スタッフレビュー詳細
楽器メーカーのこだわりが詰まった極上サウンド
Fender(フェンダー)と言えば、ギターやベースを演奏する方はもちろんのこと、そうでない方でも知っている方が多くいるであろう、アメリカの老舗メーカーです。
そんなフェンダーブランド初となる完全ワイヤレスイヤホンとのことで、個人的に非常に楽しみにしていました。
「TOUR」を見て最初に感じたのが、その見た目の良さ。ケースもギターアンプを連想させるようなスクエアなデザイン。3Dプリンターで形成したという本体もギターのボディを彷彿させる、グッとくるデザインで一瞬にして虜になりました。
装着感も非常に良く、重量も9.7gと重くはないので、長時間の試聴も快適に過ごせそうです。
音に関しては低域が結構しっかり目に鳴っていますが決してブーストしたような音ではなく、輪郭が明瞭かつクリアなことに驚きました。中でもベースラインやキックの表現は流石の一言。音の動きや息吹をより濃く感じられます。
中域は程よく太く、ヴォーカルやパッドなどの音もよりつややかで肉厚に鳴らしてくれます。
高域はエッジが効いているのに、耳に直接響くような不快な音の鳴り方は一切なく、適度にウェットなヴォーカルとハット等の音が心地良く感じました。全体を通した音のディティールやその再現力の巧さに、メーカーの努力と蓄積した技術力の高さを感じました。
さらに、専用のアプリを使うことで、より自分好みのサウンドスケープを味わえます。プリセットモード(ORIGINAL、JAZZ、ELECTRONICなどなど)の選択や、ゲインの調整(BOOST)など、嬉しい調節機能を多数搭載しています。
楽器メーカーのこだわりが詰まったサウンドを是非一度体感してみてください。
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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わか
@e☆イヤホン
Fender Audio
TOUR
BLACK
¥21890 税込
骨太サウンドを外でも気軽に。
Fender Audio初の完全ワイヤレスイヤホン「TOUR」はバンドサウンド好きにオススメな製品です。 【オススメポイント】 ・アイコニックな「F」ロゴがあしらわれたイヤホン本体 ・メリハリの効いた骨太サウンド まずは見た目から。以前販売されていた有線イヤホン「NINEシリーズ」や「TENシリーズ」と良く似た縦長の形状をしています。フェイスプレート部分に大きめの「F」ロゴがあしらわれているのも前述の有線イヤホンと同様で、「Fenderと言えばコレ!」というデザインが格好良いです。 肝心の音に関しては、まさにバンドサウンドを聴くのにピッタリなチューニングが施されています。全体的に太くてしっかりとした音を鳴らし、メリハリの効いたサウンドを楽しませてくれます。 特に好印象なのが低音域の音の質で、量感は多いものの間延びした印象を感じさせず、音楽の土台としてどっしりと構えて支えてくれます。高音域もしっかりと出ており、気分を上げたい時にピッタリなサウンドです。是非お試しください! 試聴環境 iPhone 14 Pro→Fender Audio TOUR 試聴楽曲 赤い公園 - yumeutsutsu BRATS - No more No more
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チバ
@e☆イヤホン 名古屋大須店
Fender Audio
TOUR
BLACK
¥21890 税込
様々なミュージシャンが愛したサウンドを手軽な存在に
「Fender」といえば名前を知らなくとも、一度は見たことがある特徴的なフォルムのエレクトリック・ギターやエレクトリック・ベース等を製造している、歴史ある楽器メーカーです。そんな多くのミュージシャンが愛したサウンドを手軽に楽しめるようになりました! 【音の第一印象】 「とにかくロックに合う!」それに尽きます。 低域は締まりがあるタイトな音で、特にスネアの音は聴いていて気持ちが良いです。そのうえ音はタイトながら、迫力があります。ボーカルよりも、楽器メーカーらしく楽器の音をしっかりと聴かせてくれる印象でした。 特にエレクトリック・ギターのサウンドは非常に丁寧に聴かせてくれます。Fenderのエレクトリック・ギターらしいドライなサウンドや、艶っぽいサウンドによるギターリフやギターソロを、まるで自分がそのフレーズをライブ会場で奏でているかのような気持ちにさせてくれます。 また、ハイハットやシンバルなどの高音も埋もれることなく、粒立ち良く鳴っていました。 【外観】 Fenderの楽器用ハードケースをモデルとした、シックでオシャレな充電ケースに目を引かれます。蓋を開けると、ラメの入ったキラキラとした筐体が出迎えてくれます。筐体自体は1000人以上の耳型データを基に、3Dプリンターによって筐体を形成しています。また、ステム(※)が長めで装着感がとても良いです。少々激しく頭を振っても落ちにくそうだと思いました。 ※カナル型イヤホンのイヤーピースを装着する小さい円柱部分 【総評】 個人的な話になりますが、僕自身Fenderのエレクトリック・ギターを愛用しているため、Fenderのギターサウンドとの相性に本当にびっくりしました。試聴音源も主にFenderのエレクトリック・ギターが使われている曲をチョイスしましたが、聴いていて非常に楽しかったです。 ステムが完全ワイヤレスイヤホンにしては少し長いことや、音に少々癖があるため、人によっては装着感や音に対して合わないと感じる方もいるかもしれません。ですがFenderのサウンドが好きな方や、ロックが好きな方にはぜひ一度聴いてほしい、おすすめのイヤホンです。 【使用環境】 ・Google Pixel 7 pro 【試聴音源】 ・Cocaine / Eric Clapton ・Little Wing / Jimi Hendrix ・Just / Radiohead ・Rape Me / Nirvana
このスタッフの他のレビュー
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
SHANLING
UA5
ブラック
¥32780 税込
まさにオールラウンド!
SHANLING (シャンリン)からスティック型アンプ「UA5」が発売! 軽量、コンパクトで、見た目もタイプな製品なので、さっそく聴いてきました。 最大の特徴は、スマホやプレーヤーなどからUSBで電源を供給する「パススルーモード」に加え、内臓バッテリーによる供給を行う「ハイブリッドモード」。こちらはShanlingがこのUA5のために開発したもので、より安定したクリアな音質が体感できます。 バッテリーが切れると『パススルーモード』に自動切換え、30分前後でフル充電が可能などなど、小さいボディながらかなりの優れもの。スティック型アンプにバッテリーが搭載されたら良いのにな……と思っていた方にはもってこいの製品です♪ 物理ボリュームがついているので、操作法はいたってシンプルで使いやすく、ボリューム操作はもちろん、ボリュームのホイールを押すことで、DACモードをシングル、デュアルに切り替えできます。 出力インターフェースも三系統(3.5mm、4.4mm、SPDIFモード(3.5mmを利用した同軸デジタル出力))利用できるので、汎用性も抜群です。 さらに、超低ノイズという謳い文句も伊達ではなく、試聴時のノイズがほぼ無くて感動しました。この「低ノイズ」というのもクリアな音質を再現するのに重要なポイントですよね。 音質はフラット傾向、質感は艶やかで心地よい。何より余計な部分をカチ上げたりしておらず、非常にナチュラルなサウンドなので、ジャンルの得意、不得意が少ないと思います。 どうしてもアンプの音に寄ってしまいがちですが、このUA5は、あくまで原音を忠実に再現しつつ、シンプルに、音に艶やかな化粧を施してくれるような、そんな印象でした。 ポータブルスティック型アンプの購入を検討されている方は試聴の価値ありです!
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
iBasso Audio
DC03PRO
ブルー
¥9900 税込
低音が心地良い軽量デュアルDAC
良質なプレーヤー、DAC、アンプ、イヤホン、ヘッドホンなどを手掛けている中国のオーディオメーカー「iBasso Audio(アイバッソ オーディオ)」より「DC03PRO」の紹介です。「DC03」をベースに更なる進化を遂げた本製品、音も形も結構な変化を遂げています。 金属を筐体素材に採用していたDC03とは大きく異なり、DC03PROはアルミニウム製ボディを採用、さらに両面に強化ガラスパネルを装着していて、個人的にはグッとスタイリッシュになった印象を受けました。 ケーブルも取り外せるようになったおかげで携帯性も良く、小さなポケットにもスッと入ってしまうボディサイズが好印象。標準ではUSB Type-C to Type-Cケーブルが付属しています。 ボリューム調整は100段階に調整可能で、ほんのちょっと音量を上げ下げしたいと思ったとき、非常に細かく調整出来て、これは嬉しいポイントでした。 CS43131をデュアル構成で採用したというこのDC03PRO、音質は、何といっても「グッとくる太い低域」、これに尽きます。 サイズは広過ぎず程良く広がるので、キックやベースラインをファットかつスムースに奏でてくれます。中高域はマイルドに、低域とケンカせず丁度良いバランスで鳴るのがとても印象的でした。 低音好きには是非おすすめしたい製品。是非店頭でご試聴ください。
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
Noble Audio
FoKus Prestige
Black
¥114880 税込
究極の音質特化はダテじゃない
Noble Audio(ノーブルオーディオ)が至高の製品に命名する「Prestige」を冠したこの「FoKus Prestige」は、まさに究極の“音質特化”ワイヤレスイヤホンです。 カスタムIEMメーカーとしてのノウハウを落とし込んだ、ジャストフィットなイヤホン形状。手触りやその見た目の特別感を演出してくれるスタビライズド・ウッド素材採用や、クリアな通話品質とヒアスルー機能搭載、aptX adaptiveを含めた多様なコーデックに対応など……本当にストロング・ポイントの多い本製品ですが、特筆すべきは何といっても「音質」。その一言に尽きます。 試聴した瞬間「なんだこの音質……」と思わず声が出てしまいました。nowles製BA2基とDD1基のハイブリッド構成が奏でるそのサウンドはお世辞抜きに素晴らしく、特に低域の迫力と深みには、ただただ驚くばかり。「低音好きの方には必ず満足してもらえるのでは?」と思いました。 やや広めのルームサイズは非常に心地良く、音の定位も抜群でひとつひとつの音が粒立って聴こえます。低域がしっかり出るイヤホンにありがちな中域の埋もれ・飲み込まれのようなことが一切なく、ギターのコード進行や手グセ、ピアノの旋律やサステインの効き具合、ヴォーカルのつややかさやブレスまでも明瞭に聴かせてくれます。 ジャンルの得手不得手が無さそうな本製品ですが、敢えて挙げるのならば、ロック、ポップス、ヒップホップ、ハウス、ジャズ、クラブミュージックなどと抜群の相性を発揮してくれそうです。 かくいう私も「本当に欲しい‼」と忖度ナシに思いました。 究極の“音質特化”ワイヤレスイヤホン。ぜひ店頭で試聴してみてください。
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
Anker
Soundcore AeroFit Pro
ミッドナイトブラック
¥22990 税込
解放感と疲れ知らずな装着感
米国・日本・欧州を中心に人気の高いオーディオブランド「Anker(アンカー)」より、耳をふさがない新提案のオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「Soundcore AeroFitシリーズ」。その中でもスポーツにも最適なProモデル「AeroFit Pro」をご紹介します。 まず特筆すべきは「装着感の良さ」です。片側約12.2gと軽量でありながら、フック部分のTPU素材の質感や、強度の高いチタン合金ワイヤーのしなやかさが抜群のフィット感を実現しています。イヤホン本体を耳に引っ掛けて装着するタイプかつ、軽い着け心地なので長時間の使用にも適しています。 また、耳穴に差し込まないオープンイヤースタイルなので、耳が痒くなる心配もなく、快適に音楽を楽しめます。また、耳をふさがないため、着用しながら会話も可能です。さらに、防水規格はIPX5と高性能で、ワークアウトにも最適です。リモート会議や家事中など、さまざまなシーンで活躍することでしょう。 オープンイヤースタイルというと、低音が薄めという印象がありますが、「AeroFit Pro」はしっかりとした低音が好印象です。キックやベースの表現も巧いので、ベースミュージックなど力強い曲にも適しています。高音も耳に刺さるような攻撃的な感じはなく、特にヴォーカルの響きが心地よいです。例えるなら、小〜中規模のライブハウスで音楽を楽しんでいるような感覚でしょうか。 オープンイヤーの特性上、音量を過剰に上げると音漏れに注意が必要ですが、この解放感はクセになりそうです。 ぜひ店頭で試聴してみてください。