スタッフレビュー詳細
WH-1000XM5似のゲーミング・立体音響ヘッドホン!これ最強かも!
SONYのゲーミングブランド「INZONE」が始動しました。
最初の製品として、3つのゲーミングヘッドセットが登場し、このH9はその中でもトップに位置する製品です。
H7・H9とH3の違いは大きく分けて二つ、ひとつはH3が有線のみのモデルなのに対し、H7・H9はワイヤレスのみのモデルです。
二つ目は音に大きな影響を与える振動板が違います。
また、H7とH9の差はノイズキャンセリング・外音取り込み有無です。
外観はPS5を彷彿とさせる近未来的な曲線のデザインが特徴的です。
また、ハウジングからヘッドバンドの接続部は同社の大人気ヘッドホン「WH-1000XM5」とそっくりです。
H9のみ、ハウジング上部のヘッドバンドが生えている丸い部分が光ります(画像をご覧ください。)
着け心地が良好で、しっかりと締め付けてくれつつ、イヤーパッドの絶妙な柔らかさと、形状のおかげかあまり圧迫感が強くありません。また、遮音性も非常に高く、ヘッドホンを装着しただけでエアコンの音くらいであればほぼ聞こえなくなりました。特に、H9は他の2種とイヤーパッドが別物で、「WH-1000XM5」と同じような素材が使われています。そのおかげか、ノイズキャンセリングを使用していなくても、他の2機種よりも遮音性が高いです。
本体左ハウジングにデジタルのボリュームが付いており、、PCやゲーム機などの音量から独立しています。PCやゲーム機などの再生ボリュームに影響せずに聴こえてくる音量を変えられるのが良いなと思いました。とっさに最小まで回せば無音状態にもできます。
アクティブノイズキャンセリングも試してみると、「WH-1000XM5」とかなり近い質感で、遮音性が非常に高く、かつ圧迫感も少ないので長時間のゲームプレイや、動画鑑賞にももってこいです。
外音取り込み機能も自然で、ガサガサした感じの音が強くないので、耳辺りも優しいです。
いくつかのアクション映画で試聴してみました。
音の傾向はH3と似ていてフラット目ですがやや高域が強めで、効果音が聴き取りやすい調整になっているように感じました。もっとも違いを感じたのはその明瞭さです。H3でも十分に聴きたい音を聴きとれましたが、H7・H9はよりクッキリ、ハッキリとしていて、競技タイトルでも使いやすそうだなと感じました。
映画鑑賞に使用するには好みの差だと思いますが、より強いサラウンド感を感じたい方にはH7・H9がおすすめです。
また、目玉機能である立体音響も試してみました。H3との大きな違いは、音が変わり過ぎない点です。H3だと立体音響にした際に帯域ごとの音量バランスに若干影響があるように感じましたが、H9・H7ではほとんど感じず、純粋に音を広げ、左右の音の位置関係をハッキリと表現するように変化した印象です。
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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ケイティ
@e☆イヤホン
beyerdynamic
Free BYRD
Gray
¥38280 税込
機能もサウンドも高水準な老舗ブランドの自信作
Free Byrdは老舗オーディオブランドbeyerdynamicの待望の初完全ワイヤレスイヤホンで、そのサウンドメイクの技術力をしっかりと感じられる製品です。 まず接続から。専用アプリをインストールした状態で、Google Fast Pairでペアリングしたところ、スムーズにアプリが開きました。接続はとってもシームレスでストレスが全くありません。 ノイズキャンセリングはかなりがっつりかかるタイプで、空調やPCの差動音などのノイズキャンセリングが得意とするノイズはほぼシャットアウトし、声やキーボードのタイピング音などはワントーン下がるイメージです。 音楽再生中は周りの音がほとんど何も聞こえませんでした。オフィスやカフェくらいの騒音ならがっつり音楽に集中できます。 外音取り込みは音量が控えめで、大きい音がしても不快にならないような仕様になっていると感じました。 音楽再生中はしっかり音楽を聴こうとする音量だと、周りの声はほとんど聞こえず、自分のタイピング音はしっかり聞こえるという塩梅になります。ながらで聴きたい時は音楽の音量を小さめで使うとよいでしょう さて、音質についてはいい意味で癖のない聴き取りやすい音色に感じました。beyerdynamicらしい、硬質でシャキッとしたサウンドを期待すると拍子抜けしてしまいますが、この優しく情報量の多いサウンドはFree BYRDの特徴としておもしろいと思います。 【低域】 全体的に優しい柔らかさがありつつも、低域の輪郭が分かりやすく聴き取りやすいです。 【中域】 半歩引いているくらいの距離感のイメージで、その影響もあってか音場が広めに感じます。 【高域】 出る所はでて、雑味になりやすい帯域がしっかりと引いていることで全体的な優しさを演出しつつ低域の輪郭も確保しているのかなと感じました。 総じて、令和4、5年の完全ワイヤレスイヤホンに求められるものは網羅しつつ、老舗オーディオブランドの腕をしっかりと感じられるサウンドに仕上がった逸品だと思います。 ベイヤーファン、ガジェット好きどちらにも勧められるイヤホンです。
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ケイティ
@e☆イヤホン
FIIO
R7 【FIO-R7-B】
¥120390 税込
全部盛りってテンション上がりません?
R7は豊富な入出力端子や再生方法を備えた、マルチに使えるオールインワンな据え置きプレイヤーです。 机に置いている感じは想像よりも邪魔にならずに馴染んでくれています。たくさんの入出力や機能を備えていることを考えるとむしろ小さいとまで感じます。実際にこの機能を持つ機器を全て単体で揃えようと思うと、少なくともこの2倍程度は場所を食ってしまうのではないでしょうか。 画面は垂直より若干奥に倒れているため、使いやすさについては驚くほど良かったです。また、ボリュームや出力方法の選択をアナログな見た目のノブで操作する為、直感的に操作できるうえ、パッと見て状態が分かりやすいことも好印象です。 今回はR7をプレイヤーとして、SENNHEISERのフラッグシップヘッドホン、 「HD 820」を使用して試聴しました。ULTRA HIGH GAINの70/120のボリュームで、ちょうど良い音量でしたが、まだ音に余裕があるのは本当に素晴らしいと感じました。HD 820でもこの余裕っぷりですから、ほとんどのヘッドホンは問題なく使用できる事でしょう。 音質はかなり鮮明ではっきりとした音で、アンバランス接続でもステレオ感が強く出ていました。分析的に聴かせるというよりは、情緒が強く出ている印象で、聴いていてワクワクしました。 オーディオ機材を繋げまくって拡張するのが大好きな方、モニターサウンドよりも情緒のあるサウンドがお好きな方におすすめしたい1台です。
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ケイティ
@e☆イヤホン
SHANLING
H7
チタニウム
¥95000 税込
超多機能で、イヤホンから据え置き環境まで汎用性の高いポタアン
Shanling H7は古き良き純粋なポタアンのような外観に、超多機能を詰め込んだ製品です。 まず、ポタアンとして見ても入出力の豊富さに驚かされます。出力はポータブル環境で標準的な3.5mmシングルに加え、据え置きヘッドホンでも使えるよう6.3mmシングル、さらには4.4mmバランス接続。また、H7から他のアナログアンプに接続するRCA LINE OUT、まで搭載しています。これ以上何を求めますか。 また、入力は主要なデジタル入力である、同軸、光、USBに対応。また、給電用とデータ転送用のUSB端子が別で1つずつ搭載されているため、給電しながらでもUSB入力を使うことが出来ます。 さらにはBluetoothレシーバー機能にも対応していて、スマホや他の端末からワイヤレスでデータ転送が可能な上、LDACコーデックに対応しているので、対応端末であればハイレゾワイヤレスで聴くこともできます。 そして極め付きはプレイヤー機能です。H7本体にMicro SDを挿入することで、スタンドアロンで音楽再生ができるようになります。また、スタンドアロンでは操作性が不安という方のために専用の操作アプリも用意されており、スマートフォンから遠隔で操作することが出来ます。 まさに至れり尽くせり、「超」多機能と称した意味を感じ取っていただけると思います。 また、操作性に関してもよく考えられていると感じました。本体の基本操作は、2つのダイヤル兼ボタンで行います。片側のダイヤルはボリューム関連、もう片方にそれ以外の細かな操作が割り振られていることで、何か他の操作をしようとして誤ってボリュームを操作してしまうことを防止しています。 さて、本題の音質について。全体的に少し固めでハリのあるサウンドだと感じました。音一つひとつの輪郭がしっかりと表現されていて、整然としたサウンドに包まれます。 また、今回イヤホンでハイゲインで再生したにも関わらず、ノイズをほとんど感じないほどで、スペックのS/N比の高さは伊達では無いなと感じました。逆に、HD 820のような高抵抗のヘッドホンでも悠々と鳴らしてくれるので、様々な利用シーンで使える汎用性の高いアンプだと思います。 家でも、外でも、イヤホンもヘッドホンも全部一つで済ませつつ、ハリのある聴きごたえたっぷりなサウンドを楽しみたい方におすすめの超多機能ポタアンです。
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ケイティ
@e☆イヤホン
SONY
Float Run【WI-OE610】【~2024/1/16まで! 応募、抽選でキャッシュバックキャンペーン!】
¥14001 税込
耳から浮いててちゃんと聴こえるの? って思うじゃないですか、聴こえるんですよこれが
Float Runは運動時や家事、仕事をしながら聴くのにおすすめな「ながら聴き」イヤホンです。 耳をふさがない形状であるため、外の音の聞こえ方がイヤホンをしていない状態と変わらず聞き取りやすいことや、耳に何も入れないことで耳が疲れにくく、ムレにくいことが特徴です。 装着してみると、メガネをしていてもあまり干渉せず、その状態で頭をブンブン振っても飛んでいく気配はありません。 また、本体が軽量なためか掛けていて負担を感じることもなく、長時間のワークアウトやデスクワークのお供にも快適そうです。 音質は低音控えめで聴き疲れにくく、ながら聴きで長時間聴くのにぴったりな傾向です。 また人の声などの中音域がとても綺麗で聴き取りやすく、音楽はもちろんのこと映画やドラマ、ラジオやポッドキャストなどにもおすすめです。 音量抑え目ならまわりの声は聞こえつつ、音楽も楽しめます。音量をぐっと上げると、周りの声が何を言ってるかは分からないけれど、何か言ってるのはわかるレベルです。音量を変えることでシーンに合わせた使い方ができます。 また、音漏れが少ないことも特徴の一つです。隣に人がいても、音楽を楽しめる音量でほとんど音漏れを感じさせません。よっぽど静かな環境で、よっぽど近距離に居なければまず気にならないでしょう。 家事や仕事、運動をしながらのながら聴きイヤホンに興味はあるけれど、耳から落ちたりしないか心配。音質も妥協したくない。そんな方におすすめの製品です。