スタッフレビュー詳細
あのヘッドホンが進化して帰ってきた!
まず手に持った瞬間に「え!軽っ!」っと思うぐらい軽かったです! 本体の重量はケーブル抜きで120グラムと非常に軽量なため、長時間装着していても首への負担は少なく、コンパクトなサイズ感で比較的場所をとってしまうヘッドホンのなかでもかさばることなく収納できます。
もともと「ST-90-05」という業務用ヘッドホンがあり、今作はその機種の高音質化が図られたモデルです!
"業務用”製品だったこともあり、ハードな仕様にも耐えらえるよう堅牢性にこだわり、国内生産されています。
オンイヤーの装着方法で、装着した際のイヤーパッドの側圧はそんなに強くは感じませんでした。堅牢性にこだわっているとのことだったので、側圧の強い固めの装着感を想像していたのですが、想定していたものより柔らかく頭全体にすぐなじんでくれる装着感でした。
音質に関してですが、全体の中でボーカルがすっきりとして聴きやすく、その中でも周りで鳴っている楽器の音が心地よいです! 特にアコースティックな音源の再現性が高く、生っぽさが感じられ、とても相性が良く感じました!
コンパクトでありながら耐久性もしっかりと確保されているためレコーディング用にも良いですし、もちろん持ち運び用のヘッドホンとしてもおすすめです!
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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慶次
@e☆イヤホン
ASHIDAVOX
ST-90-07
グレー
¥9020 税込
レトロモダンなヘッドホン!?
「ST-90-07」は業務用で実績のあるASHIDAVOXから登場した有線ヘッドホンです! ポイント ・レトロモダンなデザイン ・快適な装着感 見た目はレトロなデザインで、カラー展開はブラックとグレーの二色展開です。業務用らしいシンプルなデザインが逆にかっこいいですね! 装着感はとても良好でした。イヤパッドは気持ち硬めですが耳への圧迫感などは感じなかったので長時間の使用でもノンストレスで音楽を楽しめちゃいます!! 音質は、ずっしりと響く重低音と全体的なまとまりの良さが印象的です。低音域の量感が多い印象ですが、全体的に不足していると感じる帯域は無く低音域から高音域までバランスよく鳴らしてくれました。音楽のジャンル的には「Lo-fi Hip Hop」がオススメです! 音質良し・コスパ抜群のレトロモダンヘッドホンです!是非お試しください!! 試聴楽曲 KANDYTOWN:You Came Back 試聴端末 iPhone13mini
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ひろ
@e☆イヤホン 秋葉原店
ASHIDAVOX
ST-90-07
ブラック
¥9020 税込
ハイレゾ帯域までカバーしたレトロなデザインで味があるヘッドホン
日本国内生産にこだわった高耐久のコンパクトヘッドホン。スタジオや放送局へ業務用ヘッドホンを販売していたアシダ音響(株)が、音楽用に制作したST90-05をさらにブラッシュアップした本製品。ヘッドホンの大きさや重さは従来から大きく変更せず、音質の向上を図ったモデルです。 装着感はオンイヤー型特有の耳を上から圧迫するタイプですが、側圧はそこまで強くありません。緩めに装着していると気になりませんがヘッドバンドのクッション性は高くないので、しっかり頭頂部に当たるほどスライダーは絞らない方が快適だと思います。 イヤパッドの作りはしっかりしていて内も外も接着ではなく糸縫いでした。ヘッドホンで一番劣化しやすい部分なので耐久性向上を考えているメーカーの努力が伺えます。 音の傾向はボーカルがメインでリスナーに近く、一歩遅れてバックが入るような明確に区分けされたサウンドです。ボーカルモニターでも使えそうです。 縦の定位は狭めですが分解能はあります。ST-90-05に比べて刺さりがちだったエッジが抑えられ解像度が向上した印象でした。主にアコースティックな楽器のブライトな音色の再現性が極めて高いです。先述の定位感と合わせてボーカルと合わせたライブ音源では独特な定位と空気感が癖になります。聴き疲れしない程度に柔らかく厚みのある中低域に包まれてください。
このスタッフの他のレビュー
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シャモ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
KINERA
Hodur ブルーブラック
ブルーブラック
¥35330 税込
タイトさと表現力の高さをあわせもつ一本タイトさと表現力の高さをあわせもつ一本
重厚感のある暗めのブルーと三日月のような切り込みに施されたスワロフスキーが落ち着きのある高級感を感じさせる一本。 イヤホン本体だけでなくケーブルも「青と黒」の二色で編み込まれており、世界観を意識した作りこみが全体から感じられます。 ケーブルのプラグは2.5mm・3.5mm・4.5mmへの交換可能なスイッチング・ジャックを採用しており、様々な機器との接続が可能になっています。 始めの音の印象はタイトなモニター系に近い音質に感じましたが、じっくりと聴き込んでいくうちに高域の鋭さがほどよく抑えられつつも、息づかいはハッキリと感じさせる絶妙な塩梅の高音に心地よさを感じました。 低域はアタック感が少なく聴きやすさがありますが、リスニング向けのアタック感と量感を求める方は物たりなく感じられるかもしれません。 しかし残響感や音の輪郭がはっきりと描写されており、音それぞれがぼやけることはありません。 この辺りの部分はリケーブルなどで化けるのではないか?と思わせるようなポテンシャルの高さを感じさせる一本でした。 【試聴環境】 Fiio BTR5 2021 【試聴楽曲】 ウタ 「Tot Musica」 ピノキオピー「ノンブレスオブリージュ」
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シャモ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
EFFECT AUDIO
Cadmus/8wire
2pin 2.5mm 4極 ストレート
¥45500 税込
しっかりとした手触りと重厚感の一本!
【外観・取り回しについて】 8芯ケーブルという事もあり、太くしっかりとした手触りです。太さに反して全体が柔らかいため、束ねやすいのは意外な点でした。また、色味に関しては少しスモークがかった銀色をしており、間近で見るとわかる主張し過ぎない上品な色味が特徴的です。 【音質について】 一聴してすぐに感じた変化としては、低域の迫力の増加でした。低音全体の厚みが増し、鼓膜を叩きつけるようなアタック感とさらに沈み込んでゆく深い低域が、音楽の力強さを上手く表現してくれています。 空間的な広さやボーカルに大きな変化は感じられませんでしたが、低音の出方が強くなったのにも関わらず、中高域が隠れることがなくしっかりと繊細なデティールは残されたままでした。 【まとめ】 ケーブル全体の高級感もさることながら、音の作り込みにもこだわりが感じられます。また、初のリケーブルとしても、ケーブルを変更して音質の変化を感じるのにも分かりやすく初心者〜中級者の方々へ広くお勧めできる一本に思います。
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シャモ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
HiByMusic
R6 III
Black
¥75900 税込
Hiby Musicらしさもありつつ、すべてが聴きやすい。
Hiby Music × 聴きやすさ=HiByMusic R6 III 【外観などについて】 形状や端子の配置、サイズは同社から発売されている「New HiBy R6」と同じような印象です。画面のレスポンスも良く、スマートフォンとほとんど変わらない感覚で操作できます。 【全体の音の印象について】 全体にキレがあり、とても聴きやすく心地良いサウンドです! 【それぞれの音について】 ・低域について 量感という点においては少しタイトな音質に感じますが、ドラムのアタック感や押し出しの強さは十分にあるため、迫力に欠けるような印象はなく音の厚みもしっかりと保たれているように思います。 ・中域について 個人的には各帯域のなかでも、この中域が最も注目するべきポイントではないかと思います! 声のハスキーさ、深みなどがちょうど良く、どちらに偏っているわけでもなく様々な楽曲を満遍なく奏でてくれます。また、女性ボーカルの繊細さや男性ボーカルの低音の深みもしっかりと表現されており、その魅力とディテールをしっかり捉えつつ表現している印象です。 ・高域について Hiby Musicのプレイヤーにみられる高域のキラキラ感は健在のため、J-POPなどの明るい楽曲から、ロックなどの激しい曲でもその勢いが薄れることはありません。また、突き抜けるような超高域が出るというわけではありませんが、その分ブレス音や、「さ行、ち、つ」等の破擦音も比較的に刺さりにくく心地良いです。 【まとめ】 総合的に感じたのは「とにかく低音の厚みが欲しい」といったり「高解像度で中高域のキレが欲しい」というような個性が突出しているような音というよりも、Hiby Musicらしさを出しつつも様々な楽曲を心地よく綺麗に鳴らしてくれる、そんな音に感じました。 【試聴音源】 藤井風 - 死ぬのがいいわ キタニタツヤ - Rapport RADWIMPS - すずめ(feat.十明)
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シャモ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Whizzer
DA1
¥10800 税込
スティック型DAC入門ならこちらもいかが?
スマホだけでは音量が足りない? なら充電不要のスティック型DACを! 【外観・デザインについて】 筐体にはアルミニウムが採用され、剛性と品質の高さが伺えます。また、本体側面にあるインジケーター部分が明るく、現在の接続状況や再生コーデックの確認が一目で分かるようになっています。 【全体の音の印象について】 本来の音の良さを残しつつ、迫力と繊細さを加えるナチュラルな音質です! 【それぞれの音について】 ・低音について 大きく前に出ることなく、ほんの少し存在感を増すようになります。曲の中に含まれる低音に若干の厚みが増すことで音全体に厚みを持たせています。 ・高域、中域について 大きな変化は感じられませんでしたが、ボーカル部分に関して発声の瞬間や息が吐き出された瞬間に生じる「破擦音」が少し増え、アコースティックな音源などの生っぽさや表現力が秀でたように思います。 【まとめ】 「スマホだけではイヤホンやヘッドホンの音量が足りない、でもスティック型DACってどうなの?」という方への入門機として選んでいただくのに、価格・品質・性能面において十分な実力ではないでしょうか! 最近はハイレゾ音源配信対応の音楽サービスも増えてきたので、ハイレゾ音源を聴いてみたいという方もぜひこちらをご検討ください!