スタッフレビュー詳細
爽やかで抜け感あるナチュラルサウンド
試聴環境:iPhone13pro
FiiO :BTR5
試聴曲:Perfume-STAR TRAIN
スピッツ-スパイダー
まず最初に聴き惚れたポイントは静寂な空間表現です。
”VOID”とは「空っぽ」や「何もない空間」という意味らしく、その名のとおり静寂な空間の中に浮き出るように明瞭高い音の粒立ちが空間いっぱいに響きわたり、何の音が鳴っているのが分かりやすく、立体感も感じられます。
開放型ならではのスッキリとした広めの空間と抜け感のあるサウンドで、クセがなくどのジャンルもシンプルにとても聴きやすいです。
立体感の立役者はタイトで密度が詰まった低域です! 音の着地がスカッとしたキレのあるサウンドで、縦に広く抜けの良い響きを空間いっぱいに感じられます。
高域はさっぱりとしていてきめ細やかな印象です。楽器の粒立ちは華奢で川のせせらぎのように爽やかでギターサウンドにとても映えます! 電子音の重なりもとても綺麗で音が渋滞しにくいので、シティPOPSやテクノなどでも楽しめます♪
ボーカルの量感は控えめに感じられるかもしれませんが、楽曲に溶け込むように馴染みが良くクリアなサウンドで、他の音域とのまとまりの良さを感じられます。男女ともに不得意な部分はなくコーラスとのユニゾンもナチュラルです。
初めてでハイクオリティな開放型デビューにはもちろん、手軽で幅広いジャンルを楽しめるヘッドホンをお探しの方にオススメです♪
詳しくはブログにて!
https://e-earphone.blog/?p=1449750
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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Hulk
@e☆イヤホン 名古屋大須店
水月雨 (MOONDROP)
空鳴-VOID
¥32400 税込
名前はからっぽ!?中身はぎっしり詰まった開放型ヘッドホン爆誕!!
中国は深圳市に本拠地を置く水月雨(MOONDROP)から待望のヘッドホンが登場しました! 「VOID」という単語には「中身がない、空っぽの」「空間、空所」といった意味があります。空間表現に長けている開放型ヘッドホンの特徴を考えると、商品名の意味としては「空間」がピッタリ合います。中身は空っぽどころかどの音域もしっかり作り込まれた音ですし、役に立たないなんてことはありません。むしろ開放型ヘッドホンの新たなベンチマークにもなり得る、そんな製品だと聴いてすぐに感じました。 高音域はMOONDROPらしさ全開のきらびやかで透き通った音、中低音域は量こそあまり多くないですが、タイトで芯のしっかりした音を奏でてくれます。 ガールズロックや電波ソングはもちろんですが、80'sロックもシンセやメインギターの音を非常に豊かにしてくれて、曲の華やかさに磨きをかけてくれます。 開放型ヘッドホンの最大の特徴は最初にも書いた通り空間表現と音の広がりの良さです。これに合わせ音の位置が正確なヘッドホンならゲーム用途や映画鑑賞でもその実力を存分に発揮してくれます。 レースゲームではエンジン搭載位置からの大迫力の音に加え空気交じりのエキゾーストノイズも巧く聴かせてくれますし、西部劇などの独特の空気感もその場にいるかのように感じられるほどです。 見た目はシンプルでスタイリッシュ、音もすっきりしていて聴きごたえのあるヘッドホンです。店頭にて試聴する事も出来ますので是非一度お試しください! 接続機器 ・Chord mojo(AK70MKIIよりUSB出力) 試聴音源 ・星座になれたら / 結束バンド ・War Machine / AC/DC
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
水月雨 (MOONDROP)
空鳴-VOID
¥32400 税込
真っ白な開放型ヘッドホン!
真っ白なボディと解像度感のあるハイファイサウンド。 水月雨(moondrop)の開放型ヘッドホン、空鳴-VOIDの紹介です。 【見た目】 真っ白のボディは若干光沢感があり、非常に綺麗です。装飾はロゴ以外無く、シンプルな見た目で清潔感があります。ハウジングはオーバーイヤーで、耳をすっぽりと覆ってくれます。側圧はそこまで強くなく、軽量なので長時間のリスニングでもバッチリ使えます。 【音】 カラッとしたドライ目のサウンドで、ドンシャリ傾向です。輪郭がハッキリとしていて音像を捉えやすく、ベース、ボーカル、ギター、シンセ等々楽器隊の描き分けが得意な印象です。また、ドンシャリといってもそこまで低音、高音の押し出しが強いわけではないので、比較的聴きやすい音に仕上がっています。 開放型ならではの抜け感の良さとサウンドステージの広さもあり、パーカッションの細やかな響きを捉える余裕と音の広がりを味わうことができるのもポイント。リスニング寄りのチューニングではありますが、定位がしっかりしていて音の粒立ちが分かりやすくなっています。 開放型ということもあり、ある程度の駆動力は必要だと思いますが、ドングルDACやBTレシーバー等があれば鳴らせると思います。 適度な解像度と抜けの良さ、何より白いガジェット好きなら一度は試してほしいヘッドホンです。是非。 試聴環境:iPhoneSE2+BTR7 試聴楽曲:キリンジ/スウィートソウル 他
このスタッフの他のレビュー
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みくぺ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
水月雨 (MOONDROP)
蘭-LAN
¥7200 税込
順応性の高い優等生イヤホン
新製品が出るたびにオーディオファンの心を次々に奪っていく中国のオーディオブランド水月雨(MOONDROP)から、新たなエントリーモデル「蘭-LAN」のご紹介でございます! 高級感を感じられるステンレス筐体を採用していて、マットでさらさらとした質感は指紋がつきにくく、小ぶりで薄いボディは耳から飛び出しづらく、圧迫感がほとんどない装着感なので耳が小さな方でも着けやすいと思います。 また、金属筐体なので装着時はひんやりして気持ちいいです! 音の第一印象はクセのないニュートラルなサウンドです。とにかく空気感が澄んでいて、かつボーカルがナチュラルで聴きやすいと思いました! 濁りのない澄んだ空気感の中に粒立ち豊かなサウンドが響き渡り、「どの音がどこで鳴っているのか」がとても分かりやすいです。 先程も触れましたがボーカルがとてもナチュラルで生々しく、声のかすれ加減や伸び方など、ボーカルの声質を活かしつつ丁寧に再現してくれます。爽やかな男性ボーカルからハスキーな女性ボーカルまで幅広く楽しめるので、ボーカル重視で様々なジャンルを聴く方にとてもオススメです♪ 楽器隊の粒立ちには立体感があり、繋がりはとてもなめらかで「蘭-LAN」の聴きやすさの一助となっています♪ 金属音のシャープさも感じながら抜け感もあり、弦楽器や鍵盤楽器は潤いのあるサウンドです。個人的に美しいと感じたのはギターのアルペジオ! 華やかでみずみずしく、耳の中で柔らかく弾けるのでとても耳当たりが良いです! 低域の量感は控えめですがタイトで切れ味のあるサウンドで、余韻を引きずらずに場面の切り替えができるハツラツとした印象です。POPSや邦楽ロックとの相性が良いと感じました‼ 軽快でさっぱりした低域がお好みの方におすすめです♪ 全体的に素直で歪みのないサウンドは、さまざまな楽曲でガラリと印象の変わる順応性の高い優等生さんです♪ とっても聴きやすいのでぜひ、ご試聴お待ちしております(`・ω・´)
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みくぺ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
See audio
Neko Int'l version
¥99500 税込
繊細で落ち着きつつ、時に猫のように弾むサウンド
最初に感じたのは分離感の良さと明るい音色です。特に高域の金属音には1音1音芯があり硬質的な質感で、粒が際立つように明瞭でハキハキとした感じです。 分離感はありつつも音の繋がりが自然で、聴き込むほどに弦楽器の滑らかさや、ツヤやかさなど楽器隊の表現力の高さに気付かされました。ぜひ楽器を重視する方にも聴いてみてほしいです。 また、圧迫感のない見晴らしのいい空間と表現力の高さによって、音楽の世界に浸れるのはもちろん、音を分析的・客観的かつ自然に見られるというところもオススメしたいポイントです。“ライブハウスの最前”というよりは“後ろの方でゆったり聴いている”ようなイメージです。 低域は上に突き抜けるように真っすぐ鳴る、爽やかなサウンドです。量感は控えめですが音抜けの良さや抜群の分離感の高さで、迫力も聴きやすさも兼ね備えています。跳ねるような音も上手に表現してくれるので、電子音やシティポップにも相性が合いそうです♪ そして楽曲を彩るボーカルは、透き通った儚く溶け込むような歌声が特徴的です。ブレスの漏れ方や声の伸びなどが楽曲に溶け込みつつも、艶っぽく埋もれずに繊細に表現されていて、空気感が生々しく情緒的に感じられます。癖も少ないので様々な声質のボーカルとも相性が良くジャンルを問わず楽しめます。 ボーカルも楽器隊も意識して聴きたい方に是非、お試しいただきたいイヤホン「Neko Int'l version」ぜひお試しください。 続きはみくぺのブログにて‼
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みくぺ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
FIIO
BTR7
¥34533 税込
凛とした落ち着いたサウンド
当店スタッフの圧倒的所有率が多いFiiOのBluetoothレシーバーから待望のハイエンド機『BTR7』のご紹介でございます! 思わず待ってました!とガッツポーズになりました。 サイズは少し大きめですが個人的にはポケットに入れば全部ポータブル!!なのとケースのデザインも渋くてカッコよくて指紋もつかないのでストレスフリーですね! さて、肝心のサウンドは、以前から発売されている『BTR5』と比較すると『BTR5』は艶めいた水気のあるクールなサウンドで、『BTR7』は艶感も感じつつ、凛とした上品で温かみのあるサウンドだと思いました。音の振動、響きを明瞭よく鳴らしてくれ1音1音が深みのあるシックな音に仕上がっています。 低域は粒立ちが丸めです。ホール感のあるゆったりとした広がり方で、バスドラムのキック音の力強さと包み込むような優しい広がり方は温かい印象をうけます。 粒立ちが細かくさらりとした高域と生っぽいボーカルの柔らかい歌声がツボで絶妙に近い距離感でゾクゾクっとしました! 全体的に音の見晴らしも良くなり空間に余裕も感じられて安定感もあり落ち着いて聴けます。そしてBluetoothレシーバーとしてはもちろん、スティック型DACとして使用できるのも魅力のひとつ! 有線接続で聴いてみると音のスピード感や明瞭度がUPしてライブ感がでます! 駆動力もパワーUPしているので鳴らせる幅も広がります!これ一つで色々楽しめちゃいますね!! 1本は持っておきたいマルチなお品物!! あたしも欲しい! 皆さまぜひお手に取ってみて下さい!! 試聴イヤホン SHURE SE215 試聴曲 相対性理論 人工衛星 DAOKO 水星
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みくぺ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
日本ディックス
Pentaconn COREIR -ペンタコン コレイル- AL ALLOY
M 2ペア Yellow
¥3850 税込
「凝縮、余韻、鮮明」の三拍子を叶えられるイヤーピース
金属コアを内蔵したイヤーピース「Pentaconn COREIR -ペンタコン コレイル- AL ALLOY」のご紹介です‼ 前作「BRASS」モデルは金属コアに黄銅が採用されていましたが、今回ご紹介する「AL ALLOY」にはアルミ合金が採用されています。 まずは着け心地について、金属コアが入っているので軸がかっちりめではありますが、耳に接触する傘部分は柔らかく、痛くなりにくい素材だと感じました。 また、メインのサウンドについては全体的に輪郭がぎゅっと凝縮したような感じで、密度がアップしたように感じました。分離感が良く、音の全体像や掴みやすい印象です。さらに、低域はハリやコシがアップし音に弾力が出るので、電子音やベースラインなどの余韻が鮮明でとても映えます。 「BRASS」と比べると金属音などの高域の煌びやかさは一歩後ろに引いたように感じますが、分離感が良いのと他の音域とバランスが取れていて様々なイヤホンと合わせやすいと感じました! 「BRASS」は『スカッとキレ味がありキメが整うサウンド』で、「AL ALLOY」は『鮮明で凝縮された余韻あるサウンド』で差別化できるのではないかなと思います。どちらとも分離感にはとても優れているので、解像度を上げたい方にはぜひお試しいただきたいです! 金属コアが入っている分、他のイヤーピースよりゴムの伸縮がしにくいのと、実際にイヤホンのノズルが入る面積が少ないので、ノズルの太さや高さによって装着できない場合があります。ご自身のイヤホンで使えるか不安な方は、お近くのe☆イヤホン各実店舗にてぜひお試しください! 試聴イヤホン:SHURE SE215 試聴環境:Astell&Kern AK HC4