スタッフレビュー詳細
人気作M11の後継機あらわる
FiiOの顔といっても差し支えない「M11」シリーズのラインナップに
M11をベースとした後継モデルが出ました!
高い分離感とキレの良い伸びる高域表現が特徴的なプレイヤーです。
鳴らし方はあっさりとしておりドライな印象を受けました。
その為、バラードやアコースティック系の音源がとても映える空間表現になっていると思います。それに加え、音色自体は暖色傾向であるためより音が際立つと思います。
低域~中域にかけての量感が多めで、かつまとまりよく押し出されている感覚があり、音源の芯を捉えられているような印象です。
All to DSDという機能が搭載されており、PCMオーディオ信号がDACチップを通じてアナログ信号に変換される際にDSDへのフォーマットを挟むことによってより自然でクリアなサウンドへと変化を遂げるものとなっています。
繊細でありながら尖りの少ない鳴りをするため、長時間聴いても聞き疲れしなさそうです。
Qualcomm製のSoCであるSnapdragon 660にRAMを3GB積んでいるため、一般的なスマホと同等レベルでストレスフリーに動作します。
快適操作で高音質。是非一度お試しください。
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
FiiO
M11S 【FIO-M11S-B】
¥74043 税込
FiiOの新定番DAP
「M11」を踏襲したモデルとのことでサイズ感は近いですが、シーソー式のボリュームや六角形の物理ボタンなど、全体的な外観はむしろ現行モデルの「M11Plus ESS」(以下、Plus ESS)の方に似ています。 また音の傾向的に、電子音を含むアニソンやEDMを聴かれる方にオススメのDAPです。 全体的に音の輪郭がハッキリとしたクールな質感です。ボーカルやギターなどの描写は細かい部分まで表現されており、音の左右や奥行の広がりも感じます。音数の多い曲を聴いてもゴチャゴチャにならず、聴き分けができる明瞭さもあります。 押し出しや粒感の主張が明確で、音の立ち上がりはシャープな印象ですが、低域の深い部分の響きもしっかりと出ています。硬く量感が削れているような印象にはなっていません。 Plus ESSとの比較では、M11Sはボーカルがやや中央で近めになりつつ楽器は一歩下がって横並びにキレイに定位しています。音の輪郭はシャープになり音同士のすき間を意識できるようになっています。 Plus ESSだと、ボーカルも楽器も横並びに広がる音場感で、全体的な透明感がありつつも輪郭はやや丸く、音のつながりもなめらかで聴きやすい印象です。 それぞれ搭載するDACチップもアンプ回路も異なりますので同メーカー製DAPとはいえ、その違いが音作りにも反映されているようです。 M11Sはよりエネルギッシュな迫力がある音作りになっていますので、ぜひ聴いてみてください!
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
FiiO
M11S 【FIO-M11S-B】
¥74043 税込
大人気モデル「M11」の後継機が登場!
FiiO 「M11S」は同社の大人気モデル「M11」をベースに、さらなる性能向上を図った後継モデルです。 「M11」から形状が変わっており、比較すると高さは抑えられ、厚みが増して重厚感のある外観となっています。操作パネル部分が広く確保されており、操作しやすく、扱いやすくなった印象です。 音に関しては全体的にパキッとしたクールな傾向です。音のキレが良く、パワフルなサウンドで音に対して硬さや速さを感じやすいプレイヤーだと感じました。 音の輪郭がハッキリとしており、細かい部分まで解像度が高いので、純粋に音楽に没入することができました。 サイドにあるFiiO独自の「マルチファンクションキー」によって、複雑な操作をワンクリックでできるように設定することができます。ワンクリックでランダムに次のトラックへ移動、USB DACモードに移行、Bluetooth受信モードに移行、といった自分がよく使う操作を割り当てることで、より直感的に操作できるようになります。 個人的に嬉しいポイントとして、microSDカードスロットのSIMピンが不要になり、抜き差しが簡単になったことと、4.4mmバランスライン出力機能が搭載され、アナログアンプに接続するなど、拡張性が高い点です。 パワフルで解像度が高く、様々なジャンルの音楽を楽しめるプレイヤーです。ぜひお試しください!
このスタッフの他のレビュー
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若旦那
@e☆イヤホン 秋葉原店
onso
04シリーズ 4.4 5極プラグ - mmcx(L/R, 2021 model)【iect_04_bl4mr_120】
¥16500 税込
より美麗な表現へ
落ち着いたグレー調の被膜に覆われた04シリーズは、イヤホン筐体との色味の相性をさして選ばず幅広くお使いいただけるのではないでしょうか。タッチノイズを感じることはほとんどなく、取り回しの良いケーブルだと思います。 音質としては、細部まで音を拾い上げられ、立体感がより表現されるようになったような印象です。いままで気づかなかった音が重なっていたことにお気づきいただけるかもしれません。特に高域に輪郭がプラスされるような印象がありますが、それによる刺さりはなく、より上質なサウンドへと変化したように感じました。 音の粒がより細かくなったような印象もあり、中低域~低域にそれがより顕著に発揮されているように感じます。分離がしっかりとするため、声や楽器の描き分けが丁寧に感じられると思います。 一本でリスニングの質の向上を図れるケーブルではないでしょうか。是非一度お試しください。 【試聴環境】 Astell&Kern KANN ALPHA 当製品 final B3 【試聴楽曲】 SEEDA 「花と雨」 HIYADAM 「Zzoom Zzoom (feat. Shurkn Pap)」 他
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若旦那
@e☆イヤホン 秋葉原店
Yongse
Expert All CuAg8
MMCX 4.4mm 5極 ストレート
¥4590 税込
可愛い見た目のエントリーリケーブル
エントリープライスながら8芯構成となっているケーブルです。 パステルカラーが入り混じった被膜は存在感を発揮しており、ビルドクオリティもしっかりしているように見受けられます。 堅牢さをも感じさせるがっちりした編み込みながら取り回しは非常に良好で、試聴している限りタッチノイズが気になることはありませんでした。 音質としては中域が若干浮き出して聴き取りやすくなったような印象があります。まずボーカル帯にフォーカスが向き、その後に高域が伸びているのが感じられるのではないでしょうか。 個人的には高域を中心にさりげない分離を感じられ、音の配置がわかりやすく描き出されているような印象を受けました。 はじめてのリケーブルを考えている方や、見た目にもこだわる方におすすめです。 是非一度お試しください。
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若旦那
@e☆イヤホン 秋葉原店
beyerdynamic
DT 990 PRO (250 Ohm)
¥22800 税込
個性的な見た目、万能なサウンド。
レトロモダンなデザインが特徴的なモニターヘッドホンです。 250Ωに対して出力感度が96dBと少々駆動力を要求するため、音楽プレイヤーや据え置き機のアンプなどとの組み合わせでその真価を発揮してくれそうです。 サウンドとしては、ビシッと中央に定位するボーカル表現から、シンバルの消えゆく非常に細やかな表現まで微細に捉えてくれる印象です。破裂音などのエッジの効いたサウンドも、個人的には耳への刺さりを感じませんでした。 深く沈む低域と、クリアでグッと伸びる高域が心地よく感じられるのではないでしょうか。近くで響く音、遠くで響く音の描き分けが丁寧に為されているため、目的の音をモニターするのはもちろん、音場が広いため楽曲のすべての音を確かにリスニングしたい方や、ゲーム・映画鑑賞などマルチな用途におすすめできるヘッドホンだと思います。 ぜひ一度お試しください。 【試聴環境】 KANN ALPHA ADI-2/4 Pro SE FiiO K9 【試聴楽曲】 Getter 「Fricken Dope」 lapix & PSYQUI 「Title」 Yunomi 「恋のうた」 他
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若旦那
@e☆イヤホン 秋葉原店
Noble Audio
Ronin 【NOB-RONIN】
¥627000 税込
最高峰の万能機
ブラック系のベースカラーの中にシルバーがかったホワイトやブルーが覗く、落ち着いたデザインのイヤホンです。 ケーブルはネイビーとシルバーの二色で仕上げられており、抜き身の刀のような静かで鋭い存在感を放っています。 サウンドについて記述します。 レスポンスのいい低域サウンドの下地の上にある、彩り豊かに耳元に届く中高域の表現力が一番の魅力ではないかと思います。リズム隊のサウンドはすっと抜け、後残りしないため、 音の密度は非常に濃いものの聴き疲れはしにくそうです。 高域の繊細な表現も細やかに描写してくれる印象で、試聴している限り耳への刺さりを感じることはありませんでした。 音数の多い楽曲でも、あまねく音が同レベルの量感で存在しており、向けたい所にフォーカスを向けられると感じました。 微細なニュアンスも描き分けられるボーカル帯の表現力もさることながら、低域が力強く横に広がってくれるため、幅広い楽曲をノリ良くリスニングできそうです。 濃密ながらも後味よくスッと消えていく一音一音に耳を傾けていると、気付けば時間を忘れてリスニングしている。そんなイヤホンではないでしょうか。 是非一度お試しください。