スタッフレビュー詳細
音も使用感も疲れ知らず。寝ずとも"暁"を覚えず!?
丸いカンカンに入った全てが"カン"ペキなスティック型DAC内蔵アンプ「暁 - DAWN」にもアップグレードモデルが登場しました!それがこの「破暁 - DAWN PRO」です!
以前の「暁 - DAWN」はケーブル一体型で接続端子はTypeC。筒形の筐体にプラグ形状は、3.5mmアンバランスか4.4mmバランスのどちらか片方のみ搭載で、別々のモデルで展開されていました。
「破暁 - DAWN PRO」は、筐体がスティック型DAC内蔵アンプに多い箱型の形状になり、ケーブルは脱着式になりました。また、プラグ端子は3.5mmと4.4mmを両方搭載したので、出力元のスマホやPC、そして出力先のイヤホンやヘッドホンの選択肢は大きく拡がり、音量調整用のボタンが搭載されたことも相まって取り回しが非常に良くなっています。見た目もスッキリとしていてカッコいいです。
そして何よりも筐体が軽い‼ 接続用のケーブルや外箱の丸缶の方が重たいんじゃないかと思えるくらい軽いです。スマホと有線イヤホンを接続するならば、スマホ純正の変換アダプターから「破暁 - DAWN PRO」に換えても何ら不自由することはないと思います。そのぐらい本当に軽いです‼
音は水月雨 (MOONDROP)らしさ全開で、ボーカル〜高音域、特に囁き声の様な近くて細かな音の再現性は非常に高いと感じました。同社の上位モデルである「MOONRIVER2-Ti」のような深く鮮明な音の深度はありませんが、その分素直で聴き疲れしづらいのかなと思いました。
初めてのスティック型DAC内蔵アンプにもってこいですが、このアンプの良さを知ってしまった"暁"にはもう他のアンプが選べなくなってしまうかも……?
エントリークラスだからと侮ることなかれ。ぜひお試しくださいませ!
試聴環境
◆iPhone 13 → SHANLING L3 (OTGケーブル)→破暁 - DAWN PRO
試聴音源
◆背後に注意 / 町田ちま
◆ETHYRIA / Enna Alouette
◆Tempesta's Claim / NIJISANJI EN x Azur Lane
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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なおティー
@e☆イヤホン
水月雨 (MOONDROP)
破暁 - DAWN PRO
¥9900 税込
水月雨 (MOONDROP) の象徴的な音質・デザインがこの小さな筐体に詰まってます!
音を素直に伸ばしてくれます。癖のない音で本当に良い子です。そんな優等生なスティック型DACアンプ「破暁 - DAWN PRO」をご紹介します。 コンパクトかつ軽量な筐体はアルミニウム合金でできており、表面にパンチングメタルのような加工が施されています。スマートフォンやサウンドデバイスに接続すると、穴の部分からランプの光が漏れて見える粋な演出も魅力的です。金属質の無機質なクールさを保ちつつ、どこか可愛らしさを感じさせるデザインが素敵です。 ボタンは音量を上げ下げする2つのみで、簡素な操作感です。横長の方が音量を上げるボタンで、短い方が下げるボタンとなっており、触感だけでどちらのボタンか分かりやすい親切な設計になっています。 音質については、原音の質感をそのままにしながら一段と力強く鳴らしてくれる印象です。各帯域のバランスは、ボーカルなどの中高域が少し強調されています。癖のない音なので、DACアンプが初めての方にも安心して使用できる製品だと思います。 外観のデザイン、音質、携帯性を兼ね備えた優等生なスティック型DACアンプです。DACアンプデビューに最適な商品です!
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かかりちょー
@e☆イヤホン 秋葉原店
水月雨 (MOONDROP)
破暁 - DAWN PRO
¥9900 税込
明るめドングルDAC
一聴したところ、ボーカル帯域と高域が伸びる印象を受けました。 低域はやや鳴りを潜め落ち着くものの、物足りなさはありません。分離感が上がり、空間もやや横に広がったように感じました。アニソンやPOPSといった楽曲と特に相性が良い明るい音色と、ボーカル中心に整ったサウンドバランスだと思います。 サイズ感は小型かつ軽量で使い勝手に優れています。また、4.4mmバランスにも対応しており使用できる機器の幅も広いです。さらに、ボリュームに関してはアンプ部を100段階で調整でき、最適な音量で楽しめます。 初めてドングルDACを検討している方や、バランス接続を試したい方、アニソンなどの楽曲をボーカル中心で聴きたい方にオススメです。
このスタッフの他のレビュー
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Hulk
@e☆イヤホン 名古屋大須店
Astell&Kern
AK PA10 【IRV-AK-PA10】
¥80980 税込
古き良きポタアン、最大の武器はその不便さ!?
オーディオ機器の専門特化性が極まる昨今、「DAP」プレイヤーは大型化・高価格化が進む一方で、「DAC」ポタアンはスマホに直挿しできるような小型・低価格の製品が多くなりつつあります。 一昔前に流行ったプレイヤー+ポタアン、例えばAK70にmojoを繋ぐといった使い方をする製品はもはや絶滅危惧種、UMAのような存在となってしまいました。プレイヤー自体の性能が大幅に上がっているのと、アンプを繋ぐこと自体ただでさえ大型で重量級なプレイヤーをさらに大きく、重たくしてしまうだけだからです。 そんな現代のオーディオ市場に、唯一無二のシーラカンスが登場しました。それが「AK PA10」です。 ・A級動作アナログアンプ搭載。 ・接続方法は4.4mm5極バランスこそあれどライン入力のみ。 時代を逆行したかのような超弩級のポータブルアンプですが、この製品を繋ぐ恩恵は多少大きくなっても、重たくなっても繋いだ状態で常用したいと思わせるほどです。 解像度や分離感が上がるといった印象はありませんが、その分厚みの増した濃厚で芳醇な音を楽しめます。 また、ジャンルは選びません。パワフルなので再生するイヤホンやヘッドホンも選ばないことを考えると、一家に一台置いておいてもいい製品なのではないでしょうか! 大きくて重たいことに所有欲を満たされる珠玉の逸品です。ぜひ一度お試しください。 接続機器 AK70MKII→Jet Short Cable→AK PA10→Fender TEN 2 試聴音源 Bad Company / Bad Company かわ世 / 百鬼あやめ
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Hulk
@e☆イヤホン 名古屋大須店
水月雨 (MOONDROP)
U-2
¥7200 税込
【あっさり聴こう】 私生活に近未来な彩りを
なんとなくデザインにサイバーパンク味を感じるシンプルで個性的なインナーイヤーイヤホン、『U-2』です。 カナル型以上ヘッドホン未満の直感的に捉えやすい音場はインナーイヤー型ならではの特徴ですが、人差し指大の大きさの真円型のドライバーユニットが耳の浅い位置で収まってくれるのと筐体がものすごく軽いので、何も着けてないのに好きな音楽に浸れる、まるで聴覚に直接介入してきたかのようなサイバーパンクチックな音楽の楽しみ方をもっと手軽に安全に体験することが出来ます。 音はボーカル主体で解像度も十分といった印象です。 音楽用途のみに限らずラジオ視聴や朗読を聴きながらの読書なんかにも使えそうです。 普段はヘッドホン派の方も、カナル型のイヤホンでじっくり音楽を聴き込んでいる方も、たまにはあっさりさらっとBGM感覚で音楽を楽しんでみませんか? お手軽奇抜なインナーイヤーイヤホン『U-2』、オススメです。 試聴音源 ◆Fool In the Rain / Led Zeppelin ◆【名もなきねずみの】らしょうもん【ちょっと笑える羅生門】
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Hulk
@e☆イヤホン 名古屋大須店
audio-technica
ATH-CKS30TW+
マットブラック
¥13970 税込
小型・重低音 " + " ノイズキャンセリング
audio-technicaの完全ワイヤレスイヤホン入門機種がノイズキャンセリング機能やケースがスケスケの新色を身に着け、「ATH-CKS30TW+」となって新登場しました! ひとつ前の「ATH-CKS30TW」の頃から、「お手頃お手軽小さくて軽くてパワフル」という100点満点中120点と言っても過言ではないくらい優秀なイヤホンでしたが、「+」になってそういったイヤホンの礎ともいえる要素に磨きがかかったような印象です。 収納部とフタがツヤ消しとメタリックでツートンカラーになっていたケースはツヤ消し単色になりましたが、その分よりしっとりとした質感になったため、出し入れもしやすくなっています。 ノイズキャンセリング機能も搭載されましたが、こちらは音楽を聴いたり動画を観る際の補助的な役割に留まっている印象でした。ただ、ノイキャン特有の押さえつけられるような感覚はまったく感じないため、ノイキャンが苦手な方でも気にせず使うことができそうですね。 重低音の量感が多めでノリやすい音作りなのは変わらないですが、低音域の量が多くとも全体的にハキハキとしているため、音が潰れることなくしっかり聴き分けることができる印象です。まだまだ物足りないという方でもイコライザー機能でさらに重低音をブーストすることができるのは大きな魅力ですね。 初めての完全ワイヤレスイヤホン、初めてのオーテク製品としてピッタリのイヤホンだと思います! e☆イヤホン全店でお試しいただけますので、ぜひお越しくださいませ!
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Hulk
@e☆イヤホン 名古屋大須店
KINERA
Celest Wyvern Pro
¥5600 税込
ゲーマー、此のイヤホンもってして以てして抜かりなし。 初めてのゲーミングイヤホンにワイバーンの力を
インイヤーモニターと角度調整が可能なマイクが一体化したケーブルのパッケージング。ゲーミングイヤホン「Celest Wyvern Pro」のご紹介です! このゲーミングイヤホンの筐体はインイヤーモニターによく用いられる形状で、ケーブルは耳に掛けて装着します。まだまだゲーミング分野での実績は少ない形状ですが、装着した際の安定感や遮音性、安定感から得られる音の定位感の良さは確実にゲーム用のイヤホンと相性バツグンなので、個人的にはどんどん広まって欲しいスタイルです。また、ケーブル長は1.5mとゆとりがあり、ゲーマーにぴったりな仕上がりだと感じました。 このイヤホンで最も特徴的なのは、搭載されているマイクです。右側のイヤホンと接続するコネクターパーツからY字状に分岐して伸びており、邪魔に感じません。 また、リモコンマイクが右側のケーブルに採用されており、ブームマイクをケーブルから外すと自動的にリモコンマイク側から音を拾ってくれます。そのため、帰宅中や洗い物をしながら、スマホから通話用アプリでゲーム友達と合流し、いざゲーム機やPCに向かって座ったらブームマイクを付けて本格的にボイスチャットをしながらゲームに没頭する、という現代ゲーマーならではのルーティンもシームレスに行えます。 音は低音域の輪郭がハッキリとしており、定位感は一人称視点のゲームで視野角外の前方から鳴っている音をかなり正確に拾えます。ゲームジャンルは選ばず、中でも個人的に相性が良いと感じたのは、音楽ゲームや少人数チーム同士で戦うFPSなどでした。 ゲームの成績を上げるために音にこだわりたいと思い始めたあなたにオススメです。ぜひ一度お試しくださいませ!