スタッフレビュー詳細
クールでシャープな音を奏でるイヤホン
「Astell&Kern PATHFINDER (パスファインダー)」はキレの良い音が楽しめるイヤホンです。
Astell&KernとCampfire AudioのコラボモデルであるPATHFINDERは、イヤホン本体の下部に「Astell&Kern」、「Campfire Audio」と書かれております。(写真2枚目に載せております!)
イヤホン本体は縦長の形状をしています。やや厚みはありますが、耳に装着する際に本体を耳に回し入れることで密閉感や装着感を得ることが出来ました。
肝心の音は、全帯域バランス良く鳴っている印象でした。また、全体的に音が近めな印象で音楽の世界に没入することが出来ました。
【低音域】
しっかりと量感を感じます。タイトでカチッとリズムを刻んでくれていました。
【中音域】
近めのボーカルの存在感が印象的です。
ボーカルの息遣いまでしっかりと聞こえ、すぐそばで歌ってくれているかのような印象を受けました。
楽曲によっては、サ行の刺さりを感じる曲もありました。
【高音域】
かなりしっかり目に出ている印象です。
どちらかというと機械的な、若干の鋭さを持った音でした。
録音環境の良くない楽曲は、刺さりや粗さを感じる事もありましたが、その一方でかなり細かい高音まで聴くことができるため、好印象でした。
今回のレビューでは3.5mmと4.4mmで試聴を行いましたが、
3.5mm:より音の近さや密度を感じるサウンド
4.4mm:音場が広がり、1音1音の分離感をより感じるサウンド
と、どちらにも良さがありました。
付属品に3.5mm、2.5mm、4.4mmの3種のプラグのケーブルが付属しているため、是非聴き比べしてみてください!
もちろん、e☆イヤホン店頭での試聴の際にも、スタッフにお声がけいただければケーブルを変更して試聴することが可能です!
帯域の部分でも触れましたが、使用している音源の良い部分も悪い部分もしっかりと表現してくれる印象です。
また、出力の高い方が真価を発揮してくれる印象でした。
試聴の際にはDAPやポータブルDACを通してロスレスやハイレゾ音源を聴くことをオススメします。
音の近さを感じつつも濃密過ぎない音作りで、絶妙なバランスを楽しむことができるイヤホンでした!
是非e☆イヤホン店頭にてご試聴ください!
試聴環境
①iPhone 11→EarStudio ES100→Astell&Kern PATHFINDER(3.5mm)
②Astell&Kern A&ultima SP2000T Copper Nickel→Astell&Kern PATHFINDER(3.5mm、4.4mm)
試聴楽曲
赤い公園 - pray
YOASOBI - RGB
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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ほーりー
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Astell&Kern
PATHFINDER 【IRV-PATHFINDER】
¥178200 税込
このキレの良さ、感動しました。
一曲目に情報量が多いアイドルソングを聴いてみたのですが、「あぁ(ニヤリ)。」と鳥肌が立つとともにドキドキしました。きっとみなさんも、ボーカルが近くて尖りが無い優しい音にメロメロになります。 そしてドラムとベースの音が重なることなく、一音一音がとても気持ち良い輪郭が個人的にグッとなりました。 そしてそして!なんといってもトップクラスのキレの良さ!そのおかげで細かいところにも傾聴できるところはPATHFINDERの一番の特徴かなと思います。一聴してこんなにも魅力が大渋滞したのは久しぶりです。 バンド曲や楽器数が少ない落ち着いた曲など、守備範囲が広いのもまた良いところです。僕はこのくらいがちょうど良く感じましたが、曲によってクラシックは少し音が近くに聴こえるかも知れません。 いろんなジャンルを聴く方には強くおすすめします。 音楽プレイヤー:SP1000M
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Astell&Kern
PATHFINDER 【IRV-PATHFINDER】
¥178200 税込
ニュートラルでクリアなコラボ第2弾!
Astell&KernとCAMPFIRE AUDIOのコラボ第2弾、その名も「PATHFINDER」 前コラボモデルのSOLARIS Xは豊かな低域が特徴的な名機でした。 角の取れた四角い筐体には幾何学的な形のアルミが施されています。角度によってキラっと輝きを放つカッコよさげなボディです。耐久性、振動を抑えるといった効果があるそう。素敵です。 全体的なバランスが取れていて、ややキレのあるサウンドです。透明感のあるクリアさで、嫌みの無いまっすぐな音が特徴的です。 特にクリアさを感じるのは、各楽器、ボーカルの描き分けに長けている点です。ベースの動きやうねり、ドラムの響きなど、ややタイト目にしっかりとリズムを捉えて鳴らしてくれます。音場の広さはそこまで感じませんが、定位感の良い綺麗な鳴らし方です。 帯域ごとにみると、低域は比較的どっしりと構えていますがそこまで主張のないタイトなサウンドです。 中高域は、すっと伸びて綺麗にまとまっています。刺さることのない聴きやす~い鳴らし方です。 モニターとリスニング、どちらにも使えそうなニュートラルでキレのあるサウンド。バランスの良いイヤホンをお求めの方にぜひ聴いていただきたい一機です。
このスタッフの他のレビュー
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わか
@e☆イヤホン
iBasso Audio
DX180【~8/18まで!買い替えキャンペーン!】
Blue
¥78210 税込
静寂の中で解像度の高いサウンドを楽しめるDAP
【ポイント】 ・明るくて解像度の高いサウンド ・ホワイトノイズがほぼ聴こえてこない静寂の空間 【音の印象】 一つひとつの音の輪郭がハッキリとしている印象を受けました。特に高音域の明瞭度が非常に高く、細かな音までハッキリと聴こえてきました。聴き疲れの要因となるような刺さりは感じられませんでした。 全帯域を見渡してみると、明るくて暖かな印象を受けますが、前述のとおり音の輪郭がハッキリとしているため、ぼやけた印象は受けません。量感イメージの部分では、低音域を他の帯域よりもやや少なめに評価していますが、物足りなさは全くなく、タイトでありながら深さもしっかりと味わえます。ボーカルがやや近めで、人の声にフォーカスを当てて音楽を楽しみたい方にもオススメできるDAPです。 【機能・操作面】 既に生産終了となっている旧世代のモデル「DX170」のレビューの際にも触れた「ホームユースを想定した端子の配置」が本商品にも引き継がれています。プレイヤー上部に「USB Type-C端子」、プレイヤー下部に「3.5mm&4.4mm端子」が配置されており、自宅でPCに接続してUSB DACとして使用したり、充電器に接続しながらの音楽再生が快適に行えます。 ボリュームノブは柔らかめで、クリック感がしっかりとあります。とても軽快かつ滑らかに動くため、ボリュームを「1段階ずつ」「一気に増減」どちらもしやすかったです。カバンやポケットの中での誤作動が気になる方は画面オフ時のみボリュームノブを無効にすることが可能です。 【まとめ】 低価格帯のDAPやUSB DACと比較するとワンランク上の解像感を味わえるDAPです。是非お試しください! 【試聴環境】 iBasso Audio DX180→AAW ASH(カスタムIEM) 【試聴楽曲】 YOASOBI - Haven’t NewJeans - OMG
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わか
@e☆イヤホン
FIIO
BTR7
¥34533 税込
小型Bluetoothレシーバーの1つの最高到達点
「FiiO BTR7」は同社のフラグシップポータブルプレイヤー「M17」を彷彿とさせる本体デザインが特長のBluetoothレシーバーです。 Bluetoothレシーバーの中では本体が大きめではありますが、その大きさが気にならなくなるほど素晴らしい音を出力してくれます。 実際に手に持ってみると、細身で軽いためポケットにいれても邪魔にならないと感じました。(FRISK neoの缶とほぼ同じくらいのサイズ感です) 肝心の音質に関しては、1つ1つの音をしっかり聞き取れる解像度の高さが好印象でした。 全体的に明瞭感が増し、各パートがどの位置に配置されているかまでハッキリと分かるような見通しの良さが特徴的でした。 パキっとしていて疾走感のあるサウンドで、iPhoneとAACで接続していることを忘れてしまう程の音質を味わうことが出来ました。 機能面においてはボリュームが再生機器側と連動しておらず、細かな調整が利く点が好印象でした。 また、Qi規格の無線充電対応が個人的にはとても嬉しいく感じます。 使用しないタイミングで、ケーブルの抜き差しをせずに置くだけで充電できるのはとても便利なものです。 フラグシップの名に恥じない高音質、高機能な商品です! Bluetoothレシーバー派やスティック型DACアンプ派の方はもちろんのこと、最近完全ワイヤレスイヤホンをメインに使っているという方にも是非試聴していただきたいオススメの商品です! 試聴環境 iPhone 11→FiiO BTR7→AAW ASH(カスタムIEM) 試聴楽曲 赤い公園 - pray YOASOBI - RGB 4s4ki - m e l t
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わか
@e☆イヤホン
DENON
PerL Pro True Wireless Earbuds【AHC15PLBKEM】
¥42570 税込
全ての音が ”見える” 完全ワイヤレスイヤホン
DENON「PerL Pro True Wireless Earbuds」(以下PerL Pro)は手軽に使用できるパーソナライズ機能と低音調節機能でアナタだけのサウンドが楽しめる完全ワイヤレスイヤホンです。 【ポイント】 ・耳に装着してテスト音を聴くだけでパーソナライズ可能 ・広い音場とバランスの良いサウンド PerL Proを語る上で欠かせないのは、やはりパーソナライズ機能「Masimo AAT」です。パーソナライズ機能を利用する為にはあらかじめアプリ上で測定が必要になります。 多くの製品で採用されている測定方法は、アプリ上で高音を鳴らして、使用者がその高音が聴こえたタイミングでアプリ上のボタンをタップするという方法です。実際に私も複数製品でこの方式のパーソナライズ機能を利用したことがありますが、小さな音の測定の際に繰り返し同じ音を聞くため、実際に音が鳴っているのか曖昧でも押してしまうような事があります。 PerL Proはパーソナライズ機能の測定時に上記の様な操作が不要で、イヤホンを耳に装着して待つだけで設定してくれます。実際に測定にかかった時間はおよそ1〜2分でした。 パーソナライズ後の音の印象は広い音場と、一つひとつの音の細やかさが特徴的です。 全体的に見通しが良く、細かな音までハッキリと認識できます。その一方で、高音の刺さりや情報量の多さからくる聴き疲れを感じず、ずっと聴いていたいと思える音作りでした。 アプリには、低音の量感を調整できる「IMMERSION MODE」が搭載されており、-3から+3までのあいだで調整が可能です。デフォルトの「0」の状態に加えて「+3」、「-3」の状態も試聴を行いましたが、どちらの状態もデフォルトの印象を大きく変更することなく低音の量感を調整できました。私個人のお気に入りは、「0」もしくは「+1」の状態です。 PerL Proの広い音場はヘッドホン派の方にも是非聴いていただきたいサウンドです。是非お試しください! 試聴環境 iPhone 14 Pro→DENON PerL Pro True Wireless Earbuds 試聴楽曲 YOASOBI - アイドル ずっと真夜中でいいのに - 綺羅キラー (feat. Mori Calliope) ※音域バランス評価(量感イメージ)に関しては、IMMERSION MODEがデフォルトの状態で使用時の評価です。
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わか
@e☆イヤホン
DUNU-TOPSOUND
DTC480
¥13090 税込
手軽にパワフルサウンドを楽しみたい方にオススメなスティック型USB DAC
【ポイント】 ・低音域に厚みの感じられるサウンド ・細かなボリューム調整が可能 【音の印象】 低音域から中低音域にかけての量感がやや多めな印象を受けました。アタック感がしっかりとあり、横への広がりが感じられつつも間延びした印象は受けませんでした。ベースラインがかなりハッキリと聴こえてくるため、バンドサウンドとの相性が良いと感じました。 ボーカルはやや近めな印象です。ボーカルから高音域にかけての刺さりは気になりませんでした。高音域はやや細めかつシャープで、低音域やボーカルに埋もれることなく聴き取れました。 【機能・付属品】 「DTC480」は再生機器のボリュームとは連動しないボリュームを搭載しています。再生機器の方である程度の音量調整を行った後に、「DTC480」のボリュームで細かな調整が可能です。 1つだけ注意点として、Lightning端子用のケーブルが付属しておりません。旧世代のiPhoneをお使いの方は別途準備が必要です。なお、私の試聴環境では、「FIIO LT-LT2」にて接続できることが確認できました。 【まとめ】 再生機器に繋ぐだけの手軽さで力強さを得られるUSB DACです。ぜひお試しください! 【試聴環境】 iPhone 14 Pro →(FIIO LT-LT2)→ DUNU-TOPSOUND DTC480 → AAW ASH(カスタムIEM) 【試聴楽曲】 赤い公園 - 消えない IVE - Accendio