スタッフレビュー詳細
上品さと利便性がこの手の中に!
【音質について】
音の傾向としてはウォームかつマイルドで、なかでもボーカルが耳元に近く、細かな余韻などにもしっかりとフォーカスがあてられており、ぼやけることなく鼓膜に届きます。
また少しハスキーさと生っぽさがあり、相性の良さそうなジャンルとしては「アコースティック系・JAZZ・エレクトロジャズ」などが挙げられます。
全体的に刺さりが少なく、優しい音づくりのため、ウッド系のイヤホンとの組み合わせも非常におすすめですね。
解像度やエネルギッシュさを求めるといった場合であれば、様々なプレイヤーがありますが、M3 Ultraのように優しくマイルドで上品な音のプレイヤーは珍しくのではないでしょうか。
【機能について】
なお機能に関しても、ソフトウェアにandroidoOSを搭載しており、スマートフォンのような直感的な操作ができます。画面のサイズは4.2インチを採用しておりタッチパネル操作には十分な大きさで快適に使えました。
近年のプレイヤーの中ではコンパクトな方で、手の大きな方であれば片手での操作も問題ないように思います。
総評としては、コンパクトなサイズ感でありながらデザイン・音質共に上品さがあり、利便性も十分、おさえる部分はしっかりとおさえた優等生なDAPと言えるのではないでしょうか。
e☆イヤホンへご来店の際はぜひご試聴くださいませ!
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
SHANLING
M3 Ultra
ブラック
¥64683 税込
コンパクトで軽量、出先でも満足度の高いサウンドを!
SHANLING (シャンリン)「M3 Ultra」は、比較的小さく軽量で、丁寧な音の表現が特徴のプレイヤーです。 筐体には普段私が愛用している同社の「M6 Ultra」と同じ素材が採用されており、デザインと厚みはほぼ同じでありながらも、縦横のサイズは「M6 Ultra」よりもキュッとコンパクトになっており、持ち運びしやすく普段使いにも最適だと感じました。 音に関しては、癖がなく真っ直ぐでバランスの良いサウンドです。他の帯域と比べて中低域がやや前に出ている印象ですが、過度なアクセントや主張が激しいということはなく、いつまでも聴いていられるような飽きの来ない音のイメージです。 低域には程よい重みと迫力がありつつも、やわらかく滑らかな表現が印象的でした。元気で明るい感覚の中に上品で繊細な印象を感じられる、聴いていて楽しくなるサウンドです。 中域は芯の通った歪みのないボーカルが、程よい距離感を保っている印象です。一定の距離間はありながらも音がフワフワすることはなく、ブレのない真っ直ぐなサウンドです。 高域はしっかりと表現されつつトゲがなく、自然でサラッと聴ける音だと感じました。他の帯域や「M6 Ultra」と比較するとやや控えめな表現に感じますが弱々しさはなく、他の帯域とのバランスのとれた聴きやすいサウンドだという印象です。 全体的にバランスの良いサウンド傾向と一音一音の丁寧な表現で、様々なジャンルの楽曲と相性が良いと感じました。操作性も良好でストリーミングサービスやアプリを利用される方や、出先で音楽を楽しみたい方には特にオススメの製品です。ぜひお試しください! 【試聴環境】 SHANLING「M3 Ultra」→FiiO「FD5」
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AKIRA
@e☆イヤホン 秋葉原店
SHANLING
M3 Ultra
ブラック
¥64683 税込
ES9219Cの扱いに長けたSHANLINGだから出せる音
最低限の高域が出つつ低〜中音域を重視する方にオススメです!やや奥行きのある音場感は元気がありつつも、うるさくは感じにくい聴きやすさがあります。 【外観】 筐体設計は同社「M6 Ultra」などにも採用されたアルミニウム-マグネシウム合金を切削加工で作られています。滑らかな仕上がりで手の収まりも良いです。 【音質】 豊かな情報量を持ちつつ暖かみのある音質です。元気なノリの良さがあるのに耳触りが良く聴きやすさがあります。 バンドサウンドを聴くとバスドラムの押し出し感に心地よい音圧を感じます。音に密度があり定位の良さを感じますが、輪郭には丸みがあり硬い印象にはなっていません。 シンバルなどの高域表現は鮮やかですが、やや距離が遠く感じます。音の分離感は備えているので聴き分けに苦労はありませんが、控えめに感じる点は好みが分かれそうです。 ボーカルラインは適度な距離感で情報量の豊かさを感じます。適切なトーンでアーティストの声を自然に感じられる安心感があります。 オーケストラを聴くと横の広がりにはやや狭さを感じますが、迫力と豊かな余韻が感じられハーモニーがキレイに感じました。 個々の音を分離して聴くよりも、全体のまとまりが上手く表れているタイプだと思います。 情報量や迫力がありノリ良く聴ける要素を持ちながら、暖かみのあるオールジャンルなサウンドです。 ぜひこの絶妙なチューニングを店頭でも聴いてみてください!
このスタッフの他のレビュー
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シャモ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
HiByMusic
R6 III
Black
¥75900 税込
Hiby Musicらしさもありつつ、すべてが聴きやすい。
Hiby Music × 聴きやすさ=HiByMusic R6 III 【外観などについて】 形状や端子の配置、サイズは同社から発売されている「New HiBy R6」と同じような印象です。画面のレスポンスも良く、スマートフォンとほとんど変わらない感覚で操作できます。 【全体の音の印象について】 全体にキレがあり、とても聴きやすく心地良いサウンドです! 【それぞれの音について】 ・低域について 量感という点においては少しタイトな音質に感じますが、ドラムのアタック感や押し出しの強さは十分にあるため、迫力に欠けるような印象はなく音の厚みもしっかりと保たれているように思います。 ・中域について 個人的には各帯域のなかでも、この中域が最も注目するべきポイントではないかと思います! 声のハスキーさ、深みなどがちょうど良く、どちらに偏っているわけでもなく様々な楽曲を満遍なく奏でてくれます。また、女性ボーカルの繊細さや男性ボーカルの低音の深みもしっかりと表現されており、その魅力とディテールをしっかり捉えつつ表現している印象です。 ・高域について Hiby Musicのプレイヤーにみられる高域のキラキラ感は健在のため、J-POPなどの明るい楽曲から、ロックなどの激しい曲でもその勢いが薄れることはありません。また、突き抜けるような超高域が出るというわけではありませんが、その分ブレス音や、「さ行、ち、つ」等の破擦音も比較的に刺さりにくく心地良いです。 【まとめ】 総合的に感じたのは「とにかく低音の厚みが欲しい」といったり「高解像度で中高域のキレが欲しい」というような個性が突出しているような音というよりも、Hiby Musicらしさを出しつつも様々な楽曲を心地よく綺麗に鳴らしてくれる、そんな音に感じました。 【試聴音源】 藤井風 - 死ぬのがいいわ キタニタツヤ - Rapport RADWIMPS - すずめ(feat.十明)
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シャモ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
EFFECT AUDIO
Cadmus/8wire
2pin 2.5mm 4極 ストレート
¥45500 税込
しっかりとした手触りと重厚感の一本!
【外観・取り回しについて】 8芯ケーブルという事もあり、太くしっかりとした手触りです。太さに反して全体が柔らかいため、束ねやすいのは意外な点でした。また、色味に関しては少しスモークがかった銀色をしており、間近で見るとわかる主張し過ぎない上品な色味が特徴的です。 【音質について】 一聴してすぐに感じた変化としては、低域の迫力の増加でした。低音全体の厚みが増し、鼓膜を叩きつけるようなアタック感とさらに沈み込んでゆく深い低域が、音楽の力強さを上手く表現してくれています。 空間的な広さやボーカルに大きな変化は感じられませんでしたが、低音の出方が強くなったのにも関わらず、中高域が隠れることがなくしっかりと繊細なデティールは残されたままでした。 【まとめ】 ケーブル全体の高級感もさることながら、音の作り込みにもこだわりが感じられます。また、初のリケーブルとしても、ケーブルを変更して音質の変化を感じるのにも分かりやすく初心者〜中級者の方々へ広くお勧めできる一本に思います。
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シャモ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Whizzer
DA1
¥10800 税込
スティック型DAC入門ならこちらもいかが?
スマホだけでは音量が足りない? なら充電不要のスティック型DACを! 【外観・デザインについて】 筐体にはアルミニウムが採用され、剛性と品質の高さが伺えます。また、本体側面にあるインジケーター部分が明るく、現在の接続状況や再生コーデックの確認が一目で分かるようになっています。 【全体の音の印象について】 本来の音の良さを残しつつ、迫力と繊細さを加えるナチュラルな音質です! 【それぞれの音について】 ・低音について 大きく前に出ることなく、ほんの少し存在感を増すようになります。曲の中に含まれる低音に若干の厚みが増すことで音全体に厚みを持たせています。 ・高域、中域について 大きな変化は感じられませんでしたが、ボーカル部分に関して発声の瞬間や息が吐き出された瞬間に生じる「破擦音」が少し増え、アコースティックな音源などの生っぽさや表現力が秀でたように思います。 【まとめ】 「スマホだけではイヤホンやヘッドホンの音量が足りない、でもスティック型DACってどうなの?」という方への入門機として選んでいただくのに、価格・品質・性能面において十分な実力ではないでしょうか! 最近はハイレゾ音源配信対応の音楽サービスも増えてきたので、ハイレゾ音源を聴いてみたいという方もぜひこちらをご検討ください!
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シャモ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
SHANLING
M0Pro【~3/31まで!期間限定セール!】
レッド
¥17800 税込
4.4mmバランス接続に拡張できる超小型DAP!
4.4mmバランスがない? いえいえ後付けで聴けるんです! 【全体の音の印象について】 迫力重視な音質で、少しアナログ感も感じられます! 【それぞれの音について】 ・低域について 音圧が高く、音の波が押し寄せるような感覚があります。少しふくらみのある鳴り方をするので、曲によっては中域のボーカルを隠してしまうような場合がありますが、落ち着いたJAZZ、クラシック等ではそれがアナログな雰囲気を演出しており、短所になりえる部分を上手く長所にも昇華させているように思います。 ・中域について 楽曲の中でのボーカルは低域によって若干隠れがちではありますが、声の近さによりその存在をしっかりと残しています。音数が多く音圧の高い楽曲ではわかりにくいですが、音数が少なく静かな曲ではボーカルの存在感と繊細さを感じることができます。 ・高域について 高域は中域よりも出方が強い印象で、ハイハットなどの金属感の音もしっかりと描写してくれています。しかしその反面、ボーカルの「ブレス音や、『さ行、ち、つ 』等の破擦音」が少し耳に刺さるような場面も見られます。こちらについては後述する「バランス接続」で少し印象が変わりますので参考にしていただければと思います。 【バランス接続について】 この「M0 Pro」は別売りの「M0Pro 専用3.5mm to 4.4mmバランスアダプター」を使用することで、4.4mmバランス接続が可能になります! また、「M0 Pro」は比較的バランス接続の恩恵と特徴が分かりやすい類なのではないかとも思いました。 3.5mmのアンバランス接続で気になることは無かったのですが、4.4mmのバランス接続によって、周りで鳴っていた楽器達が距離と間隔をあけ音の分離感と広がりを向上させたことにより、アンバランス接続の音がむしろ窮屈だったのではないかと思うほど、見渡しが良くなりました。 なお鮮明さの向上もみられ、低域に隠れがちだったボーカルも前に出るようになりました。また、高域にあった「ブレス音や、『さ行、ち、つ 』等の破擦音」ですが、曲や音量によってはまだ刺さるものの、前述した分離感の向上により少し和らいでいるように感じます。 【まとめ】 大きさもスマートウォッチほどの大きさでありながら、太く迫力に優れた音を奏でてくれます。画面の操作性については、そこはかとなく懐かしさを感じるアナログなUIで、レスポンスは速いです。 カバンやズボンのポケットはもちろん、胸ポケットに入れても余裕のあるサイズ感は、気軽に高音質な音楽を持ち歩きたい時に凄く相性が良さそうです! 【試聴音源】 RADWIMPS - すずめ(feat.十明) Official髭男dism - ミックスナッツ [Alexandros] - 閃光