スタッフレビュー詳細
高出力で高コスパ!?
ポータブルアンプで最前線を行くFiiOから、Q1の後継機の登場です。ナンバリング型式が変更され数字が10飛んで11になりました。
「Q11」の注目ポイントは"出力の高さ"にあると思います。最大650mWの高出力。それだけでも魅力的なポータブルDACアンプです。
大きさは前モデルのQ1とそこまで変わらず、高出力でありながら持ちやすいサイズに収まっています。
外観は中の基板が見える上、再生レートごとに光の色が変わる仕様で男心をくすぐるかっこいいデザインです。
音を聴いてみると、最初に低音のインパクトが前に出てきます。出力が高く、音が目の前に迫ってくるようで、ドライバー数の多いイヤホンでも駆動力が足りないと感じることはありませんでした。
包み込むような低音と、耳に残るように立つ音の輪郭がとても心地よく、バンドサウンドや、電子音楽といった中高音が際立つイメージで相性がいいように感じました。
音量を上げていくごとに音が明瞭になる感覚は、同社のK7に少し似ているようにも思えます。
サイズもコンパクトかつ高出力、高音質でコストパフォーマンスに優れたDACアンプ。初めてのポータブルDACアンプをお探しの方などにおすすめです。是非お試しください!
【試聴楽曲】
ピーナッツくん / PetbottleRocket
Vulfmon & Vulf / Let's Go! Let's Go!
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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わか
@e☆イヤホン
FIIO
Q11 【FIO-Q11-B】
¥15543 税込
手のひらに乗る高出力アンプ
FiiO「Q11」はお手軽に高出力サウンドを味わえるDAC搭載アンプです。Q11とスマートフォンやパソコンなどの再生機器をUSB Type-Cケーブルで接続するだけで使用できます。iPhoneユーザーの方もLightning端子のケーブルが付属するため別途の用意は不要です。 Q11がスティック型のDAC搭載アンプと大きく異なる点は、「バッテリーを搭載している」という点です。Q11自体の充電が必要ではありますが、再生機器側の電力供給不足によって使用できないという心配が不要で、スマートフォンのバッテリーの減りも抑えられるというメリットの方が個人的には大きく感じます。 バスパワータイプ(アンプ自体にはバッテリーを搭載しておらず、再生機器から電源を供給する製品)の同価格帯のポータブルDAC搭載アンプと比較すると、出力が高く音に余裕のある印象を受けます。Q11を通すことで全体的に音の輪郭や粒立ちをハッキリと感じられる様に変化します。音の味付けは少なめです。中低音域の音の厚みと高音域の繊細さの両方を兼ね備えたサウンドを楽しめました。 また、Q11と再生機器のボリュームが連動していないという点もgoodポイントです。再生機器である程度音量調整しておいて、そこからQ11で細かく調整といった事が可能です。Q11のボリュームは程よい抵抗感があり、かなり細かい調整が可能だと感じました。 スマートフォン直挿しからのステップアップにはもちろんのこと、10000円前後の価格帯のアンプを現在お使いで出力に不満のある方にも試していただきたい商品です! 試聴環境 iPhone 14 Pro→FiiO Q11→AAW ASH(カスタムIEM) 試聴楽曲 吉田凜音 - JASMINE YOASOBI - Blue
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かかりちょー
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
Q11 【FIO-Q11-B】
¥15543 税込
小型な優れもの
手のひらに収まるほどのポータブルアンプです。小型ながら再生時間は最大13.5時間で、出力も最大650mWと十分なパワーがあるため、並みのヘッドホンであれば難なく鳴らせます。 低域に厚みを出しつつハリのある中高域で出力してくれます。メリハリがあり音の変化も大きいためアンプの効果を実感しやすい音作りだと感じました。出力もそこそこあり、イヤホンであればよほどのことがない限り鳴らしきれると思います。 さらに、USBから同軸へのD/Dコンバーターとしても使用できます。小型なポータブルアンプとして十分な活躍が期待できる為、初めてのポタアンにオススメです。ぜひお試しください。
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がっつ
@e☆イヤホン仙台駅前店
FIIO
Q11 【FIO-Q11-B】
¥15543 税込
洗練されたデザインと優れた携帯性
持ち運びの負担が少なく、外出先でも良い音を楽しみたい方にオススメの新製品「Q11」が登場です‼ 本体はやや厚みがありますが実際に手に取ってみると、その外観からは想像できないほど軽いので携帯性に優れています。また、最大13.5時間連続再生可能なロングバッテリーを搭載している点もこの製品の推しポイントです。 試聴してみると中低域がとても厚いアンプだと感じました。締まりが良くキレがあり、輪郭がハッキリとしています。一音一音に存在感がありますが、決して重過ぎる事はないので聴き疲れしにくいです。バンドサウンドやボーカルメインの曲との相性が良いと思いました。 既に同価格帯のDAC搭載アンプをお持ちの方にもオススメの製品です。ぜひお試しください!
このスタッフの他のレビュー
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せめちゃん
@e☆イヤホン
Meze Audio
ALBA
¥29700 税込
Mezeの新たな輝き
Meze Audioから登場したエントリーモデル「ALBA」をご紹介します! まず、デザインに注目です。上位モデル「ADVAR」から引き継いだこのデザインは、陶器のように滑らかなホワイトカラーと、さらっとした手触りの金属部分が特徴です。コンパクトでありつつも、曲線を多用した印象的なハウジングが高級感を際立たせています。筐体の曲線は見た目だけでなく、安定した装着にも貢献しており、デザインの完成度を感じました。 音質については、全体的にバランスが取れた印象です。特に中高音が際立っており、スネアドラムや女性ボーカルの輪郭を明確に描写しています。刺さらない程度にほんのり鋭い高音がリズムを強調していて、ゆったりした曲やシンプルなリズムの楽曲だと楽しく聴けるサウンドです! 音の質感は引き締まった硬さがあり、激しいバンドサウンドよりも音数が少なめな楽曲や洋楽にマッチします。低音は広がりがあり、左右の広がりを感じさせることで楽曲全体をしっかり支えています。中高音のクリアさがボーカルを近くに感じさせ、このバランスが洋楽との相性の良さを引き出しているように感じました。 さらに、USB-C to 3.5mmアダプターが付属しているので、購入後すぐにスマホなどで「ALBA」を楽しむことができます。Meze Audioのロゴが入ったアダプターが付いてくるのは、初めての高級イヤホンとしても、サブ機としても嬉しいポイントです! 初めての高級イヤホンや初めてのMeze Audio製品として、「最初の光」となれるかもしれない「ALBA」。落ち着いた楽曲を聴く方やリズムを楽しみたい方、ボーカルを主に聴く方におすすめのイヤホンです。ぜひお試しください! 【試聴楽曲】 Farmhouse「kappa」 LAGHEADS「Try(feat. lili vivi lily)」 Imagine Dragons, JID「Enemy (from Arcane: League of Legends)」
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せめちゃん
@e☆イヤホン
FIIO
K11 R2R
Black
¥29700 税込
FIIOからR2R搭載のDACアンプが‼
解像度の高さとフラットなイメージで知られているKシリーズに、R2R DAC回路を搭載した「K11 R2R」が登場しました! 外観はほとんど「K11」そのままで、天板に「R2R」というロゴが見えるのが「K11 R2R」です。「K11」のスタイリッシュなデザインからサイズ感の変更なくR2R回路を搭載しているのは、かなりうれしいですね! さっそくサウンドについてですが、「K11 R2R」は、若干クール寄りの印象があったKシリーズの中でも、比較的ウォームな出音の機種になっていると感じました。 ウォーム傾向になったことで楽曲の一体感が増し、より生感のある雰囲気を再現するのに大きく貢献しています。全体的にぼやけた印象にはならず、解像度を保ちつつもリアルな音を目指しているように思います。一方で低音に関しては輪郭がはっきりしており、質感を細かく感じられました。空間ごとズシンと重く響く低音は、上位機種と比較してもそこまで劣らないコスパの良さを感じますね。 定位感も従来のKシリーズから方向性が変わっており、楽器もボーカルも一歩引いたようになっていて、楽曲全体を見渡せるようなイメージです。もう一つの変化として、余韻が長く、音場が広く感じられました。これは、同価格帯の兄弟機「K11」や「K7」にはあまりなかった音の変化だと思います。 全体的な評価として、クリア系のサウンドのイヤホンにはドンピシャでハマりそうなDACアンプだと感じました。耳に刺さらず、適度な距離感で圧迫感もないので、ライブ音源などには非常にマッチするのではないでしょうか! ウォーム傾向のサウンドが好きな方、音場広めが好きな方、同価格帯でのDACアンプ探しに迷っている方、R2R DAC回路を試してみたい方まで、一度聴いていただきたいDACアンプです! ぜひお試しください! 【試聴イヤホン】 iBasso Audio「3T-154」←めちゃ合いました…… JH Audio「Roxanne Universal IEM」 【試聴楽曲】 LAGHEDS「だきしめたいよ (feat.HIMI)」 ATOLS「リアリティーのダンス (feat.初音ミク)」 AC/DC「T.N.T. (Live At River Plate, December 2009)」
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せめちゃん
@e☆イヤホン
SONY
WF-C510
ブラック
¥9900 税込
進化したソニーのエントリーモデル!
ソニー史上最少クラスのエントリーモデル「WF-C510」をご紹介します! 「WF-C510」は前モデル「WF-500」から、ケースもイヤホンの筐体も一回り小さくなりました! 形状も変わり、以前の丸っこい楕円形から少し角が感じられるデザインに進化しています。ケースはより持ちやすく、置きやすい形に、筐体は操作ボタンが押しやすく、スリムな形になっていますね。 ケースは以前の楕円形ケースよりも平面が増え、指がかかりやすく、開きやすい形状になっているのが個人的おすすめポイントです! イヤホンの筐体はとにかく軽くて、小さい! 装着感もかなり軽やかに感じます。耳全体にギュッと詰まっている感がなく、閉塞感が少ないです。これだけ軽くコンパクトな筐体なら、通勤や作業中などでも快適ですね。長時間の装着でも違和感なく過ごせるかと思います。 さらに、「WF-C510」には新たに追加された『外音取り込み機能』もあり、電車のアナウンスやレジでのやり取りもそのまま行えます。装着の快適性と外音取り込み機能が相まって、日常に寄り添ったイヤホンの形状と機能になっていると感じます。 音質はまさにソニーらしいバランスの取れたサウンドです。音が丸く、低音がしっかりと楽曲全体を支えているイメージ。低音も深みがあり、ボーカルもクリアで聴きやすく、J-POPからロック、EDMまで、さまざまなジャンルで心地よく聴けるようになっています。エントリーモデルでもソニーらしい音にこだわっていると感じられ、非常に好感が持てます! 「WF-C510」は同シリーズの他イヤホンと比較しても余韻が長めに残ります。臨場感が際立ち、空気感の再現もバッチリなので、ライブ音源や生配信をよく視聴される方には、かなりハマるイヤホンなのではないでしょうか! 前モデルからさらに進化し、より日常使いが便利になった「WF-C510」。ぜひお試しください! 【試聴楽曲】 離婚伝説「本日のおすすめ」 SUSHIBOYS「LOUD」
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せめちゃん
@e☆イヤホン
Shokz
OpenRun Pro 2 Mini
Black
¥27880 税込
空気伝導で低音感大幅アップ!
骨伝導イヤホンにおいて圧倒的人気を誇るShokzから、「OpenRun Pro 2 Mini」をご紹介します! 一見すると前モデルの「OpenRun Pro Mini」から大きく変わったようには見えませんが、実は内部に大きな進化が施されています。 注目の進化点は空気伝導ドライバーです! 低音用の大型ドライバーを搭載したことにより、低音の質が大幅にアップし、前モデルと比較して音質がかなり向上しています。 音場が広く、圧迫感の少ない音で、ボーカルと伴奏の聞き分けもバッチリです。特に空気伝導ドライバーによる低音が圧倒的に違い、骨伝導イヤホンというよりもスピーカーで聴いているような印象さえあります。今までの「OpenRunシリーズ」で一番低音が効いているのではないでしょうか。スピーカー的な広がりと迫力のある鳴り方から、お家でゆっくり映画鑑賞するのも楽しめそうです! また、出力も向上しているように感じられます。前モデルではランニングやサイクリング中にかき消されていた音も、「OpenRun Pro 2 Mini」ならしっかり耳に届くでしょう。以前の骨伝導主体のサウンドよりも、空気伝導に比重を置いている印象で、耳に直接入ってくる音が大きいため、「聞こえにくいので音量を上げた結果、音漏れしてしまう」といった事態も防げていると感じました。 今まで運動専用の位置づけだった骨伝導イヤホンが、大幅な音質向上により、家でも外でも楽しめそうな「OpenRun Pro 2 Mini」。ぜひお試しください!