スタッフレビュー詳細
スティック型DACのエントリーモデル有力候補!
まず一聴しての印象としては各帯域強調することなく弱ドンシャリ傾向といった印象を受けました。
メリハリのあるやや硬めの音質で高い解像度と分離のよさで丁寧に描写してくれる製品だと感じました。
音場感に関してはやや狭い印象を受けましたが空間表現が上手いので窮屈な印象は受けませんでした。
従来製品の様にケーブルを交換して他の端末で使用するといった事は出来ませんが、Type-C搭載の端末で使用予定で低価格かつ音質面なDACを探している方には有力な製品かと思います。
是非お試しください!
【試聴環境】
・iPhone 12mini(iOS15.5)
※Audirect LTOC OTG Adapterを使用して変換しています。
試聴時2022/5/26段階では音量を7割~8割程度まで上げないと十分な音量が取れないため、推奨は出来かねます。
FiioControlなどの対応については現時点で未定です。
・Unique Melody Maverick Ti
https://www.e-earphone.jp/products/detail/17283/2069/
◎試聴楽曲
夕立のりぼん / しぐれうい
G線上のアリア / Cologne chamber orchestra & Helmut Mueller-Bruehl
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
KA1
Lightning
¥8800 税込
初めてのドングルDACにおすすめ!
3.5mmアンバランスのみを搭載したシンプルな仕様となっています。 【見た目】 かなり小ぶりで、一般的なステレオミニ変換と大差ない大きさです。DAC内臓部分は金属筐体のしっかりとした作りですが、重さは10gと軽量で持ち運びにも優れています。素晴らしい。 表面にはLEDのインジケーターが搭載されており、オーディオフォーマットとサンプリングレートにより色が変わる仕様となっています。よくある仕様ではありますが、インジケーターが見やすくなっていて非常に便利です。 【サウンド】 全体的に高解像度で、ドライな音質です。特に癖はなくスッキリ目。中低域に少し厚みがあり、楽曲にちょっとした迫力を与えてくれます。 スマホ変換用のケーブルと比べると、音の細かさと定位感が明らかに増しており、DACによる音の向上をしっかりと感じることができます。 音場はそこまで広くはないですが、スッキリとした音質のおかげで詰まった感じがなく、気持ちよくリスニングすることができます。 小ぶりで持ち運びに優れているので、通勤通学のお供に、DAPのサブ機に、初めてのドングルDAC体験にオススメの一機です。1万以下とリーズナブルですし、音にこだわるあの人へのプレゼントにも良いのではないでしょうか。
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
FIIO
KA1
¥8800 税込
小型と侮ることなかれ!良き低音!!
優れた製品を適切な価格で提供し続けている「FiiO(フィーオ)」から、超小型スティック型アンプ「KA1 Type-C」が発売されました! しかも1万円以下という、驚愕のリーズナブル・プライス……これは聴かねば、とのことで、早速聴いてきました! 先ずは、その軽さと小ささに驚きました。小型のUSBメモリ程度の小ささで、重さもケーブル(一体型)込みでたった10g。かさばらず、持ち運びも楽々ですね♪ 出力端子も3.5mmシングルエンドのみという潔さ。スマホやプレーヤーに付けているのを忘れちゃうレベルです。 さて、気になる音質は、全体的にルームサイズは狭めで、とにかく骨太な低域がすこぶる気持ち良い! と言っても、ブーストして鳴るという程ではなく、ベースラインやキックのアタックをしっかりフォーカスしてくれているので、抜けも良く、これは低音好きの方に満足してもらえそうです。 中、高域はその分そこまで主張しすぎず、フラット傾向かな?でもボーカルは割と近くでしっかり鳴ってくれています。 低域に特徴のある曲はもちろんですが、ジャンルはHIPHOPやクラブミュージック、EDM、ROCKなどにも相性抜群かと! お求めやすい価格で骨太なサウンドを体感したい方は是非!
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しばちゃん
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
FIIO
KA1
¥8800 税込
この小さきもの、最高!
FiiOのUSB TYPE-C向けのスティック型DCアンプが登場しました。同じFiiOのKA3と比べて、ケーブル部分が一体型になり、3.5mmシングルエンドのみで一回り以上小さくなりました。 必要最低限といえばそれまでですが、個人的にスティック型DACアンプは手軽に高音質で楽しめることが一番大事だと思っているので、このコンパクトさはポータビリティも高く嬉しいポイントですね! 音質はKA3と比べると少し重心が下がって、中低域、低域に量感があるサウンドです。中高域と高域はドライで卒なくこなすサウンド。この辺はKA3と似ていますね。音場は全体的に近めで、KA3の方が広がりを感じられました。ただ、ボーカルの前に出る感じはKA1の方が感じられました。 解像度もこのコンパクトさからは想像できないレベルで高いので、バランス接続が特に必要なく最低限の構成で高音質に、コンパクトに楽しみたい方は絶対選択肢に入れるべきですね。
このスタッフの他のレビュー
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のってぃ
@e☆イヤホン
ULTRASONE
【ヒロインたるもの】ISAR
¥19800 税込
ULTRASONEが生んだノイズキャンセリングヘッドホン!!
試聴楽曲 JUNGLE WAHHOI / 大賀ルキア (CV: 星川サラ) 【ノイズキャンセリング無し】 全体的に重心が低めで低域がやや強めな印象を受けました。 中高域はやや後ろに位置していますが、低域で埋まる事はなくバランスは良い様に感じました。 【ノイズキャンセリングあり】 低域の量感が増し、ボーカルが近くなった印象を受けました。 高域に少しキレがでて個人的にはノイキャンオンの時の方がEDM系には相性が良いと感じました。 試聴楽曲 ラプソディー・イン・ブルー / スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団&ヘイマン 【ノイズキャンセリング無し】 ピアノの響きが良く、静音時の空気感なども良く再現されている印象を受けました。 ただ管楽器系統と同時に演奏が始めると少々分離感が物足らない印象がありました。 全体としてのまとまりはよいため迫力を重視される場合にはオススメでございます。 【ノイズキャンセリングあり】 上記の音傾向をベースに分離感が良くなった印象を受けました。 外部からの雑音がない分、より楽曲に没入でき個人的にはクラシックなどを 聴くのであればノイズキャンセリングONの方が良いと感じました 総合してノイズキャンセリングをONにしている時の方が低域の量感や全体の分離の良さが映えて好印象だった珍しい機種だと思いました。 是非皆様もおためしください!
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のってぃ
@e☆イヤホン
NUARL
NEXT1L
ブラックエボニー
¥16500 税込
個人的待望のANC搭載イヤホン!!
私は強いノイズキャンセリングを使用すると頭が痛くなったり、 気持ち悪くなったりすることが多いのですが、やはり雑音は消したい……そんな願いをかなえてくれる機種がついに登場しました その名も『NEXT1L』!! 各ポイントにてご紹介いたします。 【試聴環境】 端末:Google Pixel7 Pro 接続:LDAC 楽曲:JUNGLE WAHHOI (Prod. YUC'e) / 電音部,YUC'e,大賀ルキア (CV: 星川サラ) あの子のジンタ / チャランポランタン フニクリ・フリクラ / 東京フィルハーモニー交響楽団 ◎音質 粒の細かいサラサラとした質感のニュートラルなサウンドです。 NUARLがコンセプトとする『ナチュラル&ニュートラル』を体現するかのような素直なサウンドで聴き心地の良い音色が特徴的です。 本機はデフォルトでフラットモードとクラリティモードという2つのイコライザーが存在します。 フラットモードで聴いた時に、試聴に用いた楽曲の中では『あの子のジンタ』や『フニクリ・フリクラ』のような生音系の楽曲と相性が良く、曲の空気感がしっかりと再現されていました。また声の帯域がやや近めで歌ものも生っぽく聴けました。 クラリティモードではやや中低域が厚くなり、JUNGLE WAHHOIのような激しめのEDMと相性が良いように感じました。 低域の質感としては量感を増やすというよりも響きが強くなるといった印象でクリアさは維持したままノリの良いサウンドとなっています。 ◎装着感 装着感は軽く、カナル型であるものの密閉された圧迫感は少なく耳への負荷が少ない印象を受けました。イヤーフィンでしっかりと固定されるので安定感も抜群です。 ケース内部の収納部もゆとりがあるため、『スパイラルドット++Mサイズ』や『CP360V2』なども装着可能でした。 ◎ノイズキャンセリング 圧迫感のないかかり方をしており、ノイズのみを消してくれます。人の会話や電車のアナウンス、走行音などは消せずやや低減してくれる印象。程よい静けさが心地いいです。 ◎外音取り込み 音声帯が引き立つ印象で、装着しながらの会話も問題なく使用可能でした。 また、音楽を再生しながらも使用できるのでお散歩のときなど車などに注意したい場合はこちらを活用するとよいと思います。 ◎接続の安定性 私の通勤経路はかなりの人込みですがほとんど跡切れなどは起きませんでした。まれに通信が揺らぐ程度で復帰も早く個人的には気になりませんでした。 ◎気になった点 本製品のコンセプトの中には、過度な音量による聴覚障害の防止が盛り込まれています。この機能のおかげで私のようなテンションが上がると音量も上がりがちなタイプは大いに恩恵を受けられると思います。 BOSE QuietComfort Earbuds IIなどは、最大まで音量を上げると耳につけられないほど出るのに対して、本製品は最大まで上げてもその6割程度なので日頃音量が大きい方はご注意ください。 個人的には自分のライフスタイルにピッタリの製品で一押しの製品です。ぜひお試しくださいね◎
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のってぃ
@e☆イヤホン
AVIOT
WA-Z1PNK ピエール中野コラボモデル
¥88000 税込
まさかの平⾯磁気駆動型ワイヤレスヘッドホン!!
あのAVIOTから平⾯磁気駆動型ヘッドホンが発売されるとは誰が思ったでしょう。気にならないわけがなかったので早速試聴した印象をば。 【Bluetooth接続】 iPhoneでの試聴ですが、重心が低く温かみのある広がりの良い音のように感じました。音場は広めで見通しがよくバランスのいい印象で、基本的にはジャンル問わず楽しめますが、個人的にはAimerさんやUruさんのような楽曲と相性が良かったです。 気になったのはiPhoneとの接続だとボリュームがたりず、しっかりと鳴らすのであればほぼマックス近くまであげた方がいいなと思った点でしょうか。この点は個人差もありますので是非1度お試しいただけると幸いです。 【有線接続】 Astell&Kern SA700とアンバランス接続で試しました。出力自体は昨今の機器と比べると高くはありませんが、やはり聴き慣れた相棒で聴いてみるのが分かりやすかったです。 音量としては110~120程度上げれば十分ですが、第一印象は再生機器側の駆動力をかなり求めてくる機種だと思いました。 SA700とあわせた場合、低域の量感やボーカル帯の質感はとても良く、高域が刺激的なのでシンバル系の弾けるような音が好きな方、メロディアスなギターソロを楽しむ場合にはとても良いように感じます。 有線で使用される場合はポータブルアンプやプレイヤーなどを使用しバランス接続などで運用した方がさらに活躍してくれるかと思います。(内蔵のDACやAMPの優秀さが伺えますね) あと外せないのが装着感の良さですね。イヤーパッドの質感がよく肌への触れ心地が気持ちよくつい撫でたくなりますね(笑) ぜひ皆様もお試しください◎ 私も今度はガッツリ据え置き環境で試してみます。
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のってぃ
@e☆イヤホン
YAMAHA
TWーE7B
ホワイト
¥17600 税込
オシャレな見た目の可愛いイヤホンが登場!
第一印象としてフラットな傾向であると感じました。各帯域を誇張せず全体を満遍なく聴かせてくれるような鳴らし方をしており、個人的にはPOPSやピアノ楽曲との相性が良い製品だと感じました。 外音取り込みは自然に聞こえてきて特に話し声が聞きやすいように感じました。少し高域が協調されているような印象があり甲高い声や突発的な音には注意が必要かもしれません。 ノイズキャンセリングは自然なかかりをしており、キツ過ぎず雑音を遮音してくれるのでノイズキャンセリングに苦手意識のある方にもお勧めできるかと存じます。 クセのないスッキリとした音をお求めの方におすすめの製品です!是非お試しください◎ 【試聴楽曲】 JUNGLE WAHHOI (Prod. YUC'e) / 大賀ルキア (CV: 星川サラ) 天球、彗星は夜を跨いで / 星街すいせい