スタッフ詳細
スタッフレビュー
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SHURE
SE846 (第2世代)
クリア
¥118800 税込
新世代に突入した名機
SHUREから、BA4基の名機、SE846の第2世代がついに登場しました。 従来の3つのノズルインサートに、エクステンドノズルという新ノズルが追加されました。 【見た目】 SE846といえば!なクリアなシェルカラーはそのままに、メタル調のグリーン、シルバーのモデルがカラーバリエーションとして追加されました。 こちらの新色、外側はメタルボディですが、内側(耳に入れる方)はクリアシェルとなっていて、 中身がしっかり見える仕様となっています。嬉しい。皆さんクリアシェル好きですよね。私も好きです。 【サウンド】 ノズルインサートが4つあるので、それぞれのサウンドをレビューしていこうと思います。 ・エクステンドノズル 従来の3つのノズルインサートに新たに追加されたノズルインサートです。 ふくよかな低域と全体的な解像感はそのままに、空気感や広がりが付随されています。全体的にハリがありややタイトめ。他ノズルと比べると音場が広い! ブライトノズルとバランスノズルの中間のような雰囲気で、音に奥行と臨場感を持たせてくれます。 ・バランスノズル 全体的に自然で優しい鳴らし方になりますピークレスなサウンドで高域は刺さることなく丁度よく伸び、各帯域のつなぎが滑らか。中低域寄りのサウンドで、温かみがありながらも解像度の高いサウンドが楽しめます。 ・ブライトノズル ぐっと音がしまり、ハキハキとしたサウンドです。ハイハットやアコギのストローク、スネアの弾ける感じなど高域の成分が前にでてくるのでノリ良く聴ける明るい鳴らし方です。低域はやや後ろに下がりますが、タイト目にしっかりと鳴っているので、存在感はそこまで薄れずに楽しむことができます。 ・ウォームノズル 中高域の鳴りはバランスノズルと似ていますが、もっと柔らかく、聴きやすいサウンドになります。低音が前に出てくる為、非常にブーミーで厚みのあるサウンドに。ベースのモニターやEDMなどなど低域をしっかり利かせた楽曲にピッタリです。 4つのノズルインサートを変えることで様々なサウンドを楽しむことができる一機。特に新ノズルのエクステンドノズルは、適度なハリとアタック感、かつ846らしい解像感を味わうことができます。空気感と音の広がりはライブ音源やオーケストラ等にもピッタリだと思います。 新しいカラバリ、ノズルを引っ提げて新生代に突入したSE846。 是非お試しください。 試聴環境:iPhoneSE2 + BTR3K 試聴楽曲:スピッツ/夏の魔物 他
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CUSTOM ART
Go ONE
¥60500 税込
1DDの素直なサウンド。
Custom Artの唯一の1DDモデル! カスタムバージョンをオーダーしたので、その実機レビューとなります。 【見た目】 デザインはオールクリアにしました。 Go one自体がシェルはクリアかソリッドブラックのみになるので、 悩んだ末オールクリアとクリアのフェイスプレートに。 右に赤、左に青のロゴを入れ、シンプルなデザインになりました。 やっぱりクリアシェルって良いですよね。 【サウンド】 試聴機と比べると、全体的に滑らかになった印象です。 元々1DDらしいまとまりのある音ですが、 より自然に聴きやすいサウンドになりました。 特に低域の奥行感が増し、元の音に厚みと立体感が付随された印象です。 カスタムIEMならではの遮音性のおかげで、楽曲への没入感も増して ハイハットやパーカッション、余韻をしっかりと捉えやすくなりました。 細かいところまでしっかりと聴くことができます。 ダイナミックドライバー1つではありますが、過不足なく丁度良い鳴らし方。 リケーブルでもかなり化けそうなシンプルなサウンドです。 初めてのカスタムオーダーに、ダイナミックドライバー好きの方に、 そして低音を楽しみたい方にオススメの一機です。オーダーお待ちしてます!!
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水月雨 (MOONDROP)
暁 - DAWN (USB Type C to 3.5mm)
¥10530 税込
コンパクトでクリアな真っ白DAC
試聴環境:PCにTypeA変換で接続 イヤホン:Technics/TZ700 楽曲:ヨルシカ/チノカテ 他 MoonDropから3.5mmアンバランス出力搭載のDACアンプの紹介です。 出力は3.5のみ、高性能デコードチップ「CS43131」を 2 基搭載したDACアンプ。 先行して発売された暁-DAWN typeCto4.4mmの3.5mmアンバランスバージョンとなっています。 【見た目】 4.4mmバージョンと打って変わって四角いボディとなっています。 個人的によく食べるミルク味のアイスバーみたいでかわいいですね。 4.4mmバージョンよりも比較的小ぶりで、相変わらず取り回し抜群。軽くてイイ感じです。 【サウンド】 歯切れの良いサウンドで、帯域ごとの分離感の良さを感じました。 高域の伸びと、タイトながらも存在感のある低域が小気味よく鳴っています。 4.4mmバージョンと同じく非常にクリアです。 ややコンプがかった感じもしますが、鳴らし方はあくまで自然な感じ。 ナチュラルな感じもありつつ、締めるとこはしっかり締めた優等生なサウンドです。 EDMや打ち込みサウンドなどカッチリしたサウンドとも相性良さげ。 引き続きクリアなサウンドの暁-DAWN。 3.5mmならではの使いやすさと、小気味よさを兼ね備えたグッドな一機です。是非。
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HiByMusic
FC4
¥16500 税込
「そのまま」を活かした名脇役DAC
HibyのドングルDAC、FC4の紹介です。 4.4mmバランスと3.5mmアンバランスの出力を搭載したドングルDACです。 【見た目】 オールメタルのボディで、質感はマット。 落ち着いたブラックのボディに金の印字が高級感を醸し出しています。カッコイイ。 ぱっと見重そうではありますが、本体重量は21.7 gと軽くて取り回しも抜群です。 【サウンド】 楽曲の細部まで見通せる高解像度なサウンドです。 どの帯域もナチュラルな鳴らし方ですが、特に高域の描き分けが得意だなと感じました。 ハイハットの微妙な緩急やギターのジャキっとしたバッキングまでしっかりと再現しています。 とくに味付けは無いですが、低域が前に出る曲はブーミーに、落ち着いた曲はしっとりとそのままの音を鳴らしてくれている印象です。音を劇的に変える!的なサウンドではないので、イヤホンや楽曲自体の良さを底上げしてくれるような名脇役的DACですね。 ボリュームは接続したデバイス側ではなく、FC4本体のボリュームコントロールに依存します。30段階のボリュームがついているので、緻密に好みのボリュームにすることができます。地味ですが嬉しいポイント。大事です。 DACが欲しいんだけど、イヤホンの良さを活かしたい! という方や、楽曲の良さを引き出して欲しい! というニーズにぴったりな1台。是非お試しください。 試聴環境:iPhoneSE+lightning変換 イヤホン:UltimateEars/UE6Pro 試聴楽曲:坂本慎太郎/君はそう決めた 他
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水月雨 (MOONDROP)
暁 - DAWN (USB Type C to 4.4mm)
¥10530 税込
美麗なナチュラルDAC!
DAWN 暁 試聴環境 イヤホン:EAH-TZ700 プレイヤー:iPhoneSE2+変換 楽曲:くるり/ハイウェイ 他 MoonDropから4.4mmバランス出力搭載のドDACアンプが登場しました。 出力は4.4のみ、高性能デコードチップ「CS43131」を 2 基搭載したDACアンプとなっています。 【見た目】 真っ白な円柱のボディが特徴的でサラサラとした触り心地です。 Type-Cのスケルトンなケーブルが直結しており、シンプルかつクールな見た目。 カッコイイです。 ボディ自体の重さはそこまで感じず、取り回しは比較的良い方です。 【サウンド】 4.4mmバランスの特性を活かした、サウンドステージの広い音になっています。 ストリングスやアコギのストロークのニュアンスまでしっかりと描き分けていて 楽曲の細部まで見通すことができます。 何よりクリア。数あるDACアンプの中でも特に美麗で整ったサウンドです。 低域はそこまで押し出しの無いまとまったナチュラルサウンドで、中高域も刺さる事なくちょうど良いバランスです。 4.4mmバランスらしい臨場感が欲しいけどそこまで迫力はいらない……という方にピッタリなのではないでしょうか。 シンプルで取り回しの良い美麗系DACアンプ。是非お試しください。
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SHANLING
UA3
¥15620 税込
AKDAC搭載の便利なポタアン!
Shanlingから新しいUSB DAC「UA3」が登場しました。前モデルのUA2と比べ、筐体が一回り大きくなっていて、ボリュームや再生停止などの物理ボタンが追加されています。 嬉しいポイントとして、真ん中の四角いボタンを2秒以上押す事で接続しているデバイスと独立したUA2自体の音量調整ができるので、細かい音量調整が可能です。 【見た目】 黒いアルミボディでクールな印象です。重さは20g前後で重さは全く感じません。持ち運びにも便利。 【サウンド】 UA2と違いAKDACを採用しているからか、比較的まっすぐ伸びる素直なサウンドです。全体的にややタイト目にまとまっており、特にどの帯域が前に出る、というような音ではなくバランスの良い自然なサウンドです。 UA2が繊細な響きをそのまま忠実に鳴らしているのに対し、余韻や響きをしっかり捉えて分かりやすくクリアに鳴らしている印象。 見通しの良い、痒い所に手が届くような音作り。好きです。 そして、UA3は4.4mm出力端子を搭載しています。嬉しい。4.4mmに接続すると、よりワイドレンジになって音全体の迫力と分離感が増します。まっすぐなサウンドにもっと厚みや解像度が欲しい時に、是非お試しいただきたいです。 見通しの良いクリアなサウンドがお好きな方に、是非お試しいただきたいUSB DACです。 4.4バランスデビューにも是非。 試聴環境:iPhoneSE2 試聴楽曲:スピッツ/夏の魔物 等
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TinHiFi
P1MAX Commemorative Edition
¥28900 税込
深みのあるフラットサウンド!
TinHifiより平面駆動ドライバー搭載の「P1MAX」の紹介です。 【見た目】 筐体は黒いボディに白の幾何学模様をあしらった非常に綺麗な見た目です。 重量感はなく、軽くて耳にフィットしやすい形状をしています。 同メーカーのP1PlusやT2Plusとは違う新しいデザインとなっています。カッコいい。 【サウンド】 フラット系でバランスの良いサウンドです。平面駆動らしいレスポンスの良さで、 立ち上がりが早く、スピード感のある楽曲にもピッタリ。 低域は深いところで鳴っていて、音源全体を下の方でしっかり支えている印象です。 自然な広がりと響きが特徴的で、楽曲ごとに忠実な低音を鳴らしてくれます。 ナチュラル系のサウンドが好きだけど、もう少し低域が鳴ってくれればなあという要望にしっかり応えてくれる感じ。ありがとうございます。 中高域は見通しが良く、抜けが良いです。ハイハットやギターの倍音など、味付けすることなくそのまま鳴っていて音の広がりをしっかり感じることができます。刺さることのない、柔らかめの聴きやすい音作りです。 音場は広めで定位も良いので、楽曲への没入感をしっかり感じることができます。低域の下支えとナチュラルなサウンドで、楽曲の良さを引き出してくれるイヤホンです。原音重視の方に、聴きやすく綺麗なサウンドをお求めの方に是非。 試聴環境:iPhoneSE2、BTR3K 試聴楽曲:OGRE YOU ASSHOLE/ピンホール PelicanFanClub/Dali 等
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iFi-Audio
ZEN Air CAN
¥18700 税込
軽い!安い!良い音!!
iFi Audioより、ZEN Air CANの紹介です。 今回ZEN Airシリーズとして、「DAC」「CAN」「Phono」「Blue」の4つが登場。 その中のアンプとしての機種がZEN Air CANです。 今回の試聴にあたり、同シリーズのZEN Air DACを用いています。 形や大きさは同メーカーのZENシリーズと同じく楕円形のコンパクトにまとまっています。 大きく違う点として、今までのZENシリーズはアルミ削り出しの堅牢なボディではなく、合成ポリマーの軽く丈夫な作りで、カラーは濃い目のグレー。めちゃくちゃ軽いです。持ち運びが楽ちんなので、ご自宅でも出先でもお楽しみ頂けます。 入力は3.5シングルエンドと、2つのRCAの3チャンネル、出力は6.3のアンバランスと4.4のS-Balanced(疑似バランス接続)となっています。非常にシンプルで分かりやすい。初めてのアンプにもってこいです。 ZEN Air DAC単体のサウンドと比べ、より音に厚みが増し太く豊かなサウンドになった印象です。ZEN CANと比べるとこちらの方がスッキリとしていて、真っ直ぐ伸びる印象です。余韻などの響きは少なく、ややドライな感じ。 ZEN Air DACと同じく、空間の表現が得意ですが、こちらの方がより広く見通しの良い印象です。厚みと音の広がりが付随し、楽曲の良さを十二分に引き出してくれます。 さらにはXBass+機能(低音増幅機能)と、XSpace機能(空間増幅機能)が付いています。右端のボタンを1回押すとXBass+、2回でXSpace、3回でXBass+、XSpace両方の特性を得ることができます。楽ちんですね。 XBass+はグッと低音が持ち上がり、XSpaceはさらに空間の広がりを感じることができます。これはライブ音源で試してみて欲しい機能です。お家がライブ会場に。 お手持ちのDACアンプにパワーが欲しいとき、音により厚みが欲しい時にお手軽に解決できちゃうリーズナブルなアンプです。めっちゃ便利。是非。 イヤホン:EAH-TZ700 DAC:ZEN Air DACを使用 試聴楽曲:YogeeNewWaves/Tromi Days NUMBER GIRL/INUZINI(ライブver)
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iFi-Audio
ZEN Air DAC
¥16830 税込
お手軽にZENシリーズのサウンドを!!!
iFi Audioより、ZEN Air DACの紹介です。今回ZEN Airシリーズとして、「DAC」「CAN」「Phono」「Blue」の4つが登場。その中のDACアンプとしての機種がZEN Air DACとなります。 形や大きさは同メーカーのZENシリーズと同じく楕円形のコンパクトにまとまっています。 大きく違う点として、今までのZENシリーズはアルミ削り出しの堅牢なボディではなく、合成ポリマーの軽く丈夫な作りで、カラーは淡い明るめのグレー。個人的にはおもちゃみたいでめちゃくちゃ好みです。見た目や素材でもう買っちゃうやつ。 入力はUSBのデジタル、出力はアンバランス6.3mmと背面のRCA端子のみのシンプル構造です。バランス接続は省かれております。バスパワー駆動も可能なので、お手持ちのPCに繋ぐだけで鳴らすことができちゃいます。 素敵。 肝心のサウンドは、スッキリとしていて抜け感があります。ZEN DACと比べると、音の密度が比較的小さめです。 素材的なところが影響しているのか、音の響きや余韻はそこまで無く、モニターらしいまとまりのあるサウンドだと個人的に感じました。 また、空間の描写に長けており、音像を立体的に捉えてくれます。音の定位をしっかりと再現し、よりクリアに音源を楽しむことができます。 ベースをググっと前に引き出すことができる、XBass+機能もついております。バスドラやベースの響きがウーハーのように鳴り、これまた気持ち良いサウンドです。 お手軽に、リーズナブルに楽しめるDACアンプです。鳴らしにくいイヤホンやヘッドホンもしっかりと鳴らすことができるので、ご自宅のオーディオタイムの向上に、軽くて持ち運びもしやすいので出先でもクリアなサウンドを楽しむことができます!是非。 音源:iPhoneSE2 イヤホン:EAH-TZ700 試聴楽曲:カネコアヤノ/わたしたちへ
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Astell&Kern
A&ultima SP2000T Copper Nickel 【IRV-AK-SP2000T-CN】
¥404980 税込
銀色に光るリミテッドモデル!
Astell&KernのハイエンドDAP、「SP2000T」のリミテッドエディション『A&ultima SP2000T Copper Nickel』が登場しました。 同名モデルのSP2000T OnyxBalckと比べ、銀色のボディがキラッと光る美しい見た目となっております。Copper Nickelとは白銅のことで、100円玉等にも用いられています。身近ですね。 見た目もさることながら、サウンドも前モデルと異なります。こちらのモデルの方が倍音の表現に長けており、中高域の伸びをより感じることができます。ギターのカッティングやドラムのハイハット等よりしゃっきりと鳴っていて、音抜けが良い……! 3つのアンプモードも前モデルと同じく搭載しており、それぞれのモードに明るさが付随した雰囲気を感じました。 特に、TUBE-AMPモードでは、真空管の温かみに歯切れの良さが加わり、柔らかさとキレを感じる、心地よいサウンドになっています。 前モデルのSP2000T OnyxBlackと聴き比べて、違いを味わって欲しい一機です。限定生産ですので、ご購入検討の方はお早めに……! 試聴楽曲:Daftpunk/Get Lucky