スタッフレビュー詳細
繊細なクラシカルサウンドを完全ワイヤレスで!
アコースティックなサウンドで、音質に妥協しない構造! 手頃な価格でより良いサウンドを求める方にオススメ‼
【音質】
全体の印象としては中低音域に重心があり、どっしりとした安定感と少し空気感を含んだふくよかなサウンドが特徴です! 低音域と高音域は主張しすぎず、かといって隠れすぎることもなく程よい塩梅の量感を保っています。また、中音域の密度の高さが素晴らしく、ヴァイオリンやチェロなどを使用するクラシックやRPGなどのゲーム音楽は特に良くマッチします!
全体のバランス感の良さから聴き疲れしにくく、後述する装着感の良さも相まって長時間の使用にも向いているように感じました。
【外装・機能】
ZE3000の筐体はカスタムIEMのような耳介の窪みの部分(耳甲介腔)に、筐体を当てて安定させる構造になっていますので、装着した際の安定感は他の完全ワイヤレスイヤホンと比べてもかなり良いです。
機能性に関しては外音取り込みやノイズキャンセリング機能を搭載していないので、騒音のある環境下での使用はやや厳しいかもしれません。ただ、先述の構造と純正で装着されているイヤーピースの遮音感の良さのおかげで、ノイズキャンセリングはないものの、かなりの遮音性が得られます!
「完全ワイヤレスが良いけれど音質には妥協したくない!」という方は、ぜひお試しください!
【試聴楽曲】
結束バンド「光の中へ」
岡部 啓一「イニシエノウタ/贖罪」(NieR:Automata Original Soundtrack)
Earth, Wind & Fire「In the Stone」
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
FW3【FIO-FW3】
Dark Gray
¥15400 税込
音質全振りの完全ワイヤレス!!
筐体の中に音質を良くするための機能、機構がてんこ盛り! 「完全ワイヤレスが良いけど音質には妥協したくない!」という方にオススメです。 【音質】 第一印象としては「しっかりFiiOらしい」という感想でした。シャキッとした歯切れのよい高音域や柔らかくしっとりとした低音域、繊細で明瞭なサウンドなど、どこをとっても有線さながらのサウンドを鳴らしてくれます。 また、旭化成エレクトロニクス製のDAC/アンプ一体型チップである「AK4332」を左右独立構成で搭載。さらにQualcomm製のフラッグシップBluetoothチップである「QCC5141」が使用されていて、SBCやAACだけでなく、高品位コーデックのLDACやaptX Adaptiveにも対応しています。ワイヤレス化の為の機能についても一切の妥協が感じられません。 イヤーピースに関してはサラッとした感触の通常のFiiO製のシリコンイヤーピースと、着け心地の良い医療用シリコン素材の「FiiO HS18」が同梱されているので、お好みに合わせて変更できます。 【外装・機能】 外観に関しては「FiiO FW5」とほとんど違いがありません。片側2つずつ、両側合わせて4つのボタンによるコントロールなので、タッチセンサーが苦手な方にはとてもおすすめです。 専用アプリによるカスタマイズがかなり細かく設定できて、イコライザー機能は10バンド、±12dBまで調整可能。さらにはゲインコントロールまでついているので、EQをかけすぎて音量が変わってしまった場合にも簡単に対処できます。 また、このイヤホンの特徴として「プレイヤー側の音量とイヤホン側の音量が別々で動く」という特徴があります。イヤホンのボタンからプレイヤーの音量変更はできませんが、プレイヤーからは専用アプリを使うことでイヤホン側の音量を変えられます。音量が大きくなりすぎないように注意は必要ですが、より自分に合った細かい音量調整が可能です。 筐体の大きさが他の完全ワイヤレスイヤホンと比べると少し大きめになるので、耳の小さい方には装着が難しいかもしれません。(画像2枚目はSONY WF-1000XM4との比較) また機能面に関してはハンズフリー通話が可能な事とゲーミングモードがあるくらいで、ノイズキャンセリングや外音取り込み機能は搭載されていません。まさに音質全振りです! 「完全ワイヤレスが良いけど音質には妥協したくない!」という方や、クラシックやジャズなど繊細な音がお好みの方には特にオススメです! 【試聴環境】 Galaxy S21 / Amazon Music Unlimited 【試聴楽曲】 結束バンド「忘れてやらない」 岡部 啓一「イニシエノウタ/贖罪」(NieR:Automata Original Soundtrack) Earth, Wind & Fire「In the Stone」
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しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
TANGZU(T Force Audio)
TANG SANCAI
S/M/Lサイズ 各1ペア
¥1970 税込
「推しの声をもっとよく聴きたい!」というあなたに!
特殊な模様が2種類使用されることによって、音の変化とグリップ感の良さを実現させた「TANG SANCAI」(唐三彩:タン・サンカイ)。TANGZU(T Force Audio)らしい中高音の伸びをイヤーピースで実現できます! 【音質】 試聴した際の第一印象は「とにかくボーカルが近い」でした。TANGZUらしいメロディラインを含む中音域の盛り上げ方が、イヤーピースひとつだけで再現されることにとても驚きました。 他にもピアノやリードギターなどの、楽曲の顔となる楽器にフォーカスが向くような聴こえ方になります。逆に低音は少しまろやかになり、1歩引いた位置から優しく支えてくれるような印象を覚えました。 イヤーピースの軸の出口付近に「SHANシステム」と呼ばれる、縦向きの細い筋が何本も刻まれていることによって、音が一点に集中するようになり、楽曲の勢いや迫力が増して聴こえます。 【外装・機能】 まず目を引くのが、迷彩柄のような傘の表面の模様です。これによりグリップ感がかなり良くなっています。 傘自体の感触は柔らかめなので圧迫されることもなく、先に紹介した模様の効果によってグリップ感もとても良好なので、装着時の安定性は抜群に良く、長時間の使用でも耳が疲れにくいように感じました。 アイドル曲やアニソンなどボーカルをフォーカスして聴きたい方、長時間の使用をされる方は特にオススメです! 是非一度お試しあれ!!
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しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
radius
HP-T250BT
ホワイト
¥9900 税込
小さい、軽い、パワフル!
【音質】 radiusらしい迫力のある低音と損失のない高音域が非常にマッチしており、音楽の中に潜り込むように楽しめます! ボーカルが近く、それでいて楽器も蔑ろにしないのでとてもバランスが良いです。全体的に暖かみのある音、かつ迫力があるのでパワフルな楽曲との相性がとても良いと感じました! 【外観・機能】 電車内などの騒音を軽減してくれるノイズキャンセリング機能を搭載! 筐体がかなり小さく、耳の小さい方でもフィットしやすい形状です。また、ケースも小さく、高さも低めなので小さなカバンでも安心して持ち歩けます。 可愛らしい見た目に反してパワフルなサウンドを奏でてくれる「HP-T250BT」。ロック好きの方やEDMを良く聴かれる方に特におすすめです! 【試聴環境】 Galaxy S21 / Amazon Music Unlimited 【試聴楽曲】 結束バンド「光の中へ」 Perfume「ポリリズム」 Earth, Wind & Fire「In the Stone」
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しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Kiwi Ears
Cadenza
Purple
¥5720 税込
ハイクオリティな万能機!
繊細でハリのある中高音と安定した厚みのある低音が非常に良くマッチしたサウンド、距離感の近さと臨場感の高さ、オシャレなハウジングの塗装、リケーブル可能など、魅力たっぷりな「Cadenza」をご紹介いたします! 【音質】 試聴した第一印象としては「これは『買い』かもしれない」でした。 オールマイティにどんな楽曲も殺すことなく、「Cadenza」の良い部分をプラスして彩り豊かに奏でてくれる感じがしました! ボーカルが近くでスッキリ聴こえつつ、ブレス(息継ぎ)の音や歯擦音まで捉える繊細なサウンドはどのジャンルでもボーカリストの表現を隅々まで聴き逃しません。他にもヴァイオリンやトランペットなどを際立たせ、楽曲の華やかさを後押ししてくれます。 低音域では優しく厚みのある低音が主張しすぎず、かつ安心感のあるベースラインを形作っています。 全体的に音の鳴っている位置が近く、特にバッキングギターとリードギターが左右に振られたバンド楽曲では真横からギターの音で包まれているような感覚を覚えました。 【外装・機能】 一番の特徴はこの価格帯では珍しく「リケーブル可能」であることです! 2pinのリケーブル機構を採用しており、気分や用途に合わせてケーブルに変えることによって音質を変化させられます! ハウジングはカスタムデザインになっており、流体感のあるデザインと細かなラメが高級感を醸し出しています。 【総評】 どんなジャンルでも持ち味の繊細さを活かせる上に、リケーブルによる進化の余地を残している「Cadenza」。これから有線イヤホンに手を出す方にはもちろん、既にオーディオ沼にハマっている方はサブ機としておすすめです。是非一度手に取ってみてください! 【試聴環境】 Galaxy S21 / Amazon Music Unlimited 【試聴楽曲】 結束バンド「光の中へ」 岡部 啓一「イニシエノウタ/贖罪」(NieR:Automata Original Soundtrack) Earth, Wind & Fire「In the Stone」