スタッフレビュー詳細
音の細やかさと粒立ち
音の粒立ちが良く、全体的なバランス・装着感に優れたSENNHEISERのミドルクラス「ACCENTUM True Wireless」です。
見た目は非常にミニマルで、耳から飛び出しにくい形状をしています。装着感についても、内側の形状が適度に角が取れており、軽く長時間着けられそうです。小さいハウジングなので奥までしっかり押し込めるため、遮音性も良好です。ノイズキャンセリングは程よい強さで、さほど違和感もありません。バッテリーの持ちも良いので、長時間使用する方にオススメです。
サウンドとしては高解像度で、全体的に距離感がある印象を受けます。ボーカルが一歩引いた位置にあり、それを包むように楽器が配置されているようなイメージです。低域のレスポンスは良く、正確に刻むリズムや中高域の透明感・伸びが聴いていて心地良いです。全体的に透明度が高く、粒立ちとバランスの良い音はまさに「SENNHEISERサウンド」の一言に尽きます。上位機種の「Momentum True Wireless 4」と比べると、より粒立ちがはっきりしており、高精細な印象です。優秀で隙のないサウンドの「Momentum True Wireless4」か、粒立ちやソリッドな感じを求める「ACCENTUM True Wireless」かという感じでしょうか。
SENNHEISERのミドルクラス「ACCENTUM True Wireless」は、「Momentum True Wireless4」よりも装着感や粒立ちを求める方、解像度を重視する方にオススメです。
試聴環境:Galaxy S24Ultra→「ACCENTUM True Wireless」
試聴楽曲:
日向電工「ブリキノダンス」
ネイサン・エヴァンズ「WellerMan」
スティーヴ・アオキ「Azukita」
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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KJ
@e☆イヤホン
SENNHEISER
ACCENTUM True Wireless
ブラック
¥32890 税込
通話も音楽も最高の体験をあなたに
コンパクトで四角いケースが印象的な、持ち運びしやすいデザインです。本体は軽量で、最高のフィット感を生み出してくれる独特な形状をしており、実際に激しく首を振ってもほとんどずれることが無かったので、スポーツやアクティブなシーンでも安心して使えそうです! 機能面では、自然で強すぎないノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能を搭載しており、周囲の騒音を遮断しつつ、必要な音を聞き逃すことがありません。また、デュアルマイクにはノイズを抑える機能が内蔵されているため、ノイズレスな通話が可能です。さらに、最大28時間の再生時間を誇り、様々なシチュエーションで快適に使用できます! 音質に関しては、低域が丁寧かつキレがあり、中高域は透明感があり美しく再現されます。特にボーカルの立ち位置が絶妙で、ボーカルを中心にそれぞれの音域が綺麗に混ざり合う感覚が楽しめます。音の立ち上がりから終わりまでしっかりと表現され、空間の広がりも程よい距離感で表現されます。まるで入念に設計された打ち上げ花火のようなバランスで感激です☆ スポーツや通勤・リモートワークなど、様々なシーンで活躍し、音楽や通話をより快適に楽しむことができる、かなり便利なワイヤレスイヤホンです!
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イブラ
@e☆イヤホン 秋葉原店
SENNHEISER
ACCENTUM True Wireless
ブラック
¥32890 税込
オールジャンルこなせる何でも屋
今回レビューする「Accentum true wireless」についてズバリ言うと、苦手なジャンルが少なく、フィット感がとても良いので、耳の小さな女性や幅広いジャンルの音楽を聴かれる方にオススメです! 筐体とケースに関して ケースが小さく、ポケットに入れても邪魔にならないサイズ感で、持ち運びにとても便利です! イヤホンの形状が「Momentum」や「CXシリーズ」とは違う新しい形状をしており、さらに小さめの筐体なのでフィット感がとても良いです。 機能面に関して ノイズキャンセリングと外音取り込みのどちらも性能が良く、フラッグシップの「Momentum 4」ほどではないですが、フィット感が良く密閉感が高いので「Momentum 4」に近い性能を感じました。風切り音カットに関しては、風切り音カットをオンにするとノイズキャンセリングは弱まりますが、風切り音を消す精度は高く、風が強くても難なく音楽を楽しむことができます。 音質に関して 音の粒立ちが良く、中域から高域にかけてとても伸びやかな音が印象的です。音の解像度も高く、低域がぼやけることなくベースラインを綺麗に聴き取ることができます。ボーカルも他帯域に消されることなく自然に鳴り、耳にスッと入ってくる心地よい声を届けてくれます。音場もとても広く、抜け感が非常に良いので、目をつむるとまるでホールにいるような感覚に浸れます。 総括 機能面、装着感、そして音質のどれをとってもバランスが良く、性能が高いため、幅広いジャンルの音楽や用途に使えるイヤホンだと思いました。是非、店頭でお試しください。
このスタッフの他のレビュー
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
qdc
Live 5SL 【QDC-LIVE-5SL】
¥110000 税込
鋭い立ち上がりのステージモニター
より分析的で鋭い立ち上がりの低音を求める方へのモニターイヤホン「Live 5SL」です。 Liveシリーズの上位機種「8SL」と異なる点はまず、フェイスプレートです。左右別色のフェイスプレートは同じですが、L側が水晶を彷彿とさせるような非常に透明度の高いシェルとなっています。 もちろん音も異なります。「8SL」は情報量の多さを持ちつつも、くどさを感じさせない低音域を軸とした音作りが特徴的でした。それに対して「5SL」は全体的にスッキリ整いつつも、鋭い立ち上がりをした低音です。「5SL」の方がよりモニターライクではないでしょうか。 ドライバー数も大切ですが、その違い以上にチューニングの重要さが垣間見える「Live 5SL」を是非ご試聴ください。 再生環境:SP1000M→Live 5SL 試聴楽曲:KOTOKO Aiobahn「INTERNET YAMERO」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
NUARL
Sound:A JAPAN Tuning Edition
¥19800 税込
重低音重視の日本モデル
低域のハリ感・量感、空間の広さを重視した「Sound Japan Tuning」モデルです。 一聴した瞬間にベースラインの唸り方が特徴的だと感じました。まるで生音のような滑らかさと重心の低いサウンドで、楽曲の下支えをしっかりしています。ボーカルも柔らかくつややかで、少し距離感はありますが聴きやすく、一歩引いた位置から鳴らすので分かりやすいです。高域も伸びやかで、天井のないような綺麗な伸び方をします。全体的に女性ボーカル向きな印象を受けます。実際に結束バンド「星座になれたら」で試聴しましたが、ピッタリだと感じました。 筐体は同じくNUARL「OverTure」と同じ形を採用しており、二回りほど縮小しているようです。全てが金属だったOverTureとは違い、内側は樹脂で成形されているので軽くて良い装着感です。長時間の試聴でも問題ないのではないでしょうか。 女性ボーカル物や低域の滑らかさを求める方にオススメです。ぜひご試聴ください。 試聴環境:AK100MKII→Sound Japan Tuning Edition 試聴楽曲:日向電工「ブリキノダンス」 ネイサン・エヴァンズ「WellerMan」 スティーヴ・アオキ「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
M15s 【FIO-M15S-B】
¥176000 税込
マルチでパワフルな上位機
小さいボディに圧倒的パワーと、多彩な出力で様々な用途に使える「Fiio M15S」です。 音質としては上位機種譲りの解像度の高さと前に出てくる締まったクリアな低音、空間の広さが特徴です。 今回もいつもの2曲で試聴しました。「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」ではハリのあるバスドラムに透き通ったボーカルが乗り、パッケージとしての完成度の高さが感じられました。 ナチュラルめに表現する上位のM17と違って全体的に元気なサウンドです。 「Pretender」では弾むようなピアノの音色と、つややかなベースラインが合わさりやはりこちらも全体的なまとまりがあって楽しく聴きやすいと感じました。 またハードコアやロックなどテンポの速い曲でも持ち前のパワーを生かして小気味よく聴けます。 ステップアップ先に最適なマルチに使えるDAPではないでしょうか。元気なサウンド、ノリよく様々なジャンルの曲を聴きたい方にお勧めです。ぜひお試しください。 再生環境:M15S→SE215 試聴楽曲:Ado「踊」 Official髭男dism「Pretender」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
TAGO STUDIO TAKASAKI
T3-02
¥37400 税込
ナチュラルモニターの定番
ナチュラル系モニターイヤホンの定番「T3-02」です。定評のあるTAGO STUDIOのモニターヘッドホンである「T3-01」と同じく木のハウジングが採用されています。 T3-02には、BOX-IN-BOX構造という一般的なプロユースのレコーディングスタジオに用いられている建築構造の方式を採用しており、高い遮音性が特徴です。イヤーピースはSpinFitのシリコンイヤーチップが付属しており、装着感が良好です。 音はナチュラルで、音源に対して忠実に出してくれるように感じました。定位や空気感がしっかりしておりさすがのクオリティです。また、残響感や距離感も自然です。 ナチュラルなサウンドなので聴き疲れしにくく、長時間のリスニングにも使用できます。まさに万能という言葉がふさわしいです。 コネクタが独自規格ではありますが、純正のバランスケーブルも別売りであり、e☆イヤホン・ラボのobsidianやIoliteなども使えるのでケーブルも選べます。 ナチュラル系モニターサウンドの定番であり、優しい柔らかい音でリスニングにも使える万能派「T3-02」を是非ご試聴ください。 再生環境:SE200(ESS側)→T3-02 試聴楽曲:official髭男dism「pretender」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)」