スタッフレビュー詳細
楽曲の美味しい所を教えてくれるソムリエ
final A5000は「クリアで見通しの良い音」と「柔らかくて扱いやすいケーブル」が特徴的な有線イヤホンです。
イヤホン本体はZE8000やZE3000を彷彿とさせるシボ塗装の様な加工がされています。また、薄型軽量で耳への収まりはとても良好でした。
音質は、やや重心が低めのバランス型という印象でした。ボーカルからやや下の中低音域にかけての帯域の量感を感じ、それらがしっかりと土台を固めて安定感のあるサウンドを奏でてくれます。中高音域から高音域に関しても物足りなさはなく、微細な音までしっかりと表現されていました。
特にハンドクラップの様な効果音やオルゴールの表現が素晴らしかったです。高音域の抜けが良く、中低音域よりも下の低音はタイトな印象で、全体的にはクリアでさっぱり目な印象を受けました。
レビュー下部に記載している楽曲以外にも様々な楽曲を試聴しましたが、音源の特徴をそのまま奏でてくれる印象です。余計な味付けをされている印象が無いため、どのジャンルの楽曲を聴いても納得できるバランスで聴かせてくれました。
音質の良い音源では1つ1つの音の良さを再認識させてくれる一方で、音質の良くない音源では粗をそのまま表現してしまう印象で、やや高音域の刺さりが気になりました。試聴の際にはぜひDAPやUSB DACなどを使用して、ロスレス音源を試聴していただくことをオススメします。
付属のケーブルの取り回しの良さも注目ポイントです。BシリーズやA8000のケーブルと比較すると圧倒的に柔らかい素材で作られています。8芯でしっかりと編み込まれているため、ほどける心配もしなくて大丈夫だと思われます。
音のクセが少なく、取り回しの良いイヤホンで、常に持ち運びたいと思えるイヤホンです。是非店頭にてご試聴ください!
試聴環境
iPhone 14 Pro→Earstudio ES100→final A5000
試聴楽曲
レトロな少女 - 真夏のクリームソーダ
吉田凜音 - ASH
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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ぴょん
@e☆イヤホン仙台駅前店
final
A5000 【FI-A5DPLD】
¥32800 税込
finalシリーズの最新機種登場!
finalからA8000のノウハウを受け継いだA5000が登場しました。 見た目はいつものfinalシリーズ同様、樹脂で出来ておりザラザラとした触り心地で汚れにも強いです。さらに全体の重さはなんと28gととても軽いです。 装着感はイヤモニのようでとてもよくフィットしていて、装着後もつけてる感じは全くなく気になりません。 音質はとてもクリアで解像度も高い。そんなイメージです。ボーカルと楽器が分かれているような感じでどちらの音もしっかり聴きとる事が出来ます。 音域は中低域を中心に迫力があり、それに加えて細かい音の表現力もあるという印象でした。アップテンポやバンドサウンドがとてもぴったりだと感じましたが、全体の音のバランスが良いのでどんな曲でもクオリティの高い音を出してくれると思います。 『いつも聴いている音楽を高クオリティで聴きたい。でも使いやすさも欲しい。』そんな方にぴったりな商品です。 店頭でお試しいただけますので是非お試しください。 試聴環境:iPhone13 試聴イヤホン:A5000【FI-A5DPLD】 試聴楽曲:米津玄師 / KICK BACK 結束バンド / 青春コンプレックス 和ぬか / 絶頂讃歌 XSOLEIL / HOLD IT DOWN
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あさやん
@e☆イヤホン 秋葉原店
final
A5000 【FI-A5DPLD】
¥32800 税込
手を伸ばせばどの音にも届く。トランスペアレントな音をあなたに
final社より人気を博しているA3000、A4000に続くナンバリングのイヤホンが登場しました! ABS樹脂製の筐体はブラックにまとめられています。イヤホン本体とケーブルをあわせても非常に軽量です。 新設計のソフトシルバーコートケーブルはその名の通り非常に柔らかく、自重で耳周りにピッタリと落ち着いてくれるため個人的には装着感も良好でした。試聴している限りタッチノイズが気になることはありませんでした。 音質については、メロディーラインが綺麗に押し出されており、ポップスを始め様々な楽曲においてその表現を素直に受け取れると感じました。楽器隊に重きを置きつつ、声も解像度高く聴き取れます。 バスドラムやタムの音は膜の震えをも感じ取れるようなリアルな質感で、十分な量感を持って響くため楽曲全体に飲み込まれるような没入感を感じられました。中低域を軸に奥行きを感じられ、遠くにある音まですっと届く見通しの良さがあると思います。 いつもの曲をアップグレードしてくれるので普段使いのお供にオススメです。 iPhone 13 Pro Max SUM41 「Still Waiting」 ASIAN KUNG-FU GENERATION 「アフターダーク」 WurtS 「Talking Box (Dirty Pop Remix)」
このスタッフの他のレビュー
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わか
@e☆イヤホン
HiByMusic
R3 II
Black
¥32000 税込
程よい小ささのポータブルオーディオプレイヤー
HiByMusic「R3 II」は、持ち運びに最適なポータブルオーディオプレイヤー(DAP)です。 【ポイント】 ・手の中に収まるサイズで4.4mmバランス接続対応 ・スマートフォンだけでは味わえない力強いサウンド 【手に持った印象】 レビューしている2023年10月時点で販売している同社の小型DAP「R2 II」と比較すると横幅がやや細く、縦が長くなっています。個人的には、横幅が細い本商品の方が手で持った際に握りやすく、使いやすいと感じました。 【操作感】 スワイプやタップといったひと通りの操作を行いましたがサクサクと動作し、挙動に関して重さや追従の悪さを感じませんでした。また、側面にボリュームと3つの物理ボタンが配置されており、物理ボタンが「1+2」の2つに分かれているため、ポケットやカバンから本体を取り出さずに指の感覚だけで操作しやすいように設計されています。 小型DAPは液晶も小型化することでタップの判定がシビアになりがちですが、本商品は液晶が小さすぎず想定通りの動作をしてくれ、ストレスなく操作ができました。 その他、個人的に嬉しく感じたポイントは、画面の回転機能が搭載しているという点です。デフォルトでは本体の下側に充電やイヤホンの端子が配置されていますが、この機能を使用することで上下を逆転させられます。(レビューの画像は画面を180度回転させています) 【音の印象】 スマートフォンに有線イヤホンを直挿しした場合と比較して、力強さを感じられるサウンドです。音の輪郭が明確になり、ワンランク上の音楽体験ができます。 手に馴染む大きさと形状で、毎日持ち運びたいと思えるDAPでした。是非お試しください! 試聴環境 HiByMusic R3 II→SHURE SE315 試聴楽曲 三月のパンタシア - 逆さまのLady 三月のパンタシア - 恋はキライだ
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わか
@e☆イヤホン
FIIO
KA17
Blue
¥25343 税込
中低音の聴きごたえが増すスティック型DAC
【ポイント】 ・土台のしっかりとしたパワフルなサウンド ・給電用端子を搭載。パワーが必要なヘッドホンも駆動できる 【音の印象】※バスパワー駆動でレビューを行っています。 ボーカルのやや下あたりの帯域から低音域にかけての力強さを感じるサウンドが特徴的でした。音楽の土台となる部分がしっかりと表現されており、定位感も優れています。音場は広く感じる一方で、低音域やボーカルはやや近めに配置されています。 【機能面】 iPhone14 Proに接続した際には、スマートフォン本体のボリュームがmaxで固定され、KA17でのみボリューム調節が可能でした。120段階で調節でき、かなり細かな調整が利きます。 また、給電用のUSB Type-C端子が搭載されており、自宅で駆動力が必要なヘッドホンを使用する際にも積極的に使用していける点も高ポイントです。 ひとつだけ注意点として、本商品にはiPhone14以前のLightning端子採用モデルに接続するためのケーブルが付属していません。Lightning to USB-Cケーブルをお持ちでない方は別途購入が必要です。 【まとめ】 ゲーム機で使用可能なUAC1.0もサポートしており、日常の様々な場面の音を良くしてくれるスティック型DACです。是非お試しください! 【試聴環境】 iPhone 14 Pro→FIIO KA17(FIIO LT-LT1にて接続)→SHURE SE315(4.4mm接続) 【試聴楽曲】 赤い公園 - pray (G)I-DLE - MY BAG
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わか
@e☆イヤホン
beyerdynamic
Xelento 2nd generation
Remote
¥217800 税込
有線でも無線でも”エクセレント”な体験を
beyerdynamic「Xelento remote 2nd generation / Xelento Wireless 2nd generation」は、重心の低いサウンドを存分に楽しめるイヤホンです。 【オススメポイント】 ・厚みがあり、ふくよかな低音を楽しめるイヤホン ・有線接続時に引けを取らない迫力のサウンドを楽しめるワイヤレスケーブル(Xelento Wirelessにのみ付属) まずは見た目から。形状は旧モデルと似ています。旧モデルでは銀色の筐体に黒のフェイスプレートが埋め込まれていましたが、第2世代ではフェイスプレート部分も銀色で、Astell&Kernとのコラボモデルである「AK T9iE」に似ている印象です。 ノズル部分に関しても旧モデルと同様に楕円型を採用しています。付属のシリコンイヤーピースが7サイズ用意されているため、耳に合うイヤーピースがないという状況にはなりにくいと思いますが、別途イヤーピースを購入する際には装着可能か確認が必要です。 使用するイヤーピースに関しては、やや大きめをお試しいただくことをオススメします。小さめのイヤーピースを使用した際には、Xelento remoteの特徴的な低音域が抜けてしまう印象でした。e☆イヤホン店頭での試聴の際にはスタッフにお声がけいただければ、イヤーピースのサイズ変更も可能です。 試聴は、まず有線接続から行いました。全体的な音のイメージは中低音域以下の量感をハッキリと感じる重めなサウンドだと感じました。厚みがあり、ふくよかな低音を楽しめます。ボーカル域に関しては、やや近めで息遣いまでしっかりと聴かせてくれます。高音域はやや控えめな印象で、ボーカルのサ行や高音域の刺さりは感じませんでした。 ワイヤレスケーブルに変更すると有線接続時と比較して、やや低音域の量感が減り、それに伴い高音域の量感が増えたように感じますが、全体的な音の印象は有線接続時とさほど変わりませんでした。 「エンハンスメントモード」を使用することで、有線接続時とワイヤレス接続時の音質面での差はさらに縮まります。エンハンスメントモードOFF時と比較すると、ON時は低音の質や量感がかなり有線接続時に近づく印象です。ボタン1つでON/OFFの切り替えが可能ですので、是非聴き比べしてみてください。 「サウンドパーソナライゼーション機能」に対応している点は、ワイヤレスケーブル時のみの有線接続時にはないメリットと言えます。同社の完全ワイヤレスイヤホン「Free BYRD」と同様に、専用アプリで健康診断の際に行うような高音域の聴覚テストを行うことで、音のバランスを自動的に調整してくれます。 なお、先に「Free BYRD」で測定したプロファイルをそのまま適用してくれたため、今回のレビューでは測定不要でした。 サウンドパーソナライゼーション機能による音の変化もFree BYRDと同様な印象で、見通しが良くなり立体的な広がりをより感じるサウンドに変化しました。 旧モデルユーザーの方はもちろんのこと、今までXelento remoteという名前は聞いたことがあるけど、試聴したことはないという方も是非試してみてください! 試聴環境 【有線接続時】 iPhone 14 Pro→Earstudio ES100→beyerdynamic Xelento remote 2nd generation 【ワイヤレス接続時】 iPhone 14 Pro→beyerdynamic Xelento Wireless 2nd generation 試聴楽曲 4s4ki - BOUNCE DANCE NewJeans - OMG
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わか
@e☆イヤホン
FIIO
K9 Pro ESS 【FIO-K9PROESS-B】
¥142566 税込
1台で何でもできる。美音系全部載せ据置DACアンプ
「FiiO K9 Pro ESS」は繊細かつパワフルな音が特徴のFiiOのフラグシップモデルです。 低音域から高音域まで、全ての帯域で1つ1つの音を明確に聴き分けられるほどの音の正確さに驚きました。低音域に関しては、しっかりと出ているもののタイトに引き締まった音で、まるで1つ1つのピースがハマっていくかのような正確さを感じました。 中音域に関しては、まさに原音を忠実に再現しているという印象でした。ボーカルが近めに配置されている音源の、ボーカリストの細かな息遣いや空気の震えまで再現されており、とても生々しさを感じました。 高音域に関しても正確無比な印象は変わらず、とても小さい音まで再現しており、「聞こえなかった音が聞こえる」という体験を久しぶりに味わいました。 全体を通しては、少し広めの音場で、低音域のパワフルさをしっかりと感じつつも、スッキリとした高音域とのマッチが絶妙なバランスのアンプでした。 機能面に関しては、豊富な入出力が魅力的です。デジタル、アナログの入出力に加えてBluetoothの受信が可能です。 個人的な機能面の「推しポイント」は横置きにした際に本体右側手前に1つだけあるUSB-C端子です。 据置として、パソコンなどと接続している状態のまま、スマートフォンを簡単に接続できるのは、現代の生活に非常にマッチしていると思います。 注意点があるとすれば、ヘッドホン出力に、3.5mmアンバランス接続が存在していないという点ですが、付属品に変換アダプターが同梱されているため、別途の購入は不要です。 今回のレビューではBluetooth機能は使用しませんでしたが、現在の主要コーデックを網羅しており、「無線で高音質」体験ももちろん可能です。 高機能高音質なアンプにも関わらず、かなりコンパクトに収まっているため、机の隅に置いて使用するスタイルにピッタリだと思います! 是非ご試聴ください! 試聴環境 iPhone 11(Lightning - USBカメラアダプタ使用)→ FiiO K9 Pro ESS→AAW ASH(カスタムIEM)