スタッフレビュー詳細
力強い?柔らかい⁇
ハウジングプレートがシックにキラキラと輝く、おしゃれカッコいいデザインのイヤホン。音質からレビューします。
力強さを保ちながら、聴き心地の良い柔らかさを兼ね備えた機種。ダイナミックドライバーらしい各音の押し出しをしっかりと感じさせながらも、鋭さや角の立ちはありません。また、分離感はほどよくといったところで特別分離感が高いタイプではないものの、柔らかさがあるためか抜け感が良い印象です。
サウンドを別の物に例えるならば、メロンソーダのようなイメージです。炭酸の刺激(迫力)とクリームの甘み(柔らかさ)のように、とてもいい塩梅のサウンドだと思いました。
また、装着感については、qdc (キューディーシー) SUPERIORが少し大きく感じる私の耳でもピッタリと装着でき、痛みを感じないサイズでした。
全体を通してこの価格帯でこのクオリティの高さにはとても驚きです。初めての有線イヤホン選びに悩まれている方にはもちろんおすすめですが、「ミドル帯のイヤホンを既にお持ちの方にも1度ご試聴いただければ……!」と思える機種でした。
試聴楽曲
Nujabes/Feather
結束バンド/光の中へ
凛として時雨/Beautiful Circus
キタニタツヤ/青のすみか
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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かやちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
TRUTHEAR
ZERO 初
¥6930 税込
圧倒的なサウンドステージ!はじめてのリスニング・ゲーム用イヤホンに!
・外観と装着感 深海を彷彿とさせるような深い青色がグラデーションになっていて、とても綺麗です。イヤホン本体には若干重さを感じるものの、耳に合わせやすい形状なので負担が少ないです。 ・音 分離感と空気感の描写が非常に良く、圧巻のサウンドステージです。FPSで必要な細かな音を表現する能力と空間表現力を持ち合わせているため、それらのゲームをプレイする方には特におすすめできます。また、RPGなどのゲームの世界の音を上手く鳴らしてくれるので、FPSに限らずその他のゲームジャンルにも合わせやすいと思います。 まとまりのある厚みを感じる低音と、角のとれた優しい中高音に加えて、全体的に明瞭感があり曇った印象は受けませんでした。 店頭で実際に装着感や音の確認ができます。機会がありましたら是非お越しくださいませ!
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じりー
@e☆イヤホン仙台駅前店
TRUTHEAR
ZERO 初
¥6930 税込
この価格帯でこの音は聴きごたえがあると思いました!
どっしりと構えている低音域と、しっかり聴けるものの主張しすぎないボーカルのバランスがちょうどよく、高域はシャリつくことなく鳴ってくれます。 分離感に関しては程よいので、バンドもので楽器の音色を聴くというよりもEDM寄りな打ち込み系の楽曲の方が相性が良いように感じました。 また、軽量な材質で作成されているため、装着感も自然でした。さらに、0.78mm2Pinコネクタでリケーブルできるのが嬉しいポイント。 価格はお求めやすいエントリー帯なので、初めてリケーブルできるイヤホンに挑戦されたいという方にもおすすめしたい製品です。 試聴環境 iPhone14Pro / Apple music 試聴曲 新時代-Ado エジソン-水曜日のカンパネラ Hit Me-DIRTY LOOPS ミュージック-サカナクション 掌で踊る-そこに鳴る
このスタッフの他のレビュー
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マルフォイ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
HIFIMAN
ANANDA NANO
¥99550 税込
細かい表現力の高さが魅力的!
「開放型ヘッドホンが好きな人は絶対聴くべき⁉」そんな機種を前作「HIFIMAN ANANDA」と比較して試聴してみました。 開放型らしい空間の広さに、細かいディティールの表現とキレがとにかく印象的で、明るい感じです。キレが強い分、伸びや余韻はANANDAに比べてやや減ってしまっているように感じましたが、シンバルの細かい揺れや弦の揺れの表現など、試聴していて「おっ! いいねっ!」となる瞬間が多かったです。 細かさとキレなら「ANANDA NANO」、余韻なら「ANANDA」 。どちらの方が音質がいいかではなく、どちらも違った魅力があるように感じます。 装着感に関しては、今作の方が側圧が少しだけ強く感じました。痛みに繋がるほど強いわけではなく、着け心地は良好です。 前作と比較してかなり音が変化しているように思います。細かくキレのあるサウンドがお好みの方はぜひ、ご試聴してみてはいかがでしょうか。 試聴環境:HIFIMAN EF400 比較対象:ANANDA 試聴楽曲:キタニタツヤ/青のすみか 結束バンド/星座になれたら Lyn/WakeUp,GetUp,GetOutThere
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マルフォイ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
e☆イヤホン
CRAZY RACCOON EARPHONE
¥8580 税込
イヤホンでゲームを始めてみよう!
eスポーツチーム「Crazy Raccoon」とe☆イヤホンのコラボレーション商品。CR所属メンバーがFPSに最適なチューニングを監修しています。 FPSゲーム向けにサウンドをチューニングされている事もあり、低域と中域の押し出しを強く感じました。小さな筐体ではありますが、存分に迫力を楽しめます。 そして、ゲーミングイヤホンの中でも特に重要視されるであろう定位感。実際のゲームで試聴してみると、音の鳴る方向を捉えやすかったです。その中でも特に左右前後の定位感がよく感じました。 パソコン直接差し込みでの使用でも優秀であるものの、オーディオ用アンプに接続して使用するとさらに空間の表現が広がり、上下の定位もよくなりました。既にゲーミングアンプやオーディオアンプをお持ちの方は、合わせて使用してみるのも良いかもしれません。 続いては音楽鑑賞で使用した際の感想です。中域の距離感が近く、ボーカルの存在を強く感じました。ボーカル主体の楽曲や中低域をメインにしたノリの良い楽曲と合わせるのが良かったです。 最後にゲーム実況動画で試してみました。中域の距離感が近いということもあり、配信者の声がしっかりと聴こえました。思っていた以上に配信系動画との相性が良かったです。 全体を通して、ゲーム用イヤホンとしてのクオリティはとても高く感じました。音楽や動画視聴でも活躍してくれる製品だと思いますので、ゲーミングイヤホンにお悩みの方はぜひ、試していただきたい機種です。 試聴ゲーム APEX/VALORANT 試聴環境 PC
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マルフォイ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
ORIVETI
OH700VB
¥99000 税込
チューニングスイッチを搭載‼
チューニング変更用スイッチをハウジングに搭載し、2種類のサウンドを楽しめる「OH700VB」。スイッチは上下に切り替えでき、今回はそれぞれのスイッチの比較を交えてレビューします。 【スイッチ上】 各帯域がバランス良くなりながら、量感の多い濃いめのサウンドに感じます。下のスイッチに比べてやや中高域の聴き心地が良く、少しだけスッキリとした印象です。 また、弦楽器などの音のキレもこちらのスイッチのほうが良く感じました。女性ボーカルの楽曲や、煌びやかな楽曲との相性が良かったです。 【スイッチ下】 こちらのスイッチも上と同様に、量感の多い濃いめのサウンドです。もとより低域の量感が多くありながら、下のスイッチにするとさらに量感が増した印象です。楽曲によっては“ブリンブリンッ”と迫力のある低域が楽しめるため、勢いのある楽曲や低域が主体の楽曲と相性抜群です。 それぞれのスイッチを比較してみたところ、どちらのスイッチでも各帯域のバランスは上手く保たれています。綺麗めに聴きたいときや迫力を楽しみたいときなど、その時の気分で切り替えて楽しめる良いイヤホンだと思いました。 ぜひご試聴の際はそれぞれのスイッチを比較して聴いてみてください。 ※量感イメージはスイッチを上にした時で評価しています。 試聴楽曲 kroi/Hyper 結束バンド/星座になれたら ハッカードル/Touch Tap Baby ZEDD/The Middle ヨルシカ/斜陽 ひとひら/風船
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マルフォイ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
FIIO
KA13
Black
¥12545 税込
男心くすぐるデザインがかっこいい!
お手頃でお手軽に音質の向上が見込めるスティックDAC、FIIO「KA13」。普段から使用しているSHURE「SE846」とELECOMのスティックDACの組み合わせと比較してみました。 試聴した第一印象は、音の曇りがなく、見晴らしが良くなったように感じます。シャキっとした角のある音が少しマイルドになり、耳当たりがよくなりました。 低域はELECOMのスティックDACに比べて、厚みとアタック感が強い印象です。重くなったというよりも、さらにクッキリとしたことによる存在感の向上からくるものだと思います。重低音まではいかないものの、個人的にEDM系楽曲と合わせて聴くのが一番好みです。 エントリー帯のスティックDACをご検討中の方は、ぜひ一度試聴してみてください。 試聴楽曲 kroi/Hyper 舐達麻/FEEL OR BEEF BADPOP IS DEAD ハッカードル/Touch Tap Baby ZEDD/The Middle