スタッフレビュー詳細
「推しの声をもっとよく聴きたい!」というあなたに!
特殊な模様が2種類使用されることによって、音の変化とグリップ感の良さを実現させた「TANG SANCAI」(唐三彩:タン・サンカイ)。TANGZU(T Force Audio)らしい中高音の伸びをイヤーピースで実現できます!
【音質】
試聴した際の第一印象は「とにかくボーカルが近い」でした。TANGZUらしいメロディラインを含む中音域の盛り上げ方が、イヤーピースひとつだけで再現されることにとても驚きました。
他にもピアノやリードギターなどの、楽曲の顔となる楽器にフォーカスが向くような聴こえ方になります。逆に低音は少しまろやかになり、1歩引いた位置から優しく支えてくれるような印象を覚えました。
イヤーピースの軸の出口付近に「SHANシステム」と呼ばれる、縦向きの細い筋が何本も刻まれていることによって、音が一点に集中するようになり、楽曲の勢いや迫力が増して聴こえます。
【外装・機能】
まず目を引くのが、迷彩柄のような傘の表面の模様です。これによりグリップ感がかなり良くなっています。
傘自体の感触は柔らかめなので圧迫されることもなく、先に紹介した模様の効果によってグリップ感もとても良好なので、装着時の安定性は抜群に良く、長時間の使用でも耳が疲れにくいように感じました。
アイドル曲やアニソンなどボーカルをフォーカスして聴きたい方、長時間の使用をされる方は特にオススメです! 是非一度お試しあれ!!
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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のんちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
TANGZU
TANG SANCAI
Sサイズ / 3ペア
¥2650 税込
密着感と開放感が共存したイヤーピース
装着感の良さと着け心地の良さを兼ね備えたイヤーピースです! すりガラスのような模様が傘の部分に入っていて密着度が過度になりすぎていないため、圧迫感が軽減されて長時間装着しても疲れない着け心地でした! 遮音性が損なわれることも無く、密着感と開放感のバランスが丁度良かったです。 軸の部分は分厚いですが柔らかいため、少し太めの軸のイヤホンにも合わせられたりと様々な種類のイヤホンと相性が良いと思います! また、軸のカラーがサイズ別に異なることも判別しやすくて、良いポイントだなと思いました。 ただ軸と傘の長さの関係で、完全ワイヤレスイヤホンでは合う合わないが二極化するため、お試しいただいてしっかりと装着できるか、充電ケースに収まるかは確認していただくことをおすすめします! 高域が研ぎ澄まされたクリアな音質になります。対して中域、低域は優しく丸く全体を包み込むような音の印象です。音の分離感はありますが、どの音域も絶妙なバランスで支え合っていてまとまりは大変良いです。音の粒の硬さも音域ごとに微妙に異なっていて、作りこみを感じることが出来ます! 特に中域の粒の硬さが心地よいです。 ボーカルをはっきりめに聴きたい方、インストルメントは主張しすぎない優しい音をお探しの方におすすめしたいイヤーピースです! また、フィット感にも優れている為、長時間使用する方にもおすすめです。 ぜひみなさまも店頭でお試しください! 【試聴環境】 試聴イヤホン:SHURE / SE215 Pro Line 試聴プレイヤー:Cayin / N7 【試聴楽曲】 言っちゃいけないことばっか浮かぶよな / Guiano&理芽 Psykhe / somunia
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れんれん
@e☆イヤホン
TANGZU
TANG SANCAI
S/M/Lサイズ 各1ペア
¥2650 税込
イヤピに迷ったらぜひ試して欲しい一品!
今回はサラッと軽い装着感と迫力あるボーカルを楽しめるイヤーピース「TANG SANCAI」のご紹介です! 【外観&装着感】 サイズ毎に色分けされており、傘の部分は細かい模様が刻まれていてサラサラとした触り心地の良い質感です。しっかり目の装着感ですが圧迫されている感覚はほぼ無く、むしろ程よい弾力がありベタ付かないので着脱時の煩わしさを全く感じさせません! 普段から長時間使用する方や、着け外しする際のストレスを少しでも感じている方にぜひお試しいただきたい着け心地です。 【音質】 今回試聴に使ったイヤホンはSONYの「WF-C500」という中低音域が多めの臨場感のあるサウンドが特徴のイヤホンなのですが、「TANG SANCAI」のイヤーピースに変えたところ音質にかなりの変化を感じられました! まず一番印象的だったのは低音域の変化でした。標準イヤーピースでは低音の押し出しが強い元気なサウンドから一転、バランスの取れたスッキリさわやかサウンドに大変身! キックドラムのアタック感と音の芯は残したまま、周りを覆う残響や重なったベースとの分離がしっかりされていて「本当にイヤーピースでここまで変わるのか……」と初見から驚きの連続でした……! 中高音域は定位感が向上し、見通しの良い安定したサウンドに。ギターやシンセサイザーに埋もれがちだった金属音もポジションが安定して聴きやすくなったと感じました。特にボーカルの存在感が前に出ていて、全体的にまとまりのある聴き心地に変化したと思います! ゆったりとしたバラードから音数の多いポップソングまで幅広く楽しめる製品だと感じました。今使っているイヤホンの音にもっと広がりが欲しい、ボーカルをもっと聴きたい方に間違いなくオススメです、ぜひぜひお試しください! 【試聴楽曲】 藤井風 / ガーデン NEGI☆U / 寿司☆でしょ! ORANGE RANGE / SUSHI食べたい feat.ソイソース Daft Punk / Give Life Back to Music
このスタッフの他のレビュー
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しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Nostalgia Audio
NA7(Universal Fit)
¥198000 税込
耳元に創造される、最前列の空気感。
【音質】 一聴してまず感じたのは、圧倒的な量感の低音です。J-POPなどでは胸を打ち抜くような鋭いキックと下腹を持ち上げるようなベースが、クラシックでは目の前でグランカッサが響くような大迫力の低音を楽しめます。それでいて、ギター、シンセ、ピアノ、ストリングスなどの楽器が一歩引いた位置から楽曲を支える柱となっている印象を受けます。ボーカルは中音域が厚めに取られている関係上、母音の存在感は大きいですが、ややクリアさに欠ける面がありました。 もう一つ特徴的な点が、楽曲の背後に広がる空間の広さです。各楽器・ボーカル自体は近い位置で鳴っているのですが、その裏側に空間が広がっており、そこに反射して返ってくる残響感が他のイヤホンにはないユニークなポイントだと感じました。特にライブ音源やクラシックなどの臨場感を重視する場合には、他のイヤホンでは感じることのできない空気感を得られます。全帯域を通して丸みを帯びたウォームなサウンドとなっており、ストリングスやトランペットなども刺さることなく滑らかに表現し、エレキベースやキックなども角の取れた「面」での圧力を感じられました。 【外装】 5BA+2静電ドライバーという構成ながら、筐体が大きすぎることはなく、付け心地はかなり軽い印象でした。ケーブルは癖のない黒い被膜の銀メッキ銅ケーブルとなっており、取り回しがしやすく、1.6m・3.5mmと1.3m・4.4mmの二種類が付属しているので、場面を選ばず使用できます。 【まとめ】 圧倒的な低音で腹の底から楽曲を楽しみたい方、コンサート会場の最前列のような臨場感で楽曲に没入したい方に特にオススメです! ぜひ一度お試しください! 【試聴環境・楽曲】 Astell&Kern AK HB1(Type-C/4.4mmバランス接続) Earth, Wind & Fire「In the Stone」 Official髭男dism「Universe(Live)」 サイトウ・キネン・オーケストラ「ハリーの不思議な世界」(映画『ハリー・ポッターと賢者の石』から / 2023年 サントリーホールにてライヴ録音)
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しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Meze Audio
LIRIC II
¥330000 税込
澄み切った空気感と上質な耀き。
Meze Audioより発売された密閉型平面磁界駆動型ヘッドホン「LIRIC II」。その前作である「LIRIC」との比較を交えてご紹介します。 【音質】 一聴して感じたのは、平面磁界駆動特有の切れ味鋭い高音域です。少し刺さる感覚がありますが、ハッキリと表現されており、まるで宝石の輝きのように感じました。低音は重心が低く、厚みがあるのでしっかりとした土台として機能しています。 全体的なバランスとしてはブライトな印象を受けました。空間は左右には程よい広さがあり、上下にはほんの少しだけある印象です。その空間に満ちる空気感が他のイヤホン・ヘッドホンとは一線を画すピュアさを帯びていて、まるで森林の中のような空気の綺麗さを感じられます。音そのものに関してはかなりドライかつ繊細で、一音一音を正確に分離させて鳴らすことに重きを置かれているように感じます。 【外装】 一番のポイントはイヤーパッドがマグネットを使用した着脱設計になったことです。メンテナンス性が向上したことで気軽にイヤーパッドを交換できるようになりました。イヤーカップ部分には綺麗な木目のマッカサエボニーが使用されており、見た目にも楽しめるデザインになっています。全体の重量感としてはそこまで重たくなく、また厚みのあるイヤーパッドのおかげで長時間の使用でも疲れにくいです。 【前作との比較】 外観はほとんど違いがないので同じような使用感ですが、音質に関しては得意不得意が出てきます。高音域は前作よりも今作の方が強くシャープに出ており、前作は少しマイルドな印象を受けます。 低音域にも違いがあり、今作の方が40Hz付近にピークがあるのに対し、前作は250Hz付近にピークがあるため、少し重心が高めに感じました。 全体の雰囲気も今作はかなりドライで澄んだ空気感を持っているのに対し、前作は少しウェットで芳醇な空気感を持っているため、お互いに好き嫌いがはっきり分かれるサウンドです。 【まとめ】 平面磁界駆動特有の切れ味鋭いサウンドがチープにならず、より高級感のある洗練されたサウンドに昇華されています。ロックやポップスを聴くには高音域の刺さりと情報量の多さがネックになりますが、ヴァイオリンやピアノなどの生楽器を主とするオーケストラ楽曲にはピッタリの相性です。オーケストラの楽器一つ一つの音を情報量多く楽しみたい方に特におすすめのヘッドホンです。 【試聴環境・楽曲】 Amp:FiiO K9 Pro ESS Earth, Wind & Fire「In the Stone」 DIALOGUE+「プライベイト」 サイトウ・キネン・オーケストラ「帝国のマーチ(映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』から / 2023年 サントリーホールにてライヴ録音)」
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しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
HeartField
Blanc
¥44000 税込
たくさんのこだわりの詰まった白い(Blanc)イヤホン!
手作業で成型された「ドイツ製の樹脂筐体」や「8芯の銀メッキ銅線」など、細部までこだわり抜かれた「HeartField Blanc(ブラン)」をご紹介します! 【音質】 芯の通った低音から、タイトで響きの少ない中低音〜中音までは楽曲全体の基礎を固め、その上に細かく粒立ちの良い中高音〜高音が控えめに主張しています。全体的にドライかつ解像度が高く、各楽器、特に金物系の音色の再現度は目を見張るものがあります。5BA/3Wayながら、各帯域の繋がりがかなり良く、多ドラ特有の情報量過多な感覚はほとんど感じられませんでした。 【外装】 セミカスタムの樹脂筐体はドイツ製の高品質樹脂を使用しており、かなり軽量かつ収まりの良い大きさなので、装着感が良く遮音性も高いです。白色の樹脂の中には金色のグリッターが入っており、主張しすぎないながらもおしゃれなデザイン性を兼ね備えています。ケーブルは8芯の銀メッキ銅線を使用しており、細めのケーブルながら硬めで断線の心配は少なそうです。 【まとめ】 全体を通して細部までこだわりを感じられる作りで、ドライな音色がお好きな方、粒立ちの良いサウンドがお好きな方に特にオススメです! 【試聴環境・楽曲】 Galaxy S21 / FiiO BTR7(LDAC接続) 結束バンド「光の中へ」 DIALOGUE+「プライベイト」 Earth, Wind & Fire「In the Stone」
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しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
AZLA
SednaEarfit XELASTEC II Standard イヤーピース
MLサイズ2ペア
¥2475 税込
あの大人気イヤーピースが新しくなって帰ってきたよ!
「どうしても耳にジャストフィットしない」 「食事中も快適にイヤホンを使用したい」 という方に是非オススメ! 前作からパワーアップして返ってきた「SednaEarfit XELASTEC II」のご紹介です! 【装着感】 着け心地がとても良く、長時間の使用でも問題なく使えそうです! 素材感としては少し弾力があり、表面は特有の「ぺたっ」とくっつく感覚がありますが、実際に装着してみるとほとんど負担がありませんでした。 また、体温によって軟化して耳の形にぴったりと合う素材「TPE(サーマル・プラスティック・エラストマー)」のおかげか、頭を動かしたり、口を動かしたりしても装着感や遮音性が損なわれません。 【音質】 低音が太くなり圧力が増し、ボーカルのキレが良くなる印象です。そのため、ベースやドラムなどの皮物のアタック感が若干損なわれてしまい縦ノリの楽曲にはやや不向きかもしれません。ですが、楽曲全体のテンション感をしっかりと高められます。 【機能性】 前述した「TPE」の特性により、ウレタンフォームのイヤーピース並みの遮音性を得られます。さらに一度安定すると耳の形にピッタリと合うので、運動中や食事中など場面を選ばずに使える印象です。 また前作からの変更点として、フィルターが追加された点が大きいです。フィルターのないイヤホンでも安心して装着できます。 快適さ、遮音性、実用面において悪いところが見つからない「SednaEarfit XELASTEC II」是非お試しください! 【試聴イヤホン】 WF-1000XM5 × SednaEarfit XELASTEC II MLサイズ