スタッフレビュー詳細
いい音を長時間でも快適に!
・インナーイヤーの軽い着け心地
・抜けの良い爽やかなサウンド
・広く響いていく低域
上記の中に気になるものがあった方にオススメの製品、それが FiiO (フィーオ)「FF5」です!
装着感はインナーイヤー型ならではの自然なフィット感と開放感です。疲れにくく軽い着け心地で、耳に引っ掛けているだけのようにも感じるほど負担がなく安定感もあり、長時間の使用でも疲れにくいと感じました。
また、同社のFF3にも付属していたスポンジカバーに加え、FF5にはよりフィット感を向上するためのシリコン製リングが付属しています。お好みに合わせてフィット感を調整できるのは、インナーイヤー型イヤホンユーザーにとっては非常に嬉しいポイントだと思います。
音質に関しては、音がこもる感じが一切ない爽やかなサウンドでありながらも、豊富な情報量が印象的でした。
低域に関しては、過度な重たさや圧力はなく、全体に馴染むようなサウンドです。迫力のあるサウンドではありませんが、耳から頭に広く広がっていくような感覚で、聴きごたえはしっかりと感じられます。
中域に関してはボーカルの輪郭がハッキリしたサウンドが特徴的でした。抜けの良さはありつつも真っ直ぐなサウンドなので、言葉の一つ一つが聞き取りやすい印象でした。
高域に関しては、ほかの帯域とバランスを取りながら細かい音までしっかりと表現されており、後味のスッキリとした余韻まで楽しめるサウンドです。
音の抜けは良くても欲しい音は抜けていかず、長時間快適に音楽を楽しめるイヤホンです。聴き疲れしにくいイヤホンをお求めの方、インナーイヤー型イヤホンをお探しの方はぜひ一度お試しください!
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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かく
@e☆イヤホン仙台駅前店
FiiO
FF5 Black 【FIO-IEM-FF5-B】
¥23100 税込
豊かな中域が癖になるインナーイヤー型イヤホン
2022年9月に発売された『FiiO FF3』の上位機種です。もともと豊富だった付属品にシリコンリングが加わり、さらに自分好みにカスタマイズができます。 音の方は豊かな中域が印象的で、FF3よりもさらに聴きごたえのあるサウンドです。インナーイヤー型のメリットである音の広がりや抜け感は最大限に活かしながら、リスニングの楽しさもしっかりと味わえます。気持ちよく豊かに鳴る中域は女性ボーカルの歌声との相性が良いと思います。 全体的な重心は低めで、付属のスポンジカバーを付けるとさらに低域に寄っていきます。個人的には音質の変化が控えめで、耳へのフィット感が増すシリコンリングがお気に入りでした。耳に触れる縁の部分だけを覆うシリコンリングですが、それだけでも適度に低域を持ち上げてくれるのでおすすめです。 女性ボーカルをよく聴く方や、カスタマイズで色々付け替えて試すのが好きな方にはぜひ手にとっていただきたいイヤホンです。どうぞお試しください!
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ライト
@e☆イヤホン 秋葉原店
FiiO
FF5 Black 【FIO-IEM-FF5-B】
¥23100 税込
カスタマイズてんこ盛りインナーイヤー型イヤホン
本体の見た目はブルーグレイのような色で、シックな印象です。本体自体の重さは軽く、耳に入れてる感覚がなく快適でした。長時間聴いてると耳が痛い......なんてお悩みとおさらばできるかもしれません。 製品のポイントは付属品の多さです! 3.5mm/4.4mm交換式プラグ、シリコンリング(Mサイズ/Lサイズ)スポンジカバー(低域重視/バランス重視/高域重視)加えてリケーブル対応でカスタマイズし放題です! イヤーピースもなく、リケーブル製品が少ないイメージを覆してくれるインナーイヤー型ではないでしょうか! 【音質】 今回は3.5mmプラグを使い、付属のスポンジカバーやシリコンカバーでの変化も書いていきたいと思います。 まずは何もない状態の印象はガラスのようなクリアな音だと感じました。バランスが整っており、どこかの音が強く感じたりはしませんでした。インナーイヤーの強みでもある音の抜け感があることで、高い音が刺さる感覚がなく、とにかく聴きやすいです。低音はアタック強めでタイトな印象です。 ◎低域重視スポンジカバー 密着感があがりました。つけなくても充分なフィット感がありますが、スポンジがなかった時の隙間が埋まってる感覚があります。音も低音重視という名前の通り、低音の距離が近づきます。迫力があがり、高い音も少しマイルドになりました。 ◎バランス重視スポンジカバー フィット感は上記の低音重視スポンジカバーと大差ありませんでした。しかし、同じフィット感なのに、低音重視スポンジカバーと比べ、低音が少しあっさりしていました。高音のマイルドな感じはそのままです。何もつけていないときと比べ、音が抜けにくく、ボーカルが一歩手前に感じました。 ◎高音重視 二つのスポンジと違い、真ん中に穴があいてるので、フィット感が上の二つのスポンジよりもすこし軽い感じがしました。音のバランスはバランス重視スポンジカバーの時に近いのですが、スポンジの中で一番高音の伸びがよく、音が明るくなったように感じました。低音は一歩引いている印象です。 ◎シリコンリング 個人的には一番好きなフィット感でした。スポンジカバーのようなもさもさ感がなく、適度なグリップを感じられました。何もついてない状態と比べ、音のバランスに大きい変化は感じませんでしたが、密着感が上がったおかげか、細かい音まで感じられるようになり、艶っぽさもプラスされました。 このシリコンリングがとても好きな音だったので、4.4mmにして聴いてみました!! 音の圧力が上がり、距離がさらに近づいたので、シリコンリングで感じた艶っぽさを更に耳元で感じられました。今回試聴した楽曲ではボーカルの息遣いや曲中にこっそりあるSEなどをしっかり感じ取ることができました。 今回は標準的な3.5mmでいろいろスポンジカバーを付け替えましたが、4.4mmがお試しできる環境の方は是非4.4mmで聴いてみてほしいです。同じスポンジでも変化に驚いていただけるはず......! 音のバランスがよく、いろんな音楽に合わせられる万能くんなので、いろんな方におすすめしたいです! インナーイヤーなのに、様々なフィット感や音質で楽しめるので、飽きやすい方にもとってもおすすめです! 【試聴環境】iPhone12mini+SHANLING UP5 【試聴楽曲】ダーリン/須田景凪 血流/yama
このスタッフの他のレビュー
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
beyerdynamic
Xelento 2nd generation
Remote
¥178000 税込
重厚感のある力強さと繊細さの共存
・パンチの効いた重心が低く聴きごたえ抜群のサウンド ・聴けば聴くほど音に惹き込まれる ・音の細かい描写まで丁寧に表現 上記の中に気になるものがあった方にオススメの製品、それがbeyerdynamic (ベイヤーダイナミック)「Xelento 2nd generation」です! 「Xelento 2nd generation」には、4.4mmバランスケーブルが付属する「Remote」と、リモートコントロール付Bluetoothレシーバー(左右一体型ワイヤレスイヤホンのように首にかけて使用)が付属する「Wireless」の2タイプがあります。 「有線でバランス接続も楽しみたい」という方は「Remote」、「有線でもワイヤレスでも楽しみたい」という方は「Wireless」といったように、お好みや使用環境に合わせてお選びいただけます。 イヤホン本体はかなり小さめで、スッポリと耳に収まります。女性や耳の小さな方でも快適にお使いいただける印象です。負担を感じる重さはなく、2〜3時間ほど着けていても疲れや痛みは出なかったので長時間の使用に適していると思います。 付属のイヤーピースのバリエーションが豊富な点もこのイヤホンの魅力です。私は普段シリコンタイプのSサイズを使用していますが、付属のイヤーピースの中ではMサイズのシリコンタイプが高い遮音性が得られ、低域の漏れもないベストなサイズでした。 シリコンタイプとフォームタイプだけでなく、様々なサイズのイヤーピースが付属しているので、どのタイプ・サイズがご自身に合うか一度お試しいただくことをおすすめします。 音質に関しては前述の通り、重心が低く聴きごたえ抜群のサウンドが印象的でした。低域の量感が強く、パンチの効いた音で迫力と臨場感があります。 低域の印象がかなり強く残りますが、決してパワフルなだけのサウンドではありません。細かいビブラートの表現や指を鳴らした際の響き、弦の震えなどの細かい表現も丁寧に表現されています。 聴きごたえのあるサウンドと表現力の高さも相まって、聴けば聴くほどハマっていく魅力的な音がこのイヤホンの真骨頂だと感じました。 以上のサウンド傾向からロックなどの激しい曲とも、アコースティックとも抜群に相性が良いと思います。ジャンル問わず音楽を聴くことが好きな方、迫力のあるサウンドがお好みの方、いつまでも聴いていたくなるサウンドを味わいたい方はぜひ一度お試しください! 【試聴楽曲】 HYDE / DEFEAT L'Arc〜en〜Ciel / ROUTE 666 MIYAVI / Bang! milet / inside you
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
Acoustune
AEX70
XSサイズ / 2ペア
¥1580 税込
まるで身体の一部かのように溶け込む装着感
Acoustune 「AEX70」はイヤホンの音の特徴を、サウンド傾向は変えずにもうひと回り強調してくれるイヤーピースです。 やわらかく、少しプニプニとした感触でついつい触っていたくなるこちらのイヤーピース、装着感が非常に良いんです。 最初は少しグリップ感が強く、安定感はあるけど長時間の使用だとかゆみや疲れが出るかな?という感覚でした。ですが装着して5分と経たずにそのイメージは一転しました。かゆみや聴き疲れ、異物感などは一切感じず、まるで耳の一部であるかのように優しく馴染んでくれます。普段はfinal 「Eタイプ」のSサイズのイヤーピースを使用していますが、「AEX70」はMサイズがフィット感や遮音性が高く、低域の漏れもないジャストなサイズでした。 音に関しては、驚いたと同時に感動を覚えました。このイヤーピース独特の癖や不自然さは一切なく、使うイヤホンのサウンド傾向はそのままで、低域が強いイヤホンは低域の厚みや迫力が一回り増し、高域が特徴的なイヤホンは、少し高域の伸びが増す印象でした。 高域が少し刺さるようなイヤホンが好みの私にとっては、程よく高域にアクセントを加えてくれる、まさに痒い所に手が届くイヤーピースです。 ・今お使いのイヤホンの音の傾向は変えずにもう一押しアクセントを加えたい方 ・イヤホンのフィット感でお悩みの方 ・新しいイヤーピースをご検討中の方 そんな方々にも自信を持ってお勧めできる製品です!ぜひお試しください!
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
SONY
NW-ZX707 C
¥94918 税込
まさに“良いプレイヤー”
・表現が丁寧で情報量が豊富なサウンド ・聴き取りやすく高解像度のボーカル ・持ち運びの負担が少ない重量とサイズ感 上記の中に気になるものがあった方、必見(必聴)です! ソニーのフラグシップモデルである「NW-WM1AM2」を彷彿とさせるデザインはスタイリッシュでクールな印象です。黒の筐体に金色のイヤホンジャックのフレーム部分と背部にある「WALKMAN」のロゴが非常に良く映えています。 しっかりと所有欲を満たしてくれるデザインは、個人的にプレイヤーを選ぶうえで重要なポイントだと思います。 「NW-ZX707」を語るうえで欠かせないのが、持ち運びに適した軽さです。この高級感、重厚感のある外観とは裏腹に、持ち運びしやすい軽さとサイズ感です。家でも出先でも音楽を楽しみたい方、毎日の相棒として利用される方には非常にうれしいポイントですね。 音については、まるで雲一つない青空のように鮮明なサウンドが印象的でした。音の緩急がハッキリしており、分離感も良く、表現が非常に丁寧です。「NW-ZX507」と比較すると、一音一音の表現の細かさと、中域の量感、解像度の高さが増していると感じました。 低域に関しては余韻の広がりや響きが良く、解像度の高い音です。音圧は強い部類ではなく強すぎない聴きごたえのある音を感じつつも、スッキリと聴ける楽しいサウンドです。 中域に関しては、圧倒的な臨場感と歪みのない芯の通ったボーカルが特徴的です。ボーカルの距離はかなり近く感じました。息遣いやリップ音の表現も丁寧で、リアリティのあるサウンドを楽しめます。分離感の高さのおかげで言葉の一つ一つが聴き取りやすかったです。 高域に関しては他の帯域とバランスをとりつつ、しっかりと細かい部分まで表現されていました。刺さる箇所は一切なく、スッキリとしたまっすぐなサウンド傾向です。 4.4mm接続では、音の広がりや分離感の良さ、解像度の高さがより際立つ印象です。全体の印象としては情報量が豊富でノイズや歪みがなく、高解像度で満足度の高い音を味わえる、弱点の見当たらないサウンドだと感じました。 上記のような音の良さ、利便性に優れている点や、私のレビューではご紹介しきれていない機能も盛りだくさんで、とても“良いプレイヤー”だと思います。プレイヤーをお求めの方、少しでも「NW-ZX707」が気になっている方はぜひ一度お試しください!
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
beyerdynamic
T1 3rd generation
¥139800 税込
隙のないサウンド
・開放型ヘッドホンならではの抜けのいい音 ・フラットなサウンドで聴き疲れしにくい ・一音一音の表現力が高く、情報量が豊富 上記の中に気になるものがあった方にオススメの製品、それがbeyerdynamic (ベイヤーダイナミック)「T1 3rd generation」です! 外観は洗練されたシックなデザインで、一切の無駄がなく気品を感じます。 イヤーパッドはベロア生地で肌触りが良く、ふかふかのクッションに包み込まれるような着け心地です。ハウジングはやや大きめですが、負担を感じるほどの重たさはありません。側圧に関しては程よいホールド感で、ズレにくく安定感があります。 音質に関しては、低域から高域までバランスの良いフラットなサウンドです。開放型ならではの音抜けの良さもあり、聴き疲れしにくい爽やかな音の印象でした。 強弱や前後の差がほとんどないフラットなサウンドですが、ほかの帯域と比較して中域が少し前に出ている印象です。解像度が高くボーカルの輪郭がハッキリしており声が聞きとりやすく、ギターの音も小気味良く響いています。 低域に関しては深くやわらかい音の印象で、心地良い響きがまっすぐ耳を駆け抜けていくイメージです。また、高域については他の帯域に馴染むように自然なサウンドで、刺さらずきれいに鳴っていました。 音の距離に関しては程よい距離感を保っている感覚です。一歩引いたところから、音の輪郭や全体に響き渡っている感覚でした。 表現力が高く、音の粒が繊細でありながらも音場が広いため、圧倒的な情報量で音楽を楽しめます。 以上のサウンド傾向から、楽曲を選ばず様々なジャンルで活躍できる高いポテンシャルを有するヘッドホンだと思いました。様々なジャンルの音楽を聴く方、一味違う上質なリスニング体験を味わいたい方はぜひ一度お試しください! 【試聴楽曲】 HYDE / DEFEAT L'Arc〜en〜Ciel / ROUTE 666 MIYAVI / Bang! milet / inside you