スタッフレビュー詳細
普段使いも◎
ゲーミングイヤホンの定番機種の1つである「VR3000」が“空間の表現”をテーマにしているのに対して、“反応”をテーマに設計されたのが今回ご紹介する「VR2000」です。試聴は「ADI-2 DAC FS」を通して行いました。
試聴して感じたのは、聴き疲れしにくい音の丸さを持ちつつ、ひとつひとつの音が聴き取りやすいということです。
高い音が耳に痛く感じることはありません。ゲーム内で燃えている炎の音と別の位置で動いているキャラクターの足音の聴き分けがしやすく、また、音のする方向が混ざることなくそれぞれの位置・方向をイメージしやすいように感じました。
強いて注意点を上げるとすれば筐体の形状に角があるので、イヤホンを耳の奥に差し込みすぎると耳に角が当たって痛く感じるかもしれません。
それでも初めてゲームをイヤホンでプレイしようとする方や、気軽に持ち運べるゲーミングイヤホンを探している方にはぜひおすすめです!
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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かやちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
final
VR2000 for Gaming
¥6980 税込
キレのあるサウンド。ゲームを有利に進めよう。
前モデルにあたる大人気ゲーミングイヤホン「VR3000」が空間表現にフォーカスしていたのに対し、今回ご紹介する「VR2000」は反応、言い換えると“一音一音の聴きやすさ”にフォーカスしたモデルです。それぞれの違いについてもレビューします。 ・外観と装着感 ダークオリーブというブラックに近いグリーンカラーです。なかなか見かけないカラーリングですね。重量は非常に軽く耳につけているのを忘れてしまうほどです。本体の形状はやや角ばっていますが、耳にしっかりとハマってくれます。ほんの少し大きめの本体なので、耳が小さい方はイヤーピースの調整が必要となる場合もあります。 ・音 低音は引き締まっていて、中高音は伸びやかに鳴っており、全体的にキレのある明瞭なサウンドだと感じました。分離感が非常に良く、FPSでは足音と銃声といった重要な音、格ゲーでは相手の必殺技の音、音ゲーでは音楽とノーツの音が聴きやすくなります。これがこの製品のキャッチコピーである「反応」に結びつきます。 音楽鑑賞にも向いています。テンポのいい明るい曲と相性が良さそうです!迫力はやや少ないものの、クセになる軽快なサウンドを楽しめます! ・付属品について 付属するイヤホンの先端についているゴム(通称イヤーピース)は、過去の当店の売り上げランキングでも何度もランクインするほど様々な方から評価が高い製品です。柔らかいゴムで圧迫感がなく、快適に装着できます。サイズも5サイズ入っていて、耳の穴が小さい方も大きい方も安心してサイズ調整ができるでしょう。 店頭では実際にお試しいただけます! 機会がありましたら是非お越しくださいませ!
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ざっく
@e☆イヤホン仙台駅前店
final
VR2000 for Gaming
¥6980 税込
あの大人気の製品に兄弟が出来ました。
ゲーミングイヤホンとして高い人気を誇るfinal「VR3000 for Gaming」に兄弟分「VR2000 for Gaming」が登場! 外観の特徴としてまず目に入るのがこの色! なかなかイヤホンでは見られないようなミリタリー感のあるオリーブカラーです。 また、装着した際には軽さが際立ち、長時間装着してもほとんど不快感がありませんでした。筐体が耳の奥までしっかり入るのもポイントのひとつだと思います。 音質に関しては全体的にフラットで高域寄りに重心があり、重すぎず気持ちあっさり目なので長時間のゲームプレイでも聴き疲れしにくく感じました。また、晴れやかで主張しすぎない低域で、"聴き取りやすさ"が好印象でした! 普段の音楽を楽しむイヤホンとしては、ロックサウンドやボカロ、サウンドトラックなど幅広く楽しめそうです。 ゲーム用途だけでなく、普段の音楽体験にも一役買うこの「VR2000 for Gaming」を是非お試し下さい! 【試聴環境】 iPhone 13 Pro→iFi audio GO blu 【試聴楽曲】 BLUE ENCOUNT - ghosted HEY-SMITH - Be The One 澤野弘之 - TVアニメ「進撃の巨人」サウンドトラック
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わか
@e☆イヤホン
final
VR2000 for Gaming
¥6980 税込
ゲームをしない方にもオススメなマイク付き有線イヤホン
final「VR2000 for Gaming(以下VR2000)」は様々なシーンで活躍してくれる有線イヤホンです。 【ポイント】 ・音がどこから聞こえるかはっきりと感じられる ・破裂音やクリック音が聞き取りやすい ・ゲームだけでなく、音楽再生も楽しめる音作り 【見た目・装着感】 イヤホン本体が軽量で耳へのおさまりも良好なため、長時間の使用でも疲れにくく感じました。ケーブルはとてもしなやかでありながら、ある程度の太さがあるため、断線しやすそうな印象は受けません。 【低音域】 重みと量感どちらも感じられました。ウーファーを目の前にしたような振動も感じられ、迫力たっぷりなサウンドが楽しめます。 【ボーカル(ボイスチャット)】 複数人でゲームをする際に、銃声や足音といった「ゲームの音」から得られる情報はもちろん大切ではありますが、「ボイスチャット」もそれらと同じくらい大切な情報と言えるのではないかと思います。VR2000は他の帯域と人の声が混ざることなくクッキリとした声を届けてくれます。音楽を聴く際にもボーカルが際立って聴こえました。 【高音域】 かなりしっかりと出ています。左右の定位感が良いことも相まって、銃声の方向が聞き分けしやすい印象でした。 【全体の印象】 音場はあまり広くはありませんが、ひとつひとつの音をしっかりと聴き取る上では音が拡散しすぎずメリットに感じました。高音域がハッキリと聴こえるVR2000はドラムやタップ音を知覚しやすく、無線イヤホン使用時には避けられない遅延も発生しないため、音楽ゲームとの相性がとてもよさそうです。 ゲーミングに特化した製品だと、音楽再生をしたときに違和感が生じてしまうものもありますが、VR2000はバランスが破綻しておらず、ゲーム以外の音楽再生や動画鑑賞においてもメリハリの利いたサウンドで楽しめます。 ぜひお試しください! 試聴環境 iPhone 14 Pro→final VR2000 for Gaming(Apple純正Lightning変換アダプタ使用) 試聴楽曲 Cing - beyond the world IVE - After LIKE
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あさやん
@e☆イヤホン 秋葉原店
final
VR2000 for Gaming
¥6980 税込
大人気モデルの兄弟機が堂々参上!
ゲーム向けイヤホンとしてトップクラスの人気を誇るfinal 「VR3000 for Gaming」に、兄弟機として位置づけられたイヤホン「VR2000 for Gaming」が登場しました。「DARK OLIVE」と名付けられた暗めのミリタリー調なカラーが特徴的です。筐体デザインはVR3000と同様に見受けられます。 続いて、音質について記述します。目を瞠るほど巧みにチューニングされているというのが第一印象です。 繊細なサウンドの変化を瞬時に認識できるようにか、音の粒がはっきりと描写されながらも違和感を覚えない程度に輪郭を持っていると感じました。エッジと称するよりは、細かく毛羽立っているという表現が似合うでしょうか。一音一音に手を触れて確認しているかのように、しっかりと認識できると思います。 一定の音場の中で、楽器や声の配置がしっかりと聞き分けられるのではないでしょうか。FPSゲームのプレイに用いても勿論、その定位の良さを十分に体感できると思います。前後左右から聞こえる敵の足音もしっかりと判別でき、サウンド面からゲームプレイを助ける心強い相棒になりそうです。 是非一度お試しください。 【試聴環境】 KANN ALPHA PC 【試聴楽曲】 Captain Joz 「Going Home with Ya」 Candee 「Unlucky (Feat. 7)」 他
このスタッフの他のレビュー
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ムービー
@e☆イヤホン 秋葉原店
Clear Tune Monitors
CT-400Pro
¥165000 税込
モニターとしてもリスニング用途でも『丁度良い』
4BA 4wayで構成される機種です。低域・中低域・中域・高域と各1基ずつ配置された機種でバランスとしては中低域によっているように感じます。 ドラムやベースなどモニター機種としておすすめの機種の一つです。音の印象として聴き疲れするほど硬質な音ではないので普段のリスニング用途としてもバランスよく扱える機種だと思います。 現在CTMの機種として一番多くの人にとって聴きやすい機種なのではないかと思います。リズムの速い曲からゆったりと聴く曲までそつなく聴ける機種です。
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ムービー
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
KB3 HiFi USB
¥26950 税込
FIIOのAIO(all-in-one)キーボード
e☆イヤホンでは珍しいキーボードの紹介です。「メカ二カルキーボード+ヘッドホンアンプ」という音楽好きで、かつPCなどで作業やゲームをする人にはかなり注目度の高い製品です。 長くはなってしまいますが、前半はオーディオ製品として、後半をキーボードとしてご紹介します。 さて、オーディオブランドから発売されるキーボードということで、CS43131 DACを2基、そして2つの低ノイズSGM8262オペアンプを搭載しています。そのため、デスクトップアンプに匹敵する出力の高さと高音質を両立しています。 さらに、ゲーミングでは数少ないハイレゾ対応の製品でもあります。最大32bit/384kHzおよびDSD256のオーディオデコードに対応ということで、オーディオブランドらしさもしっかりと詰め込まれていますね。接続は4.4mmバランス接続と3.5mmアンバランス接続両方に対応しており、バランス接続が可能なキーボードは珍しい製品だと思います。 また、3.5mmの端子はマイクにも対応しているので、マイク付きのイヤホンやヘッドセットを接続することも可能。通話のことまでしっかりと考えられた作りになっています。さらに、出力端子はキーボードの左側に配置されています。マウスの操作が基本的にキーボードの右側で操作されることが多く、出力端子が左側に配置されていることで、イヤホンやヘッドホンのケーブルがマウスの操作の邪魔になることがないよう配慮されているのも嬉しいポイントです。 そして、キーボードとして見ると、Gateron G Pro3.0のYellowスイッチを採用。こちらはお好きな方も多いのではないでしょうか。このスイッチはタイプで言うとリニアタイプのメカニカルスイッチで、キー荷重が50±15gfと最近の流行と比べると少し重めかもしれません。ただ、押し心地も良く打鍵音も静かな部類なので、聴いている音やゲームなどのプレイに集中しやすいです。もし、それでもキースイッチが好みに合わなかった場合、この製品はホットスワップというスイッチ自体を交換できる仕様なので、お好みのスイッチに交換も可能です。 また、打鍵音が低減されている要因として、主にガスケットマウントデザインが挙げられます。よくあるキーが沈み込むタイプではないので、ガスケットマウントデザイン特有の沈み込みが気になる方にもおすすめです。 もうひとつ便利でおすすめなポイントとしては、KB3 HiFi USBにはUSBポートが全部で3つあり、PCなどのデバイスと付属のケーブルで接続するのにUSB Type-Cポートをひとつ使用してもType-Aポートが2つ空いているので他にUSB接続の製品を接続できます。 KB3 HiFi USBはテンキーレスのキーボードですが、必要に応じて空いているUSBポートにテンキーを接続して使用できます。USBメモリなどのストレージも接続できるので、ちょっとしたデータの移動等にも使いやすくて非常に便利で嬉しい仕様です。 最後に、製品画像ではライティングがついていますが、キーボード上でライティングの強さやパターンを変更可能なうえ、消灯も可能なので仕事で使いたいけどライティングで目立ちたくないという方にも安心してお使いいただけると思います。 FIIOらしい、様々なニーズに応えるおすすめのキーボード+ヘッドホンアンプです。
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ムービー
@e☆イヤホン 秋葉原店
Oriolus
Monachaa
¥352000 税込
DD4基の優等生サウンド!
低域の力強さは流石! 音の厚みと力強さにダイナミックドライバーらしさを感じます。また、一つひとつの音の解像度も申し分なく、音が潰れてしまう事なく各帯域の音を楽しめます! 音はくっきりとしていますが、キツく感じるような違和感はなく聴けたので、そういった傾向の機種が苦手な方も安心してお使いいただけると思います。 音のバランスは個人的にはやはり低域に意識が向きやすく、バランスがやや寄っている様に感じましたが、破綻してしまっているわけではなく様々なジャンルの音楽を楽しめる機種だと感じました! 音の距離感は近いのですが、平面的な鳴り方ではなく奥行きを感じる鳴らし方で、聴いていて嫌な感じやキツさは感じませんでした。 ダイナミックドライバー4基と構成はかなり偏った機種ですが、音は多くの方に気に入ってもらえる機種だと感じました。ダイナミックドライバー好きはもちろんのこと、様々な方にお試しいただきたい機種です!
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ムービー
@e☆イヤホン 秋葉原店
Antlion Audio
Kimura Solo
¥17980 税込
イヤホンもマイクも優秀‼︎
Antlion Audioは、マイク非搭載のイヤホンなどにマイクを後付けできる製品が特徴のメーカーです。そんなマイクを得意としたメーカーのゲーミングイヤホンが販売されました。 ・マイクについて マイクは口元まで伸びている形状のマイクです。特徴としてはマイクの付いている位置がイヤホンとケーブルの接続部分ではなく、耳にかけているケーブルに付いている点です。位置としては私の場合、耳たぶの裏あたりでした。 他の製品よりマイクとケーブルの分岐位置が口から離れた位置にあるので、マイク音声のボリュームや音質などが気になりPCに直接接続して録音しました。結果としては他の有線イヤホンに搭載されているマイクの中でも、かなりクリアな音質だと感じました。ボリュームも十分に取れていたので、マイクの位置をしっかりと口元へ調整することで自分の声がしっかりと通話相手に伝わります。 マイク関連での注意点としては、Kimura Solo単体ではマイクのミュート機能がない点です。解決策としてはマイクをミュートしたい場面で、通話アプリや接続先の機器にてマイクをミュート状態にすることです。 ・イヤホンの音質 音のバランスは、やや低音に寄っている印象です。低音に厚みがあり、角のとれた音の印象で迫力を感じつつも、うるさく感じることはありませんでした。長時間のゲームプレイで、低音がしっかりした機種をお探しの方には特におすすめです。 そして個人的に驚いたのが、ゲーム内の射撃訓練場にて“人型の動く的の足音”が試聴する前にイメージしていたよりも、さらに遠くの音まで聴き取れたことです。実際の対戦になると音数がさらに多くなる可能性が高いのでまた印象も変わるとは思いますが、射撃訓練場ではゲーム内で35m先の足音を聴き取れました。 ・イヤホン本体 イヤホン本体は内部が空洞ではなく本体と同じ素材で充填されているため、基本的な強度が高い作りです。また、充填されていることで同じクリアカラーのイヤホンと違い、まるで内部パーツが水に浮いているかのような見え方が特徴的です。そして、ケーブル交換が可能な機種であることと、純正のマイク付きケーブルが単品販売されているため、万が一断線させてしまった時でも交換して長く使いやすいです。 ゲーミングイヤホンとしては決してお求めやすい価格ではない機種ですが、マイク性能とイヤホンの音質どちらの性能も諦めたくないイヤホンユーザーやゲーマーにおすすめです。気になる方はぜひ店頭で実際に試してみてください!