スタッフレビュー詳細
高音が鮮明なエントリークラスイヤホン
「JH3 Black」はFiiOのエントリークラス有線イヤホンです。
しっかり目に出ている高音域が特徴で、細かな音まで鮮明に表現してくれていました。
ボーカル域は近すぎない印象で、外側への広がりを感じました。楽曲によっては若干サ行の刺さりが気になる事もありましたが、さほど耳障りだとは感じませんでした。
低音域は若干輪郭が丸い印象ですが、量感がそこまで多くないので、音のバランスが低音に寄っているとは感じませんでした。
全体的には、さっぱり目な印象で、近年の打ち込み系のPOPSとの相性は良いと感じました。
ハイブリッド構成のイヤホンですが、帯域の繋がりに違和感を感じることも無く、音楽を楽しむことが出来ました。
レビューの際に、Apple純正のLightning変換アダプターも使用しましたが、Bluetoothレシーバー(Earstudio ES100)を使用した際と解像感に差を感じました。(BTレシーバーを使用した際の解像感が良好)
同社の「KA3」や「BTR5」といったアンプを使ってあげることをオススメします。
ハイブリット構成イヤホンデビューにもピッタリな商品です!
試聴環境
iPhone 11→Earstudio ES100→FiiO JH3 Black
試聴楽曲
Cing - アイスクリーム/サイネージ
吉田凜音 - KiriKiri
量感イメージ
この商品に対する
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わか
@e☆イヤホン
DITA
Project M 【DITA-ProjectM】
¥49800 税込
DITA流ハイブリッドドライバーイヤホン
DITA「Project M」は、同社初となるダイナミックドライバー(D型)とバランスドアーマチュアドライバー(BA型)をそれぞれ1基ずつ搭載したハイブリッドドライバー有線イヤホンです。 【ポイント】 ・透明度の高い美しいシェル ・中高音域の鮮明さが特徴的 【見た目・装着感】 ポイントにも記載しましたが、透明のアクリルが充填された筐体は、美しさが際立っています。角が全て丸く処理されており、耳に触れる部分が刺激を感じることはありません。 【低音域】 低音域に関しては、柔らかさや丸みを少し感じました。一方でアタック感もあるため、暖かみを感じつつも、芯のある低音を楽しめます。 【ボーカル】 近すぎず遠すぎず。絶妙な距離感に配置されています。ブレスや破裂音の小さな音まで、鮮明に聴き取れました。 【高音域】 やや刺激の強めな高音を楽しめます。一つひとつの音をハッキリと表現している印象です。 【全体の印象】 低音域から高音域にかけて、全ての帯域の音のつながりがスムーズです。明るい印象を受けるサウンドで、見通しの良さが好印象でした。 ぜひお試しください! 試聴環境 iPhone 14 Pro→Earstudio ES100→DITA Project M 試聴楽曲 YOASOBI - RGB 三月のパンタシア - 恋はキライだ
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わか
@e☆イヤホン
Meze Audio
109 Pro
¥120000 税込
ボーカルに命を吹き込む開放型ヘッドホン
「Meze Audio 109 Pro」はMeze Audio待望のミドルエンドクラスのヘッドホンです。 形状は、「99Classics」と似ていて、木材で作られたハウジングの中心がくりぬかれて網目状のグリルになっており、まさに「99Classics」の開放型バージョンといった印象を受けます。 一方、装着感はやや異なります。装着感の差に最も影響を与えているものがイヤーパッドです。「99Classics」はイヤーパッド素材にPUレザーを採用しておりますが、「109 Pro」はベロア生地が採用されています。また、芯材も異なり、「99Classics」は柔らかな印象ですが、「109 Pro」はやや硬めなものが採用されています。「109 Pro」のほうがややしっかりとした装着感ではありますが、「99Classics」と同様の面積の広い可動式ヘッドバンドが採用されており、装着感はとても良好です。 音の全体的な印象は、開放型とは思えない豊かな低音域と、抜けの良い中高音域のバランスの良いサウンドでした。「99Classics」と比較するとややクールな印象ですが、なめらかで暖かみのある音が楽しめます。 各帯域ごとの印象は、 【低音域】 豊かでありながら、余韻を残し過ぎずに抜けていくため、くどさは感じません。芯がしっかりとありつつも柔らかく広がる低音です。 【中音域】 「109 Pro」で一番注目して欲しいポイントはボーカル表現の美しさです。「ボーカルの生々しい表現」というと、私のイメージではボーカルが近くに配置されていて、ブレスまでクッキリハッキリと聞こえるものというイメージですが、「109 Pro」はその印象とはやや異なります。 ボーカルはどちらかというとやや遠目に感じますが、まるで「そこ」に存在しているような、他の帯域とハッキリと分離されていて、浮き出て聞こえるような不思議な感覚でした。 【高音域】 スッと抜ける心地の良い高音域です。量感はさほど多くなく、まっすぐで聴きやすい音です。 「99Classics」と比較すると、開放型と密閉型という形式上の違い以上に、音作りそのものにキャラクターの違いによる棲み分けがされていて、その日の気分やシチュエーションで使い分けることができると感じました。 なお、ヘッドホン側のコネクタ部分が「99Classics」と比較するとやや太く設計されているため、99Classics用のアップグレードケーブルを使用することもできます。Meze Audio純正のバランスケーブルをご希望の方は是非こちらもご検討ください。(99Classicsでのレビューも掲載してます!) 試聴環境 iPhone 14 Pro→Earstudio ES100→Meze Audio 109 Pro 試聴楽曲 赤い公園 - highway cabriolet 赤い公園 - pray
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わか
@e☆イヤホン
SONY
LinkBuds S【WF-LS900N】
エクリュ
¥26400 税込
静かな環境で作業に集中したい時も、ながら聴きしたいときもコレ1つあればOK!
SONYのLinkBudsシリーズ第2弾として発表された「SONY LinkBuds S」は軽量で装着感の良い完全ワイヤレスイヤホンです。 2022年2月に発売された「LinkBuds」は音を再生する部分がドーナツ型で真ん中に穴から周囲の音を聞くことができるよう設計されていますが、「LinkBuds S」は、「WF-1000XM4」と似た形で遮音性は高くなっています。 「LinkBuds」と「LinkBuds S」の共通点は「疲れにくい装着感」と「周囲の音を聞き取りやすい」という点です。 本体は片耳4.8gで、「WF-1000XM4」と比較すると小さく薄くなっており装着感はさらに良好になりました。 また、「LinkBuds S」には「WF-1000XM4」同様「ノイズキャンセリング機能」と「外音取り込み機能」が搭載されております。 「LinkBuds S」の外音取り込み機能はとても自然な印象で、個人的には「WF-1000XM4」よりも聞き取りやすく感じました。 肝心の音に関しては、広めな音場で繊細さを感じるサウンドでした。重心はやや低めな印象で、低音域がしっかりと鳴っております。一方で、中音域から高音域に関しては、繊細さや生々しさを感じるサウンドでした。ボーカルが前に出てきて自分の為に歌ってくれているような印象を受けました。全体的には、特定の帯域が多すぎる印象は受けず、自然でバランスの良い音だと感じました。 音質面の嬉しいポイントとしては、SONY独自の音質向上機能である「DSEE Extreme」を搭載している点も要チェックです。「LinkBuds」には、圧縮音源をCD相当まで音を補完してくれる「DSEE」が搭載されております。一方「LinkBuds S」には、その上位機能である「DSEE Extreme」が搭載されております。「DSEE Extreme」では、圧縮音源やCD音源をハイレゾ相当まで音を補完してくれます。実際にアプリを通して「DSEE Extreme」を使用すると、1つ1つの音がより鮮明に聴こえ、さらに音楽を楽しむことが出来ました。 あらゆる環境に寄り添ってくれる「LinkBuds S」をあなたのお供に是非いかがでしょうか? 試聴環境 iPhone 11→LinkBuds S 試聴楽曲 YOASOBI - Blue asmi - 例えば
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わか
@e☆イヤホン
MONDO BY DEFUNC
モンド オーバーイヤー
トランスペアレント
¥34800 税込
「見た目だけ」とは言わせない
【ポイント】 ・量感たっぷりの低域を堪能できるヘッドホン ・有線接続にも対応 【装着感】 耳の周りをすっぽりと覆ってくれる、もちもちとした感触のやや大きめなイヤーパッドと、幅と厚みがありクッション性が高く、しっかりとした作りの頭頂部に触れる部分のパーツが、頭を包み込むようにホールドしてくれます。側圧も強すぎず、重さを感じにくい設計だと感じました。 【音の印象】 低音の量感が多めなメリハリの利いたサウンドが楽しめます。特に、重低音と呼ばれる帯域よりもやや上の帯域の量感がハッキリと感じられます。また、全体的に音が近めに配置されており、迫力満点なサウンドを楽しめました。 また、ボーカルも近めに配置されており、存在感はばっちりです。高音域は量感は多くないものの、キラキラ感が強く、埋もれているようには感じませんでした。 【まとめ】 モダンな印象を受ける「ブラック」「グレージュ」と、ガジェット好きにはたまらない「トランスペアレント」の3色が用意されています。個人的には中身が透けて見える「トランスペアレント」が一番好みでした。 見た目にも音にもこだわりたい方におすすめです。是非お試しください! 【試聴環境】 iPhone 14 Pro→MONDO BY DEFUNC モンド オーバーイヤー 【試聴楽曲】 IVE - All Night (feat. Saweetie) RINNE HIP - Ride On Turtle