スタッフレビュー詳細
見た目も音も妥協したくないあなたに。
まずはこの美しいフェイスプレート。光の当たり方によっていろんな表情を見せてくれます。シルバー色の金属筐体も相まって、涼やかでシャープな印象です。
手に持ってみると金属筐体らしいしっかりとした重みを感じましたが、丸みを帯びたフォルムのおかげか、個人的にはフィット感も良好で、ずり落ちてくる感覚はありませんでした。遮音性も申し分ありません。
音質は全体的に濃厚で、華やかなイメージを感じました。音の輪郭が一音一音しっかりとあり、聴いていて楽しいサウンドです。「上品で疲れにくいドンシャリサウンド」だと感じました。
低音が一番強く感じますが、いわゆる迫力が強い「重低音」ではなく、厚みがあって豊かな響きがある低音です。広がりもしっかりあって、上品さを演出していました。中音〜高音に関してはさらりとした軽やかな鳴り方ですが、一音一音の芯はしっかりと感じられますので、低音の豊かな響きに埋もれない存在感があります。
音の分離感は欲しいけど聴き疲れしたくないという方にはもちろん、「見た目の美しさも譲れない!」という方にもおすすめです! ぜひ一度ご試聴ください。
【試聴環境】
試聴プレイヤー:FIIO M11PlusLTD (Androidモード) :ゲインHigh
【試聴楽曲】
春を告げる / yama
No Sacrifice/ŹOOĻ
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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ライト
@e☆イヤホン 秋葉原店
Razer
Kraken V4 Pro【RZ04-05160100-R3M1】
¥68200 税込
超人気シリーズがワイヤレスで!
e☆イヤホンでも長い間売れ筋の「Krakenシリーズ」のワイヤレスヘッドセットです! まず、ヘッドセットで重要なポイント、重さや着け心地についてです。 この製品は、厚みがある柔らかいレザーのイヤーパッドと、同じく厚みのあるヘッドバンドを採用しており、耳や頭に均等にフィットするため、重さを感じにくい設計になっています。「もちもち」とした優しい感触が特徴で、締め付け感は弱すぎず、しっかりと顔にフィットする絶妙なバランスが魅力です。 ちなみに、重さは397g。 Nintendo Switchくらいの重さをイメージしていただけると分かりやすいかと思います。e☆イヤホンで扱う製品の中では標準より少しだけしっかりした重さですが、先述の設計のおかげで、長時間の使用でも負担を感じにくい仕上がりになっています。 接続・機能の豊富さもこの製品の魅力です。 メインはワイヤレス接続ですが、専用の「OLED CONTROL HUB」という2.4GHzのワイヤレス発信機を使用するため、遅延が非常に少なく、映像とのズレはほぼ感じませんでした。 また、USBによる有線接続も可能です。この場合、音質は2.4GHz接続と大きく変わりませんが、音の迫力が控えめに感じられるため、ヘッドセットの充電が切れた時やサブ的な用途に適している印象です。 さらに、「OLED CONTROL HUB」は3.5mm接続によるAUX入力にも対応しています。別途USB-Cで電源を取る必要がありますが、USB接続ができないゲーム機やラジカセなどと組み合わせれば、ワイヤレスでも楽しむことができます。 スマートフォン等とのBluetooth接続にも対応しています。Bluetoothは遅延が発生するため、ゲームメインでの使用にはおすすめしませんが、この製品は2.4GHzワイヤレスとBluetoothの音声ミックスが可能です! 例えば、2.4GHzでゲームを遅延なく楽しみながら、スマホで通話やBGM再生を同時に行うことができます。実際に試したところ、Bluetooth音量が小さいなどのストレスもなく、非常に使いやすいミックス機能でした。 音質について 「Krakenシリーズ」らしく、低音の重厚感と迫力が特徴的です。ただし、低音が強すぎて高音や中音が埋もれることはなく、バランスの取れたサウンドです。音の方向性も明瞭で、ゲーム内のキャラクターボイスも聞き取りやすいと感じました。低音と中高音の分離が良く、心地よい音質です。 イコライザーも効きが良く、プリセットの切り替えで印象が大きく変わります: ゲーム:低音が少し抑えられ、高音の伸びが良くなることで音の輪郭が際立つ印象 ムービー:低音が強まり、音全体が柔らかくなり空間が広がる印象 ミュージック:中音が強調され、迫力とリードメロディがしっかり感じられる印象 さらに、この製品には「Razer Sensa HD ハプティクス」という音を触覚で体感できる機能があります。 音に合わせてヘッドセットが振動し、聴覚と触覚の両方でコンテンツを楽しめます。振動の強さは三段階で調整可能で、没入感を高めたいRPGや映画、ライブ映像などで特におすすめです。 音質だけでなく触覚でも体感できる、さまざまな表情を持つゲーミングヘッドセットです。ぜひ一度お試しください!
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ライト
@e☆イヤホン 秋葉原店
Campfire Audio
Bonneville
¥222137 税込
音の数に埋もれたいあなたに。
かっこいい見た目と充実した付属品が印象的なイヤホンが登場! まず手に取った第一印象は「形が独特」です。カスタムIEMを彷彿とさせる見た目をしているのでしっかりフィットするか不安でしたが、私の耳でのフィット感は良好でした。ちょっとやそっとでズレるような心配もなく、しっかりとハマりました。重量も軽く、耳への圧迫感も少なく感じました。 音質に関しては芯があって、アタックの強めな低域と繊細でシャープな高域、しっかりとした圧力のある中域。どれもおろそかにすることなく、「全開フルパワー!」といった感じです。 低音から高音の隅々までピントが合っているかのように、とにかく情報量がたくさんあるサウンドだと感じました。音の情報がたくさんある中でも、一歩前に来るのは中域です。そのため、ボーカルやリードメロディをしっかりと追えます。 さらに、付属品も充実しており、それぞれ2.5/3.5/4.4mmのケーブルが3本付属しています。環境に合わせて付け替えても、気分に合わせて付け替えてもよしです。 ぜひお試しください! 【試聴環境】 試聴プレイヤー:FIIO M11PlusLTD (Androidモード) :ゲインHigh 【試聴楽曲】 春を告げる / yama No Sacrifice/ŹOOĻ
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ライト
@e☆イヤホン 秋葉原店
DEVIALET
GEMINI II
Iconic White
¥64800 税込
デザイン・機能・音質を全てハイレベルにしたいあなたへ
GEMINI IIはフランスの音響会社が開発した完全ワイヤレスイヤホンGEMINIの後継機種です! 前作に比べて、本体・ケース共に小さくなりました。アクセサリケースかと思うほどの高級感のある充電ケース。かわいい。色んな所に持ち運んで自慢したいデザインです! ケースの仕様はスライドして開けるタイプから、上蓋を開閉するタイプになりました。本体はマットな質感かつ、きめ細やかな感じの塗装の肌触りが気持ちいいです。耳に入れた際にもフィット感がとてもいいのに、圧迫感も感じにくい、個人的にはちょうどいい塩梅のフィット感でした! ノイズキャンセリングに関しては手をたたく乾いた音や、キーホルダーがぶつかるカチャカチャとした音など、少し高い音あたりの雑音は多少入ってきてしまいますが、空調やエンジン音などはとても綺麗に遮音してくれたため、しっかりと静寂を感じられます。 外音取り込みに関しても、ザラザラとしたノイズがとても少なく、とても自然なサウンドです。少し取込音が小さめに感じたため、しっかりと会話したい場合は音量が物足りなく感じる場合もありそうですが、とにかく耳障りな音が少ないため、とても聞きやすい取込音です。常時外音取り込みをオンでも疲れにくいため、長時間の使用でもストレスが少なく使えそうです。 バランスはやや低音寄りではあるものの、中音、高音の存在感もしっかりとあります。全体を通して音のアタックは優しく、低音の厚みはあるものの、くどさがなくさらりとした雰囲気が心地よいです。しっかりとした低音の存在感と、中高音が一歩引いたところで鳴っていることにより、音楽の奥行の表現が豊かだなと感じました。 ワイヤレスイヤホンでも、豊かな音の表現力を浴びられるイヤホンです。音質にこだわりたい方にはもちろんですが、ノイズキャンセルや外音取り込みに関してもそれぞれおすすめできるクオリティです! 音質、機能面、見た目。どれも妥協をしていないハイレベルなワイヤレスイヤホン 是非一度体感してほしいです! 【試聴環境】 試聴プレイヤー:iPhone 12mini 【試聴楽曲】 NiGHTFALL/ IDOLiSH7 愛を解く/yama たなばた/東京佼成ウインドオーケストラ
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ライト
@e☆イヤホン 秋葉原店
HIFIMAN
Svanar Wireless
¥49383 税込
見た目もサウンドも唯一無二の完全ワイヤレスイヤホン
ケースをはじめて見た時は、かなり個性的なデザインだと思いました。大きさもそれなりの存在感があります。(例えるなら小ぶりのアボカド) 直線的なデザインでゴツゴツした印象を受けましたが、ケースの角は丸みを帯びているので手に馴染みます。見た目に反してケースは軽く感じました。 イヤホン本体も存在感がありますが、装着感はかなりよかったです。本体が大ぶりな為、イヤーピースの調整が必要な方もいるかもしれませんが、最適なイヤーピースを使用することでノイズキャンセリングなしでもしっかりとした遮音性が得られました。 個人的に推したいポイントは「イヤホン本体の操作感」です! 触れた際に「ピッ」という音が入るので、タッチパネルによくある「ちゃんと操作出来てるのか分からない!」というストレスがなくて、快適な操作感でした。 【ノイズキャンセリング(ANCモード)に関して】 音楽を流さない場合は人の声などは小さく入ってきますが、空調・店内のBGMなどの雑音がかなりきれいにカットされていました。個人的にはアクティブノイズキャンセリングを使用した際に感じることがある耳が詰まった感覚も少なく感じました。 【外音取り込み(トランスペアレントモード)に関して】 やや小さめの音量で外の音を取り込んでいるなという印象です。ただ、外の音と一緒に入ってくるノイズが少ないため、取り込む音の音質はクリアだと感じました。また、遮音性が高い影響か、自分で声を発すると声が頭の中で反響したように感じました。外の音よりも自分の声の反響が大きく聞こえる感覚です。会話をするというよりは、電車のアナウンスを確認したりするときなどに役立ってくれると思います! 【音質に関して】 今回はANCモードとHIFIモードで比較をしていきます。 ●ANCモード 音のバランスは整っています。中低音は距離が近め、高音は一歩後ろですが伸びがよく、低音とのコントラストで空間を表現している印象です。全体を通してひとつひとつの音の輪郭がかなり分かりやすく感じられます。低音には厚みがありますが、ハリも感じられるので、低音の流れをしっかり感じました。中音も同じく厚みがありますが、ハリは低音ほど強くなく、低音をつぶさないように乗せている感覚です。高音に関しては、煌びやかな印象や存在感もありつつ、下の音の妨げにならないように、一歩後ろで鳴ってくれている印象です。 ●HIFIモード イコライザーとはまた違う機能なので、上記の音質の大筋はほとんど一緒でした。全体的に音に力強さが加わり、高音の明瞭感がさらに上がったように感じました。細かい描写も強まった為、ANCよりも音の余韻をはっきりと感じられます。ANCモードの際の音もしっかりとした明瞭感がありますが、HIFIモードにすると薄いベールが一枚はがれたような感覚になりました。 ワイヤレスイヤホンの中でも丁寧で細やかな描写、HIFIモードの余裕のあるサウンドは唯一無二の音質だなと感じました。「音質にこだわりたい!」という方にはぜひご試聴して頂きたいです。 再生環境:iPhone12mini 試聴楽曲:NiGHTFALL/IDOLiSH7 色彩/yama