スタッフレビュー詳細
究極のポータブルプレイヤー
■MDR-Z1Rとの組み合わせ
まず、音の奥行きが素晴らしいと感じました。響きが、存在感がすごいです。収録された音源を聴いているはずなんですが、近くで楽器が鳴っている、遠くで楽器が響いている、目の前で歌っている、というような、アーティストがそこにいるような臨場感がすごく色濃いです。音の粒も、精度が細かくて描写力が高いです。解像度が高くてギラギラしている、という感じではなくて、もっと別の存在感、手触りのようなものを感じました。
低音に関してですが、MDR-Z1Rの空間を震わせるような表現と非常に相性が良かったように感じます。低音は聞き取りやすい要素ではありませんがこの低音のクオリティが、音楽の世界観のグレードを左右しているような気もします。スケールが大きく、より生々しい音楽を楽しむことが出来ます。音の層が感じられ、プレイヤーのパワーを感じました。
■IER-Z1Rとの組み合わせ
IER-Z1Rだと密閉される感じも相まって、脳内で響くような、音楽に集中する気持ちが高まります。音楽の細部が自然に伝わってくる、イヤホンにもかかわらず、非常に広いスケールのサウンドです。やはりこちらも、プレイヤーとの組み合わせで大きく性能は発揮されたように感じます。
■NW-WM1AM2とNW-WM1ZM2の違い
個人的には、まったく別物、といった感じはせず、近いニュアンスの2機だと感じます。感覚的には、NW-WM1ZM2の方が煌びやかな印象が強く、聴き比べていると残響のニュアンスやボリュームの小さな音に差が出ているかと思います。
どちらもポータブル可能なサイズ感ではありますが、持ち運ぶなら、移動中に楽しむならNW-WM1AM2の方が軽いし適していますね。音楽を聴くのは断然イヤホン派、というお客様にはNW-WM1AM2がオススメです。
NW-WM1ZM2は持ちやすいのですが、やはり、ある程度重いです。比較してしまうと、室内用といった印象でした。組み合わせるなら、MDR-Z1Rのような大型のしっかりしたヘッドホンで落ち着いて部屋で音楽を聴くことが多いお客様にオススメします。
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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のの
@e☆イヤホン
SONY
NW-WM1ZM2【~2025/1/16まで! 応募、抽選でキャッシュバックキャンペーン!】
¥377136 税込
旧作より持ちやすく、音質面も低域の質感がさらに進化!
手に持った印象は、旧作の「WM1Z」より、持ちやすい!新作は本体裏側に窪みがつくられています。手に持った時に、この段差が指に引っかかるようになっています。重量は大して変わっていないので相変わらず重たいなという感じですが、持ちやすさが相当向上していることは大きな改善点です。 各種ボタンの位置に関しては、全体的にDAPの上側に寄せるように配置変更されています。旧作の場合はDAPの側面下側までボタンが並んでいました。僕は手がかなり小さいほうなので、旧作では両手で持たないと安定した操作が難しかったのですが、新作は片手でも操作しやすくなっています。 さらに、旧作との決定的な違いとして、Android OSをついに搭載しましたね!音楽のストリーミングサービス(サブスク)を使われている方には朗報ではないでしょうか。 もちろん、Android OSは要らないという意見も当然あるでしょうし、現に僕自身も爆速起動にこだわりがあってCOWONやLotooを愛用しているので、不要勢のお気持ちはよくわかります。ただ、店頭でご接客していると、10万円超の高級DAPでもサブスクを前提で考えられている方は間違いなく急増しているので、これも時代の流れかなと思います。それに、バッテリーは従来より容量が大きなものを搭載し、ノイズ対策も金メッキ無酸素銅でプロセッサーを覆うなどこだわって設計されているので、そのあたりで過度な心配は不要です。 WM1ZM2の音質に関しては、低域の質感が、一聴してわかるほど旧作より良くなっています。ポップスを聴くと、特にキックなども輪郭がものすごくはっきりしていて、似たサイズ感のポタアンでもここまで聴き取れるかどうかというほどのクオリティの高さです。ホールで録音されたオーケストラ音源などではより生々しい空気感を味わえます。メーカー推奨のエージング200時間を経てない状態でもそう感じます。 WM1AM2とWM1ZM2を比較すると、大変ニュートラルで個性の推しは少ないWM1AM2に比べて、WM1ZM2はややウォームで重厚な音に感じられます。試聴で使ったのは低域重視のLegend Xですが、低音の量感は多いとは感じず、どちらかというとダイナミックレンジが広く迫力があるというような感覚です。ただ、ロック向きの中低域が濃いタイプのイヤホンとかだと、少し音が濃くなりすぎるかもしれません。 下位機種のWM1AM2の場合は、オーケストラなどで十分な低域を楽しむにはDCフェーズリニアライザーをONにしたほうがいいかなと思うのですが、WM1ZM2はソースダイレクトONの設定で十分すぎます。 最後に、WM1ZM2はとにかく低域が素晴らしいですから、電車の中などで使う前提であれば、遮音性の高いイヤホンやヘッドホンなどを是非おすすめします。聴き比べていただければ、伊達に材質の違いで「A」と「Z」の2種類も出していないことは容易にお分かりいただけるはずです。 【試聴環境】 Legend X カスタム(プラグ改造で4.4mmバランス接続) (WM1AM2⇔WM1ZM2の聴き比べは、ソースダイレクトオン・ローゲイン・音量50) ※ゲイン設定はAndroidの設定画面で変更可能です。 【試聴曲】 LiSA『紅蓮華』 スクウェア・エニックス/NieR:Automata Orchestral Arrangement Album『遊園施設』 (※SDカード内蔵の音源)
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ケイティ
@e☆イヤホン
SONY
NW-WM1ZM2【~2025/1/16まで! 応募、抽選でキャッシュバックキャンペーン!】
¥377136 税込
進化しているのはAndroid OSを搭載したことだけじゃない
多くの方がこの発表を待ちわびていたことでしょう。 ついに「NW-WM1」シリーズの後継機が登場しました。 まず外観から 1AM2、1ZM2ともに質感は前作と似ていて高級感があります。サイズの数値を見ると若干大きくなっているのですが、実際に持ってみるとスリムでスタイリッシュになったように感じました。 操作感はさっくさくでストレスフリーです。Androidユーザーの自分としては慣れ親しんだUIで、かつスピーディに動作するのでかなり心地よく扱えました。 音質に関して まずは1AM2から。 前作1Aの厚みと柔らかさのある傾向は踏襲しつつ、更に明瞭でかつ空間表現力が向上している印象です。 今回試聴したMaroon5 /Sugarでは、冒頭のノイズ交じりのシンセのサウンドに、今まで気付かなかったところまでノイズが効果音として使われているのに気づけたり、 ベースの細かいタッチの差を感じられたりと感動の連続でした。 まとまりがありつつも各楽器の輪郭が手に取るように伝わってくる感覚がありました。 また、billie eilish / bad guyでは、サブベースが目の前で鳴っているかのような圧を感じつつ、ボーカルやフィンガースナップのサウンドが埋もれずスッと抜けてきます。 続いて1ZM2です。 1AM2と同じ曲を同じ順番で聴いたのですが、Maroon5 /Sugarの1音目からまるで別物のサウンドで思わず再生を止めてしまいました。 音量やそのほかのサウンドの設定を確認し、同じ設定であることを確認して改めて試聴するとやはり全くの別物でした。 1AM2もポータブルプレイヤーとして十分以上のサウンドクオリティであると感じたのですが、1ZM2はさらにその上を行くイメージです。 さらに明瞭で広く、艶やかで生々しい響きです。 1AM2よりも、アコースティック系の音源との相性が非常によさそうです。 ストリーミングサービスに対応するなど機能を時代に合わせるだけでなく、サウンドクオリティもしっかりと向上している生まれ変わったフラッグシップウォークマンを是非お手に取ってみてください。 試聴イヤホン:WESTONE UM PRO30【Redesign model】 試聴楽曲:billie eilish / bad guy :Maroon5 /Sugar
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タナトス
@e☆イヤホン 秋葉原店
SONY
NW-WM1ZM2【~2025/1/16まで! 応募、抽選でキャッシュバックキャンペーン!】
¥377136 税込
魅惑すぎる表現力!!
遂にあのWM1A&1Zの後継に当たる機種が満を時して登場です! WM1Zの後継となる本機種は、以前よりもさらに純度が上がった無酸素銅のボディを持ち、一回り大きく35gほど増量しましたが、実際に持ってみると重心が広い範囲で置かれているのか、負担にならない重さに感じます。 音質に関して基本的な音の方向性や色合いは以前の1Zと大きく変化はございませんが、S/Nが向上してくもりなく透き通った表現力ができるようになっています。 個人的に驚いた点が空気感の表現です。ライブやステージの反響音やリバーブの際に生じる空気の振動感が、非常に細かく鳴らしてくれています。ハイエンドプレイヤーでもなかなか丁寧に描写してくれる機種は数少ないので、是非聴いてほしいポイントです! アンバランス接続では中心に向かっての表現力が高いですが、バランス接続ですと全体的な分離感や描き分けが上手くなり、より繊細な音が奏でられます。 操作感は非常にスムーズで、30分程操作した中ではもたつきは感じられませんでした。 また、同メーカーのA100やZX507といった一般的なAndroid搭載のプレイヤーの再生時間が10時間前後なのですが、この機種は最大約40時間ほど再生できるということです。ここまで再生時間が長くできたのかと感嘆しました(笑) あくまで個人的に感じたところですが、前と比べて3.5mmや4.4mmの挿し心地がスムーズになったように思え、4.4mm再生時のリレー音も以前と比べて控えめになっておりました。 WM1Aや1Zから買い替えの方々も、納得いただける仕上がりとなっておりますので是非ご検討ください!
このスタッフの他のレビュー
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はまちゃん@PR部のリーダー
@e☆イヤホン
Hi-Unit
HSE-A5000PN-F (ピエール中野モデル/有線ピヤホン4)
¥6380 税込
歌声にゾクゾクする!全体的にバランスが整った万能機!
まず、有線ピヤホン4(HSE-A5000PN-F)の魅力的な部分は何と言っても「バランスの良さ」。聴きやすく迫力もあり、毎日使いたくなるような聴き心地です! 有線ピヤホン4のベースのモデルとしては有線ピヤホン1に当たるのですが、サウンドは大きく異なります。有線ピヤホン1はシャープな印象が前面に感じられ、有線ピヤホン4と比較すると硬いサウンドでした。有線ピヤホン4はそのあたりが少しソフトに変わっています。 また、有線ピヤホン2の分厚いパワフルな低音を彷彿とさせるバスドラムやベースが、聴き心地に満足感をプラスします。低音の量で言えば有線ピヤホン2の方があります。なので、低音の量感が必須といったお客様は有線ピヤホン2の方がお好みかもしれません。ただ、有線ピヤホン4のボーカルの浮かび上がり方が素晴らしく、特に女性のウィスパーボイスや囁くような声などは真に迫っていると感じました。 ASMR系のコンテンツや、ドラマCDなどの声が主役の作品との相性がめちゃくちゃいいです!是非お試しください!
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はまちゃん@PR部のリーダー
@e☆イヤホン
SONY
NW-A300シリーズ【~2025/1/16まで! 応募、抽選でキャッシュバックキャンペーン!】
A306/32GB BC ブラック
¥57200 税込
最小クラスで最高クラス
コンパクトで高音質なウォークマンの人気シリーズです。 有線接続では3.5mmのみで、4.4mmジャックや2.5mmジャックは搭載されていませんが、ポイントはこの有線接続。3.5mm4極でグラウンド分離されています。これは、WM1M2やZX707と共通のグラウンド分離を施したジャックです。 グラウンド分離をすることで、音の見通しが良くなり、空間が広がったような感覚を味わえ、低音もくっきりと感じることが出来ます。 そして、有線接続する際オススメのイヤホンは「IER-Z1R」です。空間の広がり、特に上下の広がりに関しては、サイズからは想像出来ないクオリティの高さです。 また、A300シリーズは高音質ワイヤレスコーデックのLDACにも対応しています。やはりオススメの組み合わせとしては、同ブランドの「WH-1000XM5」です。ワイヤレスにもかかわらず、圧倒的な高音質を保つ組み合わせです。 今現在「WH-1000XM5」またはLDAC対応のワイヤレスイヤホン、ヘッドホンをお持ちのお客様には是非一度試していただきたいプレイヤーですね。
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はまちゃん@PR部のリーダー
@e☆イヤホン
SONY
NW-ZX707 C【~2025/1/16まで! 応募、抽選でキャッシュバックキャンペーン!】
¥94050 税込
フラッグシップモデル並みの高音質を持ち歩く
NW-ZX500シリーズの後継機、NW-ZX707のレビューです。 先ず、見た目から分かる大きな違いが、そのディスプレイの大きさ。 NW-ZX500シリーズは3.6インチディスプレイでしたが、NW-ZX707は大きくサイズアップし、5.0インチ。フラッグシップモデルのWM1シリーズと同等サイズです。 プレイヤー本体のサイズは全体的に大きくなりましたが、実機に触れていると重量は軽く感じられました。また、厚みは大きく変化していないので、ジーンズの前ポケットに入れても快適に持ち歩くことが出来ました。 サウンドに関しては、強い透明感と、臨場感、そして左右上下に広がりがある、まさに「ウォークマン」のサウンド。特にボーカルの存在感が独特で、それが力強い低音と調和して、専用機ならではの満足度の高い音楽体験を味わえます。 フラッグシップモデルで培われた技術が惜しみなくつぎ込まれていますね。WM1シリーズと比較するとスケールの大きさや、微細な音の再現性には少々差がありますが、それでも十分すぎるほどのサウンドクオリティです。 特に、私自身が感動したのは、動画コンテンツを見た時です。NW-ZX707をインターネット接続して、YoutubeからTK from 凛として時雨 『first death』のライブ映像を視聴しました。(空間の広がりが特に感じられた4.4mm接続がオススメです。) 映像の感動は音楽で真価を発揮しますが、はっきり自覚できるぐらい引き込まれました。音楽専用機でMV、PVを楽しむことが新しい趣味になりそうです。 もちろん、音を楽しむ事も素晴らしいのですが、そのクオリティを映像と一緒に味わうことが出来るなら、楽しみが何倍も膨らむでしょう。是非ご体験ください。
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はまちゃん@PR部のリーダー
@e☆イヤホン
NUARL
NEXT1L【2025/1/31まで! 充電パッドプレゼントキャンペーン!】
ブラックエボニー
¥13320 税込
ボーカルが熱い!クリアに聴ける!
傾向としてはややドライで、シャキッとしているのかなと感じました。 重たいサウンドではなく、軽快でシャープです。 全体的に明瞭感が高く、明るい印象のサウンドです。 手数の多いドラムや、ギターの楽曲と組み合わせると実感しやすいです。 ボーカルの輪郭がはっきりしていて、フレッシュな感じがします。 高い声の男性ボーカルとの相性、女性ボーカルとの相性がいいですね。 同じように、ドラムのスネア、ハイハット、バスドラムの高音部分がカチッとしていて、スピード感もありつつ、聴きやすさを両立していると思います。 サウンド全体の距離感がそこそこあって、ワイヤレスイヤホンにしては広い部類かと感じました。 広大なスケール、というよりは、ライブハウスくらいの空間をイメージしました。 クリアさ重視、ボーカルメインのシャープなサウンドをお探しならコレです!