スタッフレビュー詳細
上品で豊かな低域が楽しめる大人なドンシャリ
radiusのドブルベシリーズから初の金属筐体モデルとして、HP-W100/HP-W200/HP-W300が登場! それぞれ素材が異なっておりこちらのHP-W200にはステンレススチールを使用しております!
第一印象はなんだか大人なドンシャリやなぁという感じで、ステンレスを使用していることもあり全体的な音の輪郭はシャープで凛としたい響きでクールビューティな印象です。
高域はすっきりとしていて粒立ち豊かで、細かく1音1音きっちりと分離感よく鳴らしてくれます。楽器隊の残響音の余韻は控えめでさっぱりとしているので聴き疲れすることも少なく金属音やギターのアルペジオも質感を損なわずに感じながら楽しめます。
楽器重視の人や分離感重視の方に是非聞いてみて欲しいです!ピアノソロの楽曲などにもお勧めです!
ボーカルは音の線が細めで儚く繊細な歌声で透明度が高いです。他の音域と比べると一歩後ろに下がったような距離感ではありますが、隠れることなく音のつながりが滑らかです。ボーカル単体でもユニゾンで様々な歌声が重なってもごちゃつかず美しいハーモニーが楽しめます!
そしてradiusと言えば量感はあるけど他の音域を邪魔せず明瞭よく仕上げてくれるキレのある低域です! タイトで厚みもありスッキリと粒立ち豊かな高域とバランスが取れています。引き締まったベースラインと重くなりすぎない程よいアタック感のバスドラムは疾走感のあるロックやPOPSなどとあわせると楽しく聴けちゃいます。
4.4mm、3.5mmのケーブルが付属するのと単品販売でも人気があるイヤーピース、"ディープマウント"も付属するので初期装備だけでも充分たのしめます!
"ディープマウント"はブラック、クリアで質感、サウンドも変わるのでぜひ違いを楽しんでみていただけると嬉しいです!
他のドブルベシリーズもキャラクターが変わってくるのでぜひご試聴をお待ちしております♪
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
radius
HP-W200
¥71500 税込
ステンレス素材が際立つドンシャリサウンド
radius「DUBLEVE Series(ドブルベシリーズ)」より、「HP-W200」を紹介します。 豊かな低音と圧倒的な臨場感が特徴と歌われる本シリーズ。同時発売のHP-W100、W300と材質や仕様が異なりますが、本製品「HP-W200」は筐体素材にステンレスを採用していて、見た目もクールで非常にかっこいいです。 ドライバーには、10mm径のグラフェンコート振動板に加え、intime(アンティーム)でおなじみの9mm径のピエゾセラミックツイーター第三世代VST2を、ケーブルはNOBUNAGA Labsの(ノブナガラボ)の錫メッキOFC導体ケーブルを採用。ケーブル着脱可能なので、MMCXコネクタのリケーブルをすでにお持ちの方は、色んなサウンド傾向を楽しむことが出来ます。 radius、intime、NOBUNAGA Labsの共演、まさにメーカーの垣根を超えた作品ですね。 サウンドはナチュラルなドンシャリとでも申しましょうか。ステンレスの効果も相まってか、タイトでやや硬めながらも癖のない高域と、アタック感のあるファットな低域が、一つの空間に良い塩梅に共存しています。 クールなサウンドにはもちろん合うと思いますが、個人的にはエッジの効いたロックや、ゲームミュージック、アニソン、EDMや四つ打ちのハウス等にも相性がイイかな、と感じました。 HP-W100、W300と共に、是非店頭でご試聴ください。
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かなぶん
@e☆イヤホン 秋葉原店
radius
HP-W200
¥71500 税込
シンプルに良い”ドンシャリの理想系
radiusが誇るドブルベシリーズにて初の金属筐体となるイヤホンです。本シリーズは100〜300が同時発売となりましたが、それぞれ異なる金属素材を採用しているのが特徴で、こちらのHP-W200はステンレスを採用しております。 【外観】 削り出しの筐体で、無駄のないシンプルなデザインと手に伝わるステンレスの重みが高級感を感じさせます。 ケーブルにはNOBUNAGA Labsの錫メッキケーブルを使用しており、外観を更に上品に仕上げているように感じます。 【装着感】 前述の通りステンレス筐体としての重みがあるので、多少心配していましたが、同梱されているradius製品お馴染みのディープマウントイヤピースのおかげで気になることなく安定した装着ができました。イヤピースに関しては黒とクリアの2種類が同梱されていますが、個人的にはクリアの方が滑りにくく、より装着が安定するように感じました。 【音】 肝心な音に関しては、全体的に自然なまとまりつつ、やや固めでクールな鳴らし方で、クセはあまりない方だと感じました。タイトルにも書いた通り、シンプルに良いドンシャリの理想系といった印象です。 ステンレスらしいキレにドブルベシリーズならではの自然かつ重厚な低音が合わさってバランスがとても良く、聴いていてとてもテンションが上がるような楽しい音でした。そして、勢いだけでなく音の粒立ちかま細かく鮮明なので楽曲の隅々まで”見えてくる”のでじっくり聴いていても飽きさせない音だと感じました。 様々なジャンルで聴いてみましたが、スピード感のあるロックやメタル、アニソンとの相性がとても良く感じました。その他のジャンルにおいても音のきめ細かさやキレがお好きな方にとっては聴きやすいと思います。 同時発売のHP-W100、W300との聴き比べをして頂くのがおすすめです! 是非合わせてお試しくださいませ。
このスタッフの他のレビュー
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みくぺ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
水月雨 (MOONDROP)
蘭-LAN
¥7200 税込
順応性の高い優等生イヤホン
新製品が出るたびにオーディオファンの心を次々に奪っていく中国のオーディオブランド水月雨(MOONDROP)から、新たなエントリーモデル「蘭-LAN」のご紹介でございます! 高級感を感じられるステンレス筐体を採用していて、マットでさらさらとした質感は指紋がつきにくく、小ぶりで薄いボディは耳から飛び出しづらく、圧迫感がほとんどない装着感なので耳が小さな方でも着けやすいと思います。 また、金属筐体なので装着時はひんやりして気持ちいいです! 音の第一印象はクセのないニュートラルなサウンドです。とにかく空気感が澄んでいて、かつボーカルがナチュラルで聴きやすいと思いました! 濁りのない澄んだ空気感の中に粒立ち豊かなサウンドが響き渡り、「どの音がどこで鳴っているのか」がとても分かりやすいです。 先程も触れましたがボーカルがとてもナチュラルで生々しく、声のかすれ加減や伸び方など、ボーカルの声質を活かしつつ丁寧に再現してくれます。爽やかな男性ボーカルからハスキーな女性ボーカルまで幅広く楽しめるので、ボーカル重視で様々なジャンルを聴く方にとてもオススメです♪ 楽器隊の粒立ちには立体感があり、繋がりはとてもなめらかで「蘭-LAN」の聴きやすさの一助となっています♪ 金属音のシャープさも感じながら抜け感もあり、弦楽器や鍵盤楽器は潤いのあるサウンドです。個人的に美しいと感じたのはギターのアルペジオ! 華やかでみずみずしく、耳の中で柔らかく弾けるのでとても耳当たりが良いです! 低域の量感は控えめですがタイトで切れ味のあるサウンドで、余韻を引きずらずに場面の切り替えができるハツラツとした印象です。POPSや邦楽ロックとの相性が良いと感じました‼ 軽快でさっぱりした低域がお好みの方におすすめです♪ 全体的に素直で歪みのないサウンドは、さまざまな楽曲でガラリと印象の変わる順応性の高い優等生さんです♪ とっても聴きやすいのでぜひ、ご試聴お待ちしております(`・ω・´)
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みくぺ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
See audio
Neko Int'l version
¥99500 税込
繊細で落ち着きつつ、時に猫のように弾むサウンド
最初に感じたのは分離感の良さと明るい音色です。特に高域の金属音には1音1音芯があり硬質的な質感で、粒が際立つように明瞭でハキハキとした感じです。 分離感はありつつも音の繋がりが自然で、聴き込むほどに弦楽器の滑らかさや、ツヤやかさなど楽器隊の表現力の高さに気付かされました。ぜひ楽器を重視する方にも聴いてみてほしいです。 また、圧迫感のない見晴らしのいい空間と表現力の高さによって、音楽の世界に浸れるのはもちろん、音を分析的・客観的かつ自然に見られるというところもオススメしたいポイントです。“ライブハウスの最前”というよりは“後ろの方でゆったり聴いている”ようなイメージです。 低域は上に突き抜けるように真っすぐ鳴る、爽やかなサウンドです。量感は控えめですが音抜けの良さや抜群の分離感の高さで、迫力も聴きやすさも兼ね備えています。跳ねるような音も上手に表現してくれるので、電子音やシティポップにも相性が合いそうです♪ そして楽曲を彩るボーカルは、透き通った儚く溶け込むような歌声が特徴的です。ブレスの漏れ方や声の伸びなどが楽曲に溶け込みつつも、艶っぽく埋もれずに繊細に表現されていて、空気感が生々しく情緒的に感じられます。癖も少ないので様々な声質のボーカルとも相性が良くジャンルを問わず楽しめます。 ボーカルも楽器隊も意識して聴きたい方に是非、お試しいただきたいイヤホン「Neko Int'l version」ぜひお試しください。 続きはみくぺのブログにて‼
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みくぺ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
FIIO
BTR7
¥34533 税込
凛とした落ち着いたサウンド
当店スタッフの圧倒的所有率が多いFiiOのBluetoothレシーバーから待望のハイエンド機『BTR7』のご紹介でございます! 思わず待ってました!とガッツポーズになりました。 サイズは少し大きめですが個人的にはポケットに入れば全部ポータブル!!なのとケースのデザインも渋くてカッコよくて指紋もつかないのでストレスフリーですね! さて、肝心のサウンドは、以前から発売されている『BTR5』と比較すると『BTR5』は艶めいた水気のあるクールなサウンドで、『BTR7』は艶感も感じつつ、凛とした上品で温かみのあるサウンドだと思いました。音の振動、響きを明瞭よく鳴らしてくれ1音1音が深みのあるシックな音に仕上がっています。 低域は粒立ちが丸めです。ホール感のあるゆったりとした広がり方で、バスドラムのキック音の力強さと包み込むような優しい広がり方は温かい印象をうけます。 粒立ちが細かくさらりとした高域と生っぽいボーカルの柔らかい歌声がツボで絶妙に近い距離感でゾクゾクっとしました! 全体的に音の見晴らしも良くなり空間に余裕も感じられて安定感もあり落ち着いて聴けます。そしてBluetoothレシーバーとしてはもちろん、スティック型DACとして使用できるのも魅力のひとつ! 有線接続で聴いてみると音のスピード感や明瞭度がUPしてライブ感がでます! 駆動力もパワーUPしているので鳴らせる幅も広がります!これ一つで色々楽しめちゃいますね!! 1本は持っておきたいマルチなお品物!! あたしも欲しい! 皆さまぜひお手に取ってみて下さい!! 試聴イヤホン SHURE SE215 試聴曲 相対性理論 人工衛星 DAOKO 水星
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みくぺ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
日本ディックス
Pentaconn COREIR -ペンタコン コレイル- AL ALLOY
M 2ペア Yellow
¥3850 税込
「凝縮、余韻、鮮明」の三拍子を叶えられるイヤーピース
金属コアを内蔵したイヤーピース「Pentaconn COREIR -ペンタコン コレイル- AL ALLOY」のご紹介です‼ 前作「BRASS」モデルは金属コアに黄銅が採用されていましたが、今回ご紹介する「AL ALLOY」にはアルミ合金が採用されています。 まずは着け心地について、金属コアが入っているので軸がかっちりめではありますが、耳に接触する傘部分は柔らかく、痛くなりにくい素材だと感じました。 また、メインのサウンドについては全体的に輪郭がぎゅっと凝縮したような感じで、密度がアップしたように感じました。分離感が良く、音の全体像や掴みやすい印象です。さらに、低域はハリやコシがアップし音に弾力が出るので、電子音やベースラインなどの余韻が鮮明でとても映えます。 「BRASS」と比べると金属音などの高域の煌びやかさは一歩後ろに引いたように感じますが、分離感が良いのと他の音域とバランスが取れていて様々なイヤホンと合わせやすいと感じました! 「BRASS」は『スカッとキレ味がありキメが整うサウンド』で、「AL ALLOY」は『鮮明で凝縮された余韻あるサウンド』で差別化できるのではないかなと思います。どちらとも分離感にはとても優れているので、解像度を上げたい方にはぜひお試しいただきたいです! 金属コアが入っている分、他のイヤーピースよりゴムの伸縮がしにくいのと、実際にイヤホンのノズルが入る面積が少ないので、ノズルの太さや高さによって装着できない場合があります。ご自身のイヤホンで使えるか不安な方は、お近くのe☆イヤホン各実店舗にてぜひお試しください! 試聴イヤホン:SHURE SE215 試聴環境:Astell&Kern AK HC4