@e☆イヤホン 秋葉原店
Kiwi Ears
Orchestra Lite
Green
¥36300 税込
価格と性能が釣り合わない!(いい意味で)
8BAというスペックのイヤホンとしては、かなりコストの抑えられた製品です。すると実際のパフォーマンスが気になるところですが、結論は「コスパ最強」の一本です。 まず一聴した瞬間に感じた音圧は、複数のドライバーを搭載したハイエンド機に感じる衝撃と遜色なく、情報のぎっしりつまった音の波が、前方から押し寄せてくるかのようです。 音は自然なトーンバランスで突出しすぎた帯域はなく、素直なリスニングができます。 やや低音よりの中音域が少し厚めになっているため、サウンド全体に力強さや勇壮さが演出され、オーケストラなどエピックな楽曲には一層の聴き応えを得られます。 ボーカルへのフォーカス感もよく、中低音のグっとした押し出しによって男性ボーカルの存在感はより強調されます。 目を惹く美しいフェイスプレートと、サウンドを最大限に引き立てるシルバーのケーブル。この外観に加え、音質とスペックと、総合的にコストを大きく超えたパフォーマンスを魅せてくれる一本です。
このスタッフの他のレビュー
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なおティー
@e☆イヤホン
FIIO
KA11
Type-C Black
¥5390 税込
スマホに有線イヤホンをつなぐ初めの1歩として!
エントリーモデルだからと侮ることなかれ。「KA11」は、お手頃価格、かつ超コンパクトなサイズながらも、FIIOらしいキリっとしてメリハリのあるサウンドに仕上げてくれるUSB DACアンプです! 変換ケーブルと見間違えるほど小さく細い筐体で、使用感はスマートフォンに直刺しするときの感覚とほとんど変わらない快適な装着性です。 スマートフォンに直刺して聴く際と「KA11」を通して聴く際の大きな変化としては、高域の細かい音が濁らずにハッキリ聴こえるという点。ハイハットの細かい刻みなどがクリアに聴こえて全体的にスッキリとした印象に変化します。 サウンドの印象は、全体的に音の芯が太くなってメリハリのある雰囲気。音の密度が濃いので、アップテンポな曲を聴くと、迫力が増しておすすめです! 「USB DACアンプってどういう効果でるの?」とか「FIIOの音色ってどんなのだろう?」とお考えの方に! ポータブルUSB DACの中でお手頃価格な「KA11」を是非試してみてはいかがでしょうか?
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なおティー
@e☆イヤホン
日本ディックス
Scyne α01
¥132000 税込
日本ディックスの丁寧さを感じる上品な音質とデザイン
数々の品質の高いプラグやコネクタ、そしてイヤーピース界に激震を与えた「コレイル」などを手掛けてきた日本ディックスが遂にイヤホンを開発しました! そんな有線イヤホン「Scyne α01」をご紹介します。 筐体は、真鍮+プラチナめっきでできており、金属特有の銀色の冷たい輝きが高級感を漂わせています。金属筐体のため、手に持った時には少々重みを感じますが、サイズが小さいため装着した際に重さはほぼ感じませんでした。 音質については、中高域に寄ったバランスでスッキリしたサウンドという印象です。中域は滑らかな音で、そこから低域に寄れば寄るほどふくよかで分厚い音に、高域に寄ればよるほど微かに粒感のある研ぎ澄まされた音に変化していく感覚でした。 楽器や声など複数の音をハッキリと分離させながら鳴らすよりも、1つの音を解像度高く精密に鳴らすのが得意な印象のため、アコースティックやギターなどの弾き語りの曲を聴くのがおすすめだと思います! また、この商品の魅力はイヤホン本体だけでなく、本機に合わせてチューニングした 「独自設計リケーブル」や「革製のイヤホンケース」など質の高い付属品があることも良き。特に「Pentaconn COREIR -AL ALLOY- 」が付属している点は非常に魅力的! 装着することで、高域と低域のハリが増して音楽の臨場感が上がって聴きごたえ抜群でした。 まとめると、音質だけでなく筐体のデザインや付属品など、部品一つひとつの品質にこだわりを感じるイヤホンという印象。弾き語りなどの楽器の少ない曲にて、それぞれの音をじっくりと噛みしめながら楽しみたい方におすすめです。
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なおティー
@e☆イヤホン
水月雨 (MOONDROP)
破暁 - DAWN PRO
¥9450 税込
水月雨 (MOONDROP) の象徴的な音質・デザインがこの小さな筐体に詰まってます!
音を素直に伸ばしてくれます。癖のない音で本当に良い子です。そんな優等生なスティック型DACアンプ「破暁 - DAWN PRO」をご紹介します。 コンパクトかつ軽量な筐体はアルミニウム合金でできており、表面にパンチングメタルのような加工が施されています。スマートフォンやサウンドデバイスに接続すると、穴の部分からランプの光が漏れて見える粋な演出も魅力的です。金属質の無機質なクールさを保ちつつ、どこか可愛らしさを感じさせるデザインが素敵です。 ボタンは音量を上げ下げする2つのみで、簡素な操作感です。横長の方が音量を上げるボタンで、短い方が下げるボタンとなっており、触感だけでどちらのボタンか分かりやすい親切な設計になっています。 音質については、原音の質感をそのままにしながら一段と力強く鳴らしてくれる印象です。各帯域のバランスは、ボーカルなどの中高域が少し強調されています。癖のない音なので、DACアンプが初めての方にも安心して使用できる製品だと思います。 外観のデザイン、音質、携帯性を兼ね備えた優等生なスティック型DACアンプです。DACアンプデビューに最適な商品です!
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なおティー
@e☆イヤホン
SONY
ULT WEAR
ブラック
¥33000 税込
低音はあればあるほど良いと思う →YES →はい 「YES」または「はい」を選んだ方はコレだ!
クラブやフェス会場のような重低音をどこでも味わえるヘッドホンがあります。SONYから発売するワイヤレスヘッドホン「ULT WEAR」をご紹介します。 外観は、「WH-1000XM5」や「WH-CH520」のようなSONYのワイヤレスヘッドホンに共通しているマットな質感をしたカジュアルなデザイン。個人的には「WH-1000XM4」のフォルムに対して、「WH-1000XM5」のような凹凸が少なく滑らかな曲線を使っている特徴が合わさったような形に見えます。 重量はとても軽く、側圧も優しめであるため、長時間の装着でも快適だと思います。 ノイズキャンセリング機能については、SONYお得意の閉塞感の少ない自然さと遮音性の高さを両立したバランス良い効き具合。キーボードのタイピング音やエアコンの送風音など、微細な環境音はほとんど聞こえず、音楽やコンテンツに集中しやすい環境に整えてくれます。 外音取り込み機能については、低域から高域まで、様々な環境音をまんべんなく取り込んでくれる印象。ノイズも少なく、目を閉じると耳に何もつけていないように錯覚してしまうほど自然な取り込み方です。SONYの技術力にあっぱれと言いたい。 音質については、OFF・ULT1・ULT2の3種類のサウンドモードがあるため、それぞれ記載していきます。 【OFF】 全体的に音が空間の中心にまとまっていて、一体感のあるサウンドという印象。低域は奥の方からじわじわと広がっていく感覚でした。ひときわ重低音が強いという印象はほとんど感じず、わずかにウォーム寄りのナチュラルサウンドだと感じました。どの音楽ジャンルも過不足なく鳴らせるサウンドモードです。 【ULT1】 OFFでは後ろ側に居た低域が左右に囲い込むような空間に変化。かなり低域に寄ったサウンドではあるが、ボーカルやシンバルなどの中域〜高域も綺麗になっていて良いバランスです。EDMや808ベースをきかせたヒップホップなどを聴く際におすすめです。 【ULT2】 低域が手前に出てきて、空間全体を覆っている印象。音圧が凄まじく、サブウーファーが耳の真横にあるような迫力があります。「音楽を聴く」という面では、重低音の圧が強すぎたり、高域が隠れていたりとサウンドバランスが崩れていて聴きにくいと思いますが、クラブやフェスの会場のような「ウーファーを浴びている感覚を体験する」という用途に使う面では、ピカイチでおすすめなサウンドモードだと思います! まとめると重低音を強調した攻めたサウンドを鳴らすヘッドホンです。 EDMやヒップホップを聴く方や、アクション映画やLive音源などを、映画館・会場にいる感覚で聴きたい方におすすめです!