スタッフレビュー一覧
店頭スタッフが様々な商品をご紹介
-
ぴょん
@e☆イヤホン仙台駅前店
Astell&Kern
A&ultima SP3000
Black
¥575980 税込
Astell&Kernの集大成 究極のDAP
Astell&Kernから究極のDAP「SP3000」が登場しました!!! 私はまだaudio歴が浅いのですが、普段SP1000を使用しているので、少し前のモデルですが比較してレビューしようと思います。 見た目の違いとして液晶外についていたボタンがなくなっていて液晶内に3つのボタンがつきました!これで直感的な操作が可能になっています!さらに操作してからの応答速度も速くスムーズに動作してくれます。 そして、UIが大幅に変更されていて赤黒ベースのダークな雰囲気になっていてスタイリッシュなデザインです。 つづいて肝心の音についてですが、とても力強い音だなという印象を受けました! 力強い迫力のあるサウンドで、特に音の空間表現がSP1000とは比べ物にならないと感じました!まるでライブ会場にいるような表現力で感動します!解像度の高さはもちろんとても聴き応えのあるサウンドです。 基本的にどの帯域も聴き心地がよいのですが、高域の方がより良く繊細に聴こえるように感じました。 さらに、特徴としてクロスフェード機能を搭載しているのでヘッドホンでご試聴いただくとスピーカーのような自然なサウンドでよりリラックスして聴けるようになっています。 間違いなく究極のDAPでした! 操作性も向上 音質も向上 多機能搭載と非の打ち所がないものになっています。お値段はなかなかですが、このお値段に相当する音がSP3000にはあります! 試聴環境:SP3000 試聴イヤホン:IER-M9 試聴楽曲:Official髭男dism / Pretender 黒崎ちとせ、白雪千夜 / Fascinate(Live ver) 内田真礼 / Shiny drive, Moony drive chronoir / スターブラックゲイザー
-
よしけい
@e☆イヤホン 秋葉原店
Astell&Kern
A&ultima SP3000
Silver
¥575980 税込
空間を自在に操る魔術師
Astell&Kern(以下AK)、音楽プレイヤー(DAP)を語るうえで外すことは出来ないメーカーですが、 さらに今後DAPを語るうえで外すことができなくなるであろう機種、それがSP3000です。 このレビューでは、 1.音質 2.おすすめ機能 3.UI周り この3つに焦点を当てて紹介していきます。 ・音質 フラグシップを冠するにふさわしい解像度や空間表現等を持ち合わせていることは前提として、 解像度重視の粒立ちの良い音、というよりは空気感をとことん追求し、音に包まれるような、 イヤホン、ヘッドホンを着けていることを忘れるようなすっと抜ける自然な表現に重きを置いた音作りという印象を受けました。 この雰囲気はアンバランス下での試聴の際に顕著に見受けられ、バランスでの試聴の際はより細かい表現力に富んだ音へと変化します。 バランス接続の恩恵であるS/N比の向上で空間表現の正確さにより磨きがかかり、常套句ではありますが、本当にそこにアーティストやオーケストラがいるのではないかと思うほどです。 サブベースの振動に近いレベルの低域の表現、ティンパニーなどの打楽器が発する音の躍動感等生々しさがビリビリと伝わってくるくらい音を浴びることができます。 ・クロスフィード機能による空間演出 こちら個人的一押しポイントです! 様々なジャンルの楽曲を試しに流してみましたが変な歪みや違和感は一切見られなかったです。 長時間の試聴の快適性の確保はもちろん、普通の音源にライブ感やホールで鳴っているような感じをプラスするようなちょっとした遊びも可能とし、 SP3000が得意とする空間表現を多分に活かした機能だと感じました。細かい設定も出来るので自室のスピーカー環境の再現といったことも出来てしまうのではないでしょうか。 就寝前、クロスフィード機能をONにした状態でウイスキー片手にアンビエントを聴く……その時間は間違いなく至高の時間となる事でしょう。 ・UI周り 既存AK製品から少し画面変化がありました。 下にホームボタンやバックボタンが追加され他社のAndroidDAPのようによりスマートフォンの画面に近くなったといえばいいでしょうか。 UI周りで個人的にいいなと思ったのは、ボタンの1つにストリーミングサービスへのアクセスボタンがあることです。 以前までのAKのUIですとApple MusicやAmazon Musicなどのストリーミングサービスを開こうと思った時、メニュー→サービスと2段階の動作が必要でしたが、 ストリーミングサービスへのショートカットが新設されたことにより、ワンタッチでストリーミングサービスの場所へアクセスが可能となっています。 最近はストリーミングサービスは音楽を聴く上で欠かせない物の1つになりつつあるので、 頻繁に使うであろう機能へのショートカットというのは地味ではありますがかなり重要なことであり、長い年月使えば使うほどこのボタンのありがたさを感じるのではないかと思います。 ・まとめ Astell&Kernがすべてを持って作り上げた集大成ともいえるプレイヤー。 それぞれの視聴環境に寄り添ってくれる機能も充実しており、まさに一生を添い遂げる相棒として頼もしい機種となっているのではないでしょうか。 音とは何か。音楽とは何か。 その答えの1つがここにはある。 試聴環境 イヤホン DUNU EST112(3.5mm、4.4mm) ヘッドホン NEUMANN NDH30(3.5mm) 主な試聴音源 光田康典 CHRONO CROSS ~時の傷痕~ fox capture plan Butterfly Effect Snail’s House Pixel Galaxy Sound Horizon 愛という名の咎 ベートヴェン 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55《英雄》: 第1楽章 Nhato Logos
-
e☆イヤホンスタッフ
@e☆イヤホン
Astell&Kern
A&ultima SP3000
Silver
¥575980 税込
王者再臨
「Astell&Kern A&ultima SP3000」は、まさに次世代フラッグシップモデルの名にふさわしいDAPです。 まずは見た目から。Astell&KernのDAPはどれも見た目の美しさが特徴的ですが、SP3000は金属部分の美しさが特に際立っていました。 筐体はやや横幅が広めで、ずっしりとした重みを感じました。持ちづらいとは感じませんでしたが、選曲等の操作をする際には両手で操作するサイズ感でした。 肝心の出音は、まさに「完璧」といった印象でした。 「力強さ」「繊細さ」「生々しさ」「音源の空気感」の全てを持ち合わせていて、あら捜しをすることが無粋だと感じてしまいました。 どの帯域においても素晴らしい音を奏でてくれますが、どちらかというとやや高音域のきらめきの美しさが特徴的だと感じました。 2022年10月時点でe☆イヤホンで取り扱っているDAPの中でもTOP5に入る高額製品ではありますが、SP3000の奏でる音はその値段に見合っていると断言できるものでした。 試聴環境 Astell&Kern A&ultima SP3000→AAW ASH(カスタムIEM) 試聴楽曲 いぎなり東北産 - 服を着て、恋したい Avicii - Without You