スタッフレビュー詳細
名前はからっぽ!?中身はぎっしり詰まった開放型ヘッドホン爆誕!!
中国は深圳市に本拠地を置く水月雨(MOONDROP)から待望のヘッドホンが登場しました!
「VOID」という単語には「中身がない、空っぽの」「空間、空所」といった意味があります。空間表現に長けている開放型ヘッドホンの特徴を考えると、商品名の意味としては「空間」がピッタリ合います。中身は空っぽどころかどの音域もしっかり作り込まれた音ですし、役に立たないなんてことはありません。むしろ開放型ヘッドホンの新たなベンチマークにもなり得る、そんな製品だと聴いてすぐに感じました。
高音域はMOONDROPらしさ全開のきらびやかで透き通った音、中低音域は量こそあまり多くないですが、タイトで芯のしっかりした音を奏でてくれます。
ガールズロックや電波ソングはもちろんですが、80'sロックもシンセやメインギターの音を非常に豊かにしてくれて、曲の華やかさに磨きをかけてくれます。
開放型ヘッドホンの最大の特徴は最初にも書いた通り空間表現と音の広がりの良さです。これに合わせ音の位置が正確なヘッドホンならゲーム用途や映画鑑賞でもその実力を存分に発揮してくれます。
レースゲームではエンジン搭載位置からの大迫力の音に加え空気交じりのエキゾーストノイズも巧く聴かせてくれますし、西部劇などの独特の空気感もその場にいるかのように感じられるほどです。
見た目はシンプルでスタイリッシュ、音もすっきりしていて聴きごたえのあるヘッドホンです。店頭にて試聴する事も出来ますので是非一度お試しください!
接続機器
・Chord mojo(AK70MKIIよりUSB出力)
試聴音源
・星座になれたら / 結束バンド
・War Machine / AC/DC
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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みくぺ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
水月雨 (MOONDROP)
空鳴-VOID
¥32400 税込
爽やかで抜け感あるナチュラルサウンド
試聴環境:iPhone13pro FiiO :BTR5 試聴曲:Perfume-STAR TRAIN スピッツ-スパイダー まず最初に聴き惚れたポイントは静寂な空間表現です。 ”VOID”とは「空っぽ」や「何もない空間」という意味らしく、その名のとおり静寂な空間の中に浮き出るように明瞭高い音の粒立ちが空間いっぱいに響きわたり、何の音が鳴っているのが分かりやすく、立体感も感じられます。 開放型ならではのスッキリとした広めの空間と抜け感のあるサウンドで、クセがなくどのジャンルもシンプルにとても聴きやすいです。 立体感の立役者はタイトで密度が詰まった低域です! 音の着地がスカッとしたキレのあるサウンドで、縦に広く抜けの良い響きを空間いっぱいに感じられます。 高域はさっぱりとしていてきめ細やかな印象です。楽器の粒立ちは華奢で川のせせらぎのように爽やかでギターサウンドにとても映えます! 電子音の重なりもとても綺麗で音が渋滞しにくいので、シティPOPSやテクノなどでも楽しめます♪ ボーカルの量感は控えめに感じられるかもしれませんが、楽曲に溶け込むように馴染みが良くクリアなサウンドで、他の音域とのまとまりの良さを感じられます。男女ともに不得意な部分はなくコーラスとのユニゾンもナチュラルです。 初めてでハイクオリティな開放型デビューにはもちろん、手軽で幅広いジャンルを楽しめるヘッドホンをお探しの方にオススメです♪ 詳しくはブログにて! https://e-earphone.blog/?p=1449750
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
水月雨 (MOONDROP)
空鳴-VOID
¥32400 税込
真っ白な開放型ヘッドホン!
真っ白なボディと解像度感のあるハイファイサウンド。 水月雨(moondrop)の開放型ヘッドホン、空鳴-VOIDの紹介です。 【見た目】 真っ白のボディは若干光沢感があり、非常に綺麗です。装飾はロゴ以外無く、シンプルな見た目で清潔感があります。ハウジングはオーバーイヤーで、耳をすっぽりと覆ってくれます。側圧はそこまで強くなく、軽量なので長時間のリスニングでもバッチリ使えます。 【音】 カラッとしたドライ目のサウンドで、ドンシャリ傾向です。輪郭がハッキリとしていて音像を捉えやすく、ベース、ボーカル、ギター、シンセ等々楽器隊の描き分けが得意な印象です。また、ドンシャリといってもそこまで低音、高音の押し出しが強いわけではないので、比較的聴きやすい音に仕上がっています。 開放型ならではの抜け感の良さとサウンドステージの広さもあり、パーカッションの細やかな響きを捉える余裕と音の広がりを味わうことができるのもポイント。リスニング寄りのチューニングではありますが、定位がしっかりしていて音の粒立ちが分かりやすくなっています。 開放型ということもあり、ある程度の駆動力は必要だと思いますが、ドングルDACやBTレシーバー等があれば鳴らせると思います。 適度な解像度と抜けの良さ、何より白いガジェット好きなら一度は試してほしいヘッドホンです。是非。 試聴環境:iPhoneSE2+BTR7 試聴楽曲:キリンジ/スウィートソウル 他
このスタッフの他のレビュー
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Hulk
@e☆イヤホン 名古屋大須店
Anker
Soundcore AeroFit 2
ブロンズゴールド
¥15290 税込
新しくなったオンイヤー型スナイパー、小型になっても音は大迫力!
今大注目のオンイヤースピーカー、耳を塞がないタイプのワイヤレスイヤホン。その中でもAnkerがお届けするスゴ腕スナイパー「Soundcore AeroFit 2」をご紹介します! 先代モデルは、ボディ全体ががっちりとした一体成型の屈強なデザインでした。しかし、最新モデルでは耳掛け部分のパーツが細く柔軟な素材・形状に進化し、本体とのジョイントパーツも多段階で調整可能になっています。専用のケースに入れないと持ち運べないような大型のスナイパーライフルを相棒にしていた傭兵が、折りたたみや分解機構を備えたスマートなマークスマンライフルへと乗り換えた、そんな印象です。 一方で、初めて聴いた際に真っ先に驚かされたのは、その音量と音漏れの少なさでした。 素材や形状が一新されたことで、スピーカー部もそら豆型になり、鼓膜により近い位置で音を鳴らせる構造になったおかげか、音を一切余すことなく鼓膜へ届けることが可能に。このおかげで、ワイヤレスイヤホンでは音量をスマホ側で7~8割程度に設定している私でも、「AeroFit 2」では半分程度で十分な音量を確保できます。また、音漏れについても、身体が軽くぶつからない程度の距離なら気にならないほど。小型化した現在でも、効率的かつ的確な火力を誇る頼れるスナイパーとしての性能は健在です。 見た目も大人びていてケースは小型軽量。現代の戦場のカタチにしっかりと適応した大型新人による芸術的な任務のこなし具合。べた惚れです。みなさんもぜひ一度お試しください! 【試聴音源】 Kids / Bialystocks Here Comes The Sun / The Beatles
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Hulk
@e☆イヤホン 名古屋大須店
audio-technica
ATH-CKS50TW2
ブラック
¥18315 税込
ケースを持ち歩く必要ナシ!?これぞ"完全"独立型ワイヤレスイヤホン!!
充電用ケースを自宅の充電ドックとしても使える、「ケースから解放された」ありそうでなかったワイヤレスイヤホンが、audio-technicaから登場しました! 「ATH-CKS50TW2」は、本体同士をくっつけるためのマグネットが内蔵されており、ケースにしまわなくても電源のON/OFFを簡単に管理できる仕組みになっています。 とはいえ、既存のワイヤレスイヤホンの多くも本体側で電源のON/OFF操作は可能ですが、この製品はその操作をとにかく簡潔でわかりやすくしたことで、より便利さが際立っています。 この製品の最大の特徴は、何と言っても約25時間という非常に長い連続再生時間。 バッテリー性能を強調する製品は珍しくありませんが、「ATH-CKS50TW2」は特に突出した性能を持ち、比較対象になるのは左右一体型(ネックバンド型)やワイヤレスヘッドホンといったカテゴリの製品でしょう。バッテリー性能に関しては、一段飛び抜けた存在感があります。 「家を出るときにイヤホンは装着したものの、ケースを忘れてしまった。電源の切り方もわからないし、繋ぎっぱなしだと帰りの電車でただの耳栓になってしまうかもしれない…」という経験が、このイヤホンに乗り換えた時点で、もう二度と心配する必要はなくなります。使わないときは本体同士をくっつけておくだけでOKですし、もしスマホに繋ぎっぱなしになっていても、帰りの電車でも元気に動作してくれるでしょう。むしろ、心配になるのはスマホの充電残量の方かもしれません……。 ブーミーな重低音と控えめながらもシャープなメロディ域、そしてラフに使いやすい質感と性能。ちょっと背伸びしたワイヤレスイヤホンを検討中の方には、これが最適解だと思います。 ぜひ店頭でお試しください! 【試聴音源】 ・メギツネ / BABYMETAL ・夢の浮世に咲いてみな / ももいろクローバーZ vs KISS
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Hulk
@e☆イヤホン 名古屋大須店
Cleer
ARC3 Gaming White&Red 【CLR-ARC3G-WR】
¥39720 税込
「オープンイヤー」ならではのサウンドフィールドによるゲーム体験を
Cleerのオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンのゲーミングモデルとしては、先代「ARC II Game Edition」に続く2世代目となる「ARC 3 Gaming」です。「ARC 3」の特徴である「Dolby Atmos」や、ケースに搭載された「LCDディスプレイ」はベーシックモデルと同様に使用可能で、ゲームにも耐えうる性能を備えたワイヤレスイヤホンです。 「ARC II Game Edition」にも同梱されていた低遅延接続用のUSBドングルは、さらに小型化されています。USBドングルを接続した状態でもスマホを横持ちして気にならないほど薄くなっているにもかかわらず、低遅延化にしっかり貢献しているのには驚きました。無線接続では微小な音の遅延が発生するのは避けられませんが、音楽ゲームでもゲーム内の設定で十分補える範囲だと思います。 音が自分の周囲を包み込むように広がる音質は、オープンイヤー型の大きな特徴であり、「ARC 3 Gaming」は特に音の広がりが自然でしっかりしているため、FPSやアクションゲームでの使用に最適です。 ただし、細かな音を聞き取ろうとすると音量が大きくなり、音漏れが気になることがあります。電車内や喫茶店など、静かな場所では少し注意が必要かもしれませんが、それを忘れるほど魅力的なサウンドフィールドになっています。つい夢中になってしまうので、音量にはご注意ください。 ぜひ店頭でお試しください! 【試聴音源】 ◆Symphony / NAOKI&アークシステムワークス ◆Everything You Say / Nhato
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Hulk
@e☆イヤホン 名古屋大須店
NF AUDIO
RA15
¥13800 税込
初めはひやっと、後からほっこり。落ち着いた金属系イヤホン
ノズル交換で一粒で二度美味しいイヤホンが「NF AUDIO」から登場しました。 より高解像度に、より大迫力に、より高い遮音性を求める昨今のイヤホンは、どうしても筐体が大きくなりがちです。しかし、この「RA15」は比較的小ぶりながら、必要十分な3つの要素を満たしている印象です。 金属筐体ということもあり、装着時にはひんやりとした重厚感がありますが、奏でる音はあたたかくサラッとしており、初めて聴いたときはそのギャップに驚かされました。ノズルをステンレス製の「BRIGHT」から真鍮製の「WARM」に交換することで、低域の厚みが増し、刺さりにくい高域の音色と相まって非常に落ち着いた印象でした。 椅子にどっしりと構え、ゆったりまったりと聴き入りたくなる、小柄ながら大きな存在感を楽しめるイヤホンだと思います。 ぜひ店頭でお試しくださいませ。