スタッフレビュー詳細
装着感も音も良い、タフな骨伝導イヤホン
AVIOT (アビオット)の「Openpiece Playful」は、カラフルでオシャレな色使いとタフな機能を搭載した骨伝導イヤホンです。
骨伝導イヤホンと言えば読んで字のごとく、骨を通して音を伝えるイヤホンなので、耳穴をふさがない「ながら聴き」にもってこいの製品ですが、今まで個人的には音質<解放感というイメージがありました。でも、この製品を聴いてみて最初に感じたのが、「音良くない?」でした。
それもそのはず、「日本のブランドが紡ぎ出す、繊細な日本の音」を掲げるAVIOTならではの、日本人に合った音質チューニングに加え、2つの音質モードを搭載するこだわりっぷり。
「高音質モード」、「音漏れ抑制モード」という2つのモードがあり、高音質モードはパワフルさを、音漏れ抑制モードは外にシャカシャカ音漏れしやすい高音の帯域を良い塩梅にすっと抑えてくれるような印象でした。
右側の物理ボタン操作で簡単に切り替えが可能で、会話中、電車内など、シーンに合わせて活躍してくれそうです。
本体が軽く、AVIOT独自のモダンフィットデザインは圧迫感なく耳周りにフィットするので、着け心地も良好。長時間使用しても疲れにくいというのは嬉しいですね。耳の裏側の出っ張り部分が適度なホールド感を提供してくれます。
最大12時間使用可能なタフなバッテリー、IP67の防水防塵性能、同時に2台接続可能なマルチポイント機能、音質調整、紛失防止機能などアプリでコントロールでき、この製品だけで八面六臂の活躍を見せてくれそうです。
テレワークなどのリモート会議だけでなく、スポーツ、通勤、旅行にとシーンを問わずに使える耳をふさがない骨伝導イヤホン、是非店頭でご体感ください。
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
-
りょうにぃ
@e☆イヤホン
JBL
TOUR PRO 2
シャンパンゴールド
¥29700 税込
世界初、スマートタッチディスプレイを充電ケースに搭載
イヤホン、ヘッドホンはもちろん、ポータブルスピーカーからスタジオやコンサートなどで使用するスピーカーに至るまで、絶大なシェアを誇る音響製品メーカー「JBL」より「TOUR PRO 2」を紹介します。 「究極の装着感を実現するためにゼロから設計を行った」という謳い文句の通り、イヤホン本体、ケース共にとてもスッキリしていて、非常に洗練されている印象を受けました。 イヤホン本体は小型かつ軽量、そしてJBLとしては初お披露目となる「ショートスティック型」デザインが適度に耳にフィットしてくれるので、着け心地も抜群です。 スマートタッチディスプレイを充電ケースに搭載しているので、スマートフォンを出さなくても気軽に操作出来ちゃいます。実際触ってみましたが、サウンドモードの切り替えもこのディスプレイで操作可能で、バッテリー残量も視認できたりする(これが意外と嬉しいポイント)ので、ケースとしてだけでなく、コントローラーとしても使えます。 音質に関しては言うまでもなく、さすがのJBLサウンド。全体的に透明感があり、エッジの効いたサウンドと、JBL印のなぞるように流れる低域で、あらゆるジャンルに適応してくれそうです。 音の定位も良いので、各音がケンカすることなく綺麗に鳴ってくれています。バランスの取れた中にもしっかり個性が落とし込まれていて、さすがの一言ですね。 さらに、イコライザーのプリセットモードがいくつかありますが、その中の「BASSモード」を選択した瞬間、ガラッと音のディティールが変わり、良い意味で驚かされました。低音好きの方にも、高いレベルで満足いただけるのではないでしょうか? ノイズキャンセリングの具合もアプリで良い塩梅に調整できるのも嬉しいですね。 八面六臂の活躍を見せてくれるであろう、この「TOUR PRO 2」、是非店頭で試聴して、触ってみてください。
-
りょうにぃ
@e☆イヤホン
iFi-Audio
xDSD Gryphon
¥82500 税込
この価格でこの音質、機能は驚きの一言!
優れた性能と機能性の良さでは定評のあるiFi audioより、ポタアン(ポータブルアンプ)がリリース!前評判もすこぶる良かったので、非常に気になっていました。 まず特筆すべきは、アナログ、デジタル + Bluetoothなど、入出力の多さ。この価格、サイズでこの万能っぷりは本当に凄い。苦手がなく何にでも対応できちゃいます。 入力は、USB、S/PDIF、3.5mm、4.4mmシングル、Bluetoothで、出力は3.5mm、4.4mmシングルだけでなく、ライン出力も付いてるので、これだけ出し入れできるなら据え置きで使ってもいいくらい。 コーデックも大抵のものは網羅しているので、スマホなどでストリーミング再生もできるのは嬉しいですね。 さて、恒例の「気になる音質」ですが、音場の広さと音の輪郭の明瞭さにはもう脱帽。音質は全体的に太くなるので、結果良い意味でフラット傾向、全ての音域が立っています。 イヤホンの性能にもよるところではありますが、基本低域は太く、中高域にも艶が出るので、コンサートホールで音を聴いているような、そんな錯覚に陥っちゃいそう。 ピアノ、ストリングス、ヴォーカルがよりグルーヴ感を増して聴こえ、細かなパーツもちゃんと拾ってくれるので、ドラマーの手数や、遠くでなっているSEも再現してくれるので、「こんな音鳴ってたんだ」的な発見も多数見つかりそうです。 何より音の低位も非常に良いので、あ、ギターはちょっと右、ピアノはサイズ広め、とか、ハットとキックはモノでど真ん中かな?なんて具合に、いろんな角度から楽曲を楽しむことが出来そうですね。 正直、この価格帯では、現時点で、結構これもう完璧なのでは?なんて。xDSDとxCANの要素が一台で味わえるので、興味ある方は「買い」の一言。 是非ご体感ください。
-
りょうにぃ
@e☆イヤホン
Audirect
ATOM3
Lightning
¥8000 税込
「世界最軽量クラス」はダテじゃない
超小型高音質ポータブルDAC「Audirect ATOM3」は、そのキャッチフレーズ通り、高さが25mm、横幅11mm、奥行きも11mmと本当に小さく、スマートフォンに付けていても嵩張る感じや違和感はありませんでした。 重量はわずか5gという驚きの軽さ。着けているのを忘れてしまいそうです。 Atom2はプラグを指す穴が横にレイアウトされていましたが、本製品は縦に配置されているので、使い勝手はこちらの方が良く感じます。 一体型なので断線の心配が少ないのも嬉しいですね。 Atomシリーズらしい低域は健在ですが、このATOM3はクールな音質ながら、全体を通して音にゆとりのようなものを感じました。 傾向としてはドンシャリに分類されると思いますが、高域が嫌にシャリついたり、耳が痛くなるような音では無く、ハットやクリックなどは柔らかめに鳴るので、そこが非常に好印象でした。 3.5mmシングルエンドでコンパクトなLightning端子のポータブルDACをお探しの方には自信を持っておすすめしたい製品です。 是非店頭でご試聴ください。
-
りょうにぃ
@e☆イヤホン
SHANLING
UA5
ブラック
¥32780 税込
まさにオールラウンド!
SHANLING (シャンリン)からスティック型アンプ「UA5」が発売! 軽量、コンパクトで、見た目もタイプな製品なので、さっそく聴いてきました。 最大の特徴は、スマホやプレーヤーなどからUSBで電源を供給する「パススルーモード」に加え、内臓バッテリーによる供給を行う「ハイブリッドモード」。こちらはShanlingがこのUA5のために開発したもので、より安定したクリアな音質が体感できます。 バッテリーが切れると『パススルーモード』に自動切換え、30分前後でフル充電が可能などなど、小さいボディながらかなりの優れもの。スティック型アンプにバッテリーが搭載されたら良いのにな……と思っていた方にはもってこいの製品です♪ 物理ボリュームがついているので、操作法はいたってシンプルで使いやすく、ボリューム操作はもちろん、ボリュームのホイールを押すことで、DACモードをシングル、デュアルに切り替えできます。 出力インターフェースも三系統(3.5mm、4.4mm、SPDIFモード(3.5mmを利用した同軸デジタル出力))利用できるので、汎用性も抜群です。 さらに、超低ノイズという謳い文句も伊達ではなく、試聴時のノイズがほぼ無くて感動しました。この「低ノイズ」というのもクリアな音質を再現するのに重要なポイントですよね。 音質はフラット傾向、質感は艶やかで心地よい。何より余計な部分をカチ上げたりしておらず、非常にナチュラルなサウンドなので、ジャンルの得意、不得意が少ないと思います。 どうしてもアンプの音に寄ってしまいがちですが、このUA5は、あくまで原音を忠実に再現しつつ、シンプルに、音に艶やかな化粧を施してくれるような、そんな印象でした。 ポータブルスティック型アンプの購入を検討されている方は試聴の価値ありです!