スタッフレビュー詳細
密着感が高く、ダイレクトなサウンドが楽しめるイヤーピース
【ポイント】
・高密着感でありながらベタつきが抑えられた素材を採用
・ダイレクトで音の輪郭を捉えやすいサウンド
【細軸対応アダプター付属】
AZLA「SednaEarfit ORIGIN Standard」には、SHUREやWestoneなどの細軸採用のイヤホンでも使用できるように専用のアダプターが付属しています。今回のレビューでは、イヤホン本体はSHURE「SE315」を使用しました。実際にアダプターをイヤホン本体に装着してみると、小さいパーツでありながらしなやかで伸びるため、装着しにくさを感じることはありませんでした。
【装着感】
耳の奥に押し込むことでピタッと密着し、高いホールド感を得られます。シリコン製のイヤーピースの中でもトップクラスに遮音性が高いように感じました。遮音性が高く、密着感もありつつも、イヤーピースがベタついているという印象を受けませんでした。
また、本商品を使用する際には、イヤーピースを耳の奥までしっかりと入れて固定する装着方法がオススメです。試着や購入の際には、普段お使いのイヤーピースと同じサイズ、もしくはやや小さめのイヤーピースをまずはお試しください!
【音の印象】
耳の奥までしっかりと挿入することでダイレクトなサウンドを楽しめます。音の輪郭がハッキリし、メリハリが聴いた音に変化しました。音のバランスを崩さず、イヤホンのありのままの音を聴かせてくれる印象です。
【まとめ】
高い遮音性とダイレクトなサウンドが楽しめるイヤーピースです。フォーム素材が苦手だけど遮音性の高いイヤーピースを探している方にもオススメできます。音の変化が大きすぎず、一つひとつの音を整えてくれるため、どんなイヤホンにも使いやすいイヤーピースだと感じました。是非お試しください!
【試聴環境】
iPhone 14 Pro(Apple純正変換アダプタ使用)→SHURE SE315→AZLA SednaEarfit ORIGIN
【試聴楽曲】
赤い公園 - 夜の公園
YOASOBI - 三原色
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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ゆっこ
@e☆イヤホン 秋葉原店
AZLA
SednaEarfit ORIGIN Standard イヤーピース
Sサイズ2ペア
¥1287 税込
「こんなの欲しいなぁ」が全部詰まっています‼
初代SednaEarfitの形状はそのままに、素材と音がリニューアルして帰ってきました! 【装着感】 柔らかくさらっとした質感なので、無理なく“するり”と耳の奥まで入ってくれます。耳にあたる面積が広いため、密着感もあり遮音性もしっかりあります! 医療用シリコンを使用しているので、低刺激でかゆみが出にくいのも嬉しいですね。 【音質】 クリアで広がりが出るのに芯があって解像度も高い! どの帯域も増えたり前に来るというわけではありませんが、逃げたりブレたりせずまっすぐに届いてくれます。 また、高域の伸びも良く、横に空間が広がるように感じました。装着感にも音にも閉塞感は全くなく、スピード感や勢いのある楽曲でもゆったりとした楽曲でもかなり幅広くマッチしてくれそうです。全体的に繊細かつ柔らかく明るいのが印象的でした! 【初代とORIGINの比較】 冒頭にも書きましたが、初代SednaEarfitの形状はそのまま変化なしです。ただ、ORIGINでかなり柔らかくなったことで耳の奥まで入るのに負担は少なく、痛みが出にくくなりました。個人的に初代SednaEarfitはこの硬さがネックで長時間着けると痛みが出てしまっていたので、ここはかなり嬉しいところです。 どちらかというと重心が下めで高域はやや控えめだったのが、ORIGINになって高域までしっかり伸ばしてくれるようになりました。それから軸径が細くなったうえに細軸用アダプターも付属しているので、いろいろなイヤホンで使いやすくなりました! 【注意点】 かなり背が高いので、完全ワイヤレスイヤホン用としては使えるものがかなり少なそうなところですね。完全ワイヤレスイヤホンへの装着を検討している方は確認必須です! 「奥までしっかりフィットさせたい!」 「バランスよく、空間は広めで見通しの良い音質がいい!」 という方に強く推します‼ 試聴環境:iPhone 11 Pro Reecho SG-01 OVA 試聴楽曲:TWICE / ONE SPARK Om My Own / サマンサ・バーク 緑黄色社会 / 花になって
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かやちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
AZLA
SednaEarfit ORIGIN Standard イヤーピース
Mサイズ2ペア
¥1287 税込
芯のあるハッキリとした音が好きなあなたに!
当時、私も衝撃を受けたSednaEarfitの初代イヤーピースの形と、新たな遮音性と快適さを兼ね備えた素材を使用したイヤーピースの登場です。遮音性や装着感がいいことはいわずもがなです。迷ったらコレ、と自信をもってオススメできる装着感です。 あえて私のレビューでは「音」にフォーカスしていこうと思います。イヤーピースを変えると音も変わる、ということを体感していただきたいです! 表題にある通り、全体的に芯のあるハッキリしたサウンドです。低音はタイトでパンチがあります。中高音も上に抜けていくような明るく爽やかなサウンドです。 音場は少しだけ横に広がります。音の一つひとつの聴きやすさと空間の広さを両立した絶妙なバランスです。ポップスやロック、EDMのような元気なサウンドからジャズやクラシックのようなしっとりしたジャンルにも合わせやすいと感じました。 歴代SednaEarfitファンにむけて前モデルとの比較をしていきます。初代と比較して笠はやや柔らかいです。音の先っぽも装着感同様に柔らかくなった印象を受けました。 同社のイヤーピースClystalとMAXの中間のような触り心地です。ペタペタまでいかず、スベスベまでもいかない丁度いい感触です。音はMAXに近いですね。 個人的に音や装着感はVIVID EDITIONに一番近いと感じました! あのタイトな音と装着感がお好きであればこのイヤーピースとの相性もいいかもしれません! 店頭では実際にご自身のイヤホンに装着してお試しいただけます。機会がありましたら是非お越しくださいませ。
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もぐ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
AZLA
SednaEarfit ORIGIN Standard イヤーピース
M/ML/Lサイズ各1ペア
¥1287 税込
クールなビジュアル、濃いめサウンド
様々な素材を使用して優秀なイヤーピースを作るAZLAから発売の、ダイレクトに音を届ける「SednaEarfit ORIGIN Standard」をご紹介! 何より特徴的なのは傘から飛び出た軸と爽やかな淡い水色! キノコのような可愛らしい形状と可愛らしい色味から、「高音の伸びがよくなったり音をマイルドにしてくれるのかな〜」なんて思ってしまいます......。 ですが! いい意味で想像の真逆のような音に変化するんです‼ 全体的な変化としてはキャラクターは大きく変えず、よりダイレクトに耳奥まで音を届けてくれるような印象を受けました。これまでのAZLAのイヤーピースに比べると長さがある為、低音やボーカルなどのアクセントになる音がよりはっきりと印象的になります。 そして傘から軸が飛び出したキノコのような形状が耳の奥までギュッと密着してくれることで遮音性が上がり、ホールド感も向上します。 今までイヤーピースの遮音性の高さと圧迫感は比例するような印象だったのですが、「SednaEarfit ORIGIN Standard」は遮音性は高めつつも圧迫感はあまり感じません。そのため、イヤーピースの圧迫感が苦手な方や、シリコンのイヤーピースで遮音性を高めたい方にはぜひ一度お試しいただきたいです! 耳の奥までギュッと入る形状のため、試着やご購入の際には普段のサイズから1サイズ小さいものを検討しても良いかもしれません。
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KJ
@e☆イヤホン
AZLA
SednaEarfit ORIGIN Standard イヤーピース
M/ML/Lサイズ各1ペア
¥1287 税込
イヤーピースを変えるならまずはこれ‼
医療用シリコン採用の耳に優しいデキるイヤーピース! 今回はAZLAから発売のイヤーピース「SednaEarfit ORIGIN」(以下ORIGIN)のご紹介です! 軸に淡いブルーの配色が施された爽やかな印象の「ORIGIN」には医療用のシリコンが採用されており、柔らかく耳への刺激が少ないので非常に負担が少なく、長時間の使用にも向いています! また、計6サイズと豊富でフィット感にとことんこだわったサイズ展開に加えて、左右で耳道の大きさが異なる方でも細かな調整もできるパッケージング構成。さらに、「ノズルアダプター」が付属しているので、ノズルが細いイヤホンにも対応できます。 実際に装着して聴いてみると、ボーカルの輪郭がはっきりとし、低域に少し厚みが増したように感じます。華やかさを繊細にプラスしたサウンドは、様々なイヤホンで自然な変化を感じられ、個性を残しつつイヤホンを引き立ててくれるかなりのやり手です☆ 耳にも優しく様々な個性を活かせる「ORIGIN」は、まずイヤーピースの変更を考えている方にこそオススメしたい、そんな製品でした‼
このスタッフの他のレビュー
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わか
@e☆イヤホン
iBasso Audio
DX180【~8/18まで!買い替えキャンペーン!】
Blue
¥78210 税込
静寂の中で解像度の高いサウンドを楽しめるDAP
【ポイント】 ・明るくて解像度の高いサウンド ・ホワイトノイズがほぼ聴こえてこない静寂の空間 【音の印象】 一つひとつの音の輪郭がハッキリとしている印象を受けました。特に高音域の明瞭度が非常に高く、細かな音までハッキリと聴こえてきました。聴き疲れの要因となるような刺さりは感じられませんでした。 全帯域を見渡してみると、明るくて暖かな印象を受けますが、前述のとおり音の輪郭がハッキリとしているため、ぼやけた印象は受けません。量感イメージの部分では、低音域を他の帯域よりもやや少なめに評価していますが、物足りなさは全くなく、タイトでありながら深さもしっかりと味わえます。ボーカルがやや近めで、人の声にフォーカスを当てて音楽を楽しみたい方にもオススメできるDAPです。 【機能・操作面】 既に生産終了となっている旧世代のモデル「DX170」のレビューの際にも触れた「ホームユースを想定した端子の配置」が本商品にも引き継がれています。プレイヤー上部に「USB Type-C端子」、プレイヤー下部に「3.5mm&4.4mm端子」が配置されており、自宅でPCに接続してUSB DACとして使用したり、充電器に接続しながらの音楽再生が快適に行えます。 ボリュームノブは柔らかめで、クリック感がしっかりとあります。とても軽快かつ滑らかに動くため、ボリュームを「1段階ずつ」「一気に増減」どちらもしやすかったです。カバンやポケットの中での誤作動が気になる方は画面オフ時のみボリュームノブを無効にすることが可能です。 【まとめ】 低価格帯のDAPやUSB DACと比較するとワンランク上の解像感を味わえるDAPです。是非お試しください! 【試聴環境】 iBasso Audio DX180→AAW ASH(カスタムIEM) 【試聴楽曲】 YOASOBI - Haven’t NewJeans - OMG
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わか
@e☆イヤホン
FIIO
BTR7
¥34533 税込
小型Bluetoothレシーバーの1つの最高到達点
「FiiO BTR7」は同社のフラグシップポータブルプレイヤー「M17」を彷彿とさせる本体デザインが特長のBluetoothレシーバーです。 Bluetoothレシーバーの中では本体が大きめではありますが、その大きさが気にならなくなるほど素晴らしい音を出力してくれます。 実際に手に持ってみると、細身で軽いためポケットにいれても邪魔にならないと感じました。(FRISK neoの缶とほぼ同じくらいのサイズ感です) 肝心の音質に関しては、1つ1つの音をしっかり聞き取れる解像度の高さが好印象でした。 全体的に明瞭感が増し、各パートがどの位置に配置されているかまでハッキリと分かるような見通しの良さが特徴的でした。 パキっとしていて疾走感のあるサウンドで、iPhoneとAACで接続していることを忘れてしまう程の音質を味わうことが出来ました。 機能面においてはボリュームが再生機器側と連動しておらず、細かな調整が利く点が好印象でした。 また、Qi規格の無線充電対応が個人的にはとても嬉しいく感じます。 使用しないタイミングで、ケーブルの抜き差しをせずに置くだけで充電できるのはとても便利なものです。 フラグシップの名に恥じない高音質、高機能な商品です! Bluetoothレシーバー派やスティック型DACアンプ派の方はもちろんのこと、最近完全ワイヤレスイヤホンをメインに使っているという方にも是非試聴していただきたいオススメの商品です! 試聴環境 iPhone 11→FiiO BTR7→AAW ASH(カスタムIEM) 試聴楽曲 赤い公園 - pray YOASOBI - RGB 4s4ki - m e l t
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わか
@e☆イヤホン
DENON
PerL Pro True Wireless Earbuds【AHC15PLBKEM】
¥42570 税込
全ての音が ”見える” 完全ワイヤレスイヤホン
DENON「PerL Pro True Wireless Earbuds」(以下PerL Pro)は手軽に使用できるパーソナライズ機能と低音調節機能でアナタだけのサウンドが楽しめる完全ワイヤレスイヤホンです。 【ポイント】 ・耳に装着してテスト音を聴くだけでパーソナライズ可能 ・広い音場とバランスの良いサウンド PerL Proを語る上で欠かせないのは、やはりパーソナライズ機能「Masimo AAT」です。パーソナライズ機能を利用する為にはあらかじめアプリ上で測定が必要になります。 多くの製品で採用されている測定方法は、アプリ上で高音を鳴らして、使用者がその高音が聴こえたタイミングでアプリ上のボタンをタップするという方法です。実際に私も複数製品でこの方式のパーソナライズ機能を利用したことがありますが、小さな音の測定の際に繰り返し同じ音を聞くため、実際に音が鳴っているのか曖昧でも押してしまうような事があります。 PerL Proはパーソナライズ機能の測定時に上記の様な操作が不要で、イヤホンを耳に装着して待つだけで設定してくれます。実際に測定にかかった時間はおよそ1〜2分でした。 パーソナライズ後の音の印象は広い音場と、一つひとつの音の細やかさが特徴的です。 全体的に見通しが良く、細かな音までハッキリと認識できます。その一方で、高音の刺さりや情報量の多さからくる聴き疲れを感じず、ずっと聴いていたいと思える音作りでした。 アプリには、低音の量感を調整できる「IMMERSION MODE」が搭載されており、-3から+3までのあいだで調整が可能です。デフォルトの「0」の状態に加えて「+3」、「-3」の状態も試聴を行いましたが、どちらの状態もデフォルトの印象を大きく変更することなく低音の量感を調整できました。私個人のお気に入りは、「0」もしくは「+1」の状態です。 PerL Proの広い音場はヘッドホン派の方にも是非聴いていただきたいサウンドです。是非お試しください! 試聴環境 iPhone 14 Pro→DENON PerL Pro True Wireless Earbuds 試聴楽曲 YOASOBI - アイドル ずっと真夜中でいいのに - 綺羅キラー (feat. Mori Calliope) ※音域バランス評価(量感イメージ)に関しては、IMMERSION MODEがデフォルトの状態で使用時の評価です。
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わか
@e☆イヤホン
DUNU-TOPSOUND
DTC480
¥13090 税込
手軽にパワフルサウンドを楽しみたい方にオススメなスティック型USB DAC
【ポイント】 ・低音域に厚みの感じられるサウンド ・細かなボリューム調整が可能 【音の印象】 低音域から中低音域にかけての量感がやや多めな印象を受けました。アタック感がしっかりとあり、横への広がりが感じられつつも間延びした印象は受けませんでした。ベースラインがかなりハッキリと聴こえてくるため、バンドサウンドとの相性が良いと感じました。 ボーカルはやや近めな印象です。ボーカルから高音域にかけての刺さりは気になりませんでした。高音域はやや細めかつシャープで、低音域やボーカルに埋もれることなく聴き取れました。 【機能・付属品】 「DTC480」は再生機器のボリュームとは連動しないボリュームを搭載しています。再生機器の方である程度の音量調整を行った後に、「DTC480」のボリュームで細かな調整が可能です。 1つだけ注意点として、Lightning端子用のケーブルが付属しておりません。旧世代のiPhoneをお使いの方は別途準備が必要です。なお、私の試聴環境では、「FIIO LT-LT2」にて接続できることが確認できました。 【まとめ】 再生機器に繋ぐだけの手軽さで力強さを得られるUSB DACです。ぜひお試しください! 【試聴環境】 iPhone 14 Pro →(FIIO LT-LT2)→ DUNU-TOPSOUND DTC480 → AAW ASH(カスタムIEM) 【試聴楽曲】 赤い公園 - 消えない IVE - Accendio