スタッフレビュー詳細
ゲーミングヘッドセットの最高峰
SteelSeriesから新たに最高機種として登場しました「Arctis Nova Pro」を紹介いたします。
Arctis Nova Proは、前モデルのArctis Proよりも良い意味でゲーミング機らしさが減り、高級感のある外観が印象的です。マイクを完全に収納できることから、落ち着いた雰囲気も相まって普段使いも出来そうだなという風に感じました。
ナイロン製ヘッドバンドのおかげか装着感は軽く、伸縮性もあるので、様々な形の頭にもフィットすると思います。
イヤーパッドはArctis Novaシリーズの中でも唯一素材が違い、もちもちとした感触で密閉感があります。外部の音が遮音され、小さな音も逃さず聞き分けられそうです。
側圧はあまり強くなく、長時間付けていても重くなったり痛くなったりするようには感じません。
音に関してましては、定位がしっかりしており、方向だけでなく距離感の表現にも長けている印象です。PCではSteelSeries専用ソフトを使うことによって、直感的に弄れるEQや、更にクオリティの高いバーチャルサラウンドを体験することができるのも強みだと感じました。
そしてArctis Nova Proは付属のUSB DAC「GameDAC Gen2」を通すことで、ハイレゾ音源も再生することができます。ヘッドセットの音質自体も良く、迫力もあるので、ゲームだけではない映画や音楽鑑賞といった用途にも使用できると思います。EQを使って、それぞれの用途に合わせた最適な設定を探すのも面白いかもしれません。
良い意味でゲーミングヘッドセットらしくないスタイリッシュなデザイン、最高レベルの定位感と、マイク音質。様々な用途に使える幅広さは、ゲーミングヘッドセットの可能性を更に広げたような気がします。
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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せめちゃん
@e☆イヤホン
AAW
Z06 Blanc Edition(Universal Fit)
¥48400 税込
真っ白カラーが登場!!
価格以上の音質とデザインが魅力の「Z06」に、「Blanc Edition」が登場! これまでの赤と黒の攻撃的なデザインから一転、その名の通り真っ白なカラーになりました。水面のように揺らめく模様が特徴で、光の加減によってさまざまなホワイトを楽しめます! 筐体がホワイトに統一されたことで、ケーブルのカラーも変更。この統一感がイヤホンの存在感をさらに際立たせており、個人的にはとても気に入っています。少し離れて見ても印象が強く残り、所有欲を満たしてくれるデザインですね。 装着感も抜群で、まるでカスタムIEMのように耳にフィットします。形状がキツすぎることもなく、多くの人が違和感なく装着できると思います。実際、私もピッタリとフィットし、音楽を聴いている間も痛みを感じることはありませんでした。 サウンドはこれまでのカラーと同じく、低音が力強く沈み込む迫力ある音が特徴。外観からは想像できないほどパワフルに感じられ、このギャップがたまらないですね……! ボーカルはクリアに響き、高音も低音に負けずにしっかり主張してきて、全体的にバランスの取れた音質です。 音楽の迫力を存分に楽しめるため、激しいロックやEDMにもピッタリのサウンド。低音重視の音楽を好む方には特にハマるイヤホンです。ぜひお試しください! 【試聴楽曲】 OZwarld「UTAGE3.0」 GORDO&Junkie Kid「Outside (feat. Eladio Carrión)」 Rise of the Northstar「Here Comes the Boom」
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せめちゃん
@e☆イヤホン
FIIO
BTR13
Black
¥11990 税込
このコンパクトさで4.4mmジャック搭載⁉
FIIOから、かなーーり小さいBluetoothレシーバー「BTR13」を紹介します! 一目見てわかるコンパクトなサイズ感! 手のひらにすっぽりと収まるほど小さいですが、0.96インチのディスプレイを搭載。サイズからは想像できないクオリティの高さを感じられます。 また、小さくて軽い「BTR13」ですが、全体的にマットな質感かつディスプレイの存在もあり、おもちゃのようにチープだと感じることはありません。背面にはクリップもついていて、持ち運びにもかなり便利。カバンにスッと付けられますし、カバン内でも場所を取らないのがグッド! この角がちょっとカクカクとしたデザイン、良いですよね……。正直、この見た目だけでも非常に欲しくなってきます。 そして「BTR13」の注目ポイントといえば、『4.4mmバランスジャック搭載』ということ。これまでの4.4mm搭載Bluetoothレシーバーといえば、サイズが大きくなり、値段も高くなるイメージがありましたが、「BTR13」はこのサイズ感と価格に抑えた、凄い製品です! 他にも多様なBluetoothコーデックに対応していたり、自分好みに音質を調整できる『PEQ』を搭載するなど、様々な機能がコンパクトな筐体に詰め込まれていますが、やはり一番気になるのはサウンド。 Q.「このコンパクトさで4.4mmジャック搭載。機能だけモリモリで音質をおろそかにしてるんじゃないの?」 A.「全然そんなことありません。マジで音も良いです」 サウンドに関してはハッキリとしていて、低音から高音までバランスが取れた音質だと感じました。同シリーズの上位モデル「BTR15」に近いサウンドキャラクターで、そのクオリティをこのサイズ感で実現しているところが「BTR13」の凄いところではないでしょうか。ポケットに入れても、クリップで留めても気にならないサイズ感で、電車に乗っている時やジムでも高音質を持ち運べるのはかなりイイですね。 さらに、高音質コーデックのLDACで聴いてみると、より一層有線接続で聴いているかのようなサウンドに近づきます。音に厚みが出て、繊細な音も聴き取れるように変化しました。高音質コーデックで試聴している間も途切れることはなかったので、有線イヤホンで音質にこだわりつつ、気軽に高音質を持ち運びたい方にピッタリな製品だと思います! コンパクトさと利便性、そしてもちろん高音質も兼ね備えたハイコスパなBluetoothレシーバー「BTR13」。ぜひお試しください! 【試聴環境】 Galaxy Note10+ → 『BTR13』 → iBasso Audio 3T-154 【試聴楽曲】 クジラ夜の街 & 崎山蒼志 「劇情」 Cory Wong 「Gumshü」
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せめちゃん
@e☆イヤホン
ddHiFi
Surface【E14D】
¥55000 税込
太い音がクセになるかも……
立体的なデザインと太い中低音が魅力の「Surface」をご紹介します! 「Surface」は、フェイスプレートの下にケーブルが潜り込んでいるかのようなユニークなデザインが特徴です。シンプルながらもおしゃれな雰囲気があり、タイル柄のフェイスプレートが立体感を強調しているのもとても魅力的ですね。 シェル部分はクリアになっていて、樹脂の中にドライバーが確認できます。内部の構造が見えるのって、やっぱりワクワクしますよね。無機質なフェイスプレートのデザインと相まって、どことなくリミナルスペース的な雰囲気も感じられます。個人的にも好きなデザインです。 音質は全体的に「太い」サウンド! 中低音の量感がしっかりあり、厚みと力強さを感じます。チューニングを担当しているMOONDROPは、ボーカル主体のチューニングに定評がありますが、「Surface」は楽器主体のイメージ。ボーカルがやや引いて、楽器の迫力を前面に押し出すサウンドになっています。 音が太いため低音が強く聴こえますが、重低音は比較的抑えめ。そのため、空間ごと揺らすような超重低音を重視するジャンルでは、少し物足りなく感じるかもしれません。ただ、低音のふくよかさと表情豊かな高音の響きは、「Surface」ならではの魅力を感じます。 個人的に一番好きなポイントは、歪みの少ない楽器との相性の良さ! FUNKやアコースティックなどのジャンルとは特に相性がいいように感じます。低音の太さがアコースティックの温かみと絶妙にマッチし、弦楽器の響きやボーカルの厚みがしっかりと伝わるので、聴いていてものすごく心地が良いんです。低音好きには一度試してほしいですね。重低音だけじゃない、新たな低音の魅力を感じられるかもしれません! シンプルながら個性が光るデザインと、しっかりとしたサウンドの厚み。聴けば聴くほどクセになりそうな「Surface」をぜひお試しください! 【試聴楽曲】 Marcin & Ichika Nito「Just The Two Of Us」 Vulfpeck「Can You Tell (feat. Joey Dosik)」 goethe「Warumono」
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せめちゃん
@e☆イヤホン
SONY
WF-C510
ブラック
¥7747 税込
進化したソニーのエントリーモデル!
ソニー史上最少クラスのエントリーモデル「WF-C510」をご紹介します! 「WF-C510」は前モデル「WF-500」から、ケースもイヤホンの筐体も一回り小さくなりました! 形状も変わり、以前の丸っこい楕円形から少し角が感じられるデザインに進化しています。ケースはより持ちやすく、置きやすい形に、筐体は操作ボタンが押しやすく、スリムな形になっていますね。 ケースは以前の楕円形ケースよりも平面が増え、指がかかりやすく、開きやすい形状になっているのが個人的おすすめポイントです! イヤホンの筐体はとにかく軽くて、小さい! 装着感もかなり軽やかに感じます。耳全体にギュッと詰まっている感がなく、閉塞感が少ないです。これだけ軽くコンパクトな筐体なら、通勤や作業中などでも快適ですね。長時間の装着でも違和感なく過ごせるかと思います。 さらに、「WF-C510」には新たに追加された『外音取り込み機能』もあり、電車のアナウンスやレジでのやり取りもそのまま行えます。装着の快適性と外音取り込み機能が相まって、日常に寄り添ったイヤホンの形状と機能になっていると感じます。 音質はまさにソニーらしいバランスの取れたサウンドです。音が丸く、低音がしっかりと楽曲全体を支えているイメージ。低音も深みがあり、ボーカルもクリアで聴きやすく、J-POPからロック、EDMまで、さまざまなジャンルで心地よく聴けるようになっています。エントリーモデルでもソニーらしい音にこだわっていると感じられ、非常に好感が持てます! 「WF-C510」は同シリーズの他イヤホンと比較しても余韻が長めに残ります。臨場感が際立ち、空気感の再現もバッチリなので、ライブ音源や生配信をよく視聴される方には、かなりハマるイヤホンなのではないでしょうか! 前モデルからさらに進化し、より日常使いが便利になった「WF-C510」。ぜひお試しください! 【試聴楽曲】 離婚伝説「本日のおすすめ」 SUSHIBOYS「LOUD」