スタッフレビュー詳細
ファットな中低域が最高に心地良い
iFi-AudioのGOシリーズに、高音質スティック型USB-DACアンプ「GO link」が加わりました。
まず、GOシリーズはスマートフォンと組み合わせで使うことを考慮して作られているので、このGO linkももれなくスマートフォンとの相性が良い製品です。標準の接続端子はUSB-Cポートですが、Ligitning変換も付属しているので、様々な方に買ってすぐに使っていただけます。
出力端子は3.5mmで、一般的なイヤホン、ヘッドホンに対応してくれます。
まず聴いてみて驚いたのが、音ごとの粒立ちの良さ。大げさにキラキラさせるわけではなく、全体をダイナミックかつファットに奏でています。個人的に好みだったのが、低域、特にベースラインの鳴らし方、動きの立体感と、キックのアタックの抜けの良さ。ジャンルはベースミュージックやクラブミュージックに抜群の強さを発揮してくれる気がします。
音の低位が良く、棲み分けが上手なので、ヴォーカルのユニゾンや、ギターのハーモニクス、中域のシンセなども、より綺麗に、エフェクトも艶やかに表現してくれる印象です。
厚みのある曲が好きな方におすすめしたい製品です。
是非店頭でお試しください。
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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じりー
@e☆イヤホン仙台駅前店
iFi-Audio
GO link
¥12100 税込
初めてのスティックDACアンプとしてもオススメです!
スティック型のアンプやDACの中で最初からiPhoneに対応している製品というのがあまり多くないイメージがあったので、付属品にLightning変換コネクタが入ってるのはiPhoneユーザーとしては本当に嬉しいポイントの一つですね。 ・音質 一聴してすぐボーカルがとてもクリアだなと感じました。見通しのいい透き通ったボーカルをお楽しみ頂けるかと思います。 女性ボーカルの曲を聴いた時にクリアな音質だったので、これはロックで男性ボーカルを聴いたら低域の部分は少しあっさりするんじゃ…?と思っていましたが、そういったことはなくしっかりとベースのアタック感も感じられたので万能型のDACアンプだと思います。 取り回し自体は一見重そうに見えますが、実際使ってみたところめちゃくちゃ軽いのでストレスも感じませんでした。 バランス接続こそ出来ませんが、アンバランスのイヤホンで解像度を上げてみたいという時だったり、初めてのドングルDACとしてもオススメしたい製品の一つです! 試聴環境:iPhoneXs(AppleMusic)/CHP-336 試聴楽曲 TWICE / FeelSpecial miwa / ヒカリへ coldrain / I know L'Arc〜en〜Ciel / CHASE
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
iFi-Audio
GO link
¥12100 税込
シンプルで高解像度!
有線イヤホンをスマホで使いたいけど、変換プラグだと味気ない…… そんなお悩みを解決できます。 据え置きやアンプで人気のifi-Audioから、3.5mmアンバランス単体とシンプルな出力となるドングルDAC、GO-linkの紹介です。 【見た目】 同社のドングルDACである「GO bar」と同じくメタリックなボディで、濃いめのグレーを基調としたカラーです。堅牢かつ軽量なマグネシウム合金製の筐体を採用しており、丈夫で使いやすい筐体となっています。 USB-Cプラグと本体をつなぐケーブルは銀メッキの銅導体。シルバーに輝く柔軟で使いやすいケーブルです。 【音】 クリアで、音の粒立ちが良い印象です。厚みと芯のある低域に解像度高めに鳴る中高域が合わさり、一音一音を捉えて、楽曲の細かいところまで見通しよく鳴らしてくれる印象です。 全体的にまとまりのある音で、真っ直ぐ耳に届く素直さがあります。中低域〜中域(ボーカルやベースの響き等が鳴っている帯域)にもフォーカスが当たっていて、ボーカルの質感を楽しみたい方にも非常にオススメです。 単にスマホ変換を挿した時と違い、全体的なパワーや音の厚み、解像度が増すので、出力をある程度必要とするイヤホンやヘッドホンも対応できます。 3.5mm出力単体搭載というのも推せるポイントです。アンバランス接続ならではの、ナチュラルで聴きやすい音と何より接続方法のシンプルさが推せます。好きです。 DACアンプの知識と技術を活かして作られた、高性能お手軽ドングルDAC。有線接続のお供に、解像度を高めたい、音に厚みが欲しいという方にも是非オススメです! 試聴環境:iPhoneSE2、UltimateEars/UE6Pro(カスタムIEM) 試聴楽曲:tofubeats/WHAT YOU GOT 他
このスタッフの他のレビュー
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
Astell&Kern
AK HC3 【IRV-AK-HC3】
¥27880 税込
歪みのないハイクオリティサウンド
韓国ソウルのDreamus Company(旧社名iriver)が世界展開するHi-Fiオーディオブランド「Astell&Kern(アステルアンドケルン)」から、「AK HC3」を紹介します。 前作HC2と比べると、さらに音の歪み、ノイズが軽減された印象で、ESS社SABRE HiFi DAC ES9219MQデュアルDAC構成の恩恵か、以前に増してクオリティの高いサウンドを味わうことが出来ます。 標準はUSB Type-Cですが、Lightningアダプターも付属しているので、iPhoneユーザーにもありがたいですね。 バスパワー駆動なので充電要らず、さらに入力は3.5mm4極マイク・コントローラーに対応してるので、ゲームやチャット、リモートワークにも対応してて嬉しい限り。(※付属のLightning変換アダプターは非対応なのでiPhoneユーザーは要注意) そして何よりコンパクトな本体はフルアルミニウムハウジング採用で20gという驚きの軽さ。お出かけなどでの持ち運びに最適です。 音の全体的な印象としては、やや横に広めのルームサイズで、中低域、特にボトムがしっかりしていて、かつ聴きやすいサウンドです。 高域はノイズがなく、シャリつくような音の出し方もないマイルドな鳴り方で、中域はエッジを効かせながらもどこか暖かみがあり、聴いていてホッとしました。 低域はさすがの骨太さで、さらに輪郭がくっきりしているので、ベースの動きまでしっかり感じることが出来ます。 太さと柔らかさを併せ持つ製品なので、ジャンルはヒップホップやベースミュージック、サンプリングミュージック、ジャズなんかにも良い仕事をしてくれそうです。 さらに進化を遂げた「AK HC3」をぜひ店頭でお試しください。
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
SHURE
SE846 (第2世代)
グラファイトシルバー
¥107991 税込
あの往年の名機に第2世代が登場!
プロユーズから普段使いまで、長年需要が高かった「SHURE SE846」。 皆様に愛され続けた往年の名機。10年の時を経て、第2世代が登場しました! 4基のBAドライバー(高域用×1、中域×1、低域×2)、Shure独自のローパスフィルターはそのまま、今回は新色(ジェイドグリーン、グラファイトシルバー)を追加、さらに新開発の4本目のノズル(エクステンドノズル)を追加しています。 SE215もそうですが、このクリアなルックス、好きな方多いんじゃないでしょうか?個人的にはグリーンが刺さりました。欲しい…… エクステンドノズルはルームサイズか広く感じて、タイトでシュアーな音質を楽しめます。あくまで主観ですが、ライブ音源を聴いているような錯覚にとらわれそうで、個人的にはとても好みです。 他のノズルとうまく使い分けて、いろんな音質が楽しめますね。 長く続くには理由がある!購入を検討している方は是非店頭で試聴して欲しい逸品です。
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
日本ディックス
COREIR -コレイル- BRASS
L 2ペア Red
¥3850 税込
抜群のフィット感
フィット感の良いイヤーピースを探している方や、音の抜けを重視している方、密閉感を増したい方におすすめなのが、この「COREIR -コレイル- BRASS」です。 私はAcoustuneの「Monitor RS ONE」と合わせて使っています。何より音の抜けが素晴らしく、元々フラットサウンドのMonitor RS ONEが、コレイルと合わせて使用することにより、密閉感が増すだけでなく、中低域がグッと締って聴こえるようになりました。音のバランスや音場も明確になるので、また新しいイヤホンを購入したかのような幸福感に満たされました。 個人的な感想ですが、ずっと求めていたイヤーピースに出会えた気がしています。是非店頭でお試しください。
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
qdc
Studio 4SS
¥88000 税込
バランスの取れたナチュラルサウンド
中国のカスタムインイヤーモニター市場で高い信頼と名声を獲得している「qdc」より、サウンドエンジニア・クリエイター向けStudioシリーズの「Studio 4SS」を紹介します。 片側4基のBAドライバー搭載の本製品は、低、中、高域共にバランスのとれたサウンドが好印象でした。フラット傾向のイヤホンが好みの方にはもってこいの製品ではないでしょうか。自然で透明感があり、良い意味で音への余計な着色が無いので、素材の生の声を忠実に再現してくれていると感じました。 さらに、やや広めな音場も相まって長時間聴いていても音疲れしにくそうな印象で、さながら小規模のレコーディング・スタジオで音を聴いているような、そんな心地良さすら感じさせてくれます。 低域は気持ち抑え目ながらもベースやキックなどはタイトでしっかり輪郭があるので、他の音との棲み分けも明確です。中域も程良い太さで、特にヴォーカルやパッドなどの再現力に長けている印象でした。高域は耳が痛くなるような音ではなく、原音に忠実かつ良い塩梅につややかに鳴らしてくれます。 リスニングなど普段使いにも良し、ミックスやマスタリングにも良しの万能型イヤホン、是非店頭でご試聴ください。