スタッフレビュー詳細
「繊細」ゆえに「万能」
qdc「Hybrid Fusion-S」は、癖のないフラットな音域と澄んだ空間が特徴の有線イヤホンです。様々なジャンルの音楽を聴かれる方や、音圧の強さよりも音の表現力・解像度など音の繊細さを重視している方におすすめするイヤホンです。
外観に関しては、qdcのハイエンドイヤホンらしい独特なオーラを放つ奇抜なデザインです。イヤホンシェルは黄緑色を基本として、割れ目のような筋の模様が施されており、グレートバリアリーフのような模様をしています。
音質は癖がなく、どの音域もバランスよく聴こえるフラットな印象です。
中高域は解像度が高く、音の表現力が高いです。音のハリの良さ、そして音が鳴り終わった後に空間に残る余韻が心地よく、全体的に澄んだ音だと感じました。
低域はタイトめな音で、後ろ側からじんわりと鳴っていました。手前側で鳴っているボーカルやドラム等の中高域の音を押しつぶすことなく、音の隙間をするりと滑らかにかいくぐって、耳元まで届いてくるような感覚です。そのため音圧は控えめであるものの、しっかり低域の存在感を感じました。
音の空間は、広すぎず狭すぎずの程よい広さです。ボーカル・ギターのような中高域は少し手前側に聴こえ、低域は後ろ側から左右・手前に向かって撫でるように聴こえてくるような感覚でした。
音の表現力の高さ、そして癖のないフラットなバランスから、どの音楽ジャンルでも適合する万能イヤホンです。様々な音楽を渡り歩く音楽マニアの方におすすめです。
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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なおティー
@e☆イヤホン
Technics
EAH-AZ100【2/28まで! オリジナルガジェットポーチプレゼントキャンペーン】
ブラック
¥39600 税込
生音質の新境地!Technicsがまたしても進化を遂げた
Technicsから登場した完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ100」。その性能を一言で表すならば、まさに「生音質」。どこまで進化するのかと驚くばかりの完成度です! まず、装着感については、ノズルが浅めで耳に収まりやすい形状をしており、耳の奥深くまで差し込まない軽い装着性ながらも、耳にピッタリはまる安定感を備えています。 ノイズキャンセリング機能も秀逸で、中域から低域のノイズをしっかり軽減してくれます。高域はほんの少し抜けがあるものの、閉塞感が少なく、自然な仕上がりです。 外音取り込み機能は、装着していることを忘れるほど自然な使用感が特徴的です。こもった感覚はほとんどなく、遠くの音まできれいに取り込んでくれます。強いて言えば、空調音がかすかに目立つ感覚はありましたが、10分ほど外音取り込みを続けても不快に感じることはありませんでした。 そして、なんと言ってもこのイヤホンの最大の魅力は音質です。低域から高域まですべての音がクリアで淀みがなく、微細な音の動きまでしっかり捉えられています。あまりの音の再現性に、まるで脳に直接音源を流し込まれているかのような錯覚を覚えます。 中域から高域にかけては解像度が際立ち、艶やかな響きが「生っぽさ」を全開で表現。低域はクリアながらも重厚感があり、音程や定位の安定感が群を抜いています。 LDAC以外の環境で試しても、高域の艶がややマイルドになる程度で、それでも十分に「生音質」の良さを味わえます。そのため、LDACの環境が揃っていない方にも胸を張っておすすめできる製品です! まとめると、レコーディングスタジオやライブ会場のど真ん中にいるような音楽体験を、室内外問わず楽しめる夢のような完全ワイヤレスイヤホンです。従来の「AZシリーズ」を愛用されている方にも、ぜひ進化した「EAH-AZ100」を試してほしい一品です!
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なおティー
@e☆イヤホン
FIIO
JM21 Blue【~2/28まで!早割キャンペーン!】
¥29700 税込
エントリーモデルながら快適な使い心地!
FIIOのエントリークラスDAP「JM21」は、軽量で扱いやすく、初めてのDAPとして最適なモデルです。ポケットへの収まりが良い設計や直感的なボタン配置など、細かな使い勝手の良さが光ります。 入出力端子はType-C、3.5mm、4.4mmの端子を搭載しており、すべて本体下面に揃っている構造です。入出力端子が全て一面に集約されていることで、ケーブル類がつながったままでもポケットの中にしまいやすいという意外な利点も。さらに、ストラップを引っ掛ける部分まで用意されており、持ち運びにも配慮されています。 本体右面には 再生・停止・次のトラック などの音楽再生ボタン、左面には電源やボリューム の操作ボタンが配置されています。ボタンだけで主要な操作が完結するため、画面を見ずにサッと操作できるのは非常に便利。タッチ操作が苦手な方にも優しい設計です。 UIは Androidベースなので、Androidスマホユーザーなら違和感なく操作できます。アプリの導入も可能で、音楽ストリーミングサービスを活用する方には特に嬉しいポイント。普段使っているスマホと同じような感覚で操作できるため、DAP初心者でもすぐに慣れることができます。 音の傾向としては、少し粒感とハリのある高域、輪郭がはっきりした中域、奥から微かに感じる重低域のうねりが特徴的。情報量がしっかり詰まったサウンドで、音の輪郭がはっきりしているため、ボーカルや楽器の存在感をしっかり楽しめます。特に高域の抜け感が心地よく、明るくハリのある音色が印象的です。 ハリのある明るい音色と、Androidスマホと同じ操作感が魅力のFIIO JM21。DAP初心者の方にも扱いやすく、使い勝手の良さを求める方にピッタリの一台です!
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なおティー
@e☆イヤホン
FIIO
JT1 Black
¥12744 税込
家でゆったりと聴いていたくなるヘッドホン
着け心地が良く、癖の少ない優しいサウンドが特徴的で、初心者の方にも安心してご案内できるヘッドホンが登場しました! FIIOから発売されたエントリーモデル「JT1」をご紹介します。 花の模様のように配置されたパンチングが施された正円のハウジングが特徴的で、一見開放型にも見えますが、密閉型のヘッドホンなので音漏れの心配はほとんどありません。 重さは一般的なヘッドホンと同じくらいで、特別軽いというわけではありませんが、側圧は強すぎず優しい着け心地でした。側圧が弱いとズレ落ちる不安がよぎりますが、大きめのハウジングが耳周りや頭を広い範囲で覆うようにホールドすることで、多少の首の振りでズレることはありませんでした。 音質は低域と中高域に少し焦点を当てた、程よくメリハリのあるサウンドという印象です。迫力ある太い低域と、まっすぐ綺麗に伸びてくる中高域が音楽の美味しい部分を強調しつつ、全体的にまろやかでサラッとした感覚で聴くことができます。音場は奥行きが広く、各音の前後の配置がわかりやすい印象でした。 まとめると、強く締め付けることなく、そっと包み込むような優しい着け心地。サウンドはまろやかで聴き疲れしにくいので、総合的に長時間の視聴でも快適に使用できるヘッドホンだと感じました。家でまったりくつろぎながら、じっくりと音楽や動画などのコンテンツを楽しむ方には特におすすめです!
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なおティー
@e☆イヤホン
SENNHEISER
MOMENTUM True Wireless 4
ホワイトシルバー
¥49940 税込
どこでもどんなときも様々な音楽・コンテンツを100点満点に楽しめる!
どの音楽ジャンルでも過不足なく綺麗に鳴らすオールマイティーなサウンドと、遮音性抜群のノイズキャンセリングが特徴的なイヤホン「MOMENTUM True Wireless 4」をご紹介します。仕事や休日の移動時でも、集中して聴き込みたい方や、日々様々な音楽ジャンル・曲をディグる音楽愛好家の方におすすめです。 【外観・装着感】 充電ケースは表面をデニム生地のような布で覆われており、丸みを帯びたフォルムも相まってカジュアルな見た目をしています。また、見た目が良い点だけでなく、持った際に手から滑り落ちにくいという良さもあります。 イヤホン本体は、タッチセンサーからノズルまでの奥行きが少し長めの印象。ノズルは耳の形にそったカーブをしていて耳穴に深く差し込みやすいことから、耳から外れにくい安定した装着感でした。 【ノイキャン】 かなり強めに環境音を遮断しているように感じます。店内BGMのシンバルやハイハットなどのシャリシャリ音のみが微かに聴こえるくらいで、話し声や雨音はほとんど聴こえない位にはノイキャンが強い印象です。電車やバスなどの移動時にも、音楽に集中して聴き込むことが出来そうです。 遮音性が高い分、少し閉塞感が出ているところはありますが、普段からノイズキャンセリング機能搭載のイヤホンを使っている方なら問題なく使えると思います。使用されていない方でも、数分使えば慣れてくる位の軽度な感覚かと。 【外音取り込み】 低域から高域までまんべんなく聴こえる非常に自然な取り込み方をしており、音楽を再生していないと、イヤホンを着けていないように錯覚してしまうほど綺麗です。 【アプリ機能】 今回は、自分好みのサウンドに変更できるイコライザーとパーソナライズの機能を試してみました。 イコライザーは5つの周波数帯の音量を上げ下げする簡易的なタイプで、低域を強く出すなら左側、高域を出すなら右側を上げるような分かりやすい操作性です。(添付画像5枚目) パーソナライズについては、ベース音単体→ベース音とストリング音→ベース+ストリングとドラム音……という流れで、鳴っている楽器の心地よいと思う音量比率を選ぶという簡単な作業を複数回行うことで、最後に自分好みのサウンドに変化するという魔法のような機能でした。(添付画像5枚目) 【音質】 全体的に綺麗に整ったサウンドという印象です。各帯域が均等なバランスで存在感を放っており、全ての音が隠れることなく真っ直ぐ耳に届いてくる感覚です。 音の質感は、固すぎず柔らかすぎずの聴きやすい音なので、程よく音にメリハリがありつつも、長時間の視聴でも聴き疲れしにくいサウンドだと感じました。癖がないので、邦楽や洋楽問わずどの音楽ジャンルでも心地よく聴かせてくれるでしょう。 【まとめ】 「MOMENTUM True Wireless 4」は、どこでもどんなときも様々な音楽・コンテンツを100点満点で楽しみたいあなたにおすすめのイヤホンです。