スタッフレビュー詳細
人気作M11の後継機あらわる
FiiOの顔といっても差し支えない「M11」シリーズのラインナップに
M11をベースとした後継モデルが出ました!
高い分離感とキレの良い伸びる高域表現が特徴的なプレイヤーです。
鳴らし方はあっさりとしておりドライな印象を受けました。
その為、バラードやアコースティック系の音源がとても映える空間表現になっていると思います。それに加え、音色自体は暖色傾向であるためより音が際立つと思います。
低域~中域にかけての量感が多めで、かつまとまりよく押し出されている感覚があり、音源の芯を捉えられているような印象です。
All to DSDという機能が搭載されており、PCMオーディオ信号がDACチップを通じてアナログ信号に変換される際にDSDへのフォーマットを挟むことによってより自然でクリアなサウンドへと変化を遂げるものとなっています。
繊細でありながら尖りの少ない鳴りをするため、長時間聴いても聞き疲れしなさそうです。
Qualcomm製のSoCであるSnapdragon 660にRAMを3GB積んでいるため、一般的なスマホと同等レベルでストレスフリーに動作します。
快適操作で高音質。是非一度お試しください。
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
M11S 【FIO-M11S-B】
¥68319 税込
FiiOの新定番DAP
「M11」を踏襲したモデルとのことでサイズ感は近いですが、シーソー式のボリュームや六角形の物理ボタンなど、全体的な外観はむしろ現行モデルの「M11Plus ESS」(以下、Plus ESS)の方に似ています。 また音の傾向的に、電子音を含むアニソンやEDMを聴かれる方にオススメのDAPです。 全体的に音の輪郭がハッキリとしたクールな質感です。ボーカルやギターなどの描写は細かい部分まで表現されており、音の左右や奥行の広がりも感じます。音数の多い曲を聴いてもゴチャゴチャにならず、聴き分けができる明瞭さもあります。 押し出しや粒感の主張が明確で、音の立ち上がりはシャープな印象ですが、低域の深い部分の響きもしっかりと出ています。硬く量感が削れているような印象にはなっていません。 Plus ESSとの比較では、M11Sはボーカルがやや中央で近めになりつつ楽器は一歩下がって横並びにキレイに定位しています。音の輪郭はシャープになり音同士のすき間を意識できるようになっています。 Plus ESSだと、ボーカルも楽器も横並びに広がる音場感で、全体的な透明感がありつつも輪郭はやや丸く、音のつながりもなめらかで聴きやすい印象です。 それぞれ搭載するDACチップもアンプ回路も異なりますので同メーカー製DAPとはいえ、その違いが音作りにも反映されているようです。 M11Sはよりエネルギッシュな迫力がある音作りになっていますので、ぜひ聴いてみてください!
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
FIIO
M11S 【FIO-M11S-B】
¥68319 税込
大人気モデル「M11」の後継機が登場!
FiiO 「M11S」は同社の大人気モデル「M11」をベースに、さらなる性能向上を図った後継モデルです。 「M11」から形状が変わっており、比較すると高さは抑えられ、厚みが増して重厚感のある外観となっています。操作パネル部分が広く確保されており、操作しやすく、扱いやすくなった印象です。 音に関しては全体的にパキッとしたクールな傾向です。音のキレが良く、パワフルなサウンドで音に対して硬さや速さを感じやすいプレイヤーだと感じました。 音の輪郭がハッキリとしており、細かい部分まで解像度が高いので、純粋に音楽に没入することができました。 サイドにあるFiiO独自の「マルチファンクションキー」によって、複雑な操作をワンクリックでできるように設定することができます。ワンクリックでランダムに次のトラックへ移動、USB DACモードに移行、Bluetooth受信モードに移行、といった自分がよく使う操作を割り当てることで、より直感的に操作できるようになります。 個人的に嬉しいポイントとして、microSDカードスロットのSIMピンが不要になり、抜き差しが簡単になったことと、4.4mmバランスライン出力機能が搭載され、アナログアンプに接続するなど、拡張性が高い点です。 パワフルで解像度が高く、様々なジャンルの音楽を楽しめるプレイヤーです。ぜひお試しください!
このスタッフの他のレビュー
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あさやん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Oriolus
Crassirostris
¥201300 税込
声も声以外も。妥協しない方へオススメ
中域に軸を置いたサウンドになっていると思います。くっきりとした輪郭を持つボーカル帯の周りを楽器が彩っており、しっかりとした分離感をもって低域や高域の響きを感じられるイヤホンとなっているのではないでしょうか。 ゆったりとして広大な音場の中で細かい音もしっかり定位している印象です。低域の表現は過度に主張することなく、かといって楽曲の厚みを損なうことなく、まさに絶妙なバランスで鳴っているのではないでしょうか。 自然で後切れの良いリズム隊の表現は生音のポップスやロックなどの音楽との相性も良さそうです。個人的にはジャンルは選ばずに男性ボーカルとの相性も良いように感じられました。 ボーカル表現の力強さを感じながら、楽器隊の表現も余すことなく享受したい方にオススメの一本だと思います。 【試聴環境】 Astell&Kern KANN ALPHA 当製品 【試聴楽曲】 21 Savage 「a lot」 ずっと真夜中でいいのに。 「残機」 他
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あさやん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Noble Audio
VIKING RAGNAR Damascus 【NOB-VIKING-RAGNAR-DM】
¥682000 税込
フラグシップを任せるに相応しい出で立ちと表現力
Noble Audioが新たな代表作とすべく開発したユニバーサルIEM、VIKING RAGNAR Damascusのご紹介です。 フラグシップモデルとして発表された当機は、音はもちろんですがデザインへのこだわりもしっかりと感じられる洒脱な見た目をしています。ジュエリーデザイナーによってデザインされたダマスカス鋼製のフェイスプレートには、金属ながら木目調のラインが描かれており、いやらしくない高級感が醸し出されています。大ぶりに見える筐体ですが手に持つと案外軽量で、フィット感は個人的にはとても良好なものでした。 音質としてまず特筆すべきは、量感がありながらもエッジが効いている繊細かつ迫力十分な高域表現でしょう。筐体上部には少し大きめのベントホールがあり、それによるものか高域の音抜けが良好な印象があります。耳への刺さりも少なく、楽曲を細部まで享受できそうです。十分な輪郭があり自然に描き出される中域の表現は見事で、ボーカルと楽器の描き分けが非常に自然になされています。適度に沈み込み、楽曲に厚みをもたらす低域は主張しすぎる事がなく、聴き疲れもしなさそうだと感じました。 全体として立ち上がりは自然な印象です。中低域~超高域までの解像度が高く、定位もしっかり取りやすいと感じました。どんなジャンルの音楽のリスニングにも用いることができそうな度量の広さがあり、お気に入りの曲の今まで知らなかった一面を知ることができそうです。 是非一度ご試聴ください。 【試聴環境】 Astell&Kern KANN ALPHA 【試聴楽曲】 結束バンド 「青春コンプレックス」 リゼ・ヘルエスタ 「ハッピーエンドをはじめから」 ナユタン星人 「猫猫的宇宙論」 week dudus 「Skip To Ma Luuu (Remix)[feat. LEAP]」 他
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あさやん
@e☆イヤホン 秋葉原店
BGVP
NS10
¥29900 税込
バランス感覚が絶妙なサウンド
ミドルクラスながら計10基ものドライバーを搭載したイヤホン「NS10」のご紹介です。 3種類のバランス/アンバランスが交換可能なスイッチング式プラグや、音質を変更できる3種類のノズル・フィルターが付属する本製品は、様々な楽曲や聴き方に寄り添ってくれるのではないでしょうか。 今回はポップスやアニソン、その他のポピュラー音楽に最適な「Silver - Pop」のフィルターで試聴してみました。音質としては中低域~低域サウンドに下支えされたボーカルを楽しめました。 ローはしっかりと出ていますがボーカルに食い込むほどの押し出しや強調を感じることはあまりなく、声やギター、ピアノなどを主役として引き立ててくれていると感じました。それでいてキックの強い楽曲ではしっかりとその迫力を楽しめるため、各帯域の棲み分けが綺麗にできている印象です。 広範囲で満足度高く楽しめるイヤホンではないでしょうか。是非一度お試しください。 【試聴環境】 Xperia 1 V FIIO BTR15 【試聴楽曲】 千葉雄喜、Young Coco、 Jin Dogg 「チーム友達(Remix)」 PETZ 「NEW DAY (feat. Jin Dogg、kZm)」 他
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あさやん
@e☆イヤホン 秋葉原店
WAGNUS.
Blanc Owl
3.5mm 3極 FitEar type
¥29700 税込
長時間音を聴きたい方におすすめ
WAGNUS.より、音楽現場に向けたProfessionalラインの製品が登場しました。 プロミュージシャンの監修・協力により開発された当製品は、随所に「現場で使う」ことを見据えた細かな仕掛けが施されており、実用性の高さが伺えます。例えば、コネクタ部が暗いステージでも容易にLRの判別ができるよう、左右で色分けされている点です。 クリアブルーとクリアのカラーは目立ちすぎず、便利だと感じました。同社のケーブル製品の中では比較的柔らかめなケーブルに仕上がっており、取り回しは良さそうです。 サウンド傾向としては若干“ロー”の量感が削れるものの、概ね入力されたサウンドに実直で、必要な音を必要量届けてくれるような印象を受けます。長時間のリスニングではエッジの効いたサウンドが耳に刺さり聴き疲れにつながることがありますが、激しいサウンドもこのケーブルに換装するとその粒感を残したまま尖りを抑え、長く聴き続けられる音色になったように感じました。 元の楽曲に存在したクリアさは損なわれず聴き取りやすいサウンドになっており、特に中域〜高域のモニタリングに向いたケーブルであるといえるのではないでしょうか。 是非一度お試しください。 【試聴環境】 Xperia 1 V 当製品 FitEar MH 334 SR 【試聴楽曲】 ずっと真夜中でいいのに。 「あいつら全員同窓会」 Central Cee 「Doja」「LET GO」 他