スタッフレビュー詳細
FIIOの"Kシリーズ"が、更に進化!
据え置き型DACアンプの中でもかなりの人気を誇るFIIO「Kシリーズ」より、堂々たるフラッグシップモデルが登場しました。
一目見てわかる変化といえば、やはり筐体の薄さです。36.7mmと文庫本2冊ほどの薄さになり、かなりスリムになりました! この薄さのおかげでスペースを取らずに設置できるため、横置きでテレビボードやディスプレイ台の下にはもちろんのこと、縦置きでも利用可能で、デスク上のスピーカーやPCの隣にもスッキリと収まります。
音質に関しては、かなりフラットでバランスの取れた印象を受けました。音色の表現力や解像度が高く、ボーカルも鮮明に聴こえ、サウンドステージの広がりや定位の正確さが特に際立っていました。
デフォルト設定では味付けが少なめのあっさりとした音質でありながら、イコライザーを活用することで、低音の豊かさや広がりを実感できる点も魅力的です! 好きなイヤホンやヘッドホン、音楽ジャンルに合わせてカスタマイズできるのもいいですね。
そして、「K19」はこれまでの「Kシリーズ」のなかでも特に定位がハッキリとしています。音楽の中心を正確に捉えることができるので、リスニングだけでなく楽曲制作などのモニター用途としても活躍できそうだと感じました。
ディスプレイが搭載されていることや、これまで以上に豊富な入出力、幅広いゲイン設定など、特に機能面で充実している「Kシリーズ」の新たなフラッグシップ機「K19」。この魅力をぜひ一度、体感してみてください!
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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ニコ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
FIIO
K19
Black
¥223470 税込
駆動力や見栄えも兼ね備えた傑作をその手に...
歴代のKシリーズよりさらに使いやすくなり、モニター搭載で、イコライザーの操作やゲイン調整が見やすく簡単です。ジャンル毎に調整したい方にオススメです! 付属品にはUSB Type-C to CのケーブルやType-A to Cのケーブルも含まれており、機種問わず接続がしやすいため、サブスクなどをメインで使われる方にもオススメです。スタンドが付属しており、縦置きに対応しています。縦置きの場合、付属のヘッドフォンハンガーを使えばヘッドホンも掛けることができます。 肝心の使用感については、ゲイン調整が5段階あり、ultra highモードでは鳴らしにくいヘッドホンでもしっかりと鳴らせる駆動力があり、今まで少し足りなかった所に手が届くように感じました。 音質について、イコライザー無しでの使用感は「音の輪郭や距離感が分かりやすいスッキリした音」で、低音から高音までバランスよく聴けるイメージです。高音は金楽器の音がとてもキレイに聴こえ、ホールで聴いているような感覚です。中音はテンポが良く、ボーカルラインが気持ちよく聴けるため、聴き疲れしにくく、弦楽器の繊細な音も埋もれずに聴き取れるので、モニター寄りに聴きたい方にもオススメです。低音は深みがあり、ベースラインからバスドラムの振動まで感じる重厚感があります。総じて聴き取りやすく、今までのシリーズの中で一番素直な機種だと感じました。 今回は洋楽とJPOPで試聴しましたが、テクノやテンポの速い曲にも合わせやすいので、FIIOのフラグシップで自分でEQなどを調整したい!鳴らしにくい機種を鳴らしてみたい!そんな方にオススメです。是非店舗に足を運んでいただき、ご試聴くださいませ。 ### 試聴環境 - iPhone15 - FIIO K19 ### 使用機種(ヘッドホン) - audio-technica「ATH-R70X」 - SENNHEISER「HD800S」 - HIFIMAN「Arya」 ### 使用楽曲 - パッヘルベル「カノン」 - チャーリー・プース「Left and Right」 - Nico Touches The Walls「ホログラム」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
K19
Black
¥223470 税込
デジタルサウンドの最先端
デジタルで立ち上がりが早く、レスポンスの良さやモニターでもリスニングでも使えるハイエンドアンプ「K19」です。 一聴した際にまず思ったのは「音の粒立ちがあまりにも細かい」ということです。 かなりデジタルライクに聴こえるので、好みが分かれるかもしれません。 各音域は誇張しないフラットに近いバランスで、聴く音源やヘッドホンを選びません。 空間は上下左右にある程度広く、定位もしっかりしているのでモニターにも使えるでしょう。 前のフラッグシップとされている「K9」と比べるとかなり軽快でよりモニターに振った印象です。 見た目は縦置きのことを考えてかなりスリムになりました。 排熱口が増えてエアフローもよくなっているので、発熱等も問題なさそうです。 小さいながらディスプレイもついているので、どのような状態で運用しているかの把握もしやすいと思います。 デジタル・アナログの出入力系統もかなり多様なので、他の機器との接続性や拡張性も問題ありません。 モニターにもリスニングにも使えて音源を選ばないFIIOの新フラッグシップ「K19」 様々な用途で使用する方におススメです。 ぜひご試聴ください。 試聴環境:Galaxy S24Ultra→K19→HD800s 試聴楽曲:日向電工「ブリキノダンス」 ネイサン・エヴァンズ「WellerMan」 スティーヴ・アオキ「Azukita」
このスタッフの他のレビュー
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せめちゃん
@e☆イヤホン
final
VR3000 Wireless【FI-VR3DPLTW】
¥15800 税込
超低遅延でゲームも音楽も楽しむ!
finalから、ゲーミングに特化した完全ワイヤレスイヤホン「VR3000 Wireless」が登場しました! 外観は全体的にマットな質感で、スタイリッシュなデザイン! ゲーミングイヤホンとしてはシンプルなデザインですが、おかげで普段使いでも違和感がありません。このデザインならカフェでの作業中や移動中でも使えそうでイイですね。 装着してまず驚くのがその軽快な着け心地です。イヤホン自体がとても軽く、長時間の装着でもまったく苦にならないので、ゲームや映画鑑賞などに没頭したい人にはピッタリなイヤホンです。 ノイズキャンセリングについては、軽い装着感もあってか、完全な無音にはならないものの、空調音や環境音をしっかりと軽減してくれる印象です。雑音が減るだけで集中力も上がるので、日常的な場面でも頼りになります。 そして、このイヤホンの最大の特徴といえば、ドングルを用いた超低遅延ワイヤレス接続! RPGゲームでの美しいサウンドはもちろん、FPSや格闘ゲームといった反応速度が鍵となるジャンルでも威力を発揮します。実際にAPEXをプレイしてみましたが、遅延が気になる場面はまったくなく、終始快適でした。また、完全ワイヤレス接続なので、ゲーム中に席を立つときもそのまま移動できるのが最高です。トイレや飲み物を取りに行く時など、有線を外したり戻ったりの手間がなくなるのは、想像以上に楽だと感じました。 ただし注意点として、ケース内にドングルを収納するスペースがないので、持ち運びの際には少し気を付けたいところです。家ではドングル、外ではBluetoothといった使い分けが便利ですね。 サウンドについては、ドンシャリ傾向だと感じました! 低音がしっかりと強調されていて、迫力のあるサウンドがゲームの臨場感を引き立てます。定位感も優れていて、FPSでは足音の方向がしっかり聞き取れるため、周囲の状況を瞬時に把握できるのが大きなメリットです。サウンドに厚みがあり、ゲームだけでなく音楽も楽しく聴けるのは、個人的に好きなポイントです。 また、専用アプリ「final CONNECT」を使えば、 足音重視や迫力重視など、自分のプレイスタイルや好みに合わせてイコライザーで音質を調整できる点も魅力的です! ゲーミングはもちろん、日常使いでも快適さと高音質を楽しめる「VR3000 Wireless」。ぜひお試しください!
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せめちゃん
@e☆イヤホン
Acoustune
HSX1001 Jin -迅-【HSX1001V1-BLK】
¥80964 税込
本当にず~っと使い続けられる完全ワイヤレスイヤホン!
Acoustuneから、モジュール交換が可能なワイヤレスイヤホン「HSX1001 Jin -迅-」が登場しました! これまでのワイヤレスイヤホンとは一味違う「HSX1001 Jin -迅-」は、なんとモジュール交換によって半永久的に使い続けられるイヤホンです! バッテリー等の劣化により短期間で買い替えていたワイヤレスイヤホンも、モジュールを交換すればより長く使い続けられます。しかも、ワイヤレス用モジュールだけでなく、有線イヤホンとしても使用可能なモジュールが用意されているという拡張性の高さ。これ、かなり画期的ですよね。正直……ワクワクが止まらないです。 外観はAcoustuneらしさ全開のメカニカルなデザインで、男心をくすぐるカッコよさが光ります。イヤホンの見た目にもこだわる方にはたまらない仕上がりですね。装着時に少し飛び出すような形にはなりますが、イヤホン好きの人たちからの注目は必至です。装着感は少しクセがありますが、イヤーピースのサイズをしっかり合わせれば問題なし。フィット感を調整すれば、快適に使用できます。 気になる音質は、中高音が特に際立つチューニングです。低音は控えめながらディテールがしっかり感じられ、元気のいい中高音が気持ちよく伸びてくる印象。さらに、接続コーデックをLDACに変更すると、低音の厚みが増して臨場感がアップ! 音がグッと前に出るようなイメージで、元気のあるサウンドに変化します。空気感の表現力も向上するので、有線イヤホンに近いサウンドを楽しめるのも良いですね。 拡張性抜群で、今後登場する新しいモジュールや、音を変化させる音響チャンバーにも期待が高まるワイヤレスイヤホンです! ぜひお試しください! 【試聴楽曲】 Polyphia「Icronic」 goethe「Sick!!!」
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せめちゃん
@e☆イヤホン
qdc
SUPERIOR
Vermilion Red
¥11889 税込
このクオリティでエントリーモデル⁉
カスタムIEMなどの高級機が人気なqdcから、エントリーモデルが登場しました! パッと見て気になるのは筐体のデザインです。この価格帯ながら高級機にも負けない高級感に溢れていて、イヤホンマニアでも思わず「おっ……」と声が出てしまうクオリティです。 少し大きめな筐体になっていますが、装着感はとても良く感じました。自分の耳には違和感なくフィットし、ほとんどつけていることを忘れそうなほどです。 気になる音質について、SUPERIORはしっかりと最低音まで鳴らし切る深みと、ボーカルの輪郭が際立つような音色が特徴のイヤホンだと感じました! 全体的にはフラットよりもドンシャリ気味で、音楽を楽しむことに特化している印象でした。 低音の輪郭や音圧がしっかりと出ており、重低音が中低音にひっぱられることなく、奥行きのある音までしっかり再現されているように思います。レンジに少し余裕があるような感じで、音と音がぶつかることもあまりなく、かなりバランスのいいイヤホンです! さらに、カスタム2pinのコネクタを採用している点も魅力的です。qdc2pin規格のコネクタよりもより安価にケーブル交換ができるようになりました。リケーブルに興味がある方にもおすすめできます。 qdcの中でエントリーモデルという位置づけでありながら、高級感と拡張性、音質を兼ね備えたイヤホンだと感じました! 初めての高級イヤホンや、サブ機としても優秀なのでぜひお試しください! 【試聴楽曲】 SATOH / ON AIR Awich,唾奇,OZworld,CHICO CARLITO / RASEN in OKINAWA
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せめちゃん
@e☆イヤホン
Noble Audio
FoKus Apollo 【NOB-FOKUSAPOLLO-B】
¥115830 税込
何でも!何でもできます‼
圧倒的な高級感がたまらなくカッコイイ「FoKus Apollo」を紹介します! まず、その重厚感に目を惹かれます。細部までこだわり抜かれたデザインで、大人びた色彩や形状が絶妙にマッチしており、見ているだけで惚れ惚れしてしまいますね。 「FoKus Apollo」は、外出先だけでなく、家での使用でも活躍する万能さを持っています。メインのBluetooth接続はもちろん、有線ケーブルでの接続も可能で、更には着脱式のブームマイクまで付属しているんです。ゲーミングヘッドセットではないのに、ブームマイクが付属しているヘッドホンは珍しいですよね……。これには驚きました! 家に帰ってきて「マイクを挿したら即ゲーム」という使い方もアリかもしれません! そして、個人的に注目したいのが、「有線接続でもノイズキャンセリング機能が使える」という点です! 集中してゲームをプレイしたり映画をじっくり楽しむ際に、外部の雑音を気にせず没入感を高めてくれます。さらに、ここからヘッドホンアンプに接続すれば、ノイズキャンセリングを用いながら音質向上まで狙えるんです! 音質については、高音が際立つスッキリとしたサウンドで、非常にクリアな印象を受けました。低音を確かに感じつつも、高音を軸に全体的にバランスが取れていて、モニター的に楽曲を楽しめると思います。特に、ゲームでの足音や映画のセリフをしっかり拾いたいシーンにピッタリですね。 家でも外でも、その存在感をしっかりと放つ「FoKus Apollo」を、ぜひお試しください!